JP7390069B1 - 薬剤の保持具、溶出試験装置、および薬剤の溶出試験方法 - Google Patents
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Abstract
Description
先ず、本発明の一実施形態にかかる溶出試験装置について説明する。ここで説明する溶出試験装置は、日本薬局方(以下、「局方」ともいう。)の一般試験法中の溶出試験法に用いられる装置である。この溶出試験装置は、局方の溶出試験法におけるパドル法の装置に該当する。なお、日本薬局方に規定される溶出試験法に用いられる溶出試験装置は、三薬局方(日本薬局方、米国薬局方、欧州薬局方)での調和合意に基づき規定された溶出試験装置であるため、本実施形態にかかる溶出試験装置は、米国薬局方及び欧州薬局方に規定される溶出試験装置にも利用可能である。
続いて、本発明の一実施形態にかかる保持具について説明する。上述したように、保持具は、日本薬局方で規定される溶出試験法に用いられる溶出試験装置において、試験対象となる薬剤を保持するために使用される。一実施形態にかかる保持具としては、上述した保持具20および20’が挙げられる。
続いて、溶出試験方法について説明する。溶出試験方法は、日本薬局方の一般試験法中の溶出試験法に準拠した条件で実施することができる。
37±0.5℃に加温した試験液900mlを脱気した後、溶出試験装置1の容器11に注ぎ、試験実施中、試験液30の温度が37±0.5℃を保つよう調整する。試験液30は、溶出試験第1液(pH1.2)、溶出試験第2液(pH6.8)、その他のpHの試験液、及び水のうち、薬剤毎に適宜適切な試験液を用いる。脱気は、試験液30を減圧する、超音波処理するなどして行う。
食品自体が含気泡服薬補助剤の場合はそのものを、用事調製が必要なものは、含気泡服薬補助剤を調製して準備する。
75cc以下の含気泡服薬補助剤に最小投与量の薬剤を包み込み、含気泡服薬補助剤で包含した薬剤Aを準備する。包含の際、含気泡服薬補助剤中の気泡をできるだけ壊さないように、例えば、ティースプーンなどの小さなスプーンを使用して、同心円状に毎秒2周ほどのゆっくりとした速さで10周程度混合する、或いはサンドイッチの要領で挟み込むようにして、薬剤を包含する。
保持具20または20’の場合は、薬剤塗布面20aの薬剤塗布領域23(すなわち、中央領域22以外の領域)に薬剤Aを塗布する。保持具120の場合は、網状部21の内部の空間(すなわち、薬剤塗布領域23)に薬剤Aを充填する。保持具220の場合は、2枚の網状部21・21で挟まれた空間の内部(すなわち、薬剤塗布領域23)に薬剤Aを充填する。
薬剤Aを含む保持具を、その表面に気泡が付かないように注意しながら静かに容器11の底面に落とす。このとき、保持具20または20’の場合は、薬剤Aが塗布された薬剤塗布面20aが下面側に位置するように保持具を載置する。保持具120の場合は、その軸線位置142が、容器11の中心線41と概ね合致する位置に載置する。保持具220の場合も、保持具120と同様に容器11内に載置する。次に、ガラス棒などを用いて、保持具の上面が、次にセットする撹拌翼16の下端と水平になるように調整する。
容器11に、撹拌機14をセットする。このとき、撹拌機14の回転軸15が容器11の中心線41からの隔たりが2mm以内になるように、撹拌機14を配置する。好ましくは、容器11の中心線41上において、撹拌機14の撹拌翼16の下端と容器11の内底との距離Qが25±2mmの範囲内になるようにセットすると、日本薬局方に記載の溶出試験方法に則した条件で実施できる点で好適である。
容器11に撹拌機14をセット後、直ちに撹拌機14を作動させ、溶出試験を開始する。なお、撹拌機14の回転速度は、各薬剤に対して局方に規定された条件で実施する。例えば、アセトアミノフェン細粒の場合は50rpm、プレドニゾロン錠の場合は100rpmで実施する。
局方に規定された時間間隔で、あるいは局方に規定された時間に、試験液30の上面と撹拌機14の撹拌翼16の上面との中間位置、かつ、容器11の側壁から10mm以上離れた位置から、試験液30を採取する。なお、試験液30を採取する毎に37±0.5℃に加温した同量の試験液を補充するか、溶出率の計算時に容量変化を補正する。
採取した試験液30から、局方が指示する分析法を用いて、薬剤Aから溶出した有効成分量を測定し、溶出率を算出する。また、採取した試験液30は、ろ過が不必要な場合を除いて、採取後直ちにろ過する。その際に用いるろ過フィルターは、有効成分を吸着せず、また、分析を妨害する物質が溶出しないものを使用する。
以下、本発明の実施例、比較例、及び参考例を挙げて本発明を詳しく説明するが、本発明はこれらによって制限されるものではない。
まず、保持具のメッシュサイズの違いによる溶出試験を実施した。この試験では、薬剤の保持具として平板状の固定網を使用した。この試験は、メッシュサイズによる試験液の対流妨害の有無を確認することを目的としている。メッシュが細かい程、開口率が小さくなり、撹拌翼によって生じた液の対流が遮断されてしまう。この試験液の対流への妨害の程度を、各メッシュサイズの条件と、メッシュのない条件との薬剤溶出性の比較により評価することを意図している。
日本薬局方の溶出試験法のパドル法に定める装置とメッシュサイズの異なる固定網(直径80mmの円形で、全領域が同じメッシュサイズの網状)を用いて、以下のようにしてプレドニゾロンの溶出試験を実施した。使用薬剤には、錠剤の「プレドニン(登録商標)錠5mg」(原薬はプレドニゾロン、シオノギファーマ株式会社製)を選択した。
(2)「プレドニン(登録商標)錠5mg」1錠を容器に投入した。
(3)固定網を静かに試験液に落とし、水平になるようガラス棒で調整し、固定網を配置した。
(4)撹拌翼下端と容器の内底との距離が25±2mmの位置に撹拌翼をセットし、100rpmにて撹拌を開始した(試験開始)。
(5)試験開始0分、5分、10分、15分、20分に試験液を回収し、溶出規格に準拠した分析方法でプレドニゾロンの溶出率を測定した。
日本薬局方の溶出試験法のパドル法に定める装置とメッシュサイズの異なる固定網を用いて、以下のようにしてアセトアミノフェンの溶出試験を実施した。使用薬剤には、顆粒剤の「カロナール(登録商標)細粒20%」(原薬はアセトアミノフェン、あゆみ製薬株式会社製)を選択した。
(2)「カロナール(登録商標)細粒20%」1gをベッセルに投入した。
(4)撹拌翼下端と容器の内底との距離が25±2mmの位置に撹拌翼をセットし、50rpmにて撹拌を開始した(試験開始)。
(5)試験開始0分、5分、10分、15分、30分に試験液を回収し、溶出規格に準拠した分析方法でアセトアミノフェンの溶出率を測定した。
次に、スポンジモデル実験を実施した。これは、含気泡服薬補助剤で包含した薬剤自体による、試験液の対流妨害の有無を確認することを目的としている。含気泡服薬補助剤で包含した薬剤は、それ自体が試験において障害物となり得る。そのため、撹拌翼によって生じた試験液の対流を妨害することのない条件下に含気泡服薬補助剤で包含した薬剤を設置する必要がある。本実験では、この試験液対流への影響のない設置条件を定めるために、条件の制御が容易で、経時的な形態変動が生じない含気泡服薬補助剤モデルとしてスポンジを使用し、各条件とスポンジのない条件との溶出性の比較を行った。
日本薬局方の溶出試験法のパドル法に定める装置、固定網(保持具に相当)、およびスポンジを用いて、以下のようにしてプレドニゾロンの溶出試験を実施した。使用薬剤には、錠剤の「プレドニン(登録商標)錠5mg」(原薬はプレドニゾロン、シオノギファーマ株式会社製)を選択した。また、本試験には、目開きサイズが20Mの固定網(直径80mmの円形で、全領域が網状部21)と、天然ゴム製のスポンジ(直径70mmの円形、厚さ3mm)を用いた。
(3)表3に示す各スポンジ(穴なし、穴φ5mm中心、穴φ10mm端)を下面にセットした固定網を静かに試験液に落とし、水平になるようガラス棒で調整し、図8に示すように固定網を配置した。図8は、容器11内に固定網20が配置されており、該固定網20の下にスポンジ51がセッティングされている。なお、穴を有するスポンジ51の場合は、スポンジの中央部または端部に穴Cが設けられている。図8には、スポンジ51の中央部に穴Cを有するスポンジをセットした固定網20を示している。さらに、容器11の内底には使用薬剤Bのプレドニン(登録商標)錠5mg錠が載置されている。
2-2.アセトアミノフェン
日本薬局方の溶出試験法のパドル法に定める装置、固定網(保持具に相当)、およびスポンジを用いて、以下のようにしてアセトアミノフェンの溶出試験を実施した。使用薬剤には、顆粒剤の「カロナール(登録商標)細粒20%」(原薬はアセトアミノフェン、あゆみ製薬株式会社製)を選択した。また、本試験には、目開きサイズが20Mの固定網(直径80mmの円形で、全領域が網状部21)と、天然ゴム製のスポンジ(直径70mmの円形、厚さ3mm)を用いた。
(3)表4に示す各スポンジ(穴なし、穴φ5mm中心、穴φ10mm端)を下面にセットした固定網を静かに試験液に落とし、水平になるようガラス棒で調整し、スポンジを下面にセットした固定網を配置した。
日本薬局方の溶出試験法のパドル法に定める装置と、平板状の固定網(保持具)20を用いて、含気泡服薬補助剤で包含した薬剤の溶出試験を以下の方法で実施した。固定網は、直径80mmの平面視で略円形であり、目開きサイズが80Mで全領域が網状部21であるものを使用した。なお、含気泡服薬補助剤には、砂糖を主原料とし炭酸ガスを含有する泡沫状食品(6.8g、比重0.48g/cc)を使用し、薬剤には、「プレドニン(登録商標)錠5mg」又は「カロナール(登録商標)細粒20%」を使用した。
(2)含気泡含気泡服薬補助剤を調製(準備)した。
(3)0.48g/ccの含気泡服薬補助剤14.2ccに、プレドニン(登録商標)錠5mgを1錠、又はカロナール(登録商標)細粒20%を1g包み込み、ティースプーンで同心円状に毎秒2周の速さで10周混合して、含気泡服薬補助剤で包含した薬剤を準備した。
(4)図11に示すように、含気泡服薬補助剤で包含した薬剤Aを、中心部に直径5mm以上の空隙Dを設けて固定網20の片側に塗布した。
(5)塗布した薬剤Aが固定網20の下面に側に位置するようにして、表面に気泡が付かないように注意しながら静かに容器の底面に落とし、水平になるようガラス棒で調整し、固定網を配置した。
(6)図1に示すように、撹拌翼16の下端と容器11の内底との距離Qが25±2mmの範囲内の位置に撹拌機14をセットした。
(7)容器11に撹拌機14をセットした後、直ちに撹拌機14を作動させ、溶出試験を開始した。なお、回転速度は、プレドニン(登録商標)錠5mgの場合は100rpm、カロナール(登録商標)細粒20%の場合は50rpmにて行った。
(8)表5又は表6に記載の時間にサンプリングした試験液を、溶出規格に準拠した分析方法で分析し、溶出率を算出した。表5および表6には、各実施例の試験条件を示す。
含気泡服薬補助剤及び固定網を使用せず、局方に則した方法で、「プレドニン(登録商標)錠5mg」又は「カロナール(登録商標)細粒20%」の溶出試験を実施した。表5および表6には、各参考例の試験条件を示す。
日本薬局方の溶出試験法のパドル法に定める装置と、ドーナツ形状の保持具120を用いて、含気泡服薬補助剤で包含した薬剤の溶出試験を以下の方法で実施した。保持具は、直径が80mm、中央領域22の直径が15mm、かつ、目開きサイズが20Mのものを使用した。なお、含気泡服薬補助剤には、砂糖を主原料とし炭酸ガスを含有する泡沫状食品(12.7g、比重0.48g/cc)を、薬剤には、「プレドニン(登録商標)錠5mg」又は「カロナール(登録商標)細粒20%」を用いた。
(2)含気泡含気泡服薬補助剤を調製(準備)した。
(3)0.48g/ccの含気泡服薬補助剤26.5ccに、プレドニン(登録商標)錠5mgを1錠、又はカロナール(登録商標)細粒20%を1g包み込み、ティースプーンで同心円状に毎秒2周の速さで10周混合して、含気泡服薬補助剤で包含した薬剤を準備した。
(4)図14(a)~図14(c)に示すように、含気泡服薬補助剤で包含した薬剤Aを保持具120に充填した。すなわち、図14(a)に示すような中央領域22を有する保持具120に、図14(b)に示すように含気泡服薬補助剤で包含した薬剤Aを、中央領域22を除く部分(すなわち、薬剤塗布領域23)に充填し、図14(c)に示すように保持具120の上面127にて蓋をした。
(5)図15(a)に示すように、保持具120の上面127が上になるようにして、表面に気泡が付かないように注意しながら静かに容器11の底面に落とし、水平になるようガラス棒で調整し、保持具120を配置した。
(6)図15(b)に示すように、撹拌翼16の下端と容器11の内底との距離が25±2mmの位置に撹拌機14をセットした。
(7)容器11に撹拌機14をセットした後、直ちに撹拌機14を作動させ、溶出試験を開始した。なお、回転速度は、プレドニン(登録商標)錠5mgの場合は100rpm、カロナール(登録商標)細粒20%の場合は50rpmにて行った。
(8)表7又は表8に記載の時間にサンプリングした試験液を、溶出規格に準拠した分析方法で分析し、溶出率を算出した。表7および表8には、各実施例の試験条件を示す。
含気泡服薬補助剤及び保持具120を使用せず、局方に則した方法で、「プレドニン(登録商標)錠5mg」又は「カロナール(登録商標)細粒20%」の溶出試験を実施した。表7および表8には、各参考例の試験条件を示す。
11 :容器(ベッセル)
13 :蓋
14 :撹拌機(パドル)
15 :撹拌機の回転軸
16 :撹拌機の撹拌翼
20 :保持具(固定網)
20’ :保持具
20a :薬剤塗布面
21 :網状部
22 :中央領域
23 :薬剤塗布領域
25 :仕切り
30 :試験液
41 :容器の中心線
51 :スポンジ
120 :保持具
127 :保持具の上面
128 :保持具の下面
129 :保持具の側面
220 :保持具
225 :連結部
A :含気泡服薬補助剤で包含された薬剤
B :使用薬剤
C :スポンジの穴
D :空隙
Claims (10)
- 日本薬局方の溶出試験法によって、試験液以下の比重、且つ水に分散性の含気泡服薬補助剤で包含された薬剤の溶出試験を行うときに使用される薬剤の保持具であって、
目開きサイズが80メッシュ以下の網で形成され、薬剤塗布面を有している網状部を備え、
前記網状部は、
前記薬剤塗布面の中央部に位置し、薬剤が配置されない中央領域と、
前記中央領域の外周に設けられている薬剤塗布領域と
を有しており、
前記中央領域と前記薬剤塗布領域との境界には、仕切りが設けられており、
前記仕切りは、前記薬剤塗布面の中心から2.5mm以上離間している、
薬剤の保持具。 - 前記網状部は、環状形状を有しており、
前記中央領域は、直径が5mm以上の空隙となっている、
請求項1に記載の薬剤の保持具。 - 前記網状部は、内部に空間を有する円環状の外形を有しており、
前記内部の空間を形成する前記網状部の少なくとも一面が、前記薬剤塗布面となっている、請求項1に記載の薬剤の保持具。 - 日本薬局方の溶出試験法に用いられる溶出試験装置であって、
薬剤および液体を入れる容器と、
前記容器内の液体を撹拌する撹拌機と、
請求項1から3の何れか1項に記載の薬剤の保持具と
を備えている溶出試験装置。 - 前記容器内において、前記保持具は、前記網状部の前記薬剤塗布面が下方側に位置するように配置される、請求項4に記載の溶出試験装置。
- 前記撹拌機の下端と、前記容器の内底との距離が、25±2mmの範囲内である、請求項4に記載の溶出試験装置。
- 前記容器内において、前記保持具は固定配置される、請求項4に記載の溶出試験装置。
- 請求項4に記載の溶出試験装置を用いて行う薬剤の溶出試験方法。
- 試験液以下の比重、且つ水に分散性の含気泡服薬補助剤で包含された薬剤の溶出試験方法であって、
日本薬局方の溶出試験法に用いられる溶出試験装置を使用し、
前記溶出試験装置は、
薬剤および液体を入れる容器と、
前記容器内の液体を撹拌する撹拌機と、
目開きサイズが80メッシュ以下の網で形成され、薬剤塗布面を有している網状部を有する薬剤の保持具と
を備えており、
前記保持具の前記薬剤塗布面に前記薬剤を塗布する際に、前記薬剤塗布面の中央部に薬剤が配置されない中央領域を設け、前記中央領域の中心から2.5mm以上の外周に前記薬剤を塗布して行う、薬剤の溶出試験方法。 - 日本薬局方の溶出試験法によって、試験液以下の比重、且つ水に分散性の含気泡服薬補助剤で包含された薬剤の溶出試験を行うときに使用される薬剤の保持具の使用方法であって、
目開きサイズが80メッシュ以下の網で形成され、薬剤塗布面を有している網状部を有する薬剤の保持具に前記薬剤を塗布する際に、
前記薬剤塗布面の中央部に薬剤が配置されない中央領域を設け、
前記中央領域の外周に薬剤を塗布する、薬剤の保持具の使用方法。
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