JP7336662B2 - Motors, motors for power tools and power tools - Google Patents
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Description
本開示は、一般にモータ、電動工具用モータ及び電動工具に関する。より詳細には、ステータ及びロータを備えるモータ、電動工具用モータ及び電動工具に関する。 The present disclosure relates generally to motors, motors for power tools and power tools. More particularly, the present invention relates to a motor having a stator and a rotor, a power tool motor, and a power tool.
特許文献1には、永久磁石形同期電動機が記載されている。この永久磁石形同期電動機は、磁気センサにより回転子の磁極位置を検出して回転制御する方式の永久磁石形同期電動機において、前記磁気センサが搭載された磁極位置検出基板を、固定子鉄心の端面と固定子巻線の間に配置させている。
特許文献1では、固定子鉄心の端面と固定子巻線の間に磁極位置検出基板を配置させている。
In
本開示は、上記事由に鑑みてなされており、製造コストを安く抑えることができるモータ、電動工具用モータ及び電動工具を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above reasons, and an object of the present disclosure is to provide a motor, a motor for an electric power tool, and an electric power tool that can keep manufacturing costs low.
本開示の一態様に係るモータは、ステータと、ロータと、センサ基板と、を備える。前記ステータは、複数のコイルと、鉄心と、を備える。前記鉄心は、複数のティースと、連結部と、を備える。前記複数のティースは、前記複数のコイルが、各々、インシュレータを介して配置される。前記連結部は、前記コイルよりも前記ロータ側に位置する。前記連結部は、少なくとも一部の隣り合う前記ティースを連結する。前記センサ基板は、前記ロータの回転角度を検出する。前記センサ基板は、前記インシュレータと前記鉄心とで挟まれる位置に配置されている。 A motor according to one aspect of the present disclosure includes a stator, a rotor, and a sensor substrate. The stator includes a plurality of coils and an iron core. The core includes a plurality of teeth and connecting portions. In the plurality of teeth, the plurality of coils are arranged via insulators. The connecting portion is located closer to the rotor than the coil. The connecting portion connects at least some of the adjacent teeth. The sensor board detects the rotation angle of the rotor. The sensor substrate is arranged at a position sandwiched between the insulator and the iron core.
本開示の一態様に係る電動工具用モータは、前記モータが、先端工具を駆動する。 In a power tool motor according to an aspect of the present disclosure, the motor drives a tip tool.
本開示の一態様に係る電動工具は、前記モータと、前記モータを収容するハウジングと、を備える。 A power tool according to an aspect of the present disclosure includes the motor and a housing that accommodates the motor.
本開示によれば、ロータとステータとの間の隙間に粉塵が入り込みにくい、という利点がある。 The present disclosure has the advantage that dust is less likely to enter the gap between the rotor and stator.
(実施形態)
以下、実施形態に係る電動工具10と、この電動工具10に備えられる本実施形態に係るモータ1とについて、図面を用いて説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(embodiment)
A
(1)概要
図1に示すように、本実施形態に係る電動工具10は、本実施形態に係るモータ1と、モータ1を収容するハウジング108と、を備えている。すなわち、ハウジング108は、本実施形態に係るモータ1を収容して本実施形態に係る電動工具10を構成している。
(1) Overview As shown in FIG. 1, the
本実施形態に係るモータ1は、先端工具105を駆動する電動工具用モータ11である。すなわち、先端工具105は、本実施形態に係るモータ1である電動工具用モータ11の駆動力で駆動する工具である。
A
本実施形態に係るモータ1は、図4に示すように、ステータ3と、ロータ2と、カバー51と、を備えている。
The
ロータ2は、ステータ3の内側にステータ3と隙間6を介して配置されている。またロータ2は、ステータ3に対して回転可能に配置されている。
The
ステータ3は、複数のコイル31と、複数のティース32と、連結部33と、を備えている。複数のティース32には、複数のコイル31が、各々、インシュレータ5を介して配置されている。また連結部33は、コイル31よりもロータ2側に位置している。そして、連結部33は、少なくとも一部の隣り合うティース32を連結している。
The
カバー51は、インシュレータ5と機械的に一体に形成されている。またカバー51は、少なくとも連結部33よりも内側の空間35に対して、ロータ2の回転軸方向Xにおいて対向して配置される。カバー51は、ロータ2とステータ3との間の隙間6を覆っている。
The
本実施形態に係るモータ1は、カバー51により、ロータ2とステータ3との間の隙間6を覆っているため、隙間6に粉塵が入り込みにくい。
Since the
(2)詳細
(2.1)電動工具
図1に示すように、本実施形態に係る電動工具10は、本実施形態に係るモータ1と、モータ1を収容するハウジング108と、を備えている。すなわち、ハウジング108は、モータ1を収容して電動工具10を構成している。
(2) Details (2.1) Power Tool As shown in FIG. 1, the
電動工具10は、電源101と、駆動伝達部102と、出力部103と、チャック104と、先端工具105と、トリガボリューム106と、制御回路107とを更に備えている。本実施形態に係るモータ1は、先端工具105を駆動する電動工具用モータ11である。すなわち、先端工具(ビットとも言う)105は、モータ1である電動工具用モータ11の駆動力で駆動する工具である。つまり、モータ1は、先端工具105を駆動する駆動源である。
The
電源101は、モータ1を駆動する電流を供給する直流電源である。電源101は、例えば、1又は複数の2次電池を含む。駆動伝達部102は、モータ1の出力(駆動力)を調整して出力部103に出力する。出力部103は、駆動伝達部102から出力された駆動力で駆動(例えば回転)される部分である。チャック104は、出力部103に固定されており、先端工具105が着脱自在に取り付けられる部分である。先端工具105は、例えば、ドライバ、ソケット又はドリル等である。各種の先端工具105のうち用途に応じた先端工具105が、チャック104に取り付けられる。
A
トリガボリューム106は、モータ1の回転を制御するための操作を受け付ける操作部である。トリガボリューム106を引く操作により、モータ1のオンオフが切替可能である。また、トリガボリューム106を引き込む操作の操作量で、出力部103の回転速度、つまりモータ1の回転速度が調整可能である。
A
制御回路107は、トリガボリューム106に入力された操作に応じて、モータ1を回転又は停止させ、また、モータ1の回転速度を制御する。この電動工具10では、先端工具105がチャック104に取り付けられる。そして、トリガボリューム106への操作によってモータ1の回転速度が制御されることで、先端工具105の回転速度が制御される。制御回路107は、配線42によりモータ1及び電源101と電気的に接続されている。
The
ハウジング108は、モータ1の他に、駆動伝達部102,出力部103、配線42及び制御回路107を収容している。チャック104及びトリガボリューム106はハウジング108の外部に設けられている。
The
なお、実施形態の電動工具10はチャック104を備えることで、先端工具105が、用途に応じて交換可能であるが、先端工具105が交換可能である必要は無い。例えば、電動工具10は、特定の先端工具105のみ用いることができる電動工具であってもよい。
The
(2.2)モータ
本実施形態に係るモータ1は、例えば、ブラシレスモータである。モータ1は、ステータ3と、ロータ2と、カバー51と、を備える。つまり、ステータ3、ロータ2及びカバー51はモータ1の構成要素である。またモータ1は、ステータ3と、ロータ2と、軸受け保持部52と、を備える。つまり軸受け保持部52もモータ1の構成要素である。さらに、モータ1は、ステータ3と、ロータ2と、センサ基板41と、を備える。つまり、センサ基板41もモータ1の構成要素である。
(2.2) Motor The
モータ1は、ロータ2と、複数(図5では9つ)のコイル31とを有している。ロータ2は、ステータ3に対して回転する。すなわち、鉄心34に巻かれた複数のコイル31から発生する磁束により、ロータ2を回転させる電磁気力が発生する。モータ1は、ロータ2の回転力(駆動力)を出力軸部23から駆動伝達部102へ伝達する。
The
(2.3)ロータ
ロータ2は、円筒状のロータコア21と、複数(図5では6つ)の永久磁石22と、出力軸部23と、を有している。出力軸部23は、ロータコア21の内側に保持されている。複数の永久磁石22は、ロータコア21の中心を囲む多角形(図5では六角形)のように配置されている。
(2.3) Rotor The
ここで、ロータコア21の形状は、ロータコア21の回転軸方向Xから見て円状であり、ロータコア21の中心とは、当該円の中心に相当する。各永久磁石22の形状は直方体状である。ロータコア21の回転軸方向Xから見て、各永久磁石22の形状は長方形状である。
Here, the shape of the
ロータコア21は、複数の鋼板を含む。ロータコア21は、複数の鋼板を厚さ方向に積層して形成されている。各鋼板は、磁性材料により形成されている。各鋼板は、例えば、ケイ素鋼板である。
ロータコア21は、鉄心34の連結部33と同心の円筒状に形成されている。ロータコア21の回転軸方向Xにおいて、ロータコア21の両端の位置は、鉄心34の両端の位置とほぼ揃っている。すなわち、ロータコア21の厚さ(回転軸方向Xの寸法)と鉄心34の厚さ(回転軸方向Xの寸法)とは略等しい。ここで、ロータコア21の第1端と鉄心34の第1端とがちょうど重なっていなくてもよく、許容される誤差の範囲内でずれていてもよい。また、ロータコア21の第2端と鉄心34の第2端とがちょうど重なっていなくてもよく、許容される誤差の範囲内でずれていてもよい。例えば、ロータコア21の厚さの3%以内、5%以内又は10%以内のずれがあってもよい。
The
ロータコア21の内側には、出力軸部23が保持されている。図4Aに示すように、ロータコア21は、出力軸部23が通される軸孔231を有している。
An
各永久磁石22は、例えば、ネオジム磁石である。各永久磁石22の2つの磁極は、ロータコア21の周方向に並んでいる。ロータコア21の周方向において隣り合う2つの永久磁石22は、それぞれ同極を対向させている。
Each
ロータ2は、ステータ3に対して回転可能に配置される。すなわち、ロータ2は、出力軸部23が延びる方向と同方向の回転軸方向Xを中心として、ステータ3の内側の空間35内で、ステータ3に対して回転する。ステータ3の内側の空間35は円筒状の連結部33で囲まれる空間である。空間35は回転軸方向Xの両方で開放されている。
The
ロータ2は、ステータ3の内側にステータ3と隙間6を介して配置される。すなわち、図4Bに示すように、ステータ3の連結部33の内周面300と、ロータ2のロータコア21の外周面200との間には、隙間6が形成されている。この隙間6の寸法Gは0.3mm~0.5mmとすることができるが、これに限定されるものではない。
The
(2.4)ステータ
ステータ3は、複数のコイル31と、鉄心34と、を備える。すなわち、複数のコイル31及び鉄心34はステータ3の構成要素である。またステータ3はインシュレータ5を備えている。
(2.4) Stator The
鉄心34は、中央コア341と、外筒部342とを有している。外筒部342は、中央コア341に取り付けられる。中央コア341は、円筒状の連結部33と、複数(図6では9つ)のティース32とを有している。連結部33の内側の空間35には、ロータ2が配置されている。複数のティース32の各々は、胴部321と、2つの先端片322とを含む。胴部321は、連結部33から連結部33の径方向において外向きに突出している。2つの先端片322は、胴部321の先端側の部位から、胴部321の突出方向と交差する方向に延びている。
The
ステータ3は連結部33を備える。すなわち、鉄心34に形成される連結部33はステータ3の構成要素である。連結部33は、少なくとも一部の隣り合うティース32を連結する。すなわち、隣り合うティース32の一部又は全部が連結部33で連結される。
The
複数のティース32は、複数のコイル31が、各々、インシュレータ5を介して配置される。すなわち、胴部321には、インシュレータ5(図6参照)を介してコイル31が巻かれる。連結部33は、コイル31よりもロータ2側に位置する。すなわち、コイル31とロータ2との間に連結部33が位置している。
A plurality of
2つの先端片322は、コイル31が胴部321から脱落することを抑制する抜止めとして設けられている。すなわち、胴部321の先端側にコイル31が移動しようとする場合に、コイル31が2つの先端片322に引っ掛かることで、コイル31の脱落を抑制できる。
The two
ステータ3の鉄心34の中央コア341は、複数の鋼板を含む。中央コア341は、複数の鋼板を厚さ方向に積層して形成されている。各鋼板は、磁性材料により形成されている。各鋼板は、例えば、ケイ素鋼板である。
A
図6に示すように、連結部33の形状は、円筒状である。連結部33の軸方向は、複数の鋼板の厚さ方向と一致している。連結部33は、周方向において連続している。言い換えると、連結部33は、周方向において途切れることなくつながっている。
As shown in FIG. 6, the shape of the connecting
複数のティース32の胴部321の形状は、図6に示すように直方体状である。連結部33とティース32とが一体に形成されている。すなわち、連結部33とティース32とは別部材で形成されることなく、同じ部材を用いて一連に形成されている。胴部321は、連結部33から連結部33の径方向において外向きに突出している。複数のティース32の胴部321は、連結部33の周方向において等間隔に設けられている。
The shape of the
2つの先端片322は、胴部321の先端側の部位から、胴部321の突出方向と交差する方向に延びている。より詳細には、2つの先端片322は、胴部321の先端側の部位において、連結部33の周方向の両側に設けられている。そして、2つの先端片322は、連結部33の周方向に延びている。
The two
各先端片322のうち、連結部33の径方向において外側の面は、曲面323を含む。連結部33の軸方向(ロータ2の回転軸方向Xと同じ)から見て、曲面323の形状は、連結部33と同心の円に沿った円弧状である。
Of the
各先端片322は、胴部321とつながった部位に、湾曲部324を有している。湾曲部324は、連結部33の径方向において外側ほど、連結部33の周方向において胴部321から離れるように湾曲している。つまり、各先端片322のうち基端側の部分である湾曲部324は、面取りされていてR状になっている。
Each
(2.5)外筒部
図5に示すように、外筒部342は、複数の鋼板を含む。外筒部342は、複数の鋼板を厚さ方向に積層して形成されている。各鋼板は、磁性材料により形成されている。各鋼板は、例えば、ケイ素鋼板である。外筒部342の形状は、円筒状である。外筒部342は、複数のティース32に取り付けられ複数のティース32を囲んでいる。
(2.5) Outer cylinder part As shown in FIG. 5, the
外筒部342は、複数(9つ)の嵌合部343を有している。つまり、外筒部342は、ティース32と同数の嵌合部343を有している。複数の嵌合部343の各々は、外筒部342の内周面に設けられた窪みである。複数の嵌合部343は、複数のティース32と一対一で対応している。複数の嵌合部343の各々と、複数のティース32のうちこの嵌合部343に対応するティース32とは、少なくとも一方が連結部33の径方向に移動することで嵌まり合う。これにより、外筒部342が複数のティース32に取り付けられる。
The outer
各嵌合部343には、ティース32のうち2つの先端片322を含む部位が嵌め込まれる。そのため、外筒部342の周方向における各嵌合部343の長さは、胴部321から突出した2つの先端片322のうち一方の先端片322の突出先端と、他方の先端片322の突出先端との間の長さと等しい。なお、本明細書において「等しい」とは、複数の値が互いに完全に一致する場合に限定されず、許容される誤差の範囲内で異なっている場合をも含む。例えば、3%以内、5%以内、又は10%以内の誤差がある場合をも含む。
A portion of the
中央コア341にインシュレータ5が装着されコイル31が巻かれた状態で、外筒部342は、例えば、焼嵌めにより複数のティース32に取り付けられる。すなわち、外筒部342を加熱して径方向に膨張させた状態で、外筒部342の内側に中央コア341を配置する。これにより、外筒部342の内面は、複数のティース32との間に僅かに隙間を空けて連結部33の径方向における複数のティース32の先端に対向する。その後、外筒部342の温度が低下して外筒部342が収縮すると、外筒部342の内面が複数のティース32の先端に接する。つまり、外筒部342の収縮に伴って複数の嵌合部343が外筒部342の径方向内向きに移動することにより、複数の嵌合部343と複数のティース32とが嵌まり合う。外筒部342は、複数のティース32に対して外筒部342の径方向内向きの接圧を加えている。
With the
(2.6)コイル
コイル31は、9つのティース32に対応して9つ備えられている。9つのコイル31は、互いに電気的に接続されている。各コイル31を構成する巻線311は、例えば、エナメル線である。この巻線は、線状の導体と、導体を覆う絶縁被覆と、を有している。
(2.6) Coil Nine coils 31 are provided corresponding to the nine
コイル31は、連結部33より外側に位置している。すなわち、コイル31の内側(ロータ2側)に連結部33が位置している。コイル31の少なくとも一部は、カバー51で覆われていない。すなわち、回転軸方向Xにおけるコイル31の一端部(第2インシュレータ502側の端部)はカバー51では覆われておらず、カバー51の周囲を囲むようにして複数のコイル31の各一端部が並んでいる。
The
(2.7)インシュレータ
インシュレータ5は、電気絶縁性を有する部材である。インシュレータ5は、例えば、ガラス繊維等のフィラーを約30重量%含む66ナイロン等の樹脂製である。
(2.7) Insulator The
インシュレータ5は、ステータ3にセンサ基板41を固定している。これにより、ステータ3とセンサ基板41とを電気的に絶縁することができる。
The
図6に示すように、インシュレータ5は、第1インシュレータ501及び第2インシュレータ502を含む。第1インシュレータ501及び第2インシュレータ502は、例えば、インサート成形により、ステータ3の鉄心34と一体化している。第1インシュレータ501と第2インシュレータ502とは、回転軸方向Xで並ぶように配置されている。
As shown in FIG. 6,
第1インシュレータ501は、回転軸方向Xにおける鉄心34の一端側を被覆している。具体的には、第1インシュレータ501は、円環部510と、複数の被覆部514(本実施形態ではティース32と同数の9つ)と、を有する。円環部510の外径は、鉄心34の円筒状の連結部33の外径と略同一である。円環部510は、回転軸方向Xにおける連結部33とティース32との片側を被覆している。被覆部514は、円環部510の周方向において内周面に等間隔で設けられている。
The
第2インシュレータ502は、回転軸方向Xにおける鉄心34のもう一端側を被覆している。具体的には、第2インシュレータ502は、円環部520と、複数の被覆部524(本実施形態ではティース32と同数の9つ)と、を有する。円環部520の外径は、鉄心34の円筒状の連結部33の外径と略同一である。回転軸方向Xにおける連結部33とティース32とのもう一方の片側を被覆している。被覆部524は、円環部520の周方向において内周面に等間隔で設けられている。
The
コイル31は、被覆部514,524で被覆されたティース32に巻線311が巻回されて形成されている。
インシュレータ5には、カバー51が形成されている。カバー51は第2インシュレータ502に形成されている。カバー51は、インシュレータ5と機械的に一体に形成されている。すなわち、第2インシュレータ502にカバー51が機械的に一体に形成されている。インシュレータ5がコイル31の巻線311によりステータ3に固定されているため、カバー51は、コイル31の巻線311によりステータ3に固定されている。つまり、第2インシュレータ502がコイル31の巻線311によりステータ3に固定されることにより、第2インシュレータ502に機械的に一体に形成されているカバー51もステータ3に固定される。
A
カバー51は、少なくとも連結部33よりも内側の空間35に対して、ロータ2の回転軸方向Xにおいて対向して配置される。すなわち、ロータ2の回転軸方向Xにおいて、カバー51と連結部33よりも内側の空間35の第2インシュレータ502側とが対向している。そして、カバー51は、隙間6を覆っている。すなわち、ロータ2の外周面とステータ3の内周面との間の隙間6が、回転軸方向Xにおいて、カバー51により覆われている。カバー51は、ロータ2の回転方向の全長にわたって隙間6を覆っている。すなわち、カバー51は、ロータ2の回転方向の全長にわたって、回転軸方向Xにおいて、隙間6と対向している。
The
カバー51のうちのロータ2の回転軸方向Xにおけるステータ3又はロータ2との対向面511は、コイル31における回転軸方向Xの最外面312よりも内側に位置する。
A
インシュレータ5には、軸受け保持部52が形成されている。軸受け保持部52は第2インシュレータ502に形成されている。軸受け保持部52は、ロータ2の軸受け7を保持する。すなわち、ロータ2の二つの軸受け7のうち、第2インシュレータ502側の第2軸受け72が軸受け保持部52で保持されている。軸受け保持部52は、ティース32の内周先端又は連結部33のいずれかに接触して、ロータ2の回転軸方向Xに直交する平面内において、位置決めされている。すなわち、第2インシュレータ502がステータ3に固定されるときに、第2インシュレータ502がティース32の内周先端又は連結部33のいずれかに接触して位置決めされる。これにより、第2インシュレータ502に形成された軸受け保持部52は、回転軸方向Xに直交する平面内において、ティース32の内周先端又は連結部33に対して位置決めされている。
A
軸受け保持部52が、連結部33に接触することで位置決めされている。すなわち、第2インシュレータ502がステータ3に固定されるときに、第2インシュレータ502が連結部33に接触して位置決めされる。これにより、第2インシュレータ502に形成された軸受け保持部52は、回転軸方向Xに直交する平面内において、連結部33に対して位置決めされている。
The
軸受け保持部52が、少なくとも連結部33の外周面側に接触させることで位置決めされている。すなわち、第2インシュレータ502がステータ3に固定されるときに、第2インシュレータ502が少なくとも連結部33の外周面側に接触して位置決めされる。これにより、第2インシュレータ502に形成された軸受け保持部52は、回転軸方向Xに直交する平面内において、連結部33に対して位置決めされている。
The
軸受け保持部52が、複数のティース32の内周先端又は連結部33の3カ所以上に接触することで位置決めされている。すなわち、第2インシュレータ502がステータ3に固定されるときに、第2インシュレータ502が複数のティース32の内周先端又は連結部33の3カ所以上に接触することで位置決めされている。例えば、円環部520及び複数の被覆部524が連結部33の3カ所以上に接触する。これにより、第2インシュレータ502に形成された軸受け保持部52は、回転軸方向Xに直交する平面内において、連結部33に対して位置決めされている。
The
軸受け保持部52と、複数のティース32の内周先端又は連結部33の3カ所以上に接触する外周部53との間をつなぐ複数のスポーク部54を更に備える。すなわち、第2インシュレータ502の内面には複数のスポーク部54が形成されている。複数のスポーク部54は軸受け保持部52から放射状に広がっている。各スポーク部54はリブのような突起で形成されている。そして、複数のスポーク部54は軸受け保持部52と外周部53とをつなぐように形成されている。
It further includes a plurality of
複数のスポーク部54は、軸受け保持部52の径方向に沿って延びている。すなわち、軸受け保持部52は、回転軸方向Xから見た場合に円形に形成されており、この円形の軸受け保持部52の径方向に沿って複数のスポーク部54が延びている。
The plurality of
軸受け保持部52とロータ2との間には基板4が配置されている。すなわち、回転軸方向Xにおいて、軸受け保持部52とロータ2と基板4とが並んでおり、基板4が軸受け保持部52とロータ2の間に配置されている。
A
軸受け保持部52によって保持される軸受け7の内側面は、基板4の内側面よりも、回転軸方向Xにおいてロータ2に近い位置に配置されている。すなわち、図9に示すように、軸受け7は軸受け保持部52に保持されて配置されているが、軸受け7のロータ2側の端面(内側面)は、基板4のロータ2側に向く面(内側面)410よりもロータ2に近いように配置されている。
The inner side surface of the
なお、カバー51は、出力軸部23を保持している軸受け7を含むものであってもよい。すなわち、軸受け7はカバー51の軸受け保持部52に保持されている状態で、カバー51に備えられていてもよい。この場合、出力軸部23を受けている軸受け7はカバー51の構成要素となる。
Note that the
(2.8)基板
基板4は、いわゆるセンサ基板41である。すなわち、センサ基板41は、ロータ2の回転角度を検出する。つまり、センサ基板41は、ロータ2の回転位置を検出するための回路基板である。センサ基板41は、回転軸方向Xにおいてロータ2の第2インシュレータ502側で、ロータ2の端面と平行に配置されている。センサ基板41には、センサ素子43が実装されている。センサ素子43は、例えば、ホール素子又は角度センサ(GMR)等である。センサ素子43は、ロータ2の回転位置を検出する素子である。
(2.8) Substrate The
図8A及び図8Bに示すように、センサ基板41は、回転軸方向Xから見て略六角形をなしている。センサ基板41は、出力軸部23の外周の全周を囲んでいる。つまり、センサ基板41は、出力軸部23の周方向の全周に配置されている。
As shown in FIGS. 8A and 8B, the
図9に示すように、センサ基板41は、インシュレータ5と鉄心34とで挟まれる位置に配置されている。すなわち、回転軸方向Xにおいて、センサ基板41は、インシュレータ5の第2インシュレータ502と鉄心34の端面とで挟まれる位置に配置されている。またセンサ基板41が、インシュレータ5と鉄心34とで挟まれることによって固定されている。すなわち、インシュレータ5の第2インシュレータ502と鉄心34の端面とでセンサ基板41が挟持されている。インシュレータ5が、センサ基板41との対向面に、センサ基板41が嵌る凹み56を有する。すなわち、インシュレータ5の第2インシュレータ502には、ロータ2側に向く面に凹み56が形成されており、この凹み56にセンサ基板41が嵌まり込んで収容されている。またセンサ基板41の外周及び凹み56の内周が、多角形状である。すなわち、インシュレータ5に対してセンサ基板41が回転しにくいように、センサ基板41の外周は、回転軸方向Xに見て、例えば、六角形などの多角形状に形成される。また凹み56の内周が、回転軸方向Xに見て、センサ基板41の外周に対応するように、例えば、六角形などの多角形状に形成される。センサ基板41の外周と凹み56の内周とは、異形の多角形状であってもよい。
As shown in FIG. 9 , the
インシュレータ5が、センサ基板41につながる配線42を通す孔57を有する。すなわち、電源101等に電気的に接続される配線42が孔57を通ってインシュレータ5の内側に導入され、センサ基板41に電気的に接続される。孔57は第2インシュレータ502を厚み方向に貫通して形成されている。センサ基板41に実装されているセンサ素子43が、ロータ2と反対側に向いて配置される。すなわち、センサ素子43が空間35と反対側に向くようにセンサ基板41が配置される。したがって、センサ素子43は第2インシュレータ502側に向いている。
The
センサ基板41には、片面だけに部品44が実装されている。すなわち、センサ素子43及び配線42が接続されるコネクタ等の部品44は、センサ基板41の第2インシュレータ502側に向いている面のみに実装され、ステータ3側に向く面410にはセンサ素子43及び部品44が実装されていない。これにより、センサ基板41をロータ2に近づけて配置することができる。センサ基板41は中央部に厚み方向に貫通する孔部45を有する。孔部45には軸受け7のうち、第2軸受け72が配置される。
センサ基板41は回転軸方向Xにおいて隙間6と対向しており、センサ基板41によっても、隙間6への粉塵等の侵入を低減することができる。
The
(2.9)軸受け
モータ1は、2つの軸受け(ベアリング)7により出力軸部23を回転可能に支持する。第1軸受け71は、ファン9の窪み部91に配置されている。第2軸受け72はインシュレータ5の第2インシュレータ502の軸受け保持部52に配置されている。第1軸受け71は、出力軸部23の回転軸方向Xにおいてファン9よりも前方(ロータコア21と反対側)に位置している。第1軸受け71の厚さ(回転軸方向Xにおける寸法)は、窪み部91の深さ(回転軸方向Xにおける寸法)よりも短い。
(2.9) Bearings The
(2.10)端子部材
端子部材8は、コイル31と基板4とを電気的に接続するための部材である。軸受け保持部52の外面側には、コイル31を接続する端子部材8が配置される。すなわち、コイル31を接続する端子部材8は、第2インシュレータ502の軸受け保持部52の外面に突出して設けられている。また端子部材8は、コイル31の内側に位置している。すなわち、端子部材8は、複数のコイル31で囲まれる位置に設けられている。図2に示すように、端子部材8は、インシュレータ5の第2インシュレータ502に固定されている。具体的には、端子部材8の少なくとも一部は、インサート成形により、第2インシュレータ502に一部が埋め込まれている。端子部材8は、導電性を有する金属板で形成されている。端子部材8の一端にコイル31の巻線311が電気的に接続されている。端子部材8に対してコイル31の巻線311の端部は熱溶接することができ、これにより、巻線311の被膜除去が不要となる場合がある。
(2.10) Terminal Member The
(2.11)ファン
ファン9は、ロータ2の回転軸方向Xにおいてステータ3の外側に出力軸部23に固定されている。ファン9は、回転軸方向Xから見て円形であり、全体的にハット状をなしている。ファン9は、回転軸方向Xにおいて、ロータコア21と反対側に窪み部91を有する。窪み部91は、第1軸受け71が収容される空間部分である。窪み部91は、ファン9の中央部において、窪んでいる部分である。ファン9は、出力軸部23の周方向に回転可能である。ファン9は、窪み部91から径方向に向かって沿って延びる羽根部92が複数設けられている。
(2.11) Fan The
モータ1は、ステータ3に対して、回転軸方向Xにおけるカバー51とは反対側に配置されるファン9を更に備える。すなわち、ファン9は、回転軸方向Xにおけるカバー51とは反対側に配置される。ファン9による気流は、カバー51側からステータ3側に向かって流れる。すなわち、ファン9の回転によって生じる気流は、第2インシュレータ502側から第1インシュレータ501側に向かって流れる。
The
(2.12)利点
本実施形態に係るモータ1は、振動の多い環境下で用いられる場合であっても、カバー51により、ロータ2とステータ3との間の隙間6に鉄紛等の粉塵が入り込みにくい。
(2.12) Advantages Even when the
また本実施形態に係るモータ1は、振動の多い環境下で用いられる場合であっても、モータ1の製造コストを安く抑えることができる。
Further, the
また本実施形態に係るモータ1は、振動の多い環境下で用いられる場合であっても、ステータ3と軸受け保持部52とのギャップ管理を精度よく行うことができる。したがって、ロータ2とステータ3間のギャップを小さくすることができる。よって、モータ効率を向上させることができ、モータ熱を低減しやすくなる。
Further, the
(3)変形例
実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(3) Modifications The embodiment is just one of various embodiments of the present disclosure. The embodiments can be modified in various ways according to design and the like as long as the object of the present disclosure can be achieved.
ロータ2の構成は、任意に変更が可能である。例えば、複数の永久磁石22は、六角形状に配置されていることに限定されず、スポーク状に配置されていてもよい。
The configuration of the
ロータコア21の回転軸方向Xから見たロータコア21の形状は、完全な円形に限定されず、例えば、円状又は楕円状であって、円周上に突起及び窪みが設けられた形状であってもよい。
The shape of the
永久磁石22の個数は、6つに限定されず、2つ以上であればよい。
The number of
モータ1は、電動工具10に備えられることに限定されない。モータ1は、例えば、電動自転車又は電動アシスト自転車に備えられてもよい。
The
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係るモータ(1)は、ステータ(3)と、ロータ(2)と、センサ基板(41)と、を備える。ステータ(3)は、複数のコイル(31)と、鉄心(34)と、を備える。鉄心(34)は、複数のティース(32)と、連結部(33)と、を備える。複数のティース(32)は、複数のコイル(31)が、各々、インシュレータ(5)を介して配置される。連結部(33)は、コイル(31)よりもロータ(2)側に位置する。連結部(33)は、少なくとも一部の隣り合うティース(32)を連結する。センサ基板(41)は、ロータ(2)の回転角度を検出する。センサ基板(41)は、インシュレータ(5)と鉄心(34)とで挟まれる位置に配置されている。
(summary)
As described above, the motor (1) according to the first aspect includes a stator (3), a rotor (2), and a sensor substrate (41). A stator (3) comprises a plurality of coils (31) and an iron core (34). The iron core (34) includes a plurality of teeth (32) and connecting portions (33). A plurality of teeth (32) are arranged with a plurality of coils (31) respectively via insulators (5). The connecting portion (33) is positioned closer to the rotor (2) than the coil (31). The connecting part (33) connects at least some adjacent teeth (32). A sensor board (41) detects the rotation angle of the rotor (2). The sensor substrate (41) is arranged at a position sandwiched between the insulator (5) and the iron core (34).
この態様によれば、センサ基板(41)が、ロータ(2)の回転軸方向Xにおいて、ステータ(3)のコイル(31)の外面よりも内側位置に組み込まれることとなり、ロータ(2)をステータ(3)よりも突出させる必要がなくなり、ロータ(2)に配される永久磁石(22)の量を少なくすることができる。またセンサ基板(41)を鉄心(34)とインシュレータ(5)で挟むことにより、センサ基板(41)を保持するための部材が不要か少なくすることができ、モータ(1)の工程が簡素化される。したがって、モータ(1)の製造コストを安く抑えることができる、という利点がある。 According to this aspect, the sensor substrate (41) is incorporated in a position inside the outer surface of the coil (31) of the stator (3) in the rotation axis direction X of the rotor (2). It is no longer necessary to protrude beyond the stator (3), and the amount of permanent magnets (22) arranged in the rotor (2) can be reduced. Moreover, by sandwiching the sensor substrate (41) between the iron core (34) and the insulator (5), the members for holding the sensor substrate (41) can be eliminated or reduced, simplifying the motor (1) process. be done. Therefore, there is an advantage that the manufacturing cost of the motor (1) can be kept low.
第2の態様に係るモータ(1)は、第1の態様において、センサ基板(41)が、インシュレータ(5)と鉄心(34)とで挟まれることによって固定されている。 In the motor (1) according to the second aspect, in the first aspect, the sensor substrate (41) is fixed by being sandwiched between the insulator (5) and the iron core (34).
この態様によれば、センサ基板(41)を鉄心(34)とインシュレータ(5)で挟むことにより、センサ基板(41)を保持するための部材が不要か少なくすることができ、モータ(1)の工程が簡素化される、という利点がある。 According to this aspect, by sandwiching the sensor substrate (41) between the iron core (34) and the insulator (5), the members for holding the sensor substrate (41) can be eliminated or reduced. has the advantage of simplifying the process of
第3の態様に係るモータ(1)は、第1又は2の態様において、インシュレータ(5)が、センサ基板(41)との対向面(55)に、センサ基板(41)が嵌る凹み(56)を有する。 In the motor (1) according to the third aspect, in the first or second aspect, the insulator (5) has a recess (56) in which the sensor substrate (41) fits in the surface (55) facing the sensor substrate (41). ).
この態様によれば、センサ基板(41)を凹み(56)に嵌め込んで位置決めを行うことができる、という利点がある。 This aspect has the advantage that the sensor substrate (41) can be fitted into the recess (56) for positioning.
第4の態様に係るモータ(1)は、第3の態様において、センサ基板(41)の外周及び凹み(56)の内周が、多角形状である。 In the motor (1) according to the fourth aspect, in the third aspect, the outer circumference of the sensor substrate (41) and the inner circumference of the recess (56) are polygonal.
この態様によれば、インシュレータ(5)に対してセンサ基板(41)が回転しにくくなる、という利点がある。 According to this aspect, there is an advantage that the sensor substrate (41) is less likely to rotate with respect to the insulator (5).
第5の態様に係るモータ(1)は、第1~4のいずれか1つの態様において、インシュレータ(5)が、センサ基板(41)につながる配線(42)を通す孔(57)を有する。 A motor (1) according to a fifth aspect is, in any one of the first to fourth aspects, the insulator (5) has a hole (57) through which a wiring (42) connected to a sensor substrate (41) passes.
この態様によれば、インシュレータ(5)が有する孔(57)に通した配線(42)でセンサ基板(41)に給電等を行うことができる、という利点がある。 According to this aspect, there is an advantage that power can be supplied to the sensor substrate (41) through the wiring (42) passed through the hole (57) of the insulator (5).
第6の態様に係るモータ(1)は、第1~5のいずれか1つの態様において、センサ基板(41)に実装されているセンサ素子(43)が、ロータ(2)と反対側に向いて配置される。 A motor (1) according to a sixth aspect is characterized in that, in any one of the first to fifth aspects, the sensor element (43) mounted on the sensor substrate (41) faces the opposite side of the rotor (2). are placed.
この態様によれば、センサ基板(41)をロータ(2)に近づけて配置することができ、モータ(1)の小型化を図ることができる、という利点がある。 According to this aspect, there is an advantage that the sensor substrate (41) can be arranged close to the rotor (2) and the size of the motor (1) can be reduced.
第7の態様に係るモータ(1)は、第6の態様において、センサ基板(41)には、片面だけに部品(44)が実装されている。 In the motor (1) according to the seventh aspect, in the sixth aspect, the component (44) is mounted on only one side of the sensor substrate (41).
この態様によれば、センサ基板(41)をロータ(2)に近づけて配置することができ、モータ(1)の小型化を図ることができる、という利点がある。 According to this aspect, there is an advantage that the sensor substrate (41) can be arranged close to the rotor (2) and the size of the motor (1) can be reduced.
第8の態様に係る電動工具用モータ(11)は、第1~7のいずれか1つの態様のモータ(1)が、先端工具(105)を駆動する。 A power tool motor (11) according to an eighth aspect drives a tip tool (105) with the motor (1) according to any one of the first to seventh aspects.
この態様によれば、振動の多い環境下で用いられる電動工具用モータ(11)であっても、モータ(1)の製造コストを安く抑えることができる、という利点がある。 According to this aspect, there is an advantage that the manufacturing cost of the electric tool motor (11) can be kept low even if the electric tool motor (11) is used in an environment with a lot of vibration.
第9の態様に係る電動工具(10)は、第1~7のいずれか1つの態様のモータ(1)と、モータ(1)を収容するハウジング(108)と、を備える。 A power tool (10) according to a ninth aspect comprises the motor (1) according to any one of the first to seventh aspects, and a housing (108) that houses the motor (1).
この態様によれば、振動の多い環境下で用いられる電動工具(10)に収容されるモータ(1)であっても、モータ(1)の製造コストを安く抑えることができる、という利点がある。 According to this aspect, there is an advantage that the manufacturing cost of the motor (1) can be kept low even if the motor (1) is housed in the power tool (10) used in an environment with a lot of vibration. .
1 モータ
10 電動工具
11 電動工具用モータ
105 先端工具
108 ハウジング
2 ロータ
3 ステータ
31 コイル
34 鉄心
32 ティース
33 連結部
41 センサ基板
42 配線
43 センサ素子
5 インシュレータ
57 孔
56 凹み
Claims (9)
前記ステータの内側に配置され、前記ステータに対して回転するロータと、
前記ロータの回転角度を検出するセンサ基板と、を備え、
前記ステータは、
複数のコイルと、鉄心と、を備え、
前記鉄心は、
前記複数のコイルが、各々、インシュレータを介して配置される複数のティースと、
前記コイルよりも前記ロータ側に位置し、少なくとも一部の隣り合う前記ティースを連結する連結部と、を備え、
前記センサ基板は、前記インシュレータと前記鉄心とで挟まれる位置に配置されており、
前記連結部は、円筒状であり、
前記ロータは、前記連結部の内側に配置され、
前記センサ基板と前記ロータとが、前記ロータの回転軸方向において対向している、
モータ。 a stator;
a rotor disposed inside the stator and rotating relative to the stator;
a sensor substrate that detects the rotation angle of the rotor,
The stator is
comprising a plurality of coils and an iron core,
The core is
a plurality of teeth on which the plurality of coils are arranged via insulators;
a connecting portion positioned closer to the rotor than the coil and connecting at least some of the adjacent teeth;
The sensor substrate is arranged at a position sandwiched between the insulator and the iron core,
The connecting portion is cylindrical,
The rotor is arranged inside the connecting portion,
The sensor substrate and the rotor face each other in the rotation axis direction of the rotor,
motor.
請求項1に記載のモータ。 The sensor substrate is fixed by being sandwiched between the insulator and the iron core.
A motor according to claim 1.
請求項1又は2に記載のモータ。 The insulator has a recess in which the sensor substrate is fitted on a surface facing the sensor substrate.
A motor according to claim 1 or 2.
請求項3に記載のモータ。 The outer circumference of the sensor substrate and the inner circumference of the recess are polygonal.
A motor according to claim 3.
請求項1~4のいずれか1項に記載のモータ。 The insulator has a hole for passing a wire connected to the sensor substrate,
The motor according to any one of claims 1-4.
請求項1~5のいずれか1項に記載のモータ。 The sensor element mounted on the sensor substrate is arranged facing away from the rotor.
The motor according to any one of claims 1-5.
請求項6に記載のモータ。 Components are mounted on only one side of the sensor substrate,
A motor according to claim 6.
電動工具用モータ。 The motor according to any one of claims 1 to 7 drives the tip tool,
Motors for power tools.
前記モータを収容するハウジングと、を備える、
電動工具。 a motor according to any one of claims 1 to 7;
a housing that houses the motor;
Electric tool.
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