JP7425591B2 - refrigerator - Google Patents
refrigerator Download PDFInfo
- Publication number
- JP7425591B2 JP7425591B2 JP2019224964A JP2019224964A JP7425591B2 JP 7425591 B2 JP7425591 B2 JP 7425591B2 JP 2019224964 A JP2019224964 A JP 2019224964A JP 2019224964 A JP2019224964 A JP 2019224964A JP 7425591 B2 JP7425591 B2 JP 7425591B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- opening
- refrigerator
- container
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 106
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 5
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 56
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 26
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 25
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 6
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 6
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
本開示は、冷蔵庫に関する。 The present disclosure relates to refrigerators.
冷蔵庫には、特定の食品の最適な状態を維持するために、一般の冷蔵室の温度および湿度とは異なる湿度および温度に制御される特定の冷蔵室を有するものがある。この特定の冷蔵室としては、たとえば、野菜を収納する冷蔵室があり、そのような冷蔵室は、一般に、野菜室と呼ばれている。 Some refrigerators have specific refrigeration compartments that are controlled at humidity and temperature different from those of general refrigeration compartments in order to maintain optimal conditions for specific foods. This specific refrigerator compartment includes, for example, a refrigerator compartment that stores vegetables, and such a refrigerator compartment is generally called a vegetable compartment.
上述したように、たとえば、野菜が野菜室に収納されている場合には、野菜室内の空間の水分量が少ないと、その野菜から野菜室内の空間へ放出される水分量が多くなる。その結果、野菜の鮮度の著しく低下するおそれがある。したがって、野菜室内の空間に収納した食品から水分が放出されることを抑制する技術が求められている。 As mentioned above, for example, when vegetables are stored in the vegetable compartment, if the amount of moisture in the space within the vegetable compartment is small, the amount of moisture released from the vegetables into the space within the vegetable compartment increases. As a result, the freshness of the vegetables may be significantly reduced. Therefore, there is a need for a technology that suppresses the release of moisture from foods stored in the vegetable compartment space.
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものである。その目的は、野菜等の冷蔵室内の空間において食品から水分が放出されることを抑制することができる冷蔵庫を提供する。 The present disclosure has been made in view of the above problems. The purpose is to provide a refrigerator that can suppress moisture from being released from foods such as vegetables in the space inside the refrigerator compartment.
本開示の冷蔵庫は、被冷蔵物を貯蔵する空間を内包する冷蔵室と、前記冷蔵室の体積を変化させる体積可変機構と、を備えている。 The refrigerator of the present disclosure includes a refrigerating chamber that includes a space for storing items to be refrigerated, and a volume variable mechanism that changes the volume of the refrigerating chamber.
以下、本発明の実施形態の冷蔵庫100を、図面を参照しながら説明する。なお、各図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、同一の要素は、特に必要がなければ、その説明は繰り返さない。
Hereinafter, a
(実施の形態1)
図1および図2を用いて、本実施形態の冷蔵庫100の外観を説明する。図1は、本実施の形態の冷蔵庫100の正面図である。図2は、本実施の形態の冷蔵庫100の側面図である。
(Embodiment 1)
The appearance of the
図1および図2から分かるように、冷蔵庫100は、直方体の外形を構成する筐体200と、筐体200の正面を構成する扉部300と、を備えている。扉部300は、上段扉20、中段左扉30、中段右扉40、および下段扉50を含んでいる。
As can be seen from FIGS. 1 and 2, the
図3および図4を用いて、本実施形態の冷蔵庫100の内部構造を説明する。図3は、本実施の形態の冷蔵庫100の第1縦断面図であって、冷蔵庫100の正面に平行な縦断面を示す図である。図4は、本実施の形態の冷蔵庫100の第2縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面を示す図である。
The internal structure of the
図3および図4から分かるように、冷蔵庫100は、上段扉20に対応する第1冷蔵空間60を備えている。冷蔵庫100は、中段冷凍空間70を備えている。中段冷凍空間70は、中段左扉30に対応する第2冷凍空間71と、中段右扉40に対応する第3冷凍空間72と、を含んでいる。冷蔵庫100は、下段扉50に対応する第1冷凍空間80を備えている。図4に示されるように、冷蔵庫100は、冷気を生成し、第1冷蔵空間60、第2冷凍空間71、第3冷凍空間72、および第1冷凍空間80のそれぞれへ冷気を送り出す冷却器Fを備えている。冷蔵庫100は、冷却器F等を制御する制御部Cを備えている。なお、冷蔵庫100の冷蔵空間および冷凍空間は、上記の配置に限るものではない。また、冷凍空間は設けられていなくてもよい。
As can be seen from FIGS. 3 and 4, the
図3および図4から分かるように、冷蔵庫100は、筐体200の内部空間を上空間と下空間とに区画する仕切り部90の上面に床部1を備えている。仕切り部90の上側には第1冷蔵空間60が配置されており、第1冷蔵空間60の下部には冷蔵室10が配置されている。冷蔵室10は、被冷蔵物を貯蔵する空間11を内包している。本実施の形態の冷蔵室10は、生鮮野菜を貯蔵する野菜室として使用されることが予定されているものとする。
As can be seen from FIGS. 3 and 4, the
なお、本明細書において、野菜室として使用される冷蔵室10は、0℃前後から 15℃程度までの温度で食品などを低温貯蔵する冷蔵ボックスを意味するものとする。一例としては、野菜室としての冷蔵室10の空間11における空気の適温は、3℃~8℃程度に維持されるものとするが、野菜室以外の第1冷蔵空間60の適温は、2℃~6℃程度であるものとする。つまり、冷蔵室10内の空間11の温度は、他の第1冷蔵空間60の温度よりも少し高めに設定されることが予定されている。これは、冷蔵室10内の空間11の温度を他の第1冷蔵空間60の温度よりも少し高くすることにより、空間11内の生鮮野菜の凍結を防止することができるからである。また、本明細書において、冷蔵は、食品を凍結状態とする冷凍とは区別されるものとする。なお、一般に、チルドは、低温での冷蔵であるが、本明細書においては、冷蔵と区別されてもよい。
Note that in this specification, the refrigerating
図5および図6を用いて、容器部3の引出および押込を説明する。図5は、本実施の形態の冷蔵室10の第1斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を閉塞した状態を示す図である。図6は、本実施の形態の冷蔵室10の第2斜視図であって、容器部3が蓋部4の下方の位置から上段扉20(図1および図2参照)側へ向かって引き出された後の状態を示す図である。
Drawing out and pushing in of the
図5および図6から分かるように、容器部3は、背面壁2よりも正面側の床部1の上面の上に置かれている。本実施の形態においては、蓋部4および背面壁2は、第1冷蔵空間60内でいずれかの部分に固定されている。したがって、蓋部4は、床部1に対して位置決めされている。床部1には、平行な2本の直線状に延びる2つの凹条1aが設けられている。
As can be seen from FIGS. 5 and 6, the
容器部3の下側面には、2つの凸部(図示せず)が設けられている。容器部3の下面の2つの凸部は、それぞれ、2つの凹条1aに沿って摺動することができる。したがって、容器部3は、床部1上で、2つの凹条1aに沿った方向において、使用者によって、背面壁2の近傍から引き出されたり、背面壁2に向かって押し込まれたりする。言い換えると、容器部3は、上段扉20へ近づいたり、上段扉20から遠ざかったりすることができる。
Two convex portions (not shown) are provided on the lower surface of the
図7および図8を用いて、容器部3が蓋部4の下方の位置に押し込まれた後の状態を説明する。図7は、本実施の形態の冷蔵室10の第1縦断面図であって、冷蔵庫100の正面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を開放している状態を示す図である。図8は、本実施の形態の冷蔵室10の第2縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を開放している状態を示す図である。
The state after the
図7および図8から分かるように、容器部3は、床部1上に載置されている。容器部3は、生鮮野菜等の食品が貯蔵される空間11を収容している。容器部3の上端には、開口が形成されている。蓋部4は、容器部3の開口から上方の位置で開口を覆っている。ただし、蓋部4は、後述されるように、容器部3の開口を閉塞するように、その形状を変化させることができる。したがって、容器部3の開口が蓋部4によって閉じられると、容器部3と蓋部4とによって、密閉された空間11が形成される。
As can be seen from FIGS. 7 and 8, the
図7および図8から分かるように、蓋部4は、空間11の天井部41と、天井部41の上方の位置において、天井部41に平行に設けられた蓋本体部42と、を備えている。天井部41と蓋本体部42とは、上下方向に伸縮する蛇腹部6および蛇腹部6内に設けられた4つのスプリング8で接続されている。
As can be seen from FIGS. 7 and 8, the
図7および図8から分かるように、容器部3が蓋部4の下方の位置へ押し込まれた状態では、蓋部4の下面と容器部3の上端面との間には、所定の隙間CLが形成されている。したがって、容器部3の上端の開口は、第1冷蔵空間60(図1および図2参照)に連通している。そのため、容器部3内の空気に比較して湿度が低い空気が、隙間CLを経由して、第1冷蔵空間60から容器部3へ進入し得る。
As can be seen from FIGS. 7 and 8, when the
背面壁2の背面側には、エアーポンプPが設けられている。エアーポンプPは、チューブTを経由して、上下方向に伸縮する伸縮部としてのエアーパッキン5およびエアーバッグ7に連通している。エアーポンプPは、制御部Cに制御される。エアーポンプPは、制御部Cに制御されて、チューブTを経由してエアーパッキン5およびエアーバッグ7に空気を送り込む。
An air pump P is provided on the back side of the
エアーバッグ7およびスプリング8は、いずれも、天井部41と蓋本体部42との間に設けられている。そのため、エアーバッグ7の上下方向の伸縮動作およびスプリング8の復元力によって、天井部41は、蓋本体部42から下降したり、蓋本体部42に向かって上昇したりする。
Both the
スプリング8は、天井部41と蓋本体部42とを接続している。スプリング8は、外力を受けない状態で、収縮した状態になっている。したがって、エアーバッグ7が収縮している状態では、蛇腹部6が縮んでおり、天井部41は、スプリング8の復元力によって蓋本体部42に向かって引き上げられている状態になっている。
The
エアーパッキン5は、蓋本体部42の外周に沿った位置であって、かつ、蓋本体部42の下面に設けられている。エアーパッキン5は、平面視において、枠状をなしており、その断面視においては、環状をなしている。つまり、エアーパッキン5は、環状チューブである。エアーパッキン5は、蛇腹部6を取り囲むように設けられている。エアーパッキン5は、蓋本体部42と容器部3の開口縁、すなわち容器部3の上端との間に設けられている。そのため、エアーパッキン5は、上下方向に伸縮することによって、容器部3の開口縁に接触したり、容器部3の開口縁から離れたりすることができる。
The
エアーバッグ7はスプリング8の復元力によって蓋本体部42に向かって引き上げられている。そのため、空気は、エアーポンプPからエアーパッキン5内に優先的に送り込まれる。その後、エアーポンプPが空気をエアーパッキン5およびエアーバッグ7にさらに送り込む。それにより、エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の内圧がスプリング8の復元力に抗する程度になると、空気がエアーバッグ7に徐々に充填される。
The
図8から分かるように、冷蔵庫100の正面側の容器部3の内側側面には、高さセンサHSが設けられている。高さセンサHSは、容器部3内に収納されている生鮮野菜等の最も高い位置を検知する。高さセンサHSは、冷蔵室10内に収納されている物体の最も高い位置を検知することができるものであれば、光センサ等のいかなるものであってもよい。また、高さセンサHSは、容器部3の外に設けられていてもよい。また、容器部3内には、湿度センサHUSが設けられている。湿度センサHUSは、容器部3内の空間11に存在する空気の湿度を検知する。
As can be seen from FIG. 8, a height sensor HS is provided on the inner side surface of the
図9および図10を用いて、蓋部4が容器部3の上端の開口を閉塞した状態で、かつ、天井部41が降下していない状態を説明する。図9は、本実施の形態の冷蔵室10の第3縦断面図であって、冷蔵庫100の正面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最上端に位置付けられた状態を示す図である。図10は、本実施の形態の冷蔵室10の第4縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最上端に位置付けられた状態を示す図である。
A state in which the
図9および図10から分かるように、エアーポンプPが空気をエアーパッキン5に送り込んだため、エアーパッキン5が膨張し、エアーパッキン5の下面が容器部3の側壁部の上端すなわち開口縁に接触している。したがって、冷蔵室10内の空間11は密閉状態になっている。このとき、エアーバッグ7は未だスプリング8の復元力によって収縮した状態になっている。したがって、天井部41は蓋本体部42に向かって引き上げられている状態であり、蛇腹部6も収縮した状態になっている。
As can be seen from FIGS. 9 and 10, since the air pump P sends air into the air packing 5, the air packing 5 expands, and the lower surface of the air packing 5 comes into contact with the upper end of the side wall of the
図9および図10から分かるように、蓋部4が容器部3の上端の開口を閉塞した状態で、かつ、天井部41が降下していない状態では、蓋部4と容器部3の上端との間の隙間CLが存在しなくなっているが、天井部41は、未だ下降を開始していない。この状態では、冷蔵室10内の空間11は密閉状態になっている。この状態では、空間11が第1冷蔵空間60に連通している状態に比較して、冷蔵室10内の空間11に収納されている野菜等の食品から水分が空間11内の空気へ放出される量が低減されている。また、天井部41が降下していないため、冷蔵室10内の空間11の体積は減少していない。一方、蓋部4が第1冷蔵空間60内でいずれかの部分に固定されているため、エアーパッキン5が膨張しても、蓋部4の上端の位置、特に、蓋本体部42の位置は変化しない。
As can be seen from FIGS. 9 and 10, when the
図11~図13を用いて、蓋部4が容器部3の上端の開口を閉塞した状態で、かつ、天井部41が降下した状態を説明する。図11は、実施の形態1の冷蔵室10、たとえば、野菜室の第5縦断面図であって、冷蔵庫100の正面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最下端に位置付けられた状態を示す図である。図12は、本施の形態の冷蔵室10の第6縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最下端に位置付けられた状態を示す図である。図13は、本実施の形態の冷蔵室10の蓋部4の内部構造を示す部分切欠斜視図である。
A state in which the
図11および図12から分かるように、空気が、エアーポンプPによって、エアーバッグ7に送り込まれると、エアーバッグ7が膨張する。それにより、エアーバッグ7の下面が下方へ移動することによって、天井部41が押し下げられる。その結果、冷蔵室10内の空間11の体積が減少する。このとき、エアーバッグ7の膨張に起因して、スプリング8は、下降した天井部41から引張力を受けることにより、伸長した状態になっている。それに伴って、蛇腹部6も、伸長した状態になっている。一方、蓋部4が第1冷蔵空間60内でいずれかの部分に固定されているため、蛇腹部6およびスプリング8の伸縮に伴って、蓋部4の下端の位置が変化しても、蓋部4の上端の位置、特に、蓋本体部42の位置は変化しない。
As can be seen from FIGS. 11 and 12, when air is pumped into the
天井部41と蓋本体部42とは、蛇腹部6によって接続されている。天井部41、蓋本体部42、および蛇腹部6によって内包された空間は、空間11から隔てられている。そのため、蓋部4が容器部3の上端の開口を閉塞した状態で、かつ、天井部41が降下した状態では、空間11が密閉空間となっており、また、図9および図10の状態と比較して、空間11の体積が減少している。この図11および図12に示された状態では、空間11が第1冷蔵空間60に連通している状態に比較して、冷蔵室10内の空間11に収納されている野菜等の食品から水分が空間11内の空気へ放出される量が低減している。さらに、図11および図12に示す状態では、図9および図10の状態と比べて、空間11の体積が減少しているため、空間11内の空気が含有できる水分量も減少する。そのため、冷蔵室10内の空間11に収納されている野菜等の食品から水分が空間11内の空気へ放出される量が低減する。
The
図13から分かるように、エアーバッグ7は、平面視において実質的に長方形を構成する蛇腹部6の内周面よりも小さい外周面を有する円柱形状を有している。蛇腹部6の4つのコーナー部の内側には、それぞれ、4つのスプリング8が設けられている。エアーパッキン5は、平面視において、四角形の枠状をなしており、エアーバッグ7を取り囲んでいる。
As can be seen from FIG. 13, the
図14~図16を用いて、容器部3の引出の規制およびその規制の解除を説明する。図14は、本実施の形態の冷蔵室10の容器部3の一部を拡大した縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面において、一対の規制部3a,1bが係合している状態を示す図である。図15は、本実施の形態の冷蔵室10の容器部3の一部を拡大した縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面において、一対の規制部3a,1bの係合が解除された状態を示す図である。図16を用いて、容器部3の下側面を示す図である。
