JP7451314B2 - バイアス電流発生回路 - Google Patents
バイアス電流発生回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7451314B2 JP7451314B2 JP2020102231A JP2020102231A JP7451314B2 JP 7451314 B2 JP7451314 B2 JP 7451314B2 JP 2020102231 A JP2020102231 A JP 2020102231A JP 2020102231 A JP2020102231 A JP 2020102231A JP 7451314 B2 JP7451314 B2 JP 7451314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bandgap
- circuit
- power supply
- supply voltage
- positive power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
図15には、かかるバイアス電流発生回路の従来の回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつ従来のバイアス電流発生回路について説明する。
このバイアス電流発生回路は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)構成の典型的な回路で、トランジスタM1、M2にはPMOS(P-Channel Metal Oxide Semiconductor)が、トランジスタM3、M4にはNMOS(N-Channel Metal Oxide Semiconductor)が、それぞれ用いられている。
かかるバイアス電流発生回路は、トランジスタM1,M2と抵抗器R1によるバンドギャップ回路と、トランジスタM3,M4によるカレントミラー回路とに大別されて構成されたものとなっている。
電源電圧が一定に維持されている場合のトランジスタM2のドレイン電流Ioutを、トランジスタM1,M2と抵抗器R1によるバッドギャップ回路での回路ループで考えると以下のようになる。
まず、式1に示す電圧関係が成立する。
次に、この従来のバイアス電流発生回路において、正電源電圧端子VDDの電位が急激に低下した場合のトランジスタM2のドレイン電流Ioutの変化について、図16に示された波形図を参照しつつ説明する。
一方、正電源電圧VDDが急激に低下するのに対して、ゲート電位V1は図16(B)において二点鎖線の特性線で示されたように、比較的緩慢に徐々に低下してゆく。このようにゲート電位V1が緩慢に低下してゆくのは、コンデンサC1の放電に時間を要するためである。
そして、時刻t2においてトランジスタM1,M2のドレイン電流を流すために必要なゲート・ソース間電位差、0.7V程度が再び確保されると、トランジスタM2のドレイン電流Ioutが復帰することとなる(図16(B)及び図16(C)参照)。
結論としては、下記する式4に示されたように、正電源電圧VDDの低下時間Δtが短い場合、電流Ioutの停止が生ずることとなる。
なお、ΔVは、上述の例の場合、5V-2V=3Vである。
このように図15に示された従来のバイアス電流発生回路にあっては、正電源電圧VDDが急激に低下した場合、バイアス電流が一次的に停止するという問題がある。
図17には、特許文献1に開示された回路例が示されており、以下、同図を参照しつつ、この回路例について説明する。
電源電圧の急峻な低下に対する方策が施されたこの従来回路は、先に図15に示された従来回路に、トランジスタM5とコンデンサC2を追加した構成を有するものである。
かかる構成において、正電源電圧VDDが急峻に低下した場合におけるトランジスタM1,M2のゲート電位V1、トランジスタM1のソース電位V2及びトランジスタM2のドレイン電流Ioutの変化について、図18に示された波形図を参照しつつ説明する。
すなわち、先ず、図18(A)には正電源電圧VDDが5Vから2Vまで急峻に低下した際の電圧変化を模式的に表した波形図が示されている。
図18(B)には、正電源電圧VDDが急峻に低下した場合のトランジスタM1のゲート電位V1及びトランジスタM1のソース電位V2の変化が二点鎖線で示されている。
図17に示された回路においては、正電源電圧VDDが急峻に低下しても、トランジスタM1のゲート電位V1は3.6V程度を維持したままであり、また、トランジスタM1のソース電位V2は4.3V程度を維持したままであり、いずれも一定電圧となっている。
そのため、トランジスタM1,M2のゲート電位V1も一定に維持される。
その結果、トランジスタM1,M2のゲート・ソース間電位差Vgsが適切に保たれ、トランジスタM2のドレイン電流Ioutは停止することなく流れ続ける(図18(C)参照)。
また、同様に、トランジスタM1のソース電位V2とトランジスタM1のゲート電位V1との間にも0.7V程度の電位差があるように説明したが、この電位差はトランジスタM1のゲート・ソース間電位差によるものである。
すなわち、トランジスタM5を動作させるために電源電圧がさらに必要となり、最低動作電源電圧の上昇を招くこととなる。結局、特許文献1に開示されたバイアス電流発生回路は、急激な電源電圧の低下に対してバイアス電流の一時的な停止を回避することはできる反面、最低動作電源電圧の上昇を招くという問題がある。
正電源電圧と負電源電圧との間に、バンドギャップ回路と前記バンドギャップ回路への電流供給を行う供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられてなるバイアス電流発生回路であって、
前記バンドギャップ回路は、カレントミラー接続状態に設けられた2つのトランジスタと、前記バンドギャップ回路の出力であるバイアス電流を決定する電流決定用抵抗器とを用いて構成され、
前記正電源電圧側から前記バンドギャップ回路、前記供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられる場合には、前記バンドギャップ回路を構成するトランジスタの制御電極と前記正電源電圧との間に電圧変化重畳用コンデンサが設けられる一方、
前記正電源電圧側から前記供給用カレントミラー回路、前記バンドギャップ回路が直列接続されて設けられる場合には、前記供給用カレントミラー回路を構成するトランジスタの制御電極と前記正電源電圧との間に電圧変化重畳用コンデンサが設けられてなり、
前記正電源電圧の急低下時に前記電圧変化重畳用コンデンサを介して前記正電源電圧の電圧変化を前記制御電極へ重畳せしめて前記正電源電圧の急低下に起因する前記バイアス電流の一時的停止を回避することを可能としてなり、
前記正電源電圧側から前記バンドギャップ回路、前記供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられる場合にあって、
前記バンドギャップ回路の2つのトランジスタにはバンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタが用いられ、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのソースには前記正電源電圧が、前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのソースには前記電流決定用抵抗器を介して前記正電源電圧が、それぞれ印加可能とされ、前記バンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタの制御電極であるゲートが相互に接続されると共に、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレインと接続され、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレインは前記供給用カレントミラー回路の出力端に、前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのドレインは前記供給用カレントミラー回路の入力端に、それぞれ接続され、前記バンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタのゲートは、前記電圧変化重畳用コンデンサを介して前記正電源電圧が印加可能とされ、
前記電圧変化重畳用コンデンサの容量CX1は、
不等式CX1>{Cb1-(Iref×Δt)/ΔV}を満たし、
前記不等式におけるCb1は、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレインと前記負電源電圧間における寄生容量、前記不等式におけるIrefは、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレイン電流、前記不等式におけるΔVは、前記正電源電圧が急低下した際の低下幅、前記不等式におけるΔtは、前記正電源電圧が急低下によって前記ΔV低下する際に要した時間である低下時間幅であって、
前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのドレイン電流は、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレイン電流と同一に設定されてなるものである。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、第1の回路構成例について、図1を参照しつつ説明する。
この第1の回路構成例におけるバイアス電流発生回路は、バンドギャップ回路101と、供給用カレントミラー回路(図1においては「CM1」と表記)102と、起動回路(図1においては「ST1」と表記)103とに大別されて構成されたものとなっている。
また、この回路構成例においては、正電源電圧VDDと負電源電圧VSSとの間に、正電源電圧VDD側からバンドギャップ回路101、供給用カレントミラー回路102が直列接続されて設けられた構成となっている。
この第1の回路構成例において、バンドギャップ用第1及び第2のMOSトランジスタ1,2には、PMOS(P-Channel Metal Oxide Semiconductor)トランジスタが用いられている。
すなわち、この回路構成例において、第1の抵抗器31は、カレントミラー接続の出力段となるバンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2に接続されて、バイアス電流の大きさを決定する電流決定用抵抗器として機能するものとなっている。
また、バンドギャップ用第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲートは相互に接続されて、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1のドレインと接続されると共に、このゲート同士の接続点と正電源電圧端子41との間に、電圧変化重畳用コンデンサ(図1においては「CX1」と表記)35が接続されている。
供給用カレントミラー回路102は、ミラー用第1及び第2のMOSトランジスタ(図1においては、それぞれ「M3」、「M4」と表記)3,4を有して構成されている。
この第1の回路構成例において、ミラー用第1及び第2のMOSトランジスタ3,4には、NMOS(N-Channel Metal Oxide Semiconductor)トランジスタが用いられている。
