JP7313249B2 - 筒状編地製品 - Google Patents
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Description
[1]弾性糸と非弾性糸とからなる複合糸を含む筒状編地製品であって、製品着用時の身体の中心側から、全長の13%の位置において、下記式:
ピッチリブ高さ比=p/k
{式中、p=着用想定伸長時の繊維間隔、k=着用想定伸長時の繊維高さ}
で求められるピッチリブ高さ比が、6.0~15.0であることを特徴とする、前記筒状編地製品。
[2]製品着用時の身体の中心側から、全長の13%の位置において、下記式:
複合糸伸長指数=k/f
{式中、k=着用想定伸長時の繊維高さ、f=複合糸の繊度}
で求められる複合糸伸長指数が4.0以下である、前記[1]に記載の筒状編地製品。
[3]伸長時発熱温度が0℃超0.5℃以下である、前記[1]又は[2]に記載の筒状編地製品。
[4]レッグ製品である、前記[1]~[3]のいずれかに記載の筒状編地製品。
[5]少なくとも腕の一部を覆う衣料である、前記[1]~[3]のいずれかに記載の筒状編地製品。
本実施形態の筒状編地製品は、弾性糸と非弾性糸とからなる複合糸を含む筒状編地製品であって、製品着用時の身体の中心側から、全長の13%の位置において、下記式:
ピッチリブ高さ比=p/k
{式中、p=着用想定伸長時の繊維間隔、k=着用想定伸長時の繊維高さ}
で求められるピッチリブ高さ比が、6.0~15.0であることを特徴とする。
本実施形態の筒状編地製品は、製品着用時の身体の中心側から、全長の13%の位置において、下記式:
ピッチリブ高さ比=p/k
{式中、p=着用想定伸長時の繊維間隔、k=着用想定伸長時の繊維高さ}
で求められるピッチリブ高さ比が、6.0~15.0であることを特徴とする。ここで、「製品着用時の身体の中心側」とは、胴との接続部に近い側を指す。例えば、上肢に着用する筒状編地製品においては、該製品が脇部まで長さがある場合は脇部、脇部にまで満たない長さの場合は、脇部に近い側の筒状編地製品端部である。また、下肢に着用する筒状編地製品においては、該製品が股部を覆う場合は股部、股部にまで満たない長さの場合は、股部に近い側の筒状編地製品端部である。また、「着用想定伸長時」とは、筒状編地製品の着用時に相当する伸長を加えた状態のことであり、詳細については実施例にて説明する。
製品着用時の身体の中心側から、全長の13%の位置において、下記式:
複合糸伸長指数=k/f
{式中、k=着用想定伸長時の繊維高さ、f=複合糸の繊度}で求められる複合糸伸長指数は、着用想定伸長時の複合糸の伸長度合いを示す。複合糸伸長指数が4.0以下であれば、着用時に複合糸がよく伸長され、より肌への密着性が高い筒状編地製品となり、放熱の効率が高まる。
保温率=(W0-W)/W0×100(%)
{式中、W0は、標準温湿度において、該評価装置に該筒状編地を取り付けない場合の消費電力であり、そしてWは、標準温湿度において、該評価装置に該筒状編地を取り付けた場合の消費電力である。}で求められるものである。本実施形態の筒状編地を用いた衣料製品では、着用想定伸長時の保温率が、0より小さい。保温率は小さいほど放熱性が高く、特に保温率が0より小さいということは、未着用状態より放熱性が高いことを意味する。尚、前記放熱評価機の詳細については実施例にて説明する。
ピッチリブ高さ比、及び複合糸伸長指数を好適な範囲にするためには、着用想定伸長時のウェール密度を15~30ウェール/インチ(2.54cm)とすることが好ましい。また、同様の観点より、着用想定伸長時のコース密度を23~70コース/インチとすることが好ましく、29~70コース/インチ(2.54cm)とすることがより好ましい。ウェール密度が15ウェール/インチ以上である場合は、保温率が負になりやすく、放熱効果が得られやすく、また破裂強度が高く破れにくく、さらに審美性も良くなる傾向にある。他方、ウェール密度が30ウェール/インチ以下である場合も保温率が負となり易く、放熱性が高くなりやすい。
筒状編地を未伸長状態で机上に置いて全長を測定し、製品着用時の身体の中心部側から、全長の13%および26%の位置に線を引いた。レッグ製品の場合は、筒状編地両脚の付け根部分の股下から、爪先付の筒状編地は爪先までの長さ、爪先のないレギンス等では、足首辺りのレッグ端部までの長さを未伸長状態で机上に置いて全長(図1~3の1)を測定し、股下からの長さ13%と26%の位置にそれぞれ線を引いた(図1の2と3)。アームカバーの場合は、脇側端部から手首側端部までの長さを未伸長状態で机上に置いて全長(図4、5の5)を測定し、脇側端部からの長さ13%と26%の位置にそれぞれ線を引いた(図4の6と7)。直径14cm、周径44cm、長さ30cmの円筒に、製品着用時の身体の中心部側から、筒状編地を被せ、身体の中心側から全長の26%のラインが円筒の長さ30cmになるように引き延ばした。全長の13%のラインが中央になるように、直径8cm、枠幅8mmの紙製の円形枠板枠板を筒状編地に重ね、瞬間接着剤で前記枠板を筒状編地に固定した。枠板の外側の生地を裁断し、着用想定伸長状態のサンプリングを行った。これを着用想定の伸長状態での評価に用いた。
