JP7401998B2 - 芳香族ハロゲン化物の製造方法及び製造設備 - Google Patents
芳香族ハロゲン化物の製造方法及び製造設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7401998B2 JP7401998B2 JP2019165355A JP2019165355A JP7401998B2 JP 7401998 B2 JP7401998 B2 JP 7401998B2 JP 2019165355 A JP2019165355 A JP 2019165355A JP 2019165355 A JP2019165355 A JP 2019165355A JP 7401998 B2 JP7401998 B2 JP 7401998B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- aromatic
- aromatic halide
- extraction
- halide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
Landscapes
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
特許文献2に開示された方法では、有機層に高沸点の不純物が蓄積するおそれがある。また、これら高沸点化合物には有機化合物の塩素化物も含まれているが、熱回収および塩素分の回収が実施されておらず、原料及びエネルギー原単位が悪化する場合がある。
特許文献3に開示された方法では、鉄分を塩酸に溶解させる必要があり、設備に腐食対策が必要となる。また、吸着材として用いられている活性炭は、連続使用するためには再生処理が必要である。さらに、熱回収および塩素分の回収が実施されておらず、原料及びエネルギー原単位が悪化する。
このように、芳香族化合物から芳香族ハロゲン化物を製造するためには、ハロゲン化物・金属の分離・回収に多大なエネルギー要したり、設備面の対策が必要であったりする場合があるため、より効率的な手法が求められている。加えて、芳香族ハロゲン化物を精製した際の不純物(蒸留残渣液など)から、ハロゲン化物や熱の回収を実施するプロセスは確立していない。
本発明に係る芳香族ハロゲン化物の製造方法は、金属含有触媒を用いて、芳香族化合物と、無機ハロゲン化物及びハロゲンの少なくとも一方とから芳香族ハロゲン化物を製造する工程(a)と、前記芳香族ハロゲン化物を蒸留した後の蒸留残渣液と、前記蒸留残渣液と相分離する抽剤とを混合して混合液を得て、前記混合液において、前記蒸留残渣液に含まれる前記金属含有触媒に由来する金属化合物を前記抽剤側に抽出し、抽出残渣液を得る工程(b)と、燃焼炉において前記抽出残渣液を燃焼してハロゲン化物を含む排ガスを発生させる工程(c)と、前記排ガスから前記ハロゲン化物を回収する工程(d)とを含むことを特徴としている。
残渣および抽剤中の鉄分については、以下の手法にて分析を実施した。
残渣・抽剤中の有機物を除去するため、白金皿(内径50mm、深さ25mm)にサンプルを1g精秤し、濃硝酸(98重量%:和光純薬製)を15mL添加し、電熱器上で加熱乾固してサンプルを炭化させた後、800℃に加熱した電気炉(ヤマト科学製 :FP310)で1時間加熱灰化した。灰化した白金皿をデシケータ内で放冷後、塩酸(35-37重量%:和光純薬製)をイオン交換水で6規定に希釈したものを15mL加え、電熱器上で灰分を加熱溶解させた後、灰分溶解液をメスフラスコに移液して、1規定の塩酸でメスアップし、測定用の原液を作成した。
この原液をフレーム式原子吸光分光光度計(アジレント・テクノロジー製:240FS AA)を使用して、波長248.3nmの光源にて鉄分を測定した。なお、測定用原液中の鉄分濃度が検量範囲内(0.1~5ppm)となるよう、適宜測定前に1規定の塩酸で希釈した。
バイアル瓶(50ml)に残渣20g・抽剤(イオン交換水)10g・撹拌子(PTFE樹脂製:長さ10mm)を入れ、外気温25℃の条件下、スターラー(日伸理化製:SW-RS077D)用いて回転数900rpmで30分間撹拌した。撹拌後に5分静置して相分離させ、上層である抽剤層(以下「水層」と称する)、および下層である抽出残渣(以下「油層」と称する)の液を採取し、残渣も含め鉄分含有量(以下「鉄分」と称する)を測定した。結果、水層中の鉄分は0.14g、残渣の鉄分は0.40gであり、残渣から抽剤側へ移動した鉄分([抽出後抽剤中の鉄含有量]/[抽出前残渣の鉄含有量]から算出、以下「鉄分除去率」と称する)は35.6%であった。水層のpHを測定したところ、1.06であった。
バイアル瓶にさらに水酸化ナトリウム水溶液(25重量%:関東化学製)0.5gを添加する他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.11g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は27.3%であった。また、水層のpHは1.46であった。
バイアル瓶にさらに水酸化ナトリウム水溶液(25重量%)1.0gを添加する他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.10g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は26.1%であった。また、水層のpHは1.83であった。
バイアル瓶にさらに水酸化ナトリウム水溶液(25重量%)3.0gを添加する他は、実施例1と同一の条件にて撹拌を実施した。撹拌後に5分静置したが、残渣と抽剤は分離しなかった。
バイアル瓶の容量を300ml、添加する抽剤(イオン交換水)を200gとする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.40g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は100%であった。また、水層のpHは1.92であった。
バイアル瓶に入れる残渣を30g、抽剤(イオン交換水)を15gとする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.19g、残渣の鉄分は0.60gであり、鉄分除去率は32.8%であった。また、水層のpHは1.02であった。
相分離後の油層を回収し、バイアル瓶に回収した油層25g・抽剤(イオン交換水)を12.5g入れる他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.10g、バイアル瓶に投入した回収油層の鉄分は0.28gであり、鉄分除去率は35.2%であった。また、水層のpHは1.24であった。
相分離後の油層を再び回収し、バイアル瓶に回収した油層20g・抽剤(イオン交換水)を10g入れる他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.06g、バイアル瓶に投入した回収油層の鉄分は0.09gであり、鉄分除去率は38.6%であった。また、水層のpHは1.46であった。
バイアル瓶の容量を300ml、添加する抽剤(イオン交換水)を100gとする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.40g、残渣の鉄分は0.39gであり、鉄分除去率は98.3%であった。また、水層のpHは1.76であった。
バイアル瓶の容量を100ml、添加する抽剤(イオン交換水)を40gとする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.40g、残渣の鉄分は0.29gであり、鉄分除去率は72.6%であった。また、水層のpHは1.39であった。
添加する抽剤を塩酸(35-37重量%)10gとする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.06g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は14.0%であった。また、水層のpHは0未満であった。
撹拌時間を1分とする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.11g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は27.8%であった。また、水層のpHは1.07であった。
バイアル瓶の容量を100ml、添加する抽剤をイオン交換水30gと塩酸(6規定)0.5gの混合物とする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.22g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は56.0%であった。また、水層のpHは1.11であった。
スターラー付き恒温槽(ヤマト科学製:MD-81)を用いて、循環水の温度を40℃とし、撹拌時に恒温槽へ投入して抽出を実施する他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.10g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は25.8%であった。また、水層のpHは1.07であった。
循環水の温度を80℃とする他は、実施例11と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.62g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は15.7%であった。また、水層のpHは1.11であった。
バイアル瓶の容量を300ml、添加する抽剤(イオン交換水)を100g、撹拌時間を1分とする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.34g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は86.6%であった。また、水層のpHは1.82であった。
外気温を20℃とする他は、実施例1と同一の条件にて撹拌・相分離・鉄分測定を実施した。結果、水層中の鉄分は0.10g、残渣の鉄分は0.40gであり、鉄分除去率は24.1%であった。また、水層のpHは1.30であった。なお、撹拌中~静置分離の間、油層側に固形物析出が観察された。
3方継手(swagelok製)の2か所にPTFE製チューブを取り付け、ポンプ(ヤマト科学製:EASY-LOAD 7518-10)およびフッ化エラストマー製チューブを用いて作成した残渣供給ライン・抽剤供給ラインとPTFE製チューブ接続し、3方継手の残りにスタティックミキサー(ノリタケカンパニー製:T4-12-D、内径2.5mm、長さ100mm)を接続した。残渣供給ラインからは、ウォーターバスで70℃とした残渣を2.4L/hで通液し、抽剤供給ラインからは室温(25℃)のイオン交換水を13.6L/hで通液し、スタティックミキサーにて混合した。スタティックミキサーを通過する液の線速は23cm/secであった。通液から5秒経過した後、スタティックミキサー出の混合液を1Lのメスシリンダーに500~1000ml程度採取し、5分静置して相分離させ、水層および油層の液を採取し、残渣も含め鉄分を測定した。結果、水層の鉄分は1.06g、通液量から計算される残渣の鉄分は1.41gであり、鉄分除去率は86.6%であった。
残渣の通液量を4.6L/h、イオン交換水の通液量を21.4L/hとする他は、実施例15と同一の条件にて混合・相分離・鉄分測定を実施した。スタティックミキサーを通過する液の線速は37cm/secであった。水層の鉄分は1.79g、通液量から計算される残渣の鉄分は1.81gであり、鉄分除去率は99.0%であった。
残渣の通液量を12.2L/h、イオン交換水の通液量を27.8L/hとする他は、実施例15と同一の条件にて混合・相分離・鉄分測定を実施した。スタティックミキサーを通過する液の線速は57cm/secであった。水層の鉄分は2.61g、通液量から計算される残渣の鉄分は3.21gであり、鉄分除去率は81.1%であった。
残渣の通液量を6.3L/h、イオン交換水の通液量を33.7L/hとする他は、実施例15と同一の条件にて混合・相分離・鉄分測定を実施した。スタティックミキサーを通過する液の線速は57cm/secであった。水層の鉄分は1.49g、通液量から計算される残渣の鉄分は1.61gであり、鉄分除去率は92.7%であった。
残渣の通液量を14.6L/h、イオン交換水の通液量を50.4L/hとする他は、実施例15と同一の条件にて混合・相分離・鉄分測定を実施した。スタティックミキサーを通過する液の線速は92cm/secであった。水層の鉄分は3.00g、通液量から計算される残渣の鉄分は3.00gであり、鉄分除去率は100%であった。
また、分液後の油層約10gを白金皿(内径50mm、深さ25mm)に入れ、電熱器上で加熱乾固させた際、発生するガスにアンモニア水(28-30重量%:関東化学製)を近づけると、塩化アンモニウムの白煙が発生することを確認したことから、油層加熱による塩化水素回収は可能と考えられる。また、鉄分測定の前処理時に、残渣には触媒由来の鉄分が固体として白金皿に残存していたが、油層には残存物が目視で確認できず、また鉄分の含有率も0%であったことから、鉄分抽出後の油層から燃焼・熱交換による熱回収時を実施する際に、熱交換器の詰まりを生じるような閉塞物は殆ど析出しないと考えられる。
Claims (21)
- 金属含有触媒を用いて、芳香族化合物と、無機ハロゲン化物及びハロゲンの少なくとも一方とから芳香族ハロゲン化物を生成する工程(a)と、
前記芳香族ハロゲン化物を蒸留した後の蒸留残渣液と、前記蒸留残渣液と相分離する抽剤とを混合して混合液を得て、前記混合液において、前記蒸留残渣液に含まれる前記金属含有触媒に由来する金属化合物を前記抽剤側に抽出し、抽出残渣液を得る工程(b)と、
燃焼炉において前記抽出残渣液を燃焼してハロゲン化物を含む排ガスを発生させる工程(c)と、
前記排ガスから前記ハロゲン化物を回収する工程(d)とを含み、
前記抽剤のpHが5~9の範囲であることを特徴とする、芳香族ハロゲン化物の製造方法。 - 前記排ガスを熱交換器に通して熱回収を行う工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記芳香族化合物がベンゼンであり、前記ハロゲンとして塩素を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記芳香族ハロゲン化物がジクロロベンゼンであることを特徴とする請求項3に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記金属含有触媒が鉄化合物を含有しており、前記金属化合物が鉄化合物を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記工程(b)において、前記蒸留残渣液から前記抽剤に抽出される前記鉄化合物の割合が80重量%以上であることを特徴とする請求項5に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記抽剤が90重量%以上の水を含むことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記抽剤への前記金属化合物の溶解度が、1g/抽剤100g以上であることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記工程(b)が、比重差を利用して前記混合液を前記抽出残渣液と抽出後抽剤とに分離する工程を含むことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記混合液の温度が20~50℃の範囲であることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記蒸留残渣液と前記抽剤との混合がラインミキサによって行われる請求項1~10のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記ラインミキサに通液する前記混合液に含まれる前記抽剤の重量が、前記蒸留残渣液に対して3倍以上であることを特徴とする請求項11に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記ラインミキサにおける前記混合液の線速が、30~200cm/sであることを特徴とする請求項11又は12に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記蒸留残渣液と前記抽剤との混合が攪拌槽の内部で行われることを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 前記攪拌槽に供給する前記抽剤の重量が、前記蒸留残渣液に対して3倍以上であることを特徴とする請求項14に記載の芳香族ハロゲン化物の製造方法。
- 金属含有触媒を用いて、芳香族化合物と、無機ハロゲン化物及びハロゲンの少なくとも一方とから芳香族ハロゲン化物の生成を行う反応装置と、
前記反応装置にて生成された前記芳香族ハロゲン化物を含む液を蒸留する蒸留装置と、
前記蒸留装置の蒸留残渣液と、前記蒸留残渣液と相分離する抽剤とを混合し、前記蒸留残渣液に含まれる前記金属含有触媒に由来する金属化合物を前記抽剤側に抽出させる混合装置と、
前記混合装置により混合された混合液を、抽出残渣液と抽出後抽剤とに分離する分離装置と、
前記分離装置により分離された前記抽出残渣液を燃焼する燃焼炉と、
前記燃焼炉において発生したハロゲン化物を含む排ガスからハロゲン化物を回収するハロゲン化物回収装置と、を備え、
前記抽剤のpHが5~9の範囲であることを特徴とする芳香族ハロゲン化物の製造設備。 - 前記排ガスから熱回収を行う熱回収装置を備えることを特徴とする請求項16に記載の芳香族ハロゲン化物の製造設備。
- 前記分離装置が、比重差を利用して、前記混合液を前記抽出残渣液と前記抽出後抽剤とに分離する装置であることを特徴とする請求項16又は17に記載の芳香族ハロゲン化物の製造設備。
- 前記混合装置に供給される前記蒸留残渣液又は前記抽剤の少なくとも一方の温度を調節することを特徴とする請求項16~18のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造設備。
- 前記混合装置がラインミキサであることを特徴とする請求項16~19のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造設備。
- 前記混合装置が攪拌槽であることを特徴とする請求項16~19のいずれか一項に記載の芳香族ハロゲン化物の製造設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019165355A JP7401998B2 (ja) | 2019-09-11 | 2019-09-11 | 芳香族ハロゲン化物の製造方法及び製造設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019165355A JP7401998B2 (ja) | 2019-09-11 | 2019-09-11 | 芳香族ハロゲン化物の製造方法及び製造設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021042165A JP2021042165A (ja) | 2021-03-18 |
