JP7426651B2 - 甘藷搾汁液の製造方法及び甘藷ジュースの製造方法 - Google Patents
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特徴とする甘藷搾汁液の製造方法を提供するものである。
1,4-α-maltotriohydrolase(EC 3.2.1.116、別名:maltotriose-forming enzyme)に属する酵素であってよい。例えば、特公昭57-6915号公報には、ストレ
プトマイセス グリセウスに属する微生物に由来するマルトトリオース生成アミラーゼが
記載されている。また、特公昭60-15315号公報には、バチルス属に属する微生物に由来するマルトトリオース生成アミラーゼが記載されている。また、特開平3-251173号公報には、ミクロバクテリウム属に属する微生物に由来するマルトトリオース生成アミラーゼが記載されている。また、特開2012-016309号公報には、ストレプトマイセス シンナモネンシスに属する微生物に由来するマルトトリオース生成アミラ
ーゼが記載されている。更には、市販の酵素製剤としても、例えば、商品名「AMT1.
2L」(天野エンザイム株式会社製)などが上市されている。
藷搾汁液を用いて、甘藷ジュースを製造する。その甘藷ジュースの製造に用いる原料としては、一般にジュース製品の製造に用いられる原料であればよく、特に制限はない。典型的に、例えば、水、レモン果汁、香料、植物由来エキス、酸味料、増粘剤、甘味料、柑橘系果汁等が挙げられる。このうち、甘藷の風味の相性の観点からは、レモン果汁や酸味料、香料を用いることが好ましい。また、保存性向上の観点からは、必要に応じて有機酸等のpH調整剤を配合して、pH3.60~4.00に調整することが好ましい。また、甘藷の風味のストレート感を得るには、甘藷ジュースの原料の総質量中に、上記のようにして得られた甘藷搾汁液が、(ブリックス値50として)30質量%以上100質量%未満
占めることが好ましく、40質量%以上80質量%以下占めることがより好ましく、40質量%以上70質量%以下占めることが更により好ましい。
・炭水化物:全体質量のうち、水分、蛋白質(ケルダール法による)、脂質(酸分解法による)、及び灰分(灰化法による)についての定量値の合計量以外を、炭水化物含量と扱った。
・澱粉:ソモギー変法
・ブドウ糖:HPLC法
・アントシアニン類化合物:ビルベリーエキス食品規格基準に準じて、塩酸酸性下で加熱還流して配糖体を脱糖後のアントシアニジン量を、デルフィニジン量を基準とした吸光度法により、その比吸光度から算出する。
・マルトトリオース:HPLC法
試験に用いた酵素製剤の内容を表1にまとめて示す。
糖度計(Atago RX-5000α、Atago社製)を使用して、20℃における試料のBrixを測定した。
有色甘藷であるアヤムラサキを原料にして、甘藷ジュース用の濃縮搾汁液(設定ブリックス値:Bx50)を製造した。具体的には、原料甘藷をドラム式洗浄機で洗浄後、スチームピーラーを利用して剥皮し、更にスライサーで20mm厚にカットした。これをブランチング槽に投入して、93℃で15分間加熱してブランチング処理を施し、原料の等倍量となるように加水した後、ハンマークラッシャーで破砕した。破砕後、タンクに送液し、酵素処理を行った。酵素としては表1に示した酵素製剤のうち(1)商品名「グルクザイムAF6」(天野エンザイム株式会社製)と(2)商品名「グルクSBG」(天野エンザイム株式会社製)と(3)商品名「ヘミセルラーゼM」(エイチビィアイ株式会社製)を使用し、酵素製剤(1)を原料甘藷100質量部に対して0.125質量部添加し、酵素製剤(2)を原料甘藷100質量部に対して0.125質量部添加し、酵素製剤(3)を原料甘藷100質量部に対して0.125質量部添加した。タンクに備わる撹拌装置で撹拌しながら、50~55℃で15分間反応させた後、デカンター型の搾汁機により搾汁し、得られた一次搾汁液をUHT殺菌後、三重効用缶で設定ブリックス値であるBx50となるよう濃縮した(最終ブリックス値はおよそBx50.10~50.30)。
有色甘藷であるアヤムラサキを原料にして、甘藷ジュース用の濃縮搾汁液(設定ブリックス値:Bx50)を製造した。具体的には、原料甘藷をドラム式洗浄機で洗浄後、スチームピーラーを利用して剥皮し、更にスライサーで20mm厚にカットした。これをブランチング槽に投入して、93℃で15分間加熱してブランチング処理を施し、原料の3倍量となるように加水した後、ハンマークラッシャーで破砕した。破砕後、タンクに送液し、酵素処理を行った。酵素としては表1に示した酵素製剤のうち(4)商品名「AMT1.2L」(天野エンザイム株式会社製)と(5)商品名「セルラーゼTP-5」(協和化成株式会社製)を使用し、酵素製剤(4)を原料甘藷100質量部に対して0.125質量部添加し、酵素製剤(5)を原料甘藷100質量部に対して0.125質量部添加した。50~55℃で15分間反応させた後、デカンター型の搾汁機により搾汁し、得られた一次搾汁液をUHT殺菌後、三重効用缶で設定ブリックス値であるBx50となるよう濃
縮した(最終ブリックス値はおよそBx50.10~50.30)。
アヤムラサキ原料として収穫時期の異なる原料を用いた以外は、調製例1-2と同様にして、甘藷ジュース用の濃縮搾汁液(設定ブリックス値:Bx50)を製造した(最終ブリックス値はおよそBx50.10~50.30)。
有色甘藷であるアヤムラサキを原料にして、甘藷ジュース用の濃縮搾汁液(設定ブリックス値:Bx50)を製造した。具体的には、原料甘藷をドラム式洗浄機で洗浄後、スチームピーラーを利用して剥皮し、更にスライサーで40mm厚にカットした。これをブランチング槽に投入して、93℃で15分間加熱してブランチング処理を施し、原料の6倍量となるように加水した後、ハンマークラッシャーで破砕した。破砕後、タンクに送液し、酵素処理を行った。酵素としては表1に示した酵素製剤のうち(4)商品名「AMT1.2L」(天野エンザイム株式会社製)と(5)商品名「セルラーゼTP-5」(協和化成株式会社製)を使用し、酵素製剤(4)を原料甘藷100質量部に対して0.125質量部添加し、酵素製剤(5)を原料甘藷100質量部に対して0.03質量部添加した。50~55℃で15分間反応させた後、デカンター型の搾汁機により搾汁し、得られた一次搾汁液をUHT殺菌後、三重効用缶で設定ブリックス値であるBx50となるよう濃縮した(最終ブリックス値はおよそBx50.10~50.30)。
アヤムラサキ原料として収穫時期の異なる原料を用いた以外は、調製例1-4と同様にして、甘藷ジュース用の濃縮搾汁液(設定ブリックス値:Bx50)を製造した(最終ブリックス値はおよそBx50.10~50.30)。
調製例1-5と同じ収穫時期の原料を用いて、剥皮の処理を施さない以外は、調製例1-5と同様にして、甘藷ジュース用の濃縮搾汁液(設定ブリックス値:Bx50)を製造した(最終ブリックス値はおよそBx50.10~50.30)。
調製例1-1~調製例1-6で得られた濃縮搾汁液について、糖組成と、アントシアニン含量を分析した。分析方法としては、澱粉含量についてはソモギー変法により、ブドウ糖、果糖、ガラクトース、ショ糖、乳糖、及び麦芽糖の各種糖類の含量についてはHPLC法により、それぞれ定量値を求めた。また、全固形分は、水分量を105℃恒量乾燥法で求め、全量からの差分として求めた。更に、炭水化物については、全体質量のうち、水分(105℃恒量乾燥法による)、蛋白質(ケルダール法による)、脂質(酸分解法による)、及び灰分(灰化法による)についての定量値の合計量以外を、炭水化物含量と扱った。一方、アントシアニン含量については、ビルベリーエキス食品規格基準に準じて、塩酸酸性下で加熱還流して配糖体を脱糖後のアントシアニジン量を、デルフィニジン量を基準とした吸光度法により、その比吸光度から算出した。その結果を表3に示す。
調製例1-2~調製例1-6においては、ブドウ糖含量が1.0g/100g~2.9g/100g(固形分全量に対して2.1質量%~6.03質量%)であった。得られた濃縮搾汁液を甘藷ジュースの濃度にまで水で薄めて、別途、味を評価したところ、調製例1-1では甘味が強かったのに対して、調製例1-2~調製例1-6にあっては程よい甘味であった。一方、アントシアニジン含量については、調製例1-1においては345mg/100g(固形分全量に対して0.7質量%)であったのに対して、調製例1-2~調製例1-6においては505mg/100g~669mg/100g(固形分全量に対して1.0質量%~1.4質量%)であった。
試験例1の結果から、甘藷搾汁液を製造する際に使用する酵素の種類により、甘藷ジュースにしたときの味やアントシアニン含量に影響が出る可能性が考えられた。そこで、酵素処理の際に原料に加える加水量や酵素製剤の添加量等の諸条件を揃えて、酵素の種類による影響について調べた。そのため本試験例では、甘藷ジュース用の濃縮搾汁液の製造のための設備ではなく、実験室スケールで調製した甘藷搾汁液について、酵素の種類を代えたときの糖組成やアントシアニン含量について調べた。
搾汁率(%)=(得られた搾汁液の質量/原料に加水したときの加水後の全質量)×100 …(1)
ヨウ素デンプン反応の滴定液(ヨウ素を10w/v%含有する95%含水エタノール溶液)の添加による色変化を観察した。
△ やや変化あり
× 変化あり
○ 良好
△ やや不良
× 不良
結果を表6に示す。
表7に示す酵素の組み合わせ・添加量とした以外は、試験例2と同様にして、実験室スケールで甘藷搾汁液を調製した。
Claims (7)
- 甘藷にブランチング、加水、及び破砕の処理を施し、得られた処理物を、酵素処理後に搾汁して搾汁液を得る甘藷搾汁液の製造方法において、前記酵素処理を、マルトトリオース生成アミラーゼを用いて行うことを特徴とする甘藷搾汁液の製造方法であって、前記甘藷搾汁液は、前記マルトトリオース生成アミラーゼを作用させたことによる生成物としてマルトトリオースを固形分全量に対し1質量%以上20質量%以下含有するものである、甘藷搾汁液の製造方法。
- 前記酵素処理を、前記マルトトリオース生成アミラーゼとともに更に繊維質分解酵素を用いて行う、請求項1記載の甘藷搾汁液の製造方法。
- 固形分全量に対して炭水化物を70質量%以上98質量%以下含有する搾汁液であって、澱粉の含有量が固形分全量に対し10質量%以下であり、ブドウ糖の含有量が固形分全量に対し10質量%以下である搾汁液を得る、請求項1又は2記載の甘藷搾汁液の製造方法。
- アントシアニン類化合物をそのアグリコン換算で固形分全量に対して0.75質量%以上含有する搾汁液を得る、請求項1~3のいずれか1項に記載の甘藷搾汁液の製造方法。
- 前記搾汁後に濃縮して、ブリックス値が45以上55以下である搾汁液を得る、請求項1~4のいずれか1項に記載の甘藷搾汁液の製造方法。
- 請求項1~5のいずれかに記載の製造方法で得られた甘藷搾汁液を他の原料と混合する工程を含むことを特徴とする甘藷ジュースの製造方法。
- 前記他の原料が水、レモン果汁、酸味料、及び香料からなる群から選ばれた1種又は2種以上である、請求項6記載の甘藷ジュースの製造方法。
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紫いも,わかさの秘密,2012年09月13日,https://himitsu.wakasa.jp/contents/purple-potato/,[検索日2023年8月24日] |
紫いも搾汁100%飲料 ヤクルト「アヤムラサキ」をデザインリニューアルおよび全国発売,ヤクルト本社ウェブサイト ニュースリリース,2008年03月18日,https://www.yakult.co.jp/news/article.php?num=287,[検索日2023年8月24日] |
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