サンプリングした生地について、マイクロスコープVHX-6000(キーエンス社製)にて繊維径の測定を行った。画面内から任意の5か所にて測定を行い、その平均の小数点以下を四捨五入し、繊維高さkとした。尚、複合糸がカバーリング糸の場合は、複合糸でカバーリングされている箇所は繊維径が大きく、芯糸がむき出しの箇所では繊維径が小さく見えるが、リブ高さ評価時には、カバーリングされている箇所の繊維径を測定値とした。繊維間隔については、任意の5つのループを選択し、タテの繊維間隔pv、ヨコの繊維間隔phとし、その平均値を繊維間隔とした。5つのループにて測定した繊維間隔の平均値の小数点以下を四捨五入して、繊維間隔pとした。
筒状編地製品のレッグ部あるいはアーム部から複合糸を抜きだし、複合糸の重量を量り、次いで10gの荷重を掛けて測長して繊度を求めた。3か所以上サンプリングを行い、小数点以下を四捨五入して繊度を求め、fとした。前記(1)にて求めたkを用いて、下記式:
複合糸伸長指数=k/f
{式中、k=着用想定伸長時の繊維高さ、f=複合糸の繊度。}
で求められる複合糸伸長指数を計算し、小数点第二位を四捨五入して複合糸伸長指数とした。
保温率の測定は自作の放熱評価機を用いて実施した。放熱評価機は、直径14cm、周径44cm、長さ30cmの円筒からなり、内部にヒーターと温度センサーを有する。筒内の温度を37℃に保つよう制御回路を組んでおり、筒内温度が37℃より低いときはヒーターに電力を供給し昇温させ、筒内温度が37℃よりも高いときは電力供給を停止し、自然に降温させる。放熱評価機を20℃65%RHの環境下で1時間稼働させた際の消費電力Wを測定した。
筒状編地を未伸長状態で机上に置いて全長を測定し、製品着用時の身体の中心部側から、全長の26%の位置に線を引いた(図1の3、図4の7)。20℃65%RHの環境下で24時間の調湿を行った後、サンプルを放熱評価機器に被せて、身体の中心側から全長の26%のラインが円筒の長さ30cmになるように引き延ばして放熱量の測定を行った。予めサンプルをとりつけない状態での消費電力W0を測定しておき、サンプルを取り付けた状態での消費電力Wを測定した。これらの測定値から下記式:
保温率=(W0-W)/W0×100(%)
により保温率を求めた。
筒状編地製品の全長の50%の位置(図1の4、図4の8の長さの位置)で、長さ100mm(把持部除く)、幅は筒状編地のまま経方向(長さ方向)に2つ折りにしてサンプリングし、デマッチャー試験機((株)大栄科学精器製作所製)にサンプルを把持し、繰り返しの伸縮試験を行った。測定環境は、温度20℃、湿度65%RHの恒温恒湿条件にて、伸縮以外に外部からのエネルギー供給を受けない状態で測定した。初期長に対して110%(初期長が100mmであるので、伸長して把持部の間隔が210mmまで開くことになる)の伸び率になるような伸縮条件とし、100回/分の速度で伸縮を繰り返した。繰り返し伸長500回中、及び伸長終了後の試料表面温度を連続的にサーモグラフィで測定した。このとき、サーモグラフィの放射率は1.0に設定した。測定する試料表面が最高温となったときの温度を読み取り、伸縮前の温度と比べ上昇した温度を伸長時発熱温度とした。
前記(1)にてサンプリングした生地について、1インチの長さ間のコース数を測定した。周方向に3カ所以上サンプリングし、コース数の測定を行い、その平均の小数点以下を四捨五入して、大腿部のコース数とした。
同じサンプルの1インチの長さ間のウェール数についても同様に測定した。
製造した筒状編地製品を30℃50%RHの環境下で着用し、トレッドミルを使用して5km/Hrで3分間歩行を行い、人体正面から歩行前と歩行後の表面温度を放射率1.0に設定したサーモグラフィで観察した。パンティストッキングやレギンスといったレッグ製品の場合は、大腿部からくるぶしまでの脚部表面温度を、ゲイターやサポーターのようなレッグ製品の場合は、筒状編地により覆われる脚部表面温度を、アームカバーのような少なくとも腕の一部を覆う衣料の場合は、筒状編地により覆われる腕部表面温度をサーモグラフィにより観察し、歩行前後の平均温度を画像解析により求め、歩行前の脚部全体の平均温度からどれぐらい変化したかを次式:
