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JP7316549B2 - トイレ装置および便器装置 - Google Patents

トイレ装置および便器装置 Download PDF

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JP7316549B2
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Description

本発明の態様は、一般的にトイレ装置および便器装置に関する。
トイレ装置は、便座を回転可能に軸支するケーシングを備えている。このケーシングは、ケースプレートと、ケースプレートを覆うケースカバーと、を有している。ケーシングの内部には、例えば局部を洗浄するための衛生洗浄装置や温風発生装置などの種々の電気機器やハーネスが搭載されている(特許文献1)。
特開2000-240130号公報
ケーシングは、デザイン性向上のために小型化や低シルエット化が要求されている。従って、ケースプレートにケースカバーを組付けるときには、錯綜する種々の電気機器やハーネスなどに注意しなければならない。例えば、ケースプレートにケースカバーを組付けるときには、ハーネスなどが折れないようにハーネスを押さえながら組付け作業を行わなければならない。そうすると、ケースプレートとケースカバーとの位置決めが困難となったり、組付作業の作業性が低下したりする虞がある。
本発明は、上述した課題に鑑み、ケースプレートにケーシングを組付ける作業の作業性を向上できるトイレ装置および便器装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、便器の上面に取り付けられるケースプレートと、前記ケースプレートを覆うケースカバーと、を備え、前記ケースカバーは、前記ケースプレートの上方を覆う上面板と、前記ケースプレートの側方を覆う側面板と、前記側面板よりも前記ケースカバーの内部に位置して前記側面板の下端よりも下方に突出する突出部と、を有し、前記ケースプレートは、前記便器の前記上面に対面する底面板と、前記突出部に対応する位置で前記底面板より下方に向けて延び前記突出部を案内するガイド部と、を有することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、ケースプレートにケースカバーを組付けるときに、ケースプレートのガイド部にケースカバーの突出部を案内させることで、ケースプレートとケースカバーとの位置合わせを行うことができる。これにより、電気機器やハーネス、機械機器などの機能部品がケースプレートおよびケースカバーに搭載されていても、ケースカバーをケースプレートに効率よく組付けることができる。また、突出部は、ケースカバーの側面板よりも内部に設けられている。従って、ケースカバーの側面板は、継ぎ目などの段部を有することなく平坦面に形成することができるので、意匠性を向上できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記突出部は、固定部材により前記底面板よりも下方で前記ガイド部に固定されることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、ケースプレートとケースカバーとの組付強度を向上させることができる。また、固定部材は、ケースカバーの側面板よりも下方に位置するので便器の内部に隠蔽される。従って、ケースカバーに固定部材を覆うカバーを設ける必要がなく、ケースカバーの側面板を平坦面に形成することができるので、意匠性を向上できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記ケースプレートは、前記底面板よりも下方に突出して機能部品を収納する収納部を有し、前記ガイド部は、少なくとも一部が前記収納部に設けられていることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、収納部がケースプレートの底面板よりも下方に突出しているので、ケースカバーの高さを低くすることができ意匠性を向上できる。また、ケースプレートおよびケースカバーに搭載される電気機器や機械機器などの機能部品の配置の自由度を向上できる。さらに、ガイド部が収納部に設けられているので、ケースプレートをコンパクトにすることができる。
第4の発明は、便器と、第1~第3のいずれか1つの発明と、を備えることを特徴とする便器装置である。
この便器装置によれば、ケースプレートにケースカバーを組付けるときに、ケースプレートのガイド部にケースカバーの突出部を案内させることで、ケースプレートとケースカバーとの位置合わせを行うことができる。これにより、電気機器やハーネスおよび機械機器などの機能部品がケースプレートおよびケースカバーに搭載されていても、ケースカバーをケースプレートに効率よく組付けることができる。また、突出部は、ケースカバーの側面板よりも内側に設けられている。従って、ケースカバーの側面板は、継ぎ目などの段部を有することなく平坦面に形成することができるので、意匠性を向上できる。
第5の発明は、第4の発明において、前記便器は、前記突出部と前記ガイド部とに対応する位置に着脱可能なカバー部材を有することを特徴とする便器装置である。
この便器装置によれば、ケーシングを便器の上面に取り付けた状態で、カバー部材を開けることにより、ケースプレートのガイド部とケースカバーの突出部とを露出させることができる。従って、ケースプレートを便器の上面に取り付けた状態で、ケースプレートに対するケースカバーの着脱作業の作業性を向上できる。また、カバー部材を開けて、固定部材の着脱を行うことができる。これにより、ケースプレートを便器の上面に取り付けた状態で、ケースプレートからケースカバーを取り外すことができる。また、固定部材は、便器の内部に位置しているので、ケースカバーの側面板を平坦面とすることができ、便器装置全体としての意匠性を向上できる。さらに、カバー部材を開けて、収納部に収納された機能部品のメンテナンスを行うことができる。従って、便器装置のメンテナンス作業の作業性を向上できる。
本発明によれば、ケースプレートにケースカバーを組付ける作業の作業性を向上できるトイレ装置および便器装置が提供される。
実施形態に係るトイレ装置を備えた便器装置を示す斜視図である。 図1中の便器装置を右側方からみた側面図である。 トイレ装置を単体で示す側面図である。 図3中の収納部から収納部カバーを取り外した状態を示す側面図である。 図4中のケースプレートからケースカバーを取り外した状態を示す分解図である。 ケースプレートのガイド部にケースカバーの突出部を挿入し始めた状態を示す側面図である。 図3中のケースプレートのガイド部、収納部、およびケースカバーの突出部を矢示A-A方向からみた断面図である。 ケースプレートからケースカバーを取り外してガイド部、収納部、および突出部を斜め下方から拡大してみた斜視図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るトイレ装置を備えた便器装置を示す斜視図である。
図2は、図1中の便器装置を右側方からみた側面図である。
図1、図2に示すように、便器装置1は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)2と、便器2の上面2aに取り付けられたトイレ装置10と、を備えている。便器2は、内部に上方が開口した空洞部2bを有している。この空洞部2bには、後述のガイド部22および収納部26が挿入される。また、空洞部2bには、水が流通する管路なども必要に応じて配設される。便器2の側面部には、空洞部2bに対応する位置に着脱可能なカバー部材2cが取り付けられている。すなわち、カバー部材2cは、後述する突出部34とガイド部22とに対応する位置に設けられている。本実施形態では、カバー部材2cは、便器2の右側面の後部を構成している。
トイレ装置10は、便座12と、便蓋14と、ケーシング20と、を有する。便座12と便蓋14とは、それぞれケーシング20に対して開閉自在に軸支されている。本願明細書においては、開いた状態の便蓋14に背を向けて便座12に座った使用者からみて上方、下方、前方、後方、右側、および左側を、それぞれ、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、および「左側方」とする。
トイレ装置10は、便器2の後方側で上面2aに取り付けられる。トイレ装置10は、便器2に対して一体的に取り付けてもよいし、便器2に対して着脱可能に取り付けてもよい。トイレ装置10は、内部が空洞のボックス状に形成されたケーシング20を有する。
ケーシング20の内部には、便座12と便蓋14との開閉動作を制御する開閉ユニット、便座12の温度を制御する便座暖房ユニット、ノズル16から水を吐水することにより人体局部の洗浄を行う洗浄ユニット(衛生洗浄装置)、大便臭などの臭い成分を除去する脱臭ユニット、およびリモコン等の操作部と通信可能な通信ユニット等が必要に応じて内蔵されている。
そして、ケーシング20は、便器2の上面2aに取り付けられるケースプレート21と、ケースプレート21を覆うケースカバー30と、を備えている。便座12と便蓋14とは、ケースカバー30に回転可能に軸支される。なお、便蓋14は、トイレ装置10に必要に応じて設けられ、省略可能である。
図3は、トイレ装置を単体で示す側面図である。
図4は、図3中の収納部から収納部カバーを取り外した状態を示す側面図である。
図5は、図4中のケースプレートからケースカバーを取り外した状態を示す分解図である。
図6は、ケースプレートのガイド部にケースカバーの突出部を挿入し始めた状態を示す側面図である。
図7は、図3中のケースプレートのガイド部、収納部、およびケースカバーの突出部を矢示A-A方向からみた断面図である。
図8は、ケースプレートからケースカバーを取り外してガイド部、収納部、および突出部を斜め下方から拡大してみた斜視図である。
なお、図3~図8では、ケーシング20の内部に搭載される電気機器、ハーネス、機械機器、および水が流通する管路などは説明の便宜のために省略している。
ケースプレート21は、ケーシング20の底部を構成している。このケースプレート21は、便器2の上面2aに対面する底面板21aと、ケースカバー30に設けられた突出部34に対応する位置で底面板21aより下方に向けて延び突出部34を案内するガイド部22と、底面板21aよりも下方に突出して機能部品を収納する収納部26と、を有する。底面板21aの上面側には、例えば図示しない洗浄ユニット、脱臭ユニットなどの電気機器が搭載される。底面板21aは、ケーシング20を便器2に取り付けたときに、便器2の上面2aよりも上方に位置する。
図5~図8に示すように、ガイド部22は、ケースプレート21の右側方に設けられている。ガイド部22は、少なくとも一部が収納部26に設けられている。具体的には、ガイド部22は、上端側が底面板21aよりも上方に位置して、下端側が収納部26に設けられている。すなわち、ガイド部22は、下端側が底面板21aよりも下方に位置している。そして、ガイド部22は、底面板21aを挟んで上下方向に延びケースカバー30の突出部34に当接する当接面部23と、当接面部23を挟んでケーシング20の外側に向けて突出する一対の突部24と、当接面部23と突部24との下端側を接続する底部25と、を有している。すなわち、ガイド部22は、当接面部23と、一対の突部24と、底部25と、により上方が開口した凹状に形成されている。
当接面部23は、上下方向に延びる板材からなり、突出部34が当接することにより、ケースプレート21に対するケースカバー30の左右方向の位置決めを行う。当接面部23は、下端側(底部25側)にめねじ23aを有している。すなわち、めねじ23aは、収納部26内に設けられている。めねじ23aは、当接面部23の厚さ方向(左右方向)に穿設されている。このめねじ23aには、突出部34をガイド部22に固定するねじ37が螺合する。
一対の突部24は、当接面部23の前後の端部から外側に向けて突出している。すなわち、一対の突部24は、当接面部23を挟んで前後方向で対面している。一対の突部24の前後方向の間隔は、突出部34の下垂部36の前後方向の間隔よりも大きく形成されている。これにより、ガイド部22の内部には、下垂部36を挿入させることができる。一対の突部24は、ガイド部22の前後方向の移動を規制することにより、ケースプレート21に対するケースカバー30の前後方向の位置決めを行う。
収納部26は、ケースプレート21の右側方に位置して、底面板21aから下方に向けて突出している。この収納部26は、前後方向に延び、右側方に開口26aを有するボックス状となっている。収納部26の中央部には、ガイド部22の下端側が設けられている。収納部26は、ケースプレート21の底面板21aに連通している。収納部26には、電気機器や機械機器などの機能部品が収納される。一例を上げると、収納部26には、例えば図示しないリモコンから発信された電波を受信する電波ユニットやハーネスなどが収納される。また、収納部26に収納されるものとしては上述したものに限らず、例えば便器2に対してトイレ装置10を昇降させる昇降装置や、便蓋14を緩やかに閉止させるためのソフト閉止ユニットなどの機械機器が収納されてもよい。収納部26は、右側方を覆う収納部カバー27を有している。この収納部カバー27は、ねじ28により収納部26に着脱可能に取り付けられている。ケーシング20が便器2の上面2aに取り付けられた状態では、収納部26は便器2の内部に位置して、収納部カバー27を介してカバー部材2cと対面する。
ケースカバー30は、ケースプレート21の上方および側方を覆い、下方が開口したボックス状になっている。このために、ケースカバー30は、ケースプレート21の上方を覆う上面板31と、ケースプレート21の側方を覆う側面板32と、を有している。側面板32は、ケースプレート21の右側方を覆う右側面板32aと、ケースプレート21の左側方を覆う左側面板32bと、ケースプレート21の後側方を覆う後側面板32cと、を有している。右側面板32aと左側面板32bとの上端側には、便蓋14を回転可能に軸支する便蓋取付部33aと、便座12を回転可能に軸支する便座取付部33bと、が前後方向に並んで設けられている。ケースカバー30の内面には、例えば便座12と便蓋14との開閉動作を制御する開閉ユニット(図示しない)などの電気機器が配設されている。
突出部34は、側面板32よりもケースカバー30の内部に位置して、側面板32の下端よりも下方に突出している。本実施形態では、突出部34は、ケースカバー30の右側面板32aの内面320に設けられている。具体的には、図7、図8に示すように、突出部34は、右側面板32aの内面320から左側面板32bに向けて延びる延出部35と、延出部35の先端から下方に向けて延びる下垂部36と、を有している。
延出部35は、右側面板32aの下端321よりも上方からケースカバー30の内部(左側面板32b)に向けて延びている。延出部35の下方には、収納部カバー27が配設される。一方、下垂部36は、延出部35の先端からケースプレート21のガイド部22に向けて延びている。下垂部36は、ガイド部22の一対の突部24間に位置して、当接面部23に当接する。
下垂部36の下端側には、厚さ方向(左右方向)に貫通するねじ挿通孔36aが形成されている。このねじ挿通孔36aは、当接面部23のめねじ23aに対応する位置に設けられている。突出部34は、ねじ37がねじ挿通孔36aを介してめねじ23aに螺合することにより、ガイド部22に固定される。ねじ37は、本発明の固定部材を構成している。すなわち、突出部34は、ねじ37によりケースプレート21の底面板21aよりも下方でガイド部22に固定される。これにより、ケーシング20が便器2の上面2aに取り付けられた状態では、ねじ37は、便器2の内部に位置して収納部カバー27を介してカバー部材2cに対面する。
本実施形態による便器装置1およびトイレ装置10は、上述の如き構成を有するもので、次にケースプレート21にケースカバー30を組付ける組付作業について説明する。
まず、図5に示すように、ケースプレート21にケースカバー30を組付けるには、ケースプレート21の上方からケースカバー30を被せる。ケースプレート21およびケースカバー30には、種々の電気機器や機械機器などの機能部品が搭載されている。この場合、ケースプレート21に搭載された電気機器からケースカバー30に搭載された電気機器にまで延びるハーネスもある。
ここで、上述した従来技術では、例えばハーネスなどが折れないようにハーネスを押さえつつ、搭載された機能部品に注意しながら、ケースプレートとケースカバーとの組付け作業を行わなければならない。そうすると、ケースプレートとケースカバーとの位置決めが困難となり、組付作業の作業性が低下する虞がある。
そこで、本実施形態では、ケースカバー30に下方に突出する突出部34を設け、ケースプレート21に突出部34を案内するガイド部22を設けている。具体的には、突出部34は、側面板32(右側面板32a)よりもケースカバー30の内部に位置して、側面板32(右側面板32a)の下端321よりも下方に突出している。一方、ガイド部22は、突出部34に対応する位置でケースプレート21の底面板21aより下方に向けて延びている。ガイド部22は、当接面部23と一対の突部24とにより上下方向に延びるレール状に形成され、底面板21aを挟んで上下方向に延びている。
これにより、図6に示すように、突出部34の下垂部36をガイド部22内に挿入して、ケースプレート21に対するケースカバー30の位置決めを行うことができる。この状態で、作業者は、機械機器や電気機器、およびハーネスの折れ曲がりなどに注意しながらケースカバー30をケースプレート21に向けて下げることにより、ケースカバー30をケースプレート21に組付けることができる。また、突出部34は、右側面板32aから左側面板32bに向けて延びる延出部35と、延出部35の先端から下方に向けて延びる下垂部36と、により、右側面板32aよりもケースカバー30の内部に設けられている。従って、ケースカバー30の右側面板32aは、継ぎ目などの段部を有することなく平坦面に形成することができるので、意匠性を向上できる。
また、突出部34は、ねじ37(固定部材)により底面板21aよりも下方でガイド部22に固定される。これにより、ケースプレート21とケースカバー30との組付強度を向上させることができる。また、ねじ37は、ケースカバー30の右側面板32aよりも下方に位置するので便器2の内部(空洞部2b)に隠蔽される。従って、ケースカバー30にねじ37を覆うカバーを設ける必要がなく、ケースカバー30の右側面板32aを平坦面に形成することができるので、意匠性を向上できる。
また、ケースプレート21は、底面板21aよりも下方に突出して機能部品を収納する収納部26を有し、ガイド部22は、少なくとも一部(下端側)が収納部26に設けられている。これにより、収納部26がケースプレート21の底面板21aよりも下方に突出しているので、ケースカバー30の高さを低くすることができ意匠性を向上できる。また、ケースプレート21およびケースカバー30に搭載される機能部品の配置の自由度を向上できる。さらに、ガイド部22が収納部26に設けられているので、ケースプレート21をコンパクトにすることができる。
また、便器2は、突出部34とガイド部22とに対応する位置に着脱可能なカバー部材2cを有する。これにより、ケーシング20を便器2の上面2aに取り付けた状態で、カバー部材2cを開けることにより、ケースプレート21のガイド部22とケースカバー30の突出部34とを露出させることができる。従って、ケースプレート21を便器2の上面2aに取り付けた状態で、ケースプレート21に対するケースカバー30の着脱作業の作業性を向上できる。
また、カバー部材2cを開けて、ねじ37(固定部材)の着脱を行うことができる。これにより、ケースプレート21を便器2の上面2aに取り付けた状態で、ケースプレート21からケースカバー30を取り外すことができる。また、ねじ37は、便器2の内部(空洞部2b)に位置しているので、ケースカバー30の右側面板32aを平坦面とすることができ、便器装置全体としての意匠性を向上できる。さらに、カバー部材2bを開けて、収納部26に収納された機能部品のメンテナンスを行うことができる。従って、便器装置1のメンテナンス作業の作業性を向上できる。
なお、上述した実施形態では、ガイド部22と収納部26とがケースプレート21の底面板21aから下方に突出している場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばガイド部22のみが底面板21aから下方に突出していてもよい。
また、上述した実施形態では、ガイド部22を収納部26の内部に設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばガイド部22は、収納部26と別個に形成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、ガイド部22が底面板21aを挟んで上下方向に延びている場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばガイド部が底面板21aよりも上方に突出せずに、底面板21aよりも下方に向けて延びていてもよい。
また、上述した実施形態では、ガイド部22の下端側が収納部26に設けられている場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばガイド部の全体が収納部26に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、ガイド部22と突出部34とをケーシング20の右側方に設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばガイド部22と突出部34とをケーシング20の左側方および後側方に設けてもよい。
また、上述した実施形態では、ガイド部22と突出部34とを1組設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばガイド部22と突出部34とを複数組設けてもよい。
また、上述した実施形態では、突出部34を右側面板32aに設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば突出部をケースカバー30の上面板31および後側面板32cに設けてもよい。
また、上述した実施形態では、ガイド部22を凹状に形成して、ガイド部22の内部に板状の突出部34が挿入される場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば突出部を凹状に形成して、突出部の内部に板状のガイド部を挿入するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、トイレ装置および便器装置が備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 便器装置、 2 便器、 2a 上面、 2b 空洞部、 2c カバー部材、 10 トイレ装置、 12 便座、 14 便蓋、 16 ノズル、 20 ケーシング、 21 ケースプレート、 21a 底面板、 22 ガイド部、 23 当接面部、 23a めねじ、 24 突部、 25 底部、 26 収納部、 26a 開口、 27 収納部カバー、 28 ねじ、 30 ケースカバー、 31 上面板、 32 側面板、 32a 右側面板、 32b 左側面板、 32c 後側面板、 33a 便蓋取付部、 33b 便座取付部、 34 突出部、 35 延出部、 36 下垂部、 36a 挿通孔、 37 ねじ、 320 内面、 321 下端

Claims (5)

  1. 便器の上面に取り付けられるケースプレートと、
    前記ケースプレートを覆うケースカバーと、を備え、
    前記ケースカバーは、前記ケースプレートの上方を覆う上面板と、前記ケースプレートの側方を覆う側面板と、前記側面板よりも前記ケースカバーの内部に位置して前記側面板の下端よりも下方に突出する突出部と、を有し、
    前記ケースプレートは、前記便器の前記上面に対面する底面板と、前記突出部に対応する位置で前記底面板より下方に向けて延び前記突出部を案内するガイド部と、を有することを特徴とするトイレ装置。
  2. 前記突出部は、固定部材により前記底面板よりも下方で前記ガイド部に固定されることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
  3. 前記ケースプレートは、前記底面板よりも下方に突出して機能部品を収納する収納部を有し、
    前記ガイド部は、少なくとも一部が前記収納部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ装置。
  4. 便器と、
    請求項1~3のいずれか1つに記載のトイレ装置と、を備えることを特徴とする便器装置。
  5. 前記便器は、前記突出部と前記ガイド部とに対応する位置に着脱可能なカバー部材を有することを特徴とする請求項4に記載の便器装置。
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