JP7370728B2 - 全固体電池およびその製造方法 - Google Patents
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Description
前記負極は、リチウムと可逆的に合金化する金属を含む負極活物質層と、前記負極活物質層を保持する負極集電体とを含み、
前記金属は、前記負極集電体の表面に堆積し、または拡散結合により結合した状態で前記負極活物質層を形成しており、
前記負極活物質層の厚みは、1μm以上50μm以下である、全固体電池に関する。
前記負極と、正極と、前記負極および前記正極の間に介在する固体電解質層とを備える電極群を得る工程と、
を備える、全固体電池の製造方法に関する。
なお、負極活物質の粉末や負極活物質の粉末と添加剤などを含む混合物(つまり、負極合材)を負極集電体の表面に配置し、圧縮して形成される負極活物質層は、負極活物質の堆積(deposit)により形成されるものではなく、上記の堆積膜には含まれない。また、このような負極活物質層において、負極活物質の粉末は物理的に圧縮されているに過ぎず、負極活物質に含まれる金属では金属粒子同士が拡散結合により結合しているわけではない。
歪み含有率(%)=(Spa/Spt)×100
(式中、Spaは、上記の520cm-1付近の波数にトップピークを有するピーク以外のピークの面積の合計であり、Sptは、全ピークのピーク面積の合計である。)
β2/tan2θ = (Kλ/L)×(β/tanθ)×sinθ+16e2
(式中、βは、格子歪みと結晶子サイズによる回折線の広がりであり、Kは、Scherrer定数であり、Lは、結晶子サイズであり、λは、使用したX線管球の波長であり、θは回折角2θ/θであり、eは、格子歪みである。)
(負極)
(負極活物質層)
負極に含まれる負極活物質層は、負極活物質として、リチウムと可逆的に合金化する金属(合金系負極活物質)を含む。このような金属は、リチウムイオンを可逆的に挿入および脱離(もしくは吸蔵および放出)可能である。このような金属としては、ケイ素、スズ、ゲルマニウム、またはアルミニウムなどの金属単体やこれらの金属元素から選択される少なくとも一種を含む合金などが挙げられる。これらの合金系負極活物質は、LIBにおいて一般的に用いられる黒鉛に比べて、理論容量が3~10倍の大きな電気化学容量を有する。
なお、負極活物質層は、必要に応じて、負極活物質に加え、全固体電池で負極に使用される公知の成分を含んでもよい。
負極活物質層を保持する負極集電体としては、全固体電池の負極集電体として使用されるものであれば特に制限なく使用することができる。このような負極集電体の形態としては、例えば、金属箔、板状体、粉体の集合体などが挙げられ、負極集電体の材質を成膜したものを用いてもよい。金属箔は、電解箔、エッチド箔などであってもよい。
負極集電体は、負極活物質層を形成する際に、波打ったり、破れたりしない強度を有するものが望ましい。
負極集電体の厚みは、例えば、5μm以上300μm以下の範囲から適宜選択できる。負極集電体の厚みは、10μm以上50μm以下であることが好ましい。
正極は、正極活物質を含んでいればよく、正極活物質に加え、全固体電池で正極に使用される公知の成分を含んでもよい。正極におけるリチウムイオン伝導性を高める観点から、正極は、正極活物質とともに、リチウムイオン伝導性を示す固体電解質を含むことが好ましい。
正極活物質の平均粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置を用いて測定される体積基準の粒度分布におけるメディアン径(D50)である。
正極集電体としては、全固体電池の正極集電体として使用されるものであれば特に制限なく使用することができる。このような正極集電体の形態としては、負極集電体について例示したものから適宜選択できる。
正極の厚みは、例えば、7μm以上700μm以下である。加工し易い観点から、正極の厚みを10μm以上700μm以下としてもよい。正極の厚みは、10μm以上350μm以下であってもよく、50μm以上200μm以下としてもよい。
正極と負極との間に介在する固体電解質層は、リチウムイオン伝導性を示す固体電解質を含む。このような固体電解質としては、正極について例示した固体電解質が挙げられ、硫化物が好ましい。
固体電解質層の厚みは、例えば、20μm以上600μm以下である。
全固体電池の形状は、丸型、円筒型、角型、薄層フラット型などの様々なタイプであってもよい。電極群は、複数の正極および/または複数の負極を含んでもよい。図1には、正極活物質層や負極活物質層が円形の場合を示したが、この場合に限らず、全固体電池の構成部材の形状は適宜選択でき、例えば、正方形、長方形、ひし形、楕円形などであってもよい。
本工程では、負極集電体の表面に、負極活物質層を形成することにより負極を形成する。より具体的には、負極集電体の表面に、リチウムと可逆的に合金化する金属を溶射することにより負極活物質層を形成する。金属を溶射することにより、負極集電体の表面に、金属を堆積または拡散結合させる。負極活物質層は、上述のように、上記の金属を含み、かつ1μm以上50μm以下の厚みを有する。
正極は、例えば、正極活物質や正極合材(正極活物質と添加剤などとを含む)を圧縮成形することにより得ることができる。正極集電体の表面に、正極活物質や正極合材の層を形成することにより正極を形成してもよい。圧縮成形する際の圧力は、例えば、1MPa以上5MPa以下である。
固体電解質層の表面で正極活物質や正極合剤を圧縮成形することにより正極を形成してもよい。
本工程では、例えば、形成した負極(具体的には負極活物質層)および正極のいずれか一方の表面に固体電解質層を形成する。正極の表面に固体電解質層を形成する場合には、正極と固体電解質層との積層体における固体電解質層の表面に、別途作製した負極の負極活物質層が接触するように積層される。また、固体電解質層を先に形成し、別途形成した負極と積層してもよい。この場合、正極は、固体電解質層と負極を積層する前に固体電解質層と積層してもよく、負極を固体電解質層に積層した後に正極を固体電解質層の表面に積層してもよい。
各工程では、必要に応じて、所望の形状の開口部を有するマスクなどを利用して成膜してもよく、金型を用いてもよい。
固体電解質層と正極および/または負極との密着性を高めるため、形成された電極群(または、電極と固体電解質層と)を厚み方向に加圧する。電極群は、電池ケースに収容されるが、電極群への加圧は、電池ケースに収容する前に行なってもよく、電池ケースに収容した後に行なってもよい。例えば、電池ケースがラミネートフィルムなどである場合には、電極群を電池ケースに収容した後に電池ケース(つまり、電池)ごと電極群を加圧すればよい。
以下、本発明を実施例および比較例に基づいて具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
下記の手順で、図1に示す構造の電極群を備える電池を、評価用の試験セルとして作製した。ただし、正極2の代わりに、負極1の対極を用いた。
試験セルの作製手順を以下に詳細に説明する。
(a)負極1の作製
負極集電体1aとしてのCu箔(厚み:30μm)の片面に、大気プラズマ溶射法(APS)のアルゴン-水素混合プラズマガス条件にてSi粉末(粒子径:10μm~30μm)を溶射した。これにより、負極集電体1aの片面に厚みが約10μmの溶射膜である負極活物質層1bを有する負極1を作製した。
使用した負極活物質の質量を、形成した負極活物質層1bの厚み方向における投影面積(cm2)で除することにより、活物質質量を求めた。また、負極活物質の質量を、負極活物質層1bの体積(cm3)で除することにより、負極密度(負極活物質密度)を求めた。
負極活物質層1bの負極集電体1aとは反対側の面が露出した状態で、直径10mmの円筒形の金型をセットし、金型内の負極活物質の上面に、リチウムイオン伝導性の固体電解質であるLi2S(75mol%)-P2S5(25mol%)固溶体(組成:Li3PS4)粉末を載せた後、厚み方向に1000MPaの圧力で加圧することにより、負極活物質層と固体電解質層とから構成される2層成形体を形成した。つまり、負極活物質層は1000MPaの圧力で加圧されたことになる。固体電解質層の厚みは400μmであった。
上記(b)で得られた2層成形体の固体電解質層側の表面に、対極の活物質層としてのInLi0.8合金箔を配置するとともに、合金箔上に対極の集電体としてステンレス鋼箔(厚み:10μm)を配置した。そして、合金箔および集電体と上記の2層成形体との積層体に、厚み方向に100MPaの圧力を加えた。これにより、合金箔の活物質層と集電体とからなる対極を形成するとともに、対極と固体電解質層3とを圧着させた。このようにして、試験セル(二電極式全固体電池)を作製した。そして、得られた試験セルは、拘束治具を用いて、各層の厚み方向に600kgf/cm2(≒58.8MPa)の圧力が加わるように拘束した。
なお、試験セルにおいて、活物質層と、負極活物質層1bとの互いの対向面は、同じ面積である。同様に、対極の活物質層および負極活物質層1bと、固体電解質層3との互いの対向面は、同じ面積である。
上記(1)で得られた試験セルまたは負極1を用いて、下記の手順で、評価を行った。
(a)負極活物質層の歪み含有率
負極1の負極活物質層1b(Si溶射膜)についてラマン散乱スペクトルを測定した(圧力=0MPa)。また、負極1を、厚み方向に300MPa、500MPa、または1000MPaの圧力で加圧した後、負極活物質層1bについてラマン散乱スペクトルを測定した。参照用に負極活物質の原料として用いたSi粉末、およびSi単結晶のそれぞれを用いて負極活物質層を形成し、ラマン散乱スペクトルを測定した(圧力=0MPa)。Si粉末については、厚み方向に1000MPaの圧力で加圧した後の負極活物質層についてもラマン散乱スペクトルを測定した。圧力=0MPaの場合のSi溶射膜、Si粉末、およびSi単結晶の各ラマン散乱スペクトルを図2に示す。また、圧力=1000MPaの場合のSi溶射膜およびSi粉末の各ラマン散乱スペクトルを圧力=0MPaの場合のラマン散乱スペクトルとともに、図3に示す。図2および図3中、括弧内の数値は、負極活物質層を加圧した際の圧力である。また、各ラマン散乱スペクトルにおける各ピークの中心波数、半値幅、および面積割合を表1に示す。なお、ラマン散乱スペクトル測定には、日本分光社製のNRS-3300を用いた。光源には、半導体レーザーの532nm線を用いた。スペクトル測定は、中心波数2250cm-1、露光時間10秒、積算回数10回、およびスリット0.01×6mmの条件で行った。
結果を表2に示す。
負極1の断面のSEM-BEI画像から、既述の手順で、負極活物質層の空隙率を求めた。なお、空隙率は、作製した負極1に厚み方向に加圧することなく求めた(圧力=0MPa)。
負極1の負極活物質層1bから負極活物質を所定量取り出し、粉末X線回折パターンを測定した。原料として用いたSi粉末についても、同様にして、X線回折パターンを測定した。得られたX線回折パターンから、既述の手順で結晶子サイズを算出した。
なお、X線回折パターンの測定は、リガク社製UltimaIVにより、X線源としてCu-Kα線を用いるとともに、平行ビームを用いて、FT法で行った。測定の際には、回折角2θ=10°~90°の範囲で、スキャンステップ0.01°にて、積算時間5secの速度で走査した。
負極1の負極活物質層1b表面に、導電性ペーストを塗布し、乾燥させることにより電気伝導度測定用のサンプルを作製した。ただし、サンプルは、厚み方向に加圧することなく作製した(圧力=0MPa)。ステンレス鋼(SUS304)製のパンチを有する冶具を用いて、負極活物質層1bの厚み方向に、600kgf/cm2(≒58.8MPa)の圧力が加わるようにサンプルを拘束した。拘束したサンプルに対して0.2V~1.0Vの範囲で直流電圧を印加し、電流値を測定した。電圧値と得られた電流値とから抵抗値R(Ω)を求め、この抵抗値を用いて下記式より電気伝導度を算出した。
電気伝導度(単位:S/cm)=(1/R)×(Tn/Sn)
(式中、Tnは、負極活物質層1bの厚み(cm)であり、Snは、負極活物質層1bの厚み方向への投影面積(cm2)である。)
上記(1)で得られた試験セルを25℃の恒温槽内に配置し、温度を維持しながら、0.1mA/cm2の定電流にて-0.6V~1.5Vの電圧範囲で、初期充放電容量を測定した。このときの放電容量を充電容量で除することにより、充放電効率を求めた。
上記の充放電を、50サイクル繰り返し、50サイクル目の放電容量を求めた。また、初期放電容量を100%としたときの50サイクル目の放電容量の比率(容量維持率)を求めた。
負極集電体として、Cu箔(厚み:30μm)を用いるとともに、負極活物質層の厚みが約20μmとなるように溶射を行なったこと以外は、実施例1と同様に、負極および試験セルを作製し、評価を行った。
負極集電体として、Cu箔(厚み:30μm)を用いるとともに、負極活物質層の厚みが約30μmとなるように溶射を行なったこと以外は、実施例1と同様に、負極および試験セルを作製し、評価を行った。
負極活物質層の厚みが約13μmとなるように溶射を行なったこと以外は、実施例1と同様に、負極および試験セルを作製し、評価を行った。評価(e)については、負極の容量が、ケイ素単体の理論容量(4200mAh/g)に対し、59.0%となるようにケイ素へのリチウムイオン挿入量を規制した。
負極活物質層の厚みが約15μmとなるように溶射を行なったこと以外は、実施例1と同様に、負極および試験セルを作製し、評価を行った。評価(e)については、負極の容量が、ケイ素単体の理論容量(4200mAh/g)に対し、36.5%となるようにケイ素へのリチウムイオン挿入量を規制した。
固体電解質層3を形成する際の厚み方向への加圧の圧力(つまり、負極活物質層に加わる圧力)を表4に示すように変更した。これ以外は、実施例1と同様に、試験セルを作製し、評価を行った。
固体電解質層3を形成する際の厚み方向への加圧の圧力(つまり、負極活物質層に加わる圧力)を表4に示すように変更した。これ以外は、実施例2と同様に、試験セルを作製し、評価を行った。
固体電解質層3を形成する際の厚み方向への加圧の圧力(つまり、負極活物質層に加わる圧力)を表4に示すように変更した。これ以外は、実施例3と同様に、試験セルを作製し、評価を行った。
溶射により負極活物質層を形成する代わりに、次のようにして負極活物質層を形成した。
まず、ケイ素単体粉末(平均粒子径D50:5μm)とLi2S(75mol%)-P2S5(25mol%)固溶体(組成:Li3PS4)とを、6:4の質量比で混合することにより混合物を得た。この混合物を、負極集電体の片面に載せ、1000MPaの圧力で圧縮成形することにより負極活物質層を形成した。負極活物質層の厚みは約30μmとした。
このようにして作製した負極を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、試験セルを作製し、評価を行った。評価(e)のサイクル後の放電容量および容量維持率については、充放電を10サイクル繰り返した後に評価した。
混合物に代えて、ケイ素単体粉末(平均粒子径D50:5μm)を用いたこと以外は、比較例1と同様に負極を作製した。得られた負極を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、試験セルを作製し、評価を行った。評価(e)のサイクル後の放電容量および容量維持率については、充放電を10サイクル繰り返した後に評価した。
実施例および比較例の負極の物性や評価結果を表3~表5に示す。実施例1~11はA1~A11であり、比較例1~2はB1~B2である。なお、表4中の歪み含有率は、負極1について求めた値である。
Claims (9)
- 負極集電体の表面に、リチウムと可逆的に合金化する金属を溶射して、前記金属を含み、かつ10μmよりも大きく50μm以下の厚みを有する負極活物質層を形成することにより負極を得る工程と、
前記負極と、正極と、前記負極および前記正極の間に介在する固体電解質層とを備える電極群を得る工程と、
を備える全固体電池の製造方法であって、
前記固体電解質層は、無機固体電解質を含み、
前記金属は、ケイ素単体であり、
少なくとも前記負極を500MPa以上の圧力で加圧する工程を含む、
全固体電池の製造方法。 - さらに、前記負極および前記正極のいずれか一方の電極の表面に固体電解質層を形成する工程を備え、
前記電極群を得る工程において、前記固体電解質層の表面に他方の電極を積層または形成する、請求項1に記載の全固体電池の製造方法。 - 前記負極活物質層は、前記金属の結晶子を含み、
前記結晶子のサイズは、700Å以下である、請求項1または2に記載の全固体電池の製造方法。 - 前記負極活物質層の空隙率は、5体積%以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載の全固体電池の製造方法。
- 前記負極の電気伝導度は、1×10-4S/cm以上である、請求項1~4のいずれか1項に記載の全固体電池の製造方法。
- 前記負極活物質層の厚みは、13μm以上15μm以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の全固体電池の製造方法。
- 前記全固体電池において、ケイ素利用率が、40%以上である、請求項1~6のいずれか1項に記載の全固体電池の製造方法。
- 前記無機固体電解質は、硫化物を含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の全固体電池の製造方法。
- 前記硫化物は、Li2S-P2S5固溶体である、請求項8に記載の全固体電池の製造方法。
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