JP7325296B2 - 物体認識方法及び物体認識システム - Google Patents
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Description
また例えば、レーザレーダ等の測距装置で静止物体を検出する場合には、測距誤差のために静止物体と背景の静止物体との区別が困難になることがある。
本発明は、道路上の静止物体が存在する領域の推定精度を向上することを目的とする。
(構成)
図1を参照する。第1実施形態の物体認識システム100は、第1車両1に搭載された外部センサ10と、測位装置11と、通信装置12と、コンピュータ15、16及び17を備える。第1車両1には、さらに車載装置13と、アクチュエータ14とが設けられている。
外部センサ10は、第1車両1の周囲の物体を検出する複数の異なる種類のセンサを備える。外部センサ10は、特許請求の範囲に記載の「物体検出手段」の一例である。
また例えば外部センサ10は、レーザレーダやミリ波レーダ、LIDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)などの測距センサを備え、第1車両1の前方、後方又は側方の物体や道路白線、路面の位置データ又はポイントクラウドデータを取得してもよい。
車載装置13は、第1車両1の走行を制御する電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)である。例えば車載装置13は、第1車両1の現在位置と周囲環境に基づいて、運転者が関与せずに第1車両1を自動で運転する自動走行制御を行う。
車載装置13は、プロセッサと、記憶装置等の周辺部品とを含む。プロセッサは、例えばCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)であってよい。記憶装置は、半導体記憶装置や、磁気記憶装置、光学記憶装置等を備えてよい。記憶装置は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを含んでよい。
また例えば、コンピュータ15~17は、第1車両1に実装されてもよい。この場合、通信装置12及び通信手段15a~17aは、有線又は無線の通信手段によりデータを授受してよい。例えば、通信装置12及び通信手段15a~17aは、例えばCSMA/CA方式の多重通信(CAN:Controller Area Network)やフレックスレイ(Flex Ray)等の車載通信ネットワーク(車載LAN)を備えてもよい。
図2Aに示すように、第1車両1が道路200上を走行し、道路200に沿って延在する又は道路200沿いに連なって存在する物標202が存在する場合を想定する。例えば物標202は、道路200に沿って延在する道路構造物(ガードレールや縁石など)や、道路境界に描かれた道路白線などの道路200に沿って延在する路面ペイント、又は道路200の路面であってよい。また、物標202は、道路沿いに連なって存在する(道路200に沿って延在する)建物であってもよい。
道路200上には静止物体201が存在しており、道路200の一部を占有している。静止物体201は例えば駐車車両であってよい。
図2Bの例では、静止物体201によって物標202の一部分が地点P1からの見通し外の領域となる。このため、この部分は外部センサ10によって検出できず、検出区間Sd11及びSd12は不連続な検出区間として検出される。
このように不連続部分を挟んで隣接する一対の検出区間のうち、地点P1により近い検出区間Sd11を「第1検出区間」と表記する。また、地点P1からより遠い他方の検出区間Sd12を「第2検出区間」と表記する。
第2検出区間Sd12の両端のうち第1検出区間Sd11により近い一端の位置Ps12(すなわち、第2検出区間Sd12の両端のうち地点P1により近い一端の位置Ps12)を第2検出区間Sd12の「始点」と表記する。
さらに、第1検出区間Sd11の終点Pe11と第2検出区間Sd12の始点Ps12の間の区間を、物標202のうち地点P1から検出されない部分が存在する区間である非検出区間Su1として推定する。
道路上の静止物体201によって、第1検出区間Sd11と第2検出区間Sd12とが寸断され、第1検出区間Sd21と第2検出区間Sd22とが寸断されている場合、図2B及び図2Cに示すように、始点Ps22は始点Ps12から移動する。
そこで始点Ps12と始点Ps22との間に差異が存在する場合には、静止物体201が存在すると判定する。始点Ps12と始点Ps22との間に差異がない場合には、静止物体201が存在しないと判定する。
例えば、第1検出区間Sd21と第2検出区間Sd22の間の区間(終点Pe21から始点Ps22までの道路200の区間)を物体存在可能性区間として推定する。
したがって、始点Ps12と始点Ps22との間に差異が存在することに加えて、終点Pe11と終点Pe12が変化しない場合に、静止物体201が存在すると判定してもよい。これにより移動物体を静止物体201と誤検出することを防止できる。
例えば、地点P2と始点Ps22とを結ぶ線分を「見通し境界線203」として算出する。見通し境界線は、静止物体201により見通し範囲外となる領域と見通し可能な領域との境界線を、観測点である地点P2まで延長した線分である。
例えば、共通の終点Peで第1検出区間Sd21と直角に交わる垂線204と、見通し境界線203との交点Pvを求める。終点Peと交点Pvとの間隔の長さに基づき静止物体存在領域の幅Wを算出し、終点Peから始点Ps22に亘って幅Wを有する領域205を静止物体存在領域として推定する。
以上のようにして、物体認識システム100は、道路に沿った物標202の一部分が静止物体201によって観測点から遮蔽されている場合には、観測点から検出される物標202の一部分の端点が観測点の変化に伴って変化することを利用して、静止物体201の存在領域を推定する。これにより、道路上の静止物体が存在する領域の推定精度を向上できる。
物体認識システム100は、外部センサ10、測位装置11、区間検出手段15b、差異検出手段16b及び領域推定手段17b及びアクチュエータ14に加えて、軌道生成手段110と、走行制御手段111を備える。第1車両1の車載装置13は、軌道生成手段110及び走行制御手段111として動作する。
測位装置11は、所定の座標を基準とする共通座標系(例えば世界座標系や地図座標系)における第1車両1の現在位置を測定する。
例えば、物標202が第1車両1から50m離れており、外部センサ10が10%程度の誤差を含む場合、地点P1と地点P2が十分離れていることを満たすために+10%のマージンを付与して、50m×20%=10mと所定距離Dとして定める。
具体的には、第1車両1の現在位置に基づいて区間検出手段15bが検出した検出区間の座標系を共通座標系に変換し、地点P1で検出した第2検出区間Sd12と、地点P2で検出した第2検出区間Sd22とを共通座標系上で比較する。
領域推定手段17bは、第2検出区間Sd12と第2検出区間Sd22との間に差異が存在する場合に、静止物体201が存在すると判定する。
第2検出区間Sd12と第2検出区間Sd22との間に差異がない場合、静止物体201が存在しないと判定する
すなわち、領域推定手段17bは、物標202のうち地点P1から検出されない部分が存在する非検出区間Su1と、物標202のうち地点P2から検出されない部分が存在する区間である非検出区間Su2の重複領域を、物体存在可能性区間として推定する。
静止物体存在領域の位置情報は、例えば、静止物体存在領域の頂点の緯度経度などの座標とこれらの座標を結ぶリンク情報を含んでよい。静止物体存在領域の位置情報は、地図データベース上のレーンの識別情報と道のり距離によって静止物体存在領域が存在する区間を表現してもよく、道路リンクの識別情報と座標情報によって静止物体存在領域が存在する区間を表現してもよい。
領域推定手段17bが、第1車両1の進路の前方の静止物体存在領域を推定した場合、軌道生成手段110は、静止物体存在領域を回避するように目標走行軌道と速度プロファイルを生成する。
またアクチュエータ14は、第1車両1が静止物体存在領域の手前で減速又は停車するように、第1車両1のブレーキ装置を制御する。
また、車載装置13は、静止物体存在領域の存在やその位置情報を、第1車両1の運転者や乗員に、音声情報や視覚情報として通知してもよい。
次に、図4を参照して第1実施形態の物体認識方法の一例を説明する。
ステップS1において外部センサ10は、地点P1から見通し範囲内にある物標202を検出する。区間検出手段15bは、第1検出区間Sd11とその終点Pe11、及び第2検出区間Sd12とその始点Ps12を検出する。
ステップS3において差異検出手段16bは、地点P1で検出した第2検出区間Sd12と、地点P2で検出した第2検出区間Sd22との相違を判定する。
ステップS4において領域推定手段17bは、地点P1及びP2のいずれからも物標202が検出されない区間を物体存在可能性区間として推定する。
(1)外部センサ10は、道路200上の観測点P1、P2から、道路200に沿って延在する又は道路沿いに存在する物標202を検出する。区間検出手段15bは、物標202の観測点P1及びP2から検出された部分が存在する区間である検出区間Sd11、Sd12、Sd21及びSd22をそれぞれ検出する。差異検出手段16b、及び領域推定手段17bは、複数の観測点P1及びP2でそれぞれ検出した複数の異なる検出区間Sd11、Sd12、Sd21及びSd22の端点の位置に基づいて、道路200上に静止物体201が存在する領域である静止物体存在領域を推定する。
また、静止物体201の認識や大きさの判別が難しい状況において、静止物体201の周辺の物標を観測した結果に基づいて、その静止物体存在領域を予め推定できる。この結果、静止物体201の認識や大きさの判別を待たずに余裕を持って静止物体201を避ける車両挙動を発生できる。
これにより、観測点P1から物標202が検出されない区間と、観測点P2から物標202が検出されない区間の両方に基づいて静止物体存在領域を推定するので、静止物体存在領域を限定できる。
これによって、道路200上の移動物体を静止物体として誤検出するのを防止できる。
(1)予め既知の物標202の位置情報を有する地図情報に基づいて、観測点から外部センサ10が検出した物標202の検出位置(特に道幅方向位置)を補正してもよい。例えば、外部センサ10の検出位置に最も近い地図上の物標202の位置に、検出位置を補正してもよい。これにより、より正確な検出区間の位置を検出することができる。以下に説明する第2実施形態~第4実施形態においても同様である。
上記のとおり、移動物体は静止物体よりも検出しやすい。移動物体が検出されない領域において静止物体存在領域を推定することにより、道路200上の移動物体を静止物体として誤検出するのを防止できる。以下に説明する第2実施形態~第4実施形態においても同様である。
(構成)
次に、第2実施形態を説明する。第2実施形態の物体認識システム100は、第1実施形態の物体認識システム100と同様の機能構成を有しており、同一の構成要素には同じ参照符号を付する。
図5A~図5Eを参照して、第2実施形態の物体認識方法を説明する。
まず、図5Aに示すように、外部センサ10は、地点P1から第1車両1の周囲の物体を検出する。
差異検出手段16bは、測位装置11による第1車両1の現在位置の測定結果に基づいて、区間検出手段15bの検出結果の座標系を共通座標系に変換し、第2検出区間Sd12の始点Ps12と地点P1とを結んだ線分を見通し境界線210として算出する。
外部センサ10は、地点P2から第1車両1の周囲の物体を検出する。区間検出手段15bは、外部センサ10による検出結果に基づいて、第1検出区間Sd21及び第2検出区間Sd22を検出する。
差異検出手段16bは、見通し境界線210及び見通し境界線211に基づいて、地点P1で検出した第2検出区間Sd12と、地点P2で検出した第2検出区間Sd22との間に差異があるか否かを判定する。
一方で、静止物体201が存在せず、物標202自体が単に途切れている場合には、第2検出区間Sd12と第2検出区間Sd22の間に差異が生じず、見通し境界線210及び見通し境界線211の交点は存在しない。
領域推定手段17bは、始点Ps12と始点Ps22との間に差異が存在することに加えて、第1検出区間Sd11の終点Pe11と第1検出区間Sd21の終点Pe21が変化しない場合に、静止物体201が存在すると判定してもよい。
次に、図6を参照して第2実施形態の物体認識方法の一例を説明する。
ステップS10の処理は、図4のステップS1の処理と同様である。
ステップS11において差異検出手段16bは、地点P1と第2検出区間Sd12の始点Ps12を結ぶ見通し境界線210を算出する。
ステップS13において差異検出手段16bは、地点P2と第2検出区間Sd22の始点Ps22を結ぶ見通し境界線211を算出する。
ステップS14において差異検出手段16bは、境界線210及び211の唯一の交点Pcを算出できるか否かに応じて、地点P1で検出した第2検出区間Sd12と、地点P2で検出した第2検出区間Sd22との相違があるか否かを判定する。
ステップS15の処理は、図4のステップS4と同様である。
ステップS16において領域推定手段17bは、物体存在可能性区間を道幅方向に制限して静止物体存在領域を推定する。その後に処理は終了する。
時刻t1において外部センサ10は、地点P1において第1車両1の周囲の物体を検出する。また測位装置11は第1車両1の現在位置を計測する。外部センサ10と測位装置11は、外部センサ10のセンサ信号(例えば車載カメラによる撮像データ)と、地点P1の位置データ、計測時刻データに、データ送信時刻情報を付加して、区間検出手段15bへ送信する。時刻t2において区間検出手段15bはこれらのデータを受信する。
時刻t3において区間検出手段15bは、計測時刻と、地点P1の位置データと、第1検出区間Sd11と第2検出区間Sd12のデータ(各区間内で始点終点を含む2つ以上の点群をリンクで結合したデータ)を、差異検出手段16bへ送信する。
時刻t5において、測位装置11は第1車両1が地点P2に到達したことを検出する。
時刻t6において外部センサ10は、地点P2において第1車両1の周囲の物体を検出する。外部センサ10と測位装置11は、外部センサ10のセンサ信号(例えば車載カメラによる撮像データ)と、地点P2の位置データ、計測時刻データに、データ送信時刻情報を付加して、区間検出手段15bへ送信する。
区間検出手段15bは、時刻t8までに、第1検出区間Sd21と第2検出区間Sd22を検出する。
時刻t8において区間検出手段15bは、計測時刻と、地点P2の位置データと、第1検出区間Sd21と第2検出区間Sd22のデータ(各区間内で始点終点を含む2つ以上の点群をリンクで結合したデータ)を、差異検出手段16bへ送信する。
時刻t10において差異検出手段16bは、計測時刻、地点P2の位置データ、第2検出区間Sd22のデータと、見通し境界線210及び211のデータ(始点終点を含む2つ以上の点群をリンクで結合したデータ)と、共通の終点Peの位置データを領域推定手段17bへ送信する。
時刻t11において領域推定手段17bはこれらのデータを受信して、静止物体存在領域を推定する。
(1)差異検出手段16bは、第2検出区間Sd12及びSd22の両端のうち観測点P1及びP2に近い一方の端点Ps12及びPs22と観測点P1及びP2とを結ぶ線分である見通し境界線210及び211を、複数の観測点P1及びP2についてそれぞれ算出する。差異検出手段16b及び領域推定手段17bは、複数の観測点P1及びP2で算出した見通し境界線210及び211に基づいて、静止物体存在領域を推定する。
このように、複数の観測点P1及びP2から第2検出区間Sd12及びSd22を検出することにより生じる見通し境界線210及び211の変化に基づいて静止物体存在領域を推定することにより、静止物体存在領域の推定精度を向上できる。
上述の第1実施形態の変形例と同様に、予め既知の物標202の位置情報を有する地図情報に基づいて、観測点から外部センサ10が検出した物標202の検出位置(特に道幅方向位置)を補正してもよい。これにより、地図情報に基づいて見通し境界線210及び211を補正できる。
これにより、より正確な検出区間の位置を検出することができる。以下に説明する第3実施形態及び第4実施形態においても同様である。
(構成)
次に、第3実施形態を説明する。第3実施形態の物体認識システム100では、複数の車両に搭載されたセンサにより、複数の地点から、道路に沿って延在する又は道路沿いに連なって存在する同一物体を検出する。複数の車両に搭載されたセンサの各々は、同一時刻に同一物体を検出してもよく、異なる時刻に同一物体を検出してもよい。
外部センサ20は、第2車両2の周囲の物体を検出する複数の異なる種類のセンサを備える。測位装置21は、全地球型測位システム(GNSS)受信機を備え、複数の航法衛星から電波を受信して、現在時刻と、第2車両2の現在位置及び進行方向を測定する。
通信装置22は、測位装置21から得られる現在時刻情報に基づいて外部センサ20に対して基準時刻を配信する。また、通信装置22は、コンピュータ15、16及び17の通信手段15a、16a及び17aを介して、それぞれ区間検出手段15b、差異検出手段16b及び領域推定手段17bとの間でデータの送受信を行う。
コンピュータ15~17は、例えば、第1車両1等の他車両、携帯電話/自営網上のモバイルエッジコンピュータ、路側に設置された道路交通インフラサーバもしくはインターネット上のクラウドサーバに実装されてもよい。
物体認識システム100は、第1実施形態及び第2実施形態の区間検出手段15bと同様の機能を備える区間検出手段15b1及び15b2を、それぞれ第1車両1及び第2車両2に実装する。また物体認識システム100は、地図データベース18aと道路構造補正手段18bを備える。図9において地図データベースを「地図DB」と表記する。地図データベース18a及び道路構造補正手段18bは、第1車両1や第2車両2に実装されてもよく、その他の車両や、携帯電話/自営網上のモバイルエッジコンピュータ、路側に設置された道路交通インフラサーバもしくはインターネット上のクラウドサーバのいずれかに実装されてもよい。
図10Aを参照する。第1車両1は地点P1に位置し、第2車両2は地点P2に位置する。第2車両2は、例えば第1車両1の対向車両又は交差車両であってよい。第1車両1の「交差車両」とは、第1車両1の進路と交差する進路上を走行する車両を意味する。
第3実施形態の物体認識システム100は、第1車両1及び第2車両2が位置する地点P1及びP2の間に存在する静止物体存在領域を推定する。
または、地点P1で検出した第1検出区間Sd11と、地点P2で検出した第2検出区間Sd22との差異を検出する。例えば、第1検出区間Sd11の終点Pe11と、第2検出区間Sd22の始点Ps22との差異を検出する。
差異検出手段16bは、検出区間の差異の検出結果、及び算出した見通し境界線210及び211を領域推定手段17bに送信する。
図10Cを参照する。領域推定手段17bは、物体存在可能性区間を道幅方向に制限して静止物体存在領域218を推定する。
地図データベース18aは、道路形状や、地物、ランドマーク等の物標の位置や、物標が存在する区間情報などの地図情報を記憶している。地図データベース18aに記憶される物標には、道路200に沿って延在する又は道路200沿いに連なって存在する物標202が含まれる。地図データベース18aとして、例えば、自律走行用の地図として好適な高精度地図データを記憶してよい。
このような範囲では、領域推定手段17bは、誤って静止物体存在領域を推定する恐れがある。したがって、道路構造補正手段18bは、検出不可範囲において静止物体存在領域の推定を行わないように、静止物体存在領域の推定結果を補正する。具体的には、静止物体存在領域に検出不可範囲が含まれる場合には、静止物体存在領域の推定を取り消す。
道路構造補正手段18bは、カーブ区間において外部センサ10により検出されない物標220の範囲を検出不可範囲として算出する。静止物体存在領域に検出不可範囲が含まれる場合には、静止物体存在領域の推定を取り消す。
道路構造補正手段18bは、交差点において外部センサ10により検出されない物標220の範囲を検出不可範囲として算出する。静止物体存在領域に検出不可範囲が含まれる場合には、静止物体存在領域の推定を取り消す。例えば、静止物体存在領域の位置と地図上の交差点の位置が等しく、静止物体存在領域の長さが交差道路の幅に近い場合に、静止物体存在領域の推定を取り消す。
道路構造補正手段18bは、道路の高低差により外部センサ10により検出されない路面240の範囲を検出不可範囲として算出する。静止物体存在領域に検出不可範囲が含まれる場合には、静止物体存在領域の推定を取り消す。
図9を参照する。軌道生成手段110は、領域推定手段17bが推定した静止物体存在領域のうち、道路構造補正手段18bにより取り消されなかった静止物体存在領域を回避するように目標走行軌道と速度プロファイルを生成する。
図11Dを参照する。道路白線250の端点の間隔が一定間隔Tである場合、区間検出手段15b1及び15b2は、これら一定間隔Tで存在する道路白線の端点を、第1検出区間又は第2検出区間の端点として検出することを禁止する。区間検出手段15b1及び15b2は、道路白線の端点251及び252の間隔Lと一定間隔Tとの差が所定閾値よりも大きい場合に、端点251及び252を第1検出区間及び第2検出区間の端点として検出する。
次に、図12を参照して第3実施形態の物体認識方法の一例を説明する。
ステップS30~S33の処理は、図6におけるステップS10~S13の処理と同様である。
ステップS34において差異検出手段16bは、地点P1で検出した検出区間と、地点P2で検出した検出区間との相違を判定する。
ステップS35において領域推定手段17bは、地点P1及びP2のいずれからも物標202が検出されない区間を物体存在可能性区間として推定する。
ステップS37において道路構造補正手段18bは、領域推定手段17bが推定した静止物体存在領域内に、道路形状や道路の構造に起因して物標202が検出されない範囲である検出不可範囲が存在するか否かを判定する。
ステップS38において道路構造補正手段18bは、静止物体存在領域内に静止物体が存在すると判定する。軌道生成手段110は、目標走行軌道を走行する第1車両1が静止物体存在領域と干渉するか否かを判断し、静止物体存在領域か回避するように第1車両1の走行制御を実施する必要があるか否かを判定する。
一方、ステップS39に道路構造補正手段18bは、静止物体存在領域内に静止物体が存在すると判定する。領域推定手段17bが推定した静止物体存在領域を取り消して、処理を終了する。
(1)道路構造補正手段18bは、道路に沿った物標の位置情報を有する地図情報に基づいて、観測点P1、P2から物標が検出されない範囲である検出不可範囲を算出する。道路構造補正手段18bは、検出不可範囲における静止物体存在領域の推定を禁止する。
これにより、静止物体の有無に関わらず道路に沿った物標を検出できない区間を、静止物体存在領域として誤検出することを防止できる。
これにより、破線の道路白線または周期的な欠落部を有する道路白線が描かれている区間において、静止物体存在領域を誤検出することを防止できる。
これにより死角をなくして静止物体存在領域をより高精度に検出できる。
地点P1及びP2の各々で不連続な複数の検出区間が検出される場合に、区間検出手段15b1及び15b2は、不連続部分を挟んで隣接する一対の検出区間のうち、地点P1及びP2に比較的近い第1検出区間Sd11及びSd21と、地点P1及びP2から比較的遠い第2検出区間Sd12及びSd22と、第1検出区間Sd11及びSd21の両端のうち第2検出区間Sd12及びSd22に近い一方の端点である第1検出区間端点Pe11及びPe21とを検出する。
領域推定手段17bは、第1車両1及び第2車両2で各々検出した第1検出区間端点Pe11及びPe21に基づいて、静止物体存在領域を推定する。
これにより、静止物体201の両端の位置を特定できるため、静止物体存在領域をより高精度に検出できる。
区間検出手段15b、差異検出手段16b及び領域推定手段17bは、第1実施形態及び第2実施形態の物体認識方法と同様の方法で、第2車両2が複数の異なる地点から検出した第1検出区間及び第2検出区間に基づいて静止物体存在領域を推定してもよい。領域推定手段17bは、推定した静止物体存在領域を第1車両1に送信してもよい。第1車両1は、例えば第2車両2よりも静止物体存在領域から遠くに位置する車両であってよい。
これにより、第2車両2によって推定した静止物体存在領域の情報に基づいて、後続の第1車両1の走行制御を実施することができる。
(構成)
次に、第4実施形態を説明する。第4実施形態の物体認識システム100では、同じ領域の異なる時刻における静止物体存在領域を推定し、異なる時刻の静止物体存在領域どうしを比較する。静止物体存在領域が経時変化しない場合に、静止物体存在領域に静止物体が存在すると判定する。静止物体存在領域が経時変化する場合には、一時的に停車している車列が静止物体存在領域に存在していると判定する。
外部センサ30は、第3車両3の周囲の物体を検出する複数の異なる種類のセンサを備える。測位装置31は、全地球型測位システム(GNSS)受信機を備え、複数の航法衛星から電波を受信して、現在時刻と、第3車両3の現在位置及び進行方向を測定する。
通信装置32は、測位装置31から得られる現在時刻情報に基づいて外部センサ30に対して基準時刻を配信する。また、通信装置32は、コンピュータ15、16及び17の通信手段15a、16a及び17aを介して、それぞれ区間検出手段15b、差異検出手段16b及び領域推定手段17bとの間でデータの送受信を行う。
コンピュータ15~17は、例えば、第1車両1や第2車両2等の他車両、携帯電話/自営網上のモバイルエッジコンピュータ、路側に設置された道路交通インフラサーバもしくはインターネット上のクラウドサーバに実装されてもよい。
物体認識システム100は、第1実施形態及び第2実施形態の区間検出手段15bと同様の機能を備える区間検出手段15b2及び15b3を、それぞれ第2車両2及び第3車両3に実装する。
区間検出手段15b2と、差異検出手段16bと、領域推定手段17bは、第2車両2の外部センサ20による検出結果と測位装置21の測定結果に基づいて、静止物体存在領域を推定する。
区間検出手段15b3と、差異検出手段16bと、領域推定手段17bは、第3車両3の外部センサ30による検出結果と測位装置31の測定結果に基づいて、静止物体存在領域を推定する。
白抜きの矩形は、道路に沿った物標を表す。ハッチングが施された領域r1~r4は静止物体存在領域を表す。
なお、外部センサ20及び30として第2車両2及び第3車両3の側方の物標を検出する側方センサを設けて、第2車両2及び第3車両3が通過する際に側方センサが道路に沿った物標を検出しない領域を、静止物体存在領域として推定してもよい。
静止物体存在領域r1~r4と区間s1~s3の何れも経時変化しない場合に、静止物体存在領域r1~r4に静止物体が存在すると判定し、静止物体存在領域r1~r4の位置情報を第1車両1の車載装置13へ送信する。
第1車両1は、例えば第2車両2や第3車両3よりも静止物体存在領域r1~r4から遠くに位置する車両であってよい。これにより、第2車両2及び第3車両3によって推定した静止物体存在領域の情報に基づいて、後続の第1車両1の走行制御を実施することができる。
次に、図16を参照して第4実施形態の物体認識方法の一例を説明する。ステップS40~S46の処理は、図6に示した第2実施形態のステップS10~S16と同様であり、複数の車両(例えば第2車両2及び第3車両3)毎に実行する。
ステップS47において停車車列判定手段19は、異なる時刻において複数の車両が同じ領域にて推定された静止物体存在領域どうしを比較し、静止物体存在領域が経時変化するか否かを判定する。
ステップS48において停車車列判定手段19は、静止物体存在領域内に静止物体が存在すると判定する。軌道生成手段110は、目標走行軌道を走行する第1車両1が静止物体存在領域と干渉するか否かを判断し、静止物体存在領域か回避するように第1車両1の走行制御を実施する必要があるか否かを判定する。
ステップS49において停車車列判定手段19は、静止物体存在領域に存在するのは停車車列であると判定し、領域推定手段17bが推定した静止物体存在領域を取り消す。その後に処理は終了する。
停車車列判定手段19は、異なる時刻における静止物体存在領域を各々推定し、静止物体存在領域に経時変化がない場合に、前記静止物体存在領域に静止物体が存在すると判定する。これにより、一時的に停止している物体、例えば停車車両を静止物体と誤検出することを防止できる。
Claims (14)
- 道路上の観測点から、前記道路に沿って延在する物標をセンサで検出し、
コンピュータが、
前記物標の前記観測点から検出された部分が存在する区間である検出区間を検出し、
複数の前記観測点でそれぞれ検出した複数の異なる前記検出区間の端点の位置に基づいて、前記検出区間の両端のうち前記観測点に近い一方の端点と前記観測点とを結ぶ線分である見通し境界線を、前記複数の観測点についてそれぞれ算出し、
前記複数の観測点で算出した前記見通し境界線に基づいて、前記道路上に静止物体が存在する領域である静止物体存在領域を推定する、
ことを特徴とする物体認識方法。 - 前記コンピュータは、前記複数の観測点で算出した前記見通し境界線の交点に基づいて、前記静止物体存在領域を推定することを特徴とする請求項1に記載の物体認識方法。
- 前記コンピュータは、
前記物標の前記観測点から検出されない部分が存在する区間である非検出区間を、前記複数の観測点についてそれぞれ推定し、
前記非検出区間の重複部分に基づいて、前記静止物体存在領域を推定する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の物体認識方法。 - 前記コンピュータは、
前記観測点の各々で不連続な複数の前記検出区間が検出される場合に、不連続部分を挟んで隣接する一対の前記検出区間のうち、前記観測点に比較的近い第1検出区間と、前記観測点から比較的遠い第2検出区間と、を検出し、
前記第1検出区間の両端のうち前記第2検出区間に近い一方の端点で前記第1検出区間と直角に交わる垂線と、前記第2検出区間の両端のうち前記観測点に近い一方の端点と前記観測点とを結んだ前記見通し境界線との交点に基づいて、前記静止物体存在領域を推定する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の物体認識方法。 - 前記コンピュータは、前記物標の位置情報を有する地図情報に基づいて、前記観測点から検出した前記物標の検出位置を補正することにより、前記見通し境界線を補正することを特徴とする請求項1又は4に記載の物体認識方法。
- 前記コンピュータは、
前記物標の位置情報を有する地図情報に基づいて、前記観測点から前記物標が検出されない範囲である検出不可範囲を算出し、
前記検出不可範囲において前記静止物体存在領域の推定を行わない、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の物体認識方法。 - 前記物標は、前記道路に沿って延在する道路区画線であり、一定間隔で存在する前記道路区画線の端点を、前記検出区間の端点として検出しないことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の物体認識方法。
- 前記道路の道路境界線より外側の物標を、前記物標として前記センサで検出することを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の物体認識方法。
- 道路上の観測点から、前記道路に沿って延在する物標をセンサで検出し、
コンピュータが、
前記物標の前記観測点から検出された部分が存在する区間である検出区間を検出し、
複数の前記観測点でそれぞれ検出した複数の異なる前記検出区間の端点の位置に基づいて、前記道路上に静止物体が存在する領域である静止物体存在領域を推定し、
前記複数の観測点の一つにおいて第1車両から前記物標を検出し、前記複数の観測点の他の一つにおいて前記第1車両の対向車両又は交差車両である第2車両から前記物標を検出することを特徴とする物体認識方法。 - 道路上の観測点から、前記道路に沿って延在する物標をセンサで検出し、
コンピュータが、
前記物標の前記観測点から検出された部分が存在する区間である検出区間を検出し、
複数の前記観測点でそれぞれ検出した複数の異なる前記検出区間の端点の位置に基づいて、前記道路上に静止物体が存在する領域である静止物体存在領域を推定し、
前記複数の観測点の一つにおいて第1車両から前記物標を検出し、前記複数の観測点の他の一つにおいて前記第1車両の対向車両である第2車両から前記物標を検出し、
前記観測点の各々で不連続な複数の前記検出区間が検出される場合に、不連続部分を挟んで隣接する一対の前記検出区間のうち、前記観測点に比較的近い第1検出区間と、前記観測点から比較的遠い第2検出区間と、前記第1検出区間の両端のうち前記第2検出区間に近い一方の端点である第1検出区間端点と、を検出し、
前記第1車両及び前記第2車両で各々検出した第1検出区間端点に基づいて、前記静止物体存在領域を推定する、
ことを特徴とする物体認識方法。 - 前記コンピュータは、
異なる時刻における前記静止物体存在領域を各々推定し、
前記静止物体存在領域に経時変化がない場合に、前記静止物体存在領域に静止物体が存在すると判定する、
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の物体認識方法。 - 道路上の観測点から、前記道路に沿って延在する物標をセンサで検出し、
コンピュータが、
前記物標の前記観測点から検出された部分が存在する区間である検出区間を検出し、
複数の前記観測点でそれぞれ検出した複数の異なる前記検出区間の端点の位置に基づいて、前記道路上に静止物体が存在する領域である静止物体存在領域を推定し、
前記観測点の各々で不連続な複数の前記検出区間が検出される場合に、不連続部分を挟んで隣接する一対の前記検出区間のうち、前記観測点に比較的近い第1検出区間と、前記観測点から比較的遠い第2検出区間と、を検出し、
前記第1検出区間の両端のうち前記第2検出区間に近い一方の端点の位置が、前記複数の観測点から検出しても変化しない場合に、静止物体が存在すると判定することを特徴とする物体認識方法。 - 前記コンピュータは、前記道路上で移動物体が検出されない領域において、前記静止物体存在領域を推定することを特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載の物体認識方法。
- 道路上の観測点から、前記道路に沿って延在する又は前記道路沿いに存在する物標を検出するセンサと、
前記物標の前記観測点から検出された部分が存在する区間である検出区間を検出し、複数の前記観測点でそれぞれ検出した複数の異なる前記検出区間の端点の位置に基づいて、前記検出区間の両端のうち前記観測点に近い一方の端点と前記観測点とを結ぶ線分である見通し境界線を、前記複数の観測点についてそれぞれ算出し、前記複数の観測点で算出した前記見通し境界線に基づいて、前記道路上に静止物体が存在する領域である静止物体存在領域を推定するコンピュータと、
を備えることを特徴とする物体認識システム。
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