JP7401998B2 true JP7401998B2 (ja) | 2023-12-20 |
Family
ID=74863661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019165355A Active JP7401998B2 (ja) | 2019-09-11 | 2019-09-11 | 芳香族ハロゲン化物の製造方法及び製造設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7401998B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120934A (ja) | 2008-10-24 | 2010-06-03 | Tosoh Corp | p−ジクロロベンゼンの製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3373091D1 (en) * | 1982-05-14 | 1987-09-24 | Stauffer Chemical Co | Process for treating liquid chlorinated hydrocarbon wastes containing iron |
DE3436139A1 (de) * | 1984-10-02 | 1986-04-10 | Wacker-Chemie GmbH, 8000 München | Verfahren zur waermerueckgewinnung bei der verbrennung von organischen chlorverbindungen |
FR2761983B1 (fr) * | 1997-04-10 | 1999-06-25 | Atochem Elf Sa | Procede de purification d'hydrocarbures aromatiques chlores |
-
2019
- 2019-09-11 JP JP2019165355A patent/JP7401998B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120934A (ja) | 2008-10-24 | 2010-06-03 | Tosoh Corp | p−ジクロロベンゼンの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021042165A (ja) | 2021-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4898134B2 (ja) | 芳香族ニトロ化合物を含有する廃水の後処理法 | |
JP3886229B2 (ja) | 1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造法 | |
US9758375B2 (en) | Preparation of an aqueous reagent for the absorption or destruction of pollutants | |
JP6736547B2 (ja) | ジニトロトルエンの連続的製造方法における排出ガス清浄 | |
KR100612923B1 (ko) | 4-아미노 디페닐아민의 제조방법 | |
JP7401998B2 (ja) | 芳香族ハロゲン化物の製造方法及び製造設備 | |
SU489312A3 (ru) | Способ получени тетрахлорфталонитрила | |
CN109069992A (zh) | 盐酸纯化方法和设备 | |
CN110818623A (zh) | 2-氯-3-三氟甲基吡啶的分离、纯化方法 | |
NO136393B (ja) | ||
US5536376A (en) | Method for production of 2-chloropyridine and 2,6-dichloropyridine | |
JP2006104092A (ja) | アルキレンカーボネートの製造方法 | |
WO2021172499A1 (ja) | 精製フタロニトリル類の製造方法およびフタロニトリル類の精製方法 | |
KR870001480B1 (ko) | 금속을 함유하는 액체염소화탄화수소 폐류의 처리방법 | |
JP6014701B2 (ja) | 芳香族ヨウ素化化合物の製造方法 | |
JP4241968B2 (ja) | ジニトロトルエンの断熱製造法 | |
JP2011506431A (ja) | 芳香族ヨード化化合物の製造方法 | |
JP3800683B2 (ja) | 塩素化芳香族炭化水素類の製造方法 | |
TWI667203B (zh) | 鹵化鋅水溶液的製造方法 | |
CN101035750B (zh) | 羟基化合物的制造方法 | |
JP4022974B2 (ja) | 塩素化芳香族炭化水素類の製造方法 | |
JP6504059B2 (ja) | ヘキサクロロアセトンの製造方法 | |
WO2024143206A1 (ja) | フタロニトリル類の製造方法及びフタロニトリル類の精製方法 | |
WO1980001905A1 (en) | Method for recovering bromine contained in a discharge | |
JP5040109B2 (ja) | フェノールおよび塩素の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191017 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220909 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20220909 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20220913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230801 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230914 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7401998 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |