JP7365737B1 - 歯列改善トレーニング支援装置及び歯列改善トレーニング支援プログラム、並びに、呼吸改善トレーニング支援装置及び呼吸改善トレーニング支援プログラム - Google Patents
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Description
また、本発明の呼吸改善トレーニング支援装置は、対象者の呼吸に関係する身体状態に関する診察結果、問診結果及び担当者が測定することによって数値として得られた測定結果を取得する身体状態取得部と、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果に基づいて、呼吸改善のためのトレーニングの内容を設定するトレーニング設定部と、を備え、記憶部には、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果と、前記トレーニングの内容としての対象及び種類と、が関連付けて記憶されており、前記トレーニング設定部は、取得された前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果を用いて前記記憶部を参照することによって、前記記憶部に記憶された前記トレーニングの中から前記対象者のための前記トレーニングの対象及び種類を設定し、前記トレーニング設定部は、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果に含まれる前記身体状態のグレードに基づいて、前記トレーニングの内容を設定し、前記測定結果は、オーバーバイト、オーバージェット、インディケーターライン、最大開口量、スポット開口量、スポット開口率、呼気二酸化炭素濃度、血中酸素飽和度、呼吸数、口唇閉鎖不全、鼻から上唇の長さ、及び、下唇厚みの少なくとも一つを含み、前記スポット開口率は、最大開口量に対するスポット開口量の割合であり、前記最大開口量は、最大開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離であり、前記スポット開口量は、上顎の前歯の裏に舌をつけた状態での開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離であることを特徴とする。
また、本発明によると、呼吸に関係する身体状態の測定結果、診察結果及び問診結果に基づいてトレーニングを設定するので、対象者に対して好適な呼吸改善トレーニングを提案することができる。
端末装置10は、操作部11と、撮影部12と、通知部13と、制御部14と、を備える。操作部11は、キーボード、マウス、タッチパネル等によって構成されており、ユーザ(トレーニングの対象者又はその保護者)による操作結果を制御部14へ出力する。撮影部12は、カメラ、マイク等によって構成されており、撮影結果(音声付き動画等)を制御部14へ出力する。通知部13は、スピーカ、モニタ等によって構成されており、制御部14による制御に基づいて音声を出力したり画像を表示したりする。
測定装置20は、担当者(歯科医師等)の操作に基づいて対象者の歯列に関係する身体状態(口腔状態等)を測定し、測定結果を歯列改善トレーニング支援装置30へ送信する。
歯列改善トレーニング支援装置30は、操作部31と、通知部32と、制御部33と、を備える。操作部31は、キーボード、マウス、タッチパネル等によって構成されており、ユーザ(担当者)による操作結果を制御部33へ出力する。通知部32は、スピーカ、モニタ等によって構成されており、制御部33による制御に基づいて音声を出力したり画像を表示したりする。
記憶部33aは、トレーニング内容データベース33a1と、トレーニング動画データベース33a2と、トレーニング実行状況データベース33a3と、を備える。
トレーニング内容データベース33a1には、歯列改善のためのトレーニングの内容として、対象と、種類と、が関連付けて記憶されている。トレーニングの対象としては、例えば、舌、呼吸・睡眠、口唇、頬、嚥下・咀嚼、発音、姿勢等が挙げられる。トレーニングの種類は、トレーニングの対象ごとに複数(例えば10種類前後)設けられている。
トレーニング動画データベース33a2には、トレーニングの内容としての対象及び種類と、モデルが実行した当該トレーニングを撮影したトレーニング動画と、が関連付けて記憶されている。
トレーニング実行状況データベース33a3には、対象者のID(氏名、端末装置10のID(メールアドレス、SNSのアカウント等)等)と、当該対象者が実行したトレーニングを撮影したトレーニング実行動画と、が関連付けて記憶されている。また、トレーニング実行状況データベース33a3には、対象者のIDと、当該対象者に対して設定されたトレーニングの内容と、が関連付けて記憶されている。
身体状態取得部33bは、担当者による操作部31の操作結果として、対象者のID並びに、当該対象者の歯列に関係する身体状態(口腔状態等)の測定結果、診察結果及び問診結果を取得する。身体状態取得部33bは、取得された対象者のID及び各種結果をトレーニング設定部33dへ出力したり、トレーニング実行状況データベース33a3に記憶させたりする。また、身体状態取得部33bは、測定装置20の測定結果として、対象者のID及び当該対象者の歯列に関係する身体状態(口腔状態等)の測定結果を取得する。身体状態取得部33bは、取得された対象者のID及び測定結果をトレーニング設定部33dへ出力したり、トレーニング実行状況データベース33a3に記憶させたりする。
図2及び図3は、身体状態入力用画面の一例を示す模式図である。担当者は、身体状態入力用画面が通知部32に表示された状態で操作部31を操作することによって、身体状態を入力する。図2及び図3に示すように、身体状態は、身体状態の種類41と、当該種類41の状態(良い/悪い)を段階的に示すグレード42と、を含む。
身体状態としての測定結果は、測定装置20を用いた測定、検査等によって身体状態を数値化したものである。測定結果としては、オーバーバイトA1、オーバージェットA2、インディケーターラインA3、最大開口量A4、スポット開口量A5、スポット開口率(パーセント)A6、呼気二酸化炭素濃度A7、血中酸素飽和度A8、呼吸数A9、口唇閉鎖不全A10、口唇圧A11、鼻から上唇の長さA12、下唇厚みA13が挙げられる。
身体状態としての診察結果は、担当者(歯科医師等)による対象者の診察によって身体状態をグレード分類したものである。診察結果としては、上顎歯列B1、下顎歯列B2、正中のズレB3、不正咬合の分類B4、先天欠如B5、過剰歯B6、顔面B7、安静時舌位B8、舌小帯B9、姿勢B10、安静時口唇B11、頬B12、嚥下B13、発音B14、TMD(Temporo Mandibular Disorders、側頭舌顎部障害)B15、幅B16が挙げられる。
身体状態としての問診結果は、担当者(歯科医師等)による対象者又はその保護者への問診によって身体状態(測定結果や診察結果に含まれない日常生活における身体状態)をグレード分類したものである。問診結果としては、呼吸C1、いびきC2、歯ぎしりC3、習癖C4、アレルギーC5が挙げられる。
トレーニング実行状況取得部33cは、端末装置10によって送信された、対象者のID及び当該対象者のトレーニング実行状況を取得する。トレーニング実行状況としては、操作部11の操作結果としてのトレーニングの対象及び種類と実際の実行結果(負荷、1セットあたりの回数又は秒数、1日又は1週間あたりの頻度)、撮影部12の撮影結果としてのトレーニング実行動画が挙げられる。トレーニング実行状況取得部33cは、取得された対象者のID及びトレーニング実行状況(ドレーニング実行動画等)を、トレーニング実行状況データベース33a3に記憶させる。
トレーニング設定部33dは、身体状態取得部33bから出力された身体状態の測定結果、診察結果及び問診結果を取得する。トレーニング設定部33dは、取得された測定結果、診察結果及び問診結果を用いてトレーニング内容データベース33a1を参照することによって、対象者に必要なトレーニングの内容(対象及び種類)を設定する。トレーニング設定部33dは、取得された測定結果、診察結果及び問診結果のグレードに応じて、対象者に必要なトレーニングの内容(負荷、1セットあたりの回数又は秒数、セット数、1日又は1週間あたりの頻度)を設定する。トレーニング設定部33dは、設定されたトレーニングの内容に対応するトレーニング動画をトレーニング動画データベース33a2から読み出し、設定されたトレーニングの内容及びドレーニング動画を、対応する対象者の端末装置10へ送信する。
続いて、本発明の実施形態に係る歯列改善トレーニング支援システム1による歯列改善トレーニングの動作例について、図5のフローチャートを参照して説明する。
初診時において、担当者は、対象者に対して測定、診察及び問診を実行する(ステップS1)。歯列改善トレーニング支援装置30の身体状態取得部33bは、対象者の身体状態として、測定結果、診察結果及び問診結果を取得する。トレーニング設定部33dは、取得された測定結果、診察結果及び問診結果を用いてトレーニング内容データベース33a1を参照し、参照結果に基づいて対象者のための第一のトレーニングT1の内容を設定する(ステップS2)。第一のトレーニングT1は、4週間分のトレーニングの内容を含み、1週間ごとの第一のトレーニングT1-1~T1-4によって構成されている。本実施形態において、各週の第一のトレーニングT1-1~T1-4は、同一の内容に設定されているが、異なる内容に設定されていてもよい。ステップS2とステップS3との間には、歯列改善トレーニングを実行するかしないかの返事を対象者から貰うための期間(例えば、約1か月)を設定することが可能である。
対象者は、設定された第一のトレーニングT1(T1-1~T1-4)を実行する(ステップS3)。1週間分の第一のトレーニングT1を実行した翌週の初日に、担当者は、対象者に対して測定、診察及び問診を実行する。歯列改善トレーニング支援装置30の身体状態取得部33bは、対象者の身体状態として、測定結果、診察結果及び問診結果を取得する。担当者は、測定結果、診察結果及び問診結果、並びに、トレーニングの実行状況の少なくとも一つに基づいて、対象者へトレーニングに関するアドバイスを行う。また、トレーニング設定部33dは、測定結果、診察結果及び問診結果、並びに、トレーニングの実行状況の少なくとも一つに基づいて、未実行の第一のトレーニングT1の内容を修正する構成であってもよい。
第一のトレーニングT1の終了後の通院時において、担当者は、対象者に対して測定、診察及び問診を実行する(ステップS4)。歯列改善トレーニング支援装置30の身体状態取得部33bは、対象者の身体状態として、測定結果、診察結果及び問診結果を取得する。トレーニング設定部33dは、測定結果、診察結果及び問診結果の少なくとも一つに基づいて、舌小帯リリースの必要性を判定する(ステップS5A)。本実施形態において、トレーニング設定部33dは、スポット開口率が80%以上である場合に、舌小帯リリースは不要であると判定し、スポット開口率が80%未満である場合に、舌小帯リリースは必要であると判定する。
第二のトレーニングT2の終了後の通院時において、担当者は、対象者に対して測定、診察及び問診を実行する(ステップS8)。歯列改善トレーニング支援装置30の身体状態取得部33bは、対象者の身体状態として、測定結果、診察結果及び問診結果を取得する。トレーニング設定部33dは、測定結果、診察結果及び問診結果の少なくとも一つに基づいて、拡大床の必要性を判定する(ステップS9)。本実施形態において、トレーニング設定部33dは、幅B16における「D-D」又は「6-6」の値がそれに対応する閾値以上である場合に、拡大床は不要であると判定し、幅B16における「D-D」又は「6-6」の値がそれに対応する閾値未満である場合に、拡大床は必要であると判定する。
トレーニング設定部33dは、複数の対象者のガントチャートを生成し、生成されたガントチャートを通知部32に表示させる。図6に示すように、ガントチャート60は、対象者(受講生)のID(氏名)61と、トレーニングの状態(トレーニング中、トレーニング中断、トレーニング終了)62と、当該トレーニングの終了日63と、トレーニングの進行状況を示すチャート64と、が関連付けられたものである。
各トレーニングT1~T3の期間のそれぞれにおいて、身体状態取得部33bは、取得された対象者の身体状態(測定結果、診察結果及び問診結果)を、当該対象者のトレーニング実行状況と関連付けてトレーニング実行状況データベース33a3に記憶させる。トレーニング設定部33dは、トレーニング実行状況取得部33cによって取得されてトレーニング実行状況データベース33a3を参照することによって、トレーニング実行状況取得部33cによって取得されたトレーニングの実行状況と、身体状態取得部33bによって取得された身体状態すなわちトレーニングによる身体状態の改善結果と、を用いて、対象者ごとに好適なトレーニング内容を設定して提案する。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、身体状態の測定結果、診察結果及び問診結果に基づいてトレーニングの内容を設定するので、対象者に対して好適な歯列改善トレーニングを提案することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、身体状態と関連付けられたトレーニングの対象及び種類の中からトレーニングの対象及び種類を選択して設定するので、対象者に対して好適な対象及び内容を含む歯列改善トレーニングを提案することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、身体状態のグレードに基づいてトレーニングの内容を設定するので、例えば、グレードが悪い対象者に対してトレーニングの負荷、1セットあたりの回数又は秒数、セット数、頻度を大きく設定することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、歯列改善のための舌小帯リリースの必要性に応じて好適な歯列改善トレーニングを提案することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、歯列改善のための舌小帯リリースの必要性を好適に判定することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置は、歯列改善のための拡大床を用いた矯正の必要性に応じて好適な歯列改善トレーニングを提案することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置は、歯列改善のための拡大床を用いた矯正の必要性を好適に判定することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、対象者に対応する端末装置10へトレーニングの内容を送信するので、自宅等での歯列改善トレーニングの実行を好適に支援することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、対象者に対応する端末装置10へトレーニング動画を送信するので、自宅等での歯列改善トレーニングの実行を好適に支援することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置は、対象者に対して歯列改善トレーニングの進行状況を示し、モチベーションの維持及び向上を図ることができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置は、実際に実行されたトレーニングに基づいた、担当者によるアドバイスを可能にする。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置は、実際に実行されたトレーニングの動画に基づいた、担当者によるアドバイスを可能にする。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、前回のトレーニング実行状況を今回のトレーニング内容に反映させるので、例えば対象者が苦手であったり効果が出ていなかったりするトレーニングを辞め、異なるトレーニングを提案することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、身体状態、ひいては歯列を好適に改善することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、数値化可能な身体状態を測定によって取得し、かかる身体状態に基づいて、トレーニングを好適に設定することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、数値化困難な身体状態を診察によって取得し、かかる身体状態に基づいて、トレーニングを好適に設定することができる。
したがって、歯列改善トレーニング支援装置30は、診察では分からない日常の身体状態を問診によって取得し、かかる身体状態に基づいて、トレーニングを好適に設定することができる。
したがって、呼吸改善トレーニング支援装置は、身体状態の測定結果、診察結果及び問診結果に基づいてトレーニングの内容を設定するので、対象者に対して好適な呼吸改善トレーニングを提案することができ、特に対象者が子供である場合には、呼吸の改善によって健全な成長を促進することができる。
10 端末装置
20 測定装置
30 歯列改善トレーニング支援装置(呼吸改善トレーニング支援装置)
33a 記憶部
33b 身体状態取得部
33c トレーニング実行状況取得部
33d トレーニング設定部
Claims (19)
- 対象者の歯列に関係する身体状態に関する診察結果、問診結果及び担当者が測定することによって数値として得られた測定結果を取得する身体状態取得部と、
前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果に基づいて、歯列改善のためのトレーニングの内容を設定するトレーニング設定部と、
を備え、
記憶部には、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果と、前記トレーニングの内容としての対象及び種類と、が関連付けて記憶されており、
前記トレーニング設定部は、取得された前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果を用いて前記記憶部を参照することによって、前記記憶部に記憶された前記トレーニングの中から前記対象者のための前記トレーニングの対象及び種類を設定し、
前記トレーニング設定部は、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果に含まれる前記身体状態のグレードに基づいて、前記トレーニングの内容を設定し、
前記測定結果は、オーバーバイト、オーバージェット、インディケーターライン、最大開口量、スポット開口量、スポット開口率、呼気二酸化炭素濃度、血中酸素飽和度、呼吸数、口唇閉鎖不全、鼻から上唇の長さ、及び、下唇厚みの少なくとも一つを含み、
前記スポット開口率は、最大開口量に対するスポット開口量の割合であり、
前記最大開口量は、最大開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離であり、
前記スポット開口量は、上顎の前歯の裏に舌をつけた状態での開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離である
ことを特徴とする歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング設定部は、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果の少なくとも一つに基づいて、舌小帯リリースの必要性を判定し、前記舌小帯リリースの必要性に基づいて、前記トレーニングを設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング設定部は、前記測定結果としての前記スポット開口率に基づいて、前記舌小帯リリースの必要性を判定する
ことを特徴とする請求項2に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング設定部は、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果の少なくとも一つに基づいて、拡大床の必要性を判定し、前記拡大床の必要性に基づいて、前記トレーニングを設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング設定部は、前記測定結果としての幅に基づいて、前記拡大床の必要性を判定し、
前記幅は、上顎における左右の同一番号の臼歯間の距離である
ことを特徴とする請求項4に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング設定部は、設定された前記トレーニングの内容を、前記対象者に対応する端末装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング設定部は、前記トレーニングの内容に関する動画を前記端末装置へ送信する
ことを特徴とする請求項6に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング設定部は、設定された前記トレーニングに関するガントチャートを生成し、生成された前記ガントチャートを前記対象者に対応する端末装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記対象者による前記トレーニングの実行状況を取得するトレーニング実行状況取得部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング実行状況取得部は、前記トレーニングの実行状況として、当該実行状況が撮影された動画を取得する
ことを特徴とする請求項9に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニング設定部は、前回の前記トレーニングの実行状況に基づいて、今回の前記トレーニングの内容を設定する
ことを特徴とする請求項9に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記トレーニングの内容としての対象は、舌、呼吸・睡眠、口唇、頬、嚥下・咀嚼、発音、及び、姿勢の少なくとも一つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記診察結果は、上顎歯列、下顎歯列、正中のズレ、不正咬合の分類、先天欠如、過剰歯、顔面、安静時舌位、舌小帯、姿勢、安静時口唇、頬、嚥下、発音、側頭舌顎部障害、及び、上顎における左右の同一番号の臼歯間の距離の少なくとも一つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 前記問診結果は、呼吸、いびき、歯ぎしり、習癖、及び、アレルギーの少なくとも一つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の歯列改善トレーニング支援装置。 - 対象者の歯列に関係する身体状態に関する測定結果、診察結果及び問診結果を取得する身体状態取得部と、
前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果に基づいて、歯列改善のためのトレーニングの内容を設定するトレーニング設定部と、
を備え、
前記トレーニング設定部は、前記測定結果としてのスポット開口率に基づいて、舌小帯リリースの必要性を判定し、前記舌小帯リリースの必要性に基づいて、前記トレーニングを設定し、
前記スポット開口率は、最大開口量に対するスポット開口量の割合であり、
前記最大開口量は、最大開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離であり、
前記スポット開口量は、上顎の前歯の裏に舌をつけた状態での開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離である
ることを特徴とする歯列改善トレーニング支援装置。 - コンピュータを、請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の歯列改善トレーニング支援装置として機能させる、歯列改善トレーニング支援プログラム。
- 対象者の呼吸に関係する身体状態に関する診察結果、問診結果及び担当者が測定することによって数値として得られた測定結果を取得する身体状態取得部と、
前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果に基づいて、呼吸改善のためのトレーニングの内容を設定するトレーニング設定部と、
を備え、
記憶部には、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果と、前記トレーニングの内容としての対象及び種類と、が関連付けて記憶されており、
前記トレーニング設定部は、取得された前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果を用いて前記記憶部を参照することによって、前記記憶部に記憶された前記トレーニングの中から前記対象者のための前記トレーニングの対象及び種類を設定し、
前記トレーニング設定部は、前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果に含まれる前記身体状態のグレードに基づいて、前記トレーニングの内容を設定し、
前記測定結果は、オーバーバイト、オーバージェット、インディケーターライン、最大開口量、スポット開口量、スポット開口率、呼気二酸化炭素濃度、血中酸素飽和度、呼吸数、口唇閉鎖不全、鼻から上唇の長さ、及び、下唇厚みの少なくとも一つを含み、
前記スポット開口率は、最大開口量に対するスポット開口量の割合であり、
前記最大開口量は、最大開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離であり、
前記スポット開口量は、上顎の前歯の裏に舌をつけた状態での開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離である
ことを特徴とする呼吸改善トレーニング支援装置。 - 対象者の呼吸に関係する身体状態に関する測定結果、診察結果及び問診結果を取得する身体状態取得部と、
前記測定結果、前記診察結果及び前記問診結果に基づいて、呼吸改善のためのトレーニングの内容を設定するトレーニング設定部と、
を備え、
前記トレーニング設定部は、前記測定結果としてのスポット開口率に基づいて、舌小帯リリースの必要性を判定し、前記舌小帯リリースの必要性に基づいて、前記トレーニングを設定し、
前記スポット開口率は、最大開口量に対するスポット開口量の割合であり、
前記最大開口量は、最大開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離であり、
前記スポット開口量は、上顎の前歯の裏に舌をつけた状態での開口時の上の前歯の切端と下の前歯の切端との間の距離である
ことを特徴とする呼吸改善トレーニング支援装置。 - コンピュータを、請求項17又は請求項18に記載の呼吸改善トレーニング支援装置として機能させる、呼吸改善トレーニング支援プログラム。
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JP2024150986A (ja) | 2024-10-24 |
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