JP7320481B2 - buffer - Google Patents
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Description
本発明は、ピストンロッドのストロークによって生じる作動流体の流れを制御して減衰力を調整する減衰力調整式緩衝器に関する。
BACKGROUND OF THE
特許文献1には、減衰力発生機構(制御弁装置)から、外筒に形成された開口、及びセパレータチューブ(接続管)の外周を通ってリザーバへ流れる作動液の流れの方向を定める隔壁部を有するバッフルプレートを備えた制御弁横付型の減衰力調整式油圧緩衝器(以下「従来の緩衝器」と称する)が開示されている。
ところで、減衰力発生機構は、メインボディ(接続部材)を接続管の外周(枝管)に接続することで軸長が短縮されて小型化することができる。しかし、接続管の外周にメインボディを接続すると、バッフルプレートを接続管の外周に固定することができない。 By the way, the damping force generating mechanism can be miniaturized by connecting the main body (connection member) to the outer circumference (branch pipe) of the connection pipe so that the axial length is shortened. However, if the main body is connected to the outer periphery of the connecting pipe, the baffle plate cannot be fixed to the outer periphery of the connecting pipe.
本発明は、減衰力発生機構を接続管の外周に接続しても、バッフルプレートを接続管に固定することが可能な緩衝器を提供することを課題とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a shock absorber in which a baffle plate can be fixed to a connecting pipe even when a damping force generating mechanism is connected to the outer circumference of the connecting pipe.
本発明の緩衝器は、作動液が封入されたシリンダと、前記シリンダ内に挿入されて前記シリンダ内を2室に画成するピストンと、前記シリンダの外周に設けられた外筒と、前記シリンダと前記外筒との間に形成されて前記作動液およびガスが封入されたリザーバと、前記シリンダと前記外筒との間に設けられて前記シリンダ内に連通される接続管と、前記接続管の外周に接続された接続部材を有する減衰力発生機構と、前記外筒の外側に設けられて前記減衰力発生機構が収容されたバルブケースと、前記外筒に設けられて作動液を前記減衰力発生機構から前記接続管の外側を通して前記リザーバへ流通させる開口と、前記リザーバ内に設けられて前記減衰力発生機構から前記開口を経て前記リザーバ内へ流入された作動液の流れの方向を制御する隔壁部を有する隔壁部材と、を備え、前記隔壁部材は、前記接続管と前記接続部材との間をシールするシール部を有することを特徴とする。 The shock absorber of the present invention includes a cylinder filled with hydraulic fluid, a piston inserted into the cylinder and defining the inside of the cylinder into two chambers, an outer cylinder provided on the outer circumference of the cylinder, and the cylinder. a reservoir formed between and the outer cylinder and filled with the hydraulic fluid and gas; a connecting pipe provided between the cylinder and the outer cylinder and communicating with the cylinder; a damping force generating mechanism having a connection member connected to the outer periphery of the valve case provided outside the outer cylinder and accommodating the damping force generating mechanism; Controlling the direction of the flow of the hydraulic fluid provided in the reservoir through which the force generating mechanism flows to the reservoir through the outside of the connection pipe and the hydraulic fluid that flows into the reservoir from the damping force generating mechanism through the opening. and a partition wall member having a partition wall portion, wherein the partition member has a seal portion that seals between the connection pipe and the connection member.
本発明によれば、減衰力発生機構を接続管の外周に接続しても、バッフルプレートを接続管に固定することができる。 According to the present invention, the baffle plate can be fixed to the connecting pipe even if the damping force generating mechanism is connected to the outer periphery of the connecting pipe.
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を添付した図を参照して説明する。便宜上、図1における上下方向をそのまま「上下方向」と称する。また、図2における左方向(左側)を「シリンダ方向(シリンダ側)」及び右方向(右側)を「反シリンダ方向(反シリンダ側)」と称する。
(First embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. For the sake of convenience, the vertical direction in FIG. 1 will be referred to as the "vertical direction" as it is. Further, the left direction (left side) in FIG. 2 is referred to as "cylinder direction (cylinder side)" and the right direction (right side) is referred to as "counter-cylinder direction (counter-cylinder side)".
図1は、第1実施形態に係る緩衝器1の軸平面による断面図である。緩衝器1は、減衰力発生機構30が外筒3の外側面に横付けされた、所謂、制御バルブ横付型の減衰力調整式油圧緩衝器である。緩衝器1は、外筒3の内側にシリンダ2が設けられた複筒構造をなす。外筒3とシリンダ2との間には、リザーバ4が形成される。シリンダ2内には、シリンダ2内をシリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとの2室に画成するピストン5が摺動可能に嵌装される。ピストン5には、ピストンロッド6の下端部が連結される。
FIG. 1 is a sectional view along an axial plane of the shock absorber 1 according to the first embodiment. The
ピストンロッド6の上端側は、シリンダ上室2Aを通過してシリンダ2及び外筒3の上端部に取り付けられたロッドガイド8及びオイルシール9に挿通されてシリンダ2の外部へ突出する。ピストン5には、シリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとを連通する伸び側通路11及び縮み側通路12が設けられる。縮み側通路12には、シリンダ下室2Bからシリンダ上室2Aへの作動液の流通を許容する逆止弁13が設けられる。伸び側通路11には、シリンダ上室2A側の圧力が設定圧力に達したときに開弁して、シリンダ上室2A側の圧力をシリンダ下室2B側へ逃がすディスクバルブ14が設けられる。
The upper end side of the
シリンダ2の下端部には、シリンダ下室2Bとリザーバ4とを区画するベースバルブ10が設けられる。ベースバルブ10には、シリンダ下室2Bとリザーバ4とを連通する伸び側通路15及び縮み側通路16が設けられる。伸び側通路15には、リザーバ4側からシリンダ下室2B側への作動液の流通を許容する逆止弁17が設けられる。縮み側通路16には、シリンダ下室2B側の圧力が設定圧力に達したときに開弁して、シリンダ下室2B側の圧力をリザーバ4側へ逃すディスクバルブ18が設けられる。なお、シリンダ2内には、作動液が封入される。また、リザーバ4内には、作動液及びガスが封入される。
A
シリンダ2の外周には、セパレータチューブ20(接続管)が設けられる。セパレータチューブ20には、上下一対のシール部材19,19が設けられる。シール部材19,19間の、シリンダ2とセパレータチューブ20との間には、環状流路21が形成される。環状流路21は、シリンダ2の側壁に設けられた通路22によってシリンダ上室2Aに連通される。セパレータチューブ20の側壁の下部には、反シリンダ方向(図1における「右方向」)へ突出して先端が開口する円筒形の枝管23が設けられる。外筒3の側壁には、枝管23と同軸の開口24が設けられる。開口24は、枝管23の外径よりも大きい内径を有する。外筒3の外側面には、開口24を囲むように略円筒形のバルブケース25が設けられる。バルブケース25には、減衰力発生機構30が収容される。
A separator tube 20 (connection tube) is provided on the outer circumference of the
図2に示されるように、減衰力発生機構30は、ディスク状のメインバルブ51と、メインバルブ51が当接する環状のメインボディ52と、メインバルブ51の背部に設けられて内圧がメインバルブ51に対して閉弁方向へ作用する背圧室72と、背圧室72を形成する略円筒形のパイロットケース73と、背圧室72の内圧を調整してメインバルブ51の開弁圧力を制御するパイロットバルブ71と、パイロットバルブ71が当接するパイロットボディ74と、パイロットバルブ71の下流側に設けられるフェイルセーフバルブ107と、パイロットバルブ71の開弁圧力を制御するソレノイド121と、を備える。
As shown in FIG. 2 , the damping
メインボディ52の外周縁部の反シリンダ側には、メインバルブ51の外周縁部が離着座可能に当接する環状のシート部53が設けられる。シート部53の内周側には、メインボディ52と同軸の環状凹部55が形成される。メインボディ52の外周縁部のシリンダ側には、メインボディ52と同軸の円筒部56が設けられる。円筒部56の内側には、セパレータチューブ20の枝管23が接続(挿入)される。メインボディ52には、環状凹部55を環状流路21に連通させる複数本(図2に「2本」のみ表示)の通路59が設けられる。
An
メインバルブ51の内周部は、メインボディ52の内周部54とパイロットケース73の内周部76との間で挟持される。メインバルブ51の外周部背面には、環状のパッキン60が接合される。パイロットケース73のシリンダ側端面には、パイロットケース73と同軸の環状凹部77が形成される。環状凹部77には、パイロットケース73と同軸の内円筒面からなる、パッキン60の摺動面78が形成される。環状凹部77の内周縁部には、パイロットケース73と同軸の環状のシート部79が形成される。シート部79には、ディスク状の背圧導入弁81の外周縁部が離着座可能に当接する。シート部79の内周には、パイロットケース73と同軸の環状凹部80が形成される。
The inner peripheral portion of the
背圧導入弁81の内周部は、メインボディ52の内周部54とパイロットケース73の内周部76との間で挟持される。メインボディ52の内周部54とパイロットケース73の内周部76との間には、シリンダ側から反シリンダ側へ順に、メインバルブ51、積層されたディスク部品63、及び背圧導入弁81が介装される。メインバルブ51、ディスク部品63、及び背圧導入弁81の軸孔には、パイロットケース73と一体に形成されたピン部85が挿通される。
The inner peripheral portion of the back
ピン部85は、パイロットケース73と同軸に設けられ、パイロットケース73からシリンダ方向へ延びる。ピン部85は、メインボディ52の軸孔61に挿通されて先端部がメインボディ52の円筒部56の内側(枝管23の内側)に位置する。ピン部85の先端部に形成されたねじ部86には、ナット87が螺合される。ナット87は、枝管23の内側に設けられる。ねじ部86に螺合したナット87を締め付けることにより、ワッシャ88とパイロットケース73との間の上流側バルブ部品に軸力が作用される。なお、ナット87を締め付けるとき、パイロットケース73の外周面に形成された二面幅89(図2に一方の面のみ表示)に工具を係合させる。
The
パイロットケース73の底部75の、反シリンダ側端面には、パイロットケース73と同軸の凹部91が形成される。凹部91は、パイロットケース73を軸方向(図2における左右方向)へ貫通する複数本の通路92(図2に「2本」のみ表示)によって環状凹部80連通される。凹部91は、パイロットケース73に形成された導入通路93によって環状流路21に連通される。導入通路93のシリンダ側端部(ピン部85の先端部)には、導入オリフィス94が形成される。環状流路21の作動液は、導入オリフィス94、導入通路93、凹部91、通路92、環状凹部80、及び背圧導入弁81を介して背圧室72に導入される。なお、背圧導入弁81の外周縁部には、背圧室72と環状流路21とを常時連通する複数個のオリフィス(符号省略)が形成される。
A
パイロットボディ74は、反シリンダ側が開口した略有底円筒形に形成される。パイロットボディ74の外周面83は、パイロットケース73の内周面96に嵌合される。パイロットボディ74は、シリンダ側端面がパイロットケース73の底部75に当接することで、パイロットケース73に対して軸方向に位置決めされる。パイロットボディ74の外周面83には、シールリング98が装着される環状溝97が設けられる。シールリング98は、パイロットケース73の内周面96とパイロットボディ74の外周面83との間をシールする。
The
パイロットボディ74の内側には、パイロットバルブ71及びフェイルセーフバルブ107の弁室100が形成される。パイロットボディ74の底部には、環状流路21から導入オリフィス94を介して導入された作動液を弁室100へ導入する軸孔101が形成される。軸孔101の反シリンダ側の開口周縁には、パイロットバルブ71の弁体103が離着座可能に当接する環状のシート部102が形成される。
A
弁体103は、略円筒形に形成され、シリンダ側端部がテーパ状に形成される。弁体103の反シリンダ側には、外フランジ形のばね受部104が形成される。弁体103は、ディスク状スプリング105によってシート部102から離れる方向(反シリンダ方向)へ付勢される。なお、ディスク状スプリング105は、単一の非線形ばねからなり、パイロットばねとフェイルばねとが一体に構成されている。
The
パイロットボディ74の反シリンダ側端部には、外周面83よりも外径が大きい円筒部84が設けられる。円筒部84の内側には、ディスク状スプリング105、スペーサ111、フェイルセーフディスク108、積層されたディスク部品112、及びワッシャ113を支持する。ディスク状スプリング105、スペーサ111、フェイルセーフディスク108、積層されたディスク部品112、及びワッシャ113は、パイロットボディ74の円筒部84に装着されたキャップ115によってパイロットボディ74に固定される。
A
キャップ115には、弁室100をキャップ115の外周の流路67に連通させる複数個の切欠き116が設けられる。弁室100は、ワッシャ113に形成された通路117、キャップ115の切欠き116、流路67、パイロットケース73の二面幅89とヨーク122の円筒部123との間の通路65、バルブケース25の内周に形成された環状流路66、及び開口24を介してリザーバ4に連通される。
The
パイロットケース73とヨーク122とは、ねじ結合部119によって結合される。これにより、パイロットケース73とヨーク122との間の下流側バルブ部品、即ち、パイロットボディ74、ディスク状スプリング105、スペーサ111、ディスク部品112、ワッシャ113、及びキャップ115に軸力が作用される。なお、パイロットケース73とヨーク122とをねじ結合させるとき、パイロットケース73の二面幅89とヨーク122の外周面に形成された二面幅138とに工具を係合させる。
ヨーク122の反シリンダ側には、コイル126、コア127、コア128、プランジャ129、及び中空の作動ロッド130が組み付けられる。作動ロッド130は、プランジャ129と一体に形成されるが、別体であってもよい。作動ロッド130のシリンダ側端部には、パイロットバルブ71の弁体103が固定される。ヨーク122の反シリンダ側端部には、スペーサ131及びカバー132が挿入され、ヨーク122の反シリンダ側周縁部を塑性加工することにより、ヨーク122内のソレノイド内機部品に軸力が作用される。
A
ヨーク122は、シリンダ側の円筒部123がバルブケース25の反シリンダ側の大内径部26に嵌合されてバルブケース25に結合される。ヨーク122は、円筒部123の端面がバルブケース25の段部27に当接されてバルブケース25に対して軸方向へ位置決めされる。円筒部123の外周面には、環状溝133が形成される。環状溝133には、バルブケース25とヨーク122の円筒部123との間をシールするシールリング134が装着される。バルブケース25の外周に螺合したナット135を締め付けて止め輪137を圧縮することにより、バルブケース25とヨーク122とが結合される。なお、バルブケース25とナット135との間は、バルブケース25の環状溝28に装着されたシールリング29によってシールされる。
The
このような緩衝器1は、車両のサスペンション装置(図示省略)のばね上(車体)、ばね下(車輪)間に設けられる。通常の作動状態において、車載コントローラは、減衰力発生機構30のソレノイド121(コイル126)への通電電流を制御することでパイロットバルブ71の開弁圧力を調節する。
Such a
ピストンロッド6の伸び行程時には、シリンダ上室2A内の圧力上昇によりピストン5の逆止弁13が閉弁して、ディスクバルブ14の開弁前には、シリンダ上室2A側の作動液が加圧される。加圧された作動液は、通路22、環状流路21を経て、セパレータチューブ20(接続管)の枝管23から減衰力発生機構30へ導入される。このとき、ピストン5が移動した分の作動液は、リザーバ4から、ベースバルブ10の逆止弁17を開弁させて、シリンダ下室2Bへ流入する。なお、シリンダ上室2Aの圧力がピストン5のディスクバルブ14の開弁圧力に達してディスクバルブ14が開弁すると、シリンダ上室2Aの圧力がシリンダ下室2Bへ逃がされる。これにより、シリンダ上室2Aの過度の圧力上昇を回避することができる。
During the extension stroke of the
ピストンロッド6の縮み行程時には、シリンダ下室2B内の圧力上昇により、ピストン5の逆止弁13が開弁して、ベースバルブ10の通路15の逆止弁17が閉弁する。ディスクバルブ18の開弁前には、ピストン下室2Bの作動液がシリンダ上室2Aへ流入して、ピストンロッド6がシリンダ2内に侵入した体積分の作動液が、シリンダ上室2Aから、通路22、環状流路21、セパレータチューブ20の枝管23を経て、減衰力発生機構30へ導入される。なお、シリンダ下室2B内の圧力がベースバルブ10のディスクバルブ18の開弁圧力に達してディスクバルブ18が開弁すると、シリンダ下室2Bの圧力がリザーバ4へ逃がされる。これにより、シリンダ下室2Bの過度の圧力上昇を回避することができる。
During the compression stroke of the
減衰力発生機構30に導入された作動液は、導入オリフィス94、導入通路93、パイロットケース73の凹部91、通路92を経て環状凹部80に流入して、背圧導入弁81の外周縁部のオリフィス(符号省略)を通じて背圧室72に導入される。そして、メインバルブ51の開弁前(ピストン速度低速域)には、減衰力発生機構30に導入された作動液は、導入オリフィス94、導入通路93、凹部91、パイロットボディ74の軸孔101を経て、パイロットバルブ71を開弁させてパイロットボディ74内の弁室100に流入する。
The hydraulic fluid introduced into the damping
弁室100に流入した作動液は、ディスク状スプリング105、フェイルセーフディスク108、ワッシャ113、キャップ115の切欠き116、キャップ115の外周の流路67、パイロットケース73の二面幅89とヨーク112との間の通路65、バルブケース25の内周の環状流路66を経て、開口24からリザーバ4内へ流入する。ピストン速度が上昇して、枝管23を介して環状流路21に連通される環状凹部55の圧力がメインバルブ51の開弁圧力に達して、メインバルブ51が開弁すると、環状流路21の作動液は、枝管23、通路59、環状凹部55、メインバルブ51、開口24を経てリザーバ4内へ流入する。
The hydraulic fluid that has flowed into the
開口24からリザーバ4内へ流入した作動液は、バッフルプレート31(隔壁部材)の隔壁部33の内側の空間に封入されるので、隔壁部33によってリザーバ4内の作動液の液面S(図1参照)から隔絶される。つまり、バッフルプレート31は、開口24からリザーバ4内へ流入された作動液が、上方向及びセパレータチューブ20の周方向へ移動することを抑制して、開口24からリザーバ4内へ流入する作動液の噴流が、リザーバ4内の作動液の液面Sの近傍に渦および気泡を発生させることを抑止する。
The hydraulic fluid that has flowed into the
これにより、ガスと作動液が撹拌されることによるエアレーションの発生を防止して、安定した減衰力を得ることができる。また、バッフルプレート31によって、減衰力発生機構30からリザーバ4内へ流入する作動液の流路面積の急激な拡大が緩和されるので、リザーバ4内へ流入する作動液の流速の急激な増加が抑制される。これにより、渦の発生が抑制され、これに伴い渦の発生によるキャビテーションの発生も抑制されるので、安定した減衰力を得ることができる。
As a result, it is possible to prevent the occurrence of aeration due to the agitation of the gas and hydraulic fluid, and obtain a stable damping force. In addition, since the
このように、減衰力発生機構30は、ピストンロッド6の伸び行程時及び縮み行程時に、メインバルブ51の開弁前(ピストン速度低速域)には、導入オリフィス94及びパイロットバルブ71(弁体103)の開弁圧力による減衰力を発生して、メインバルブ51の開弁後(ピストン速度中速域)には、メインバルブ51の開度に応じた減衰力を発生する。そして、ソレノイド121(コイル126)への通電を制御してパイロットバルブ71の開弁圧力を調整することで、ピストン速度に係らず、減衰力を直接制御することができる。また、ソレノイド121への通電を制御してパイロットバルブ71の開弁圧力を調整することで、背圧導入弁81の外周縁部のオリフィス(符号省略)を通じて背圧室72に導入される作動液の圧力が調整されるので、減衰力特性を広範囲に調整することができる。
In this manner, the damping
また、コイル126の断線、車載コントローラの故障等のフェイル発生時にプランジャ129の推力が失われた場合、ディスク状スプリング105(フェイルセーフばね)143のばね力によって弁体103を後退させる。これにより、パイロットバルブ71が開弁するとともに弁体103のばね受部104がフェイルセーフディスク108に当接して、弁室100とバルブケース25の内周の環状流路66との間の連通が遮断される。
Further, when the thrust of the
これにより、環状流路21から、導入オリフィス94、導入通路93、凹部91、軸孔101、弁室100、切欠き116、流路67、通路65、環状流路66を経て、開口24からリザーバ4内へ流入する作動液の流れが、フェイルセーフバルブ107によって制御される。よって、フェイルセーフバルブ107の開弁圧力を制御することで、減衰力を調整することができる。同時に、背圧室72の内圧、延いてはメインバルブ51の開弁圧力の調整が可能であり、フェイル発生時においても適切な減衰力を得ることができる。
As a result, from the
次に、図2、図3を参照して第1実施形態に係るバッフルプレート31(隔壁部材)を説明する。
図2に示されるように、リザーバ4内には、開口24に対向して配置されたバッフルプレート31が設けられる。バッフルプレート31は、減衰力発生機構30から開口24を経てリザーバ4内へ流入した作動油の流れの方向を制御して、リザーバ4内の作動液とガスとが攪拌されて発生するエアレーションを抑制する。バッフルプレート31は、単一材料の一体成形品であり、可撓性を有する弾性体、例えば、NBR(ニトリルゴム)からなる。
Next, the baffle plate 31 (partition member) according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 2 and 3. FIG.
As shown in FIG. 2, a
図2、図3を参照すると、バッフルプレート31は、正面視(図3参照)で上部が半円形にされるとともに下部が長方形に形成された板状の基部32を有する。バッフルプレート31は、取付状態(図2参照)で、基部32がセパレータチューブ20(接続管)の外周面68に沿って湾曲する。基部32の下底(下辺)を除く端縁には、反シリンダ側へ突出して先端部が外筒3の内周面69に当接される隔壁部33が設けられる。隔壁部33は、断面が略台形に形成され、開口24を囲むように設けられる。基部32と隔壁部33との内側の稜部には、隔壁33が内側へ倒れやすくするための溝34が形成される。
Referring to FIGS. 2 and 3, the
基部32の中央には、反シリンダ側へ突出して両端が開口した円筒状のシール部35が設けられる。シール部35は、枝管23の外周に設けられ、メインボディ52の円筒部56と当該円筒部56に接続(挿入)された枝管23との間に介在する。シール部35は、内径をセパレータチューブ20の枝管23の外径よりも小さくすることで、枝管23の外周面70に一定の締め代を以て嵌合される。
At the center of the
シール部35の反シリンダ側の開口周縁には、シール部35の径方向外側へ突出してメインボディ52(接続部材)の円筒部56の内周面57に当接される環状の外周リップ36が設けられる。シール部35の軸方向(図2における「左右方向」)中間部には、シール部35の径方向内側へ突出して枝管23の外周面70に当接される環状の内周リップ37が設けられる。内周リップ37とシール部35のシリンダ側の内周面との稜部には、環状溝38が設けられる。バッフルプレート31は、環状溝38の断面形状を変形させることで、内周リップ37を枝管23の外周面70にしっかり密着させることができる。
An annular outer
バッフルプレート31は、取付状態(図2参照)において、外周リップ36がメインボディ52の円筒部56の内周面57に押し付けられた反力が、内周リップ37をセパレータチューブ20の枝管23に押し付けるように作用する。同様に、内周リップ37が枝管23に押し付けられた反力は、外周リップ36を円筒部56の内周面57に押し付けるように作用する。換言すれば、シール部35は、セパレータチューブ20(接続管)の枝管23とメインボディ52(接続部材)の円筒部56との間で圧縮され、リザーバ4と環状流路21との間を液密にシールする。
In the attached state (see FIG. 2 ) of the
ここで、従来の緩衝器では、減衰力発生機構をセパレータチューブ(接続管)の外周に接続させた場合、メインボディ(接続部材)の円筒部の内側に枝管を嵌合(挿入)して円筒部と枝管との間をシールする。この場合、リザーバ内のバッフルプレート(隔壁部材)を固定することができないため、バッフルプレートが枝管を中心に回転してしまう不具合が生じる虞がある。 Here, in the conventional shock absorber, when the damping force generating mechanism is connected to the outer periphery of the separator tube (connecting pipe), the branch pipe is fitted (inserted) inside the cylindrical portion of the main body (connecting member). Seal between the barrel and the branch pipe. In this case, since the baffle plate (partition member) in the reservoir cannot be fixed, there is a possibility that the baffle plate may rotate around the branch pipe.
これに対し、第1実施形態では、減衰力発生機構30のメインボディ52(接続部材)の円筒部56の内側に、セパレータチューブ20(接続管)の枝管23を接続(挿入)して、円筒部56と枝管23との間に、枝管23の外周面70に嵌合されたバッフルプレート31(隔壁部材)のシール部35を介在させた。
そして、バッフルプレート31のシール部35に形成された外周リップ36を、メインボディ52の円筒部56の内周面57に当接させるとともに、シール部35に形成された内周リップ37を、セパレータチューブ20の枝管23の外周面70に当接させたので、枝管23の外周を介した環状流路21とリザーバ4との間の作動液の流通(液圧漏れ)を確実に遮断する。
また、第1実施形態では、バッフルプレート31のシール部35をセパレータチューブ20の枝管23の外周に締め代を以て嵌合させたので、枝管23の外周に減衰力発生機構30を接続した場合においても、バッフルプレート31をリザーバ4内(セパレータチューブ20)にしっかり固定することができる。
なお、第1実施形態では、バッフルプレート31(隔壁部材)を単一の材料によって構成したが、例えば、金属製の薄板にゴムを焼き付けてバッフルプレートを構成することができる。
On the other hand, in the first embodiment, the
Then, the outer
Further, in the first embodiment, since the sealing
In the first embodiment, the baffle plate 31 (partition wall member) is made of a single material, but the baffle plate can be made by baking rubber on a thin metal plate, for example.
(第2実施形態)
次に、図4を参照して第2実施形態を説明する。ここでは、第1実施形態との相違部分について説明する。なお、第1実施形態との共通部分については、同一の称呼及び符号を用い、重複する説明を省略する。
(Second embodiment)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIG. Here, differences from the first embodiment will be described. Note that the same designations and reference numerals are used for common parts with the first embodiment, and redundant explanations are omitted.
第1実施形態では、減衰力発生機構30から開口24を経てリザーバ4内へ流入された作動液の流れを制御する隔壁部33と、減衰力発生機構30のメインボディ52(接続部材)とセパレータチューブ20(接続管)の枝管23の外周との間をシールする円筒状のシール部35と、を切り離されていない単一の部材に設けてバッフルプレート31(隔壁部材)を構成した。
In the first embodiment, the
これに対し、第2実施形態では、バッフルプレート41(隔壁部材)は、隔壁部33を有する板状の第1部材42と、シール部46を有する環状の第2部材45と、に分割して構成される。換言すれば、隔壁部33は、シール部46から切り離されている。第2部材45は、シール部46とフランジ部47とを有する。フランジ部47は、円筒状のシール部46のシリンダ側の端縁に設けられて径方向外側へ突出する。
On the other hand, in the second embodiment, the baffle plate 41 (partition member) is divided into a plate-like
第2部材45は、円筒状のシール部46を枝管23の外周に嵌合させた状態で、セパレータチューブ20の外周(枝管23)に焼き付けられて固定される。第2部材45の反シリンダ側(フランジ部46に対して反対側)には、径方向外側へ突出して減衰力発生機構30のメインボディ52の円筒部56の内周面57に当接される外周リップ36が設けられる。
The
第1部材42の基部32には、第2部材45のフランジ部47の外周を嵌合させる嵌合孔43が設けられる。フランジ部47を嵌合孔43に嵌合させることにより、第1部材42をリザーバ4内で位置決めすることができる。嵌合孔43の内径は、フランジ部46の外径よりも小さい。これにより、嵌合孔47には、フランジ部47が締め代を以て嵌合されるので、第1部材42と第2部材45との結合部を補強するすることができる。なお、嵌合孔43の開口周縁部の板厚は、基部32の板厚に対して反シリンダ側へ厚く(第2部材45のフランジ部47の板厚と同程度に)なっている。
The
第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の作用効果と同等の作用効果を得ることができる。
また、第2実施形態では、バッフルプレート41(隔壁部材)のシール部46をセパレータチューブ20(接続管)の枝管23の外周に焼き付けて固定したので、シール部46の剛性が向上して、枝管23の外周に減衰力発生機構30を接続(挿入)させるのが容易であり、組立性を向上させることができる。
According to 2nd Embodiment, the effect equivalent to the effect of 1st Embodiment mentioned above can be obtained.
In addition, in the second embodiment, since the sealing
1 緩衝器、2 シリンダ、3 外筒、4 リザーバ、5 ピストン、20 セパレータチューブ(接続管)、24 開口、30 減衰力発生機構、31 バッフルプレート(隔壁部材)、33 隔壁部、35 円筒部(シール部)、52 メインボディ(接続部材) 1 shock absorber, 2 cylinder, 3 outer cylinder, 4 reservoir, 5 piston, 20 separator tube (connecting pipe), 24 opening, 30 damping force generating mechanism, 31 baffle plate (partition member), 33 partition part, 35 cylindrical part ( seal part), 52 main body (connection member)
Claims (3)
前記シリンダ内に挿入されて前記シリンダ内を2室に画成するピストンと、
前記シリンダの外周に設けられた外筒と、
前記シリンダと前記外筒との間に形成されて前記作動液およびガスが封入されたリザーバと、
前記シリンダと前記外筒との間に設けられて前記シリンダ内に連通される接続管と、
前記接続管の外周に接続された接続部材を有する減衰力発生機構と、
前記外筒の外側に設けられて前記減衰力発生機構が収容されたバルブケースと、
前記外筒に設けられて作動液を前記減衰力発生機構から前記接続管の外側を通して前記リザーバへ流通させる開口と、
前記リザーバ内に設けられて前記減衰力発生機構から前記開口を経て前記リザーバ内へ流入された作動液の流れの方向を制御する隔壁部を有する隔壁部材と、を備え、
前記隔壁部材は、前記接続管と前記接続部材との間をシールするシール部を有することを特徴とする緩衝器。 a cylinder filled with hydraulic fluid;
a piston that is inserted into the cylinder and defines the inside of the cylinder into two chambers;
an outer cylinder provided on the outer periphery of the cylinder;
a reservoir formed between the cylinder and the outer cylinder and containing the hydraulic fluid and gas;
a connecting pipe provided between the cylinder and the outer cylinder and communicating with the inside of the cylinder;
a damping force generating mechanism having a connection member connected to the outer periphery of the connection pipe;
a valve case provided outside the outer cylinder and accommodating the damping force generating mechanism;
an opening provided in the outer cylinder for circulating hydraulic fluid from the damping force generating mechanism to the reservoir through the outside of the connection pipe;
a partition wall member provided in the reservoir and having a partition wall portion for controlling a flow direction of hydraulic fluid that flows into the reservoir from the damping force generating mechanism through the opening;
A shock absorber, wherein the partition member has a seal portion that seals between the connection pipe and the connection member.
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