JP7427431B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
(2)定着フィルムと、前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、前記ヒータホルダは、前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、を有し、前記搬送方向と、前記搬送方向に直交する前記ヒータホルダの長手方向と、に直交する方向において前記加圧ローラ側から前記対向面を見たとき、前記ヒータホルダの長手方向における前記潤滑剤保持部の長さは、前記ニップ部に近い部分に比べ、前記ニップ部から遠い部分の方が長いことを特徴とする定着装置。
(3)定着フィルムと、前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、前記ヒータホルダは、前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、を有し、前記潤滑剤保持部の長手方向は、前記搬送方向に対して所定の角度をなすことを特徴とする定着装置。
(4)定着フィルムと、前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、前記ヒータホルダは、前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、を有し、前記潤滑剤保持部は、前記ヒータホルダの長手方向に複数設けられることを特徴とする定着装置。
(5)定着フィルムと、前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、前記ヒータホルダは、前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、を有し、前記潤滑剤保持部は、前記加圧ローラから離れる方向にくぼんだ凹部からなることを特徴とする定着装置。
(6)静電潜像が形成される感光体と、前記感光体の静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を記録材に転写する転写手段と、前記(1)から前記(5)のうちのいずれかに記載の定着装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
実施例1において用いる画像形成装置の一例を図1に示す概略図を用いて説明する。実施例1の画像形成装置50は、感光ドラム1上のトナー像を直接、記録材P上に転写する電子写真方式の画像形成装置である。感光体である感光ドラム1の周面には、回転方向(矢印R1方向)に沿って、順に、帯電器2、レーザ光Lを感光ドラム1に照射する露光装置3、現像手段である現像器5、転写手段である転写ローラ10、及び感光ドラムクリーナー16が配置されている。まず、感光ドラム1は、その表面が帯電器2によってマイナス極性に帯電される。次に帯電された感光ドラム1は、露光装置3のレーザ光Lにより、その表面上に静電潜像が形成される。なお、感光ドラム1の露光された部分は表面電位が上がる。実施例1のトナーはマイナス極性に帯電されており、ブラックトナーが入った現像器5によって、感光ドラム1上の静電潜像部にのみマイナストナーが付着し、感光ドラム1上にトナー像が形成される。
実施例1の定着装置100について以下に説明する。実施例1の定着装置100は、立ち上げ時間の短縮や低消費電力化を目的としたフィルム加熱方式の定着装置である。図2は実施例1の定着装置100の断面図である。なお、以下の説明において、それぞれ直交する、記録材Pの搬送方向をA、後述するヒータホルダ130の長手方向をB、後述する摺動面に対して直交する垂直方向をCとする。
実施例1の特徴である、ヒータホルダ130の形状、特にヒータホルダ130に設けられた潤滑剤保持部132について図3を参照しながら説明する。図3(a)はヒータ113と定着フィルム112と突出部131と潤滑剤保持部132の位置関係を拡大して示した要部の概略図である。図3(b)は潤滑剤保持部132付近を加圧ローラ110側(加圧ローラ側)から見た要部の概略図である。実施例1のヒータホルダ130は、潤滑剤保持部132と、突出部131と、を有する。潤滑剤保持部132は、ヒータ保持部135よりも搬送方向Aの上流側に設けられている。突出部131は、潤滑剤保持部132よりも搬送方向Aの上流側に設けられ、後述する対向面に比べて加圧ローラ110に向かって突出している。対向面は、摺動面S言い換えれば定着ニップ部Nよりも加圧ローラ110に向かって突出しており、突出部131は、潤滑剤保持部132よりも加圧ローラ110に向かって突出している。
ヒータホルダ130の潤滑剤保持部132は、加圧ローラ110に対向する対向面である平面部132bを有し、平面部132bには、加圧ローラ110から離れる方向にくぼんだ凹部132aを有している。なお、実施例1では平面部132bとしているが、対向面は平面に限定されない。潤滑剤保持部132はグリスを保持するための凹部132aを長手方向Bにわたって複数個有する。複数設けられた凹部132aは、保持したグリスを長手方向Bになるべく広げたくないという観点から、長手方向Bにおいて孤立して配置されていることが望ましい。また、グリスを保持して摺動面Sに過剰に流出しないようにする観点から、搬送方向Aにおいて、ヒータ113を保持しているヒータ保持部135(溝部)に対して貫通していないことが望ましい。さらに望ましくは、凹部132aの形状は、グリスの移動を定着ニップ部N方向、すなわち搬送方向Aに方向付けるという観点から、搬送方向Aにおける長さを、長手方向Bにおける長さよりも長くすることが望ましい。すなわち、潤滑剤保持部132の搬送方向Aの長さをLa、長手方向Bの長さをLbとすると、La>Lbであることが望ましい。
定着フィルム112は定着ニップ部N、ヒータホルダ130、突出部131によってバックアップされる。定着フィルム112は本来円筒形状のため、定着ニップ部Nよりも上流に位置する突出部131付近においては、定着フィルム112が円筒形状に戻ろうとする復元力によって、突出部131に接触しながら回転する。突出部131はヒータ113の摺動面Sよりも加圧ローラ110方向に向かって突出しているため、定着フィルム112の軌道は突出部131によって規制される。そのため図3(a)に示すように、潤滑剤保持部132は定着フィルム112と定常的には強い圧力で接触することなく、定着ニップ部Nよりも上流の定着フィルム112内面近傍に配置されている。
次に図4及び図5を用いて比較例と比較しつつ、実施例1の構成によるグリスGに対する作用を説明する。図4は実施例1における、グリスGの供給の作用を説明するための模式図である。図5は突出部131がない比較例における、グリスGの供給の作用を説明するための模式図である。なお、上述した構成と同じ構成には同じ符号を付し説明を省略する。
