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JP7396163B2 - バスバーユニット - Google Patents

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JP7396163B2 JP2020058860A JP2020058860A JP7396163B2 JP 7396163 B2 JP7396163 B2 JP 7396163B2 JP 2020058860 A JP2020058860 A JP 2020058860A JP 2020058860 A JP2020058860 A JP 2020058860A JP 7396163 B2 JP7396163 B2 JP 7396163B2
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Description

本開示は、バスバーユニットに関するものである。
回転電機には、ステータコイルを有するステータと、ステータコイルへの給電のためにステータコイルに電気的に接続されるバスバーを有するバスバーユニットとを備えたものがある。このような回転電機では、ステータコイルへの通電によって同ステータコイルが発熱する。そして、ステータコイルの温度が上昇すると、回転電機の各部に不具合が生じる可能性がある。そのため、バスバーユニットは、ステータコイルの温度を監視するために、ステータコイルに電気的に接続されたバスバーの温度を検出する温度センサを備えることがある。
特許文献1に記載されたバスバーユニットでは、1つのバスバーは、U字状に折り曲げられたU字部を有する。温度センサは、サーミスタ素子を収容しU字部の一対の脚の間に配置される本体部と、U字部の各脚を抱き込むように本体部から延出された腕部とを有する。温度センサは、腕部を弾性変形させることにより、U字部に対して着脱可能である。
特開2018-61389号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているように、温度センサがバスバーに対して着脱可能であると、バスバーの温度を検出するサーミスタ素子を収容した本体部と、バスバーとが密着し難くなる。そのため、温度センサによってバスバーの温度を精度良く検出することが困難になるおそれがあった。
本開示の目的は、温度センサによるバスバーの温度の検出精度を向上できるバスバーユニットを提供することにある。
本開示のバスバーユニットは、ステータのステータコイルに電気的に接続されるバスバーユニットであって、バスバーと、前記バスバーの温度を検出する温度センサと、前記バスバーと前記温度センサとを覆う絶縁樹脂製の被覆部材と、を備え、前記温度センサは、サーミスタ素子と、前記サーミスタ素子を収容するケースと、を有し、前記バスバーは、前記温度センサを保持するセンサ保持部を有し、前記センサ保持部は、前記ケースに接触する第1接触面を有する第1支持部と、前記第1接触面と対向し前記ケースに接触する第2接触面を有する第2支持部と、前記第1支持部及び前記第2支持部の一端部同士を連結する連結部と、を有するとともに、前記ケースを前記第1接触面と前記第2接触面とで挟持することによって前記温度センサを保持し、前記被覆部材は、前記センサ保持部及び前記ケースの外側を覆っているバスバーユニットである。
本開示のバスバーユニットによれば、温度センサによるバスバーの温度の検出精度を向上できる。
図1は、一実施形態におけるバスバーユニットの概略図である。 図2は、一実施形態におけるバスバーと温度センサとの分解斜視図である。 図3は、一実施形態におけるセンサ保持部及び温度センサの側面図である。 図4は、一実施形態におけるバスバーユニットの一部を示す断面図である。 図5は、一実施形態におけるバスバーユニットの一部を示す斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のバスバーユニットは、
(1)ステータのステータコイルに電気的に接続されるバスバーユニットであって、バスバーと、前記バスバーの温度を検出する温度センサと、前記バスバーと前記温度センサとを覆う絶縁樹脂製の被覆部材と、を備え、前記温度センサは、サーミスタ素子と、前記サーミスタ素子を収容するケースと、を有し、前記バスバーは、前記温度センサを保持するセンサ保持部を有し、前記センサ保持部は、前記ケースに接触する第1接触面を有する第1支持部と、前記第1接触面と対向し前記ケースに接触する第2接触面を有する第2支持部と、前記第1支持部及び前記第2支持部の一端部同士を連結する連結部と、を有するとともに、前記ケースを前記第1接触面と前記第2接触面とで挟持することによって前記温度センサを保持し、前記被覆部材は、前記センサ保持部及び前記ケースの外側を覆っているバスバーユニットである。
上記態様によれば、センサ保持部は、第1接触面と第2接触面とでケースを挟持している。従って、ケースに接触する第1接触面及び第2接触面は、第1接触面と第2接触面とがケースを挟持する挟持方向の両側でケースに密着しやすくなる。よって、バスバーの温度がケースを介してサーミスタ素子に伝達されやすくなる。その結果、温度センサによるバスバーの温度の検出精度を向上できる。
(2)前記ケースは、前記センサ保持部に当接する当接面を有し、前記当接面は、前記第1接触面と前記第2接触面とが前記ケースを挟持する挟持方向と直交する方向において前記センサ保持部と対向していることが好ましい。
上記態様によれば、当接面がセンサ保持部に当接することにより、挟持方向と直交する方向においてセンサ保持部に対する温度センサの位置決めがなされる。
(3)前記ケースの少なくとも一部及び前記センサ保持部の各々は、前記被覆部材に覆われた状態で前記被覆部材に一体化されており、前記被覆部材は、前記第1支持部における前記第1接触面と反対側の面の一部を外部に露出させる第1露出孔と、前記第2支持部における前記第2接触面と反対側の面の一部を外部に露出させる第2露出孔と、を有し、前記第1露出孔及び前記第2露出孔は、前記第1接触面と前記第2接触面とが前記ケースを挟持する挟持方向に沿って延びていることが好ましい。
上記態様によれば、被覆部材を形成するための金型に、第1露出孔を形成するためのピンと、第2露出孔を形成するためのピンとが設けられることになる。第1露出孔を形成するためのピンは、金型の内部で挟持方向に沿って延び第1支持部における第1接触面と反対側の面に当接することになる。第2露出孔を形成するためのピンは、金型の内部で挟持方向に沿って延び第2支持部における第2接触面と反対側の面に当接することになる。従って、被覆部材は、これらのピンによってセンサ保持部が挟持方向の両側から挟まれた状態で形成されることになる。よって、被覆部材を形成するための溶融した樹脂材料が金型内に充填される際に、第1支持部と第2支持部とが離れることをこれらのピンによって抑制できる。従って、被覆部材を形成する際に、ケースとセンサ保持部との密着性が低下されることを抑制できる。
(4)前記ケースは、前記ケースの外面から前記ケースの外側に突出した抜け止め凸部を有し、前記抜け止め凸部は、前記被覆部材に覆われた状態で前記被覆部材に一体化されていることが好ましい。
上記態様によれば、抜け止め凸部が被覆部材に嵌った状態になるため、抜け止め凸部が被覆部材に対して相対移動することが抑制される。従って、センサ保持部によるケースの挟持だけでなく、抜け止め凸部と被覆部材との物理的な嵌合によっても、温度センサがバスバーから脱落することを抑制できる。
(5)前記ケースは、前記ケースにおける前記挟持方向の両端部のうち、一方の端部に前記センサ保持部に当接する当接面を有するとともに、他方の端部に前記抜け止め凸部を有し、前記当接面は、前記挟持方向と直交する方向において前記センサ保持部と対向し、前記抜け止め凸部は、前記センサ保持部と対向する対向面を有し、前記対向面と前記センサ保持部とが対向する方向は、前記当接面と前記センサ保持部とが対向する対向方向と同じ方向であり、前記当接面と前記対向面とは、前記対向方向における位置がずれていることが好ましい。
上記態様によれば、当接面と対向面とは対向方向における位置がずれているため、ケースをセンサ保持部に取り付ける際に、温度センサが、センサ保持部に対する正規の取り付け姿勢から反転した不正な姿勢でセンサ保持部に取り付けられることを抑制できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のバスバーユニットの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、バスバーユニットの一実施形態について説明する。なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。また、構成要素の寸法比率は実際のものと、又は別の図中のものと異なる場合がある。
図1に示す本実施形態のバスバーユニット10は、例えばハイブリッド車両や電動車両のモータジェネレータ等に使用される回転電機に備えられるものである。回転電機は、図示しない環状のステータコアを備えている。当該ステータコアには、図示しないステータコイルが巻回されている。そして、バスバーユニット10は、当該ステータコアの軸方向の一端部に配置される。
(バスバーユニット10の構成)
バスバーユニット10は、ステータコイルが電気的に接続されるバスバー13と、バスバー13の温度を検出する温度センサ14とを備えている。
(バスバー13の構成)
本実施形態では、バスバー13は、ステータコイルの中性点となるバスバーである。バスバー13には、ステータコイルの端部が溶接等により電気的に接続される。これにより、バスバーユニット10は、ステータコイルに電気的に接続されることになる。
バスバー13は、導電性の金属板材から形成されている。バスバー13の材料としては、例えば、導電性に優れた銅、銅合金を用いることができる。
バスバー13は、全体として略円弧状をなしている。バスバー13は、帯状をなすバスバー本体21と、バスバー本体21の長手方向の一端に一体に設けられたセンサ保持部22とを有する。即ち、バスバー13は、長手方向の一端部にセンサ保持部22を有する。
バスバー本体21は、同バスバー本体21の板厚方向から見た形状が円弧状に延びる帯状をなしている。なお、バスバー本体21は、短手方向の幅が一定でなかったり、段差のある形状であったりしてもよい。因みに、図中では、バスバー本体21の長手方向を矢印C方向、バスバー本体21の短手方向を矢印R方向、バスバー本体21の板厚方向を矢印A方向として図示している。
図2及び図3に示すように、センサ保持部22は、バスバー13の一部をU字状に折り曲げて形成されている。センサ保持部22は、対をなす第1支持部31及び第2支持部32と、第1支持部31及び第2支持部32の一端部同士を連結する連結部33とを有する。
第1支持部31及び第2支持部32は、四角形の平板状をなしている。第2支持部32は、バスバー本体21の長手方向の一端から長手方向に延出されている。そして、第2支持部32の板厚方向は、バスバー本体21の板厚方向に沿っている。第1支持部31は、第2支持部32から同第2支持部32の板厚方向に離れている。更に、第1支持部31は、第2支持部32と同第2支持部32の板厚方向に対向している。そして、第1支持部31の板厚方向は、第2支持部32の板厚方向に沿っている。また、第1支持部31は、バスバー本体21の板厚方向から見て、バスバー本体21の短手方向に沿って延びている。
連結部33は、バスバー本体21の板厚方向、即ち第2支持部32の板厚方向に沿って延びる板状をなしている。また、連結部33の板厚方向は、バスバー本体21の短手方向に沿っている。連結部33は、バスバー本体21の短手方向における第1支持部31の一端部と、バスバー本体21の短手方向における第2支持部32の一端部とを連結している。このため、本実施形態のセンサ保持部22は、バスバー本体21の長手方向から見た形状がバスバー本体21の短手方向の一方側に開口したU字状をなしている。
第1支持部31は、第1接触面31aを有する。第1接触面31aは、第1支持部31における第2支持部32と対向する側面である。また、第2支持部32は、第2接触面32aを有する。第2接触面32aは、第2支持部32における第1支持部31と対向する側面であって、第2支持部32の板厚方向において第1接触面31aと対向する面である。
センサ保持部22は、第2支持部32の板厚方向における第1支持部31と第2支持部32との間の間隔が変化するように、即ち第2支持部32の板厚方向における第1接触面31aと第2接触面32aとの距離が変化するように弾性変形可能である。
(温度センサ14の構成)
図2及び図4に示すように、温度センサ14は、サーミスタ素子41と、サーミスタ素子41を収容するケース51とを有する。サーミスタ素子41には、一対の電線42の一端部が電気的に接続されるとともに、同電線42の他端部には、コネクタ部43が設けられている。コネクタ部43は、図1にのみ図示している。
ケース51は、絶縁性の樹脂材料、例えばポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)よりなる。ケース51の樹脂材料は、フィラー等の添加物が含まれていてもよい。ケース51は、直方体状をなしている。ここで、ケース51の長手方向に延びる外周面を構成する1つの外側面を第1外側面52aとする。図2及び図4においては、第1外側面52aは、ケース51の上面に該当する。また、ケース51の長手方向に延びる外周面を構成する外側面のうち、第1外側面52aの裏側に位置する外側面を第2外側面52bとする。なお、第2外側面52bは、ケース51の外面に該当する。本実施形態では、第2外側面52bは、第1外側面52aと平行をなしている。また、ケース51の長手方向の一端を第1端53aとするとともに、ケース51の長手方向の他端を第2端53bとする。
ケース51は、第2端53bから第1端53a側に向かって同ケース51の長手方向に沿って凹設された素子収容部54を有する。サーミスタ素子41は、素子収容部54に配置されている。一対の電線42は、素子収容部54の開口部からケース51の外部に引き出されている。そして、サーミスタ素子41は、素子収容部54に充填された封止樹脂61によってケース51の内部に封止されている。封止樹脂61は、絶縁性の樹脂材料よりなるものであって、当該樹脂材料には、フィラー等の添加物が含まれていてもよい。
第1外側面52aにおける第1端53a側の端部には、段差部55が設けられている。即ち、段差部55は、第1外側面52aにおいて、素子収容部54の底部側の端部に設けられている。段差部55は、第1外側面52aと垂直な方向のケース51の厚さを薄くするように形成されている。ケース51は、この段差部55を有することにより、第1外側面52aと垂直な平面状をなす当接面56を有する。なお、ケース51において、段差部55が形成された部分であって当接面56よりも第1端53a側の部分は、センサ保持部22に挿入される挿入部57となる。
図3に示すように、挿入部57における第1外側面52aと垂直な方向の厚さT1は、温度センサ14がセンサ保持部22に取り付けられる前の状態において、第1支持部31と第2支持部32との間の距離、即ち第1接触面31aと第2接触面32aとの間の距離D1よりも大きい。なお、図3に図示したセンサ保持部22及び温度センサ14は、センサ保持部22及び温度センサ14を図2における矢印β方向から見た側面図である。
図2及び図4に示すように、ケース51は、第2外側面52bからケース51の外側に突出した抜け止め凸部58を有する。抜け止め凸部58は、第2外側面52bと垂直な方向から見て、第2外側面52b上でケース51の短手方向に沿って延びる突条をなしている。また、抜け止め凸部58は、第2外側面52bと垂直且つケース51の長手方向と平行な断面において、第2外側面52bから矩形状に突出している。
抜け止め凸部58におけるケース51の長手方向の両側面のうち第1端53a側の側面は、対向面59である。対向面59は、当接面56と同じ方向を向いている。対向面59は、当接面56と平行をなすように設けられるとともに、第2外側面52bと垂直をなしている。当接面56と対向面59とは、ケース51の長手方向における位置がずれている。本実施形態では、対向面59は、ケース51の長手方向において当接面56よりも第2端53b側に位置する。
図2、図4及び図5に示すように、温度センサ14は、センサ保持部22にて保持されている。温度センサ14は、バスバー13に取り付けられる際、バスバー本体21の延びる方向、即ちバスバー本体21の長手方向に沿って第1支持部31と第2支持部32との間に挿入部57が挿入される。更に、温度センサ14は、ケース51が同ケース51の長手方向に沿ってセンサ保持部22に対して相対移動されることにより、挿入部57が第1支持部31と第2支持部32との間に挿入される。図2には、センサ保持部22に対する温度センサ14の挿入方向、即ちケース51の挿入方向を矢印αにて図示している。このとき、挿入部57の厚さT1が、ケース51が挿入される前の状態のセンサ保持部22における第1接触面31aと第2接触面32aとの間の距離D1よりも大きいため、挿入部57は、第1支持部31と第2支持部32との間に圧入されることになる。従って、第1接触面31aが挿入部57の表面に押し付けられた状態で接触するとともに、第2接触面32aが挿入部57の表面に押し付けられた状態で接触する。そして、第1支持部31と第2支持部32とによって挿入部57、即ちケース51が挟持される。即ち、センサ保持部22は、ケース51を第1接触面31aと第2接触面32aとで挟持することによって温度センサ14を保持する。なお、温度センサ14は、当接面56が第1支持部31に当接するまでバスバー本体21の長手方向に沿ってセンサ保持部22に挿入される。当接面56が第1支持部31に当接することにより、センサ保持部22に対するケース51の挿入方向の位置決めがなされる。
図4及び図5に示すように、温度センサ14がセンサ保持部22に保持された状態においては、当接面56は、第1接触面31aと第2接触面32aとがケース51を挟持する挟持方向X1と直交する方向においてセンサ保持部22と対向して当接している。本実施形態では、挟持方向X1と直交する方向は、センサ保持部22に対するケース51の挿入方向と同方向であって、バスバー本体21の長手方向である。即ち、当接面56は、バスバー本体21の長手方向において第1支持部31に対向して当接している。
また、同状態においては、抜け止め凸部58は、ケース51における挟持方向X1の両端部のうち当接面56が設けられた端部と反対側の端部に設けられている。即ち、ケース51は、ケース51における挟持方向X1の両端部のうち、一方の端部に当接面56を有するとともに、他方の端部に抜け止め凸部58を有する。そして、抜け止め凸部58が有する対向面59は、センサ保持部22と対向する。対向面59とセンサ保持部22とが対向する方向は、当接面56とセンサ保持部22とが対向する対向方向X2と同じ方向である。更に、本実施形態では、対向方向X2は、ケース51の長手方向に一致するため、当接面56と対向面59とは、対向方向X2における位置がずれていることになる。そして、本実施形態では、対向方向X2はバスバー本体21の長手方向であるため、対向面59は、バスバー本体21の長手方向において第2支持部32と対向している。更に、本実施形態では、対向面59は、バスバー本体21の長手方向から第2支持部32に当接している。
図1に示すように、本実施形態では、ケース51の長手方向は、バスバー本体21の板厚方向から見て、バスバー本体21の長手方向に沿うとともに、バスバー本体21の短手方向と垂直である。なお、ケース51の長手方向は、バスバー本体21の板厚方向から見て、必ずしもバスバー本体21の短手方向と垂直でなくてもよく、任意の方向とすることができる。
(被覆部材71の構成)
図4及び図5に示すように、バスバーユニット10は、センサ保持部22及びケース51の外側を覆う絶縁樹脂製の被覆部材71を有する。絶縁樹脂とは、導電性樹脂を除く樹脂を広く含み、例えば、ポリアミド系樹脂である。絶縁樹脂は、添加物を含んでいてもよい。本実施形態では、被覆部材71を形成する樹脂材料には、添加物としてフィラー等を含んだポリアミド系樹脂が用いられている。
ケース51の一部及びセンサ保持部22の各々は、被覆部材71に覆われた状態で同被覆部材71に一体化されている。詳しくは、センサ保持部22の全体が、被覆部材71の内部に埋め込まれて同被覆部材71の内部に配置されている。被覆部材71は、センサ保持部22の外面に密着して同外面を覆っている。更に、ケース51における第1端53aから抜け止め凸部58と第2端53bとの間の所定位置までの部分が、被覆部材71の内部に埋め込まれて同被覆部材71の内部に配置されている。即ち、被覆部材71は、ケース51における第1端53aから抜け止め凸部58と第2端53bとの間の所定位置までの範囲を外側から被覆している。被覆部材71は、ケース51における当該範囲の外面に密着して同外面を覆っている。このため、被覆部材71は、抜け止め凸部58の外面に密着して同外面を覆っている。そして、抜け止め凸部58は、抜け止め凸部58の外面が被覆部材71に覆われた状態で同被覆部材71に一体化されている。なお、第2端53bは、被覆部材71から露出している。バスバー13及び温度センサ14と被覆部材71とは、インサート成形により一体に形成されている。
被覆部材71は、挟持方向X1におけるセンサ保持部22の両側に第1露出孔72及び第2露出孔73を有する。第1露出孔72は、第1支持部31における第1接触面31aと反対側の面の一部を外部に露出させている。第2露出孔73は、第2支持部32における第2接触面32aと反対側の面の一部を外部に露出させている。第1露出孔72及び第2露出孔73は、挟持方向X1に沿って延びている。
第1露出孔72及び第2露出孔73は、インサート成形により被覆部材71を形成する際に同時に形成される孔である。被覆部材71を形成する際には、被覆部材71を形成するための図示しない金型の内部にケース51を挟持したセンサ保持部22が配置される。この金型の内面には、挟持方向X1に沿って延び第1支持部31における第1接触面31aと反対側の面に当接する図示しない第1ピンが設けられている。更に、同金型の内面には、挟持方向X1に沿って延び第2支持部32における第2接触面32aと反対側の面に当接する図示しない第2ピンが設けられている。第1ピンと第2ピンとによって挟持方向X1の両側からセンサ保持部22が挟まれた状態で、被覆部材71を形成するための溶融した樹脂材料が金型内に充填される。そして、当該樹脂材料が固化することにより被覆部材71が形成される。被覆部材71が金型から取り出される際に、第1ピン及び第2ピンも被覆部材71から抜き取られる。従って、被覆部材71には、第1ピンが存在していた箇所に第1露出孔72が形成されるとともに、第2ピンが存在していた箇所に第2露出孔73が形成されることになる。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)ステータのステータコイルに電気的に接続されるバスバーユニット10は、バスバー13と、バスバー13の温度を検出する温度センサ14と、バスバー13と温度センサ14とを覆う絶縁樹脂製の被覆部材71と、を備えている。温度センサ14は、サーミスタ素子41と、サーミスタ素子41を収容するケース51と、を有する。バスバー13は、温度センサ14を保持するセンサ保持部22を有する。センサ保持部22は、ケース51に接触する第1接触面31aを有する第1支持部31と、第1接触面31aと対向しケース51に接触する第2接触面32aを有する第2支持部32と、第1支持部31及び第2支持部32の一端部同士を連結する連結部33と、を有する。センサ保持部22は、ケース51を第1接触面31aと第2接触面32aとで挟持することによって温度センサ14を保持する。被覆部材71は、センサ保持部22及びケース51の外側を覆っている。
上記態様によれば、センサ保持部22は、第1接触面31aと第2接触面32aとでケース51を挟持している。本実施形態では、ケース51の挿入部57が第1支持部31と第2支持部32との間に圧入されることにより、第1接触面31aが挿入部57に押し付けられるとともに、第2接触面32aが挿入部57に押し付けられている。従って、ケース51に接触する第1接触面31a及び第2接触面32aが、挟持方向X1の両側でケース51に密着する。よって、バスバー13の温度がケース51を介してサーミスタ素子41に伝達されやすくなる。その結果、温度センサ14によるバスバー13の温度の検出精度を向上できる。
また、センサ保持部22及びケース51が被覆部材71によって覆われているため、センサ保持部22からの温度センサ14の脱落が被覆部材71によって抑制される。
(2)ケース51は、センサ保持部22に当接する当接面56を有する。当接面56は、第1接触面31aと第2接触面32aとがケース51を挟持する挟持方向X1と直交する方向においてセンサ保持部22と対向している。
上記態様によれば、当接面56がセンサ保持部22に当接することにより、挟持方向X1と直交する方向においてセンサ保持部22に対する温度センサ14の位置決めがなされる。本実施形態では、当接面56が、バスバー本体21の長手方向から第1支持部31に当接することにより、バスバー本体21の長手方向におけるセンサ保持部22に対する温度センサ14の位置決めであって、ケース51の長手方向におけるセンサ保持部22に対するケース51の位置決めがなされる。従って、センサ保持部22への温度センサ14の取り付けが容易になる。
(3)ケース51の一部及びセンサ保持部22の各々は、被覆部材71に覆われた状態で同被覆部材71に一体化されている。被覆部材71は、第1支持部31における第1接触面31aと反対側の面の一部を外部に露出させる第1露出孔72と、第2支持部32における第2接触面32aと反対側の面の一部を外部に露出させる第2露出孔73とを有する。第1露出孔72及び第2露出孔73は、第1接触面31aと第2接触面32aとがケース51を挟持する挟持方向X1に沿って延びている。
上記態様によれば、被覆部材71を形成するための金型に、第1露出孔72を形成するための第1ピンと、第2露出孔73を形成するための第2ピンとが設けられることになる。第1ピンは、金型の内部で挟持方向X1に沿って延び第1支持部31における第1接触面31aと反対側の面に当接することになる。第2ピンは、金型の内部で挟持方向X1に沿って延び第2支持部32における第2接触面32aと反対側の面に当接することになる。従って、被覆部材71は、第1ピン及び第2ピンによってセンサ保持部22が挟持方向X1の両側から挟まれた状態で形成されることになる。よって、被覆部材71を形成するための溶融した樹脂材料が金型内に充填される際に、第1支持部31と第2支持部32とが離れることを第1ピン及び第2ピンによって抑制できる。従って、被覆部材71を形成する際に、ケース51とセンサ保持部22との密着性が低下されることを抑制できる。
また、被覆部材71は、ケース51の一部及びセンサ保持部22を覆うことにより一体化するため、温度センサ14はバスバー13に対して着脱不能になる。従って、温度センサがバスバーに対して着脱可能である場合に比べて、バスバー13に対して温度センサ14を強固に固定できる。
(4)ケース51は、第2外側面52bからケース51の外側に突出した抜け止め凸部58を有する。抜け止め凸部58は、被覆部材71に覆われた状態で同被覆部材71に一体化されている。
上記態様によれば、抜け止め凸部58が被覆部材71に嵌った状態になるため、抜け止め凸部58が被覆部材71に対して相対移動することが抑制される。従って、センサ保持部22によるケース51の挟持だけでなく、抜け止め凸部58と被覆部材71との物理的な嵌合によっても、温度センサ14がバスバー13から脱落することを抑制できる。
(5)ケース51は、ケース51における挟持方向X1の両端部のうち、一方の端部にセンサ保持部22に当接する当接面56を有するとともに、他方の端部に抜け止め凸部58を有する。当接面56は、挟持方向X1と直交する方向においてセンサ保持部22と対向する。抜け止め凸部58は、センサ保持部22と対向する対向面59を有する。対向面59とセンサ保持部22とが対向する方向は、当接面56とセンサ保持部22とが対向する対向方向X2と同じ方向である。当接面56と対向面59とは、対向方向X2における位置がずれている。
上記態様によれば、当接面56と対向面59とは対向方向X2における位置がずれているため、ケース51をセンサ保持部22に取り付ける際に、温度センサ14が、センサ保持部22に対する正規の取り付け姿勢から反転した不正な姿勢でセンサ保持部22に取り付けられることを抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、対向面59は、センサ保持部22の第2支持部32に当接する。しかしながら、対向面59は、必ずしもセンサ保持部22に当接しなくてもよい。この場合においても、当接面56と対向面59との対向方向X2における位置がずれていれば、上記実施形態の(5)と同様の効果を得られる。
・上記実施形態では、対向面59は、抜け止め凸部58の側面に設けられている。しかしながら、第2外側面52bに段差部55を設けることにより、ケース51に対向面59を形成してもよい。また、ケース51は、必ずしも対向面59を備えなくてもよい。
・上記実施形態では、抜け止め凸部58は、第2外側面52bに設けられている。しかしながら、抜け止め凸部58は、第1外側面52aや、ケース51の外周面を構成する外側面のうち第1外側面52a及び第2外側面52b以外の外側面に設けられてもよい。また、ケース51は、必ずしも抜け止め凸部58を備えなくてもよい。
・被覆部材71は、第1露出孔72及び第2露出孔73のいずれか一方のみを有するものであってもよい。また、被覆部材71は、第1露出孔72及び第2露出孔73を備えなくてもよい。
・上記実施形態では、段差部55が設けられることにより、ケース51に当接面56が形成されている。しかしながら、第1外側面52aに抜け止め凸部58を設けて、当該抜け止め凸部58におけるケース51の長手方向の両側面のうち第1端53a側の側面を当接面56としてもよい。また、ケース51は、必ずしも当接面56を備えなくてもよい。
・上記実施形態では、挿入部57は、ケース51の長手方向に沿って、且つバスバー本体21の長手方向に沿ってセンサ保持部22に挿入されている。しかしながら、センサ保持部22に挿入部57を挿入する挿入方向は、これに限らない。例えば、挿入部57は、バスバー本体21の板厚方向から見てケース51の短手方向に沿って、且つバスバー本体21の短手方向に沿って第1支持部31と第2支持部32との間に挿入されてもよい。
・上記実施形態では、センサ保持部22は、バスバー本体21の長手方向から見てバスバー本体21の短手方向の一方側に開口したU字状をなしている。しかしながら、センサ保持部22は、第1接触面31aを有する第1支持部31と、第1接触面31aと対向する第2接触面32aを有する第2支持部32と、第1支持部31及び第2支持部32の一端部同士を連結する連結部33とを備えていれば、その形状は上記実施形態の形状に限らない。例えば、センサ保持部22は、バスバー本体21の長手方向から見た形状が円弧状をなす連結部33を備えていてもよい。また例えば、センサ保持部22は、バスバー本体21の短手方向から見てバスバー本体21の長手方向の一方側に開口したU字状をなすものであってもよい。
・バスバー本体21の形状は、上記実施形態の形状に限らない。例えば、バスバー本体は、直線的に延びる帯状をなすものであってもよい。
・上記実施形態では、バスバー13は、同バスバー13の長手方向の一端部にセンサ保持部22を有する。しかしながら、バスバー13においてセンサ保持部22が設けられる位置はこれに限らない。例えば、バスバー13は、同バスバー13の長手方向の中央部にセンサ保持部22を有するものであってもよい。
・上記実施形態では、バスバー13の材料として、銅及び銅合金を例に挙げた。しかしながら、バスバー13の材料は、金属材料であれば、これに限らない。例えば、バスバー13は、アルミニウムやアルミニウム合金よりなるものであってもよい。
・バスバー13は、必ずしもステータコイルの中性点となるバスバーでなくてもよい。バスバー13は、ステータコイルへの給電のためにバスバーユニット10に備えられるバスバーであればよい。
・上記実施形態では、被覆部材71は、インサート成形によりセンサ保持部22及びケース51に一体に形成されている。しかしながら、被覆部材71は、絶縁樹脂よりなりセンサ保持部22及びケース51の外側を覆うものであれば、必ずしもインサート成形により形成されたものでなくてもよい。例えば、被覆部材71は、センサ保持部22及びケース51とは別体で形成されて、センサ保持部22にケース51を挿入した後に、センサ保持部22及びケース51を覆うように取り付けられるカバーであってもよい。また例えば、被覆部材71は、センサ保持部22及びケース51に塗布された絶縁樹脂よりなるものであってもよい。
10 バスバーユニット
13 バスバー
14 温度センサ
21 バスバー保体
22 センサ保持部
31 第1支持部
31a 第1接触面
32 第2支持部
32a 第2接触面
33 連結部
41 サーミスタ素子
42 電線
43 コネクタ部
51 ケース
52a 第1外側面
52b 第2外側面
53a 第1端
53b 第2端
54 素子収容部
55 段差部
56 当接面
57 挿入部
58 抜け止め凸部
59 対向面
61 封止樹脂
71 被覆部材
72 第1露出孔
73 第2露出孔
D1 距離
T1 厚さ
X1 挟持方向
X2 対向方向

Claims (4)

  1. ステータのステータコイルに電気的に接続されるバスバーユニットであって、
    バスバーと、
    前記バスバーの温度を検出する温度センサと、
    前記バスバーと前記温度センサとを覆う絶縁樹脂製の被覆部材と、
    を備え、
    前記温度センサは、サーミスタ素子と、前記サーミスタ素子を収容するケースと、を有し、
    前記バスバーは、前記温度センサを保持するセンサ保持部を有し、
    前記センサ保持部は、前記ケースに接触する第1接触面を有する第1支持部と、前記第1接触面と対向し前記ケースに接触する第2接触面を有する第2支持部と、前記第1支持部及び前記第2支持部の一端部同士を連結する連結部と、を有するとともに、前記ケースを前記第1接触面と前記第2接触面とで挟持することによって前記温度センサを保持し、
    前記被覆部材は、前記センサ保持部及び前記ケースの外側を覆っており、
    前記ケースは、前記センサ保持部に当接する当接面を有し、
    前記当接面は、前記第1接触面と前記第2接触面とが前記ケースを挟持する挟持方向と直交する方向において前記センサ保持部と対向しているバスバーユニット。
  2. 前記ケースの少なくとも一部及び前記センサ保持部の各々は、前記被覆部材に覆われた状態で前記被覆部材に一体化されており、
    前記被覆部材は、前記第1支持部における前記第1接触面と反対側の面の一部を外部に露出させる第1露出孔と、前記第2支持部における前記第2接触面と反対側の面の一部を外部に露出させる第2露出孔と、を有し、
    前記第1露出孔及び前記第2露出孔は、前記第1接触面と前記第2接触面とが前記ケースを挟持する挟持方向に沿って延びている請求項1に記載のバスバーユニット。
  3. 前記ケースは、前記ケースの外面から前記ケースの外側に突出した抜け止め凸部を有し、
    前記抜け止め凸部は、前記被覆部材に覆われた状態で前記被覆部材に一体化されている請求項1又は請求項に記載のバスバーユニット。
  4. 前記ケースは、前記ケースにおける前記挟持方向の両端部のうち、一方の端部に前記センサ保持部に当接する当接面を有するとともに、他方の端部に前記抜け止め凸部を有し、
    前記当接面は、前記挟持方向と直交する方向において前記センサ保持部と対向し、
    前記抜け止め凸部は、前記センサ保持部と対向する対向面を有し、
    前記対向面と前記センサ保持部とが対向する方向は、前記当接面と前記センサ保持部とが対向する対向方向と同じ方向であり、
    前記当接面と前記対向面とは、前記対向方向における位置がずれている請求項に記載のバスバーユニット。
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