JP7419986B2 - 通信装置、宅側装置、及び光通信システム - Google Patents
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Description
しかし、特許文献1では、OLT/ONU間のOAMリンクを集線装置が適切に代行するための制御通信の手順については想定されていない。
第1通信リンク:通信装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク
第2通信リンク:局側装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク
以下、本発明の実施形態の概要を列記して説明する。なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
第1通信リンク:通信装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク
第2通信リンク:局側装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク
このようにすれば、局側装置が宅側装置のために送信した宅側装置の設定情報を、通信装置の管理制御部が適切に取得することができる。
このようにすれば、局側装置から取得した宅側装置の設定情報を、通信装置の管理制御部が宅側装置に適切に提供することができる。
このようにすれば、局側装置から複数の宅側装置の設定情報を取得した場合に、通信装置が宅側装置の設定情報を適切な送信先に提供することができる。
従って、本実施形態のPONシステムは、上述の(1)~(4)の通信装置及び上述の(5)の宅側装置と同様の作用効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の詳細を説明する。なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
図1は、光通信システムの全体構成の一例を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態の光通信システムは、局側装置1、宅側装置2、及び集線装置3などを備えるPONシステムよりなる。
局側装置1は、PON回線4の上位側に接続される光回線終端装置(OLT)である。宅側装置2は、PON回線4の下位側に位置される光回線終端装置(ONU)である。以下、局側装置1を「OLT1」と記載し、宅側装置2を「ONU2」と記載する。
本実施形態のPONは、ITU-T系の通信規格に従うPON(例えば、G-PON、XG-PON、XGS-PON又はNG-PON2など)であってもよい。
ONU2には、MSA(Multi-Source Agreement)規格に準拠する比較的サイズが小さい「プラガブル型ONU2A」と、MSA規格に準拠しない比較的サイズが大きい「据え置き型ONU2B」とが含まれる。
以下において、「プラガブル型ONU2A」を「ONU2A」と略記し、「据え置き型ONU2B」を「ONU2B」と略記することがある。ONU2AとONU2Bとで共通する事項については、共通符号「2」を用いて「ONU2」として説明する。
集線装置3は、10/100/1000BASE-Tなどに準拠するイーサネット(「イーサネット」は登録商標である。)通信機能、L2/L3レイヤのネットワーク機能、QoS(Quality of Service)機能、及びVLAN(Virtual LAN)機能などを有する。
ユーザ端末5は、例えばパーソナルコンピュータなどのイーサネット通信が可能なコンピュータ装置よりなる。ユーザ端末5は、中継ネットワーク(図示せず)を介して集線装置3又はONU2Bに接続してもよい。
光スプリッタ6は、電力供給を必要とせずに、入力された光信号から受動的に光信号を分岐又は多重する。
ONU2が送出する上り光信号は光スプリッタ6で合流するので、同じ波長の上り光信号が合流後に衝突しないための多重化が必要である。このため、PONでは、MPCP(Multi-Point Control Protocol)に則った時分割多重化が行われる。
OLT1は、配下のONU2から収集したレポートに基づいて、各ONU2に指示する上り方向の送信開始時刻及び送信時間長を演算する。OLT1は、演算結果を含む制御フレーム(ゲート)を各ONU2に送信する。
また、OLT1は、P2MP(Point To Multi Point)ディスカバリを実行し、PON回線4へのONU2の接続を検出すると、検出したONU2の登録処理を実行する。この際、ONU2にLLID(Logical Link ID)が付与される。
このため、OLT1は、例えばIEEE802.3-2008のClause57に規定された通常のOAMフレーム、及び、通信事業者が保守管理の目的で独自に定義可能な拡張OAMフレームを、管理対象の通信機器であるONU2との間で送受信する。
