JP7501450B2 - 車両用ランプユニット - Google Patents
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Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、センサの検出範囲をユーザーに知覚させ得る車両用ランプユニットを提供することを目的とする。
車両下部に搭載されるセンサと、前記センサの検出範囲に対応する位置にある車両外板を照射する照射装置と、を具備する車両用ランプユニットである。
照射装置の位置、および、照射装置の照射先たる車両外板の位置を適宜適切に選択すれば、晴天下であっても、照射装置の照射により得られる光のサインをユーザーが視認し易くなる。これにより、本発明の車両用ランプユニットによると、センサの検出範囲をユーザーに知覚させることが容易になる。
本発明の車両用ランプユニットは、これらのことによっても、センサの検出範囲をユーザーに容易に知覚させ得る。
このうちセンサは、車両下部に搭載されるものであれば良く、特に限定しないが、ユーザーの足の動作を検知する所謂キックセンサであるのが好適である。センサは、例えば静電容量式や超音波式等の既知の様式でユーザーの動作を検知すれば良い。
この場合には、路面と、当該路面よりもやや上方にある車両外板との2カ所に、各々、センサの検出範囲を教えるサインを表示することで、ユーザーに信頼性高くセンサの検出範囲を知覚させ得る。なお、この場合にはセンサの検出範囲を二つのサインの間に設けるのが好ましい。
これらの場合には、本発明の車両用ランプユニットが、さらに、ライセンスランプとしての機能を具備する。
照射装置が照射する光の波長は、好ましくは、車両外板や路面に反射した反射光が青緑色~緑色の範囲すなわち500~570nmの範囲となるような波長であるのが良い。この範囲の光は昼間の視認性に優れるため、車両外板における反射光がこの範囲であれば、照射装置による光のサインが昼間でもユーザーから信頼性高く視認され得る。
また、照射装置が単に路面を照明する場合、照射装置が照射する光は、路面に反射した反射光が白色となるような波長であるのが好ましい。具体的には、当該光は、上記した可視光のうち2以上の波長が混合されたものであるのが良い。
照射装置の光源が複数であり、照射装置が複数の場所を照射する場合、照射装置は、当該複数の場所を照射するために、複数の系統の照射経路を備えても良い。
具体例を挙げると、照射装置の光量は、車両外板における照度が1000ルクス~30000ルクスの範囲内、1200ルクス~1800ルクスの範囲内、1350ルクス~1650ルクスの範囲内、または、10000ルクス~20000ルクスの範囲内となるような光量であるのが好ましい。
また、ライセンスランプの光源の光量は、車両の約20m後方からでもナンバーがしっかりと視認できる程度の光量であるのが好ましい。当該光量は、具体的には、ライセンスプレートにおける照度が8ルクス以上となる光量であるのが好ましく、10ルクス以上となる光量であるのがより好ましい。
例えば、当該表示部を梨地の凹凸形状にすれば、表示部における外光の反射等を抑制して、照射装置の照射による光のサインを当該表示部に鮮明に表示できる。この場合、本発明の車両用ランプユニットは、センサおよび照射装置に加えて当該表示部を具備しても良い。
実施例1の車両用ランプユニットは、センサとしてキックセンサを備え、かつ、照射ユニットがライセンスプレートを照射するライセンスランプとしての機能を併せ持ったものである。
実施例1の車両用ランプユニットを車両に搭載した様子を模式的に表す説明図を図1に示し、実施例1の車両用ランプにおける照射装置が車両外板に照射したサインを模式的に表す説明図を図2に示し、実施例1の車両用ランプユニットを模式的に表す説明図を図3に示し、実施例1の車両用ランプユニットにおける照射装置をとおる断面を模式的に説明する説明図を図4に示す。
以下、上、下、左、右、前、後とは、各図に示す上、下、左、右、前、後を指すものとする。なお、上下方向は鉛直方向と一致し、前後方向は車両進行方向と一致し、左右方向は車幅方向と一致する。
照射ユニット3は、キックセンサ4と別体である。照射ユニット3は、照射装置30およびライセンスランプ2(図3参照)を有し、車両90におけるバックドア91のハンドル機構92とともに、バックドア91の内部に搭載され、リヤバンパ95、路面96およびライセンスプレート93を照射する。実施例1の車両用ランプユニット1における車両外板はリヤバンパ95であり、照射装置30は当該リヤバンパ95に加えて、路面96の照射も行う。なお、実施例1の車両用ランプユニット1には、その他、バックドア91用のロックスイッチ35(図3参照)が一体化されている。
図4に示すように、第1レンズ36は照射筐体32の先端、すなわち、後方かつ下方の端部に位置し、LEDランプ31の照射方向先側に配置される。第1レンズ36のさらに照射方向先側には、意匠レンズ33が配置されている。意匠レンズ33よりも光路上流側には図略のフィルタが設けられている。当該フィルタは、リヤバンパ95の上面に表示されるサイン80に対応する形状、および、路面96に表されるサイン81に対応する形状のマスク部(図略)を有する。これにより、LEDランプ31が発光しフィルタを透過した光は、図2に示されるように、所定意匠のサイン80、81を表示する。
実施例1の車両用ランプユニット1の動作を以下に説明する。
実施例1の車両用ランプユニット1におけるLEDランプ31は、このとき青緑色に光る。このため照射装置30が照射する光は、晴天下であっても、ユーザーから視認され易い。
したがって、バックドア91を開くべく、リヤバンパ95に表示されるサイン80の下方かつ路面96に表示されるサイン81の上方でユーザーが足を動かす動作を行うと、キックセンサ4がこれを検知する。すると、当該キックセンサ4の検知結果に基づいて、ECUがバックドア91を開駆動し、バックドア91が開かれる。また、このときECUは、照射装置30による光の照射、および、キックセンサ4によるセンシングを停止する。
外界の光量の少ない環境下、例えば夜間において、車両90のアクセサリスイッチ(図略)がオンになっているときには、ECUはライセンスランプ2を起動する。このときライセンスランプ2はライセンスプレート93に白色光を照射する。
実施例2の車両用ランプユニットは、照射ユニットの構造以外は、実施例1の車両用ランプユニットと概略同じものである。したがって、以下、実施例1の車両用ランプユニットとの相違点を中心として、実施例2の車両用ランプユニットを説明する。
実施例2の車両用ランプユニットにおける照射装置が車両外板に照射したサインを模式的に表す説明図を図5に示し、実施例2の車両用ランプユニットを模式的に表す説明図を図6および図7に示し、実施例2の車両用ランプユニットにおける照射装置をとおる断面を模式的に説明する説明図を図8および図9に示す。なお、図8は図7中のA-A位置における断面であり、図9は図7中のB-B位置における断面である。
以下、上、下、左、右、前、後とは、各図に示す上、下、左、右、前、後を指すものとする。上下方向は鉛直方向と一致し、前後方向は車両進行方向と一致し、左右方向は車幅方向と一致する。
図6~図9に示すように、実施例2の車両用ランプユニット1における照射装置30は2つのLEDランプ、すなわち、第1LEDランプ31aおよび第2LEDランプ31bと、二つのレンズ、すなわち、第1レンズ36aおよび第2レンズ36bとを具備する。
Claims (9)
- 車両下部に搭載されるセンサと、前記センサの検出範囲に対応する位置にある車両外板を照射する照射装置と、を具備し、
前記照射装置は、前記車両外板であるリヤバンパの上面と、路面と、を同時に照射する、車両用ランプユニット。 - 前記照射装置は、前記リヤバンパの上面を直接光で照射する、請求項1に記載の車両用ランプユニット。
- 前記センサの検出範囲を前記リヤバンパの上面と前記路面との間に設ける、請求項1または請求項2に記載の車両用ランプユニット。
- 車両下部に搭載されるセンサと、前記センサの検出範囲に対応する位置にある車両外板を照射する照射装置と、を具備し、
前記照射装置は、前記車両外板であるリヤバンパの上面を直接光で照射する、車両用ランプユニット。 - 前記照射装置が出射する光の波長は500~570nmの範囲内である、請求項1~請求項4の何れか一項に記載の車両用ランプユニット。
- 前記センサはキックセンサである、請求項1~請求項5の何れか一項に記載の車両用ランプユニット。
- 前記照射装置は前記車両におけるバックドアの内部に搭載される、請求項1~請求項6の何れか一項に記載の車両用ランプユニット。
- さらに、ライセンスプレートを照射するライセンスランプを具備する、請求項1~請求項7の何れか一項に記載の車両用ランプユニット。
- 前記照射装置は、前記車両外板を照射することで前記車両外板に意匠を表示する、請求項1~請求項8の何れか一項に記載の車両用ランプユニット。
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Citations (2)
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Patent Citations (2)
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US20190176688A1 (en) | 2017-12-08 | 2019-06-13 | Hyundai Motor Company | External vehicle notification information system and vehicle having the same |
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