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JP7519791B2 - 電源装置、および飛行体 - Google Patents

電源装置、および飛行体 Download PDF

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Description

本発明は、飛行体用の電源装置、および、それを備えた飛行体に関する。
モータ等の電動の駆動源を備えた電気推進式の飛行体が提案されている。例えば、特許文献1には、エンジン(燃焼機関)で発電機の回転シャフトを回転させることで電力を生成し、当該電力によりモータを駆動する電気推進式のヘリコプタが開示されている。
米国特許第9248908号明細書
エンジンを用いて発電機の回転シャフトを回転させる方式の電源装置では、高温高圧となった燃焼ガスをエンジンから排出する。そのため、当該燃焼ガスの熱エネルギを利用することができれば、発電機の発電効率を向上させるのに有利になりうる。
そこで、本発明は、エンジンと発電機とを有する電源装置において発電効率を向上させるために有利な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての電源装置は、飛行体の電力負荷に電力を供給する電源装置であって、回転軸を有する発電機と、前記回転軸を回転駆動するエンジンと、前記飛行体の機体の外部に配置され、前記発電機および前記エンジンを収容するハウジングと、前記エンジンから排出される燃焼ガスと前記エンジンに供給される空気との熱交換を行う熱交換器と、を備え、前記エンジンは、空気と燃料との混合気体を燃焼させ、それにより生じた燃焼ガスを排出する燃焼室を有し、前記燃焼室は、前記回転軸を延長した軸を中心とする周方向に沿って、当該軸を囲うように前記ハウジング内に配置され、前記熱交換器は、前記燃焼室によって囲まれるように配置されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、エンジンと発電機とを有する電源装置において発電効率を向上させるために有利な技術を提供することができる。
第1実施形態の電源装置を備えた飛行体の模式図 第1実施形態の電源装置の外観図 第1実施形態の電源装置の断面図 第1実施形態の電源装置の後部構造を示す拡大断面図 熱交換器を斜め後方から見たときの熱交換器の斜視図 第1閉塞部材を取り外した状態を示す図 熱交換器を斜め前方からみたときの熱交換器の斜視図 位置Aにおける熱交換器のYZ断面図 位置Bにおける熱交換器のYZ断面図 位置Cにおける熱交換器のYZ断面図 隔壁部材の展開図 第2実施形態の電源装置の後部構造を示す拡大断面図 第2熱交換器の熱交換部材の形状例を示す図
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内での構成の変更や変形も含む。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明に必須のものとは限らない。
<第1実施形態>
本発明に係る第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の電源装置1を備えた飛行体100の模式図である。図中、矢印X、Y、Zはそれぞれ、飛行体100の前後方向、幅方向(左右方向)、上下方向を示す。本実施形態の飛行体100は、モータ105、106を駆動源とした電気推進式の飛行体であり、特にヘリコプタである。
飛行体100は、キャビン(客室、操縦室)を有する機体101と、機体101の上部に設けられたメインロータ102と、機体101の後部に設けられたテールロータ103と、スキッド104とを含む。モータ105は、メインロータ102を回転させる駆動源であり、モータ106は、テールロータ103を回転させる駆動源である。モータ105、106は、バッテリ107から電力が供給され、制御装置108によって駆動が制御される。また、バッテリ107には、電源装置1で発電された電力が不図示のケーブルを介して供給される。本実施形態では、電源装置1で発電された電力を機体101のバッテリ107に供給する構成としているが、バッテリを介さずに、電源装置1で発電された電力をモータ105、106に直接供給する構成としてもよい。
電源装置1は、機体101の外部に配置され、複数の連結機構3によって機体101に連結されている。本実施形態の場合、電源装置1は、Y方向において左右のスキッド104の間に配置され、機体101の底壁に吊り下げられて支持されている。このように電源装置1を機体101の外部に配置することで、電源装置1が機体101の内部空間を専有することを回避することができ、キャビンの拡大や他の構成部品のレイアウト性の向上、電源装置1のメンテナンス性の向上を図ることができる。