実施例2の特徴である凹部132aの形状について図7(a)を用いて説明する。実施例2では図7(a)に示すように凹部132aの長手方向Bにおける幅を、摺動面Sに近い部分と遠い部分とで変更し、楔形のような形状にしている。実施例2では、摺動部Sに近い部分の幅Wnが摺動部Sから遠い部分の幅Wdに比べて小さくなるように設定している。すなわち、凹部132aは、長手方向Bにおける幅について、摺動面Sに近い部分の幅Wnと摺動面Sから遠い部分の幅Wdとが、Wn<Wdとなるような形状となっている。具体的には、摺動部Sに近い部分の幅Wnを0.3mm、摺動部Sから遠い部分の幅Wdを1.2mmにしている。なお、凹部132aの搬送方向Aの長さLaは実施例1と同様2.0mmとした。なお、図7(a)において、凹部132aの長手方向Bに直交する断面の形状は、曲線状、テーパー状等、種々の形状であってもよい。
実施例2における更なる効果を、図7(b)、(c)を用いて説明する。例えばグリスGが図7(b)のように、凹部132aの摺動部Sから遠い部分に付着した場合と、図7(c)のように、凹部132aの摺動部Sに近い部分に付着した場合とを考える。図7(b)の状態のグリスGから基油が離油した場合、凹部132aの長手方向Bの幅は摺動面Sに近づくにつれて狭くなっていくため、基油は毛細管現象によって凹部132aの摺動面S方向に移動しやすい。反対に図7(c)の状態のグリスGから基油が離油した場合には、グリスGの基油は摺動面Sから遠い部分に移動しにくい。すなわち、凹部132aの形状を実施例2の形状としたことにより、グリスGの基油を凹部132a内の、より摺動面Sに近い部分に偏在させることが可能である。摺動部Sに供給される基油は、凹部132aに保持された基油の内、主に摺動面Sに近い部分から順次供給されて使われていく。その際に凹部132aに保持された基油のうち、摺動面Sから遠い部分に保持された基油から、摺動面Sに近い部分の凹部132aの位置に補充される。この作用により、凹部132aに保持された基油が順次供給されて使われていくため、凹部132a内に保持されたグリスGの内、潤滑に寄与せずに保持されたままとなるグリスGを少なくすることができる。
実施例3の特徴である凹部132aの配置について図8(a)を用いて説明する。形状としては、実施例2と同様のため省略する。実施例3では図8(a)、(b)に示すように搬送路を通過する記録材Pの中央が通過する仮想線をMとし、この搬送方向に延びた仮想線Mに対して、凹部132aは、凹部132aの長手方向が傾くように配置されている。言い換えれば凹部132aは、摺動面Sに近い部分が仮想線Mに向かうような形状を有する構成とされている。凹部132aが、詳細には、記録材Pの搬送方向Aにおいて、凹部132aの一端(下流側の辺)の幅Wnの中心と他端(上流側の辺)の幅Wdの中心とを結ぶ仮想線Clが、仮想線Mに対して傾く角度をθとする。実施例3では中心Mに対して、凹部132aをθ=10°として傾けて配置している。なお、複数の凹部132aの配置について、長手方向の位置に応じて角度θを変化させてもよい。例えば、複数の凹部132aの配置について、長手方向の端部に位置するものほど、角度θが大きくなるように変化させてもよい。
実施例3における更なる効果を、図8(b)を用いて説明する。実施例2で説明したように、グリスGから離油した基油は、毛細管現象によって摺動部Sに近い部分に移動していく。この際に、前述のように凹部132aは搬送路を通過する記録材Pの中央が通過する仮想線Mに向けて傾いて配置されているため、基油の移動方向も仮想線Mに向けて傾いて方向づけられる。
実施例4の特徴である凹部132aの配置について図9を用いて説明する。実施例4では、長手方向Bにおける中央部(仮想線M近傍)と端部とで、凹部132aの面積(平面部132bにおける断面の面積)及びピッチを異ならせている。長手方向Bの中央部においては、凹部132aの形状及びピッチ共に実施例3と同様である。一方、長手方向Bの端部においては、中央部に対して幅(Wn及びWd)を1.17倍にし、ピッチPtを18mmに詰めている。すなわち、実施例4の凹部132aは、長手方向Bの端部に位置するものほど長手方向Bの幅が大きくなる。言い換えれば、凹部132aは、長手方向Bの端部に位置するものほど面積が大きくなる。また、実施例4の凹部132aは、長手方向Bの端部に位置するものほどピッチPt(又は間隔Sp)が狭くなる。なお、実施例4では、幅及びピッチ(間隔)の両方を長手方向Bの位置に応じて変化させたが、幅及びピッチのいずれか一方を長手方向Bの位置に応じて変化させてもよい。また、複数の凹部132aの配置について、長手方向の端部に位置するものほど、凹部132aの長手方向と、仮想線Mと、のなす角の角度θが大きくなるように変化させてもよい。
実施例4では長手方向Bの中央部と端部とで、凹部132aの面積及びピッチを異ならせているため、潤滑剤保持部132によるグリスGの保持能力を長手方向Bで異ならせることができる。実施例4のようなフィルム加熱方式の定着装置100については、長手方向Bの長さ(以下、紙幅という)が狭い記録材Pを搬送した際に、熱容量が小さいため、定着装置100を構成する部材の長手方向Bの端部の温度が上がりやすい。すなわち、端部昇温という現象が発生する。
110 加圧ローラ
112 定着フィルム
113 ヒータ
130 ヒータホルダ
131 突出部
132 潤滑剤保持部
Claims (11)
- 定着フィルムと、
前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、
前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、
前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、
を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、
前記ヒータホルダは、
前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、
前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、
前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、
を有し、
前記対向面は、前記ニップ部よりも前記加圧ローラに向かって突出していることを特徴とする定着装置。 - 前記搬送方向と、前記搬送方向に直交する前記ヒータホルダの長手方向と、に直交する方向において、前記加圧ローラ側から前記対向面を見たとき、前記潤滑剤保持部は、楕円形状、矩形、又はひし形であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 定着フィルムと、
前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、
前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、
前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、
を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、
前記ヒータホルダは、
前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、
前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、
前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、
を有し、
前記搬送方向と、前記搬送方向に直交する前記ヒータホルダの長手方向と、に直交する方向において前記加圧ローラ側から前記対向面を見たとき、前記ヒータホルダの長手方向における前記潤滑剤保持部の長さは、前記ニップ部に近い部分に比べ、前記ニップ部から遠い部分の方が長いことを特徴とする定着装置。 - 定着フィルムと、
前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、
前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、
前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、
を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、
前記ヒータホルダは、
前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、
前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、
前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、
を有し、
前記潤滑剤保持部の長手方向は、前記搬送方向に対して所定の角度をなすことを特徴とする定着装置。 - 定着フィルムと、
前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、
前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、
前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、
を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、
前記ヒータホルダは、
前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、
前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、
前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、
を有し、
前記潤滑剤保持部は、前記ヒータホルダの長手方向に複数設けられることを特徴とする定着装置。 - 前記潤滑剤保持部は、前記ヒータホルダの長手方向に一定の間隔で複数設けられることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
- 前記搬送方向と、前記搬送方向に直交する前記ヒータホルダの長手方向と、に直交する方向において、前記加圧ローラ側から前記対向面を見たとき、複数の前記潤滑剤保持部の面積は、前記長手方向の位置に応じて変わり、かつ/又は、前記潤滑剤保持部の間隔は、前記長手方向の位置に応じて変わることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
- 前記搬送方向と、前記搬送方向に直交する前記潤滑剤保持部の長手方向と、に直交する方向において、前記加圧ローラ側から前記対向面を見たとき、前記複数の潤滑剤保持部の面積は、前記長手方向の中央部に位置するものに比べ、前記長手方向の端部に位置するものの方が大きく、かつ/又は、前記長手方向の中央部における前記潤滑剤保持部の間隔に比べ、前記長手方向の端部における前記潤滑剤保持部の間隔が狭いことを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
- 定着フィルムと、
前記定着フィルムを加熱するためのヒータと、
前記ヒータを保持するヒータ保持部を有するヒータホルダと、
前記定着フィルムを介して前記ヒータとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、
を備え、記録材に担持された未定着のトナー像を前記ニップ部で定着する定着装置であって、
前記ヒータホルダは、
前記ヒータ保持部よりも記録材の搬送方向における上流側に設けられた前記加圧ローラに対向する対向面と、
前記定着フィルムと前記ヒータとの間に潤滑剤を供給する、前記対向面に設けられた潤滑剤保持部と、
前記潤滑剤保持部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記対向面に比べて前記加圧ローラに向かって突出した突出部と、
を有し、
前記潤滑剤保持部は、前記加圧ローラから離れる方向にくぼんだ凹部からなることを特徴とする定着装置。 - 前記潤滑剤は、少なくとも基油を含み、前記基油の前記ヒータホルダに対する接触角が90°以下であり、
前記潤滑剤保持部の間隔は、1つの前記潤滑剤保持部が保持する基油の量を前記対向面に滴下した場合に前記基油が広がる直径に比べて小さいことを特徴とする請求項5から請求項9のいずれか1項に記載の定着装置。 - 静電潜像が形成される感光体と、
前記感光体の静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を記録材に転写する転写手段と、
請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の定着装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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