JP7414652B2 - 電気掃除機の集塵装置およびそれを備えた電気掃除機 - Google Patents
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Description
本発明は、以上のような事情を考慮してなされた電気掃除機の集塵装置およびそれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
ダストカップと、前記ダストカップに着脱可能なダスト分離部とを有し、
前記ダストカップは、送られたダストを溜める集塵容器部と、前記集塵容器部の外周側に設けられた外側容器部とを有し、
前記集塵容器部内へ送られたダストを前記ダスト分離部によって空気と分離しかつダストが除去された空気を前記吸引装置へ送ると共に、前記ダストカップの前記外側容器部内の空気を前記吸引装置へ送るように構成された電気掃除機の集塵装置が提供される。
また、本発明によれば、ダストを吸引する吸引装置と、前記吸引装置に着脱可能に装着される前記集塵装置とを備えた電気掃除機が提供される。
図1は本発明の電気掃除機の第1実施形態を示す構成図である。なお、図1中に電気掃除機1を使用する使用者から視た前後上下方向を矢印にて示しており、これら前後上下方向と直交する方向(図1の紙面と垂直な方向)が左右方向であり、これら前擬左右上下方向に基づいて電気掃除機1の構成が説明される。
図1に示すように、この電気掃除機1は、ダストを吸引する吸引装置10と、吸引装置10に着脱可能に装着される集塵装置50とを備えたサイクロン方式のキャニスター型電気掃除機である。
筐体11は、可撓性ホース21と着脱可能に接続されように前端に設けられたる接続部11aと、集塵装置50が載置されるよう前後中間位置に設けられた載置部11bと、電動送風機12を収納するよう載置部11bよりも前方に設けられた電動送風機収納部11cと、コードリール13を収納するよう載置部11bよりも後方に設けられたコードリール収納部11dと、コードリール収納部11dよりも後方に設けられた排気口11eとを有する。また、筐体11は、載置部11bに載置された集塵装置50の後述するダストカップ51(図2参照)を外部に露出する図示しない窓部を左右側部に有している。なお、載置部11bは電動送風機収納部11cよりも前方に配置されてもよい。
図1中の太線矢印は空気の流れを示しており、電動送風機12が駆動した集塵時において、接続部11aに流入したダスト含有空気は、載置部11bに載置された集塵装置50内に送られ、集塵装置50内でダストが捕捉される。ダストが除去された空気は電動送風機12およびコードリール13を通過して排気口11eから外部に排出される。
図2は第1実施形態の集塵装置の外観を示す斜視図であり、図3は図2の集塵装置の縦断面図である。また、図4は図2の集塵装置のダストカップの縦断面図であり、図5は図2の集塵装置のダスト分離部の縦断面図である。
図1~図5に示すように、集塵装置50は、ダストカップ51と、ダストカップ51に着脱可能なダスト分離部52とを有する。
ダストカップ51は、送られたダストを溜める集塵容器部51aと、集塵容器部51aの外周側に設けられた外側容器部51bとを有する。
この集塵装置50は、集塵容器部51a内へ送られたダストをダスト分離部52によって空気と分離しかつダストが除去された空気を吸引装置10へ送ると共に、ダストカップ51の外側容器部51b内の空気を吸引装置10へ送るように構成されている。具体的には、ダストカップ51の集塵容器部51a内の上部でダストが分離され、分離されたダストは集塵容器部51a内の下部に溜まる。
なお、本実施形態において、ダストカップ51の底壁51cは集塵容器部51aおよび外側容器部51bと一体状であるが、底壁51cは集塵容器部51aおよび外側容器部51bとは別の部材にて構成されてもよい。
ダストカップ51において、外側壁51woの底壁51cとは反対側の端部には縦断面L字形に拡径した円環状の外側受け部51bbが設けられており、その外側受け部51bbの底壁51cとは反対側に突出した端部が外側容器部51bの開口端部51bcとなっている。
また、底壁51cの内面中心位置にはダスト分離部52の後述する内筒部52bを位置決めする位置決め凸部51caが設けられている。
また、カップ部52aは、底部における傾斜した外周側の外面に設けられた円環状の内側パッキン52abと、内側パッキン52abよりも外側に位置するように外周部における外面に設けられた円環状の外側パッキン52acと、外周部における底部とは反対側の端部に設けられた縦断面L字形に拡径した円環状の受け部52adとを有する。
フィルター部52cがカップ部52a内に嵌め込まれた状態において、フィルター部52cのパッキン52cbはカップ部52aの受け部52adに当接し支持される(図3、図5参照)。これにより、カップ部52aとフィルター部52cとの間は外気から遮断される。
また、フィルター本体52caの中心位置には、除塵機構52eの後述する軸52eaを挿通させる貫通孔が形成されている。
また、電気掃除機1の運転を停止すると、ダストカップ51の外側容器部51b内は大気圧に戻る。遮音構造として、ダストカップの二重壁間に吸音材を挟み込んだ場合、ダストカップに集塵された塵埃を、掃除機本体にダストカップを付けた状態で確認することはできないが、ダストカップが透明樹脂にて形成されている場合は二重壁間を低圧層とすることで、塵埃量の確認と遮音性を両立することができる。
また、電動送風機の吸引力によって二重壁間の圧力を低下させるだけで済み、魔法瓶のようにほぼ真空にするわけではないため、従来の電気掃除機の集塵装置で使用されている樹脂をダストカップ形成に使用することができダストカップを軽量に形成することができる。
なお、本実施形態では、ダスト分離部52の連通路52aeは、カップ部52aの外周部における内側パッキン52abと外側パッキン52acとの間に設けられているが、気流の流れにおいてフィルター本体52caよりも下流側に連通路52aeが設けられる構造であってもよい。このような構造とすることで、外側容器部51b内に塵埃が入る可能性をより低減できる。
また、集塵装置50をよりきれいにクリーニングする場合は、集塵装置50を吸引装置10から取り外し、集塵装置50をダストカップ51とダスト分離部52とに分解し、ダスト分離部52をカップ部52aと内筒部52bとフィルター部52cとカバー部52dとに分解し、分解した各部品を水洗いすることができる。
なお、本実施形態では、キャニスター型電気掃除機を例示して説明したが、スティック型電気掃除機やハンディ型電気掃除機、アップライト型電気掃除機、ロボット掃除機など他の形式の電気掃除機の集塵装置にも本実施形態の遮音構造を適用可能である。
図6は第2実施形態の電気掃除機の左側断面図であり、図7は第2実施形態の集塵装置の外観を示す斜視図であり、図8は図7の集塵装置の縦断面図である。なお、図6において、電気掃除機101を水平に構えて使用するときの使用者から視た前後上下方向を矢印にて示しており、これら前後上下方向と直交する方向(図6の紙面と垂直な方向)が左右方向であり、これら前後左右上下方向に基づいて電気掃除機101の構成が説明される。
ハンドル部110bには、複数のスイッチを有してなる操作部110dが設けられている。
ロック部110eは、係止凸部110eaと、係止凸部110eaを後方へ付勢する付勢部材110eb(例えば、圧縮コイルバネ)とを有してなる。
図6~図8に示すように、集塵装置150は、ダストカップ151と、ダストカップ151に着脱可能なダスト分離部152とを有する2段サイクロン方式の集塵装置である。
ダストカップ151は、内側集塵容器部151aaおよび外側集塵容器部151abを有する集塵容器部151aと、集塵容器部151aの外周側に設けられた外側容器部151bとを有する。
中間壁151wmは、底壁151cとは反対側にフランジ状の開口端部151emが設けられている。また、中間壁151wmは、その開口端部151em側の外径が、高さ方向の中間位置よりも高い位置から開口端部151emへ向かうにつれて拡径している。
外側壁151woは、底壁151cとは反対側にフランジ状の開口端部151eoが設けられている。また、外側壁151woは、その開口端部151eo側の外径が、高さ方向の中間位置よりも高い位置から開口端部151eoへ向かうにつれて拡径している。
中間壁151wmの開口端部151emと外側壁151woの開口端部151eoは概ね同じ高さ位置に配置されており、これらの間は狭い隙間S2となっている。
また、内側壁151wiが露出した部分には、内側集塵容器部151aaの内部と連通する流入口151xと、吸引装置110のロック部110eの係止凸部110eaと係止可能な係止凹部151yが設けられている。
分岐流路形成部152acは、中空円盤形の部品であって、その中心位置には内筒部152aa側に開口する中心開口部が設けられており、この中心開口部の周囲部に内筒部152aaが着脱可能に連結する。また、分岐流路形成部152acは中心開口部の周囲に複数の周囲開口部が設けられており、これら複数の周囲開口部に複数の小型遠心分離部152abが連設されている。
また、フランジ152accにおける内側パッキン152acdと外側パッキン152aceとの間には、1つ以上の貫通孔状の連通路152acfが形成されている。
フィルター部152aeは、プリーツ状のフィルター本体152aeaと、フィルター本体152aeaの外周部に設けられた円環状のパッキン152aebとを有する。フィルター部152aeは気流合流部152adの空気流出口152adaに嵌め入れられることにより、パッキン152aebが気流合流部152adの外面の空気流出口152adaの周囲部に当接する。
また、カバー部152bは、フィルター部152aeを露出させる開口部152baを有すると共に、カバー部152bの内面における開口部152baの周囲部にはフィルター部152aeのパッキン152aebと当接可能な包囲当接部としての円環状のリブ152bbが設けられている。
さらに、リブ152bbの1箇所以上に貫通孔状の連通路152bbaが設けられている。なお、本実施形態の場合、フィルター部152aeのフィルター本体152aeaの外周部は、カバー部152bの内面と当接可能となっているため、その外周部におけるカバー部152b側の部分の1箇所以上にも貫通孔状の連通路152aexが設けられている。
具体的に説明すると、吸引装置110の空気流入口110caに流入したダストを含む空気は、パイプ部110cを通って空気流出口110cbから集塵装置150の流入口151x(図7参照)に流入してダストカップ151の内側集塵容器部151aa内へ送られる。内側集塵容器部151aa内へ流入したダストのうち、比較的大きい第1のダストの一部は内側集塵容器部151aa内を旋回して分離され内側集塵容器部151aa内の下部に集積し、残りの第1のダストは内筒部152aaのメッシュ部(不図示)にて捕捉される。第1のダストよりも小さい第2のダストは空気と共にメッシュ部を通過して内筒部152aaの内部から分岐流路形成部152ac内へ流入し、分岐流路形成部152ac内の複数の小外筒部152acaから複数の小型遠心分離部152ab内へ送られる。
なお、本実施形態では、ハンディ型電気掃除機を例示して説明したが、キャニスター型電気掃除機やアップライト型電気掃除機、ロボット掃除機など他の形式の電気掃除機の集塵装置にも本実施形態の遮音構造を適用可能である。
第1実施形態(図1~図5参照)の集塵装置50において、ダストカップ51の底壁51cを開閉可能としてもよい。この場合、底壁51cにおける集塵容器部51aに対応する部分のみを開閉可能とすることが好ましいが、集塵容器部51aと外側容器部51bの両方に対応する部分が開閉可能となっていてもよい。
また、第2実施形態(図6~図8参照)の集塵装置150において、ダストカップ151の底壁151cを開閉可能としてもよい。この場合、底壁151cにおける内側集塵容器部151aaおよび外側集塵容器部151abに対応する部分のみを開閉可能とすることが好ましい。
第1~第3の実施形態では、電気掃除機の運転時に、集塵装置のダストカップの外側容器部内の空気を吸いだすことで、外側容器部内に低圧層(近真空層)を形成する構造であったが、外側容器部内を低圧(近真空)にした状態で密閉したダストカップであってもよい。この場合、外側容器部内は、常時、低圧(近真空)状態となる。これにより、電気掃除機の電動送風機の吸込力を塵埃吸込みに集中できるため、効率向上となるとともに、集塵時の風切り音の音漏れを抑制して静音化を図ることができる。
本発明の電気掃除機の集塵装置は、ダストを吸引する吸引装置に着脱可能に装着されて吸引したダストを捕捉する集塵装置であって、
ダストカップと、前記ダストカップに着脱可能なダスト分離部とを有し、
前記ダストカップは、送られたダストを溜める集塵容器部と、前記集塵容器部の外周側に設けられた外側容器部とを有し、
前記集塵容器部内へ送られたダストを前記ダスト分離部によって空気と分離しかつダストが除去された空気を前記吸引装置へ送ると共に、前記ダストカップの前記外側容器部内の空気を前記吸引装置へ送るように構成されたものである。
この構成によれば、吸引装置が駆動する清掃時において、ダストカップの外側容器部内の空気は吸引装置へ吸引されるため、外側容器部内は大気圧よりも低い圧力(真空に近い圧力)の低圧層(近真空層)となる。したがって、集塵容器部内にダストおよび空気が流入したときに発生する風切り音が、集塵容器部の外周側に存在する低圧層(近真空層)によってダストカップの外周面から外部へ漏れ出ること(音漏れ)が抑制され、集塵装置の静音化が図られる。この集塵装置は、サイクロン方式の集塵装置、特に外部に露出するように吸引装置に装着される集塵装置、言い換えると吸引装置の内部に収納されない集塵装置に好適である。
前記吸引装置の駆動時に前記通風路内が負圧となることによって前記外側容器部内の空気が前記連通路を介して前記通風路内へ流れるように構成されてもよい。
この構成によれば、通風路内が負圧となることによって外側容器部内の空気が連通路を介して通風路内へ流れる構造を簡素化することができる。
前記外側容器部の内部が、前記内側壁と前記外側壁との間の空間部であってもよい。
この構成によれば、静音化された1段サイクロン方式の集塵装置を得ることができる。
前記カップ部は、前記ダストカップに嵌め込まれたときに前記内側壁の開口端部と気密に当接する内側当接部と、前記ダストカップに嵌め込まれたときに前記外側壁の開口端部と気密に当接する外側当接部とを有し、
前記通風路は、前記カップ部の内部を含み、
前記連通路は、前記カップ部における前記内側当接部と前記外側当接部との間に設けられて前記通風路と連通する貫通孔であってもよい。
この構成によれば、1段サイクロン方式の集塵装置において、通風路内が負圧となることによって外側容器部内の空気が連通路を介して通風路内へ流れる構造を簡素化することができる。
前記ダストカップは、前記内側集塵容器部を構成する内側壁と、前記外側集塵容器部を前記内側壁と共に構成する中間壁と、前記外側容器部を前記中間壁と共に構成する外側壁とを有してなる3重壁構造を備え、
前記外側容器部の内部が、前記中間壁と前記外側壁との間の空間部であってもよい。
この構成によれば、静音化された2段サイクロン方式の集塵装置を得ることができる。
前記ダスト分離部本体は、前記内側集塵容器部内でダストを捕捉する内筒部と、前記内筒部と連通しかつ前記外側容器部内でダストを捕捉する複数の小型遠心分離部と、前記複数の小型遠心分離部と連通する気流合流部と、前記気流合流部に設けられた空気流出口と、前記ダストカップに嵌め込まれたときに前記中間壁の開口端部と気密に当接する内側当接部と、前記ダストカップに嵌め込まれたときに前記外側壁の開口端部と気密に当接する外側当接部とを有し、
前記カバー部は、前記空気流出口を包囲するように前記ダスト分離部本体と気密に当接する包囲当接部を有し、
前記通風路は、前記包囲当接部の内側における前記ダスト分離部本体と前記カバー部との間の空間を含み、
前記連通路は、前記カップ部における前記内側当接部と前記外側当接部との間に設けられた第1貫通孔と、前記包囲当接部に設けられた第2貫通孔と、前記カバー部内における前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との間の空間とを含むものであってもよい。
この構成によれば、2段サイクロン方式の集塵装置において、通風路内が負圧となることによって外側容器部内の空気が連通路を介して通風路内へ流れる構造を簡素化することができる。
この構成によれば、集塵容器の底部を開くことによって内部に溜まったダストを排気することができて便利である。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
Claims (8)
- ダストを吸引する吸引装置に着脱可能に装着されて吸引したダストを捕捉する集塵装置であって、
ダストカップと、前記ダストカップに着脱可能なダスト分離部とを有し、
前記ダストカップは、送られたダストを溜める集塵容器部と、前記集塵容器部の外周側に設けられた外側容器部とを有し、
少なくとも吸引装置が吸引している状態において、外側容器部内が大気圧よりも低い低圧状態であり、
前記集塵容器部内へ送られたダストを前記ダスト分離部によって空気と分離しかつダストが除去された空気を前記吸引装置へ送ると共に、前記ダストカップの前記外側容器部内に前記ダスト分離部からの空気を流入させずに前記外側容器部内の空気を前記吸引装置へ送るように構成されたことを特徴とする電気掃除機の集塵装置。 - 前記ダスト分離部は、空気を通すように前記ダストカップの前記集塵容器部の内部と連通する通風路と、前記ダストカップの前記外側容器部の内部と前記通風路とを連通させる連通路とを有し、
前記吸引装置の駆動時に前記通風路内が負圧となることによって前記外側容器部内の空気が前記連通路を介して前記通風路内へ流れるように構成された請求項1に記載の集塵装置。 - 前記ダストカップは、前記集塵容器部を構成する内側壁と、前記外側容器部を前記内側壁と共に構成する外側壁とを有してなる2重壁構造を備え、
前記外側容器部の内部が、前記内側壁と前記外側壁との間の空間部である請求項2に記載の集塵装置。 - 前記ダスト分離部が、前記ダストカップに着脱可能に嵌め込まれるカップ部と、前記カップ部内に設けられるフィルター部と、前記フィルター部を覆いダストが除去された空気を前記吸引装置へ送るカバー部とを有し、
前記カップ部は、前記ダストカップに嵌め込まれたときに前記内側壁の開口端部と気密に当接する内側当接部と、前記ダストカップに嵌め込まれたときに前記外側壁の開口端部と気密に当接する外側当接部とを有し、
前記通風路は、前記カップ部の内部を含み、
前記連通路は、前記カップ部における前記内側当接部と前記外側当接部との間に設けられて前記通風路と連通する貫通孔である請求項3に記載の電気掃除機の集塵装置。 - 前記集塵容器部は、内側集塵容器部と、前記内側集塵容器部の外周側に設けられた外側集塵容器部と有し、
前記ダストカップは、前記内側集塵容器部を構成する内側壁と、前記外側集塵容器部を前記内側壁と共に構成する中間壁と、前記外側容器部を前記中間壁と共に構成する外側壁とを有してなる3重壁構造を備え、
前記外側容器部の内部が、前記中間壁と前記外側壁との間の空間部である請求項2に記載の集塵装置。 - 前記ダスト分離部が、前記ダストカップに着脱可能に嵌め込まれるダスト分離部本体と、前記ダスト分離部本体を覆いダストが除去された空気を前記吸引装置へ送るカバー部とを有し、
前記ダスト分離部本体は、前記内側集塵容器部内でダストを捕捉する内筒部と、前記内筒部と連通しかつ前記外側容器部内でダストを捕捉する複数の小型遠心分離部と、前記複数の小型遠心分離部と連通する気流合流部と、前記気流合流部に設けられた空気流出口と、前記ダストカップに嵌め込まれたときに前記中間壁の開口端部と気密に当接する内側当接部と、前記ダストカップに嵌め込まれたときに前記外側壁の開口端部と気密に当接する外側当接部とを有し、
前記カバー部は、前記空気流出口を包囲するように前記ダスト分離部本体と気密に当接する包囲当接部を有し、
前記通風路は、前記包囲当接部の内側における前記ダスト分離部本体と前記カバー部との間の空間を含み、
前記連通路は、前記ダスト分離部本体における前記内側当接部と前記外側当接部との間に設けられた第1貫通孔と、前記包囲当接部に設けられた第2貫通孔と、前記カバー部内における前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との間の空間とを含む請求項5に記載の集塵装置。 - 前記ダストカップが有する底部が開閉可能に構成されている請求項請求項1~6のいずれか1つに記載の集塵装置。
- ダストを吸引する吸引装置と、前記吸引装置に着脱可能に装着される請求項1~7のいずれか1つに記載の集塵装置とを備えた電気掃除機。
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