JP7360865B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
[形態1]セキュリティシステムに用いられる無線通信システムであって、内蔵電池を有し、無線通信を実行可能な携帯装置と、前記携帯装置と前記無線通信を行うことで前記携帯装置の認証情報を取得可能であり、取得した前記認証情報を、前記携帯装置の認証を実行する前記セキュリティシステムの制御装置に送信する設置装置と、を備え、前記携帯装置は、前記無線通信を実行可能な携帯装置側無線通信部と、前記携帯装置の振動の大きさを検出する振動検出部と、前記携帯装置の振動状態について、第1状態から、前記第1状態に比べて前記検出された振動の大きさが小さい第2状態に変化し、前記第2状態が予め定められた閾値期間以下の期間継続した後に、前記第1状態に変化した場合に、前記認証情報を、前記携帯装置側無線通信部を介して出力する認証情報送信部と、を有し、前記設置装置は、前記無線通信を実行可能な設置装置側無線通信部と、前記認証情報を受信した場合に、前記認証情報を前記制御装置に送信する認証情報中継部と、を有する、セキュリティシステムに用いられる無線通信システム。
この形態のセキュリティシステムに用いられる無線通信システムによれば、携帯装置の振動状態が、第1状態から、第1状態における振動の大きさに比べて予め定められた大きさ以上相違する振動の大きさを有する第2状態に変化し、第2状態が予め定められた閾値期間以下の期間継続した後に、第1状態に変化した場合に、認証情報を出力する。このため、その他の場合にも認証情報を出力する構成に比べて、認証情報の出力に起因する携帯装置の電池消耗を抑制できる。一般に、設置装置は、玄関などのセキュリティを確保すべき対象の領域の入口のドア付近に設けられている。このため、ユーザがかかる領域に進入しようとする場合、ドアに向かう歩行によって携帯装置の振動状態は第1状態となる。その後、ドアを開くための操作、例えば、鍵孔に鍵を挿入して回す、或いはドアノブを回すなどの操作を行うためにユーザが立ち止まると、振動状態は第2状態となり、かかる状態が閾値期間以下の比較的短い期間継続した後にドアが開くと、ユーザは歩行を再開するために振動状態は再び第1状態となる。したがって、このような振動状態の変化は、ユーザがセキュリティを確保すべき対象の領域に進入していることを示している可能性が高い。また、例えば、携帯装置と鍵とがキーホルダでまとめられている場合など携帯装置が鍵と一緒になって携帯されている場合、ユーザが鍵孔に鍵を挿入して回す短い時間において携帯装置は大きく振動し、その前後では携帯装置の振動は小さい。したがって、かかる場合においても、上記の振動状態の変化は生じることとなる。したがって、上記形態の無線通信システムによれば、セキュリティを確保すべき対象の領域への進入時のような認証情報を出力すべき状況において認証情報を出力でき、ユーザの利便性を向上できる。他方、上述の振動状態の変化が無い場合には、ユーザがセキュリティを確保すべき対象の領域に進入しようとしておらず、認証情報を出力する必要性は低い。上記形態の無線通信システムによれば、このような場合には認証情報は出力されないため、携帯装置の認証情報を送信する必要のないタイミングで認証情報を送信して電池が無駄に消耗されることを抑制できる。
(2)上記形態の無線通信システムにおいて、前記第2状態における振動の大きさは、前記第1状態における振動の大きさに比べて小さくてもよい。
この形態の無線通信システムによれば、ドアを開くための操作、例えば、鍵孔に鍵を挿入して回したりドアノブを回したりするなどの操作の間、短時間だけユーザが立ち止まり、その前後においてはユーザが歩行するような状況において、認証情報を出力することができる。すなわち、設置装置がセキュリティを確保すべき対象の領域の出入口のドア近傍に設置されている場合に、設置装置に認証情報を受信させることができる。
(3)上記形態の無線通信システムにおいて、前記振動検出部は、複数軸の各軸方向の振動の大きさを検出し、前記認証情報送信部は、前記複数軸のうち、少なくとも1つの軸についての振動状態が、前記第1状態から前記第2状態に変化し、前記第2状態が前記閾値期間以下の期間継続した後に前記第1状態に変化した場合に、前記認証情報を、前記携帯装置側無線通信部を介して出力してもよい。
ユーザが携帯装置を所持する際の携帯装置の姿勢によっては、複数軸のうちの一部の軸については、ユーザが歩行し、セキュリティを確保すべき対象の領域の出入口のドアの近傍で短時間立ち止まり、その後歩行を再開する場合においても、予め定められた大きさよりも大きな振動の変化が生じないことが生じ得る。しかし、この形態の無線通信システムによれば、認証情報送信部は、複数軸のうち、少なくとも1つの軸についての振動状態が、第1状態から第2状態に変化し、第2状態が閾値期間以下の期間継続した後に第1状態に変化した場合に、認証情報を出力するので、ユーザが歩行し、セキュリティを確保すべき対象の領域の出入口のドアの近傍で短時間立ち止まり、その後歩行を再開する場合に、認証情報が出力されないことを抑制できる。
(4)上記(3)の形態の無線通信システムにおいて、前記認証情報送信部は、前記複数軸のうち、すべての軸についての振動状態が、前記第1状態から前記第2状態に変化し、前記第2状態が前記閾値期間以下の期間継続した後に前記第1状態に変化した場合に、前記認証情報を、前記携帯装置側無線通信部を介して出力してもよい。
この形態の無線通信システムによれば、認証情報送信部は、複数軸のうち、すべての軸についての振動状態が、前記第1状態から前記第2状態に変化し、前記第2状態が前記閾値期間以下の期間継続した後に前記第1状態に変化した場合に認証情報を出力するので、ユーザが歩行し、セキュリティを確保すべき対象の領域の出入口のドアの近傍で短時間立ち止まり、その後歩行を再開する状況である可能性が高い場合にのみ認証情報を出力できる。このため、認証情報の無駄な出力を、より抑制できる。
(5)上記(1)から(3)までのいずれかに記載の無線通信システムにおいて、前記振動検出部は、複数軸の各軸方向の振動の大きさを検出し、前記振動状態は、前記複数の軸のうちの各軸についての振動の大きさの合計値で示される状態であり、前記認証情報送信部は、前記合計値が、前記第1状態に対応する値から前記第2状態に対応する値に変化し、前記第2状態に対応する値を前記閾値期間以下の期間継続した後に前記第1状態に対応する値に変化した場合に、前記認証情報を、前記携帯装置側無線通信部を介して出力してもよい。
この形態の無線通信システムによれば、複数の軸のうちの各軸についての振動の大きさの合計値が第1状態に対応する値から第2状態に対応する値に変化し、第2状態に対応する値を閾値期間以下の期間継続した後に第1状態に対応する値に変化した場合に、認証情報を出力するので、ユーザが歩行し、セキュリティを確保すべき対象の領域の出入口のドアの近傍で短時間立ち止まり、その後歩行を再開する状況である可能性が高い場合にのみ認証情報を出力できる。このため、認証情報の無駄な出力を、より抑制できる。また、ユーザが携帯装置を所持する際の携帯装置の姿勢によっては、複数軸のうちの一部の軸については、ユーザが歩行し、セキュリティを確保すべき対象の領域の出入口のドアの近傍で短時間立ち止まり、その後歩行を再開する場合においても、予め定められた大きさよりも大きく相違する振動の変化が生じないことが生じ得る。しかし、上記形態の無線通信システムによれば、複数の軸のうちの各軸についての振動の大きさの合計値を利用するため、ユーザが歩行し、セキュリティを確保すべき対象の領域の出入口のドアの近傍で短時間立ち止まり、その後歩行を再開する場合に、認証情報が出力されないことを抑制できる。
A1.システム構成:
図1は、本開示の一実施形態としての無線通信システム10の概略構成および利用シーンを模式的に示す説明図である。無線通信システム10は、携帯装置100と設置装置200とを備え、セキュリティシステムにおいて用いられる。本実施形態において、セキュリティシステムは、住居等の家屋内の異常を検出して報知などの対処を行う、いわゆるホームセキュリティシステムである。携帯装置100は、内蔵電池により給電されて駆動し、ユーザにより携帯される。設置装置200は、本実施形態では、玄関に設置されている。なお、設置とは、玄関に取り付けられているだけでなく、棚に置かれていてもよい。
図3は、第1実施形態の認証情報出力制御処理が実行された場合に認証情報が出力されるケースと、比較例において認証情報が出力されるケースとを比較して示す説明図である。先ず、認証情報出力制御処理実行中において認証情報が出力される状況を、図3を用いて説明する。
(B1)第1実施形態における無線通信システム10は、ホームセキュリティシステムに適用されていたが、他の任意の種類のセキュリティシステムに適用されてもよい。例えば、企業において居室や倉庫や機械室等を監視するためのセキュリティシステムに適用されてもよい。
Claims (5)
- セキュリティシステムに用いられる無線通信システムであって、
内蔵電池を有し、無線通信を実行可能な携帯装置と、
前記携帯装置と前記無線通信を行うことで前記携帯装置の認証情報を取得可能であり、取得した前記認証情報を、前記携帯装置の認証を実行する前記セキュリティシステムの制御装置に送信する設置装置と、
を備え、
前記携帯装置は、
前記無線通信を実行可能な携帯装置側無線通信部と、
前記携帯装置の振動の大きさを検出する振動検出部と、
前記携帯装置の振動状態について、第1状態から、前記第1状態に比べて前記検出された振動の大きさが小さい第2状態に変化し、前記第2状態が予め定められた閾値期間以下の期間継続した後に、前記第1状態に変化した場合に、前記認証情報を、前記携帯装置側無線通信部を介して出力する認証情報送信部と、
を有し、
前記設置装置は、
前記無線通信を実行可能な設置装置側無線通信部と、
前記認証情報を受信した場合に、前記認証情報を前記制御装置に送信する認証情報中継部と、
を有する、セキュリティシステムに用いられる無線通信システム。 - 請求項1に記載のセキュリティシステムに用いられる無線通信システムにおいて、
前記第2状態における振動の大きさは、前記第1状態における振動の大きさに比べて小さい、セキュリティシステムに用いられる無線通信システム。 - 請求項1または請求項2に記載のセキュリティシステムに用いられる無線通信システムにおいて、
前記振動検出部は、振動方向を規定するための座標系における複数軸の各軸方向の振動の大きさを検出し、
前記認証情報送信部は、前記複数軸のうち、少なくとも1つの軸についての振動状態が、前記第1状態から前記第2状態に変化し、前記第2状態が前記閾値期間以下の期間継続した後に前記第1状態に変化した場合に、前記認証情報を、前記携帯装置側無線通信部を介して出力する、セキュリティシステムに用いられる無線通信システム。 - 請求項3に記載のセキュリティシステムに用いられる無線通信システムにおいて、
前記認証情報送信部は、前記複数軸のうち、すべての軸についての振動状態が、前記第1状態から前記第2状態に変化し、前記第2状態が前記閾値期間以下の期間継続した後に前記第1状態に変化した場合に、前記認証情報を、前記携帯装置側無線通信部を介して出力する、セキュリティシステムに用いられる無線通信システム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のセキュリティシステムに用いられる無線通信システムにおいて、
前記振動検出部は、振動方向を規定するための座標系における複数軸の各軸方向の振動の大きさを検出し、
前記振動状態は、前記複数軸のうちの各軸についての振動の大きさの合計値で示される状態であり、
前記認証情報送信部は、前記合計値が、前記第1状態に対応する値から前記第2状態に対応する値に変化し、前記第2状態に対応する値を前記閾値期間以下の期間継続した後に前記第1状態に対応する値に変化した場合に、前記認証情報を、前記携帯装置側無線通信部を介して出力する、セキュリティシステムに用いられる無線通信システム。
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JP2017214790A (ja) | 2016-06-01 | 2017-12-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 鍵装置、プログラム及び電気錠システム |
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