ミラー用第2のMOSトランジスタ4のドレインには、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1のドレインが、ミラー用第1のMOSトランジスタ3のドレインには、バンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2のドレインが、それぞれ接続されている。
かかる構成において、ミラー用第1のMOSトランジスタ3は供給用カレントミラー回路102の入力段を、ミラー用第2のMOSトランジスタ4は供給用カレントミラー回路102の出力段を、それぞれ構成している。
この第1の回路構成例において、第11のMOSトランジスタ11にはPMOSトランジスタが、第12及び第13のMOSトランジスタ12,13には、NMOSトランジスタが、それぞれ用いられている。
また、第11及び第12のMOSトランジスタ11,12のゲートは相互に接続されると共に、先のバンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2とミラー用第1のMOSトランジスタ3のドレイン同士の接続点に接続されている。
そして、第13のMOSトランジスタ13のドレインは、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1とミラー用第2のMOSトランジスタ4のドレイン同士の接続点に接続される一方、第13のMOSトランジスタ13のソースは、負電源電圧端子42に接続されている。
なお、図1においては、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1とミラー用第2のMOSトランジスタ4のドレイン同士の接続点と負電源電圧端子42との間に生ずる寄生容量を「Cb1」と表記すると共に符号36を付している。
まず、図14(A)に示されたように、正電源電圧VDDが印加された後、時刻t1において急低下したとする。なお、この動作例において、正電源電圧VDD=5Vとし、電圧低下により正電源電圧VDDは2Vまで低下すると仮定する。
また、5Vから2Vに低下するまでに要した短い時間を低下時間幅Δtとする。
このようにゲート電位V1が正電源電圧VDDの低下に追従するのは、電圧変化重畳用コンデンサ35を介して正電源電圧VDDの変化がAC(Alternating Current)的にゲート電位V1に重畳されるためである。
図2は、寄生容量36から流れ出る放電電流Ib1の流れと電圧変化重畳用コンデンサ35に流れ込むコンデンサ流入電流IX1の流れを、第1の回路構成例に模式的に示した回路図である。
この2つの放電電流Ib1とコンデンサ流入電流IX1は、正電源電圧VDDが急激に低下(急低下)した際に発生する電流である。
バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1及びミラー用第2のMOSトランジスタ4のドレイン電流Irefと、バンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2のドレイン電流Ioutの相関関係は、従来回路と同様であり、先に説明した式3で表されるが、ここで、再掲すれば、下記の通りである。
また、Δtは、正電源電圧VDDがΔV低下するのに要した時間、すなわち低下時間幅である(図14(A)参照)。
その結果、バンドギャップ用第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲート・ソース間電位差が維持され、バンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2のドレイン電流Ioutは、正電源電圧VDDの急低下が生じても一時的に停止することなく流れ続けることとなる。
まず、図15に示された従来回路にあっては、コンデンサC1が起動回路として機能を果たしている。
これに対して、第1の回路構成例における起動回路103は、いわゆるインバータ形式の回路が用いられており、以下、その理由について説明する。
まず、第1の回路構成例における寄生容量36は、図15に示された起動回路として機能するコンデンサC1と同様なノード間に存在しているが、従来回路と異なり起動回路として機能するものではない。
仮に、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1のゲート・ソース間電位差VgsM1を0.7Vとした場合、各電源電圧での寄生容量36の容量値Cb1の条件は、以下、(a)~(e)に例示した通りとなる。
この第1の回路構成例のバイアス電流発生回路は、抵抗やトランジスタの各素子の定数にもよるが、正電源電圧VDD=1.4V以下も使用範囲として考え得るため、容量値Cb1は下記する式11の条件を満たす必要がある。
この式9において、容量値CX1がとり得る最小値は、Iref≒0Aとして、下記する式12で近似される。
このため、本発明の実施の形態における起動回路103は、先に述べたようにインバータ形式の回路構成を採っている。
正電源電圧VDDが印加された直後においてバンドギャップ回路101及び供給用カレントミラー回路102が未だ動作停止状態にあるときに、第12のMOSトランジスタ12はオフ状態となる一方、第11のMOSトランジスタ11はオン状態となる。
その結果、第11及び第12のMOSトランジスタ11,12により構成されるインバータの出力が論理値Highに対応する電圧レベルとなる。