Restrictions on the drawer of the
図14~図16から分かるように、容器部3は、正面側、すなわち、上段扉20側の壁面部に手指が挿入される凹部Kを有している。凹部Kは、移動部3eの形状によって構成されている。移動部3eは、スプリングS1によって容器部3に接続されている。移動部3eは、スプリングS1の伸縮する方向、具体的には、冷蔵庫100の正面と背面とを結ぶ方向に沿って移動する。
As can be seen from FIGS. 14 to 16, the
容器部3の底面部には、規制部3aが設けられている。規制部3aは、容器部3の下側面から下方へ突出する突起部である。規制部3aは、容器部3に固定されたスプリングS2に接続されている。スプリングS2は、容器部3の底部に設けられた固定部3cによって囲まれた空間に設置されている。容器部3の規制部3aは、傾斜面3a1を有している。規制部3aは、移動部3eに設けられた開口部3dに挿入されている。規制部3aは、その傾斜面3a1が開口部3dの背面側の内面に接触し得るように設けられている。開口部3dの背面側の位置の移動部3e内には、マグネットMが埋め込まれている。
A regulating
床部1には、規制部1bが設けられている。規制部1bは、規制部3aに係合する突起である。床部1のマグネットMに対向する位置には、磁気センサSが設けられている。磁気センサSは、マグネットMによって形成される磁界の変化を検知する。
The
凹部Kに手指が挿入された状態で、移動部3eが、白抜き矢印で示される方向に、すなわち上段扉20側へ引かれると、スプリングS1が押し縮められるように弾性変形する。それにより、移動部3eに設けられた開口部3dも、白抜き矢印で示される方向、すなわち、上段扉20側へ移動する。その結果、開口部3dの内側面が傾斜面3a1に沿って摺動する。
When the moving
規制部3aは、スプリングS2によって固定部3cに固定されている。そのため、開口部3dの内周面が傾斜面3a1に力を加えると、スプリングS2が収縮するように弾性変形する。そのため。規制部3aが上方へ移動する。それにより、規制部3aは、規制部3aと係合していた規制部1bを乗り越えて、上段扉20側へ移動する。その結果、手指が凹部Kに挿入された状態で、さらに移動部3eを上段扉20側へ引くと、容器部3は、床部1上を上段扉20側へ移動する。
The regulating
容器部3の上端の開口が蓋部4によって閉塞されている状態では、マグネットMの下方に磁気センサSが存在する。一方、容器部3の上端の開口が開放されるときには、移動部3eの上段扉20側への移動にともなって、マグネットMも上段扉20側へ移動する。それにより、マグネットMが磁気センサSから離れる。このとき、磁気センサSは、マグネットMの磁界が弱まったことを検知することにより、移動部3eが移動したことを検知する。磁気センサSは、マグネットMの移動を検知すると、その情報を制御部Cへ送信する。
When the opening at the upper end of the
制御部Cは、移動部3eが移動したこと知らせる情報を受信すると、チューブTまたはエアーポンプP等に設けられたバルブを開放することによって、エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気の圧力を低下させる。それにより、エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気の圧力は、大気圧まで低下する。このとき、エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気が、エアーポンプPによって、外部へ排出されてもよい。その結果、エアーパッキン5およびエアーバッグ7が収縮する。このとき、エアーバッグ7の収縮に伴って、スプリング8が初期の状態に戻るように縮む。それにより、蛇腹部6も収縮する。その結果、天井部41が上昇する。また、エアーパッキン5は容器部3の上端から離れ、エアーパッキン5の下面が容器部3の上端よりも上側へ移動する。それにより、エアーパッキン5と容器部3の上端との間に隙間CLが形成される。その結果、容器部3を上段扉20側へ引き出することが可能になる。
When the control unit C receives information indicating that the moving
移動部3eを上段扉20側へ移動させる際に、磁気センサSがマグネットMの磁界が弱まったことを検知可能となる移動部3eの位置よりも、規制部3aが上方へ移動する移動部3eの位置のほうが、上段扉20側であることが好ましい。これによって、エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気が排出された後に、規制部3aおよび規制部1bによる容器部3の規制を解除することができる。そのため、容器部3を上段扉20側へ引き出すときに、エアーパッキン5および天井部41が容器部3から十分に上方へ離れた状態にならないことに起因して、エアーパッキン5および天井部41が容器部3に接触してしまうことを防止することができる。また、スプリングS2の復元力をスプリングS1の復元力よりも大きくしてもよい。これにより、規制部3aを上方へ移動させるときに移動部3eにかける手指の負荷が増加するため、規制部1bを乗り越えるタイミングを遅らせることができる。その結果、より確実に、エアーパッキン5および天井部41を、それらが容器部3に干渉しない初期状態に戻した後に、規制部3aを規制部1bよりも上段扉20側へ移動させることができる。
When moving the moving
上記から分かるように、本実施形態の冷蔵庫100は、被冷蔵物を貯蔵する空間11を内包する冷蔵室10と、冷蔵室10の空間11の体積を変化させる体積可変機構Bと、を備えている。そのため、空間11内の空気の体積を低減することができる。その結果、空間11内に収納される食品、たとえば、野菜の量などに応じて空間11内の空気の体積を変えることができるため、食品の量が少ない場合であっても、食品から冷蔵室10内の空気へ放出される水分量を低減することができる。したがって、被冷蔵物の状態を良好に維持することができる。その結果、新鮮な野菜を長期間保存することができる。
As can be seen from the above, the
体積可変機構Bは、移動機構6,7,41,42,P,Tと、開閉機構5,42,P,Tと、を備えている。移動機構6,7,41,42,P,Tは、蛇腹部6、エアーバッグ7、天井部41、蓋本体部42、エアーポンプP、およびチューブTを含んでいる。開閉機構5,42,P,Tは、エアーパッキン5、天井部41、蓋本体部42、エアーポンプP、およびチューブTを含んでいる。
The volume variable mechanism B includes moving
なお、本実施の形態においては、エアーポンプPは、エアーパッキン5およびエアーバッグ7の双方に空気を送り込んでいるが、エアーパッキン5およびエアーバッグ7のそれぞれに独立して空気を直接送り込んでもよい。この場合、エアーポンプPは、エアーパッキン5およびエアーバッグ7のそれぞれに個別に接続された2つのチューブおよび制御バルブ等を経由して空気を送り込む。
Note that in this embodiment, the air pump P sends air to both the air packing 5 and the
体積可変機構Bは、冷蔵室10の天井部41と、天井部41を上下方向に移動させる移動機構6,7,41,42,P,Tと、を含んでいる。天井部41は、被冷蔵物が存在しない空間で移動することができる。そのため、被冷蔵物を移動させることなく、冷蔵室10の体積を変化させることができる。
The volume variable mechanism B includes a
冷蔵室10は、被冷蔵物を受け入れる容器部3と、天井部41を有し、かつ、容器部3の上端の開口を覆う蓋部4と、を含んでいる。体積可変機構Bは、蓋部4を変化させて容器部3の上端の開口を開閉する開閉機構5,42,P,Tを有している。そのため、移動機構6,7,41,42,P,Tと開閉機構5,42,P,Tとを1つの構造体に集約することができる。
The
体積可変機構Bは、開閉機構5,42,P,Tに蓋部4を容器部3の上端に接触させた後に、移動機構6,7,41,42,P,Tに天井部41を下降させる。そのため、湿度が相対的に低い乾いた空気の空間11への流入を抑制しながら、冷蔵室10の空間11の体積を低減することができる。
The volume variable mechanism B causes the opening/
冷蔵室10は、冷蔵室10を内包する第1冷蔵空間60に設けられている。容器部3は、第1冷蔵空間60の床部1の上に設置されている。床部1は、容器部3が蓋部4の下方の位置から床部1に沿って引き出される形状を有している。そのため、容器部3からの被冷蔵物の取り出しを容易に行うことができる。
The
開閉機構5,42,P,Tが開口の開放状態および開口の閉塞状態のいずれに蓋部4を変化させるのかを決定する開閉スイッチM,Sを備えている。マグネットMが磁気センサSから離れた距離に応じて変化する磁界の大きさの変化を磁気センサSが検出する。それにより、磁気センサSが開閉機構5,42,P,Tに開閉動作をさせるための信号を制御部Cへ送信する。そのため、ユーザが開閉スイッチM,Sを操作することにより、蓋部4による開口の開放および閉塞を決定することができる。
The opening/
具体的には、移動部3eの凹部Kに手指を挿入した状態で、移動部3eを引くことによって、マグネットMと磁気センサSとの相対的な距離を大きくする。この操作により、エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気の圧力を低下させる。それにより、天井部41が上昇する。また、蓋部4と容器部3との隙間CLが形成される。
Specifically, the relative distance between the magnet M and the magnetic sensor S is increased by pulling the moving
一方、容器部3を押し込むことによって、容器部3を蓋部4の下方へ位置付けることによって、マグネットMと磁気センサSとの間の距離を小さくする。この操作により、エアーポンプPが駆動してエアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気の圧力を増加させる。それにより、蓋部4と容器部3との隙間CLが閉塞される。それにより、空間11が密閉空間になる。その後、必要に応じて天井部41が容器部3内において下降する。その結果、空間11の体積が低減される。
On the other hand, by pushing in the
容器部3が床部1に沿って引き出されることを規制する一対の規制部3a,1bを備えている。一対の規制部3a,1bは、開閉スイッチM,Sの操作に基づいて、開閉機構5,42,P,Tが蓋部4を開口の開放状態に蓋部4を変化させた後、容器部3の引き出しの規制を解除する。そのため、容器部3の引き出し動作のみで、蓋部4が容器部3から自動的に離れる。その後、容器部3を蓋部4の下方から引き出すことができる。
A pair of
蓋部4は、天井部41の上方に位置付けられた蓋本体部42を含んでいる。体積可変機構Bは、蓋本体部42と天井部41との間に位置付けられ、上下方向において天井部41を蓋本体部42に対して相対的に移動させるように設けられた、後述される伸縮部を有している。
The
そのため、蓋部4による容器部3の開口を開閉する動作と天井部41による容器部3の体積の変化させる動作とを分離することができる。伸縮部は、空気の出し入れによって上下方向に伸縮するエアーバッグ7を含んでいる。そのため、天井部41の上昇および下降を簡単に実現することができる。
Therefore, the operation of opening and closing the opening of the
冷蔵室10は、冷蔵室10内に入れられた被冷蔵物の高さを検知する高さセンサHSを備えている。冷蔵室10は、高さセンサHSが検知した被冷蔵物の高さに基づいて、移動機構6,7,41,42,P,Tに天井部41の位置を変化させる制御部Cを備えている。
The
制御部Cは、天井部41と冷蔵室10の底面との間の距離が高さセンサHSによって検知された被冷蔵物の高さ以上の距離になる範囲で、移動機構6,7,41,42,P,Tに天井部41を下降させる。そのため、天井部41が冷蔵室10内の被冷蔵物に接触することを抑制することができる。
The control unit C controls the moving
冷蔵室10は、冷蔵室10内の空気の湿度を検知する湿度センサHUSと、湿度センサHUSによって検知された湿度に応じて冷蔵室10の空間11の体積を体積可変機構Bに変化させる制御部Cと、を備えている。そのため、冷蔵室10内の空気の湿度を自動的に調節することができる。
The
以下、図17および図18を用いて、制御部Cが湿度センサHUSによって検知された湿度に応じて冷蔵室10内の空間11の体積を体積可変機構Bに変化させる制御を説明する。
Hereinafter, using FIG. 17 and FIG. 18, a description will be given of control by which the control unit C causes the volume variable mechanism B to change the volume of the
図17は、本実施の形態の冷蔵庫100の制御部C、各センサ、および各アクチュエータの構成を示すブロック図である。図17に示されるように、制御部Cは、記憶部M、プロセッサCPU、およびタイマTを備えている。制御部Cは、高さセンサHS、湿度センサHUS、および磁気センサSのそれぞれが検知した値を取得する。また、制御部Cは、湿度センサHUS、および磁気センサSのそれぞれから取得した値に基づいて、ポンプPおよび報知部Nを制御する。
FIG. 17 is a block diagram showing the configuration of the control unit C, each sensor, and each actuator of the
図18は、本実施の形態の冷蔵庫100の制御部Cが実行する体積変化処理を説明するためのフローチャートである。
FIG. 18 is a flowchart for explaining the volume change process executed by the control unit C of the
図18に示されるように、体積変化処理においては、ステップS1において、制御部Cは、磁気センサSから送信されてきた検知信号に基づいて、磁気センサSが容器部3を検出しているか否かを判定する。制御部Cは、磁気センサSから取得されたマグネットMの磁界の強度が基準値以上である場合に、容器部3を検出する。より具体的に言うと、容器部3が蓋部4の下方に位置しており、蓋部4が容器部3の空間11を密閉できる状態である場合に、制御部Cは、容器部3を検出する。
As shown in FIG. 18, in the volume change process, in step S1, the control unit C determines whether the magnetic sensor S is detecting the
ステップS1において、制御部Cは、容器部3を検出していないと判定すると、ステップS1の処理を繰り返す。一方、ステップS1において、磁気センサSによって容器部3が検出されていると判定された場合には、制御部Cは、ステップS2において、ポンプPを駆動する。それにより、空気がポンプPからエアーパッキン5内へ注入される。その結果、隙間CLが塞がれ、空間11が密閉状態になる。その後、制御部Cは、ステップS3において、湿度センサHUSが検知している湿度H1を取得する。
In step S1, if the control unit C determines that the
上記から分かるように、制御部Cは、まず、空間11が密閉空間になった後の冷蔵室10内の湿度H1の値を湿度センサHUSから取得する。このとき、制御部Cは、空間11を密閉空間としてから所定の遅延時間(空間11内の空気が安定するのに必要な時間。例えば5分程度)時間が経過した後に、湿度センサHUSによって検知された湿度を取得してもよい。
As can be seen from the above, the control unit C first acquires the value of the humidity H1 in the
その後、ステップS4において、制御部Cは、タイマTをスタートさせる。その後、ステップS5において、制御部Cは、タイマTが計時する時間が所定時間t1以上であるか否かを判定する。所定時間t1は、たとえば、30分である。ステップS5において、タイマTが計時する時間が所定時間t1を経過していなければ、制御部Cは、ステップS5の処理を繰り返す。 Thereafter, in step S4, the control unit C starts a timer T. After that, in step S5, the control unit C determines whether the time measured by the timer T is equal to or longer than the predetermined time t1. The predetermined time t1 is, for example, 30 minutes. In step S5, if the time measured by the timer T has not passed the predetermined time t1, the control unit C repeats the process of step S5.
なお、図18に示された体積変化処理においては、いずれのタイミングにおいても、制御部Cは、磁器センサSによって検知された磁界の変化によって、容器部3が上段扉20側に容器部3が引き出されたことを判定している。それにより、制御部Cは、容器部3が上段扉20側に容器部3が引き出されたことを検知した場合には、体積変化処理を中断し、エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気を排出して、容器3を引き出すときに、エアーパッキン5および天井部41が容器部3に接触してしまうことを防止する。その後、ステップS1の容器部3を検出したか否かを判定する処理を実行する。一方、制御部Cは、容器部3が上段扉20側に容器部3が引き出されたことを検知しなかった場合には、図18に示される体積変化処理の各ステップを順次実行する。
In addition, in the volume change process shown in FIG. 18, at any timing, the control unit C causes the
つまり、図18に示された体積変化処理においては、常時、次のことが実行され得る。ユーザが容器部3を上段扉20側へ引き出した場合には、磁気センサSが検知するマグネットMの磁界が弱まる。そのため、制御部Cは、磁界が弱まったことを検知したら、エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気を排出する。これにより、ユーザが容器部3を上段扉20側へ引き出すときに、容器部3がエアーパッキン5および天井部41に干渉することを防止する。エアーパッキン5およびエアーバッグ7内の空気を排出した後は、磁器センサSによって検知されるマグネットMの磁界が基準値以上になるまで、つまり、容器部3が再び蓋部4の下方の位置に戻されるまで、制御部Cは、ステップS1の処理を繰り返す。図18のステップS2のステップにおいて、制御部Cは、上記と同様の中断処理を実行する。
That is, in the volume change process shown in FIG. 18, the following can always be executed. When the user pulls out the
ステップS5において、タイマTが計時する時間が所定時間t1を経過していると判定された場合には、ステップS6において、制御部Cは、湿度センサHUSによって検知されている湿度H2を取得する。 When it is determined in step S5 that the time measured by the timer T has exceeded the predetermined time t1, in step S6, the control unit C acquires the humidity H2 detected by the humidity sensor HUS.
つまり、制御部Cは、上記した湿度センサHUSによる湿度H1の検知から所定の経過時間t1が経過した後に、湿度センサHUSによって再度検知された冷蔵室10内の湿度H2を取得する。なお、所定時間t1は、冷蔵室10内の空気が冷却されて安定する程度の時間であり、前述のように、たとえば、30分程度である。
That is, the control unit C acquires the humidity H2 in the
その後、ステップS7において、制御部Cは、湿度H2-湿度H1を算出する。この湿度の差、すなわち、湿度H2-湿度H1は、2回目の湿度の1回目の湿度に対する増加の程度を示す値である。制御部Cは上記した2回のタイミングで取得された湿度H2-湿度H1づいて、以下の処理を行う。 After that, in step S7, the control unit C calculates the humidity H2 - the humidity H1. This humidity difference, ie, humidity H2 - humidity H1, is a value indicating the degree of increase in the second humidity relative to the first humidity. The control unit C performs the following processing based on the humidity H2-humidity H1 obtained at the two timings described above.
