JP7443936B2 - 自動倉庫 - Google Patents
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Description
段ごと搬送車付き自動倉庫には、入庫側と出庫側とに、昇降装置が設けられている(特許文献1を参照)。
本発明の目的は、自動倉庫において、昇降装置に多くの荷物を載せることで、荷物の搬送効率を向上することにある。
棚は、複数段からなる。
搬送車は、棚の段ごとに配置されかつ荷物を搬送する。
昇降装置は、荷物を入庫ステーションと棚との間で昇降させる。
昇降装置は、第1コンベヤを有している。第1コンベヤは、複数の荷物を支持する支持面を有し、支持面上において先端の荷物1つだけを搬出可能である。
コントローラは、入庫ステーション、又は棚から昇降装置に搬送される荷物の大きさ情報に基づいて、昇降装置で一度に搬送できる荷物を把握する。
この自動倉庫では、昇降装置に載せることができる荷物を把握することで、多くの荷物を昇降装置に載せることができる。その結果、荷物を搬送する効率が向上する。
この自動倉庫では、第1コンベヤが先頭の荷物一つだけを搬出可能であるので、必要に応じて荷物を棚の各段に振り分けることができる。
なお、「荷物の大きさ情報」とは、例えば、荷物の幅(搬送方向長さ)情報、格納することができる/された棚に紐づけられた荷物の大きさ情報である。「荷物の大きさ情報」は、荷物が搬送方向に詰められた状態での全体の搬送方向長さを含む。
入庫ステーションから昇降装置に搬送される荷物の大きさ情報に基づいて、第1コンベヤに搬送する荷物を決定し、
次に、第1コンベヤに複数の荷物を前詰めさせてもよい。
この自動倉庫では、第1コンベヤにおいて荷物を前詰めできるので、荷物を搬送する効率が向上する。
コントローラは、
入庫ステーションから昇降装置に搬送される荷物の大きさ情報に基づいて、第1コンベヤに搬送する荷物を決定し、
次に、第2コンベヤに複数の荷物を前詰めさせ、
次に、前詰めが行われた荷物をまとめて第2コンベヤから第1コンベヤに搬入してもよい。
この自動倉庫では、入庫ステーションから昇降装置へ複数の荷物を移動させる際に、入庫ステーションに搬送された複数の荷物を1つの荷物として扱うことで、入庫ステーションから昇降装置に複数の荷物を移動させるのに必要な時間を短くできる。
この自動倉庫では、一度の搬送によって、連続する荷物を同じ棚に振り分けることができるので、荷物を搬送する効率が向上する。
荷物は、第一荷物と、第一荷物より搬送方向長さが短い第二荷物とがあってもよい。棚は、第一荷物を格納できる第一棚と、第二荷物の専用棚でありかつ第一棚より入庫ステーションから離れた位置に設けられている第二棚とを有していてもよい。
この自動倉庫では、入庫ステーションからより遠くの棚に多くの第二荷物を一度に搬送することで、その棚における搬送車の待機時間を減らすことができる。そして、この間に昇降台が他の棚へ荷物を搬送することで、自動倉庫全体として入庫効率を向上できる。
(1)自動倉庫全体の説明
図1及び図2を用いて、第1実施形態に係る自動倉庫100を説明する。自動倉庫100は、複数段の棚を有し、各棚に荷物を入庫し、又は、各棚に保管された荷物を出庫可能なシステムである。図1は、第1実施形態の自動倉庫の側面図である。図2は、搬送車と棚の斜視図である。以下の説明では、図1の左右方向を第1方向(Y)といい、図1の紙面奥行き方向を第2方向(X)といい、図1の上下方向を第3方向(Z)という。
自動倉庫100は、ラック1と、複数の搬送車3と、入庫ステーション7と、出庫ステーション9と、入庫用昇降装置11、出庫用昇降装置13とを備える。
ラック1は、第3方向に並んだ複数段の棚21を有する。各棚21は、第1方向に長く延びており、複数の荷物載置部を有している。
棚21は、搬送車3及び走行路5(後述)に対して第2方向の両側又は片側に配置されている。
複数の搬送車3は、それぞれ、各棚21の対応する高さにおいて、第1方向に沿って走行可能である。具体的には、第1方向に直線状に延びる走行路5が各棚21に対応する高さに敷設されており、搬送車3は走行路5上を第1方向に往復走行できる。また、搬送車3は、移載装置15を有しており、対応する棚21との間で第2方向に荷物Wを移載可能となっている。
入庫用昇降装置11は、ラック1と入庫ステーション7との間に配置され、昇降機構52(図5)と、昇降台53を有する。昇降機構52は、公知の技術であり、支柱55に沿って昇降台53をZ方向に昇降する。昇降台53は、入庫ステーション7と棚21との間で荷物Wを移載する昇降台コンベヤ57(図3、第1コンベヤの一例)を有している。昇降台コンベヤ57は、複数の荷物Wを支持する支持面57aを有している。また、各棚21には、入庫用昇降装置11に隣接するする部分に、入庫用コンベヤ23が設けられている。そのため、両方のコンベヤが連動して動作することで、荷物Wの受け渡しが行われる。
昇降台コンベヤ57は、複数のローラ59を有している。複数のローラ59は、駆動ローラ59A(図5も参照)と従動ローラ59Bとを有している。
駆動ローラ59Aは、それぞれモータを内蔵しており、電力を供給されることにより自ら回転するモータローラである。駆動ローラ59Aは、ローラ部、軸部、直流モータ、減速ギヤ部、パルス出力部等を有している。
この実施形態では、搬送方向下流側の駆動ローラ59Aが、支持面57a上において先端の荷物Wを1つだけを搬出する荷物切り出しローラとして機能する。
ストッパ61を駆動する構造は公知の技術であり、例えばエアシリンダである。
ストッパ61が第1位置にあると、複数の荷物Wの先頭に位置する荷物Wの搬送を強制的に止めることができ、そのため搬送路の下流の端部から荷物Wを詰めて配置する前詰め状態で、複数の荷物Wを一時的に停止できる。より具体的には、複数の荷物Wの前詰め状態を実現するためには、例えば、ストッパ61で止められている荷物Wに対して後続の搬送方向上流側の荷物Wを当接させ、さらに後続の荷物Wを搬送方向下流側で停止した荷物Wに順番に当接させることにより、荷物W同士の間隔を詰めた状態とする。
コンベヤ67は、昇降台コンベヤ57と構造及び動作が同じである。
入庫ステーション7は、ラック1の第1方向一方側に配置されている。入庫ステーション7は、ラック1に収納されるべき荷物Wを搬入コンベヤ(図示せず)から受け取る。入庫ステーション7は、ステーションコンベヤ7aを有している。
図3に示すように、ステーションコンベヤ7aは、複数のローラ71を有している。複数のローラ71は、搬送方向に沿って所定の間隔を設けて配置されている。複数のローラ71は、駆動ローラ71A(図6も参照)と従動ローラ71Bとを有している。
各駆動ローラ71Aは互いに独立して駆動されることができる。
ステーションコンベヤ7aのさらに搬送方向上流側には、荷物の幅(搬送方向の長さ)を測定するための荷物幅センサ73(図6も参照)が設けられている。荷物幅センサ73は、例えば透過型光電センサであり、荷物Wが通過したことを検出する。コントローラ51(後述)は、搬送方向上流側のコンベヤ及びステーションコンベヤ7aに荷物Wを搬送させながら、荷物Wが荷物幅センサ73を通過するのに要した時間に基づいて荷物Wの幅(第1方向長さ)を算出する。
なお、荷物Wの幅を把握するためには、ストッパで荷物Wを止めて、荷物Wの後端を複数の光電センサで測定してもよい。
また、荷物の幅情報は、さらに上流側で計測又は認識されたものでもよいし、あらかじめ登録されたものでもよい。
なお、入庫ステーション及び出庫ステーションの位置及び数は特に限定されない。
図4~図6を用いて、自動倉庫100の制御構成を説明する。図4は、自動倉庫の制御構成を示す機能ブロック図である。図5は、入庫用昇降装置の機能ブロック図である。図6は、入庫ステーションの機能ブロック図である。
図4に示すように、自動倉庫100は、コントローラ51を有している。
コントローラ51は、自動倉庫100における荷物の保管及び入出庫を管理するとともに、複数の搬送車3、入庫ステーション7、出庫ステーション9、入庫用昇降装置11、出庫用昇降装置13、を制御する装置である。コントローラ51は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。
コントローラ51は、1つのコンピュータシステムで実現されてもよいし、複数のコンピュータシステムで実現されてもよい。
コントローラ51には、図6に示すように、荷物幅センサ73が接続されている。コントローラ51は、荷物幅センサ73からの検出信号を受信可能である。
コントローラ51には、図示しないが、荷物Wの大きさ、形状及び位置を検出するセンサ、各装置の状態を検出するためのセンサ及びスイッチ、並びに情報入力装置が接続されている。
(7-1)入庫動作
最初に、入庫用昇降装置11の昇降台53の昇降台コンベヤ57が、入庫ステーション7のステーションコンベヤ7aの位置まで移動する。
次に、昇降台53が、荷物Wを入庫すると決定した棚21に対応する位置まで昇降する。
次に、昇降台53の昇降台コンベヤ57が、荷物Wを入庫用コンベヤ23に搬送する。このとき、昇降台コンベヤ57は、搬送方向最下流側の駆動ローラ21Aを駆動することで、先頭の荷物W一つだけを搬出可能である。したがって、入庫用昇降装置11は、必要に応じて荷物Wを棚21の各段に振り分けることができる。なお、別の例として、搬送方向最下流側の駆動ローラ21Aと他の駆動ローラ21Aとを同期して駆動させることで、複数の荷物Wを搬出することもできる。
最後に、搬送車3は、第1方向に走行して、荷物Wを棚21の目的位置に下ろす。
最初に、搬送車3が、第1方向に走行して棚21の荷物Wのある位置まで走行し、荷物Wを積み込む。
次に、搬送車3が、出庫用コンベヤ25まで移動し、荷物Wを下ろす。
次に、出庫用昇降装置13の昇降台63が、荷物を出庫すると決定した棚21に対応する位置まで昇降する。
次に、昇降台63が、出庫ステーション9のステーションコンベヤ9aの位置まで昇降する。
最後に、昇降台63のコンベヤ67が、荷物Wを出庫ステーション9のステーションコンベヤ9aに搬送する。
図7を用いて、入庫用昇降装置11への荷物積み込み動作を説明する。図7は、入庫用昇降装置への荷物積み込み動作を示すフローチャートである。
以下に説明する制御フローチャートは例示であって、各ステップは必要に応じて省略及び入れ替え可能である。また、複数のステップが同時に実行されたり、一部又は全てが重なって実行されたりしてもよい。
さらに、制御フローチャートの各ブロックは、単一の制御動作とは限らず、複数のブロックで表現される複数の制御動作に置き換えることができる。
なお、各装置の動作は、コントローラ51から各装置への指令の結果であり、これらはソフトウェア・アプリケーションの各ステップによって表現される。
ステップS2では、入庫ステーション7のステーションコンベヤ7a及び入庫用昇降装置11の昇降台コンベヤ57が駆動開始される。具体的には、コントローラ51が両コンベヤを制御して上記動作を実行させる。
なお、下記の動作では、ストッパ61によって搬送方向最下流側の荷物Wが停止させられ、次に搬送されてきた荷物Wは搬送方向下流側の荷物Wに順番に当接して停止させられることで、図3に示すように複数の荷物Wの前詰めが実現される。
以上に述べたように、コントローラ51は、入庫ステーション7から入庫用昇降装置11に搬送される荷物Wの大きさ情報に基づいて、昇降台コンベヤ57に搬送する荷物Wを決定する。
ステップS5では、荷物Wの幅が算出される。具体的には、コントローラ51が上記計算を実行する。
ステップS7では、搬出すべき全ての荷物Wがステーションコンベヤ7aから昇降台コンベヤ57に搬出されたか否かが判断される。具体的に、コントローラ51がセンサ(図示せず)からの検出信号に基づいて上記判断を実行する。
ステップS8では、両コンベヤの駆動が停止される。具体的には、コントローラ51がステーションコンベヤ7a及び昇降台コンベヤ57の駆動を停止する。以上の結果、図3に示すように、昇降台コンベヤ57において荷物Wが前詰め状態になる。
なお、上記の制御動作は、出庫用コンベヤ25から出庫用昇降装置13の昇降台63のコンベヤ67への荷物積み下ろし動作にも適用可能である。この場合も、コントローラ51は、棚21から出庫用昇降装置13に搬送される荷物Wの大きさ情報に基づいて、出庫用昇降装置13で一度に搬送できる荷物Wを把握する。したがって、多くの荷物Wを出庫用昇降装置13に載せることができる。その結果、荷物Wを搬送する効率が向上する。
また、以上に述べたように、コントローラ51は、昇降台コンベヤ57に複数の荷物Wを前詰めさせる。したがって、荷物Wを搬送する効率が向上する。
本実施形態の変形例として、棚21の段ごとに入庫される荷物Wの大きさ(例えば、幅)があらかじめ決まっている場合がある。
その場合、昇降台コンベヤ57に載っている荷物Wのうち大きさ異なっているものが連続している場合は、昇降台コンベヤ57は例えば荷物Wを1個ずつ切り出して棚21に下ろす。
なお、昇降台コンベヤ57に載っている荷物の種類の判定基準となる属性は、荷物の大きさ(例えば、第1方向長さ)に限定されない。上記属性は、荷物の内容や他の情報であってもよい。また、上基礎属性は、荷物Wの高さ情報であってもよい。
荷物Wは、第一荷物と、第一荷物より搬送方向長さが短い第二荷物とがある例を説明する。この変形例では、棚21は、第一荷物を格納できる第一棚と、第二荷物の専用棚でありかつ第一棚より入庫ステーションから離れた位置に設けられている第二棚と有している。なお、第一棚は、複数種類の荷物が格納できてもよいし、第一荷物の専用棚でもよい。
この変形例では、多くの第二荷物を入庫するときに、第二荷物は入庫ステーション7からより遠くの棚である第二棚に運ばれる。
その理由は、下記のような問題があるからである。入庫ステーション7から遠くの第二棚ほど昇降台53の昇降時間が長くなる。そのため、入庫ステーション7からより遠くの第二棚に配置される搬送車3の待機時間が増える傾向にある。
なお、第二棚は、例えば、最上段の棚21、又は最上段の棚21を含む上側の複数段の棚21である。
この変形例では、入庫ステーション7からより遠くの第二棚に多くの第二荷物を一度に搬送することで、搬送車3の待機時間を減らすことができる。そして、この間に昇降台53が他の棚21へ荷物Wを搬送することで、自動倉庫100全体として入庫効率を向上できる。なお、上記とは異なり多くの第二荷物を入庫ステーション7の近くの棚21の段に入庫する場合は、入庫用昇降装置11が動作待ちになる。
この変形例では、昇降台コンベヤ57のローラ59は、複数の駆動ローラ59Aのみを有している。つまり、従動ローラが設けられていない。
したがって、ストッパを用いずに、荷物Wを昇降台コンベヤ57において前詰めできる。これは、荷物Wの大きさが分かっていれば、該当箇所の駆動ローラ21Aを駆動することで前詰めが可能になるからである。
第1実施形態で荷物Wを前詰めするコンベヤは昇降装置のコンベヤであったが、荷物の前詰めを行うコンベヤは入庫ステーションのコンベヤでもよい。