バンドギャップ回路101及び供給用カレントミラー回路102の起動後、ミラー用第1のMOSトランジスタ3のゲート電位が上昇するため、第11及び第12のMOSトランジスタ11,12で構成されるインバータの出力が論理値Lowに対応する電圧レベルとなる。その結果、第13のMOSトランジスタ13がオフ状態となり、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1からの電流引き込みが停止され、バンドギャップ回路101及び供給用カレントミラー回路102は通常の動作状態となる。
例えば、図1に示された第11のMOSトランジスタ11に代えて、図3に示されたように第11の抵抗器(図3においては「R11」と表記)32を用いた構成としても良い。
なお、図1に示された第1の回路構成例における構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
第11の抵抗器32の一端は、正電源電圧端子41に接続される一方、他端は、第12のMOSトランジスタ12のドレイン及び第13のMOSトランジスタ13のゲートに接続されている。なお、第12及び第13のMOSトランジスタ12,13の他の接続部分は、図1に示された回路構成例と同一であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略する。
かかる構成における動作は、図1に示されたインバータ形式の起動回路103と基本的に同様であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略することとする。
図4において、起動回路103は省略されており、供給用カレントミラー回路102の出力端T1は、図3におけるミラー用第2のMOSトランジスタ4のドレインに相当し、入力端T2は、ミラー用第1のMOSトランジスタ3のドレインに相当する。
図5には、バイポーラトランジスタを用いたバンドギャップ回路101Aの具体的な回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつ、この回路について説明する。
なお、図1に示された第1の回路構成例における構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。また、図5において、起動回路103は省略されている。
この回路構成例において、バンドギャップ用第1及び第2のバイポーラトランジスタ21,22には、PNPトランジスタが用いられている。
バンドギャップ用第1及び第2のバイポーラトランジスタ21,22は、各々の制御電極としてのベースが相互に接続されると共に、バンドギャップ用第1のバイポーラトランジスタ21のコレクタと接続されている。
バンドギャップ用第1及び第2のバイポーラトランジスタ21,22の各ベースと正電源電圧端子41との間には、電圧変化重畳用コンデンサ35が接続されている。
さらに、バンドギャップ用第1のバイポーラトランジスタ21のコレクタは、供給用カレントミラー回路102の出力端に、バンドギャップ用第2のバイポーラトランジスタ22のコレクタは、供給用カレントミラー回路102の入力端に、それぞれ接続されている。
なお、かかる構成における回路動作は、図1を参照しつ説明した回路動作と基本的に同様であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略することとする。
なお、図1に示された第1の回路構成例における構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第2の回路構成例は、NMOSトランジスタを用いたバンドギャップ回路(図6においては「BG1」と表記)101Bと、PMOSトランジスタを用いた供給用カレントミラー回路102Aを有してなるものである。
また、この第2の回路構成例は、正電源電圧VDD側から供給用カレントミラー回路102A、バンドギャップ回路101Bが直列接続されて設けられた構成となっている。
バンドギャップ用第1及び第2のMOSトランジスタ1b,2bは、カレントミラー接続状態で設けられている。
すなわち、まず、バンドギャップ用第1及び第2のMOSトランジスタ1b,2bは、ゲートが相互に接続されると共に、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1bのドレインに接続されている。
そして、バンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2bのドレインは、次述する供給用カレントミラー回路102Aの入力段に、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1bのドレインは、供給用カレントミラー回路102Aの出力段に、それぞれ接続されている。
すなわち、ミラー用第1及び第2のMOSトランジスタ3a,4aは、ゲートが相互に接続されると共に、ミラー用第1のMOSトランジスタ3aのドレインに接続されている。
また、ミラー用第1及び第2のMOSトランジスタ3a,4aのゲートと正電源電圧端子41との間に、電圧変化重畳用コンデンサ35が接続されている。
なお、図6においては、ミラー用第1及び第2のMOSトランジスタ3a,4aのゲート電位を”V1a”と表記してある。このゲート電位V1aは、図1に示された第1の回路構成例におけるゲート電位V1に対応するものである。
なお、バンドギャップ回路101Bは、必ずしもバンドギャップ用第1及び第2のMOSトランジスタ1b,2b及び第1の抵抗器31を用いた構成に限定される必要はなく、他の回路構成であっても良い(図7参照)。
図7において、起動回路103は省略されており、バンドギャップ回路101Bの入力端T4は、図6におけるバンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1bのドレインに相当し、出力端T3は、バンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2bのドレインに相当する。
