JP7323777B2 - 最適化装置および最適化方法 - Google Patents
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Description
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態を説明する。
最適化装置10は、計算対象の問題を変換したイジングモデルに含まれる複数のスピンに対応する複数の状態変数のそれぞれの値の組合せ(状態)のうち、エネルギー関数が最小値となるときの各状態変数の値(基底状態)を探索する。状態変数は、「バイナリ変数」や「ビット(スピンビット)」と呼ばれてもよい。
例えば、イジングモデルにおけるスピンの「-1」は、状態変数の値「0」に対応する。イジングモデルにおけるスピンの「+1」は、状態変数の値「1」に対応する。
図2(A)は、関数E(x)の一例のグラフG1を示す。図2(B)は、関数C(x)の一例のグラフG2を示す。グラフG1,G2の横軸は、状態x(状態ベクトルで表される状態)を示す。グラフG1の縦軸はE(x)である。グラフG2の縦軸はC(x)である。関数E(x)に関数C(x)を加えた目的関数Etot(x)に関して、例えば、式(8)(メトロポリス法)に基づいて状態を遷移させることで、関数E(x)に対して不等式制約を充足する(あるいは不等式制約に関する制約超過を最小化する)解を得られる。
変数群g1は、状態変数の集合{xj}(j∈Ψ)を示す。変数群g2は、不等式制約用変数の集合{xk}(k∈Ω)を示す。
不等式制約用変数xk(k∈Ω)の局所場hkは式(13)で表される。
ΔCjは、不等式制約用変数xi(i∈Ω)の局所場hiの現在の値を用いて、式(15)に基づき生成される。
エネルギー変化計算部12は、ΔE計算部12a1~12aNを有する。ΔE計算部12a1~12aNのそれぞれは、状態保持部11から供給されるj番目の状態変数を反転候補とする場合のエネルギーの変化値ΔEjを、式(2)~(4)に基づいて計算し、ペナルティ加算部13に出力する。ΔE計算部12a1~12aNのそれぞれには、局所場h1~hNを記憶するレジスタ(図示を省略している)から、局所場h1~hNの現在の値が供給される。
図4で例示した回路要素は、インデックスi=1,2,…,Nのそれぞれに対応するブロックBiに分けて実装することができる。図5では、最適化装置10のj番目のブロックBjの回路構成例が示されている。
係数レジスタ13a1j~13aKjは、係数λ1~λKを保持する。係数レジスタ13a1j~13aKjをブロック毎に設けるのではなく、各ブロックで共有のレジスタとしてもよい。
ΔC計算部15a1j~15aKjは、それぞれΔC1j~ΔCKjを計算し、乗算器13b1j~13bKjに供給する。ΔC計算部15a1j~15aKjは、それぞれΔC計算部15a1~15aKのうちのインデックスjに対応する回路要素であると言える(例えば、ΔC計算部15a1jはΔC計算部15a1のインデックスjに対応する回路要素である)。
等式制約の場合は、識別コードdi=11を用い、前述のように、上限値および下限値を一致させる。ΔE計算部12ajは、識別コードに応じて、インデックスjに対するΔEjを計算する。ΔC計算部15a1j~15aKjは、識別コードに応じて、インデックスjに対するΔC1j~ΔCKjを計算する。識別コードに応じたΔEjおよびΔC1j~ΔCKjの計算方法の例は後述される。
判定部14ajは、オフセット値生成部21、乱数生成部22、ノイズ値生成部23、符号反転回路24、加算器25,26および比較器27を有する。
ノイズ値生成部23は、使用法則(例えば、メトロポリス法)に応じた所定の変換テーブルを保持する。ノイズ値生成部23は、一様乱数uと、制御部(あるいは制御回路)により供給された温度Tを示す温度情報とを用いて、当該変換テーブルにより、式(8)に基づくノイズ値(熱ノイズ)に対応する-T・ln(u)の値を生成する。ノイズ値生成部23は、生成した-T・ln(u)の値を加算器26に出力する。
加算器25は、符号反転回路24から供給される-(ΔEj+ΔCj)にオフセット値Eoffを加算し、加算器26に供給する。
比較器27は、加算器26により出力された評価値(-(ΔEj+ΔCj)+Eoff-T・ln(u))を閾値(具体的には0)と比較することで、式(8)に基づく判定を行う。比較器27は、評価値が0以上の場合、遷移可を示すフラグ(Fj=1)を、選択部14bに出力する。比較器27は、評価値が0未満の場合、遷移不可を示すフラグ(Fj=0)を、選択部14bに出力する。
図7は、選択部の回路構成例を示す図である。
選択部14bは、複数段にわたってツリー状に接続された複数のセレクタ部および乱数ビット生成部32a,32b,…,32rを有する。乱数ビット生成部32a~32rは、ツリー状に接続された複数のセレクタ部の段毎に設けられる。乱数ビット生成部32a~32rの各々は、0又は1の値をとる1ビット乱数を生成し、各段の選択回路に供給する。1ビット乱数は、入力されたフラグのペアのうちの何れか一方を選択するために用いられる。
セレクタ部31bqの入力は、1つ目の状態信号(status_1)と、2つ目の状態信号(status_2)である。セレクタ部31b1の出力は、状態信号(status)である。セレクタ部31bqは、OR回路41、NAND回路42およびセレクタ43,44を有する。
なお、初段のセレクタ部の入力は識別値を含まない。このため、初段のセレクタ部は、識別値(図中ではindexと表記)として、選択した方に対応するビット値(下位側の場合に「0」、上位側の場合に「1」)を追加して出力する回路となる。
最適化装置10は、全てのi(i=1~N)に関する(x1,h1),(x2,h2),…,(xN,hN)、および、識別コードdiに対して下記の手順を並列に実行する。
(S2a)最適化装置10は、全てのインデックスjにわたって、ΔCij=0とする。
図9は、関数E(x)に対応するエネルギーを計算する回路構成例を示す図である。
エネルギー計算部17は、総エネルギーEtot(x)のうち、QUBO項に相当するエネルギーE(x)を計算する。エネルギー計算部17は、更新制御部14により選択された変化対象の状態変数の識別情報に基づいて、エネルギー変化計算部12により出力される複数のエネルギーの変化値のうちの何れかの変化値を選択する。エネルギー計算部17は、選択した変化値を累積することで状態保持部11に保持される複数の状態変数の値に対応するエネルギーの値E(x)を計算する。具体的には、エネルギー計算部17は、選択部17aおよび累算器17bを有する。
図10は、最適化装置の演算例を示すフローチャートである。
(S10)制御部18は、探索部D1の初期化を行う。例えば、制御部18は、温度や、温度毎の繰り返し回数C1および温度の更新回数C2などの外部からの設定を受け付け、探索部D1に初期温度を設定する。また、制御部18は、制約識別符号を制約識別符号入力部16に設定する。制御部18は、初期状態を状態保持部11に設定する。このとき、制御部18は、制約識別符号により不等式制約用変数として指定された変数の値を0に設定する。更に、制御部18は、重みW、係数λ、各変数に対応する局所場の初期値を所定のレジスタに設定するとともに、初期状態に対応するエネルギーE(x)を累算器17bに設定する。制御部18は、初期化が完了すると探索部D1による演算を開始させる。
(S11)ブロックBjは、hjとxjとを読み出す。前述のようにhjは、所定のレジスタに保持される。xjは、状態保持部11に保持される。
図11(A)は、不等式制約を含む最適化問題に対する最適化装置10を用いた求解結果の例を示す。図11(B)は、ペナルティ加算部13を有していない既存の最適化装置を用いた、不等式制約を状態変数の二次形式で表す場合(二乗制約の場合)の最適化問題に対する求解結果の例を示す。
ナップザック容量C=4952991である。品物毎の重さW=D1~DNは、それぞれ区間[0,100]の一様乱数に100000を加算した値である。品物毎の値段P=P1~PNは、それぞれ区間[1,1000]の一様乱数として発生させた値である。
図11(A)および図11(B)の各グラフの横軸はλ=10^zにおけるzである。図11(A)および図11(B)の各グラフの縦軸は価値Piの合計値(最大)である。なお、制約を満たさない場合には、Pi=0である。
図11で例示されるように、最適化装置10によれば、既存の最適化装置よりも、係数λや温度Tについて、広い範囲で解を得ることができる。このため、二乗制約の場合よりも、不等式制約を容易に扱うことができ、演算対象にできる問題の種類を拡張できる。すなわち、最適化装置10の応用範囲を広げることができ、より多くの問題の求解に、最適化装置10を利用可能になる。
次に、第1の実施の形態の他の構成例を説明する。まず、最適化装置10を含む最適化システムの例を説明する。
最適化システム100は、最適化装置10および情報処理装置110を有する。
情報処理装置110は、CPU(Central Processing Unit)111、メモリ112およびバス113を有する。
図13は、最適化装置の他の回路構成例を示す図である。
最適化装置10aは、探索部D2および制御部18aを有する。探索部D2は、状態保持部11a、レジスタ11b1~11bN、h計算部11c1~11cN、ΔE計算部12a1~12aN、ΔC加算部13d1~13dN、判定部14a1~14aNおよび選択部14bを有する。
選択部14bは、判定部14a1~14aNから供給されるフラグF1~FNに基づいて、反転対象の状態変数のインデックスjを選択し、状態保持部11aおよびレジスタ11b1~11bNに供給する。なお、選択部14bは、判定部14a1~14aNに対して、反転対象の状態変数のインデックスjを選択したか否かを示すフラグを供給することで、オフセット値の生成を促すが、当該フラグを供給する信号線の図示を省略している。
次に、第2の実施の形態を説明する。前述の第1の実施の形態と相違する事項を主に説明し、共通する事項の説明を省略する。
最適化装置50は、探索部51a1~51aM(M(Mは2以上の整数)個の探索部)および交換制御部52を有する。
探索部51ajは、状態保持部11、エネルギー変化計算部12、ペナルティ加算部13、更新制御部14、制約超過量計算部15および制約識別符号入力部16を有する。状態保持部11、エネルギー変化計算部12、ペナルティ加算部13、更新制御部14、制約超過量計算部15および制約識別符号入力部16のそれぞれの機能は、第1の実施の形態における同名の要素と同様である。また、探索部51ajは、エネルギー計算部17を更に有する(図示を省略している)。
11 状態保持部
12 エネルギー変化計算部
13 ペナルティ加算部
14 更新制御部
14a 遷移可否判定部
14b 選択部
15 制約超過量計算部
16 制約識別符号入力部
Claims (9)
- エネルギーを表す評価関数に含まれる複数の状態変数の値と状態変数の組毎の重み値とを保持する状態保持部と、
前記複数の状態変数の何れかの値が変化する場合に、前記複数の状態変数の値と前記重み値とに基づいて、前記複数の状態変数の値のそれぞれを次の変化候補とする場合のエネルギーの変化値を計算するエネルギー変化計算部と、
前記複数の状態変数に対して計算された複数のエネルギーの変化値のそれぞれに、不等式制約における前記複数の状態変数のそれぞれの重みに応じた接続係数と閾値とに基づいて算出される、前記不等式制約に違反する超過量に応じたペナルティ値を加算して総エネルギーの変化値を算出するペナルティ加算部と、
設定された温度値と乱数値と複数の前記総エネルギーの変化値とに基づいて、前記状態保持部に保持される前記複数の状態変数の何れかの値を変化させる更新制御部と、
を有し、
前記状態保持部は、前記複数の状態変数と前記不等式制約に対応する不等式制約用変数との組ごとに前記接続係数を保持し、
前記接続係数は、前記不等式制約用変数の第1の局所場における前記複数の状態変数の重みを0以外の値とし、前記複数の状態変数の局所場における前記不等式制約用変数の重みを0とする非対称接続係数である、
最適化装置。 - 前記ペナルティ加算部は、前記接続係数と前記閾値とに基づいて算出される前記超過量の変化値に前記不等式制約の重要度を示す重要度係数を乗じることで前記ペナルティ値を算出する、
請求項1記載の最適化装置。 - 前記不等式制約が上限制約値に対する不等式制約である場合、
前記ペナルティ加算部は、前記複数のエネルギーの変化値のそれぞれに、第1の接続係数と第1の閾値とに基づいて算出される、前記第1の閾値に対する正方向の第1の超過量の変化値に応じた第1のペナルティ値を加算する、
請求項1または2記載の最適化装置。 - 前記不等式制約が下限制約値に対する不等式制約である場合、
前記ペナルティ加算部は、前記複数のエネルギーの変化値のそれぞれに、第2の接続係数と第2の閾値とに基づいて算出される、前記第2の閾値に対する負方向の第2の超過量の変化値に応じた第2のペナルティ値を加算する、
請求項1または2記載の最適化装置。 - 前記不等式制約が上限制約値および下限制約値に対する不等式制約である場合、
前記ペナルティ加算部は、前記複数のエネルギーの変化値のそれぞれに、第3の接続係数と第3の閾値とに基づいて算出される、前記第3の閾値に対する正方向の第3の超過量の変化値、および、前記第3の接続係数と前記第3の閾値よりも小さい第4の閾値とに基づいて算出される、前記第4の閾値に対する負方向の第4の超過量の変化値のうち、大きい方の変化値に応じた第3のペナルティ値を加算する、
請求項1または2記載の最適化装置。 - 所定の制約値に対する等式制約の場合、
前記ペナルティ加算部は、前記複数のエネルギーの変化値のそれぞれに、第4の接続係数と第5の閾値とに基づいて算出される、前記第5の閾値に対する正方向の第5の超過量の変化値、および、前記第5の閾値に対する負方向の第6の超過量の変化値のうち、大きい方の変化値に応じた第4のペナルティ値を加算する、
請求項1または2記載の最適化装置。 - 前記更新制御部により選択された変化対象の状態変数の識別情報に基づいて、前記エネルギー変化計算部により出力される前記複数のエネルギーの変化値のうちの何れかの変化値を選択し、選択した変化値を累積することで前記状態保持部に保持される前記複数の状態変数の値に対応するエネルギーの値を計算するエネルギー計算部を更に有する、
請求項1乃至6の何れか1項に記載の最適化装置。 - それぞれが前記状態保持部と前記エネルギー変化計算部と前記ペナルティ加算部と前記更新制御部とを備え、互いに異なる前記温度値が設定される複数の探索部と、
前記複数の探索部のそれぞれによる基底状態探索の繰り返し回数到達または一定時間経過後に、前記複数の探索部間で前記温度値または前記複数の状態変数の値を入れ替える交換制御部と、
を更に有する請求項1乃至7の何れか1項に記載の最適化装置。 - エネルギー変化計算部が、状態保持部に保持される複数の状態変数の何れかの値が変化する場合に、前記複数の状態変数の値と前記状態保持部に保持される重み値とに基づいて、前記複数の状態変数の値のそれぞれを次の変化候補とする場合のエネルギーの変化値を計算し、
ペナルティ加算部が、前記複数の状態変数に対して計算された複数のエネルギーの変化値のそれぞれに、不等式制約における前記複数の状態変数のそれぞれの重みに応じた接続係数と閾値とに基づいて算出される、前記不等式制約に違反する超過量に応じたペナルティ値を加算して総エネルギーの変化値を算出し、
更新制御部が、設定された温度値と乱数値と複数の前記総エネルギーの変化値とに基づいて、前記状態保持部に保持される前記複数の状態変数の何れかの値を変化させ、
前記状態保持部は、前記複数の状態変数と前記不等式制約に対応する不等式制約用変数との組ごとに前記接続係数を保持し、
前記接続係数は、前記不等式制約用変数の第1の局所場における前記複数の状態変数の重みを0以外の値とし、前記複数の状態変数の局所場における前記不等式制約用変数の重みを0とする非対称接続係数である、
最適化方法。
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