図8を用いて、そのような実施例を第2実施形態として説明する。図8は、第2実施形態の入庫ステーション及び入庫用昇降装置の模式的側面図である。なお、第2実施形態の基本構成及び基本動作は第1実施形態と同じである。
ストッパ81を駆動する構造は公知の技術であり、例えばエアシリンダである。
ストッパ81が第1位置にあると、複数の荷物Wの先頭に位置する荷物Wの搬送を強制的に止めることができ、そのため搬送路の下流の端部から詰めて配置する前詰め状態で、複数の荷物Wを一時的に停止できる。
ステップS11では、ストッパ81が第1位置に移動させられる。具体的には、コントローラ51がストッパ81のエアシリンダを制御して上記動作を実行させる。
ステップS12では、入庫ステーション7のステーションコンベヤ7aが駆動開始される。具体的には、コントローラ51がステーションコンベヤ7aを制御して上記動作を実行させる。
以上に述べたように、コントローラ51は、入庫ステーション7から入庫用昇降装置11に搬送される荷物Wの大きさ情報に基づいて、昇降台コンベヤ57に搬送する荷物を決定する。
ステップS15では、荷物Wの幅が算出される。具体的には、コントローラ51が上記計算を実行する。
ステップS16では、通過した荷物Wの幅の合計が算出される。その後、プロセスはステップS13に戻る。
ステップS18では、ストッパ81が第2位置に移動させられる。具体的には、コントローラ51がストッパ81のエアシリンダを制御して上記動作を実行させる。
この結果、ステーションコンベヤ7a上の荷物Wが、ステーションコンベヤ7aから昇降台コンベヤ57に移動する。
ステップS19では、全ての荷物Wがステーションコンベヤ7aから昇降台コンベヤ57に搬出されたか否かが判断される。具体的に、コントローラ51がセンサ(図示せず)からの検出信号に基づいて上記判断を実行する。
この結果、前詰めが行われた荷物Wがまとめてステーションコンベヤ7aから昇降台コンベヤ57に搬入される。なお、図8において、ステーションコンベヤ7aにおいて前詰めされた荷物Wは破線で示され、昇降台コンベヤ57に搬入された荷物Wは実線で示されている。
上記第1~第2実施形態は、下記の構成及び機能を共通に有している。
自動倉庫(例えば、自動倉庫100)は、棚と、搬送車と、入庫ステーションと、昇降装置と、コントローラと、を備えている。
棚(例えば、棚21)は、複数段からなる。
搬送車(例えば、搬送車3)は、棚の段ごとに配置されかつ荷物(例えば、荷物W)を搬送する。
昇降装置(例えば、入庫用昇降装置11)は、荷物を入庫ステーション(例えば、入庫ステーション7)と棚との間で昇降させる。
昇降装置は、第1コンベヤ(例えば、昇降台コンベヤ57)を有している。第1コンベヤは、複数の荷物を支持する支持面(例えば、支持面57a)を有し、支持面上において先端の荷物1つだけを搬出可能である。
コントローラ(例えば、コントローラ51)は、入庫ステーション又は棚から昇降装置に搬送される荷物の大きさ情報に基づいて、昇降装置で一度に搬送できる荷物を把握する。
この自動倉庫では、第1コンベヤが先頭の荷物一つだけを搬出可能であるので、必要に応じて荷物を棚の各段に振り分けることができる。
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
第1実施形態及び第2実施形態では、入庫ステーションのステーションコンベヤから入庫用昇降装置の昇降台コンベヤに荷物が搬送される構造及び動作を説明したが、これらの説明は棚の出庫用コンベヤから出庫用昇降装置の昇降台コンベヤに荷物が搬送される構造及び動作にも適用可能である。
第1実施形態及び第2実施形態では昇降台コンベヤに一度に載せることができる荷物を把握した場合にそれら荷物全てを昇降台コンベヤに載せていた。しかし、入出庫の優先順位を考慮し、一部の荷物だけを先に昇降台コンベヤに載せて入庫処理を行ってもよい。
ストッパが昇降台にある場合は、昇降台の搬送方向上流側部分に荷物検出センサを設けておき、その位置より搬送方向下流側には荷物を載せないようにする。
ストッパが入庫ステーションにある場合、入庫ステーションの搬送方向上流側部分に荷物検出センサを設けておき、その位置より搬送方向下流側にある直近の荷物までを昇降台に載せる、又は、センサが検知している荷物までを昇降台に載せる。
3 :搬送車
5 :走行路
7 :入庫ステーション
7a :ステーションコンベヤ
9 :出庫ステーション
9a :ステーションコンベヤ
11 :入庫用昇降装置
13 :出庫用昇降装置
15 :移載装置
21 :棚
23 :入庫用コンベヤ
25 :出庫用コンベヤ
51 :コントローラ
53 :昇降台
55 :支柱
57 :昇降台コンベヤ
57a :支持面
59 :ローラ
59A :駆動ローラ
59B :従動ローラ
61 :ストッパ
63 :昇降台
65 :支柱
67 :昇降台コンベヤ
71 :ローラ
71A :駆動ローラ
71B :従動ローラ
73 :荷物幅センサ
81 :ストッパ
100 :自動倉庫
W :荷物
Claims (4)
- 複数段からなる棚と、
前記棚の段ごとに配置されかつ荷物を搬送する搬送車と、
入庫ステーションと、
前記荷物を前記入庫ステーションと前記棚との間で昇降させる昇降装置と、
コントローラと、を備え、
前記昇降装置は、複数の荷物を支持する支持面を有し、前記支持面上において先端の荷物1つだけを搬出可能な第1コンベヤを有し、
前記コントローラは、前記入庫ステーションから前記昇降装置に搬送される荷物の大きさ情報に基づいて、前記昇降装置で一度に搬送できる荷物を把握し、
前記コントローラは、
前記入庫ステーションから前記昇降装置に搬送される荷物の大きさ情報に基づいて、前記第1コンベヤに搬送する荷物を決定し、
次に、前記第1コンベヤに複数の荷物を前詰めさせ、ここで、前記第1コンベヤに複数の荷物を前詰めさせるとは、前記第1コンベヤ上で停止した荷物を順番に当接させて、荷物同士の間隔を詰めた状態とすることを意味する、自動倉庫。 - 複数段からなる棚と、
前記棚の段ごとに配置されかつ荷物を搬送する搬送車と、
入庫ステーションと、
前記荷物を前記入庫ステーションと前記棚との間で昇降させる昇降装置と、
コントローラと、を備え、
前記昇降装置は、複数の荷物を支持する支持面を有し、前記支持面上において先端の荷物1つだけを搬出可能な第1コンベヤを有し、
前記コントローラは、前記入庫ステーションから前記昇降装置に搬送される荷物の大きさ情報に基づいて、前記昇降装置で一度に搬送できる荷物を把握し、
前記入庫ステーションは、複数の荷物を支持する支持面を有する第2コンベヤを有し、前記第2コンベヤの搬送方向の長さは、前記第1コンベヤの搬送方向の長さと同じであり、
前記コントローラは、
前記入庫ステーションから前記昇降装置に搬送される荷物の大きさ情報に基づいて、前記第1コンベヤに搬送する荷物を決定し、
次に、前記第2コンベヤに複数の荷物を前詰めさせ、
次に、前詰めが行われた荷物をまとめて前記第2コンベヤから前記第1コンベヤに搬入する、自動倉庫。 - 前記コントローラは、前記入庫ステーションから前記棚に入庫する際、前記入庫ステーションにおいて同じ属性の荷物が連続する場合は、連続する荷物を同じ前記棚に搬送する、請求項1又は2に記載の自動倉庫。
- 前記荷物は、第一荷物と、前記第一荷物より搬送方向長さが短い第二荷物とがあり、
前記棚は、前記第一荷物を格納できる第一棚と、前記第二荷物の専用棚でありかつ前記第一棚より前記入庫ステーションから離れた位置に設けられている第二棚とを有している、請求項1~3のいずれかに記載の自動倉庫。
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