次に、電源装置1について、図2~図4を参照しながら説明する。図2は電源装置1の外観図を示し、図3は電源装置1の断面図(内部構造)を示している。また、図4は、電源装置1の後部構造を示す拡大断面図を示している。なお、以下で説明する図面において、破線矢印は燃焼前の気体の経路を示し、実線矢印は燃焼後の気体の経路を示している。
電源装置1は、その外壁を形成する中空のハウジング2を備える。ハウジング2は、X方向に長い外形(即ち、X方向に細長いポット型の外形)を有している。機体101の外部に配置されるハウジング2がこのような外形を有することにより、飛行体100の前進飛行中の空気抵抗を低減することができる。本実施形態のハウジング2は、その胴体部分が円筒形状を有しているため、横風の影響をより小さくすることができる。また、ハウジング2の先端部は、前側に向かって縮径するテーパ形状を有する。本実施形態では、ハウジング2の先端部が半球形状に構成されているが、三角錐形状であってもよい。このように先端部をテーパ形状に構成することにより、飛行体100の前進飛行中の空気抵抗をさらに低減することができる。ここで、ハウジング2の形状は、円筒形状に限られず、角筒形状等や他の筒形状であってもよく、ハウジング2が円筒形状の部分と角筒形状の部分とを含んでいてもよい。
また、ハウジング2には、ハウジング2と機体101とを連結する複数の連結機構3が設けられる。連結機構3は、飛行体100の前後方向に離間してハウジング2に複数設けられ、ハウジング2と機体101とを連結する。本実施形態のハウジング2は、前側に1つ、後側に1つの計2つの連結機構3を備え、機体101から離間して複数(2つ)の連結機構3によって連結されている。連結機構3は、電源装置1(ハウジング2)と機体101とを着脱自在に連結するものであり、その構造としては、ボルトとネジ穴による締結構造であってもよいし、フックと穴による係合構造であってもよい。電源装置1(ハウジング2)が機体101に対して着脱自在であることにより、電源装置1の交換の容易性や、メンテナンス性を向上させることができる。
ハウジング2の内部には、発電部4と燃料タンク(貯留部)5とが収容される。発電部4は、ガスタービンエンジン10と、ガスタービンエンジン10の出力により発電する発電機20とを含む。燃料タンク5は、ガスタービンエンジン10の燃料(メタノールやガソリン等)を貯留する。ガスタービンエンジン10、発電機20および燃料タンク5は、飛行体100の前後方向(X方向)、即ちハウジング2の長手方向に沿って配列されることが好ましい。本実施形態では、飛行体100の前後方向において、ガスタービンエンジン10と燃料タンク5との間に発電機20が配置される。また、ガスタービンエンジン10と発電機20とは共通の回転軸6上(同軸上)に設けられ、ガスタービンエンジン10が回転軸6を回転駆動することで、発電機20が発電することができる。このような構成により、ガスタービンエンジン10と発電機20とをスペース的に無駄なく配置し、コンパクト化を図ることができる。なお、発電部4(発電機20)で発電された電力は、不図示のケーブルを介して機体101のバッテリ107に供給されて蓄電される。
ガスタービンエンジン10は、インペラ11とデフューザ12とを含む圧縮機を備える。インペラ11は回転軸6に取り付けられており、吸気口Piから取り入れられた空気が、インペラ11の回転によりデフューザ12および流路12aを介して熱交換器30に送出される。流路12aは、デフューザ12から送出された圧縮空気を熱交換器30までガイド(案内)するための通路であり、ハウジング2に沿って形成されうる。また、熱交換器30は、デフューザ12から送出された空気と燃焼室14で燃焼されて高温高圧となった燃焼ガスとの熱交換(熱エネルギの交換)を行うユニットであり、その詳細な構成については後述する。熱交換器30において熱エネルギが付与された空気は、熱交換器30の出口に設けられたガイド部材19aを介して圧縮室13に送出される。
圧縮室13は、ガスタービンエンジン10を囲う筒状の外周ケース(ハウジング2)と、その内側に配されて排気管17の外壁を構成する筒状の内周ケースとの間に画定された密閉空間である。圧縮室13内に保持された圧縮空気は、燃焼室14の周壁に設けられた開口部14aから燃焼室14内に取り込まれる。燃焼室14は、回転軸6を延長した軸(中心軸CA)を中心とする周方向に沿って、当該中心軸CAを囲うように配置される。燃焼室14には、燃料噴射ノズル15が設けられており、供給ポンプ8(供給部)により配管を介して燃料タンク5から供給された燃料が、燃料噴射ノズル15により燃焼室14内に噴射される。始動時には、不図示の点火装置により燃焼室14内の混合気体が点火され、その後、燃焼室14内で混合気体の燃焼が継続的に発生する。燃焼室14内で高温高圧となった燃焼ガスは、タービンノズル16から筒状の排気管17へ噴出され、回転軸6に取り付けられたタービン18を回転させる。また、燃焼ガスは、ガイド部材19bにより熱交換器30内に供給されるようにガイド(案内)され、熱交換器30を介して、電源装置1(ハウジング2)の後部に設けられた排気口Poから後方へ排出される。
回転軸6には、インペラ11と、タービン18と、後述する発電機20のロータ21(永久磁石等)とが設けられており、タービン18の回転により、インペラ11およびロータ21を一体的に回転させることができる。なお、本実施形態の場合、ガスタービンエンジン10は、専ら発電機20の駆動を目的としたものであり、排気流を飛行体100の推進力に積極的に利用することは想定されていないが、補助的な推進力として利用する態様であってもよい。
発電機20は、回転軸6に取り付けられた永久磁石等のロータ21と、ロータ21の周囲に配設されたコイル等のステータ22とを含む。ガスタービンエンジン10により回転軸6が回転し、それに伴って、回転軸6に取り付けられたロータ21が回転することにより、ステータ22で発電することができる。また、ステータ22の周囲には、ステータ22を冷却するためのフィン23が、回転軸6の周方向に複数設けられている。複数のフィン23は、吸気口Piから取り入れられた空気が導風される空間に配置されており、当該空気が複数のフィン23の間を流れることにより、複数のフィン23が冷却され、それに伴ってステータ22を冷却することができる。
また、発電部4は、発電制御部40を備える。発電制御部40は、例えばECU(Electronic Control Unit)であり、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含み、ガスタービンの駆動および発電機20の発電を制御する。発電制御部40は、発電機20の発電を制御する回路、および、ガスタービンエンジン10の駆動を制御する回路を含むように構成されてもよい。発電制御部40は、機体101のバッテリ107を電源として使用してもよいが、電源装置1(ハウジング2内)に蓄電池(バッテリ)を設けておき、その蓄電池を電源として使用してもよい。
上述したように電源装置1を機体101の外部に配置することにより、飛行体100の機体101の設計自由度を向上させることができる。例えば、機体101内のキャビンスペースをより広く確保し、乗員の快適性を向上させることができる。また、電源装置1の稼働による騒音や振動が、電源装置1を機体101内に設けた場合よりも低減され、静粛性を向上させることができる。また、電源装置1を機体101内に設けた場合よりも、電源装置1の内部にアクセスしやすく、そのメンテナンスも容易化し、設備負担を軽減することができる。機体101とは別に電源装置1の単独での開発が可能であり、量産前の各種認定試験や型式認定も容易になり、早期の量産化が可能になる。さらに、電源装置1は、飛行体100の前後方向に長い形状、即ち、正面投影面積が小さい低空気抵抗形状を有しているため、電源装置1を機体101の外部に配置した構成であっても、飛行体100の燃費性能を大きく低下させることはない。
次に、熱交換器30について説明する。本実施形態の電源装置1は、ガスタービンエンジン10により高温高圧となった燃焼ガスを排出口Poから排出する。この燃焼ガスは、非常に高い熱エネルギを有しているため、その熱エネルギを利用することができれば、発電機20の発電効率を向上させるのに有利になりうる。そこで、本実施形態の電源装置1は、ハウジング2の外部から取り込まれてデフューザ12から送出された空気と燃焼室14で燃焼されて高温高圧となった燃焼ガスとの熱交換(熱エネルギの交換)を行う熱交換器30(熱交換部)を有する。
図5~10は、本実施形態の熱交換器30の構成例を説明するための図である。図5は、熱交換器30を斜め後方から見たときの熱交換器30の斜視図であり、図6は、図5に示す熱交換器30において、第1閉塞部材34を取り外した状態を示している。図7は、熱交換器30を斜め前方からみたときの熱交換器30の斜視図である。また、図8は位置Aにおける熱交換器30のYZ断面図を示し、図9は位置Bにおける熱交換器のYZ断面図を示し、図10は位置Cにおける熱交換器30のYZ断面図を示している。位置A~Cは、飛行体の前後方向(X方向)における位置であり、図5~図7において矢印で示されている。
熱交換器30は、燃焼室14の内側、具体的には、燃焼室14で燃焼されて高温高圧となった燃焼ガスが排出される排気管17の内部に配置される(取り付けられる)。図3~図4に示す例では、熱交換器30は、排気管17の外壁を構成する筒状の内周ケースの内側に取り付けられている。本実施形態の熱交換器30は、外周部材31と、内周部材32と、隔壁部材33と、第1閉塞部材34と、第2閉塞部材35とを含みうる。
外周部材31および内周部材32は筒状(例えば円筒状)の部材である。
外周部材31は、排気管17の外壁を構成する内周ケースの内側に嵌め込むことができるように、当該内周ケースの内径より小さい外形を有するように構成される。一例として、外周部材31は、当該内周ケースの内径より僅かに小さい外形を有するように構成されるとよい。また、外周部材31は、後述する空気流路FPAIRが位置する領域のうち第2閉塞部材35側(+X方向側)の一部に開口部31a(第1開口部)を有する。この開口部31aは、ガイド部材19aを介して圧縮室13に接続されており、空気流路FPAIRを通った圧縮空気は、開口部31aからガイド部材19aを介して圧縮室13に送出される。
内周部材32は、外周部材31より小さい径を有し、外周部材31の内側に配設される。内周部材32には、後述するガス流路FPGASが位置する領域のうち第1閉塞部材34側(-X方向側)の一部に開口部32a(第2開口部)を有する。この開口部32aは、ガス流路FPGASを通った燃焼ガスを内周部材32の内側にガイド(案内)するためのものである。つまり、ガス流路FPGASを通った燃焼ガスは、開口部32aから内周部材32の内側に送出された後、後述する第1閉塞部材34の開口部34bを介して熱交換器30の外部(電源装置1の外部)に排出される。
外周部材31と内周部材32との間には、デフューザ12から送出された圧縮空気が通る空気流路FPAIR(第1流路)と、燃焼室14で燃焼されて高温高圧となった燃焼ガスが通るガス流路FPGAS(第2流路)とを仕切る(隔離する、分離する)ための隔壁部材33が設けられる。隔壁部材33は、空気流路FPAIRを流れる圧縮空気とガス流路FPGASを流れる燃焼ガスとの熱交換が効率よく行われるように、金属など熱伝導率の高い材料で構成されるとよい。また、隔壁部材33は、周方向(X軸周りの回転方向)において空気流路FPAIRとガス流路FPGASとが交互に配置されるように構成されるとよい。本実施形態の場合、隔壁部材33は、空気流路FPAIRおよびガス流路FPGASがそれぞれハウジング2の長手方向(X方向)に沿って延設されるように構成される。一例として、隔壁部材33は、図6や図8~図10に示されるように、プレート(例えば1枚の金属プレート)をひだ状に折り曲げて周方向(X軸周りの回転方向)に丸めた形状を有し、外側の面が外周部材31の内壁に接続され、内側の面が内周部材32の外壁に接続される。ここで、図6、図8~図10に示す例では、中心軸CAを中心とする周方向に沿って空気流路FPAIRおよびガス流路FPGASが複数個(6個)ずつ交互に形成されるように隔壁部材33が構成されているが、空気流路FPAIRおよびガス流路FPGASの数は6個に限られるものではなく、それ以外の個数になるように隔壁部材33が構成されてもよい。
第1閉塞部材34は、筒状の外周部材31の一端を閉塞するための部材であり、外周部材31と内周部材32と隔壁部材33とによって構成された空気流路FPAIRおよびガス流路FPGASの蓋としての機能を有する。第1閉塞部材34は、電源装置1の後方側において、外周部材31、内周部材32および隔壁部材33に接続される部材である。第1閉塞部材34には、図5~図6に示すように、空気流路FPAIRが位置する領域の少なくとも一部に開口部34a(第3開口部)が設けられる。この開口部34aには、図3~図4に示すように、デフューザ12から送出された圧縮空気が通る流路12aを形成する管が取り付けられ、当該流路12aを通った圧縮空気は、開口部34aから空気流路FPAIRに送出される。そして、空気流路FPAIRを通過した圧縮空気は、外周部材31に設けられた開口部31aからガイド部材19aを介して圧縮室13に送出される。また、第1閉塞部材34には、図5~図6に示すように、内周部材32が位置する領域の少なくとも一部に開口部34b(第4開口部)が設けられる。ガス流路FPGASを通った燃焼ガスは、内周部材32に設けられた開口部32aから内周部材32の内側に送出された後、第1閉塞部材34の開口部34bから熱交換器30の外部(電源装置1の外部)に排出される。
第2閉塞部材35は、筒状の外周部材31の他端(第1閉塞部材によって閉塞される端部とは反対側の端部)を閉塞するための部材であり、外周部材31と内周部材32と隔壁部材33とによって構成された空気流路FPAIRおよびガス流路FPGASの蓋としての機能を有する。第2閉塞部材35は、電源装置1の前方側において、外周部材31、内周部材32および隔壁部材33に接続される部材である。第2閉塞部材35には、図7に示すように、ガス流路FPGASが位置する領域の少なくとも一部に開口部35a(第5開口部)が設けられ、燃焼室14で燃焼されて高温高圧となった燃焼ガスが当該開口部35aからガス流路FPGASに流入する。上述したように、ガス流路FPGASを通った燃焼ガスは、内周部材32に設けられた開口部32aから内周部材32の内側に送出された後、第1閉塞部材34の開口部34bから熱交換器30の外部(電源装置1の外部)に排出される。また、第2閉塞部材35には、内周部材32が位置する領域の少なくとも一部に開口部35b(第6開口部)が設けられうる。当該開口部35bから内周部材32の内側に流入した燃焼ガスは、第1閉塞部材34の開口部34bから熱交換器30の外部に排出される。なお、ガス流路FPGASを通す燃焼ガスの量を増やして、圧縮空気との熱エネルギの交換量を増加させる場合には、当該開口部35bを第2閉塞部材35に設けなくてもよいし、当該開口部35bの大きさを調整してもよい。
上記のように構成された熱交換器30では、空気流路FPAIRを通る圧縮空気とガス流路FPGASを通る高温の燃焼ガスとにおいて、隔壁部材33を介して熱交換が行われる。即ち、ガス流路FPGASを通る高温の燃焼ガスから、空気流路FPAIRを流れる圧縮空気に、隔壁部材33を介して熱エネルギが供給される。これにより、燃焼ガスの熱エネルギの有効利用を図り、ガスタービンエンジン10(燃焼室14)での混合気体の燃焼を効率よく行い、発電機20での発電効率を向上させることができる。また、電源装置1(ハウジング2)から排出される燃焼ガスの温度を低下させることができるため、電源装置1の安全性の点においても有利になる。
ここで、上述した熱交換器30の構成例では、ひだ状に構成された隔壁部材33において、外側が解放された空間(領域)を空気流路FPAIRとし、内側が解放された空間(領域)をガス流路FPGASとしたが、その逆であってもよい。つまり、外側が解放された空間をガス流路FPGASとし、内側が開放された空間を空気流路FPAIRとしてもよい。この場合、隔壁部材33において、図11に示すように、外周部材31の開口部31aに対応する位置に切欠部33aが設けられ、内周部材32の開口部32aに対応する位置に切欠部33bが設けられうる。図11は、隔壁部材33の展開図(即ち、ひだ状に折り曲げて隔壁部材33を構成する前のプレート33’の図)の一例を示している。プレート33’は金属板でありうる。図11に示すプレート33’では、外周部材31の開口部31aの位置に対応するように切欠部33aが形成され、内周部材32の開口部32aの位置に対応するように切欠部33bが形成される。このようなプレート33’を、面a1と面b1とが対面するように、また面a2と面b2とが対面するように、紙面で見て破線で谷折りに、一点鎖線で山折りに折り曲げることで、当該プレート33’から隔壁部材33を構成することができる。
<第2実施形態>
本発明に係る第2実施形態について説明する。図12は、本実施形態の電源装置1の後部構造を示す拡大断面図を示している。本実施形態は、第1実施形態を基本的に引き継ぐものであるが、第2熱交換器50(第2熱交換部)が電源装置1に追加されている点で第1実施形態と異なる。
第2熱交換器50は、電源装置1の排気口Poに対して取り付けられ、熱交換部材51と連結部材52とを含みうる。
熱交換部材51は、電源装置1の排気口Po(即ち、熱交換器30(第1閉塞部材35の開口部35b))から排出される燃焼ガスと電源装置1(ハウジング2)の外部の空気との熱交換(熱エネルギの交換)を行う。例えば、熱交換部材51は、金属など熱伝導率の高い材料で構成され、図13に示すように第1流路層51aと第2流路層51bとを交互に重ね合わせた形状を有する。図13に示す熱交換部材51は、2個の第1流路層51aと2個の第2流路層51bとを交互に重ね合わせた形状を有するが、第1流路層51aおよび第2流路層51bの数は2個ずつに限られるものではなく、1個ずつまたは3個以上ずつであってもよい。
第1流路層51aは、熱交換器30(第1閉塞部材35の開口部35b)から排出される燃焼ガスを流すための流路である。第1流路層51aは、熱交換器30から排出される燃焼ガスを第1方向に流す流路が形成されるように、金属プレートをひだ状に折り曲げることで構成される。第1方向は、排気口Poから燃焼ガスが排出される方向(-X方向)である。また、第2流路層51bは、電源装置1(ハウジング2)の外部空気を流すための流路である。第2流路層51bは、第1方向と異なる第2方向に外部空気を流す流路が形成されるように、金属プレートをひだ状に折り曲げることで構成される。第2方向としては、第1方向と垂直な方向(例えばY方向、Z方向)であってもよい。
連結部材52は、第2熱交換器50の熱交換部材51を熱交換器30に機械的に連結させるための部材である。連結部材52は、図12に示すように、熱交換部材51に接続(接合)されているとともに、熱交換器30の内周部材32の内側に嵌め込まれる(篏合される)ように構成されている。このように連結部材52を構成することにより、第2熱交換器50を、オプションとして後付けで電源装置1に追加することが可能となる。
このように本実施形態の電源装置1では、熱交換器30から排出される燃焼ガスと電源装置1(ハウジング2)の外部空気とで熱交換(熱エネルギの交換)を行う第2熱交換器50が更に設けられる。これにより、電源装置1(ハウジング2)から排出される燃焼ガスの温度を低下(分散)させることができるため、電源装置1の安全性の点において有利になる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、飛行体100としてヘリコプタを例示したが、このような回転式航空機以外にも、固定翼航空機や飛行船といった航空機の他、飛行型パーソナルモビリティ、宇宙船あるいはスペースシャトル等にも本発明を適用可能である。固定翼航空機としては、グライダに代表される滑空機や、プロペラ機に代表される飛行機を挙げることができる。電気推進式ではない飛行体にも本発明を適用可能である。
電源装置1の連結部位としては、機体101の底面の他、機体101の翼部上面、機体101の翼部底面を挙げることができる。電源装置1が供給する電力は、モータ等の駆動源を構成する電力負荷に供給される電力であってもよいし、駆動源以外の電力負荷に供給される電力であってもよいし、双方に供給される電力であってもよい。また、電源装置1は、1つの飛行体に複数設けられてもよい。複数設ける場合、飛行体の幅方向に併設してもよいし、飛行体の前後方向に一列に配置してもよい。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の電源装置は、
飛行体(例えば100)の電力負荷(例えば105、106)に電力を供給する電源装置(例えば1)であって、
回転軸(例えば6)を有する発電機(例えば20)と、
前記回転軸を回転駆動するエンジン(例えば10)と、
前記飛行体の機体(例えば101)の外部に配置され、前記発電機および前記エンジンを収容するハウジング(例えば2)と、
前記エンジンから排出される燃焼ガスと前記エンジンに供給される空気との熱交換を行う熱交換器(例えば30)と、を備える。
この構成によれば、燃焼ガスの熱エネルギの有効利用を図り、エンジンでの燃焼効率を向上させることで、発電機での発電効率を向上させることができる。また、電源装置(ハウジング)から排出される燃焼ガスの温度を低下させることができるため、電源装置の安全性の点においても有利になる。
2.上記実施形態では、
前記ハウジングは、前記エンジンから燃焼ガスを排出するための排気管(例えば17)を有し、
前記熱交換器は、前記排気管の内側に配置されている。
この構成によれば、電源装置(ハウジング)のコンパクト化を図ることができる。
3.上記実施形態では、
前記エンジンは、空気と燃料との混合気体を燃焼させ、それにより生じた燃焼ガスを排出する燃焼室(例えば14)を有し、
前記燃焼室は、前記回転軸を延長した軸(例えばCA)を中心とする周方向に沿って、当該軸を囲うように前記ハウジング内に配置され、
前記熱交換器は、前記燃焼室の内側に配置されている。
この構成によれば、電源装置(ハウジング)のコンパクト化を図ることができる。
4.上記実施形態では、
前記熱交換器は、前記エンジンから排出される燃焼ガスの流路としての第1流路(例えばFPGAS)と、前記エンジンに供給される空気の流路としての第2流路(例えばFPAIR)とを仕切る隔壁部材(例えば33)を有する。
この構成によれば、エンジンから排出される燃焼ガスとエンジンに供給される空気との熱交換を効率よく行うことができる。
5.上記実施形態では、
前記第1流路と前記第2流路とは、前記回転軸を延長した軸(例えばCA)を中心とする周方向に沿って、複数個ずつ交互に形成されている。
この構成によれば、エンジンから排出される燃焼ガスとエンジンに供給される空気との熱交換をより効率よく行うことができる。
6.上記実施形態では、
前記隔壁部材は、プレートをひだ状に折り曲げて前記周方向に丸めた形状を有する。
この構成によれば、熱交換器の隔壁部材を容易に形成することができるとともに、燃焼ガスと空気との熱交換効率を向上させることができる。
7.上記実施形態では、
前記熱交換器は、筒状の外周部材(例えば31)とその内側に配置される筒状の内周部材(例えば32)とを有し、
前記隔壁部材は、前記外周部材と前記内周部材との間に配置されている。
この構成によれば、容易に形成された隔壁部材の強度を向上させることができる。
8.上記実施形態では、
前記熱交換器は、筒状の前記外周部材の一端を閉塞する第1閉塞部材(例えば34)と、前記外周部材の他端を閉塞する第2閉塞部材(例えば35)とを有し、
前記外周部材は、前記第1流路が位置する領域のうち前記第2閉塞部材側の一部に第1開口部(例えば31a)を有し、
前記内周部材は、前記第2流路が位置する領域のうち前記第1閉塞部材側の一部に第2開口部(例えば32a)を有し、
前記第1閉塞部材は、前記第1流路が位置する領域の少なくとも一部に第3開口部(例えば34a)を有するとともに、前記内周部材が位置する領域の少なくとも一部に第4開口部(例えば34b)を有し、
前記第2閉塞部材は、前記第2流路が位置する領域の少なくとも一部に第5開口部(例えば35a)を有し、
前記熱交換器において、
空気は、前記第1閉塞部材の前記第3開口部を介して前記第1流路を通り、前記外周部材の前記第1開口部を介して前記エンジンに供給され、
燃焼ガスは、前記第2閉塞部材の前記第5開口部を介して前記第2流路を通り、前記内周部材の前記第2開口部および前記第1閉塞部材の前記第4開口部を介して排出される。
この構成によれば、燃焼ガスと空気との熱交換を行う熱交換器の具体的な構成を提供することができる。
9.上記実施形態では、
前記熱交換器から排出された燃焼ガスと前記ハウジングの外部空気との熱交換を行う第2熱交換器(例えば50)を更に備える。
この構成によれば、電源装置(ハウジング)から排出される燃焼ガスの温度を低下(分散)させることができるため、電源装置の安全性の点において有利になる。
10.上記実施形態では、
前記第2熱交換器は、前記熱交換器に連結するための連結部材(例えば52)を有する。
この構成によれば、熱交換器を有する電源装置に第2熱交換器を容易に取り付けることができる。
11.上記実施形態では、
前記熱交換器から排出された燃焼ガスと前記ハウジングの外部空気との熱交換を行う第2熱交換器(例えば50)を更に備え、
前記第2熱交換器は、前記熱交換器の前記内周部材に篏合することにより前記熱交換器と前記第2熱交換器とを連結する連結部材(例えば52)を有する。
この構成によれば、熱交換器を有する電源装置に対し、オプションとして後付けで第2熱交換器を容易に追加(取り付ける)ことができる。
12.上記実施形態では、
前記ハウジング内において、前記発電機および前記エンジンは、前記飛行体の前後方向に沿って配列されている。
この構成によれば、エンジンと発電機とをスペース的に無駄なく配置し、電源装置のコンパクト化を図ることができる。
13.上記実施形態では、
前記エンジンの燃料を貯留するタンク(例えば5)を更に備え、
前記タンクは、前記ハウジング内に収容されている。
この構成によれば、電源装置を、燃料を補給するだけで発電する1つのユニットとして構成することができるため、飛行体の機体に対する電源装置の交換や追加を容易に行うことが可能となる。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。
1:電源装置、2:ハウジング、3:連結機構、4:発電部、10:ガスタービンエンジン、20:発電機、30:熱交換器、50:第2熱交換器、100:飛行体

Claims (15)

  1. 飛行体の電力負荷に電力を供給する電源装置であって、
    回転軸を有する発電機と、
    前記回転軸を回転駆動するエンジンと、
    前記飛行体の機体の外部に配置され、前記発電機および前記エンジンを収容するハウジングと、
    前記エンジンから排出される燃焼ガスと前記エンジンに供給される空気との熱交換を行う熱交換器と、
    を備え、
    前記エンジンは、空気と燃料との混合気体を燃焼させ、それにより生じた燃焼ガスを排出する燃焼室を有し、
    前記燃焼室は、前記回転軸を延長した軸を中心とする周方向に沿って、当該軸を囲うように前記ハウジング内に配置され、
    前記熱交換器は、前記燃焼室によって囲まれるように配置されている、ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記ハウジングは、前記エンジンから燃焼ガスを排出するための排気管を有し、
    前記熱交換器は、前記排気管における前記燃焼ガスの流路の一部を構成する、ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記熱交換器は、前記排気管の内側に配置されている、ことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  4. 前記熱交換器は、前記エンジンから排出される燃焼ガスの流路としての第1流路と、前記エンジンに供給される空気の流路としての第2流路とを仕切る隔壁部材を有する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 前記第1流路と前記第2流路とは、前記回転軸を延長した軸を中心とする周方向に沿って、複数個ずつ交互に形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記隔壁部材は、プレートをひだ状に折り曲げて前記周方向に丸めた形状を有する、ことを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  7. 前記熱交換器は、筒状の外周部材とその内側に配置される筒状の内周部材とを有し、
    前記隔壁部材は、前記外周部材と前記内周部材との間に配置されている、ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の電源装置。
  8. 前記熱交換器は、筒状の前記外周部材の一端を閉塞する第1閉塞部材と、前記外周部材の他端を閉塞する第2閉塞部材とを有し、
    前記外周部材は、前記第1流路が位置する領域のうち前記第2閉塞部材側の一部に第1開口部を有し、
    前記内周部材は、前記第2流路が位置する領域のうち前記第1閉塞部材側の一部に第2開口部を有し、
    前記第1閉塞部材は、前記第1流路が位置する領域の少なくとも一部に第3開口部を有するとともに、前記内周部材が位置する領域の少なくとも一部に第4開口部を有し、
    前記第2閉塞部材は、前記第2流路が位置する領域の少なくとも一部に第5開口部を有し、
    前記熱交換器において、
    空気は、前記第1閉塞部材の前記第3開口部を介して前記第1流路を通り、前記外周部材の前記第1開口部を介して前記エンジンに供給され、
    燃焼ガスは、前記第2閉塞部材の前記第5開口部を介して前記第2流路を通り、前記内周部材の前記第2開口部および前記第1閉塞部材の前記第4開口部を介して排出される、ことを特徴とする請求項7に記載の電源装置。
  9. 前記熱交換器から排出された燃焼ガスと前記ハウジングの外部空気との熱交換を行う第2熱交換器を更に備える、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電源装置。
  10. 前記第2熱交換器は、前記熱交換器に連結するための連結部材を有する、ことを特徴とする請求項9に記載の電源装置。
  11. 前記熱交換器から排出された燃焼ガスと前記ハウジングの外部空気との熱交換を行う第2熱交換器を更に備え、
    前記第2熱交換器は、前記熱交換器の前記内周部材に篏合することにより前記熱交換器と前記第2熱交換器とを連結する連結部材を有する、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の電源装置。
  12. 前記ハウジング内において、前記発電機および前記エンジンは、前記飛行体の前後方向に沿って配列されている、ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電源装置。
  13. 前記エンジンの燃料を貯留するタンクを更に備え、
    前記タンクは、前記ハウジング内に収容されている、ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電源装置。
  14. 飛行体の電力負荷に電力を供給する電源装置であって、
    回転軸を有する発電機と、
    前記回転軸を回転駆動するエンジンと、
    前記発電機および前記エンジンを収容するハウジングと、
    前記エンジンから排出される燃焼ガスと前記エンジンに供給される空気との熱交換を行う熱交換器と、
    を備え、
    前記エンジンは、空気と燃料との混合気体を燃焼させ、それにより生じた燃焼ガスを排出する燃焼室を有し、
    前記燃焼室は、前記回転軸を延長した軸を中心とする周方向に沿って、当該軸を囲うように前記ハウジング内に配置され、
    前記熱交換器は、前記燃焼室によって囲まれるように配置されている、ことを特徴とする電源装置。
  15. 電気推進式の飛行体であって、
    請求項1乃至14のいずれか1項に記載の電源装置を備え、
    前記電源装置は、前記飛行体の電力負荷に電力を供給する、ことを特徴とする飛行体。
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