JP7322534B2 - 厚膜導体形成用粉末組成物および厚膜導体形成用ペースト - Google Patents
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Description
本発明では、鉛フリーの厚膜導体形成用粉末組成物とすることが可能であり、かかる組成物は、少なくとも導電粉末および酸化物粉末から構成され得る。ここで、鉛フリーとは、鉛を含まない場合と、例えば鉛を含む導電粉末や酸化物粉末等の原料粉末や製造過程において鉛が混入してしまうことに起因して、不可避的不純物として鉛が100質量ppm以下含まれる場合とを含むことを許容する意味である。
本発明に用いる導電粉末は、通常の厚膜導体の形成に用いられるものでよく、たとえば、Au、Ag、Pd、Ptなどの貴金属があげられる。これらの貴金属の粉末を、1種または2種以上の組み合わせで用いることができる。この中で、融点の低さやコストの観点からAg粉末、Pd粉末、あるいは、これらの混合粉末を使用することが好ましい。
本発明では、銅を含有する鉛フリーガラス粉末として、SiO2-B2O3-アルカリ土類酸化物系ガラス粉末や、Bi2O3-SiO2-B2O3系ガラス粉末やZnO-SiO2-B2O3系ガラス粉末等の鉛フリーガラス粉末を用いることができる。厚膜導体とするために焼成する温度を考慮して、これらの鉛フリーガラス粉末のガラス転移点は400℃以上600℃以下であることが望ましい。用いる鉛フリーガラスとしては、結晶化ガラスでも結晶化しないガラスでも良い。なお、鉛フリーガラス粉末は、鉛を含まないガラス粉末、または、不可避的不純物として鉛が100質量ppm以下含まれるガラス粉末である。ここで、ガラス転移点は、鉛フリーガラス粉末を再溶融などして得られるロッド状の試料を熱機械分析法(TMA)にて大気中で測定し、熱膨張曲線の屈曲点を示す温度として測定される。
酸化マンガン粉末の含有量は、導電粉末の100質量部に対して、0.5質量部以上3.5質量部以下とする。かかる含有量が0.5質量部より少なくなると、厚膜導体の表面へのガラスの浮き出しの抑制効果が期待できないおそれがあり、めっき性が改善されない場合がある。一方、かかる含有量が3.5質量部であれば、めっき性の改善の効果が十分に得られ、含有量をこれより多くしても、めっき性の改善の効果は向上しない。
厚膜導体形成用粉末組成物は、上記した鉛フリーガラス粉末や酸化マンガン粉末の他、これら以外の酸化物粉末を、本発明の効果を阻害しない範囲で含有することは可能である。例えば、厚膜導体の接着強度、耐酸性、はんだ濡れ性などを向上させる目的で、Bi2O3、SiO2、ZnO、TiO2、ZrO2、MnO2などの酸化物粉末を少なくとも1種以上添加することができる。ただし、抵抗値の上昇を抑える観点から、鉛フリーガラス粉末および酸化マンガン粉末以外の酸化物粉末の含有量は、導電粉末100質量部に対し、これらの合計で0~10質量部程度の範囲にとどめることが好ましい。
本発明の厚膜導体形成用ペーストの一例は、上記した厚膜導体形成用粉末組成物と、溶媒と、樹脂との混合物を含むペーストである。
厚膜導体の製造方法は、例えば本発明の厚膜導体形成用ペーストをセラミックス基板に塗布する塗布工程と、前記ペーストが塗布された基板を乾燥する乾燥工程と、その後500℃以上900℃未満の温度で焼成する焼成工程を含むことができる。
また、塗布方法としては、特に限定されるものではなく、スクリーン印刷、凸版印刷やグラビア印刷などの印刷法、その他、ディスペンサーによる描画方式など、公知の技術を用いることができるが、適正な膜厚で大量生産を行う観点からスクリーン印刷により塗布することが好ましい。セラミックス基板としては、電子部品の用途に応じて、96%アルミナ基板、フォルステライトなどが用いられるが、本発明の厚膜導体形成用ペーストは何れの基板にも適用可能である。
厚膜導体形成用ペーストを塗布した後、塗布後の膜をセラミックス基板ごと80℃以上200℃以下の温度条件下で、2分以上15分以下の時間乾燥させることが好ましい。このように、塗布工程と焼成工程との間に乾燥工程を設けることにより、焼成時においても溶剤等の揮発成分が残存することによる溶剤等の揮発および燃焼を防ぐことができるため、焼成工程において焼成炉を用いた場合等には、焼成炉の汚染を防止するという効果を得ることができる。この工程において、乾燥方法は、特に限定されず、オーブンやベルト式乾燥炉などの公知の手段を用いることができるが、量産性の観点から、ベルト式乾燥炉により乾燥することが好ましい。また、乾燥温度を80℃未満とすると、乾燥に要する時間が長くなることで、生産性が悪化するため好ましくない場合がある。また、乾燥温度が200℃を超えると、樹脂が酸化して乾燥後の膜が脆くなるおそれがあるため、好ましくない。
乾燥工程後の焼成工程では、乾燥後の膜をセラミックス基板ごと加熱して膜を焼成する。焼成方法として、ベルト炉を用いることが好ましい。この場合、焼成におけるピーク温度は、500℃以上900℃未満、好ましくは700℃以上900℃未満とする。ピーク温度が500℃未満では、鉛フリーガラス粉末の溶融が十分に行われないことで、セラミックス基板との密着性を害する問題が生じるおそれがある。一方、ピーク温度が900℃以上になると、膜が過焼結となるおそれがあり、特に融点が低いAgを主成分とする厚膜導体形成用ペーストを用いた場合には、導電粒子とガラス粒子等が分離して厚膜導体が島状に形成されてしまい、均一な電極膜が形成されなくなるという問題が生じるおそれがある。
上記の製造方法により、本発明の厚膜導体形成用ペーストから得られる厚膜導体は、導電成分と、鉛フリーガラス粉末の溶融によるガラス成分と、酸化マンガンを含む。酸化マンガンは、ガラスの中に溶け込んだりしている状態を意味する。
導電粉末として、銀粉末(数平均粒径が2.0μm)を使用した。
酸化マンガン粉末として、Mn3O4(数平均粒径0.5μm)を使用した。
導電粉末、鉛フリーガラス粉末および酸化マンガン粉末を、表2に示す組成となるように混合し、ボールミルで撹拌することにより、厚膜導体形成用粉末組成物を作製した。
上記にて作製した厚膜導体形成用粉末組成物72.5質量%と、有機ビヒクル27.5質量%を混合し、その後3本ロールミルで混練することにより厚膜導体形成用ペーストを作製した。なお、有機ビヒクルは、エチルセルロース7質量%を、溶剤であるターピネオール溶液93質量%と混合し、加熱してエチルセルロースを溶解させて作製した。
上記にて作製した厚膜導体形成用ペーストを、96%アルミナ基板(25.4mm×25.4mm×1mm)上に、スクリーン印刷機によりスクリーン印刷し(塗布工程)、ベルト式乾燥炉を用いて150℃で5分間、乾燥した(乾燥工程)。乾燥した膜およびアルミナ基板を、ピーク温度850℃で9分間、トータル30分間のベルト炉で焼成し(焼成工程)、所定のパターンの厚膜導体を形成した。
上記にて製造した厚膜導体について、以下に示す方法により、焼成膜厚の測定、めっき膜厚、表面状態の観察、抵抗値の測定およびアルミナ基板との接着強度の評価を行った。評価結果を表2に示す。
焼成後の厚膜導体の膜厚について、接触式表面粗さ計を用いて測定した。
焼成後の厚膜導体にNi電気めっきを施したサンプルのアルミナ基板からのNi電気めっき面の厚みを接触式表面粗さ計で測定し、得られた結果から厚膜導体の膜厚を引いてめっき膜厚を算出した。
厚膜導体の表面状態について、SEM(走査型電子顕微鏡)を用いて観察し、段差状の縞模様の有無およびガラスの浮き出しの有無を確認した。また、図2に実施例1による厚膜導体のSEM画像を、図3に比較例1による厚膜導体のSEM画像を示す。
アルミナ基板上に、幅0.5mm、長さ50mmのパターンで形成された厚膜導体のサンプルについて、デジタルマルチメータにより、その抵抗値を測定した。
アルミナ基板上に、2.0mm×2.0mmのパッド状のパターンで作成された厚膜導体に、Niめっき液として、硫酸ニッケルを280g/L、塩化ニッケルを60g/L、ホウ酸を40g/Lとなるように調製しためっき液を用いて電流密度を5×10-3A/mm2(5×10-9A/m2)として、2分間のNi電気めっきを施して、サンプルとした。このめっきが施されたサンプルに、直径0.65mmのSnめっき銅線を、96.5質量%Sn-3質量%Ag-0.5質量%Cu組成の鉛フリーはんだを用いて、はんだ付けしたものを試験片とした。接着強度の初期強度は、引張試験機により、試験片のSnめっき銅線をアルミナ基板と垂直な方向に引っ張り、厚膜導体膜をアルミナ基板から剥離させて、この剥離時の引張力を測定し、最大値、最小値および平均値を算出して評価した。また、熱劣化接着強度は、上記の試験片と同様のものに対し、150℃24時間の熱負荷を加えて劣化させた後、同様に引張試験を行い、最大値、最小値および平均値を算出して評価した。初期接着強度および熱劣化接着強度とも15の試験片を評価した。
焼成膜厚の測定結果および抵抗値測定結果より、焼成膜厚を8μmに換算した場合の抵抗値を算出した。
厚膜導体の膜厚は、実施例1~3、参考例1、2および比較例1、2のいずれにおいても、5.0μm以上10.0μm以下の範囲内であり、膜厚に異常は認められなかった。また、抵抗値についても、異常はなく、また、実施例1~3、参考例1、2および比較例1、2のいずれにおいても問題ない値であった。
実施例1~3、参考例1、2および比較例1、2の接着強度は、初期評価および熱劣化後の評価のいずれにおいても、値に問題はなかった。なお、実施例1のように、ビスマスを含む鉛フリーガラス粉末を所定量用いた場合には、初期および熱劣化後のいずれにおいても、接着強度が上がる効果が認められた。
実施例1~3、参考例1、2および比較例2において、マンガンを含有することによる段差状の縞模様が認められ、アンカー効果によるめっきの付着性の向上が期待できる表面状態であった。比較例1では、マンガンを含有せず、縞模様は認められなかった。
次に、厚膜導体が抵抗膜の電気特性に及ぼす影響を評価した。実施例1~3、参考例1、2および比較例1、2に係る厚膜導体形成用ペーストをアルミナ基板上11に、一対の厚膜導体25が1mmの間隔Sを隔てて対向するように印刷し、150℃で5分間、乾燥し、その後、ピーク温度850℃で9分間、トータル30分間のベルト炉で焼成して、抵抗膜評価用の厚膜導体25をアルミナ基板11上に形成した。
実施例より明らかなように、本発明の厚膜導体形成用粉末組成物および厚膜導体形成用ペーストであれば、抵抗値等の電気特性を維持しつつ、基板との接着強度に優れ、めっきが付きやすく、かつ銀の硫化を抑制することのできる厚膜導体を提供することができることは、明らかである。
20 内部電極
21 上面電極
22 側面電極
23 裏面電極
25 厚膜導体
30、31 抵抗膜
40 保護膜
50 中間電極
60 外部電極
100 チップ抵抗器
101 抵抗器
S 間隔
Claims (7)
- 導電粉末と、
銅を含有する鉛フリーガラス粉末と、
酸化マンガン粉末を含み、
前記鉛フリーガラス粉末の含有量が、前記導電粉末100質量部に対し、1.5質量部以上5質量部以下、かつ前記鉛フリーガラス粉末のガラス転移温度が400℃以上600℃以下であり、
前記酸化マンガン粉末の含有量が、前記導電粉末100質量部に対し、0.5質量部以上3.5質量部以下である、厚膜導体形成用粉末組成物。 - 前記鉛フリーガラス粉末に含まれる銅が、酸化第二銅換算で、導電粉末100質量部に対し0.05質量部以上0.2質量部以下含まれる、請求項1に記載の厚膜導体形成用粉末組成物。
- 前記酸化マンガン粉末がMn3O4粉末である、請求項1または2に記載の厚膜導体形成用粉末組成物。
- 前記導電粉末が、銀粉末、パラジウム粉末および白金粉末から選ばれる少なくとも1種である、請求項1から3のいずれかに記載の厚膜導体形成用粉末組成物。
- 前記鉛フリーガラス粉末がビスマスを含む、請求項1から4のいずれかに記載の厚膜導体形成用粉末組成物。
- 請求項1~5のいずれかに記載の厚膜導体形成用粉末組成物と、溶媒と、樹脂との混合物を含む、厚膜導体形成用ペースト。
- 導電粒子と、
銅を含有する鉛フリーガラス粒子と、
酸化マンガン粒子と、
溶媒と、
樹脂を含み、
前記鉛フリーガラス粒子の含有量が、前記導電粒子100質量部に対し、1.5質量部以上5質量部以下、かつ前記鉛フリーガラス粒子のガラス転移温度が400℃以上600℃以下であり、
前記酸化マンガン粒子の含有量が、前記導電粒子100質量部に対し、0.5質量部以上3.5質量部以下である、厚膜導体形成用ペースト。
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