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JP7478340B2 - 無アルカリガラス板 - Google Patents

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JP7478340B2
JP7478340B2 JP2018195522A JP2018195522A JP7478340B2 JP 7478340 B2 JP7478340 B2 JP 7478340B2 JP 2018195522 A JP2018195522 A JP 2018195522A JP 2018195522 A JP2018195522 A JP 2018195522A JP 7478340 B2 JP7478340 B2 JP 7478340B2
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Description

本発明は、無アルカリガラス板に関し、特に液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイにおいて、TFT回路を形成するための基板又はTFT回路を形成するための樹脂基板を保持するキャリアガラスに好適な無アルカリガラス板に関する。
液晶パネルや有機ELパネルは、周知の通り、駆動制御のために薄膜トランジスタ(TFT)を備えている。
ディスプレイを駆動する薄膜トランジスタには、アモルファスシリコン、低温ポリシリコン、高温ポリシリコン等が知られている。近年、大型液晶ディスプレイ、スマートフォン、タブレットPC等の普及に伴い、ディスプレイの高解像度化のニーズが高まっている。低温ポリシリコンTFTは、このニーズを満たし得るが、500~600℃の高温成膜プロセスを経ることになる。しかし、従来のガラス板は、高温成膜プロセスの前後で熱収縮が大きくなるため、薄膜トランジスタのパターンずれを惹起してしまう。よって、ディスプレイの高解像度化には、低熱収縮のガラス板が求められる。近年では、ディスプレイの更なる高精細化が検討されており、その場合、ガラス板を更に低熱収縮化する必要がある。
特許第5769617号公報
ガラス板の熱収縮を低下させる方法として、主に二つの方法が挙げられる。一つ目の方法は、予め成膜プロセスの熱処理温度付近において、ガラス板を保持して、徐冷する方法である。この方法では、徐冷時にガラスが構造緩和して収縮するため、後の高温成膜プロセスでの熱収縮量を抑制することができる。しかし、この方法は、製造工程数や製造時間の増加を招くため、ガラス板の製造コストが高騰してしまう。
二つ目の方法は、ガラス板の歪点を高める方法である。オーバーフローダウンドロー法は、一般的に、比較的短時間で溶融温度から成形温度へ冷却される。この影響で、ガラス板の仮想温度が高くなり、ガラス板の熱収縮が大きくなる。そこで、ガラス板の歪点を高めると、成膜プロセスの熱処理温度におけるガラス板の粘度が大きくなり、構造緩和が進み難くなる。結果として、ガラス板の熱収縮を抑制することができる。そして、成膜プロセスの熱処理温度が高い程、熱収縮の低減に対して、高歪点化の効果が大きくなる。よって、低温ポリシリコンTFTの場合、ガラス板をできるだけ高歪点化することが望ましい。
例えば、特許文献1には、ガラス組成中のBの含有量を低減して、ガラス板を高歪点化することが開示されている。更に、特許文献1には、ガラス組成中Y及び/又はLaを導入して、低B量に伴う耐失透性の低下を回避することが開示されている。しかし、Y及びLaは、希土類元素であるため、原料コストが高く、ガラス板の製造コストを高騰させる。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、その技術的課題は、歪点が高く、製造コストを低廉化し得る無アルカリガラス板を提供することである。
本発明者等は、鋭意検討の結果、各成分の含有量を厳密に規制すると共に、歪点を所定値以上に規制することにより、上記技術的課題を解決し得ることを見出し、本発明として提案するものである。すなわち、本発明の無アルカリガラス板は、ガラス組成として、モル%で、SiO 60~74%、Al 6~20%、B 0~9%、MgO 1~13%、CaO 1~13%、SrO 0~7%、BaO 0~8%、Y+La 0~1.0%未満を含有し、実質的にアルカリ金属酸化物を含有せず、歪点が650℃以上であることを特徴とする。ここで、「Y+La」は、YとLaの合量を指す。「実質的にアルカリ金属酸化物を含有せず」とは、ガラス組成中のアルカリ金属酸化物(LiO、NaO、KO)の含有量が0.5モル%未満(望ましくは0.1モル%未満)の場合を指す。「歪点」は、ASTM C336の方法に基づいて測定した値を指す。
また、本発明の無アルカリガラス板は、SrO+BaOの含有量が0~3モル%であることが好ましい。ここで、「SrO+BaO」は、SrOとBaOの合量を指す。
また、本発明の無アルカリガラス板は、歪点が700℃以上であることが好ましい。
また、本発明の無アルカリガラス板は、ヤング率が79GPa以上であることが好ましい。ここで、「ヤング率」は、曲げ共振法により測定可能である。
また、本発明の無アルカリガラス板は、熱膨張係数が30×10‐7~45×10‐7/℃であることが好ましい。このようにすれば、高温成膜プロセスでの温度ムラによって、ガラス板に局所的な寸法変化が生じる事態を抑制することができる。
また、本発明の無アルカリガラス板は、高温粘度102.5dPa・sにおける温度が1600℃以下であることが好ましい。このようにすれば、溶融コストを低廉化することができる。
本発明の無アルカリガラス板は、ガラス組成として、モル%で、SiO 60~74%、Al 6~20%、B 0~9%、MgO 1~13%、CaO 1~13%、SrO 0~7%、BaO 0~8%、Y+La 0~1.0%未満を含有し、実質的にアルカリ金属酸化物を含有しないことを特徴とする。上記のように各成分の含有量を限定した理由を以下に示す。なお、各成分の含有量の説明において、特段の断りがある場合を除き、%表示はモル%を表す。
SiOは、ガラス骨格を形成する成分であり、歪点を高める成分である。よって、SiOの含有量は、好ましくは60%以上、62%以上、64%以上、特に66%以上である。一方、SiOの含有量が多過ぎると、高温粘度が高くなり、溶融性が低下し易くなる。よって、SiOの含有量は、好ましくは74%以下、72%以下、70%以下、特に68%以下である。
Alは、ガラス骨格を形成する成分であり、また歪点を高める成分であり、更に分相を抑制する成分である。よって、Alの含有量は、好ましくは6%以上、8%以上、10%以上、特に12%以上である。一方、Alの含有量が多過ぎると、高温粘度が高くなり、溶融性が低下し易くなる。よって、Alの含有量は、好ましくは20%以下、18%以下、16%以下、特に14%以下である。
は、任意成分であるが、溶融性を顕著に高める成分である。よって、Bの含有量は、好ましくは0%以上、0.01%以上、0.1%以上、0.2%以上、0.3%以上、0.4%以上、特に0.5%以上である。一方、Bの含有量が多過ぎると、歪点が大幅に低下したり、β-OH値が大幅に増加する。詳細は後述するが、β-OH値が多くなると、歪点以下の温度域での熱収縮が大きくなる。よって、Bの含有量は、好ましくは9%以下、7%以下、5%以下、特に4%以下である。
モル比SiO/Bは、好ましくは50以下、40以下、30以下、25以下、特に20以下が好ましい。モル比SiO/Bが大き過ぎると、高歪点と高溶融性を両立することが困難になる。なお、「SiO/B」は、SiOの含有量をBの含有量で除した値を指す。
MgOは、高温粘性を下げて、溶融性を高める成分であり、また他の成分とのバランスにより耐失透性を高める成分である。更に機械的特性の観点ではヤング率を顕著に高める成分である。よって、MgOの含有量は、好ましくは1%以上、3%以上、5%以上、6%以上、特に7%以上である。一方、MgOの含有量が多過ぎると、歪点が低下し易くなったり、他の成分とのバランスが崩れて失透傾向が強くなったりする。よって、MgOの含有量は、好ましくは15%以下、13%以下、10%以下、特に8%以下である。
CaOは、高温粘性を下げて、溶融性を高める成分であり、また他の成分とのバランスにより耐失透性を高める成分である。よって、CaOの含有量は、好ましくは1%以上、3%以上、特に5%以上である。一方、CaOの含有量が多過ぎると、歪点が低下し易くなる。よって、CaOの含有量は、好ましくは15%以下、13%以下、10%以下、8%以下、特に7%以下である。
SrOは、高温粘性を下げて、溶融性を高める成分であり、また他の成分とのバランスにより耐失透性を高める成分である。よって、SrOの含有量は、好ましくは0%以上、0.5%以上、1%以上特に1.5%以上である。一方、SrOの含有量が多過ぎると、歪点が低下し易くなる。よって、SrOの含有量は、好ましくは7%以下、5%以下、3%以下、特に2%以下である。
BaOは、高温粘性を下げて、溶融性を高める成分であり、また他の成分とのバランスにより耐失透性を高める成分である。よって、BaOの含有量は、好ましくは0%以上、0.5%以上、1%以上、特に1.5%以上である。一方、BaOの含有量が多過ぎると、歪点が低下し易くなる。よって、BaOの含有量は、好ましくは8%以下、6%以下、4%以下、3%以下、特に2%以下である。
SrOとBaOの合量は、好ましくは0%以上、0.5%以上、1%以上、1.2%以上、1.4%以上、特に1.6%以上である。SrOとBaOの合量が少な過ぎると、溶融性が低下し易くなる。一方、SrOとBaOの合量が多過ぎると、ガラス組成の成分バランスが損なわれて、耐失透性が低下し易くなる。よって、SrOとBaOの合量は、好ましくは6%以下、4%以下、3%以下、2.5%以下、2.2%以下、特に2%以下である。
モル比B/BaOは、好ましくは1以上、2以上、5以上、8以上、特に10以上である。モル比B/BaOが小さ過ぎると、本願に係るガラス系において、ガラス成分のバランスが崩れて、耐失透性が低下し易くなる。なお、「B/BaO」は、Bの含有量をBaOの含有量で除した値を指す。
モル比BaO/(SrO+BaO)は、好ましくは1以下、0.8以下、0.6以下、0.4以下、特に0.2以下である。モル比BaO/(SrO+BaO)が大き過ぎると、本願に係るガラス系において、ガラス成分のバランスが崩れて、耐失透性が低下し易くなる。なお、「BaO/(SrO+BaO)」は、BaOの含有量をSrOとBaOの合量で除した値を指す。
モル比(SiO+Al+B)/(SrO+BaO)は、好ましくは10以上、15以上、20以上、25以上、特に30以上である。モル比(SiO+Al+B)/(SrO+BaO)が小さ過ぎると、高歪点と高ヤング率を両立し難くなる。なお、「(SiO+Al+B)/(SrO+BaO)」は、SiO、Al及びBの合量をSrOとBaOの合量で除した値を指す。
(CaO+SrO+BaO)-(Al+B)が多過ぎると、ガラス中の非架橋酸素が多くなり、熱収縮率が大きくなる。よって、(CaO+SrO+BaO)-(Al+B)は、好ましくは5%以下、3%以下、1%以下、0%以下、-1%以下、-3%以下、特に-4%以下である。一方、(CaO+SrO+BaO)-(Al+B)が少な過ぎると、歪点が低くなり、却って熱収縮率が大きくなる。よって、(CaO+SrO+BaO)-(Al+B)は、好ましくは-20%以上、-15%以上、-10%以上、-7%以上、特に-6%以上である。なお、「(CaO+SrO+BaO)-(Al+B)」は、CaO、SrO及びBaOの合量からAlとBの合量を減じた値を指す。
は、歪点、ヤング率を高める成分であるが、その含有量が多過ぎると、密度、原料コストが増加し易くなる。よって、Yの含有量は、好ましくは0~0.8%、0~0.7%、0~0.5%、0~0.2%、特に0~0.1%未満である。
Laは、歪点、ヤング率を高める成分であるが、その含有量が多過ぎると、密度、原料コストが増加し易くなる。よって、Laの含有量は、好ましくは0~0.8%、0~0.7%、0~0.5%、0~0.2%、特に0~0.1%未満である。
とLaの合量は、好ましくは0~1.0%未満、0~0.8%、0~0.7%、0~0.5%、0~0.2%、特に0~0.1%未満である。しかし、YとLaの合量が多過ぎると、密度、原料コストが増加し易くなる。
本発明の無アルカリガラス板は、上記成分以外にも、ガラス組成中に以下の成分を含んでいてもよい。
ZnOは、溶融性を高める成分であるが、ZnOを多量に含有させると、ガラスが失透し易くなり、また歪点が低下し易くなる。ZnOの含有量は、好ましくは0~5%、0~3%、0~0.5%、0~0.3%、特に0~0.2%である。
は、歪点を維持しつつ、Al系失透結晶の液相温度を著しく低下させる成分であるが、Pを多量に含有させると、ヤング率が低下したり、ガラスが分相したりする。また、Pは、ガラスから拡散してTFTの性能に影響を及ぼす懸念がある。よって、Pの含有量は、好ましくは0~5%、0~3%、0~1%、特に0~0.5%である。
TiOは、高温粘性を下げて、溶融性を高める成分であると共に、ソラリゼーションを抑制する成分であるが、TiOを多量に含有させると、ガラスが着色して、透過率が低下し易くなる。よって、TiOの含有量は、好ましくは0~3%、0~1%、0~0.1%、特に0~0.02%である。
SnOは、高温域で良好な清澄作用を有する成分であると共に、歪点を高める成分であり、また高温粘性を低下させる成分である。SnOの含有量は、好ましくは0~1%、0.001~1%、0.05~0.5%、特に0.08~0.2%である。SnOの含有量が多過ぎると、SnOの失透結晶が析出し易くなる。なお、SnOの含有量が0.001%より少ないと、上記効果を享受し難くなる。
SnOは、清澄剤として好適であるが、ガラス特性を大きく損なわない限り、SnO以外の清澄剤を使用してもよい。具体的には、As、Sb、CeO、F、Cl、SO、Cを合量で例えば0.5%まで添加してもよく、Al、Si等の金属粉末を合量で例えば0.5%まで添加してもよい。
AsとSbは、清澄性に優れるが、環境的観点から、極力導入しないことが好ましい。更に、Asは、ガラス中に多量に含有させると、耐ソラリゼーション性が低下する傾向にあるため、その含有量は0.5%以下、特に0.1%以下が好ましく、実質的に含有させないことが望ましい。ここで、「実質的にAsを含有しない」とは、ガラス組成中のAsの含有量が0.05%未満の場合を指す。また、Sbの含有量は1%以下、特に0.5%以下が好ましく、実質的に含有させないことが望ましい。ここで、「実質的にSbを含有しない」とは、ガラス組成中のSbの含有量が0.05%未満の場合を指す。
Clは、無アルカリガラスの溶融を促進する効果があり、Clを添加すれば、溶融温度を低温化し得ると共に、清澄剤の作用を促進し、結果として、溶融コストを低廉化しつつ、ガラス製造窯の長寿命化を図ることができる。しかし、Clの含有量が多過ぎると、歪点が低下し易くなる。よって、Clの含有量は、好ましくは0.5%以下、特に0.1%以下である。なお、Clの導入原料として、塩化ストロンチウム等のアルカリ土類金属酸化物の塩化物、或いは塩化アルミニウム等を使用することができる。
本発明の無アルカリガラス板は、以下の特性を有することが好ましい。
熱膨張係数は、好ましくは30×10‐7~45×10‐7/℃、30×10‐7~42×10‐7/℃、30×10‐7~40×10‐7/℃、30×10‐7~38×10‐7/℃、特に30×10‐7~36×10‐7/℃である。熱膨張係数が高過ぎると、高温成膜プロセスでの温度ムラによってガラス板に局所的な寸法変化が生じ易くなる。
密度は、好ましくは2.80g/cm以下、2.75g/cm以下、2.70g/cm以下、2.65g/cm以下、2.60g/cm以下、2.55g/cm以下、特に2.45~2.50g/cmである。密度が高過ぎると、ガラス板の撓み量が大きくなるため、ディスプレイの製造工程等において、応力起因のパターンずれを助長し易くなる。
歪点は、好ましくは650℃以上、680℃以上、700℃以上、710℃以上、720℃以上、730℃以上、特に740℃以上である。歪点が低過ぎると、高温成膜プロセスにおいて、ガラス板が熱収縮し易くなる。
徐冷点は、好ましくは720℃以上、750℃以上、780℃以上、特に800℃以上である。徐冷点が低過ぎると、高温成膜プロセスにおいて、ガラス板が熱収縮し易くなる。
軟化点は、好ましくは940℃以上、960℃以上、980℃以上、特に1000℃以上である。軟化点が低過ぎると、高温成膜プロセスにおいて、ガラス板が熱収縮し易くなる。
高温粘度102.5dPa・sにおける温度は、好ましくは1656℃以下、1620℃以下、1600℃以下、1590℃以下、1580℃以下、特に1570℃以下である。102.5dPa・sにおける温度が高くなると、溶融性、清澄性が低下し易くなり、ガラス板の製造コストが高騰する。
ヤング率は、好ましくは76GPa以上、78GPa以上、79GPa以上、80GPa以上、81GPa以上、82GPa以上、特に83GPa以上である。ヤング率が低過ぎると、ガラス板の撓み量が大きくなるため、ディスプレイの製造工程等において、応力起因のパターンずれを助長し易くなる。
比ヤング率は、好ましくは29GPa/g・cm-3以上、30GPa/g・cm-3以上、31GPa/g・cm-3以上、32GPa/g・cm-3以上、特に33GPa/g・cm-3以上である。比ヤング率が低過ぎると、ガラス板の撓み量が大きくなり易いため、ディスプレイの製造工程等において、応力起因のパターンずれを助長し易くなる。
液相温度は、好ましくは1450℃以下、1300℃以下、1200℃以下、特に1150℃以下である。このようにすれば、成形時に失透結晶が発生難くなる。更にオーバーフローダウンドロー法で成形し易くなるため、ガラス板の表面品位を高め易くなると共に、ガラス板の製造コストを低廉化することができる。なお、「液相温度」は、標準篩30メッシュ(500μm)を通過し、50メッシュ(300μm)に残るガラス粉末を白金ボートに入れて、温度勾配炉中に24時間保持した後、結晶が析出する温度である。
液相粘度は、好ましくは104.6dPa・s以上、105.0dPa・s以上、105.2dPa・s以上、特に105.5dPa・s以上である。このようにすれば、成形時に失透が生じ難くなるため、オーバーフローダウンドロー法で成形し易くなり、結果として、ガラス板の表面品位を高めることが可能になり、またガラス板の製造コストを低廉化することができる。なお、「液相粘度」は、液相温度におけるガラスの粘度を指し、白金球引き上げ法で測定可能である。
β-OH値は、ガラス中の水分量を示す指標であり、β-OH値を低下させると、歪点を高めることができる。また、ガラス組成が同じ場合でも、β―OH値が小さい方が、歪点以下の温度域での熱収縮が小さくなる。β-OH値は、好ましくは0.30/mm以下、0.25/mm以下、0.20/mm以下、0.15/mm以下、特に0.10/mm以下である。なお、β-OH値が小さ過ぎると、溶融性が低下し易くなる。よって、β-OH値は、好ましくは0.01/mm以上、特に0.03/mm以上である。ここで、「β-OH値」は、FT-IRを用いてガラスの透過率を測定し、下記の数式1を用いて求めた値を指す。
[数1]
β-OH値=(1/X)log(T/T
X:板厚(mm)
:参照波長3846cm-1における透過率(%)
:水酸基吸収波長3600cm-1付近における最小透過率(%)
本発明の無アルカリガラス板は、板厚方向の中央部にオーバーフロー合流面を有することが好ましい。つまりオーバーフローダウンドロー法で成形されてなることが好ましい。オーバーフローダウンドロー法とは、楔形の耐火物の両側から溶融ガラスを溢れさせて、溢れた溶融ガラスを楔形の下端で合流させながら、下方に延伸成形して平板形状に成形する方法である。オーバーフローダウンドロー法では、ガラス板の表面となるべき面は耐火物に接触せず、自由表面の状態で成形される。このため、未研磨で表面品位が良好なガラス板を安価に製造することができる。更に大面積化や薄肉化も容易である。
オーバーフローダウンドロー法以外にも、例えば、スロットダウン法、リドロー法、フロート法、ロールアウト法で成形することも可能である。
本発明の無アルカリガラス板において、板厚は、特に限定されないが、好ましくは1.0mm以下、0.7mm以下、0.5mm以下、特に0.05~0.4mmである。板厚が小さい程、液晶パネルや有機ELパネルを軽量化し易くなる。なお、板厚は、ガラス製造時の流量や成形速度(板引き速度)等で調整可能である。
本発明の無アルカリガラス板を工業的に製造する方法としては、上記ガラス組成に調合されたガラスバッチを溶融炉に投入し、加熱電極による通電加熱を行うことにより、溶融ガラスを得る溶融工程と、得られた溶融ガラスをオーバーフローダウンドロー法により無アルカリガラス板に成形する成形工程と、を有することが好ましい。
ガラス板の製造工程は、一般的に、溶融工程、清澄工程、供給工程、攪拌工程、成形工程を含む。溶融工程は、ガラス原料を調合したガラスバッチを溶融し、溶融ガラスを得る工程である。清澄工程は、溶融工程で得られた溶融ガラスを清澄剤等の働きによって清澄する工程である。供給工程は、各工程間に溶融ガラスを移送する工程である。攪拌工程は、溶融ガラスを攪拌し、均質化する工程である。成形工程は、溶融ガラスをガラス板に成形する工程である。なお、必要に応じて、上記以外の工程、例えば溶融ガラスを成形に適した状態に調節する状態調節工程を攪拌工程後に取り入れてもよい。
無アルカリガラス板を工業的に製造する場合、一般的に、バーナーの燃焼炎による加熱により溶融されている。バーナーは、通常、溶融窯の上方に配置されており、燃料として化石燃料、具体的には重油等の液体燃料やLPG等の気体燃料等が使用されている。燃焼炎は、化石燃料と酸素ガスを混合することにより得ることができる。しかし、この方法では、溶融時に溶融ガラス中に多くの水分が混入するため、β-OH値が上昇し易くなる。よって、無アルカリガラス板を製造するに当たり、加熱電極による通電加熱を行うことが好ましく、バーナーの燃焼炎による加熱を行わずに、加熱電極による通電加熱で溶融すること、つまり完全電気溶融であることが好ましい。これにより、溶融時に溶融ガラス中に水分が混入し難くなるため、β-OH値を0.30/mm以下、0.25/mm以下、0.20/mm以下、0.15/mm以下、特に0.10/mm以下に規制し易くなる。更に、加熱電極による通電加熱を行うと、溶融ガラスを得るための質量当たりのエネルギー量が低下すると共に、溶融揮発物が少なくなるため、環境負荷を低減することができる。
更にこの通電加熱に関し、ガラスバッチ中の水分量が少ない程、ガラス板中のβ-OH値を低減し易くなる。そして、Bの導入原料は、水分の最大の混入源になり易い。よって、低β-OH値の無アルカリガラス板を製造する観点から、Bの含有量をなるべく少なくする方が好ましい。またガラスバッチ中の水分量が少ない程、ガラスバッチが溶融窯内に一様に広がり易くなるため、均質で高品位のガラス板を製造し易くなる。
加熱電極による通電加熱は、溶融窯内の溶融ガラスに接触するように、溶融窯の底部又は側部に設けられた加熱電極に交流電圧を印加することにより行うことが好ましい。加熱電極に使用する材料は、耐熱性と溶融ガラスに対する耐食性を備えるものが好ましく、例えば、酸化錫、モリブデン、白金、ロジウム等が使用可能であり、特に炉内設置の自由度の観点から、モリブデンが好ましい。
以下、実施例に基づいて、本発明を説明する。但し、以下の実施例は、単なる例示である。本発明は、以下の実施例に何ら限定されない。
表1~28は、本発明の実施例(試料No.1~391)を示している。
まず表中のガラス組成になるように、ガラス原料を調合したガラスバッチを白金坩堝に入れた後、1600~1650℃で24時間溶融した。ガラスバッチの溶解に際しては、白金スターラーを用いて攪拌し、均質化を行った。次いで、溶融ガラスをカーボン板上に流し出して、板状に成形した後、徐冷点付近の温度で30分間徐冷した。得られた各試料について、熱膨張係数、密度、歪点、徐冷点、軟化点、高温粘度104.0dPa・sにおける温度、高温粘度103.0dPa・sにおける温度、高温粘度102.5dPa・sにおける温度、ヤング率、比ヤング率を評価した。なお、一部のガラス特性は、実測値ではなく、過去データから計算した推定値である。
熱膨張係数は、30~380℃の温度範囲における平均熱膨張係数をディラトメーターで測定した値である。
密度は、周知のアルキメデス法で測定した値である。
歪点、徐冷点、軟化点は、ASTM C336、C338の方法に基づいて測定した値である。
高温粘度104.0dPa・s、103.0dPa・s、102.5dPa・sにおける温度は、白金球引き上げ法で測定した値である。
ヤング率は、曲げ共振法により測定した値である。
比ヤング率は、ヤング率を密度で除した値である。
表から明らかなように、試料No.1~391は、ガラス組成中にYとLaを含んでおらず、歪点が650℃以上であった。よって、試料No.1~391は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイにおいて、TFT回路を形成するための基板又はTFT回路を形成するための樹脂基板を保持するキャリアガラスに好適であると考えられる。

Claims (6)

  1. ガラス組成として、モル%で、SiO 60~74%、Al 11.8~20%、B 0.01~1.9%、MgO 7.4~13%、CaO 1~7.5%、SrO 0.8~3.9%、BaO 1~4.2%、SrO+BaO 1.8~5%、Y+La 0~1.0%未満、P 0~0.2%を含有し、実質的にアルカリ金属酸化物を含有せず、(CaO+SrO+BaO)-(Al +B )が-6.5%以上であり、歪点が650℃以上であることを特徴とする無アルカリガラス板。
  2. SrO+BaOの含有量が1.8~3モル%であることを特徴とする請求項1に記載の無アルカリガラス板。
  3. 歪点が700℃以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の無アルカリガラス板。
  4. ヤング率が79GPa以上であることを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の無アルカリガラス板。
  5. 熱膨張係数が30×10-7~45×10-7/℃であることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の無アルカリガラス板。
  6. 高温粘度102.5dPa・sにおける温度が1600℃以下であることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載の無アルカリガラス板。
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