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JP7383177B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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JP7383177B2
JP7383177B2 JP2022564954A JP2022564954A JP7383177B2 JP 7383177 B2 JP7383177 B2 JP 7383177B2 JP 2022564954 A JP2022564954 A JP 2022564954A JP 2022564954 A JP2022564954 A JP 2022564954A JP 7383177 B2 JP7383177 B2 JP 7383177B2
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    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/48Drying by means of hot air

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

本開示は、洗面所やトイレ等において濡れた手を乾燥させる手乾燥装置に関する。
特許文献1には、ユーザが手を挿入できる開口を有する手乾燥室を備え、ユーザの手が手乾燥室に挿入されると、手乾燥室の上部に設けられた吹出口から下方の手に向かって空気を噴出する手乾燥装置が開示されている。特許文献2には、空気を下向きに噴出するように構成されたノズルセクションを備え、ユーザの手がノズルセクションの下に挿入されると、下方の手に向かって空気を噴出する手乾燥装置が開示されている。また、特許文献2に開示の手乾燥装置は、左右の手にそれぞれ対応する2つのノズルセクションを備えている。各ノズルセクションは、ユーザの開いた手の幅に亘って延び、両手のひら面又は甲面の全体に風が当たるようになっている。
特開2011-130944号公報 特開2013-039379号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の手乾燥装置においては、手を乾燥させる際に、手を手乾燥室内の吹出口の下に挿入した状態とする必要がある。そのため、吹出口などの構造によってユーザの視界が一部遮られ、ユーザが手の全体を目視で確認しながら乾燥させることができないという問題がある。
上記特許文献2に記載の手乾燥装置においても、手を乾燥させる際に、手をノズルセクションの下に挿入した状態とする必要がある。そのため、ノズルセクションなどの構造によってユーザの視界が一部遮られ、ユーザが手の全体を目視で確認しながら乾燥させることができないという問題がある。
そこで、本開示の目的は、ユーザが手の全体を目視で確認しながら乾燥させることができる手乾燥装置を提供することである。
本開示に係る手乾燥装置は、筐体と、筐体の内部に設けられた送風機と、筐体と向き合うユーザからみて筐体の左右いずれか一方の側方部分に設けられ、送風機から送られてきた空気を筐体の外側へ末広がり状に噴出するノズル部とを備えたものである。
本開示に係る手乾燥装置によれば、ユーザが手の全体を目視で確認しながら乾燥させることができる。
第1の実施の形態に係る手乾燥装置の斜視図である。 第1の実施の形態に係る手乾燥装置の正面図である。 第1の実施の形態に係る手乾燥装置の右側面図である。 第2の実施の形態に係る手乾燥装置の右側面図である。 第2の実施の形態に係る手乾燥装置の正面図である。 第3の実施の形態に係る手乾燥装置の右側面図である。
[第1の実施の形態]
以下、第1の実施の形態に係る手乾燥装置100について説明する。図1は手乾燥装置100の斜視図である。図2は手乾燥装置100の正面図である。図3は手乾燥装置100の右側面図である。図1~図3に示すように、手乾燥装置100は、外郭をなす筐体1と、筐体1の内部に設けられた送風機3と、送風機3から送られてきた空気を筐体1の外側へ末広がり状に噴出するノズル部4a、4bを有する。また、手乾燥装置100は、ノズル部4a、4bにより空気が噴出される筐体の外側の空間にユーザの手が挿入されたことを検知する手検知部5a、5bと、手検知部5a、5bの検知結果に基づいて送風機3の運転を制御する制御部7を有する。
なお、本開示では、手乾燥装置100と向き合うユーザからみて手前側を「前方」とし、奥側を「後方」とし、上側を「上方」とし、下側を「下方」とし、右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。
筐体1は、上下方向に延在する円柱状の外形を有し、背面が壁面Wに取り付けられる。筐体1は、左右方向の幅が、ユーザの肩幅よりも小さく形成されている。筐体1の左右方向の幅は、たとえば150mm以下とすることができる。このように筐体1の左右方向の幅を所定以下に小さくすることによって、ユーザが筐体1に向き合って両手を前方に差し出した場合に、両手が筐体1に触れることなく、筐体1の左右外側に来るようにすることができる。
また、筐体1は、前後方向の幅が、75mm以上となるように形成されている。これにより、筐体1の左右外側に差し出された手が 壁面Wに触れないようにすることができる。
筐体1の上部の左右側面には、周囲の空気を筐体1の内部へ吸い込むための吸気口2a、2bが設けられている。吸気口2a、2bから送風機3に続く筐体1内部の風路には、埃又は水滴の浸入を防止するためのエアフィルタ9が設けられている。エアフィルタ9には、樹脂ネット、金属メッシュ、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)等が用いられる。なお、エアフィルタ9は、その吸気面が、吸気口2a、2bよりも上方に位置するように配置されることが好ましい。これは、吸気口2a、2bから水滴が入った場合でも、その水滴がエアフィルタ9に滴下し又は付着することを防止するためである。
送風機3は、モーターと、モーターによって回転するターボファン等により構成される。送風機3は、制御部7により運転を制御され、吸気口2a、2bからエアフィルタ9を通って流入した空気を高圧化し、ノズル部4a、4bへ送り出す。
筐体1の下部には、左右の側方部分に、送風機3から送られてきた空気を筐体1の外側へ末広がり状に噴出するノズル部4a、4bが設けられている。ノズル部4aは、右手用として筐体1の右側方に設けられ、ノズル部4bは、左手用として筐体1の左側方に設けられている。
各ノズル部4a、4bには、筐体1の内部と外部とを連通する細長いスリット状の開口である吹出口が設けられている。筐体1のノズル部4a、4bが設けられている側方部分の外面は、筐体1の外側に向かって凸となる曲面で形成されている。そして、各ノズル部4a、4bの吹出口はその筐体1の外面と同じ面上に設けられている。これにより、吹出口は、最も上方の端部41a、41bと最も下方の端部42a、42bとの間において、最も上方の端部41a、41bと最も下方の端部42a、42bとを結ぶ直線La、Lbに対して筐体1の外側に向かって凸となる略円弧状となる。この形状により、各ノズル部4a、4bからは、図2中に点線Fa、Fbで示すように、空気が筐体1の外側へ末広がり状に噴出されることとなる。すなわち、下流側に向かって幅が広がるシート状の気流が形成される。そして、各ノズル部4a、4bにより吹き出された気流によって、筐体1の左右外側には、手を乾燥させることができる手乾燥空間が形成される。
なお、各ノズル部4a、4bの吹出口は、最も上方の端部41a、41bと最も下方の端部42a、42bとの間の少なくとも一部分において、最も上方の端部41a、41bと最も下方の端部42a、42bとを結ぶ直線La、Lbに対して筐体1の外側に向かって凸となる略円弧状となるものであればよく、必ずしも筐体1の外面と同じ面上に設けられることを要しない。また、略円弧状となる部分は、必ずしも曲線(または曲面)で形成される必要はない。たとえば、直線(または平面)の組み合わせ、又は直線と曲線(または平面と曲面)の組み合わせで形成されるものであってもよい。
手乾燥装置100を利用するユーザは、両手を筐体1の左右の側方部分にかざすように差し出すことによって手乾燥空間に手を挿入する。このとき、手乾燥空間に挿入されるユーザの手の指先方向は、図3中に矢印Aで示すような、ユーザからみて前方斜め下方になることから、各ノズル部4a、4bの吹出口は、その指先方向に対しておおよそ直交する方向に延在するように形成されている。具体的には、各ノズル部4a、4bの吹出口は、筐体1を側方からみたときに、前方の斜め下方から後方の斜め上方に向かう斜線状になるように形成されている。すなわち、吹出口は下方に進むにつれて前方に位置するように配置されている。このとき、各ノズル部4a、4bの吹出口の傾きは、図3に示すにように、前後方向に対する角度xが0~45°の範囲内になるようにすることができる。これにより、各ノズル部4a、4bから吹き出される気流は、ユーザの手の幅方向に広がりを有するシート状の気流となるので、ユーザは両手を前後に動かすことによって水滴を効率よく除去できる。
また、各ノズル部4a、4b吹出口の最も上方の端部41a、41bから最も下方の端部42a、42bまでの長さは、その吹出口から筐体1の外側に少し離れた位置、すなわちユーザが実際に手を乾燥させる位置において、気流の幅がユーザの手の幅方向の長さと同じか少し大きくなるように設定される。具体的には、各ノズル部4a、4bから噴出された気流は下流側に向かってその幅が広がることから、その広がりを考慮して、吹出口の長さはユーザが実際に手を乾燥させる位置における気流の幅よりも小さく形成される。たとえば、ユーザが実際に手を乾燥させる位置における気流の幅はユーザの手の幅方向の長さと同じ程度になるようにし、吹出口の最も上方の端部41a、41bから最も下方の端部42a、42bまでの長さは、ユーザの手の幅方向の長さよりも小さく形成することができる。これにより、手乾燥装置100の小型化が図られ、その取り扱い性を向上させることができる。ここで、ユーザの手の幅方向の長さとしては、手乾燥装置100が使用される国における成人男性の手の長さの平均を用いることができる。
また、各ノズル部4a、4bは、空気を水平方向から鉛直方向までの下向きの範囲内で末広がり状に噴出するように形成されている。具体的には、各ノズル部4a、4bは、水平方向を0°とし鉛直方向を90°とした場合に、空気を0°以上60°以下の範囲で末広がり状に噴出するように形成されている。すなわち、各ノズル部4a、4bは、吹出口の最も上方の端部41a、41bで0°の方向に空気が噴出され、最も下方の端部42a、42bでは60°の方向に空気が噴出され、吹出口全体として0°以上60°以下の範囲で空気を噴出されるように形成されている。
また、各ノズル部4a、4bの吹出口の短手方向の幅は、たとえば2mm以下とすることができる。また、送風機3の出力は、吹出口からの空気の噴出速度がたとえば80m/s以上となるように設定することができる。ユーザの手に付着した水滴をシート状の気流によって効果的に削ぎ落とすことができる。
また、筐体1のノズル部4a、4bの近傍には、各ノズル部4a、4bにより形成される手乾燥空間にユーザの手が挿入されたことを検知する手検知部5a、5bが設けられている。手検知部5a、5bは、単一又は複数の光学式又は静電容量式センサにより、手乾燥空間にユーザの手が挿入されたか否かを監視し、手が挿入された場合にそれを検知する。手検知部5aは、筐体1においてノズル部4aよりも前方に設けられ、筐体1の右側方に設定される手乾燥空間に挿入されるユーザの手を検知する。手検知部5bは、筐体1においてノズル部4bよりも前方に設けられ、筐体1の左側方に設定される手乾燥空間に挿入されるユーザの手を検知する。図1~3に示す例においては、手検知部5aは、ノズル部4aの前方上方側に設けられ、手検知部5bは、ノズル部4bの前方上方側に設けられている。
制御部7は、手検知部5a、5bの検知結果に基づいて送風機3の運転を制御し、手が検知された場合に、ノズル部4a、4bから空気が噴出されるようにする。制御部7は、手検知部5a、5bの少なくとも一方において手が検知された場合に、両方のノズル部4a、4bから空気が噴出されるようにする。なお、これに代えて、手検知部5a、5bのいずれか一方においてのみ手が検知された場合に、手が検知された側のノズル部からのみ空気が噴出されるようにしてもよい。
制御部7は、吸気口2a、2bから送風機3に続く筐体1内部の風路の内側、又はその風路に隣接した位置に配置される。これにより、手乾燥装置100の動作時に、風路を流れる気流によって制御部7を冷却し、制御部7の温度上昇を抑えることができる。また、制御部7からの排熱を利用してノズル部4a、4bから噴出させる空気を温めることもできる。
次に、手乾燥装置100の動作について説明する。ユーザが筐体の左右外側に形成される手乾燥空間に手を入れると、手検知部5a、5bが手を検知して制御部7により送風機3が起動される。筐体1の周囲の空気が吸気口2a、2bから筐体1の内部へと吸い込まれる。吸い込まれた空気はエアフィルタ9を通って送風機3に流入し、送風機3により高圧化され、ノズル部4a、4bへ送り出される。ノズル部4a、4bは、送風機3から送られてきた空気を筐体の外側へ末広がり状に噴出する。ノズル部4a、4bから吹き出された気流は、ユーザの手に衝突し、濡れた手に付着していた水滴を吹き飛ばす。
以上説明したように、手乾燥装置100は、筐体1と、筐体1の内部に設けられた送風機3と、筐体1と向き合うユーザからみて筐体1の左右の側方部分に設けられ、送風機3から送られてきた空気を筐体1の外側へ末広がり状に噴出するノズル部4a、4bとを備えている。これにより、ユーザは筐体1の左右外側で手を乾燥させることができ、そのときユーザと手の間にはユーザの視界を遮る構造がないため、ユーザは手の全体を目視で確認しながら乾燥させることができる。また、手の全体を目視で確認しながら乾燥させることができることにより、手が不意に筐体1に触れないようにすることができるとともに、手の乾き残し部分が無いようにすることができ、清潔で効率よく手を乾燥させることができる。
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態に係る手乾燥装置200について説明する。図4は手乾燥装置200の右側面図である。図5は手乾燥装置200の正面図である。手乾燥装置200は、筐体201の外形が上下方向の長さと前後方向の長さとが略同じ六面体状である点において第1の実施の形態と相違する。手乾燥装置200において、筐体201の内部には、制御部207と送風機203などが収められている。筐体201の下部には、左右の側方部分に、送風機203から送られてきた空気を筐体201の外側へ末広がり状に噴出するノズル部204a、204bが設けられている。ノズル部204a、204bには、筐体201の内部と外部とを連通する細長いスリット状の開口である吹出口が設けられている。その吹出口は、図5に示すように、下方に進むにつれて筐体201の外面よりも内側に入り込んだ位置に配置され、最も上方の端部241a、241bと最も下方の端部242a、242bとの間において、最も上方の端部241a、241bと最も下方の端部242a、242bとを結ぶ直線La、Lbに対して筐体201の外側に向かって凸となる略円弧状となるように形成されている。また、手乾燥装置200は、吸気口、エアフィルタ、手検知部等を備えている。これらの構成により、手乾燥装置200においても、手乾燥装置100と同様な動作が行われる。
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態に係る手乾燥装置300について説明する。図6は手乾燥装置300の右側面図である。手乾燥装置300は、筐体301の外形が球状である点において第1の実施の形態と相違する。手乾燥装置300において、筐体301の内部には、制御部307と送風機303などが収められている。筐体301の下部には、左右の側方部分に、送風機303から送られてきた空気を筐体301の外側へ末広がり状に噴出するノズル部304が設けられている。ノズル部304には、筐体301の内部と外部とを連通する細長いスリット状の開口である吹出口が設けられている。その吹出口は、筐体301の外面と同じ面上に設けられている。これにより、吹出口は、最も上方の端部と最も下方の端部との間において、最も上方の端部と最も下方の端部とを結ぶ直線に対して筐体301の外側に向かって凸となる略円弧状となる。また、手乾燥装置300は、吸気口、エアフィルタ、手検知部等を備えている。これらの構成により、手乾燥装置300においても、手乾燥装置100と同様な動作が行われる。
上記各実施の形態では、筐体の外形が、円柱状、六面体状、球状である場合について説明したが、角柱状、半円柱状、角柱以外の多面体状、半球状であってもよいし、平面と曲面とが複雑に組み合わさってなる任意の形状であってもよい。
また、上記各実施の形態では、ノズル部4a,4b,204a,204b,304の吹出口が細長いスリット状の開口である場合について説明したが、ノズル部4a,4b,204a,204b,304の吹出口は、複数の小さな開口が一列に配置されたものであってもよい。また、ノズル部4a,4b,204a,204b,304の吹出口は、スリット状の開口が複数並べられたものであってもよいし、複数の小さな開口の列が複数並べられたものであってもよい。また、ノズル部4a,4b,204a,204b,304の吹出口には、補強のため細長いリブのような分断壁を設けるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、ノズル部4a,4b,204a,204b,304の吹出口が、最も上方の端部41a,41b,241a,241bから最も下方の端部42a,42b,242a,242bまで略同じ幅である場合を例示したが、上方側に位置する部分の開口幅を下方側に位置する部分の開口幅よりも大きくし、上方側に位置する部分からの風量が増すようにすることができる。これにより、ユーザが両手のひらをノズル部4a,4b,204a,204b,304に向けて手をかざしたときに、表面積が比較的大きく水滴が多く残る傾向がある親指に当たる風量が他の部分に当たる風量よりも大きくなるようにすることができ、手を効率よく乾燥できる。
また、上記各実施の形態では、左右のノズル部4a,4b,204a,204b,304が筐体の左右対称に設けられる場合について説明したが、必ずしも左右対称である必要はない。ノズル部4a,4b,204a,204b,304は、筐体の左右いずれか一方の側方部分にのみ設けるようにしてもよい。また、左右のノズル部4a,4b,204a,204b,304が筐体の前方又は下方において連続するようにしてもよい。たとえば左右のノズル部4a,4b,204a,204b,304を繋げて一つのノズルとしてもよい。左右のノズル部4a,4b,204a,204b,304を連続させ、手を乾燥できる空間を広くした場合は、手だけでなく腕等も効率よく乾燥できる。
また、上記各実施の形態では、ノズル部4a,4b,204a,204b,304が、0°以上60°以下の範囲で空気を噴出するものである場合について説明したが、その範囲は適宜変更してもよい。たとえば、0°以上90°以下の範囲としてもよいし、0°以上45°以下の範囲としてもよい。また、0°以上30°以下の範囲としてもよい。また、-30°以上30°以下の範囲としてもよいし、-45°以上0°以下の範囲としてもよい。
また、上記各実施の形態では、吸気口2a,2bが筐体の上部側面に設けられた場合について説明したが、筐体の上面を除く他の任意の位置に設けるようにしてもよい。そのとき、吸気口2a,2bは、ノズル部4a,4b,204a,204b,304の位置よりも上方に配置されるようにし、ノズル部4a,4b,204a,204b,304近傍で手を乾燥させる際の水滴が吸気口2a,2bから入ってしまうことを防止する。
また、上記各実施の形態では、手検知部5a,5bが、筐体においてノズル部4a,4b,204a,204b,304よりも前方に設けられる場合について説明したが、手乾燥空間に近づく手をタイムリーに検知できる位置であればよく、必ずしもノズル部4a,4b,204a,204b,304よりも前方であることを要しない。また、上記各実施の形態では、手検知部5a,5bを2つ設けている場合について説明したが、手検知部5a,5bは1つまたは3つ以上設けてもよい。
また、上記各実施の形態では、筐体が壁面に取り付けられる場合について説明したが、筐体は、洗面ボウルを有する洗面台上方に配置されるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、ノズル部4a,4b,204a,204b,304の吹出口が略円弧状である場合について説明したが、吹出口は、最も上方の端部41a,41b,241a,241bから最も下方の端部42a,42b,242a,242bまでの間において実質的に略円弧状の部分を有するものであればよく、最も上方の端部41a,41b,241a,241bから最も下方の端部42a,42b,242a,242bまでの全体が略円弧状である必要はない。
201301 筐体2a2b 吸気口203303 送風機、4a,4b,204a,204b,304 ノズル部、5a,5b 手検知部、207307 制御部9 エアフィルタ、41a,41b,42a,42b,241a,241b,242a,242b 端部、100200300 手乾燥装置W 壁面

Claims (15)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられた送風機と、
    前記筐体と向き合うユーザからみて前記筐体の左右いずれか一方の側方部分に設けられ、前記送風機から送られてきた空気を前記筐体の外側へ末広がり状に噴出するノズル部と
    を備え
    前記ノズル部は、前記空気を水平方向から鉛直方向までの下向きの範囲内で末広がり状に噴出する手乾燥装置。
  2. 前記水平方向を0°とし前記鉛直方向を90°とした場合に、前記ノズル部は、前記空気を0°以上60°以下の範囲で末広がり状に噴出する請求項に記載の手乾燥装置。
  3. 前記水平方向を0°とし前記鉛直方向を90°とした場合に、前記ノズル部は、前記空気を0°以上30°以下の範囲で末広がり状に噴出する請求項に記載の手乾燥装置。
  4. 前記ノズル部には、前記筐体の内部と外部とを連通する開口である吹出口が設けられ、
    前記吹出口は、最も上方の端部と最も下方の端部との間において、前記最も上方の端部と前記最も下方の端部とを結ぶ直線に対して前記筐体の外側に向かって凸となる略円弧状の部分を有する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  5. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられた送風機と、
    前記筐体と向き合うユーザからみて前記筐体の左右いずれか一方の側方部分に設けられ、前記送風機から送られてきた空気を前記筐体の外側へ末広がり状に噴出するノズル部と
    を備え、
    前記ノズル部には、前記筐体の内部と外部とを連通する開口である吹出口が設けられ、
    前記吹出口は、最も上方の端部と最も下方の端部との間において、前記最も上方の端部と前記最も下方の端部とを結ぶ直線に対して前記筐体の外側に向かって凸となる略円弧状の部分を有する手乾燥装置。
  6. 前記吹出口は、前記最も上方の端部から前記最も下方の端部までの長さがユーザの手の幅方向の長さより小さい請求項4又は5に記載の手乾燥装置。
  7. 前記吹出口は、下方に進むにつれて、前記筐体と向き合う前記ユーザからみて手前側である前方に位置するように配置されている請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  8. 前記吹出口は、前記筐体の外面と同じ面上に設けられている請求項から請求項7のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  9. 前記吹出口は、上方側に位置する部分の開口幅が下方側に位置する部分の開口幅よりも大きい請求項から請求項8のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  10. 前記ノズル部により前記空気が噴出される前記筐体の外側の空間に前記ユーザの手が挿入されたことを検知する手検知手段をさらに備え、
    前記手検知手段は、前記筐体において前記ノズル部よりも、前記筐体と向き合う前記ユーザからみて手前側である前方に設けられている請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  11. 前記筐体は、円柱状、角柱状、半円柱状、角柱状以外の多面体状、球状、又は半球状である請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  12. 前記筐体は、上下方向に延在する柱状であり、前記ノズル部は、前記筐体の下部に設けられた請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  13. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられた送風機と、
    前記筐体と向き合うユーザからみて前記筐体の左右いずれか一方の側方部分に設けられ、前記送風機から送られてきた空気を前記筐体の外側へ末広がり状に噴出するノズル部と
    を備え、
    前記筐体は、上下方向に延在する柱状であり、前記ノズル部は、前記筐体の下部に設けられた手乾燥装置。
  14. 前記筐体の前記左右の側方部分にそれぞれ前記ノズル部を備える請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  15. 前記筐体は、洗面ボウルを有する洗面台上方に配置される請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
JP2022564954A 2020-11-27 2020-11-27 手乾燥装置 Active JP7383177B2 (ja)

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