JP7524664B2 - Fe基合金組成物、Fe基合金組成物の粉末及び磁心 - Google Patents
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粉末化の方法として、例えば、高圧水アトマイズ法や高速回転水流アトマイズ法(特許文献2)を用いることが出来る。また特許文献3に開示された、溶融金属にフレームジェットを噴射する方法(以下ジェットアトマイズ法とも呼ぶ)を採用しようとする試みもある。
得られる合金粉末の理想的な組織は、アモルファス相、又はアモルファス相の一部に微細結晶相の(Fe-Si)bcc相が析出した混合組織(ナノヘテロ構造の初期微結晶合金)である。
一般的に小さい粒子は冷却速度が速く、大きい粒子(特にその内部)では冷却速度が遅くなる。相対的に小粒径の粒子では理想的な組織の合金粉末が得られ易い。一方、大粒径の粒子では冷却速度の不足から、磁気特性を劣化させるFe2Bの結晶が析出した合金となり易い傾向がある。
組織にFe2Bの結晶が多く含まれる合金粉末では、後工程で熱処理により微細な結晶粒を析出させても、磁気特性は低コアロスとならない場合がある。
合金組成:Fe100-a-b-c-d-e-fCuaSibBcCrdSneMf(ここで、MはNb、Moの少なくとも一方であり、a、b、c、d、e及びfは、原子%で、0.6≦a≦1.8、2.0≦b≦10.0、11.0≦c≦17.0、0≦d≦2.0、0.01≦e≦1.5、及び0<f<1.0を満たす。)を有し、Feが77原子%以上であるFe基合金組成物である。
そして、合金組織中に平均結晶粒径が10~50nmの(Fe-Si)bcc相の微細結晶粒を20体積%以上有する、Fe基合金組成物の粉末であるのが好ましい。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。本明細書において段階的に記載されている数値範囲において、一つの数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。また、本明細書に記載されている数値範囲において、その数値範囲の上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
本実施形態のFe基合金組成物は、合金組成:Fe100-a-b-c-d-e-fCuaSibBcCrdSneMf(ここで、MはNb、Moの少なくとも一方であり、a、b、c、d、e及びfは、原子%で、0.6≦a≦1.8、2.0≦b≦10.0、11.0≦c≦17.0、0≦d≦2.0、0.01≦e≦1.5、及び0<f<1.0を満たす。)を有し、Feが77原子%以上である。また、本実施形態のFe基合金組成物の粉末の合金組成も同一である。
微細結晶相は微細な(Fe-Si)bcc相であり、溶湯を急冷凝固させた状態では、透過型電子顕鏡(TEM)で10nm未満の粒状に観察される。クラスターとも呼ばれ、FeとSiに富む領域となっている。本願明細書において、特に断りのない限り、溶湯から急冷凝固によって得られたFe基合金組成物の合金の粉末のことを「合金粉末」と言い、後述するように、この「合金粉末」を熱処理して得られ、相対的に合金粉末よりも合金組織中に多くの微細結晶相の(Fe-Si)bcc相を含む合金組織を有する合金粉末のことを「Fe基ナノ結晶合金粉末」と言う。
Fe2Bの結晶が生成されていない状態とは、X線回折(XRD)測定の結果、Fe2Bのピークは確認されず、回折ピークのピーク強度は、ベースラインを形成するノイズレベル(不回避的に得られるX線散乱)と同等か、又はそれより低くノイズレベル以下である状態を言う。ごく微量のFe2Bの微細結晶が析出した状態とは、Fe2Bの回折ピークのピーク強度が、ベースラインを形成するノイズレベル(不回避的に得られるX線散乱)よりもわずかに高い状態である。混合相であれば、合金粉末のX線回折(XRD)測定で、(Fe-Si)bcc相(110面)の回折ピークの強度(100%)に対して、Fe2Bの(002面)の回折ピークの強度が3%以下である状態を言う。本実施形態の合金粉末において、これらの回折ピークの強度は、2%以下がより好ましい。
D=0.9×λ/((半値幅)×cosθ)
[λ:X線源のX線波長。例えば、X線源CoKαではλ=0.1789nm、X線源CuKα1ではλ=0.15406nm、θはブラッグ角(Bragg angle:回折角2θの半分)を表す。〕]
により求めることができる。
また微細結晶相の体積分率は、合金組織を透過型電子顕微鏡(TEM)で観察し、微細結晶相の面積を合計し、観察視野面積に対する比率から算出した値である。
(1)製造方法
本実施形態の合金粉末は、アトマイズ法等により、前記合金組成を有する合金溶湯を急冷凝固させて得ることができる。この製造方法について、以下詳細に説明する。
(1)熱処理
本実施形態のFe基ナノ結晶合金粉末は、合金粉末を熱処理し微細結晶化することによって得られる。微細結晶化の熱処理条件は以下の通りである。
1)微細結晶化に必要な熱処理を施す際には、0.1~1000℃/秒程度の昇温速度が好ましい。
2)合金粉末を合金粉末と反応をしない容器にいれ、一つのバッチで熱処理する。単位面積当たりの合金粉末の深さが10mmを超える場合、微細結晶化による発熱による温度上昇を考慮して、昇温速度を0.1~1℃/秒程度に制御するのが好ましい。
3)合金粉末をロータリーキリルン等で連続的に熱処理する際には、単位時間あたりに運搬される合金粉末の体積(合金粉末の流量)によって、1~1000℃/秒の制御を施すのが好ましい。
保持温度は、示差走査熱量計(DSC)によって測定(昇温速度20℃/分)される、第1(低温側)の発熱ピーク(微細結晶相の析出による発熱ピーク)が現れる温度Tx1(微細結晶化温度)以上で、かつ第2(高温側)の発熱ピーク(Fe2Bの結晶や粗大結晶析出による発熱ピーク)が現れる温度Tx2未満の温度であるのが好ましい。
保持温度における保持時間は、合金粉末を一つのバッチで熱処理する際には、合金粉末が、前記保持温度に到達するように処理量によって適宜設定すれば良く、5分間~60分間が好ましい。合金粉末を連続的に熱処理する際は、一つのバッチで熱処理する場合よりも短時間で良い。最高到達温度で保持される時間は、1~300秒の間が好ましい。
Fe基ナノ結晶合金粉末は100℃程度の温度以下となるまで冷却されるが、降温速度は合金粉末の磁気特性に対する影響が小さいため、特に制御する必要はない。生産性を考慮すれば、例えば、200~1000℃/時間で行えば良い。
熱処理雰囲気は、窒素ガス等、非酸化性雰囲気が好ましい。
本実施形態のFe基ナノ結晶合金粉末は、平均粒径d50が30μm以下であることが好ましい。なお、Fe基ナノ結晶合金粉末の平均粒径d50は、微細結晶化の熱処理前後で、実質的に変わらないので、合金粉末の平均粒径d50としてみることもできる。
アトマイズ等の方法により得られた本実施形態の合金粉末は、粒子の大きさが一定ではなく、広い粒度分布を有している場合が多い。そのため、所望の平均粒径d50とするためには、分級を行うのが好ましい。なお、平均粒径d50は、レーザー回折法によって求められる、粒子径と小粒子径側からの積算頻度との関係を示す積算分布曲線において、積算頻度50体積%に対応する粒子径(メジアン径)のことである。測定装置としては、レーザー回折散乱式粒度分布測定装置(例えば、堀場製作所製LA-920)を用いることが出来る。
例えば、合金粉末(あるいはFe基ナノ結晶合金粉末)を篩いで分級して、40μm超の粒径の粉末が粉末全体の10質量%以下であり、20μm超40μm以下の粒径の粉末が粉末全体の30質量%以上90質量%以下であり、20μm以下の粒径の粉末が粉末全体の5質量%以上60質量%以下とすることもできる。40μm超の粒径の合金粉末は、安定してアモルファス相、又はアモルファス相と微細結晶相との混合組織が得られにくい場合があるため、40μm超の粒径の粉末は10質量%以下とするのが好ましい。40μm超の粒径の粉末は、5質量%以下であるのがより好ましく、0質量%であるのが最も好ましい。つまり本実施形態の合金粉末やFe基ナノ結晶合金粉末では、一部にアモルファス相、又はアモルファス相と微細結晶相との混合組織となっていない粉末、あるいは合金組織中に平均結晶粒径が10~50nmの(Fe-Si)bcc相の微細結晶粒を20体積%以上有する組織となっていない粉末を含んでいても良い。
(1)磁心用粉末
本実施形態のFe基ナノ結晶合金粉末は、それ単独で、磁心用粉末として用いることができる。また、本実施形態のFe基ナノ結晶合金粉末と、さらに他の軟磁性材料の粉末との混合粉末にすることで、それぞれの異なる磁気的特徴を活用・補完し、磁心として用いた場合に、磁心損失の増加、透磁率の低下を抑えながら、重畳特性を改善する磁心用粉末とすることもできる。
Fe基ナノ結晶合金粉末に、シリコーン樹脂等のバインダーと、有機溶剤を加えて、混錬し、造粒した後、有機溶剤を蒸発させて顆粒とする。前記顆粒をプレス金型に充填し、プレス成型して成形体とする。成形体を加熱し、バインダーを硬化して磁心を得る。
本実施形態のFe基ナノ結晶合金粉末は、飽和磁束密度Bsが1.45T以上であることが好ましい。さらに好ましくは1.47T以上であり、さらに好ましくは1.48T以上であり、さらに好ましくは1.50T以上である。なお、飽和磁束密度Bsは、磁場Hを800kA/mまで印加して得られたB-HループでのBの最大値とする。また、VSM(振動試料型磁束計)で、磁場Hを800kA/mまで印加して得られたM-Hループ(磁化曲線)での飽和磁化Msから算出しても良い。
本実施形態のFe基ナノ結晶合金粉末を用いて作製した磁心は、周波数2MHz、磁束密度30mTの条件で、コアロスが10000kW/m3未満であることが好ましい。より好ましくは、9500kW/m3以下であり、さらに好ましくは9000kW/m3以下である。
本実施形態のFe基ナノ結晶合金粉末を用いて作製した磁心に、絶縁被覆導線を所定のターン数で巻回した後、導線の2端を、LCRメータ及び直流電流源に接続することで、各重畳電流におけるインダクタンスLを測定できる。磁心形状から、磁路長及び断面積を算出し、前記インダクタンスLから、透磁率μを求めることができる。直流重畳電流を流さない場合、初透磁率μi(磁場強度H=0A/m)を測定できる。また、磁場強度H=10kA/mの直流磁場が発生する重畳電流では、透磁率μ10kを測定できる。
Fe基合金組成物として、表1に示す合金A~Fの合金組成になるように、純鉄、フェロボロン、フェロシリコン等の各元素原料を配合し、誘導加熱炉で加熱し、融点以上として溶融した合金溶湯を、特許文献3に記載の急冷凝固装置(ジェットアトマイズ装置)を用いて、急冷凝固させ、合金粉末を得た。フレームジェットの推定温度は1300~1600℃、水の噴射量は4~5リットル/分で行った。
示差走査熱量計(DSC)によって測定(昇温速度20℃/分)した、第1の発熱ピークが現れる温度Tx1(微細結晶化温度)と第2(高温側)の発熱ピークが現れる温度Tx2も表1に示す。
比較例1の合金Fの合金粉末は、前記XRD測定によりアモルファス相であることを確認した。またFe2Bのピークは確認できなかった。
得られた、実施例1~5、比較例1のFe基ナノ結晶合金粉末について、その断面を観察した。また、X線回折測定(XRD)で、回折パターンから、(Fe-Si)bccピーク(2θ=53°近傍)の半値幅(ラジアン角度)を求め、Scherrerの式により平均結晶粒径を求めた。
装置:
株式会社リガク製RINT2500PC
測定条件:
X線源:CoKα(波長λ=0.1789nm)
走査軸:2θ/θ
サンプリング幅:0.020°
スキャンスピ-ド:2.0°/分
発散スリット:1/2°
発散縦スリット:5mm
散乱スリット:1/2°
受光スリット:0.3mm
電圧:40kV
電流:200mA
Fe基ナノ結晶合金粉末(実施例1~5及び比較例1)と、シリコーン樹脂(旭化成ワッカーシリコーン製H44)及びエタノールとを、合金粉末100:シリコーン樹脂5:エタノール5.8の質量比とし、混錬後、エタノールを蒸発させて顆粒とし、圧力1MPaでプレス成型し、外径13.5mm×内径7mm×高さ2mmの磁心形状の成形体を得た。その後、300℃で樹脂を加熱硬化して測定用の磁心とした。
実施例1~5のコアロスが比較例1よりも小さい原因は、実施例1~5では、Fe2B化合物などの結晶磁気異方性が高い組織の含有率が低いことに起因して、比較例1よりも大幅に低くなっていると予想される。
Fe基合金組成物として、表5に示す合金G,Hの合金組成になるように、純鉄、フェロボロン、フェロシリコン等の各元素原料を配合し、誘導加熱炉で加熱し、融点以上として溶融した合金溶湯を、特許文献3に記載の急冷凝固装置(ジェットアトマイズ装置)を用いて、急冷凝固させ、合金粉末を得た。フレームジェットの推定温度は1300~1600℃、水の噴射量は4~5リットル/分で行った。
示差走査熱量計(DSC)によって測定した、第1の発熱ピークが現れる温度Tx1と第2の発熱ピークが現れる温度Tx2も表5に示す。
X線回折(XRD)測定の結果、実施例6,7の合金粉末は、アモルファス相と微細結晶相の(Fe-Si)bcc相との混合組織からなることを確認した。なおFe2Bのピークは、確認できなかった。
得られた、実施例6,7、比較例2のFe基ナノ結晶合金粉末について、その断面を観察したところ、粒径が10~50nmの、ほぼ球状の形態が観察できた。
また、X線回折測定(XRD)で、回折パターンから、(Fe-Si)bccピーク(2θ=53°近傍)の半値幅(ラジアン角度)を求め、Scherrerの式により平均結晶粒径を求めた。評価は実施例1~5、比較例1で用いた評価装置及び測定条件で行った。
Fe基ナノ結晶合金粉末(実施例6,7及び比較例2)と、リコーン樹脂(旭化成ワッカーシリコーン製H44)及びエタノールとを、合金粉100:シリコーン樹脂5:エタノール5.8の質量比として混錬後、エタノールを蒸発させて顆粒とし、圧力1MPaでプレス成型し、外径13.5mm×内径7mm×高さ2mmの成形体を得た。その後、300℃で樹脂を加熱硬化させて測定用の磁心とした。
特に実施例6ではNb量を他の実施例の半分以下にしていて、飽和磁束密度Bsが高い。実施例7はM元素としてMoを使用しているが、Nbを使用する実施例2と比較して、飽和磁束密度Bs、初透磁率μiが高く、小さいコアロスが得られていて、軟磁気特性改善効果が高い。
Claims (6)
- 合金組成:Fe100-a-b-c-d-e-fCuaSibBcCrdSneMf(ここで、MはNb、Moの少なくとも一方であり、a、b、c、d、e及びfは、原子%で、0.6≦a≦1.8、2.0≦b≦10.0、11.0≦c≦17.0、0≦d≦2.0、0.01≦e≦1.5、及び0<f<1.0を満たす。)を有し、Feが77原子%以上であるFe基合金組成物。
- 前記Crの量が0.1≦d≦2.0である、又は前記Mの量が0.1≦f<1.0である請求項1に記載のFe基合金組成物。
- 請求項1または2に記載のFe基合金組成物からなる粉末であって、
レーザー回折法によって求められる、粒子径と小粒子径側からの積算頻度との関係を示す積算分布曲線において、積算頻度50体積%に対応する粒子径である平均粒径d50が30μm以下である、Fe基合金組成物の粉末。 - 請求項3に記載のFe基合金組成物の粉末であって、
合金組織中に平均結晶粒径が10~50nmの(Fe-Si)bcc相の微細結晶粒を20体積%以上有する、Fe基合金組成物の粉末。 - 請求項3または4に記載のFe基合金組成物の粉末を用いた磁心。
- コアロス(2MHz,30mT)が10000kW/m3未満である、請求項5に記載の磁心。
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