JP7419872B2 - Tsnネットワーク接続方式、tsnネットワーク接続方法 - Google Patents
Tsnネットワーク接続方式、tsnネットワーク接続方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7419872B2 JP7419872B2 JP2020030077A JP2020030077A JP7419872B2 JP 7419872 B2 JP7419872 B2 JP 7419872B2 JP 2020030077 A JP2020030077 A JP 2020030077A JP 2020030077 A JP2020030077 A JP 2020030077A JP 7419872 B2 JP7419872 B2 JP 7419872B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- tsn
- schedule
- transmission
- relay device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
さらに重要なシステムは伝送路に冗長性を持たせることがあり、別ルートに迂回したときに対応できなければならず、スケジュールの設計が煩雑となってしまう。
前記時分割された拠点間に中継装置を配置し、前記拠点のTSNスケジュールに応じて送信元からの伝送を前記中継装置にて遅延させ、
前記送信先の前記スケジュールのタイミングに一致させることを特徴としている。
前記拠点のTSNスケジュールに応じて送信元からの伝送を前記中継装置にて遅延させ、
前記送信先の前記スケジュールのタイミングに一致させることを特徴としている。
図3基づき前記接続方式の構成例を説明する。ここでは各拠点間に通信装置として中継装置を設置する。図3(a)中の破線P内を拠点とし、各拠点内中継装置1が設置され、端末2間のフレーム送受信を中継している。
拠点A-B間の距離が長いため拠点Aは矢印Sの時間だけ遅らせて送信すると、伝送距離により矢印Tだけ遅れてTSNスケジュール2個分の位置に一致させることができる。
図4に基づき中継装置1の構成例を説明する。図4(a)はTSNに対応した一般的なHUBであり、送信元の装置(端末)2から送信先の装置(端末)2にフレーム送信する際、中継装置1により中継される伝送経路の機構を示している。
中継装置1は、主に次の通信処理(S01~S07)を実行する。
式1:[倍率]=[伝送遅延]÷[TSNスケジュールの一周の時間](小数点以下、切り捨て)
式2:[中継装置の遅延時間]=[TSNスケジュールの一周の時間]×([倍率]+1)-[伝送遅延]
・隣接拠点のTSNスケジュールの開始タイミングが、TSNスケジュールの一周の半分ずれている場合
式3:[半分]=[TSNスケジュールの一周の時間]÷2
式4:[倍率]=([伝送遅延]+[半分])÷[TSNスケジュールの一周の時間](小数点以下、切り捨て)
式5:[中継装装置1の遅延時間]=[TSNスケジュールの一周の時間]×[倍率]+[半分]-[伝送遅延]
S06:中継装置1の各ポートにおいて算出された遅延時間分をTSNスケジュールの開始タイミングに遅延させて送信する。
PTPフレームは、スケジュールに合わせて送信する場合とスケジュールを無視して送信する方法がある。スケジュールに合わせて送信するとSyncフレームが中継装置内で待ちとなりPTPにより補正される。しかし、スケジュールが長いと待ち時間も長く、中継装置にある水晶などの精度の影響を受けてしまい時刻同期に影響を与えてしまう。そのためスケジュールに合わせて時刻同期するべきかは状況による。誤差を考慮してPTPフレームをスケジュールに合わせない方法ではTSNスケジュール設計にてPTPフレームが混入しても問題がないように時間的な余裕が必要である。
TSNによる時分割は、近距離であれば伝送遅延による影響は無視できる。ところが伝送距離が長く高い応答性を必要とするネットワークシステムのとき伝送遅延により応答性が低下する。この伝送距離による遅延は物理的な現象なため、回避できず、TSNの時分割スケジュールを改善する。
(A)拠点間の伝送遅延時間を計算しないと、中継装置1を遅延させる時間(遅延時間)を算出できない。
(B)中継装置1は遅延処理をするが、複数のグランドマスター(GM)によるPTP時刻同期の配信を妨害しないこと。
図5に基づき実施例1を説明する。ここでは時分割された拠点―A~Cの時分割スケジュールおよび中継装置1の遅延時間について説明する。また、図5中では、各拠点―A~Cの時分割スケジュールは、期間A~Cの繰り返しとする。
図6に基づき実施例2を説明する。実施例1は各拠点―A~Cにおいて同じタイミングでスケジュールを動作させているが、隣接する拠点にとっては次の周期となるので、拠点間の通信の応答性が悪化するおそれがある。
1a…CPU
1b…メモリ
1c…バッファ
1d…PHY
2…端末(装置)
2a…アプリケーションソフトウェア
2b…OSとLAN機構
2c…ドライバとLANチップ
Claims (6)
- TSN(Time Sensitive Networking)によりネットワークの拠点間毎に時分割して伝送するネットワーク接続方式であって、
前記各拠点内にそれぞれ中継装置を設置し、前記拠点のTSNスケジュールに応じて送信元からの伝送を前記中継装置にて遅延させ、
送信先の前記スケジュールの伝送開始タイミングに一致させることを特徴とするTSNネットワーク接続方式。 - 前記中継装置の記憶装置に伝送データを格納することで前記遅延を生成することを特徴とする請求項1記載のTSNネットワーク接続方式。
- 前記スケジュールが、
時分割された期間内に一周する長いネットワークシステムについては、
隣接する前記拠点間で前記中継装置の伝送開始タイミングが、[前記スケジュールの一周の時間]の半分ずらされている
ことを特徴とする請求項1または2記載のTSNネットワーク接続方式。 - 前記中継装置の遅延時間は、
前記中継装置が送信元と送信先との間の伝送遅延を測定することを前提として、
前記各拠点の前記スケジュールが同一で同じタイミングの場合には、式1,2で算出される
式1:[倍率]=[伝送遅延]÷[TSNスケジュールの一周の時間](小数点以下、切り捨て)
式2:[中継装置の遅延時間]=[TSNスケジュールの一周の時間]×([倍率]+1)-[伝送遅延]
ことを特徴とする請求項1または2記載のTSNネットワーク接続方式。 - 前記中継装置の遅延時間は、
前記中継装置が送信元と送信先との間の伝送遅延を測定することを前提として、
伝送遅延測定することを前提として、
隣接拠点のTSNスケジュールの開始タイミングがTSNスケジュールの一周の半分ずれている場合には、式3~5で算出される
式3:[半分]=[TSNスケジュールの一周の時間]÷2
式4:[倍率]=([伝送遅延]+[半分])÷[TSNスケジュールの一周の時間](小数点以下、切り捨て)
式5:[集計装置の遅延時間]=[TSNスケジュールの一周の時間]×[倍率]+[半分]-[伝送遅延]
ことを特徴とする請求項3記載のTSNネットワーク接続方式。 - TSN(Time Sensitive Networking)によりネットワークの拠点毎に時分割して伝送するネットワーク接続方法であって、
前記各拠点内にそれぞれ中継装置を設置し、前記拠点のTSNスケジュールに応じて送信元からの伝送を前記中継装置にて遅延させ、
送信先の前記スケジュールの伝送開始タイミングに一致させることを特徴とするTSNネットワーク接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020030077A JP7419872B2 (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | Tsnネットワーク接続方式、tsnネットワーク接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020030077A JP7419872B2 (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | Tsnネットワーク接続方式、tsnネットワーク接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021136520A JP2021136520A (ja) | 2021-09-13 |
JP7419872B2 true JP7419872B2 (ja) | 2024-01-23 |
Family
ID=77661698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020030077A Active JP7419872B2 (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | Tsnネットワーク接続方式、tsnネットワーク接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7419872B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000286813A (ja) | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Nec Corp | 時分割多方向多重通信システム及び時分割多方向多重通信システムの制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
JP2018129708A (ja) | 2017-02-09 | 2018-08-16 | オムロン株式会社 | 通信システム、通信装置および通信方法 |
US20190297025A1 (en) | 2018-03-20 | 2019-09-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transfer control device, transfer control method, and computer program product |
JP2020107943A (ja) | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 株式会社明電舎 | 時分割スケジュールの調整方式 |
-
2020
- 2020-02-26 JP JP2020030077A patent/JP7419872B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000286813A (ja) | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Nec Corp | 時分割多方向多重通信システム及び時分割多方向多重通信システムの制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
JP2018129708A (ja) | 2017-02-09 | 2018-08-16 | オムロン株式会社 | 通信システム、通信装置および通信方法 |
US20190297025A1 (en) | 2018-03-20 | 2019-09-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transfer control device, transfer control method, and computer program product |
JP2020107943A (ja) | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 株式会社明電舎 | 時分割スケジュールの調整方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021136520A (ja) | 2021-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109565435B (zh) | 用于网络同步的系统和方法 | |
US9906320B2 (en) | Industrial network apparatus and data communication method | |
CN101578806B (zh) | 通信装置、同步通信系统及同步通信方法 | |
EP2801162B1 (en) | Method and apparatus for communicating time information between time-aware devices | |
KR20080064717A (ko) | 무선 통신 시스템 및 방법 | |
JP2003298630A (ja) | 時刻同期方法 | |
WO2012003746A1 (zh) | 一种实现边界时钟的方法和装置 | |
NO313778B1 (no) | Fremgangsmåte for å sikre aksess til et transmisjonsmedium ved et forhåndsbestemt tidspunkt og en tidsserver som benytterfremgangsmåten | |
US10257595B2 (en) | PTP transparent clock system upgrade solution | |
CN113259038A (zh) | 时间同步方法、节点、装置及存储介质 | |
CN113645686A (zh) | 一种带运动补偿的无线自组织网络时间同步方法 | |
CN103546268A (zh) | 一种系统时间的补偿方法及设备 | |
WO2015125439A1 (ja) | 通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 | |
CN108834435B (zh) | 用于控制发送定时的方法、节点和计算机可读介质 | |
WO2021082674A1 (zh) | 时间同步的方法、通信设备和系统 | |
JP7419872B2 (ja) | Tsnネットワーク接続方式、tsnネットワーク接続方法 | |
JP2020136969A (ja) | 時刻伝送装置および伝送方法 | |
US10462818B2 (en) | Method of transmitting data between network devices over a non-deterministic network | |
JP2017063363A (ja) | 通信システムおよびパケット交換装置 | |
JP7143760B2 (ja) | 時分割スケジュールの調整方式 | |
KR20230125982A (ko) | 이더캣 통신 노드간 실시간 시간 동기화 방법 | |
JP7485648B2 (ja) | 通信装置及び通信システム | |
KR20150016735A (ko) | 중앙 집중 제어 평면을 이용한 네트워크 시각 동기 시스템 | |
JP2020136780A (ja) | 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 | |
CN111262641A (zh) | Ptn网络架构及时钟同步方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230829 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7419872 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |