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JP7380921B1 - 施設内案内連動ビルシステム、情報処理装置、施設内案内方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

施設内案内連動ビルシステム、情報処理装置、施設内案内方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の移動行動に応じて行先候補を案内する上で有利な技術を提供する。【解決手段】施設内案内連動ビルシステムは、施設を利用する利用者の属性を含む利用者属性情報と、利用者の位置を示す利用者位置情報と、を取得し、事前の機械学習によって学習した学習済モデルを用いて、入力された利用者の利用者属性情報及び利用者位置情報に対応する利用者の1又は複数の行先候補を含む行先候補情報を出力する。そして、システムは、1又は複数の行先候補の案内情報を表示するための表示指令を生成し、表示指令に従い案内情報の表示を出力する。また、システムは、行先候補情報が更新された場合、更新後の行先候補情報に基づいて表示指令を更新し、更新後の表示指令に従い案内情報の表示を出力する。【選択図】図1

Description

本開示は、施設内を移動する利用者に対して行先の案内を行う施設内案内連動ビルシステムの技術に関する。
特許文献1には、施設内での経路案内を行うシステムに関する技術が開示されている。このシステムでは、利用者からの目的地の指示があった際に、認識した利用者の移動能力に適合した目的地までの経路を、収集した経路情報を利用して決定することが行われる。
特開2022-910043号公報
特許文献1の技術では、利用者が行先を指定することを前提としたシステムのため、利用者からの指定がない行先への経路は決定できない。また、行先を指定する動作は、利用者にとって煩わしく感じることも想定される。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、利用者の移動行動に応じて行先候補を案内する上で有利な技術を提供することを目的とする。
本開示の施設内案内連動ビルシステムは、施設を利用する利用者の移動行動に連動した行先候補の案内情報を利用者に提供する施設内案内連動ビルシステムであって、利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性情報取得部と、利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置情報取得部と、利用者属性情報と利用者位置情報とに基づいて、施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定部と、施設の動的な情報を含む施設情報を取得する施設情報取得部と、施設情報を用いて1又は複数の行先候補の動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成部と、表示指令に従い案内情報の表示を出力する出力部と、を備えるものである。
また、本開示の情報処理装置は、施設を利用する利用者の移動行動に連動した行先候補の案内情報を利用者に提供する情報処理装置であって、少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つの案内プログラムが格納された記憶装置と、を備え、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのプログラムを実行することにより、利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性取得処理と、利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置取得処理と、利用者属性情報と利用者位置情報とに基づいて、施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定処理と、施設の動的な情報を含む施設情報を取得する施設情報取得処理と、施設情報を用いて1又は複数の行先候補の動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成処理と、表示指令に従い案内情報の表示を出力する出力処理と、を実行するように構成されるものである。
本開示の施設内案内方法は、施設を利用する利用者の移動行動に連動して、利用者に対して施設内の行先候補を案内する施設内案内方法であって、利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性取得ステップと、利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置取得ステップと、利用者属性情報と利用者位置情報とに基づいて、施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定ステップと、施設の動的な情報を含む施設情報を取得する施設情報取得ステップと、施設情報を用いて1又は複数の行先候補の動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成ステップと、表示指令に従い案内情報の表示を出力する出力ステップと、を備えるものである。
また、本開示のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、施設を利用する利用者の移動行動に連動して、利用者に対して施設内の行先候補を案内することをコンピュータに実行させる案内プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、案内プログラムは、利用者の属性を含む利用者属性情報を取得し、利用者の位置を示す利用者位置情報を取得し、利用者属性情報と利用者位置情報とに基づいて、施設内の1又は複数の行先候補を推定し、施設の動的な情報を含む施設情報を取得し、施設情報を用いて1又は複数の行先候補の動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成し、表示指令に従い案内情報の表示を出力することをコンピュータに実行させるように構成されるものである。
本開示の技術によれば、利用者の移動行動に応じて行先候補を案内する上で有利な技術を提供することが可能となる。
実施の形態における施設内案内連動ビルシステムの構成例を示す図である。 学習済モデルから出力される行先候補情報の一例を示す図である。 学習済モデルから出力される行先候補情報の他の例を示す図である。 学習済モデルから出力される行先候補情報の他の例を示す図である。 施設内案内連動ビルシステムの構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置のプロセッサが案内プログラムを実行することによって実現される機能を示すブロック図である。 行先候補推定部の内部機能を示す機能ブロック図である。 行先候補推定部において実行される行先候補推定処理のルーチンを示すフローチャートである。 モデル学習部の内部機能を示す内部ブロック図である。 ニューラルネットワークを用いた機械学習の手法を説明するための図である。 モデル学習部において実行されるモデル学習処理のルーチンを示すフローチャートである。 情報処理装置のハードウェア資源の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態.
