JP7430372B2 - パック剤 - Google Patents
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Description
本実施形態に係るパック剤は、乳剤を含有する。この乳剤は、増粘剤、油分、界面活性剤および、水を含有する。好ましくは、乳剤は、増粘剤、油分、界面活性剤および、水からなる。
本実施形態に係るパック剤は、アクリル酸アルキル共重合体エマルションを含有する。
本実施形態に係るパック剤は、キサンタンガムを含有する。
本実施形態に係るパック剤は、上記構成成分の他に必要に応じて、一般的に化粧料に配合される各種成分等を含み得る。
本実施形態に係るパック剤は、粘度が3000mPa・s~30000mPa・sである。
パック剤の調整
以下の表1~8で示される配合例に従い、本発明の実施形態に係る処方例1~8のパック剤を得た。調整したパック剤の粘度を測定し、測定した粘度も表1~8に同時に示す。
処方例1の各成分の配合量は、以下の表1で示されるとおりである。なお処方例1では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表1には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
処方例2の各成分の配合量は、以下の表2で示されるとおりである。なお処方例2では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表2には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
処方例3の各成分の配合量は、以下の表3で示されるとおりである。なお処方例3では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表3には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
処方例4の各成分の配合量は、以下の表4で示されるとおりである。なお処方例4では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表4には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
処方例5の各成分の配合量は、以下の表5で示されるとおりである。なお処方例5では、乳剤としてSEPIGEL 305(株式会社成和化成製)を使用した。表5には、SEPIGEL 305の組成も同時に記載した。
処方例6の各成分の配合量は、以下の表6で示されるとおりである。なお処方例6では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表6には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
処方例7の各成分の配合量は、以下の表7で示されるとおりである。なお処方例7では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表7には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
処方例8の各成分の配合量は、以下の表8で示されるとおりである。なお処方例8では、乳剤としてSEPIPLUS 400(株式会社成和化成製)を使用した。表8には、SEPIPLUS 400の組成も同時に記載した。
以下の表9~15で示される配合例に従い、比較例1~7のパック剤を得た。調整したパック剤の粘度を測定し、測定した粘度も表9~15に同時に示す。
比較例1の各成分の配合量は、以下の表9で示されるとおりである。なお比較例1では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表9には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
比較例2の各成分の配合量は、以下の表10で示されるとおりである。なお比較例2では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表10には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
比較例3の各成分の配合量は、以下の表11で示されるとおりである。なお比較例3では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表11には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
比較例4の各成分の配合量は、以下の表12で示されるとおりである。なお比較例4では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表12には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
比較例5の各成分の配合量は、以下の表13で示されるとおりである。なお比較例5では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表13には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
比較例6の各成分の配合量は、以下の表14で示されるとおりである。なお比較例6では、乳剤としてSIMULGEL NS(株式会社成和化成製)を使用した。表14には、SIMULGEL NSの組成も同時に記載した。
比較例7の各成分の配合量は、以下の表15で示されるとおりである。なお比較例7では、乳剤としてSEPIPLUS 400(株式会社成和化成製)を使用した。表15には、SEPIPLUS 400の組成も同時に記載した。
パック剤の使用評価試験
パック剤の塗布時の評価として、(a)皮膚表面からパック剤が溢れたり、垂れたりしないか、および(b)パック剤を塗布したときに、固さ、および/または皮膚表面との間に抵抗を感じないかについてそれぞれ3段階で評価し表16に示した。なお(a)、および(b)の評価基準を以下に示す。
3:塗布したパック剤の多くが溢れたり、垂れたりした
2:塗布したパック剤の一部が溢れたり、垂れたりした
1:塗布したパック剤はほぼ溢れたり、垂れたりすることはなかった
3:固さ、および/または皮膚表面との間に抵抗を強く感じた
2:固さ、および/または皮膚表面との間に抵抗をやや感じた
1:固さ、および/または皮膚表面との間に抵抗をほぼ感じることはなかった
パック剤が乾燥して被膜化した時の評価として、(c)ベタツキがないか、および(d)パック剤の厚さおよび、密着性があるかについてそれぞれ3段階で評価し表17に示した。なお(c)、および(d)の評価基準を以下に示す。
3:パック剤の表面にベタツキを強く感じた
2:パック剤の表面にベタツキを少し感じた
1:パック剤の表面にベタツキはなく、サラサラしていた
3:厚みがなく、被膜が形成されたかわかりづらい
2:被膜が形成されたことがわかるが、厚みがない
1:厚みがあり、パック剤と皮膚表面との密着性も良好であった
パック剤を皮膚表面から剥がす時の評価として、(e)破れ、ちぎれ、または皮膚表面に残留がないか、および(f)刺激性がないかについてそれぞれ3段階で評価し表21に示した。なお(e)、および(f)の評価基準を以下に示す。
3:破れ、ちぎれが多く剥がしにくい、またはバラバラになって剥がれた
2:破れ、ちぎれがやや発生し、パック剤の一部が皮膚表面に残留した
1:破れ、ちぎれがなく、パック剤が1枚で剥がれた
3:剥がす時に強い刺激性があった
2:剥がす時にやや刺激性があった
1:剥がす時に刺激性がほぼなかった
Claims (4)
- 増粘剤、油分、界面活性剤および、水からなる乳剤と、
アクリル酸アルキル共重合体エマルションと、
キサンタンガムと、を含有し、
粘度が3000mPa・s~30000mPa・sである、ピールオフタイプのパック
剤であって、
前記増粘剤は、ポリアクリル酸アミド、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ポリアクリレート-13および、(アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム)コポリマー、からなる群から選択される1以上であり、
前記アクリル酸アルキル共重合体エマルションは、アクリレーツコポリマー、(アクリ
レーツ/アクリル酸エチルヘキシル)コポリマー、アクリレーツコポリマーアンモニウムからなる群から選択される1以上を含有し、
前記アクリル酸アルキル共重合体エマルションの配合量は、20重量%~50重量%であることを特徴とするピールオフタイプのパック剤。 - 前記油分は、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、ポリイソブテン、イソヘキサデカン、オリーブ油および、ホホバ油からなる群から選択される1以上であることを特徴とする請求項1に記載のピールオフタイプのパック剤。
- 前記界面活性剤は、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(7モル)、ポリソルベート20、ポリソルベート60、ポリソルベート80、オレイン酸ソルビタンおよび、イソステアリン酸ソルビタンからなる群から選択される1以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のピールオフタイプのパック剤。
- 前記乳剤の配合量は、2重量%~5重量%であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のピールオフタイプのパック剤。
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