JP7476444B2 - 長尺物の支持構造体 - Google Patents
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Description
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(エンジン1)
図1は、本発明の第1実施形態に係る長尺物の支持構造体を備えるエンジンを示す斜視図である。
図1に示すエンジン1は、内燃機関であって、例えば産業用ディーゼルエンジンである。エンジン1は、例えばターボチャージ付きの過給式の高出力な4気筒エンジン等の立型の直列の多気筒エンジンである。エンジン1は、コモンレール式燃料噴射装置を有するディーゼルエンジンや副室式(IDI:Indirect Injection)のディーゼルエンジンである。エンジン1は、例えば建設機械、農業機械、芝刈り機のような車両等に搭載される。
次に、図1に表した長尺物の支持構造体10を、図1および図2を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係る長尺物の支持構造体の構造例を示す断面図である。
図3は、比較例に係る長尺物の支持構造体を示す断面図である。
図2は、図1に示す長尺物の支持構造体10の切断面B-Bにおける断面図である。
図3は、図1に表した切断面B-Bにおける断面図に相当する。
第1クランプ部材11と第2クランプ部材12と締結ねじ30とは、金属製の部材であり、例えば鉄やステンレス鋼等により作られている。但し、第1クランプ部材11と第2クランプ部材12と締結ねじ30との材料は、特に限定されるわけではない。図2に表したように、締結ねじ30は、エンジン1の組立現場において、工具を用いて第1クランプ部材11と第2クランプ部材12とを互いに締結するための締結部材であり、おねじ部31と、ヘッド32と、を有する。
図3に表した比較例に係る長尺物の支持構造体300は、分離抑制部を有していない。第1クランプ部材311の第1弾性部材321は、第2クランプ部材312の第2弾性部材322とは完全に別体になっている。このため、作業者が、長尺物の支持構造体300を用いて2本の燃料噴射管3,4の組あるいは2本の燃料噴射管4,5の組を支持する際に、エンジンの狭いスペースにおいて第1クランプ部材311と第2クランプ部材312とを締結ねじ330により互いに締結しようとすると、第1クランプ部材311および第2クランプ部材312の少なくともいずれかを誤って脱落あるいは落下させてしまうおそれがある。この理由のひとつとして、作業者が片手では第1クランプ部材311と第2クランプ部材312とを同時に支持し難いことが挙げられる。締結ねじ330を用いた締結作業中に、第1クランプ部材311および第2クランプ部材312の少なくともいずれかが脱落あるいは落下すると、エンジン1の組立現場での組立作業性が低下してしまう。
図4は、変形例に係る長尺物の支持構造体の構造例を示す断面図である。
図1および図2に示す第1実施形態の長尺物の支持構造体10では、第1クランプ部材11および第2クランプ部材12は、第1弾性部材21および第2弾性部材22を用いて、燃料噴射管3,4の組あるいは燃料噴射管4,5の組を互いに連結している。すなわち、長尺物の支持構造体10は、エンジン1の周辺においてエンジン1から離れた位置で、燃料噴射管3,4,5を互いに連結している。
図5は、本発明の第2実施形態に係る長尺物の支持構造体を示す断面図である。
図5は、図1に表した切断面B-Bにおける断面図に相当する。
図2に示す本発明の第1実施形態に係る長尺物の支持構造体10では、分離抑制部40は、第1弾性部材21の一端部21Tと第2弾性部材22の一端部22Tとに一体的に形成され第1弾性部材21の一端部21Tと第2弾性部材22の一端部22Tとを連結する連結部である。
これに対して、図5に示す本発明の第2実施形態に係る長尺物の支持構造体10Xでは、第1弾性部材21の一端部21Tと第2弾性部材22の一端部22Tとは、互いに別体になっている。分離抑制部40Xは、第2弾性部材22に設けられている。
図6は、本発明の第3実施形態に係る長尺物の支持構造体を示す断面図である。
図6は、図1に表した切断面B-Bにおける断面図に相当する。
図5に示す本発明の第2実施形態に係る長尺物の支持構造体10Xでは、分離抑制部40Xは、第2弾性部材22の2つの湾曲部22Bの間の位置だけに形成されている。
図7は、本発明の第4実施形態に係る長尺物の支持構造体を示す断面図である。
図7は、図1に表した切断面B-Bにおける断面図に相当する。
図7に示す長尺物の支持構造体10Zは、図5に示す本発明の第2実施形態に係る長尺物の支持構造体10Xと同様の構造を有している一方で、2本の燃料噴射管3,4の内のいずれか一方だけを支持する。図7に表した例では、長尺物の支持構造体10Zは、2本の燃料噴射管3,4の内の一方の燃料噴射管3だけを支持している。このような場合には、例えば一方の対向する湾曲部21B、22Bには、燃料噴射管3が挟まれるようにして支持されるが、他方の対向する湾曲部21B、22Bには、燃料噴射管の代わりにダミー部材60が配置されている。ダミー部材60は、例えば第2弾性部材22から連続して形成された部材であり、円形断面形状を有している。なお、ダミー部材60は、第1弾性部材21から連続して形成された部材であってもよい。つまり、第1弾性部材21および第2弾性部材22の少なくともいずれかは、複数の湾曲部21Bおよび複数の湾曲部22Bのうち互いに対向するいずれかの湾曲部21Bおよび湾曲部22Bを埋めるダミー部材60を有する。
例えば、本発明のエンジンの例として、本実施形態に係るエンジン1を例示している。エンジン1は、ターボチャージャ付きの過給式のディーゼルエンジンである。しかし、これに限らず、本発明のエンジンは、自然吸気式のディーゼルエンジン、ターボチャージャ付きの過給式のガソリンエンジン、自然吸気式のガソリンエンジン等であってもよい。また、エンジン1の種類は、例えばターボチャージ付きの過給式の高出力な4気筒エンジン等の多気筒エンジンである。但し、エンジン1の種類は、これだけに限定されるわけではなく、3気筒あるいは5気筒以上のエンジンであっても良い。エンジン1は、例えば建設機械、農業機械、芝刈り機のような車両以外の種類の車両に搭載できる。
Claims (6)
- エンジンに設けられている長尺物を支持する長尺物の支持構造体であって、
前記長尺物の外面を支持する第1弾性部材を有する第1クランプ部材と、
前記第1クランプ部材に対向しており前記長尺物の前記外面を支持する第2弾性部材を有する第2クランプ部材と、
前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間に前記長尺物を挟んだ状態で前記第1クランプ部材と前記第2クランプ部材とを締結させる締結ねじと、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材が前記長尺物を挟んで支持する際に、前記第1クランプ部材および前記第2クランプ部材が互いに分離することを抑制する分離抑制部と、
を備え、
前記分離抑制部は、前記第1弾性部材の一端部と前記第2弾性部材の一端部とに一体的に形成され前記第1弾性部材の一端部と前記第2弾性部材の一端部とを連結する連結部であることを特徴とする長尺物の支持構造体。 - エンジンに設けられている長尺物を支持する長尺物の支持構造体であって、
前記長尺物の外面を支持する第1弾性部材を有する第1クランプ部材と、
前記第1クランプ部材に対向しており前記長尺物の前記外面を支持する第2弾性部材を有する第2クランプ部材と、
前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間に前記長尺物を挟んだ状態で前記第1クランプ部材と前記第2クランプ部材とを締結させる締結ねじと、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材が前記長尺物を挟んで支持する際に、前記第1クランプ部材および前記第2クランプ部材が互いに分離することを抑制する分離抑制部と、
を備え、
前記分離抑制部は、前記第2弾性部材のねじ貫通孔に設けられ前記締結ねじのおねじ部の外径寸法よりも小さい内径寸法を有し前記締結ねじを仮止めする仮止め用係合部であることを特徴とする長尺物の支持構造体。 - エンジンに設けられている長尺物を支持する長尺物の支持構造体であって、
前記長尺物の外面を支持する第1弾性部材を有する第1クランプ部材と、
前記第1クランプ部材に対向しており前記長尺物の前記外面を支持する第2弾性部材を有する第2クランプ部材と、
前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間に前記長尺物を挟んだ状態で前記第1クランプ部材と前記第2クランプ部材とを締結させる締結ねじと、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材が前記長尺物を挟んで支持する際に、前記第1クランプ部材および前記第2クランプ部材が互いに分離することを抑制する分離抑制部と、
を備え、
前記分離抑制部は、
前記第1弾性部材のねじ貫通孔に設けられ前記締結ねじのおねじ部の外径寸法よりも小さい内径寸法を有し前記締結ねじを仮止めする第1仮止め用係合部と、
前記第2弾性部材のねじ貫通孔に設けられ前記締結ねじのおねじ部の外径寸法よりも小さい内径寸法を有し前記締結ねじを仮止めする第2仮止め用係合部と、
を有することを特徴とする長尺物の支持構造体。 - エンジンに設けられている長尺物を支持する長尺物の支持構造体であって、
前記長尺物の外面を支持する第1弾性部材を有する第1クランプ部材と、
前記第1クランプ部材に対向しており前記長尺物の前記外面を支持する第2弾性部材を有する第2クランプ部材と、
前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間に前記長尺物を挟んだ状態で前記第1クランプ部材と前記第2クランプ部材とを締結させる締結ねじと、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材が前記長尺物を挟んで支持する際に、前記第1クランプ部材および前記第2クランプ部材が互いに分離することを抑制する分離抑制部と、
を備え、
前記第1弾性部材は、前記長尺物の一部が嵌まる複数の第1湾曲部を有し、
前記第2弾性部材は、前記複数の第1湾曲部に対向して設けられ前記長尺物の一部が嵌まる複数の第2湾曲部を有し、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材の少なくともいずれかは、前記複数の第1湾曲部および前記複数の第2湾曲部のうち互いに対向するいずれかの前記第1湾曲部および前記第2湾曲部を埋めるダミー部材を有することを特徴とする長尺物の支持構造体。 - 前記第1弾性部材は、前記長尺物の一部が嵌まる複数の第1湾曲部を有し、
前記第2弾性部材は、前記複数の第1湾曲部に対向して設けられ前記長尺物の一部が嵌まる複数の第2湾曲部を有し、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材の少なくともいずれかは、前記複数の第1湾曲部および前記複数の第2湾曲部のうち互いに対向するいずれかの前記第1湾曲部および前記第2湾曲部を埋めるダミー部材を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の長尺物の支持構造体。 - 前記長尺物は、ディーゼルエンジンの燃料噴射管であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の長尺物の支持構造体。
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