1.実施の形態における施設内案内連動ビルシステムの概要
図1は、実施の形態における施設内案内連動ビルシステムの構成例を示す図である。施設内案内連動ビルシステム100は、施設を利用する利用者の移動行動に連動して行先を案内する。ここでの施設は、空港施設、オフィスビル、商業施設、等を対象としている。以下の説明では、施設内案内連動ビルシステム100が空港施設内を案内する動作を例示する。
施設内案内連動ビルシステム100は、セキュリティゲート2と、1又は複数のカメラ4と、1又は複数の出力装置6と、情報処理装置10と、を備える。
セキュリティゲート2は、施設内の管理エリアへの入退場を許可又は禁止するように利用者の通行を規制する装置である。セキュリティゲート2は、例えばフラップ式のゲートを備えるゲート型の規制装置であり、管理エリアの入退口に設置される。管理エリアは、例えば空港の保安検査場である。
セキュリティゲート2は、利用者を特定するID情報を読み込むための読込装置を備えている。ID情報は、例えば搭乗券に記載されたコードから読み取り可能な情報である。搭乗券が読込装置に近接されると、読込装置は、搭乗券に記載されているID情報を読み取る。読み取られたID情報は、情報処理装置10へ送られる。また、読み取られたID情報は、管理エリアへの入退場の許可又は禁止の判定にも利用される。
1又は複数のカメラ4は、例えば、空港施設内の人が通行する場所に設置される。1又は複数のカメラ4は、通行する人々を時系列に沿って連続的に撮像する。カメラ4の種類、個数、及び設置場所に限定はない。1又は複数のカメラ4によって撮像されたカメラ画像は、情報処理装置10に送られる。
1又は複数の出力装置6は、施設内の各所において利用者に対して行先候補の案内表示を行う出力部として機能する装置である。出力装置6は、例えば施設内の床面又は壁面に案内情報を表示するプロジェクタである。或いは、出力装置6は、施設内の床面又は壁面に設置されたディスプレイ装置又は灯具でもよい。出力装置6は、情報処理装置10から受信した表示指令に従い案内情報を表示する。
情報処理装置10は、セキュリティゲート2から受信したID情報から利用者属性情報を取得する。この処理は、以下「利用者属性取得処理」と呼ばれる。ここでの利用者属性情報は、例えば利用者の年齢、性別、職業、等を含む。
また、情報処理装置10は、1又は複数のカメラ4によって時系列に沿って連続的に撮像されたカメラ画像を受信し、カメラ画像の中の利用者を追跡してその位置情報を取得する。この処理は、以下「利用者位置取得処理」と呼ばれる。利用者位置取得処理では、例えばPerson Re-Identificationと呼ばれる追跡処理の技術が利用される。追跡処理の一例については説明を後述する。
また、情報処理装置10は施設内のフロアマップを含む施設情報を取得する。この処理は、以下「施設情報取得処理」と呼ばれる。施設情報取得処理では、メモリ30のデータ34に予め記憶されている施設情報が読み込まれる。また、施設情報取得処理では、施設の動的な情報を含む施設情報を施設の管理システムから更に取得してもよい。動的な情報を含む施設情報は、例えば、飲食店等の店舗の混雑度合情報、搭乗便の出発時刻情報等が例示される。
情報処理装置10は、施設情報と、利用者属性情報と、利用者位置情報とに基づいて、施設内での利用者の行先候補を推定する。この処理は、以下「行先候補推定処理」と呼ばれる。行先候補推定処理では、利用者の行先候補を推定する学習済モデルが利用される。ここでの学習済モデルは、施設情報、利用者属性情報、及び利用者位置情報の入力を受けて、推定される利用者の行先候補に優先順位を対応付けた行先候補情報を出力するモデルである。学習済モデルは、モデル生成処理によって生成される。モデル生成処理では、利用者の利用者属性情報及び利用者位置情報と、利用者の行先候補との関係を事前の機械学習によって学習した学習済モデルを生成する。モデル生成処理については説明を後述する。情報処理装置10は、行先候補推定処理を予め定められた制御周期で定期的に実行し、行先候補情報を都度更新して出力する。
学習済モデルは、例えば以下のような出力が得られるようにパラメータが調整されている。例えば利用者が階段、エレベータ又はエスカレータを利用してある階床を通過した場合、通過した階床に位置する行先候補の優先順位は低くなる。また、施設の利用が2回目以降である場合、前回の行先履歴を考慮して行先候補を絞り込む。施設の利用が初回の場合、類似する施設の利用情報を考慮して行先候補を絞り込む。利用者属性情報を考慮して類似する利用者属性の人が多く訪れる行先候補に絞り込む。昼食時であれば飲食店、会議前或いは搭乗前であればトイレ等、時間帯に合わせた行先候補に絞り込む。
情報処理装置10は、学習済モデルから出力された行先候補のうち、優先順位の高い順に1又は複数の行先候補を選択し、選択した行先候補の情報を表示するための表示指令を生成する。この処理は、以下「表示指令生成処理」と呼ばれる。図2は、学習済モデルから出力される行先候補情報の一例を示す図である。この図に示す例では、行先候補に対して可能性の高い順に優先順位が付加された出力結果が図示されている。表示指令生成処理では、例えば、図2に示す行先候補情報に基づいて、優先順位が最も高い搭乗ゲートへの案内情報と、優先順位が次に高い飲食店への案内情報とを含む表示指令を生成する。
なお、表示指令に含める行先候補の数に限定はない。また、案内情報の表示態様にも限定はない。案内情報は、例えば、利用者の現在位置と移動方向の表示、行先までの距離、徒歩での所要時間、方向の表示、行先施設の混雑状況の表示を含んでいてもよい。また、行先までの距離又は混雑度合を視覚的に伝達する手段として、行先の方向を示す矢印の向き、大きさ、長さ、色彩、模様等を付加してもよい。生成された表示指令は、出力装置6へ送られる。出力装置6は、受信した表示指令に従い、利用者から視認可能な床面又は壁面に情報を表示する表示処理を実行する。図1中の(a)は、図2に示す時間T=t1のときの行先候補情報に基づいて生成された表示指令に基づいて出力装置6が出力した表示の一例である。
図3は、学習済モデルから出力される行先候補情報の他の例を示す図である。図3は、図2に示す行先候補情報を生成したときの時間T=t1の位置から利用者がさらに移動して、時間T=t2において飲食店へ向かう可能性が低下した場合の一例である。このように、行先候補情報が更新されると、それに伴い表示指令生成処理において生成される表示指令も更新後の行先候補情報を用いて更新される。図1中の(b)は、図3に示す行先候補情報に基づいて生成された表示指令に基づいて出力装置6が出力した表示の一例である。この例では、行先候補情報において飲食店の優先順位が低下したことを受けて、優先順位が最も高い搭乗ゲートへの案内情報と、優先順位が次に高いラウンジへの案内情報と、優先順位が次に高い免税店への案内情報と、を含む情報の表示指令が生成されている。
図4は、学習済モデルから出力される行先候補情報の他の例を示す図である。図4は、図3に示す行先候補情報を生成したときの時間T=t2の位置から利用者がさらに移動して、時間T=t3において免税店及びラウンジへ向かう可能性が低下した場合の一例である。図1中の(c)は、図4に示す行先候補情報に基づいて生成された表示指令に基づいて出力装置6が出力した表示の一例である。この例では、行先候補情報において免税店及びラウンジの優先順位が低下したことを受けて、優先順位が最も高い搭乗ゲートへの案内情報と、優先順位が次に高いトイレへの案内情報と、を含む情報の表示指令が生成されている。
以上のような施設内案内連動ビルシステム100によれば、利用者の施設内の移動行動に連動した案内表示を都度更新して利用者へ提示することができる。これにより、施設内を移動する利用者にとって有益な案内を行うことができる可能性が高まる。
2.施設内案内連動ビルシステムの構成
図5は、施設内案内連動ビルシステムの構成の一例を示すブロック図である。施設内案内連動ビルシステム100は、セキュリティゲート2と、1又は複数のカメラ4と、1又は複数の出力装置6と、情報処理装置10と、を備える。
情報処理装置10は、コンピュータとしての処理装置の機能を備える。一例として、情報処理装置10は、サーバ装置により実現される。情報処理装置10は、管理対象の施設内に設けられる。或いは、情報処理装置10は、管理対象の施設とは異なる遠隔地に設けられてもよい。他の例として、情報処理装置10は、クラウド上のサーバによって実現されてもよい。情報処理装置10が遠隔地に設けられる場合、情報処理装置10は、インターネット等の通信ネットワークを介して、セキュリティゲート2、1又は複数のカメラ4、及び1又は複数の出力装置6との間でデータの送信または受信を行う。
情報処理装置10は、少なくとも1つのプロセッサ20と、少なくとも1つのメモリ30とを備えている。記憶装置としてのメモリ30には、プロセッサ20で実行可能な少なくとも1つの案内プログラム32と、学習済モデル記憶部33と、関連する種々のデータ34とが記憶されている。案内プログラム32は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。
プロセッサ20が案内プログラム32を実行することにより、プロセッサ20による各種処理が実現される。図6は、情報処理装置のプロセッサが案内プログラムを実行することによって実現される機能を示すブロック図である。図6に示すように、プロセッサ20は、利用者属性情報取得部21と、利用者位置情報取得部22と、施設情報取得部23と、行先候補推定部24と、表示指令生成部25と、出力部26と、モデル学習部27と、を備える。以下、図1も参照しながらプロセッサ20の機能について説明する。
利用者属性情報取得部21は、利用者属性取得処理を行うための機能ブロックである。利用者属性取得処理では、利用者属性情報取得部21は、セキュリティゲート2からID情報を取得する。メモリ30には、利用者のID情報に利用者属性が対応付けられたデータが予め記憶されている。利用者属性情報取得部21は、受信したID情報に対応する利用者属性を利用者属性情報として取得する。取得した利用者属性情報はメモリ30に格納される。
なお、利用者属性情報取得部21は、施設に設けられた入門用のカードリーダ等、他の機器からID情報を自動的に取得してもよい。或いは、利用者属性情報取得部21は、利用者が所持する利用者端末のアプリケーションを利用してID情報を自動的に取得してもよい。また、利用者属性情報取得部21は、これらの機器から利用者属性情報を直接取得してもよい。
利用者位置情報取得部22は、利用者位置情報取得処理を行うための機能ブロックである。利用者位置情報取得処理では、利用者位置情報取得部22は、1又は複数のカメラ4から取得したカメラ画像を用いた追跡処理によって、施設内での利用者位置情報を随時取得する。利用者位置情報取得処理では、施設内の利用者の位置情報を取得するための公知の追跡処理を採用し得る。例えば、利用者位置取得処理では、利用者位置情報取得部22は、Person Re-Identificationと呼ばれる追跡処理の技術が利用される。Person Re-Identificationでは、先ず、入力されたカメラ画像の中から人のいる人物領域が検出される。検出された人物領域に含まれる人物の画像情報は、以下「人物画像データ」と呼ばれる。検出された人物画像データは、Person Re-Identification用のニューラルネットワークモデルに検索クエリとして入力される。
また、ニューラルネットワークモデルには、候補先のテンプレート画像データが入力される。テンプレート画像データは、セキュリティゲート2を通過する人物を撮像したカメラ画像の人物画像データに、当該人物から読み取られたID情報が紐づけられたデータである。ニューラルネットワークモデルでは、検索クエリとして入力された人物画像データに最も類似度の高い候補先のテンプレート画像データが出力結果として出力される。情報処理装置10は、入力される時系列に沿ったカメラ画像にそれぞれPerson Re-Identificationによる追跡処理を行い、時系列に沿ってその利用者の利用者位置情報を取得する。
なお、利用者位置情報取得部22は、利用者が所持する利用者端末のアプリケーションを利用して利用者位置情報を自動的に取得してもよい。利用者端末を用いた利用者位置情報取得処理としては、例えば、UWB(Ultra Wide Band)等の近距離無線通信を用いて一定範囲内の移動体の位置を検知する技術を用いてもよい。この場合、UWB信号を発信するUWB端末を施設内の各所に配置し、UWB信号を受信する受信専用タグの機能を利用者端末に含めればよい。
施設情報取得部23は、施設情報取得処理を行うための機能ブロックである。施設情報取得処理では、施設情報取得部23は、メモリ30のデータ34に予め格納されている施設情報を読み出す。また、施設情報取得部23は、施設の管理システムから施設の動的な情報を含む施設情報を更に取得する。
行先候補推定部24は、行先候補推定処理を行うための機能ブロックである。行先候補推定処理では、行先候補推定部24は、利用者属性情報、利用者位置情報、及び施設情報に基づいて、利用者の行先候補を推定する。行先候補推定処理では、具体的には学習済モデルが利用される。
図7は、行先候補推定部の内部機能を示す機能ブロック図である。行先候補推定部24は、データ取得部232と、モデル演算部234と、を含む。データ取得部232は、利用者属性情報、利用者位置情報、及び施設情報を取得するための機能ブロックである。モデル演算部234は、学習済モデル記憶部33に記憶されている学習済モデルを用いて、利用者の行先候補に優先順位を対応づけた行先候補情報を出力するための機能ブロックである。
図8は、行先候補推定部において実行される行先候補推定処理のルーチンを示すフローチャートである。行先候補推定部24は、予め定められた周期で図8に示すルーチンを実行する。図8に示すルーチンのステップS100では、データ取得部232において利用者属性情報、利用者位置情報、及び施設情報が取得される。次のステップS102では、取得した各種情報がモデル演算部234に入力される。モデル演算部234では、入力された利用者属性情報、利用者位置情報、及び施設情報に基づいて、利用者の行先候補が推定される。そして、ステップS104では、モデル演算部234において演算された行先候補情報が表示指令生成部25へ出力される。
表示指令生成部25は、表示指令生成処理を行うための機能ブロックである。表示指令生成処理では、表示指令生成部25は、行先候補情報と施設情報を取得する。そして、表示指令生成部25は、行先候補情報の中の行先候補のうち、優先順位の高い方から順に1又は複数の行先候補を選択する。そして、表示指令生成部25は、施設情報を用いて、選択した1又は複数の行先候補への案内情報の表示を行うための表示指令を生成する。
出力部26は、表示指令に従い案内情報の表示を出力装置6から出力する「出力処理」を行うための機能ブロックである。出力部26は、1又は複数の出力装置のうち、現在の利用者の位置から視認可能な床面又は壁面に出力可能な出力装置6を選択して案内情報の表示を出力する。
モデル学習部27は、モデル学習処理を事前に行うための機能ブロックである。図9は、モデル学習部の内部機能を示す内部ブロック図である。モデル学習部27は、データ取得部252と、モデル生成部254と、を含む。データ取得部252は、学習用データを取得するための機能ブロックである。学習用データは、入力1と、入力1に対する正解としての入力2とを互いに関連付けたデータである。例えば、入力1は、利用者属性情報及び利用者位置情報に含まれる利用者の情報であって、利用者の年齢、性別、職業、位置、進行方向、通過地点、利用時間、が例示される。また、入力1は、施設情報に含まれる施設内地図等の情報の他、施設内店舗の混雑度合等の動的な情報も含まれる。入力2は、入力1の情報に対応する利用者又は近い属性を持つ利用者の行先の実績が例示される。
モデル生成部254は、学習アルゴリズムに従い入力に対する出力を学習する。ここでの学習アルゴリズムには、教師あり学習、教師なし学習、半教師あり学習、強化学習等の公知の学習アルゴリズムを採用することができる。典型的には、学習アルゴリズムは、ニューラルネットワーク、深層学習(Deep Learning)、遺伝的プログラミング、機能論理プログラミング、SVM(Support Vector Machine)、k-NN(k-nearest neighbor algorism)等が例示される。以下の説明では、教師あり学習の一例として学習アルゴリズムにニューラルネットワークを用いる。教師あり学習とは、入力と結果で構成されるラベルのデータの組をモデル学習部27に与えることで、それらの学習用データにある特徴を学習し、入力から結果を推論する機械学習の手法である。
図10は、ニューラルネットワークを用いた機械学習の手法を説明するための図である。この図に示すように、ニューラルネットワークは、入力層と中間層と出力層によって構成されている。入力層、中間層及び出力層は、それぞれ複数のニューロンから構成されている。中間層は1層又は2層以上でもよい。
複数の入力が入力層X1-X3に入力されると、その値に重みW1、例えば図中のw11-W16を掛けた値が中間層Y1-Y2に入力される。中間層Y1-Y2に入力された値は、更に重みW2、例えば図中のw21-W26を掛けて出力層Z1-Z3から出力される。このようなニューラルネットワークでは、重みW1,W2の値によって出力結果が変わる。モデル生成部254では、学習用データの入力1を入力して出力された結果が、正解である入力2に近づくように重みW1,W2の値が学習される。このような学習手法によって学習された学習済モデルは、学習済モデル記憶部33に記憶される。
図11は、モデル学習部において実行されるモデル学習処理のルーチンを示すフローチャートである。図11に示すルーチンのステップS110では、データ取得部252において学習用データが取得される。ここでの学習用データは、上述した入力1と、入力1に対する正解としての入力2を含む。なお、ステップS110では、入力1と入力2とを関連付けて取得可能であれば、必ずしも入力1と入力2を同時に取得する必要はなく、これらのデータをそれぞれ別のタイミングで取得してもよい。
次のステップS112では、モデル生成部254において、取得した学習用データに従って、いわゆる教師あり学習によって学習済モデルが生成される。次のステップS114では、生成された学習済モデルが学習済モデル記憶部33に記憶される。
以上説明した施設内案内連動ビルシステム100によれば、利用者の移動行動に連動した行先候補が出力されるので、施設内を移動する利用者に対して、有益な行先候補を案内することができる可能性が高まる。これにより、施設を利用する利用者の利便性向上を実現する上で有利なシステムを提供することが可能となる。
3.変形例
本実施の形態の施設内案内連動ビルシステム100は、以下のように変形した態様を採用してもよい。
3-1.情報処理装置10のハードウェア資源
図12は、情報処理装置のハードウェア資源の変形例を示す図である。図12に示す例では、情報処理装置10は、例えばプロセッサ20、メモリ30、及び専用ハードウェア40を含む処理回路42を備える。図12は、情報処理装置10が有する機能の一部を専用ハードウェア40によって実現する例を示す。情報処理装置10が有する機能の全部を専用ハードウェア40によって実現しても良い。専用ハードウェア40として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用できる。
3-2.情報処理装置10の機能配置
情報処理装置10が有する機能の一部は、セキュリティゲート2、カメラ4、出力装置6等の他の機器に搭載されていてもよい。
4.その他
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、本開示は上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
施設を利用する利用者の移動行動に連動した行先候補の案内情報を利用者に提供する施設内案内連動ビルシステムであって、
前記利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性情報取得部と、
前記利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置情報取得部と、
前記利用者属性情報と前記利用者位置情報とに基づいて、前記施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定部と、
前記1又は複数の行先候補の案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成部と、
前記表示指令に従い前記案内情報の表示を出力する出力部と、
を備える施設内案内連動ビルシステム。
(付記2)
前記利用者の利用者属性情報及び利用者位置情報と、前記利用者の行先候補との関係を、事前の機械学習によって学習した学習済モデルを含み、
前記行先候補推定部は、
前記学習済モデルを用いて、入力された前記利用者の利用者属性情報及び利用者位置情報に対応する前記利用者の1又は複数の行先候補を含む行先候補情報を出力するモデル演算部を含み、
前記表示指令生成部は、
前記行先候補情報に基づいて前記表示指令を生成する
ように構成される付記1に記載の施設内案内連動ビルシステム。
(付記3)
前記行先候補情報が更新された場合、前記表示指令生成部は、更新後の行先候補情報に基づいて、前記表示指令を更新する
ように構成される付記2に記載の施設内案内連動ビルシステム。
(付記4)
前記行先候補情報は、1又は複数の行先候補のそれぞれの優先順位を含み、
前記表示指令生成部は、前記1又は複数の行先候補の中から前記優先順位が高い順に少なくとも1つの行先候補を選択し、選択した行先候補の案内情報を表示するための表示指令を生成する
ように構成される付記2又は付記3に記載の施設内案内連動ビルシステム。
(付記5)
前記施設の動的な情報を含む施設情報を取得する施設情報取得部を更に備え、
前記表示指令生成部は、前記施設情報を用いて前記動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成する
ように構成される付記2から付記4の何れか1項に記載の施設内案内連動ビルシステム。
(付記6)
前記出力部は、前記利用者の現在位置から視認可能な前記施設の床面又は壁面に前記案内情報の表示を出力する
ように構成される付記1から付記5の何れか1項に記載の施設内案内連動ビルシステム。
(付記7)
施設を利用する利用者の移動行動に連動した行先候補の案内情報を利用者に提供する情報処理装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つの案内プログラムが格納された記憶装置と、を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのプログラムを実行することにより、
前記利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性取得処理と、
前記利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置取得処理と、
前記利用者属性情報と前記利用者位置情報とに基づいて、前記施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定処理と、
前記1又は複数の行先候補の案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成処理と、
前記表示指令に従い前記案内情報の表示を出力する出力処理と、
を備える情報処理装置。
(付記8)
施設を利用する利用者の移動行動に連動して、前記利用者に対して前記施設内の行先候補を案内する施設内案内方法であって、
前記利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性取得ステップと、
前記利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置取得ステップと、
前記利用者属性情報と前記利用者位置情報とに基づいて、前記施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定ステップと、
前記1又は複数の行先候補の案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成ステップと、
前記表示指令に従い前記案内情報の表示を出力する出力ステップと、
を備える施設内案内方法。
(付記9)
施設を利用する利用者の移動行動に連動して、前記利用者に対して前記施設内の行先候補を案内することをコンピュータに実行させる案内プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記案内プログラムは、
前記利用者の属性を含む利用者属性情報を取得し、
前記利用者の位置を示す利用者位置情報を取得し、
前記利用者属性情報と前記利用者位置情報とに基づいて、前記施設内の1又は複数の行先候補を推定し、
前記1又は複数の行先候補の案内情報を表示するための表示指令を生成し、
前記表示指令に従い前記案内情報の表示を出力する
ことをコンピュータに実行させる
ように構成されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
2 セキュリティゲート、 4 カメラ、 6 出力装置、 10 情報処理装置、 20 プロセッサ、 21 利用者属性情報取得部、 22 利用者位置情報取得部、 23 施設情報取得部、 24 行先候補推定部、 25 表示指令生成部、 26 出力部、 27 モデル学習部、 30 メモリ、 32 案内プログラム、 33 学習済モデル記憶部、 34 データ、 40 専用ハードウェア、 42 処理回路、 100 施設内案内連動ビルシステム、 232 データ取得部、 234 モデル演算部、 252 データ取得部、 254 モデル生成部

Claims (8)

  1. 施設を利用する利用者の移動行動に連動した行先候補の案内情報を利用者に提供する施設内案内連動ビルシステムであって、
    前記利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性情報取得部と、
    前記利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置情報取得部と、
    前記利用者属性情報と前記利用者位置情報とに基づいて、前記施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定部と、
    前記施設の動的な情報を含む施設情報を取得する施設情報取得部と、
    前記施設情報を用いて前記1又は複数の行先候補の前記動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成部と、
    前記表示指令に従い前記案内情報の表示を出力する出力部と、
    を備える施設内案内連動ビルシステム。
  2. 前記利用者の利用者属性情報及び利用者位置情報と、前記利用者の行先候補との関係を、事前の機械学習によって学習した学習済モデルを含み、
    前記行先候補推定部は、
    前記学習済モデルを用いて、入力された前記利用者の利用者属性情報及び利用者位置情報に対応する前記利用者の1又は複数の行先候補を含む行先候補情報を出力するモデル演算部を含み、
    前記表示指令生成部は、
    前記行先候補情報に基づいて前記表示指令を生成する
    ように構成される請求項1に記載の施設内案内連動ビルシステム。
  3. 前記行先候補情報が更新された場合、前記表示指令生成部は、更新後の行先候補情報に基づいて、前記表示指令を更新する
    ように構成される請求項2に記載の施設内案内連動ビルシステム。
  4. 前記行先候補情報は、1又は複数の行先候補のそれぞれの優先順位を含み、
    前記表示指令生成部は、前記1又は複数の行先候補の中から前記優先順位が高い順に少なくとも1つの行先候補を選択し、選択した行先候補の案内情報を表示するための表示指令を生成する
    ように構成される請求項2又は請求項3に記載の施設内案内連動ビルシステム。
  5. 前記出力部は、前記利用者の現在位置から視認可能な前記施設の床面又は壁面に前記案内情報の表示を出力する
    ように構成される請求項1から請求項3の何れか1項に記載の施設内案内連動ビルシステム。
  6. 施設を利用する利用者の移動行動に連動した行先候補の案内情報を利用者に提供する情報処理装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    少なくとも1つの案内プログラムが格納された記憶装置と、を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのプログラムを実行することにより、
    前記利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性取得処理と、
    前記利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置取得処理と、
    前記利用者属性情報と前記利用者位置情報とに基づいて、前記施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定処理と、
    前記施設の動的な情報を含む施設情報を取得する施設情報取得処理と、
    前記施設情報を用いて前記1又は複数の行先候補の前記動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成処理と、
    前記表示指令に従い前記案内情報の表示を出力する出力処理と、
    実行するように構成される情報処理装置。
  7. 施設を利用する利用者の移動行動に連動して、前記利用者に対して前記施設内の行先候補を案内する施設内案内方法であって、
    前記利用者の属性を含む利用者属性情報を取得する利用者属性取得ステップと、
    前記利用者の位置を示す利用者位置情報を取得する利用者位置取得ステップと、
    前記利用者属性情報と前記利用者位置情報とに基づいて、前記施設内の1又は複数の行先候補を推定する行先候補推定ステップと、
    前記施設の動的な情報を含む施設情報を取得する施設情報取得ステップと、
    前記施設情報を用いて前記1又は複数の行先候補の前記動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成する表示指令生成ステップと、
    前記表示指令に従い前記案内情報の表示を出力する出力ステップと、
    を備える施設内案内方法。
  8. 施設を利用する利用者の移動行動に連動して、前記利用者に対して前記施設内の行先候補を案内することをコンピュータに実行させる案内プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記案内プログラムは、
    前記利用者の属性を含む利用者属性情報を取得し、
    前記利用者の位置を示す利用者位置情報を取得し、
    前記利用者属性情報と前記利用者位置情報とに基づいて、前記施設内の1又は複数の行先候補を推定し、
    前記施設の動的な情報を含む施設情報を取得し、
    前記施設情報を用いて前記1又は複数の行先候補の前記動的な情報を含んだ案内情報を表示するための表示指令を生成し、
    前記表示指令に従い前記案内情報の表示を出力する
    ことをコンピュータに実行させる
    ように構成されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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