また、複数の集線装置3が含まれるシステム構成としてもよいし、1つの集線装置3に接続するプラガブル型ONU2Aの個数は少なくとも1つ以上であればよい。
図2は、OLT1、プラガブル型ONU2A、及び集線装置3の内部構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、OLT1は、光トランシーバ(TRx)11、PON処理部12、スイッチ部13、及び管理制御部14を備える。管理制御部14は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリなどから構成される。
光トランシーバ11は、PON回線4から入力される上り光信号を電気信号に変換してPON処理部12に入力し、PON処理部12から入力される電気信号を下り光信号に変換してPON回線4に送出する。
PON処理部12は、光トランシーバ11から入力される上りフレームがレポートである場合は、ONU2の上り方向の送信開始時刻及び送信時間長を演算する。PON処理部12は、演算結果を含む所定のLLID(ONU2)宛てのゲートを生成し、生成したゲートを光トランシーバ11に出力する。
PON処理部12は、光トランシーバ11から入力される上りフレームがユーザフレームである場合は、ユーザフレームをスイッチ部13に出力する。
PON処理部12は、スイッチ部13から入力される下りフレームがユーザフレームである場合は、ユーザフレームを光トランシーバ11に出力する。
スイッチ部13は、上位ネットワークから入力される下りフレームがユーザフレームである場合は、下りフレームをPON処理部12に出力する。
スイッチ部13は、PON処理部12から入力される上りフレームがユーザフレームである場合は、ユーザフレームを上位ネットワークに送出する。
管理制御部14は、スイッチ部13のQoS(Quality of Service)パラメータ(例えば最大通信帯域)などを設定可能である。スイッチ部13は、設定されたパラメータ値となるように、ユーザフレームのデータ通信量を調整する。
管理制御部14は、ONU2の設定情報を受信すると、受信した設定情報をPON処理部12に出力する。PON処理部12は、ONU2の設定情報を含む制御フレーム(例えば拡張OAMフレーム)を生成して光トランシーバ11に出力する。
情報1:ONU2のMACチップの設定パラメータ
情報2:ONU2と通信するユーザ端末5の認証情報(パスワードなど)
情報3:OLT/ONU間で使用する暗号鍵
情報4:ONU2に含まれるキューのバッファサイズの設定情報
図2に示すように、プラガブル型ONU2Aは、光トランシーバ(TRx)21、PON処理部22、PHY(物理層)処理部23、及び端子モジュール(端子部)24を備える。端子モジュール24は、所定のMSA規格に準拠する所定の構造及び個数の端子を有するコネクタよりなる。
光トランシーバ21は、PON回線4から入力される下り光信号を電気信号に変換してPON処理部22に入力し、PON処理部22から入力される電気信号を上り光信号に変換してPON回線4に送出する。
PON処理部22は、自己のバッファ内のデータ長を記したレポートを生成し、光トランシーバ21に出力する。PON処理部22は、光トランシーバ21から入力される下りフレームがゲートである場合は、ゲートに記された指示内容に従って、バッファに蓄積中のデータを含むユーザフレームを生成して光トランシーバ21に出力する。
PON処理部22は、PHY処理部23から入力される上りフレームがユーザフレームである場合は、ユーザフレームに含まれるデータを一旦バッファに蓄積する。
PHY処理部23は、集線装置3から入力される電気信号をレイヤ2の電気信号に変換し、変換した電気信号をPON処理部22に出力する。PHY処理部23は、PON処理部22から入力される下りフレームをレイヤ1の電気信号に変換し、変換した電気信号を集線装置3に送出する。
図2に示すように、集線装置3は、複数の上位側送受信部31、スイッチ部32、複数の下位側送受信部33、及び管理制御部34を備える。管理制御部34は、CPU及びメモリなどから構成される。
上位側送受信部31は、物理ポートP1,P2に接続され、下位側送受信部33は、物理ポートQ1,Q2に接続される。図2では、各送受信部31,33が2つの場合が例示されているが、3つ以上であってもよい。
上位側送受信部31は、ONU2Aから入力される電気信号をレイヤ2の電気信号に変換し、変換した電気信号をスイッチ部32に出力する。上位側送受信部31は、スイッチ部32から入力される電気信号をレイヤ1の電気信号に変換し、変換した電気信号をONU2Aに送出する。
下位側送受信部33は、ユーザ端末5から入力される電気信号をレイヤ2の電気信号に変換し、変換した電気信号をスイッチ部32に出力する。下位側送受信部33は、スイッチ部32から入力される電気信号をレイヤ1の電気信号に変換し、変換した電気信号をユーザ端末5に送出する。
スイッチ部32には、管理制御部34によるVLAN設定などにより、上位側送受信部31と下位側送受信部33との間の対応関係が予め設定されている。スイッチ部32には、管理制御部34とONU2Aとの管理通信のためのVLAN(以下、「管理用VLAN」という。)も予め設定されている。管理用VLANでは、異なる物理ポートPi間のフレーム折り返しは禁止される。
従って、上位側送受信部31、スイッチ部32、及び下位側送受信部33は、接続済みのONU2A、接続済みのユーザ端末5、及び管理制御部34が送受信する通信フレームを中継する中継処理部として機能する。
管理用端末15と集線装置3の管理制御部34との通信は、OLT1、PON回線4及びONU2Aを介して実行される。なお、集線装置3の管理制御部34に、管理用端末15を直接接続することにしてもよい。
本実施形態では、ONU2Aに含まれるハードウェア部品(具体的には、PON処理部22)の機能の一部が集線装置3に移行されている。すなわち、集線装置3の管理制御部(CPU)34が、PON処理部22の一部の機能を実行する。
集線装置3に移行する機能が多いほど、ONU2Aのハードウェア部品の回路構成を小規模にでき、ONU2Aをより小型化及び汎用化することができる。
OLT/ONU間のOAMを管理制御部34が代行するためには、OLT1がONU2Aを管理対象とするOAMフレームを管理制御部34が送受信する必要がある。
第1処理には、下りのOAMフレームに管理用VLANのタグを付与する処理と、下りのOAMフレームの送信元アドレスを自装置のMACアドレスに置き換える処理と、が含まれる。
第2処理には、上りのOAMフレームからVLANタグを削除して宛先アドレスをOAMプロトコルの規定アドレス(スロープロトコル用のマルチキャストアドレス)に書き換える処理と、上りのOAMフレームの送信元アドレスを自装置のMACアドレスに置き換える処理と、が含まれる。
具体的には、集線装置3の管理制御部34は、自装置へのプラガブル型ONU2Aの装着を契機として、ONU2Aを管理対象とするOAMリンクを独自に確立し、このリンク確立を条件として、OLT/ONU間のOAMリンクを代行する。
第1OAMリンク:自装置がONU2Aを管理対象として確立を試みるOAMリンク
第2OAMリンク:OLT1がONU2Aを管理対象として確立を試みるOAMリンク
図2に示す通り、管理テーブル35は、例えば、「エントリ」、「ポート番号」、及び「MACアドレス」のカラムを含む表形式のデータよりなる。「ポート番号」には、ONU2Aが装着された物理ポートP1,P2の番号値が記され、「MACアドレス」には、ONU2Aから通知されたMACアドレス値が記される。
具体的には、管理制御部34は、OLT1との間でOAMディスカバリを実行し、OLT1と第2OAMリンクを確立する。また、第2OAMリンクの確立後の拡張OAMフレームにONU2Aの設定情報が含まれる場合には、管理制御部34は、取得した設定情報を、第1OAMリンクの確立後の制御通信によりONU2Aに送信する。
図3Aは、管理制御部34が実行する第1OAMリンクの一例を示すシーケンス図である。この監視プロセスは、物理ポートPiごとに実行される。また、以下のメッセージ通信は、予め規定された管理用VLANにおいて行われる。
この場合、管理制御部34は、ONU2AのMACアドレスの値とポート番号の値を、管理テーブル35に記録する。その後、PON処理部22と管理制御部34は、任意の情報をONU2Aと送受信可能な状態となる(ステップS13)。すなわち、第1OAMリンクの確立により、PON処理部22と管理制御部34との制御通信が開通する。
図3Bに示すように、集線装置3の管理制御部34は、MACアドレスの要求メッセージを、スロットイン方式の物理ポートPiに所定周期(例えば1秒)ごとにブロードキャストする(ステップS21)。
集線装置3の管理制御部34は、MACアドレスの受信に成功すると、その旨を通知する応答メッセージをONU2AのPON処理部22に送信する(ステップS23)。
図4は、PON通信のリンクアップ手順の一例を示すシーケンス図である。
図4に示すように、OLT1は、P2MPリンクアップの完了後にOAMディスカバリを実行し、PON通信区間における第2OAMリンクの確立を試みる。
この場合、本実施形態では、P2MPディスカバリについては、ONU2AのPON処理部22が実行するが、OAMディスカバリについては、集線装置3の管理制御部34が代行する。
ONU2が通常のONU2Bである場合は、ONU2BがInformation OAMフレームに応答するが、プラガブル型ONU2AのPON処理部22は、OLT1から受信したInformation OAMフレームを集線装置3に中継する(ステップS32)。
ステップ33の上りのOAMフレームの送信において、集線装置2の管理制御部34は、Information OAMフレームに管理用VLANのタグを付与するとともに、宛先アドレスをONU2AのMACアドレスに指定する。
ステップ34の上りのOAMフレームの中継において、プラガブル型ONU2AのPON処理部22は、OAMフレームから管理用VLANのタグを削除して宛先アドレスを規定アドレス(スロープロトコル用マルチキャストアドレス)に置き換えるとともに、送信元アドレスを自身のMACアドレスに置き換える(第2処理)。
すなわち、第2OAMリンクの確立により、OLT1と管理制御部34との制御通信が開通する。なお、開通後の制御通信に使用するOAMフレームの中継においても、上記のステップS32,S34の場合と同じ変換処理(第1及び第2処理)が実行される。
ONU2が通常のONU2Bである場合は、ONU2Bが拡張OAMフレームに応答するが、プラガブル型ONU2AのPON処理部22は、OLT1から受信した拡張OAMフレームを集線装置3に中継する(ステップS36)。
この場合、集線装置3の管理制御部34は、管理テーブル35を参照して、制御フレームの送信先を決定する。従って、OLT1から複数のONU2Aの設定情報を取得した場合に、当該設定情報を適切な送信先に提供することができる。
なお、ステップS37,S38の制御フレームと応答フレームの送受信は、第1OAMリンクの確立により開通した制御通信により実行される。
ONU2AのPON処理部22は、集線装置3から受信した拡張OAMフレームをOLT1に中継する(ステップS40)。
図5は、光通信システムの第1の変形例を示す全体構成図である。
図5に示すように、第1の変形例に係る光通信システムは、モバイル通信に使用される無線基地局を、上位側に位置する信号処理部である上位装置40と、下位側に位置するアンテナ部である下位装置50とに分離し、上位装置40と下位装置50の間に光通信区間であるモバイルフロントホール(MFH)が介在する構成である。
以下、無線基地局の上位装置を「BBU」といい、無線基地局の下位装置を「RRH」という。RRH50は、自装置の通信セル(例えばスモールセル)に含まれる、1又は複数の携帯端末60との無線通信が可能である。
ONU2は、プラガブル型ONU2Aよりなり、集線装置3のスロットイン方式の物理ポートに接続される。RRH50は、所定の通信ケーブル(例えばLANケーブル)により集線装置3に接続される。
このようにすれば、現用系のONU2Aが故障した場合に、予備系のONU2AとRRH50と接続するように、集線装置3の経路設定を切り替えることにより、RRH50によるユーザ通信(図5の場合はモバイル通信)のプロテクションを図ることができる。
図6は、光通信システムの第2の変形例を示す全体構成図である。
図6に示すように、第2の変形例に係る光通信システムは、上位ネットワークに繋がる複数のOLT1と、OLT1とPON回線4で接続される複数のONU2と、複数のONU2が接続される集線装置3と、集線装置3に接続されるユーザ端末5とを備える。
このようにすれば、現用系のPON回線4のOLT1又はONU2Aが故障した場合に、予備系のPON回線4のONU2Aをユーザ端末5と接続するように、集線装置3の経路設定を切り替えることにより、ユーザ端末5によるユーザ通信のプロテクションを図ることができる。
上述の実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は、特許請求の範囲に記載された構成と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態において、ONU2Aは必ずしもプラガブル型である必要はなく、通信ケーブルを介して集線装置3などの通信装置の物理ポートに間接的に接続するタイプのONU2であってもよい。
上述の実施形態において、ONU2Aを接続可能な通信装置が汎用サーバなどのユーザ端末5を接続しない通信装置の場合には、ユーザ端末(下位装置)5用の物理ポートQjは不要となる。
以上説明した実施形態は、以下に付記する特徴を含む。
局側装置とともにPONシステムを構成する宅側装置であって、
光トランシーバと、
前記光トランシーバに接続されるPON処理部と、
前記PON処理部に接続されるPHY処理部と、
前記PHY処理部に接続される端子モジュールであって、通信装置の物理ポートに直接的又は間接的に接続可能な端子モジュールと、を備え、
前記PON処理部は、
管理用VLANが設定された前記通信装置と下記の第1OAMリンクを確立し、
前記光トランシーバから入力される下りのOAMフレームに第1処理を行って処理後のフレームを前記PHY処理部に出力し、前記PHY処理部から入力される上りのOAMフレームに第2処理を行って処理後のフレームを前記光トランシーバに出力することにより、下記の第2OAMリンクの確立を前記通信装置に代行させる宅側装置。
第1OAMリンク:通信装置が宅側装置を管理対象として確立を試みるOAMリンク
第2OAMリンク:局側装置が宅側装置を管理対象として確立を試みるOAMリンク
前記第1処理には、
前記下りのOAMフレームに管理用VLANのタグを付与する処理と、
前記下りのOAMフレームの送信元アドレスを自装置のMACアドレスに置き換える処理と、が含まれる付記1に記載の宅側装置。
前記第2処理には、
前記上りのOAMフレームから管理用VLANのタグを削除して宛先アドレスをOAMプロトコルの規定アドレスに置き換える処理と、
前記上りのOAMフレームの送信元アドレスを自装置のMACアドレスに置き換える処理と、が含まれる付記1又は付記2に記載の宅側装置。
2 ONU(宅側装置)
2A プラガブル型ONU(宅側装置)
2B 据え置き型ONU(宅側装置)
3 集線装置(通信装置)
4 PON回線
5 ユーザ端末(下位装置)
6 光スプリッタ
7 幹線ファイバ
8 支線ファイバ
11 光トランシーバ(TRx)
12 PON処理部
13 スイッチ部
14 管理制御部
15 管理用端末
21 光トランシーバ(TRx)
22 PON処理部
23 PHY処理部
24 端子モジュール
31 上位側送受信部
32 スイッチ部
33 下位側送受信部
34 管理制御部
35 管理テーブル
40 BBU(上位装置)
50 RRH(下位装置)
60 携帯端末
P1,P2…… 物理ポート
Q1,Q2…… 物理ポート
Claims (7)
- 局側装置とともに光通信システムを構成する宅側装置と通信する通信装置であって、
前記宅側装置を接続可能な1又は複数の物理ポートと、
接続済みの前記宅側装置を管理する管理制御部と、
前記宅側装置及び前記管理制御部が送受信する通信フレームを中継する中継処理部と、を備え、
前記管理制御部は、
前記宅側装置と下記の第1通信リンクを確立したことを条件として、前記局側装置と下記の第2通信リンクを確立する通信装置。
第1通信リンク:通信装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク
第2通信リンク:局側装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク - 前記管理制御部は、
前記第2通信リンクの確立により開通した前記局側装置との制御通信により、前記宅側装置の設定情報を取得する請求項1に記載の通信装置。 - 前記管理制御部は、
前記第1通信リンクの確立により開通した前記宅側装置との制御通信により、取得した前記宅側装置の設定情報を前記宅側装置に送信する請求項2に記載の通信装置。 - 前記管理制御部は、
前記第1通信リンクの確立時の制御通信により、接続済みの前記宅側装置のアドレス情報を取得し、取得した前記アドレス情報に基づいて、取得した前記宅側装置の設定情報の送信先を決定する請求項3に記載の通信装置。 - 前記光通信システムは、
PONシステムである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信装置。 - 局側装置とともに光通信システムを構成する宅側装置であって、
光トランシーバと、
前記光トランシーバに接続されるMACチップと、
前記MACチップに接続されるPHY処理部と、
前記PHY処理部に接続される端子モジュールであって、通信装置の物理ポートに直接的又は間接的に接続可能な端子モジュールと、を備え、
前記MACチップは、
前記通信装置と下記の第1通信リンクを確立し、
前記局側装置と下記の第2通信リンクを確立せず、当該第2通信リンクの確立に使用される、前記光トランシーバと前記PHY処理部との間で送受信される制御フレームを中継する宅側装置。
第1通信リンク:通信装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク
第2通信リンク:局側装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク - 局側装置と、前記局側装置とツリー構造の光回線により接続される複数の宅側装置と、前記複数の宅側装置の全部又は一部が接続される通信装置と、を備える光通信システムであって、
前記通信装置に接続された前記宅側装置は、
前記局側装置と下記の第2通信リンクを確立せず、当該第2通信リンクの確立に使用される、前記局側装置と前記通信装置との間で送受信される制御フレームを中継し、
前記通信装置は、
自装置に接続された前記宅側装置と下記の第1通信リンクを確立したことを条件として、前記局側装置と下記の第2通信リンクを確立する光通信システム。
第1通信リンク:通信装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク
第2通信リンク:局側装置が宅側装置を管理対象として確立を試みる制御通信リンク
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