ステップS8において、制御部Cは、湿度H2-湿度H1が所定値PV以上であるか否かを判定する。ステップS8において、湿度H2-湿度H1が所定値PV以上でないと判定された場合には、制御部Cは、ステップS9において、制御部Cは、湿度H1-湿度H2が予め定められた値C0より大きいか否かを判定する。ステップS9において、湿度H1-湿度H2が予め定められた値C0より大きくなければ、つまり、空間11の湿度の低下量が予め定められた値C0以下であれば、制御部Cは、ステップS6の処理を再び実行する。一方、ステップS9において、湿度H1-湿度H2が所定値C0より大きい場合には、つまり、空間11の湿度の低下量が予め定められた値C0を超えている場合には、制御部Cは、ステップS10において、空気漏れを報知部Nに報知させる。その後、制御部Cは、ステップ6の処理を再び実行する。
In step S8, the control unit C determines whether the humidity H2−humidity H1 is equal to or higher than a predetermined value PV. If it is determined in step S8 that the humidity H2-humidity H1 is not greater than or equal to the predetermined value PV, the control unit C determines that the humidity H1-humidity H2 is less than the predetermined value C0 in step S9. Determine whether it is large or not. In step S9, if the humidity H1-humidity H2 is not greater than the predetermined value C0, that is, if the amount of decrease in the humidity in the
ステップS8において、湿度H2-湿度H1が所定値PV以上であると判定された場合には、つまり、空間11の湿度が所定値PV以上増加している場合には、制御部Cは、ステップS11において、ポンプPを駆動する。それにより、天井部41を降下させ、空間11の体積を低減させる。このとき、制御部Cは、湿度H2-湿度H1の値に応じて、天井部41の位置を異ならせてもよい。具体的には、湿度H2-湿度H1が大きいほど、空間11の体積を小さくする。その結果、食品から空間11へ放出される水分の量を低下することができる。ただし、制御部Cは、湿度センサHUSによって検知された湿度が増加した場合(H2-H1>0)に、体積可変機構Bに冷蔵室10内の空間11の体積を小さくさせるものであれば、いかなるものであってもよい。
In step S8, if it is determined that the humidity H2−humidity H1 is greater than or equal to the predetermined value PV, that is, if the humidity in the
上記のステップS6~ステップS11の処理によれば、次の(1)~(3)のことが実行されている。 According to the processing from step S6 to step S11 described above, the following (1) to (3) are executed.
(1)2回目に所得された湿度H2が、1回目に検知された湿度H1に対して、増加しているが、所定値PVより小さい値だけ増加をしている場合がある。また、湿度H2が、湿度H1に対して減少しているが、減少量が予め定められた値C0より小さい値である場合もある。これらの場合、制御部Cは、現在の空間11の体積が適切であると判断して、体積可変機構Bに天井部41の位置を維持させる。
(1) The humidity H2 obtained for the second time has increased with respect to the humidity H1 detected for the first time, but may have increased by a value smaller than the predetermined value PV. Furthermore, although the humidity H2 has decreased relative to the humidity H1, the amount of decrease may be smaller than a predetermined value C0. In these cases, the control section C determines that the current volume of the
(2)2回目に所得された湿度H2が、1回目に取得された湿度H1よりも所定値PV以上増加しているときは、制御部Cは、空間11内に収容された食品から水分がまだ放出されていると判断する。それにより、制御部Cは、体積可変機構Bに天井部41の位置を所定量だけ降下させる。この所定量は、いかなる場合にも同一であってもよいが、所定値PVの大きさが大きくなるにつれて大きくてもよい。それにより、密閉された状態の空間11の体積が小さくなるため、食品からの水分の放出が抑制される。
(2) When the humidity H2 obtained for the second time is higher than the humidity H1 obtained for the first time by a predetermined value PV or more, the control unit C controls the humidity from the food stored in the
(3)2回目に取得された湿度H2が、1回目に取得された湿度H1よりも予め定められた値C0を超えて低下している場合には、空間11の密閉状態が不十分であるおそれがある。そのため、制御部Cは、その旨を、報知部Nに報知させる。この報知部Nによる報知は、音発生部に音を発生させてもよいし、発光部を発光させてもよい。
(3) If the humidity H2 obtained for the second time is lower than the humidity H1 obtained for the first time by more than a predetermined value C0, the airtight state of the
制御部Cは、上記の(1)~(3)に記載の処理を、容器部3が蓋部4の下方の位置へ押し込まれる毎に実行する。
The control section C executes the processes described in (1) to (3) above each time the
なお、PVの値とC0の値は同じ値としてもよいが、PV>C0とすることが好ましい。これにより、空間11の湿度が少し上昇する度に体積可変機構Bが作動し、動作音などでユーザが煩わしく感じることを抑制できる。一方で、空間11の湿度の低下は、空間11内の食品の水分量低下に直接影響するため、ユーザにいち早く報知する。
Note that although the value of PV and the value of C0 may be the same value, it is preferable that PV>C0. Thereby, the volume variable mechanism B operates every time the humidity in the
次に、ステップS12において、制御部Cは、湿度センサHUSが検知している湿度H3を取得する。ステップS13において、制御部Cは、湿度H3が特定値SV以上であるか否かを判定する。ステップS13において、制御部Cは、湿度H3が特定値SV以上でなければ、制御部Cは、ステップS6の処理を実行する。一方、ステップS13において、制御部Cは、湿度H3が特定値SV以上である場合には、ステップS14において、ポンプPを駆動する。それにより、エアーバッグ7およびエアーパッキン5内の空気が排出される。だたし、チューブT等に設けられた制御バルブが開状態にされるだけで、エアーバッグ7およびエアーパッキン5内の空気が自然に排出されてもよい。いずれによっても、容器部3の上端と蓋部4との間に隙間CLが形成される。
Next, in step S12, the control unit C obtains the humidity H3 detected by the humidity sensor HUS. In step S13, the control unit C determines whether the humidity H3 is equal to or higher than the specific value SV. In step S13, if the humidity H3 is not greater than or equal to the specific value SV, the controller C executes the process of step S6. On the other hand, if the humidity H3 is equal to or higher than the specific value SV in step S13, the control unit C drives the pump P in step S14. As a result, the air inside the
ステップS15において、制御部Cは、湿度センサHUSが検知している湿度H4の値を取得する。ステップS16において、制御部Cは、湿度H4が基準値RV以上であるか否かを判定する。ステップS16において、制御部Cは、湿度H4が基準値RV以上でなければ、制御部Cは、ステップS1の処理を実行する。一方、ステップS16において、制御部Cは、湿度H4が基準値RV以上である場合には、ステップS15およびステップS16の処理を繰り返す。ステップS14~ステップS16は、湿度が高くなり過ぎた場合に(湿度が特定値SV以上の場合)、強制換気するために繰り返すステップである。そのため、強制換気を完了させる基準値RVは、強制換気を開始する特定値SVよりも小さい値である。 In step S15, the control unit C acquires the value of the humidity H4 detected by the humidity sensor HUS. In step S16, the control unit C determines whether the humidity H4 is equal to or higher than the reference value RV. In step S16, if the humidity H4 is not greater than or equal to the reference value RV, the control unit C executes the process of step S1. On the other hand, in step S16, if the humidity H4 is equal to or higher than the reference value RV, the control unit C repeats the processes of step S15 and step S16. Steps S14 to S16 are steps that are repeated to perform forced ventilation when the humidity becomes too high (when the humidity is equal to or higher than the specific value SV). Therefore, the reference value RV for completing forced ventilation is a value smaller than the specific value SV for starting forced ventilation.
上記したように、制御部Cは、ステップS6~ステップS11において上記の(2)の制御を実行してから、所定の経過時間が経過した後に、ステップ12において、冷蔵室10内の湿度H3を再度検知する。それにより、制御部Cは、ステップS9において「NO」と判定され、上記(1)の制御が実行されるまで、上記の(2)の処理を繰り返す。なお、上記(1)の制御が実行された後でも、上記の(2)の処理を所定時間の経過ごとに繰り返して実行してもよい。
As described above, after a predetermined elapsed time has elapsed since executing the control in step (2) above in steps S6 to S11, the control unit C adjusts the humidity H3 in the
また、ステップS12~S14の処理は、湿度センサHUSによって検知された湿度H3が上限湿度である特定値SVを超えている場合に実行される処理である。このステップS12~S14によれば、容器部3が蓋部4の下方の位置へ押し込まれた状態であっても、制御部Cは、エアーポンプPにエアーパッキン5内の空気を外部に排出させる。それにより、蓋部4と容器部3との間に隙間CLが形成される。その結果、容器3内の水分が第1冷蔵空間60内に放出される。
Further, the processes in steps S12 to S14 are executed when the humidity H3 detected by the humidity sensor HUS exceeds the specific value SV, which is the upper limit humidity. According to steps S12 to S14, even if the
その後、ステップS16において湿度センサHUSによって検知された湿度H4の値が下限湿度である基準値RVより小さい値になった場合に、制御部Cは、エアーポンプPを駆動する。それにより、空気がエアーパッキン5内に充填される。そのため、空間11が密閉空間になる。この状態で、制御部Cは、ステップS1およびステップS2において実行される、容器部3が蓋部4の下方の位置へ押し込まれたときと同様の制御を実行する。この制御によれば、冷蔵室10内の湿度が高くなり過ぎることに起因して、冷蔵室10内で結露が生じてしまうことを防止することができる。
After that, in step S16, when the value of the humidity H4 detected by the humidity sensor HUS becomes a value smaller than the reference value RV, which is the lower limit humidity, the control unit C drives the air pump P. As a result, the air packing 5 is filled with air. Therefore, the
以上の処理により、空間11内の湿度が基準値RV~特定値SVの間の値に維持される。つまり、体積可変機構Bは、空間11の湿度を基準値RV~特定値SVの間の値に、すなわち所望の範囲内の湿度に維持するように、空間11の体積を変化させている。
Through the above processing, the humidity in the
なお、制御部Cは、湿度センサHUSと高さセンサHSとの双方を同時に利用してもよい。たとえば、制御部Cは、高さセンサHSによって食品の高さを検知し、天井部41が食品へ接触しない範囲で、湿度センサHUSによって検知された湿度に基づいて、体積可変機構Bに天井部41の位置を変化させてもよい。
Note that the control unit C may use both the humidity sensor HUS and the height sensor HS at the same time. For example, the control unit C detects the height of the food using the height sensor HS, and controls the volume variable mechanism B to adjust the height of the ceiling based on the humidity detected by the humidity sensor HUS within a range where the
また、圧力センサが、高さセンサHSの代わりに、天井部41に設けられていてもよい。この場合、圧力センサは、天井部41が降下するときに、天井部41が食品に接触したことを検知するものであってもよい。また、高さセンサが設けられていない場合、体積可変機構Bには天井部41が降下する下限の位置が設定されていてもよい。この場合、容器部3には、その下限の位置よりも下側になる高さ位置に、食品を収納する上限ラインが、描かれたり、凹凸によって示されたりしていてもよい。
Further, a pressure sensor may be provided on the
(実施の形態2)
次に、実施の形態2の冷蔵庫100について説明する。なお、下記において実施の形態1の冷蔵庫100と同様である点については、特に必要がなければ、その説明は繰り返さない。
(Embodiment 2)
Next, the
図19および図20を用いて、容器部3の引出および押込を説明する。図19は、本実施の形態の冷蔵室10の第1斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を閉塞した状態を示す図である。図20は、本実施の形態2の冷蔵室10の第2斜視図であって、容器部3が蓋部4の下方の位置から上段扉20側へ引き出された後の状態を示す図である。
Drawing out and pushing in of the
本実施の形態の冷蔵庫100は、床部1に凹条1aを有していない点において、実施の形態1の冷蔵庫100と異なっている。本実施の形態においては、ユーザが蓋部4の直下の位置に手作業で容器部3を位置付けるものとする。ただし、容器部3の下面および床部1の上面に容器部3と床部1との位置決めをするための構造、たとえば、凹凸嵌合を有していてもよい。
図21および図22を用いて、容器部3が蓋部4の下方の位置に押し込まれた後の状態を説明する。図21は、本実施の形態の冷蔵室10の第1縦断面図であって、冷蔵庫100の正面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を開放している状態を示す図である。図22は、本実施の形態の冷蔵室10の第2縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を開放している状態を示す図である。
The state after the
図23は、本実施の形態の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を開放している状態の蓋部4の内部構造を示す第1の図である。図24は、本実施の形態の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を開放している状態の蓋部4の内部構造を示す第2の図である。図25は、本実施の形態の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を開放している状態の蓋部4の内部構造を示す第3の図である。
FIG. 23 is a perspective view of a part of the
図21~図25から分かるように、実施の形態1の移動機構6,7,41,42,P,Tの代わりに、本実施の形態においては、移動機構3X,6,91X,92X,41,42が設けられている。移動機構3X,6,91X,92X,41,42は、開閉スイッチ3X、回動部材91X、水平移動部材92X、蛇腹部6、天井部41、および蓋本体部42を含んでいる。
As can be seen from FIGS. 21 to 25, in place of the moving
開閉スイッチ3Xは、ユーザによって操作され得るように、蓋部4の外側表面にスライド可能に設けられたスイッチである。開閉スイッチ3Yは、そのスライドする部分の細長い溝またはスリットとの間の摩擦力によって、その位置が維持されるように構成されている。開閉スイッチ3Xは、水平方向に延びる板状の水平移動部材92Xに回転可能に接続されている。水平移動部材92Xは、回動部材91Xに回動可能に接続されている。回動部材91Xは棒状に延びる部材であって、その下端が天井部41に回転可能に接続されている。
The open/
開閉スイッチ3Xのスライド操作により、水平移動部材92Xおよび回動部材91Xによって構成されるリンク機構の状態が変化する。リンク機構は、蓋本体部42と天井部41との間に位置付けられ、上下方向において天井部41を蓋本体部42に対して相対的に移動させる伸縮部として機能する。リンク機構の動作により、天井部41が上下方向に移動するとともに、蛇腹部6が上下方向に伸縮する。
A sliding operation of the open/
実施の形態1の開閉機構5,42,P,Tの代わりに、本実施の形態においては、開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42が設けられている。開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42は、開閉スイッチ3Y、回動部材91Y、水平移動部材92Y、ゴムパッキン25、蛇腹部26、および蓋本体部42を備えている。
In place of the opening/
開閉スイッチ3Yは、蓋部4の外側表面にスライド可能に設けられたスイッチである。開閉スイッチ3Yは、そのスライドする部分の細長い溝またはスリットとの間の摩擦力によって、その位置が維持されるように構成されている。開閉スイッチ3Yは、水平方向に延びる板状の水平移動部材92Yに回転可能に接続されている。水平移動部材92Yは、回動部材91Yに回動可能に接続されている。回動部材91Yは棒状に延びる部材で、その下端がゴムパッキン25に回転可能に接続されている。
The open/
開閉スイッチ3Yのスライド操作により、水平移動部材92Yおよび回動部材91Yによって構成されるリンク機構の状態が変化する。それにより、ゴムパッキン25が上下方向に移動するとともに、蛇腹部26が上下方向に伸縮する。蛇腹部26は、ゴムパッキン25と蓋本体部42とを接続している。蛇腹部26とゴムパッキン25とは、容器部3の上端に対応する枠部を構成している。蛇腹部26が下方に伸長すると、ゴムパッキン25が容器部3の上端に接触し、空間11が密閉状態になる。
A sliding operation of the open/
図21~図25においては、回動部材91Yが蓋本体部42の下面と第1の鋭角をなすように斜め下方に延びる状態になっている。したがって、ゴムパッキン25の下端は、容器部3の上端よりも上側に位置付けられている。その結果、容器部3の上端とゴムパッキン25との間には、隙間CLが形成されている。また、図21~図25においては、回動部材91Xが蓋本体部42の下面と第1の鋭角をなすように斜め下方に延びる状態になっている。したがって、天井部41は、最上端に位置付けられている。
In FIGS. 21 to 25, the rotating
図26~図30を用いて、蓋部4が容器部3の上端の開口を閉塞した状態で、天井部41が未だ降下していない状態を説明する。図26は、本実施の形態の冷蔵室10の第3縦断面図であって、冷蔵庫100の正面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最上端に位置付けられた状態を示す図である。図27は、本実施の形態の冷蔵室10の第4縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最上端に位置付けられた状態を示す図である。
A state in which the
図28は、本実施の形態の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最上端に位置付けられた状態の蓋部4の内部構造を示す第1の図である。図29は、本実施の形態の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最上端に位置付けられた状態の蓋部4の内部構造を示す第2の図である。図30は、本実施の形態の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最上端に位置付けられた状態の蓋部4の内部構造を示す第3の図である。
FIG. 28 is a perspective view of a part of the
図26~図30から分かるように、開閉スイッチ3Yがユーザの操作により蓋部4の外表面上をスライドすると、開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42の状態が変化する。それにより、回動部材91Yが蓋本体部42の下面と第1の鋭角をなすように斜め下方に延びる状態から蓋本体部42の下面と第1の鋭角よりも大きな第2の鋭角をなすように斜め下方に延びる状態へ変化する。その結果、開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42に接続されたゴムパッキン25が下方に向かって下降する。このとき、蛇腹部26は、ゴムパッキン25の移動に伴って下方へ伸長する。したがって、容器部3と蓋部4との間の隙間CLがなくなり、容器部3の上端の開口がゴムパッキン25、蛇腹部26および蓋本体部42によって閉塞される。一方、開閉スイッチ3Xは操作されていないため、天井部41は、最上端の位置に存在する状態を維持している。そのため、空間11の体積は未だ低減されていない。
As can be seen from FIGS. 26 to 30, when the opening/
図31~図35を用いて、蓋部4が容器部3の上端の開口を閉塞した状態で、天井部41が降下した状態を説明する。図31は、本実施の形態の冷蔵室10の第5縦断面図であって、冷蔵庫100の正面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最下端に位置付けられた状態を示す図である。図32は、本実施の形態の冷蔵室10の第6縦断面図であって、冷蔵庫100の側面に平行な縦断面において、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最下端に位置付けられた状態を示す図である。
A state in which the
図33は、実施の形態2の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最下端に位置付けられた状態の蓋部4の内部構造を示す第1の図である。図34は、実施の形態2の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最下端に位置付けられた状態の蓋部4の内部構造を示す第2の図である。図35は、実施の形態2の冷蔵室10の蓋部4の一部の斜視図であって、蓋部4が容器部3の開口を閉塞しており、かつ、天井部41が最下端に位置付けられた状態の蓋部4の内部構造を示す第3の図である。
FIG. 33 is a perspective view of a part of the
図31~図35から分かるように、開閉スイッチ3Xがユーザの操作により蓋部4の外表面上をスライドすると、移動機構3X,6,91X,92X,41,42の状態が変化する。それにより、回動部材91Xが蓋本体部42の下面と第1の鋭角をなすように斜め下方に延びる状態から第1の鋭角よりも大きな第2の鋭角をなすように斜め下方に延びる状態へ変化する。その結果、移動機構3X,6,91X,92X,41,42を構成する天井部41が下降する。このとき、蛇腹部6は、天井部41の移動に伴って伸長する。ただし、このとき、開閉スイッチ3Yは操作されていないため、ゴムパッキン25が容器部3の上端に接した状態が維持されている。天井部41と蓋本体部42とは、蛇腹部6によって接続されている。天井部41、蓋本体部42、および蛇腹部6に内包された空間は、密閉状態になっている。
As can be seen from FIGS. 31 to 35, when the open/
上記から分かるように、本実施形態の冷蔵庫100も、実施の形態1と同様に、被冷蔵物を貯蔵する空間11を内包する冷蔵室10と、冷蔵室10の空間11の体積を変化させる体積可変機構Bと、を備えている。そのため、冷蔵室10内の湿度が低い空気の体積を増減することができる。その結果、被冷蔵物としての食品、たとえば、野菜から冷蔵室10内の空気へ放出される水分量を調整することができる。したがって、被冷蔵物の状態を良好に維持することができる。
As can be seen from the above, similarly to the first embodiment, the
本実施の形態においては、体積可変機構Bは、移動機構3X,6,91X,92X,41,42と、開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42と、を備えている。そのため、被冷蔵物を移動させることなく、冷蔵室10の体積を変化させることができる。
In this embodiment, the volume variable mechanism B includes moving
本実施の形態においては、体積可変機構Bは、開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42の容器部3の開口の開閉の動作から独立して、移動機構3X,6,91X,92X,41,42に天井部41を上下方向に移動させる動作をさせる。これによれば、開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42の動作と移動機構3X,6,91X,92X,41,42の動作とを連動させるための構造を必要としない。そのため、開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42および移動機構3X,6,91X,92X,41,42の構造を比較的シンプルにすることができる。
In this embodiment, the volume variable mechanism B operates independently of the operation of opening and closing the opening of the
冷蔵室10は、被冷蔵物を受け入れる容器部3と、天井部41を有し、かつ、容器部3の上端の開口を覆う蓋部4と、を含んでいる。体積可変機構Bは、蓋部4を変化させて容器部3の上端の開口を開閉する開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42を有している。そのため、移動機構3X,6,91X,92X,41,42と開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42とを1つの構造体に集約することができる。
The
体積可変機構Bは、実施の形態1と同様に、開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42に蓋部4を容器部3の上端に接触させた後に、移動機構3X,6,91X,92X,41,42に天井部41を下降させることができる。
Similarly to
本実施の形態においても、冷蔵室10は、冷蔵室10を内包する第1冷蔵空間60に設けられている。容器部3は、第1冷蔵空間60を区画する床部1の上に設置されている。床部1は、容器部3が蓋部4の下方の位置から床部1に沿って引き出される形状を有している。そのため、冷蔵室10内に送り込まれた冷気を利用して、冷蔵室10内の被冷蔵物を冷蔵することができる。また、容器部3からの被冷蔵物の取り出しを容易に行うことができる。
Also in this embodiment, the refrigerating
開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42が開口の開放状態および開口の閉塞状態のいずれに蓋部4を変化させるのかを決定する開閉スイッチ3Yを備えている。そのため、ユーザが開閉スイッチ3Yを操作することにより、蓋部4による開口の開放および閉塞を決定することができる。
The opening/
具体的には、開閉スイッチ3Yを一方に移動させることにより、回動部材91Yおよび水平移動部材92Yがリンク機構として動作し、蓋部4と容器部3との隙間CLがゴムパッキン25によって閉塞される。開閉スイッチ3Yを他方に移動させることにより、回動部材91Yおよび水平移動部材92Yがリンク機構として動作し、蓋部4と容器部3とに隙間CLが形成される。
Specifically, by moving the open/
さらに、本実施の形態においては、開閉スイッチ3Xを一方に移動させることにより、回動部材91Xおよび水平移動部材92Xがリンク機構として動作し、天井部41が下降し、空間11の体積が低減される。開閉スイッチ3Xを他方に移動させることにより、回動部材91Xおよび水平移動部材92Xがリンク機構として動作し、天井部41が上昇し、空間11の体積が増加される。
Furthermore, in this embodiment, by moving the open/
(実施の形態3)
次に、実施の形態3の冷蔵庫100について説明する。なお、下記において実施の形態1の冷蔵庫100と同様である点については、特に必要がなければ、その説明は繰り返さない。
(Embodiment 3)
Next, a
図36は、実施の形態3の冷蔵室10の蛇腹部6を示す断面図である。図37は、実施の形態3の冷蔵室10の蛇腹部6の一部の拡大断面図である。図36および図37に示されるように、本実施の形態の蛇腹部6は、水平方向に沿って延びる水平部6aと、水平部6aの外側端から内側に向かってかつ斜め方向に延びる傾斜部6bと、を有している。本実施の形態の蛇腹部6は、水平部6aと傾斜部6bと有することにより、実施の形態1および2の蛇腹部6に比較して、より早く収縮した状態に戻ることができる。
FIG. 36 is a sectional view showing the
(実施の形態4)
次に、実施の形態1~3において使用された冷蔵室10が、冷蔵庫の中ではなく、床部1および背面壁2から取り外された状態で、冷蔵庫の外で、貯蔵ボックスとして用いられる例を説明する。なお、本実施の形態の貯蔵ボックスの構造が、実施の形態1~3の冷蔵室10の構造と完全に同一であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
(Embodiment 4)
Next, an example will be described in which the
本実施の形態の貯蔵室は、実施の形態1および2の冷蔵室10の体積可変機構Bのいずれかを備えている。つまり、本実施の形態の貯蔵室は、実施の形態1の移動機構6,7,41,42,P,Tおよび開閉機構5,42,P,Tを備えていてもよい。この場合、貯蔵ボックスは、高さセンサHSおよび湿度センサHUSを備えていてもよい。この場合、制御部Cを備えていてもよい。この場合、制御部Cは、高さセンサHSおよび湿度センサHUSによって検知された情報に基づいて、実施の形態1において説明された制御と同一の制御を実行してもよい。
The storage compartment of this embodiment includes either the volume variable mechanism B of the
また、本実施の形態の貯蔵ボックスは、実施の形態2の移動機構3X,6,91X,92X,41,42および開閉機構3Y,91Y,92Y,25,26,42を備えていてもよい。
Further, the storage box of this embodiment may include the moving
いずれの冷蔵室10と同一の構造を有する場合においても、貯蔵ボックスは、被貯蔵物を内包する空間11を密閉状態にし、かつ、空間11の体積を低減することができる。本実施の形態の貯蔵ボックスは、居室内および居室外のいずれにおいても、冷蔵されていない状態で、食品を含む様々な被貯蔵物を貯蔵するために用いられる。このような貯蔵ボックスによれば、貯蔵ボックス内の乾燥した空気の体積を低減した状態で、被貯蔵物を保存することができる。
Even when the storage box has the same structure as any of the refrigerator compartments 10, the storage box can seal the
1 床部
3 容器部
3a,1b 規制部
3X,3Y 開閉スイッチ
3X,6,91X,92X,41,42 移動機構
3Y,91Y,92Y,25,26,42 開閉機構
4 蓋部
5,42,P,T 開閉機構
6,7,41,42,P,T 移動機構
7 エアーバッグ
10 冷蔵室
41 天井部
42 蓋本体部
60 第1冷蔵空間
100 冷蔵庫
200 筐体
B 体積可変機構
C 制御部
HS 高さセンサ
HUS 湿度センサ
M,S 開閉スイッチ
1
Claims (9)
前記空間の体積を変化させる体積可変機構と、を備えた、冷蔵庫であって、
前記体積可変機構は、
前記冷蔵室の天井部と、
前記天井部を上下方向に移動させる移動機構と、を含み、
前記冷蔵室は、
前記被冷蔵物を受け入れる容器部と、
前記天井部を有し、かつ、前記容器部の上端の開口を覆う蓋部と、を含み、
前記体積可変機構は、前記蓋部を変化させて前記開口を開閉する開閉機構をさらに備え、
前記体積可変機構は、前記開閉機構に前記蓋部を前記容器部の上端に接触させた後、前記移動機構に前記天井部を下降させる、冷蔵庫。 a refrigerating room containing a space for storing items to be refrigerated;
A refrigerator comprising a volume variable mechanism that changes the volume of the space,
The volume variable mechanism is
a ceiling portion of the refrigerator compartment;
a moving mechanism that moves the ceiling part in an up-down direction,
The refrigerating room is
a container section that receives the object to be refrigerated;
a lid portion having the ceiling portion and covering an opening at the upper end of the container portion;
The volume variable mechanism further includes an opening/closing mechanism that changes the lid to open and close the opening,
In the refrigerator , the volume variable mechanism causes the opening/closing mechanism to bring the lid into contact with the upper end of the container, and then causes the moving mechanism to lower the ceiling.
前記容器部は、前記冷蔵空間を区画する筐体を構成する床部の上に設置され、
前記床部は、前記容器部が前記蓋部の下方の位置から前記床部に沿って引き出される形状を有している、請求項1に記載の冷蔵庫。 The refrigerating room is provided in a refrigerating space that includes the refrigerating room,
The container section is installed on a floor section that constitutes a casing that partitions the refrigerated space,
The refrigerator according to claim 1 , wherein the floor section has a shape in which the container section is pulled out along the floor section from a position below the lid section.
前記空間の体積を変化させる体積可変機構と、を備えた、冷蔵庫であって、
前記体積可変機構は、
前記冷蔵室の天井部と、
前記天井部を上下方向に移動させる移動機構と、を含み、
前記冷蔵室は、
前記被冷蔵物を受け入れる容器部と、
前記天井部を有し、かつ、前記容器部の上端の開口を覆う蓋部と、を含み、
前記体積可変機構は、前記蓋部を変化させて前記開口を開閉する開閉機構をさらに備え、
前記容器部が床部に沿って引き出されることを規制する規制部をさらに備え、
前記規制部は、前記開閉機構が前記蓋部を前記開口の開放状態に前記蓋部を変化させた後、前記容器部の引き出しの規制を解除する、冷蔵庫。 a refrigerating room containing a space for storing items to be refrigerated;
A refrigerator comprising a volume variable mechanism that changes the volume of the space,
The volume variable mechanism is
a ceiling portion of the refrigerator compartment;
a moving mechanism that moves the ceiling part in an up-down direction,
The refrigerating room is
a container section that receives the object to be refrigerated;
a lid portion having the ceiling portion and covering an opening at the upper end of the container portion;
The volume variable mechanism further includes an opening/closing mechanism that changes the lid to open and close the opening,
further comprising a regulating part that regulates that the container part is pulled out along the floor part,
In the refrigerator , the restriction section releases the restriction on the drawer of the container section after the opening/closing mechanism changes the lid section to the open state of the opening.
前記空間の体積を変化させる体積可変機構と、を備えた、冷蔵庫であって、
前記体積可変機構は、
前記冷蔵室の天井部と、
前記天井部を上下方向に移動させる移動機構と、を含み、
前記冷蔵室は、
前記被冷蔵物を受け入れる容器部と、
前記天井部を有し、かつ、前記容器部の上端の開口を覆う蓋部と、を含み、
前記体積可変機構は、前記蓋部を変化させて前記開口を開閉する開閉機構をさらに備え、
前記蓋部は、前記天井部の上方に位置付けられた蓋本体部をさらに含み、
前記体積可変機構は、前記蓋本体部と前記天井部との間に位置付けられ、上下方向において前記天井部を前記蓋本体部に対して相対的に移動させる伸縮部を有する、冷蔵庫。 a refrigerating room containing a space for storing items to be refrigerated;
A refrigerator comprising a volume variable mechanism that changes the volume of the space,
The volume variable mechanism is
a ceiling portion of the refrigerator compartment;
a moving mechanism that moves the ceiling part in an up-down direction,
The refrigerating room is
a container section that receives the object to be refrigerated;
a lid portion having the ceiling portion and covering an opening at the upper end of the container portion;
The volume variable mechanism further includes an opening/closing mechanism that changes the lid to open and close the opening,
The lid further includes a lid body positioned above the ceiling,
In the refrigerator , the volume variable mechanism includes an extendable section that is positioned between the lid main body and the ceiling and moves the ceiling relative to the lid main body in an up-down direction.
前記空間の体積を変化させる体積可変機構と、を備えた、冷蔵庫であって、
前記体積可変機構は、
前記冷蔵室の天井部と、
前記天井部を上下方向に移動させる移動機構と、を含み、
前記冷蔵室内に入れられた前記被冷蔵物の高さを検知する高さセンサと、
前記高さセンサが検知した前記被冷蔵物の高さに基づいて、前記移動機構に前記天井部の位置を変化させる制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記天井部と前記冷蔵室の底面との間の距離が前記高さセンサによって検知された前記被冷蔵物の高さ以上の距離になる範囲で、前記移動機構に前記天井部を下降させる、冷蔵庫。 a refrigerating room containing a space for storing items to be refrigerated;
A refrigerator comprising a volume variable mechanism that changes the volume of the space,
The volume variable mechanism is
a ceiling portion of the refrigerator compartment;
a moving mechanism that moves the ceiling part in an up-down direction,
a height sensor that detects the height of the object to be refrigerated placed in the refrigerator compartment;
The moving mechanism further includes a control unit that changes the position of the ceiling based on the height of the object to be refrigerated detected by the height sensor,
The control unit may cause the moving mechanism to control the ceiling within a range where the distance between the ceiling and the bottom of the refrigerator compartment is greater than or equal to the height of the object to be refrigerated detected by the height sensor. Lower the refrigerator .
前記湿度センサによって検知された前記湿度に応じて前記空間の体積を前記体積可変機構に変化させる制御部と、を備えた、請求項1~7のいずれかに記載の冷蔵庫。 a humidity sensor that detects the humidity of the air in the refrigerator compartment;
The refrigerator according to any one of claims 1 to 7 , further comprising a control unit that causes the volume variable mechanism to change the volume of the space in accordance with the humidity detected by the humidity sensor.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019224964A JP7425591B2 (en) | 2019-12-13 | 2019-12-13 | refrigerator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019224964A JP7425591B2 (en) | 2019-12-13 | 2019-12-13 | refrigerator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021096002A JP2021096002A (en) | 2021-06-24 |
JP7425591B2 true JP7425591B2 (en) | 2024-01-31 |
Family
ID=76430978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019224964A Active JP7425591B2 (en) | 2019-12-13 | 2019-12-13 | refrigerator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7425591B2 (en) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002228349A (en) | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Sanyo Electric Co Ltd | Refrigerator |
JP2004251599A (en) | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Toshiba Corp | Refrigerator |
JP2010266097A (en) | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Hitachi Appliances Inc | refrigerator |
JP2013007555A (en) | 2011-05-26 | 2013-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | Refrigerator |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338059U (en) * | 1976-09-08 | 1978-04-03 |
-
2019
- 2019-12-13 JP JP2019224964A patent/JP7425591B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002228349A (en) | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Sanyo Electric Co Ltd | Refrigerator |
JP2004251599A (en) | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Toshiba Corp | Refrigerator |
JP2010266097A (en) | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Hitachi Appliances Inc | refrigerator |
JP2013007555A (en) | 2011-05-26 | 2013-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | Refrigerator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021096002A (en) | 2021-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102028022B1 (en) | Refrigerator | |
KR100877446B1 (en) | Refrigerator | |
US9410733B1 (en) | Refrigerator with adjustable storage space | |
EP3279592A1 (en) | Sealed crisper | |
KR20130060864A (en) | Refrigerator | |
JP2006090686A (en) | Refrigerator | |
CN1310321A (en) | Combined kimchi storage apparatus | |
KR20040084409A (en) | Built-in type refrigerator | |
JP7425591B2 (en) | refrigerator | |
JP2010014295A (en) | Refrigerator | |
KR20180014425A (en) | Refrigerator and method of manufacturing same | |
JP5254067B2 (en) | refrigerator | |
US20210032929A1 (en) | Refrigerator | |
JP5386390B2 (en) | refrigerator | |
WO2023016330A1 (en) | Refrigerator appliance | |
KR100621055B1 (en) | Kimchi Storage Complex | |
CN208832816U (en) | Refrigerator | |
JP7038282B2 (en) | refrigerator | |
JP7167689B2 (en) | refrigerator | |
KR101652519B1 (en) | A refrigerator | |
KR20060001276A (en) | Kimchi refrigerator and Kimchi refrigerator temperature control method | |
KR200411396Y1 (en) | Base cover structure of Kimchi storage | |
CN112833607B (en) | Refrigerator with a door | |
KR101193383B1 (en) | Freezer comprising cold storage room | |
KR100783212B1 (en) | Refrigerator having home bar |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230912 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7425591 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |