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JP7485347B2 - ロープ(ザイル)降下用臨時支点装置 - Google Patents

ロープ(ザイル)降下用臨時支点装置 Download PDF

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JP7485347B2 JP2020122431A JP2020122431A JP7485347B2 JP 7485347 B2 JP7485347 B2 JP 7485347B2 JP 2020122431 A JP2020122431 A JP 2020122431A JP 2020122431 A JP2020122431 A JP 2020122431A JP 7485347 B2 JP7485347 B2 JP 7485347B2
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Description

本発明は、懸垂下降する人間を任意に停止又は速やかに下降させるためのロープ(ザイルとも称される。以後〔ロープ〕と記す)降下作業に関するものであり、特に、即応性、迅速性を要する救助活動や司法警察権の執行時などの特殊作業等に好適な運用性に優れたロープ降下作業における装置に関するものである。
従来、建物外壁作業等の際に、ワイヤーロープを用いてゴンドラによる下降や停止または上昇を任意に行う、いわゆるゴンドラ作業が知られている。
ロープを用いた災害時の救助活動や建物外壁作業等の際に懸垂下降または登攀する人間を任意に停止又は緩下降させるためには、屋上部の笠木(パラペットとも称される)などに常設設置されている前述したゴンドラ用の跨座式突梁や(パラペット)スタンションに類した装置が用いられている。(例えば、特許文献1ならび特許文献2参照)
しかしながら、救助活動など有事の際、救助隊員らの使用するカラビナやエイト環等の下降器(ディッセンダー・デバイスとも称される)は、その構造上、必ず降下する人間の体重(荷重)を常に(適正に)掛けながら操作を行う必要性がある。したがって笠木上に展張されたロープに前記した下降器を取り付けて降下を行う、いわゆるラペリング作業(降下)を開始する際、予め適正な荷重が掛けられないという物理的な課題が常在する。
つまり前述した適正な荷重を予め降下を開始する状態で掛けられる状態(好適な姿勢)となるためには、笠木上面を横断的に通る(展張された)ロープと降下する人間との間には最低限、足裏から下降器が接続された腹部までの高低差(身長差にもよるが概ね1m程度)が必要となる。
そして、このようなラペリング作業では、隠密行動(例えば、人質籠城事案における被疑者確保のための近接接近行動や危機対処機関の特殊部隊等による急襲制圧作戦などは前向きの降下も)が求められる場合があり、かかる用途においては、作業時の即応性、迅速性と共に好適な姿勢の保持が必須となる。
特開平8-158630公報 特開2017-193831公報
しかしながら、特許文献1ならび特許文献2に記載された先行技術では、前述した降下開始時において最低限担保すべき高低差(概ね1m程度)が確保できず、救助活動や警察機関の被疑者確保のための接近行動、危機対処機関の特殊部隊等の降下作業に支障をきたす(被疑者等の対象者や敵の部隊などに居所や隠密行動を察知されたり、目標とする地点まで到達できない)といった問題が生じていた。
また、前述した先行技術の設置条件として、挟持可能な建築構造物(屋上部、笠木の有無等)の諸条件により限定され、屋上部に侵入できない場合(状況)においては、ロープによる降下作業自体を断念せざるを得ないことも多い。つまり、救助活動や刑事事案、警備事案等は、その場所を問わず発生するものであり、ほぼ如何なる場所や環境(例えば、ビルの中間階層にあるベランダやバルコニー、階段部など)であっても、対応できることが望ましい。
そこで、本発明は上述した従来技術等の問題点に鑑みてなされたものであり、降下作業時の即応性、迅速性と共に好適な姿勢の保持が確保され、さらには前記した作業を行う際に、必ず伴う装置の携行運搬性にも優れた〔ロープ降下用の臨時支点装置〕を簡易に構成するものである。
また、屋上部の笠木のみに限定されることなく、中間階の腰窓(建築躯体のかべ)等や外部の階段部(非常階段等も含まれる)のみならず、通常、強度的には脆弱とされているベランダ、バルコニーなどの手すりや墜落防止壁などにも対象物を挟持にすることにより設置が可能であり、さまざまな救助活動、刑事事案、警備事案など多くの現場において、公共の利益等に大いに資するものである。
さらには、建物外壁作業等に係る産業分野のおいては、ロープ高所作業に関わる作業者の安全性を担保しながらも、作業可能となる対象範囲の拡大や作業時間の短縮化が可能となるなど、さまざまな利益がもたらされることで、同産業分野の発展にも寄与することが出来る。
⇒上記の課題を解決するために、本発明のロープ降下用の臨時支点装置は、以下の手段を採用することにより以下の作用効果を生じるようにした。本考案に係るロープ降下用の臨時支点装置の構成は、主に対象物を挟持する〔メインフレーム〕とそれを外包する〔可動式フレーム〕とから成る。これに〔固定用ピン〕を用いて挿通させ、〔締付けハンドル〕を回して〔押し板〕を対象物へと押し付けて挟持することにより装置を構成する。これにより〔可動フレーム〕の頂部に設けられた〔トップリング〕へロープを挿通させ、下降器と接続することで、降下作業用を開始する際に、必要とされる高低差は、確実に担保される。これにより、降下する作業者は、降下用ロープと接続されている下降器に対し、必要となる適切な荷重をごく自然に掛ける事が出来、前向き、後ろ向き、そのどちらであっても降下を開始する前から予め、好適な降下姿勢を保持することが安易と成る。挟持する対象物への応力集中を極力発生させない構成により対象物の挟持部分を変形や損壊させることなく、当該性能をそのまま担保することが出来る。つまり、簡易性、即応性、迅速性、携行運搬性、そして強度の担保性など複数の要件を具備することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕は、作業時の即応性、迅速性と共に好適な姿勢の保持が担保されることを特徴とする。
本発明に係る〔ロープ降下用臨時支点装置〕は、各種の降下作業において、設置場所をさほど限定されず、救助活動などにおいて求められる即応性、迅速性、携行運搬性などを満たし、且つ、司法警察権の執行時などにおいても好適な姿勢の保持を可能とすることで、任務完遂の一助となるいう点からもその効果は、大きい。
また、産業分野のおいても、ロープ高所作業に関わる作業者の安全性を担保しながらも、作業可能となる対象範囲の拡大や作業時間の短縮化が可能となるなど、さまざまな社会的利益が期待出来る。さらには、同産業分野の発展にも寄与することが出来る。
したがって、簡易な構成でありながら、ロープ降下に係るさまざまな作業の高効率化を実現することができる。
本発明の実施形態1係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕の構成を示す模式的図である。 本発明の実施形態1に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕の使用状態を示す模式的図である。 本発明の実施形態1に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕の生じる応力の構成を示す模式的図である。 本発明の実施形態2に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕の構成を示す模式的図である。バックアップあり
以下に、本発明に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕の一実施形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1は本実施の形態に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕の構成を示す模式図、図2は使用状態を示す模式図、図3は発生する応力の構成を示す模式図、図4、図5は本実施の形態を示す模式図である。
<実施形態1>
本実施形態に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕は、図1に模式的に示すように、L字型の〔メインフレーム〕と略菱形形状の〔可動式フレーム〕とから成る。
前記〔メインフレーム〕後端部には、降下用ロープの結索始点となる〔メインロープ用シャックル〕取付用の穴と並設してバックアップ用途またはガイライン([0032]にて記述)用としてシャックル取付用の穴が配設されている。加えて〔可動式フレーム〕とを任意の位置で嵌合固定をするための〔固定ピン用ガイド穴〕が等間隔で配され、設置可能な寸法を最大限まで確保している。
ロープを結索するためのシャックルは、取り外しが可能で、且つ荷重の発生する方向へ自然と追従変位する構成となっている。
また、複数のロープを直接接続(直接結索しても良い)または、間接的に接続することが可能であり、カラビナなどの器具を用いることが出来る利点もある。
これをメインロープ用、バックアップロープ用として別々に設け、各々を独立させることにより一か所のみへの荷重(応力)の集中を防ぐことが出来る。
加えて両方の〔シャックル〕をカラビナなどの器具を用いて接続(連結)しておくことで万一、一方の〔シャックル〕に緩みが生じた場合でも、必ずもう一方の〔シャックル〕の機能は担保され、ロープの支点(接続)が残る仕組みを形成可能としている。
また、本実施の形態において〔ベクトルプレート〕は〔トップリング〕を介して発生する斜め下向きのベクトルを受け持つように配設される。
〔可動式フレーム〕の最上部突端には、予めロープを挿通させることで、ロープ逸脱の発生を規制するロープガイドとして機能する略三角形の〔トップリング〕が配設される。
また、降下用ロープの中間部(途中)からでも〔トップリング〕内周部を挿通可能となるように前記した略三角形の一辺には、ネジ込みスクリュー式の開放可能なゲートも配設される。
〔メインフレーム〕を外包して嵌合部する〔可動式フレーム〕の根幹部は、ロープ降下時の荷重により展張方向側とその逆方向(共に軸上)に捩じれ(応力)が発生するが、この応力に対応する補強用の〔ガゼットプレート〕が〔可動式フレーム〕を挟持された状態で配設される。
〔トップリング〕が配設された降下する側の近傍には、降下する作業者の不用意な墜落を防ぐ目的で〔自己確保用スリング取付け用のループ〕が配設される。これにより降下しようとする作業者は〔踏み板〕へと乗り込む前に〔自己確保用のスリング〕を用いて前記〔取付け用のループ〕と自身のハーネス(または安全帯など)とを一時的に接続する。その状態のまま〔踏み板〕へと乗り込み、自身に接続された下降器へ適切な荷重を掛けた後で〔自己確保用スリングの取付けループ〕に接続された〔自己確保用のスリング〕を取り外して、降下を開始する。この一連の動作を行うことで、作業者の不用意な墜落を未然に防ぐことが出来ることで自己の安全が確保が担保される
図2に模式的に示すように、ロープの結索始点となる〔メインロープ用シャックル〕に結索されたロープRPが〔トップリング〕の内周部を挿通して〔踏み板〕部へと掛け回されており、ロープRPと〔踏み板〕との接触摩耗によるロープRPへのダメージを軽減する等のために緩やかな丸み面取り(R付け)されている。
また〔踏み板〕の裏面には、ロープの荷重により〔ロープ降下用の臨時支点装置〕に左右の振れが生じ難いように長方形でボックス形状様の〔スタビライザー〕が一体で配されている。これは、前記の目的と共に、スイング動作を起因とする装置自体の転倒を防止機能も兼ね備えている。
さらに〔踏み板〕の両端部には、降下作業中の人間の姿勢(特に、降下中の人間のスイング動作等)によるロープRPの逸脱を未然に防止する目的で〔ロープエンドガード〕が設けられている。これは、前記目的と共に、スイング動作を起因とする装置自体の転倒の防止機能も兼ね備えている。
尚、動的なロープ降下作業が繰り返し行われることを想定して、金属疲労の生じ難い耐衝撃性、耐腐食性、耐疲労性、耐磨耗性、耐熱性などの高い機械的性質を有する金属にて形成することが好ましい。尚、本実施の形態では、鋼にて形成されている。
また、本実施の形態では、耐候性、耐熱性、耐薬品性、防錆(耐腐食性)等の観点から粉体塗装による表面処理が施されている。
図3に模式的に示すように、従来の方法と比べ、回転モーメントを極力発生させずに斜め下側へと向かうベクトルを示している。
従来は、概念的に降下用ロープを〔トップリング〕などの最頂部分へと結索していたが、本発明は、ロープの始点を〔メインフレーム〕の最後端部とすることにより、発生する回転モーメントが斜め下側へと向かうベクトルへと変換させる構成を特徴とする。
また、バックアップロープ接続用の取付け穴を前述した最後端部に並設することで〔ロープ降下用の臨時支点装置〕に掛かる荷重や応力をその他のロープ(バックアップ)が接続される支点へと分散し得るようになっている。
尚、実施の形態において、降下用ロープの適応径は、救助活動において最も多く運用されている概ね10.5から12.5mm以外にも対応できるように設定されている。
〔リギングプレート〕〔押し板〕共に挟持対象となる建築構造物への損壊に至る攻撃性を極力生じないように荷重(応力)の分散がしやすい形状に形成されており、対象物保護の観点から、その間に緩衝作用のある素材を配したほうがよい。
このように〔メインフレーム〕と〔可動フレーム〕から成る簡易な構成でありながらロープ降下用の臨時支点を構成することができるので、救助活動や警察ならびに軍事用等特殊作業の際に要求される作業時の即応性、迅速性と共に好適な姿勢の保持が担保される。また、前述した産業分野においてもロープ降下作業を行う際に、必ず伴う装置の携行運搬性も含めて簡易に実現することが出来る。
<実施形態2>
次に、本発明の別の実施形態について図4を参照して説明する。本実施形態は、脆弱な建築構造物(ベランダ、バルコニーなどの手すりや墜落防止壁)などにおける即応性のさらなる向上を図って、バックアップロープ接続用の取付け穴を設けたものであり、先の実施形態と同様な部材に関しては、同様な符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4に模式的に示すように、本実施の形態に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕は建築構造物が倒壊や崩落した際にも、設置場所からの落下や墜落が未然に防げるようにバックアップロープ接続用の取付け穴を配設し、これを他の支点へと接続する。
また、脆弱な建築構造物への設置の適応性を高めるという観点からは、バックアップ用ロープまたはガイライン用ロープを用いた補助的支点を別途に構成(荷重を分散)することが好ましい。
このように、前述した補助的な支点を構成することで、様々な建築構造物への適応性をも同時に実現することができる。
以上説明したように、本発明に係る〔ロープ降下用の臨時支点装置〕によれば、簡易な構成と別途に設ける補助的な支点とを構成することで、脆弱な建築構造物への設置が可能となり、既存の降下用ロープやエイト環などの下降器は、そのまま流用出来る。
また、救助活動や警察ならびに軍事用等の際に要求される降下作業の即応性、迅速性と共に好適な姿勢の保持が確保され、さらには作業を行う際に、必ず伴う装置の携行運搬性も含めて、簡易に実現することができる。
なお、本発明の技術的範囲は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨に逸脱しない範囲において変更もしくは改良を加え得るものである。
用語の説明
ガイラインとは、ロープワークにおいて、脆弱な支点を補助(バックアップ)または動作を制限する目的で別に設けられる支点(ロープを結索する対象物)やその接続。
00 ロープ降下用の臨時支点装置
1 メインフレーム
2 可動フレーム
3 トップリング
4 自己確保スリング用ループ
5 踏み板
6 ロープエンドガード
7 スタビライザ
8 ベクトルプレート
9 リギングプレート
10 リギングアーム
11 押し板
111 送りネジ
112 締付ハンドル
12 ガゼットプレート
13 シャックル
131 メイン側シャックル
132 バックアップ側シャックル
14 位置決めピン用ガイド穴
15 固定用ピン
RP ロープ

Claims (9)

  1. 対象物の厚みに応じて選択可能な〔位置決めピン用のガイド穴〕を等間隔で有する〔メインフレーム〕と確実に挟持出来る〔締付ハンドル〕が連結された〔押し板〕とを備え、〔メインフレーム〕と嵌合する外包式の〔可動フレーム〕にて構成されていることに加え、〔メインフレーム〕には、ロープの保護を目的として緩やかなR加工が施された〔踏み板〕とロープの逸脱を防止する目的で配設された〔ロープエンドガード〕と転倒を防止する目的で配設された〔スタビライザ〕とを備えることを特徴とするロープ降下用臨時支点装置。
  2. 〔メインフレーム〕の後端部に一定間隔で並設され、接続したロープの動きに追従変位する〔シャックル用の取付孔〕を備え、メインロープ用、バックアップロープ用〔シャックル〕とを各々備えることを特徴とするロープ降下用臨時支点装置。
  3. 〔可動フレーム〕の頭頂部に配設され、挿通されたロープの逸脱を防止する〔トップリング〕とその近傍に降下者の自己確保用スリングを一時的に架設する〔自己確保スリング用ループ〕とを備えることを特徴とするロープ降下用臨時支点装置。
  4. 〔シャックル〕に結索され、〔トップリング〕を挿通して〔下降器〕を接続したロープと降下者の〔踏み板〕への乗込み動作により、降下作業において最低限必要な降下用ロープと下降器との高低差が担保されることを特徴とするロープ降下用臨時支点装置。
  5. ラぺリング作業の際に求められる前向きや下向きなどの好適な降下姿勢を得やすくするために設けられた降下用ロープと下降器との好適な高低差を担保出来るようにした構成を特徴とする請求項4に記載のロープ降下用臨時支点装置。
  6. ロープ降下時の荷重(曲げモーメント)に対応する〔可動フレーム〕の根幹部に挟持された状態で配設される〔ガゼットプレート〕、〔自己確保スリング用ループ〕の下部と〔可動フレーム〕の前端部間に跨設される〔ベクトルプレート〕を特徴とするロープ降下用臨時支点装置。
  7. 〔トップリング〕に付設され、降下用ロープの中間部(途中)でも内周部を挿通可能とする一辺にボルトナット式の開放ゲートが配設されていることを特徴とする請求項5に記載のロープ降下用臨時支点装置。
  8. 挟持する対象物のさまざまな凹凸(雨水排水のためにパラペット等に設けられている勾配や傾斜)にも対応でき得るよう游嵌(首振り)作用を目的として、〔送りネジ〕の先端部に、円錐様の外筒を設けた〔押し板〕と〔メインフレーム〕の前端部に鉛直方向に垂下する形で 配設される〔リギングアーム〕、その先端部分に重合する形で 配設された〔リギングプレート〕を特徴とするロープ降下用臨時支点装置。
  9. 建築構造物を挟持する際、雨水排水(用途)のためにパラペット等に設けられている水切りなどの建築付帯物(壁面との段差)を回避する目的で円弧上側部分を剪断した形状の〔押し板〕を特徴とするロープ降下用臨時支点装置。
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