図8には、バイポーラトランジスタを用いた供給用カレントミラー回路102Bの回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつ説明する。
なお、図6、図7に示された回路構成例における構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この回路構成例において、ミラー用第1及び第2のバイポーラトランジスタ21b,22bには、PNPトランジスタが用いられている。
また、ミラー用第1及び第2のバイポーラトランジスタ21b,22bのエミッタは、共に正電源電圧端子41に接続されており、ミラー用第1のバイポーラトランジスタ21bは入力段を、ミラー用第2のバイポーラトランジスタ22bは出力段を、それぞれ構成するものとなっている。
なお、電圧変化重畳用コンデンサ35は、ミラー用第1及び第2のバイポーラトランジスタ21b,22bのベースと正電源電圧端子41との間に接続されている。
なお、図1、図6に示された回路構成例における構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第3の回路構成例は、バンドギャップ回路101Cの構成が次述するように第1の回路構成例における構成と異なる点を除けば、他の構成部分は基本的に第1の回路構成例と同一である。
バンドギャップ用第1及び第2のMOSトランジスタ1C,2Cのソースは、共に正電源電圧端子41に接続されている。一方、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1Cのドレインは第1の抵抗器31を介してミラー用第2のMOSトランジスタ4のドレインに、バンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2Cのドレインはミラー用第1のMOSトランジスタ3のドレインに、それぞれ接続されている。
またさらに、バンドギャップ用第2のMOSトランジスタ2Cのゲートは、バンドギャップ用第1のMOSトランジスタ1Cのドレインに接続されている。
なお、供給用カレントミラー回路102は、必ずしもミラー用第1及び第2のMOSトランジスタ3,4を用いた構成に限定される必要はなく、他の回路構成であっても良い(図10参照)。
図11には、バイポーラトランジスタを用いたバンドギャップ回路101Dの具体的な回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつ、この回路について説明する。
なお、図1、図9に示された回路構成例における構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
バンドギャップ用第1及び第2のバイポーラトランジスタ21d,22dのエミッタは、共に正電源電圧端子41に接続されている。一方、バンドギャップ用第1のバイポーラトランジスタ21dのコレクタは第1の抵抗器31を介して供給用カレントミラー回路102の出力端に、バンドギャップ用第2のバイポーラトランジスタ22dのコレクタは供給用カレントミラー回路102の入力端に、それぞれ接続されている。
またさらに、バンドギャップ用第2のバイポーラトランジスタ22dのベースは、バンドギャップ用第1のバイポーラトランジスタ21dのコレクタに接続されている。
なお、図1、図6、又は図9のいずれかの回路構成例における構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
最初に、図12は、第1の回路構成例(図1)及び第3の回路構成例(図9)のように正電源電圧側にバンドギャップ回路が設けられる場合における発明の概念を模式的に示した回路構成図である。
図12においては、バンドギャップ用第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲート付近に、正電源電圧VDDの急激な低下に追従して低下するゲート電位V1の電圧波形が模式的に示されている。かかる模式的な電圧波形の表記によって、第1及び第3の回路構成例においては、正電源電圧VDDの低下と共にゲート電圧V1を低下させる手段が設けられることが概念的に示されている。
まず、第2の回路構成例における発明の要旨は、正電源電圧VDDの急激な低下が生じた場合、供給用カレントミラー回路102Aを構成するMOSトランジスタのゲート電圧V1aを正電源電圧VDDに追従させて低下させることにある。
図13においては、ミラー用第1及び第2のMOSトランジスタ3a,4aのゲート付近に、正電源電圧VDDの急激な低下に追従して低下するゲート電位V1aの電圧波形が模式的に示されている。かかる模式的な電圧波形の表記によって、第2の回路構成例においては、正電源電圧VDDの低下と共にゲート電圧V1aを低下させる手段が設けられることが概念的に示されている。
101,101A,101B,101C,101D…バンドギャップ回路
102,102A,102B…供給用カレントミラー回路
103,103A…起動回路
Claims (5)
- 正電源電圧と負電源電圧との間に、バンドギャップ回路と前記バンドギャップ回路への電流供給を行う供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられてなるバイアス電流発生回路であって、
前記バンドギャップ回路は、カレントミラー接続状態に設けられた2つのトランジスタと、前記バンドギャップ回路の出力であるバイアス電流を決定する電流決定用抵抗器とを用いて構成され、
前記正電源電圧側から前記バンドギャップ回路、前記供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられる場合には、前記バンドギャップ回路を構成するトランジスタの制御電極と前記正電源電圧との間に電圧変化重畳用コンデンサが設けられる一方、
前記正電源電圧側から前記供給用カレントミラー回路、前記バンドギャップ回路が直列接続されて設けられる場合には、前記供給用カレントミラー回路を構成するトランジスタの制御電極と前記正電源電圧との間に電圧変化重畳用コンデンサが設けられてなり、
前記正電源電圧の急低下時に前記電圧変化重畳用コンデンサを介して前記正電源電圧の電圧変化を前記制御電極へ重畳せしめて前記正電源電圧の急低下に起因する前記バイアス電流の一時的停止を回避することを可能としてなり、
前記正電源電圧側から前記バンドギャップ回路、前記供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられる場合にあって、
前記バンドギャップ回路の2つのトランジスタにはバンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタが用いられ、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのソースには前記正電源電圧が、前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのソースには前記電流決定用抵抗器を介して前記正電源電圧が、それぞれ印加可能とされ、前記バンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタの制御電極であるゲートが相互に接続されると共に、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレインと接続され、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレインは前記供給用カレントミラー回路の出力端に、前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのドレインは前記供給用カレントミラー回路の入力端に、それぞれ接続され、前記バンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタのゲートは、前記電圧変化重畳用コンデンサを介して前記正電源電圧が印加可能とされ、
前記電圧変化重畳用コンデンサの容量CX1は、
不等式CX1>{Cb1-(Iref×Δt)/ΔV}を満たし、
前記不等式におけるCb1は、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレインと前記負電源電圧間における寄生容量、前記不等式におけるIrefは、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレイン電流、前記不等式におけるΔVは、前記正電源電圧が急低下した際の低下幅、前記不等式におけるΔtは、前記正電源電圧が急低下によって前記ΔV低下する際に要した時間である低下時間幅であって、
前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのドレイン電流は、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレイン電流と同一に設定されてなることを特徴とするバイアス電流発生回路。 - 正電源電圧と負電源電圧との間に、バンドギャップ回路と前記バンドギャップ回路への電流供給を行う供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられてなるバイアス電流発生回路であって、
前記バンドギャップ回路は、カレントミラー接続状態に設けられた2つのトランジスタと、前記バンドギャップ回路の出力であるバイアス電流を決定する電流決定用抵抗器とを用いて構成され、
前記正電源電圧側から前記バンドギャップ回路、前記供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられる場合には、前記バンドギャップ回路を構成するトランジスタの制御電極と前記正電源電圧との間に電圧変化重畳用コンデンサが設けられる一方、
前記正電源電圧側から前記供給用カレントミラー回路、前記バンドギャップ回路が直列接続されて設けられる場合には、前記供給用カレントミラー回路を構成するトランジスタの制御電極と前記正電源電圧との間に電圧変化重畳用コンデンサが設けられてなり、
前記正電源電圧の急低下時に前記電圧変化重畳用コンデンサを介して前記正電源電圧の電圧変化を前記制御電極へ重畳せしめて前記正電源電圧の急低下に起因する前記バイアス電流の一時的停止を回避することを可能としてなり、
前記正電源電圧側から前記供給用カレントミラー回路、前記バンドギャップ回路が直列接続されて設けられる場合にあって、
前記供給用カレントミラー回路は、ミラー用第1及び第2のPMOSトランジスタが用いられてなり、前記ミラー用第1及び第2のPMOSトランジスタのソースは、前記正電源電圧が印加可能とされる一方、前記ミラー用第1及び第2のPMOSトランジスタの制御電極であるゲートが相互に接続されると共に、前記ミラー用第1のPMOSトランジスタのドレインと接続され、前記供給用カレントミラー回路の入力段をなす前記ミラー用第1のPMOSトランジスタのドレインは、前記バンドギャップ回路の出力端に、前記供給用カレントミラー回路の出力段をなす前記ミラー用第2のPMOSトランジスタのドレインは、前記バンドギャップ回路の入力端に、それぞれ接続され、前記ミラー用第1及び第2のPMOSトランジスタのゲートは、前記電圧変化重畳用コンデンサを介して前記正電源電圧が印加可能とされ、
前記電圧変化重畳用コンデンサの容量CX1は、
不等式CX1>{Cb1-(Iref×Δt)/ΔV}を満たし、
前記不等式におけるCb1は、前記ミラー用第1のPMOSトランジスタのドレインと前記負電源電圧間における寄生容量、前記不等式におけるIrefは、前記ミラー用第2のPMOSトランジスタのドレイン電流、前記不等式におけるΔVは、前記正電源電圧が急低下した際の低下幅、前記不等式におけるΔtは、前記正電源電圧が急低下によって前記ΔV低下する際に要した時間である低下時間幅であって、
前記ミラー用第2のPMOSトランジスタのドレイン電流は、前記ミラー用第1のPMOSトランジスタのドレイン電流と同一に設定されてなることを特徴とするバイアス電流発生回路。 - 正電源電圧と負電源電圧との間に、バンドギャップ回路と前記バンドギャップ回路への電流供給を行う供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられてなるバイアス電流発生回路であって、
前記バンドギャップ回路は、カレントミラー接続状態に設けられた2つのトランジスタと、前記バンドギャップ回路の出力であるバイアス電流を決定する電流決定用抵抗器とを用いて構成され、
前記正電源電圧側から前記バンドギャップ回路、前記供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられる場合には、前記バンドギャップ回路を構成するトランジスタの制御電極と前記正電源電圧との間に電圧変化重畳用コンデンサが設けられる一方、
前記正電源電圧側から前記供給用カレントミラー回路、前記バンドギャップ回路が直列接続されて設けられる場合には、前記供給用カレントミラー回路を構成するトランジスタの制御電極と前記正電源電圧との間に電圧変化重畳用コンデンサが設けられてなり、
前記正電源電圧の急低下時に前記電圧変化重畳用コンデンサを介して前記正電源電圧の電圧変化を前記制御電極へ重畳せしめて前記正電源電圧の急低下に起因する前記バイアス電流の一時的停止を回避することを可能としてなり、
前記正電源電圧側から前記バンドギャップ回路、前記供給用カレントミラー回路が直列接続されて設けられる場合にあって、
前記バンドギャップ回路の2つのトランジスタにはバンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタが用いられ、前記バンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタのソースは前記正電源電圧が印加可能とされる一方、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレインと前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのゲートは相互に接続されると共に前記電流決定用抵抗器を介して前記カレントミラー回路の出力端に接続され、前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのドレインは前記カレントミラー回路の入力端に接続され、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのゲートは前記カレントミラー回路の出力段に接続されると共に前記電圧変化重畳用コンデンサを介して前記正電源電圧が印加可能とされ、
前記電圧変化重畳用コンデンサの容量CX1は、
不等式CX1>{Cb1-(Iref×Δt)/ΔV}を満たし、
前記不等式におけるCb1は、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレインと前記負電源電圧間における寄生容量、前記不等式におけるIrefは、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレイン電流、前記不等式におけるΔVは、前記正電源電圧が急低下した際の低下幅、前記不等式におけるΔtは、前記正電源電圧が急低下によって前記ΔV低下する際に要した時間である低下時間幅であって、
前記バンドギャップ用第2のPMOSトランジスタのドレイン電流は、前記バンドギャップ用第1のPMOSトランジスタのドレイン電流と同一に設定されてなることを特徴とするバイアス電流発生回路。 - 前記バンドギャップ用第1及び第2のPMOSトランジスタに代えてバンドギャップ用第1及び第2のバイポーラトランジスタを用い、前記バンドギャップ用第1及び第2のバイポーラトランジスタはPNPトラジスタであることを特徴とする請求項1又は請求項3記載のバイアス電流発生回路。
- 前記ミラー用第1及び第2のPMOSトランジスタに代えてミラー用第1及び第2のバイポーラトランジスタを用い、前記ミラー用第1及び第2のバイポーラトランジスタはPNPトラジスタであることを特徴とする請求項2記載のバイアス電流発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020102231A JP7451314B2 (ja) | 2020-06-12 | 2020-06-12 | バイアス電流発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020102231A JP7451314B2 (ja) | 2020-06-12 | 2020-06-12 | バイアス電流発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021196806A JP2021196806A (ja) | 2021-12-27 |
JP7451314B2 true JP7451314B2 (ja) | 2024-03-18 |
Family
ID=79195531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020102231A Active JP7451314B2 (ja) | 2020-06-12 | 2020-06-12 | バイアス電流発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7451314B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008015779A (ja) | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Rohm Co Ltd | 定電流源回路および電源回路 |
JP2010186360A (ja) | 2009-02-13 | 2010-08-26 | New Japan Radio Co Ltd | バイアス電流発生回路 |
JP2018517990A (ja) | 2015-06-16 | 2018-07-05 | ノルディック セミコンダクタ アーエスアーNordic Semiconductor ASA | 起動回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2800523B2 (ja) * | 1992-01-14 | 1998-09-21 | 日本電気株式会社 | 定電流回路 |
-
2020
- 2020-06-12 JP JP2020102231A patent/JP7451314B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008015779A (ja) | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Rohm Co Ltd | 定電流源回路および電源回路 |
JP2010186360A (ja) | 2009-02-13 | 2010-08-26 | New Japan Radio Co Ltd | バイアス電流発生回路 |
JP2018517990A (ja) | 2015-06-16 | 2018-07-05 | ノルディック セミコンダクタ アーエスアーNordic Semiconductor ASA | 起動回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021196806A (ja) | 2021-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7034514B2 (en) | Semiconductor integrated circuit using band-gap reference circuit | |
JP3686176B2 (ja) | 定電流発生回路及び内部電源電圧発生回路 | |
GB2256731A (en) | Positive temperature coefficient internal supply voltage generator | |
JPH06224648A (ja) | Cmosトランジスタ回路を使用する基準電圧発生回路 | |
JP6354720B2 (ja) | 保護回路付きのレギュレータ回路 | |
JP2994572B2 (ja) | ヒステリシス比較器を備えた電圧制限回路 | |
JP4445780B2 (ja) | 電圧レギュレータ | |
JP3335183B2 (ja) | バッファ回路 | |
US8138743B2 (en) | Band-gap reference voltage source circuit with switchable bias voltage | |
JPH11161353A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
US7888993B2 (en) | Bias current generator for multiple supply voltage circuit | |
JPH05114291A (ja) | 基準電圧発生回路 | |
JP7451314B2 (ja) | バイアス電流発生回路 | |
KR100761369B1 (ko) | 온도변화 적응형 내부 전원 발생 장치 | |
JP4727294B2 (ja) | 電源回路 | |
JP2008171177A (ja) | 電源回路 | |
JP5842475B2 (ja) | 電圧生成回路およびパワーオンリセット回路 | |
JP2002074967A (ja) | 降圧電源回路 | |
US11249118B2 (en) | Current sensing circuit | |
JP5040397B2 (ja) | 基準電圧回路 | |
JP7545901B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2008197723A (ja) | 電圧発生回路 | |
JP2950093B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP3507706B2 (ja) | 半導体装置 | |
KR20080003048A (ko) | 기준 전압 발생 회로 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230410 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240306 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7451314 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |