JP7517969B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
所定の道路リンクを走行する車両から、当該車両の運転操作に関連するデータを含む車両データを受信することと、前記車両データを送信した車両が、過去の所定の期間において前記道路リンクを走行した頻度に関する情報を取得することと、前記車両について取得された前記頻度に関する情報と、前記車両から受信した前記車両データと、に基づいて、前記道路リンクに対して評価値を算出することと、を実行する制御部を有する。
このような、運転操作に関連するデータに基づいて、ある道路リンクにおける、運転のしやすさを推定することができる。例えば、単位時間あたりのステアリングの操作量が大きい場合、障害物を回避する運転行動が起きていると推定することができる。また、車速が一定でない場合、スムーズな走行を妨げる要因があると推定することができる。
第一の実施形態に係る経路案内システムの概要について、図1を参照しながら説明する。第一の実施形態に係る経路案内システムは、車両200Aから収集した情報に基づいて、道路地図データに含まれる道路リンクに対して評価値を割り当て、評価値が割り当てられた道路地図データを用いて、車両200Bに対する経路案内を行うシステムである。
なお、以降の説明では、プローブデータを生成する車両(プローブカー)を車両200A、道路地図データの提供を受ける車両を車両200Bとして区別するが、双方の車両は
同一であってもよい。両者を区別しない場合、単に車両200と称する。
第一の実施形態では、車両200Aは、運転操作に関するデータとして、単位時間あたりの加減速度に関するデータ、および、単位時間あたりのステアリング操作量に関するデータを取得する。
サーバ装置100は、走行推奨度が反映された道路地図データを生成し、車両200Bから要求があった場合に、生成した道路地図データを当該車両200Bに送信する。
おいて、制御部201は、車両200に搭載されている複数のECUのうち、本実施形態で説明する処理を実行するECUを指すものとする。なお、制御部201は、ECU以外の車載コンピュータであってもよい。
また、記憶部202は、ナビゲーション機能を提供するためのデータ(道路地図データ)などを記憶可能に構成されてもよい。
ディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)を含んでもよい。さらに、補助記憶装置
は、リムーバブルメディア、すなわち可搬記録媒体を含んでもよい。
入出力部204は、利用者が行った入力操作を受け付け、利用者に対して情報を提示するユニットである。本実施形態では一つのタッチパネルディスプレイからなる。すなわち、液晶ディスプレイとその制御手段、タッチパネルとその制御手段から構成される。
サーバ装置100は、汎用のコンピュータにより構成することができる。すなわち、サーバ装置100は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
制御部101は、データ取得部1011、車両評価部1012、リンク評価部1013、および、マップ生成部1014の4つの機能モジュールを有して構成される。各機能モジュールは、記憶されたプログラムをCPUやECUによって実行することで実現してもよい。
うに、プローブデータには、車両の識別子、センシングが行われた日時を表す情報、センシングが行われた地点を表す情報、および、センサデータ(単位時間あたりの加減速量およびステアリング操作量)が含まれる。
具体的には、リンク評価部1013は、対象の道路リンクに対応する複数のプローブデータに含まれる、単位時間あたりの加減速量の総計がより小さい道路リンク、および、単位時間あたりのステアリングの操作量の総計がより小さい道路リンクについて、より高い走行推奨度を与える。
(1)対象の道路リンクについて、走行頻度が高い車両から送信されたプローブデータよりも、走行頻度が低い車両から送信されたプローブデータにより大きい重みを与える
(2)対象の道路リンクについて、走行頻度が所定値を下回る車両から送信されたプローブデータのみを用いて評価を行う
これにより、対象の道路リンクを走り慣れている車両の影響を最小化することができる。
リンクテーブル102Bの例である。図示したように、当該テーブルは、道路リンクの地理的位置を定義するためのデータと、算出された評価値(走行推奨度)を含む。評価値は、リンク評価部1013によって随時更新される。
(1)対象の道路リンク内における、複数の車両の単位時間あたりの加減速量の平均値を求める
(2)対象の道路リンク内における、複数の車両の単位時間あたりのステアリング操作量の平均値を求める
(3)上記を統合し、運転操作の頻度を表す値を算出する
(4)算出した頻度が小さいほど、対象の道路リンクにより大きい走行推奨度を与える
りも高い車両がいる場合、当該車両から送信されたプローブデータを除外して、上記の処理を行ってもよい。また、このような車両がいる場合、走行推奨度の算出において、当該車両に対応するデータに、より小さい重みを付与してもよい。
これにより、対象の道路リンクを走り慣れた車両から送信されたプローブデータの影響を最小にすることができる。
により、ドライバーの熟練の度合いを考慮して、道路リンクを評価することが可能になる。
第一の実施形態では、加減速量およびステアリングの操作量に基づいて走行推奨度を決定したが、これ以外のデータを併用して走行推奨度を決定してもよい。
例えば、車両200Aが画像センサを有している場合、車両200Aによって取得された画像、または、当該画像を解析して得られたデータに基づいて、道路リンクに対する走行推奨度を決定してもよい。なお、画像から得られる情報(例えば、道路の幅、道路の形状、街灯の有無等)は、ドライバーの熟練度とは無関係であるため、これらの情報を利用する際は、走行頻度を関与させないことが好ましい。
第一の実施形態では、車両200Aの走行頻度を道路リンクごとに判定したが、これ以外の情報に基づいて、「ある車両が対象の道路リンクを走り慣れているか」を判定してもよい。例えば、サーバ装置100が、車両200Aごとに、当該車両の本拠地(例えば、自宅の駐車場)に関するデータを保持し、本拠地から所定の範囲内にある道路リンクについて、走り慣れていると判定してもよい。
このように、サーバ装置100は、対象の道路リンクの走行頻度を間接的に推定してもよい。
第一の実施形態では、複数の道路リンクについて一律に走行推奨度を算出したが、道路における走行環境は、時間帯によって変わる場合がある。例えば、曜日や時間帯によって自転車や歩行者が増減する場合がある。これに対応するため、サーバ装置100は、曜日ないし時間帯別に走行推奨度を算出してもよい。この場合、サーバ装置100は、曜日ないし時間帯別に複数の道路地図データを生成し、このうちの適切なものを車両200Bに送信するようにしてもよい。
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
ンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
101,201・・・制御部
102,202・・・記憶部
103,203・・・通信部
200・・・車両
204・・・入出力部
205・・・センサ
Claims (1)
- 所定の道路リンクを走行する複数の車両それぞれから、当該複数の車両それぞれの運転操作に関連するデータを含む車両データを受信することと、
前記複数の車両それぞれの、過去の所定の期間において前記道路リンクを走行した頻度に関する情報を取得することと、
前記複数の車両それぞれについて取得された前記頻度に関する情報及び前記複数の車両それぞれから受信した前記車両データから、前記道路リンクに対して評価値を算出することと、
を実行する制御部を有し、
前記評価値を算出することは、前記複数の車両のうち前記頻度の少ない車両の重みを大きくし、前記頻度の多い車両の重みを小さくして、前記複数の車両それぞれの前記車両データから前記評価値を算出することにより構成される、
情報処理装置。
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