着用発熱温度=(歩行前の脚部又は腕部の温度)―(歩行後の脚部又は腕部の温度)
により求めた。着用発熱温度が低いほど、暑熱環境下でも涼しい筒状編地製品であることを示す。
製造した筒状編地製品を30℃50%RHの環境下で着用し、トレッドミルを使用して5km/Hrで3分間歩行を行い、その時の着用感を「非常に涼しい」、「涼しい」、「普通」、「蒸し暑い」、「蒸し暑く不快」の5段階で評価した。
弾性糸44dtex(商品名ロイカBZ:旭化成(株)製)にポリアミド繊維の原糸13dtex/7フィラメントを、弾性糸のドラフト率3.0、撚り数2000T/mでカバーリングして28dtexの被覆弾性糸とした。この被覆弾性糸を使用して、針数352本のパンティストッキング編機を使用し、パンティストッキングのウエスト部にあたる部分から爪先まで編成した。ここで、パンティ部にあたる部分は、被覆弾性糸とポリアミド繊維加工糸78dtex/24フィラメントとを1本交互に編成し、股下からは被覆弾性糸のみで徐々にループの大きさを小さくしながら爪先部分まで編成した。編成した編地を金属製のセット型にかぶせ、スチームセット機を用い80℃でプレセットを行った。その後、編地を裏返し、2本のレッグ部編地の股部分を縫い合わせ、一足のパンティストッキングにした。さらにトークローザ―でつま先部分を縫い、再度表に返して、パドル染色機に投入した。ポリアミド繊維の染色を行い、染色工程の最後にシリコン系の加工剤(SFCシリコンNu62(明成化学工業(株)製))を5%owfパドル染色機に投入し、常温で5分間処理した。5分後にパドル染色機から取り出し、脱水、乾燥後、脚型の金枠にセットし、115℃20秒間セットして、周方向のウェール数が352ウェールのパンティストッキングとした。製造できたパンティストッキングのコースウェール数、ピッチリブ高さ比、複合糸伸長指数、伸長時発熱温度、保温率を測定した。また、着用試験により着用発熱温度、着用感を検証した結果、着用で涼しく、特に運動後の脚部の温度低下が見られ、暑熱環境の着用でも涼しいことが判った。結果を以下の表1に示す。
実施例1において、針数320本のパンティストッキング編機を使用し、他の製造条件は同じとした周方向のウェール数が320ウェールのレギンスを製造した。結果を以下の表1に示す。
弾性糸33dtex(商品名ロイカSF:旭化成(株)製)にポリアミド繊維の原糸13dtex/7フィラメントを、弾性糸のドラフト率3.0、撚り数1600T/mでカバーリングして24dtexの被覆弾性糸とした。この被覆弾性糸を使用して、針数400本のパンティストッキング編機を使用し、パンティストッキングのウエスト部にあたる部分から爪先まで編成した。以降の条件は、実施例1と同様のパンティストッキングを製造した。結果を以下の表1に示す。
実施例3において、針数352本のパンティストッキング編機を使用し、他の製造条件は同じとした周方向のウェール数が352ウェールのパンティストッキングを製造した。結果を以下の表1に示す。
実施例3において、針数320本のパンティストッキング編機を使用し、他の製造条件は同じとした周方向のウェール数が320ウェールのパンティストッキングを製造した。結果を以下の表1に示す。
弾性糸44dtex(商品名ロイカBZ:旭化成(株)製)にポリアミド繊維の原糸13dtex/7フィラメントを、弾性糸のドラフト率3.0、撚り数1800T/mでカバーリングして28dtexの被覆弾性糸とした。この被覆弾性糸とポリアミド繊維の原糸18dtex/3フィラメントを使用して、針数352本のパンティストッキング編機を使用し、パンティストッキングのウエスト部にあたる部分から爪先まで編成した。ここで、パンティ部にあたる部分は、被覆弾性糸とポリアミド繊維加工糸78dtex/24フィラメントとを1本交互に編成し、股下からは被覆弾性糸とポリアミド繊維の原糸18dtex/3フィラメントとを交互に編成して徐々にループの大きさを小さくしながら爪先部分まで編成した。編成した編地を金属製のセット型にかぶせ、スチームセット機を用い80℃でプレセットを行った。その後、編地を裏返し、2本のレッグ部編地の股部分を縫い合わせ、一足のパンティストッキングにした。さらにトークローザ―でつま先部分を縫い、再度表に返して、パドル染色機に投入した。ポリアミド繊維の染色を行い、染色工程の最後にシリコン系の加工剤(ソフテックスHS-450(北広ケミカル(株)製))を3%owfパドル染色機に投入し、常温で5分間処理した。5分後にパドル染色機から取り出し、脱水、乾燥後、脚型の金枠にセットし、115℃20秒間セットして、周方向のウェール数が352ウェールのパンティストッキングとした。結果を以下の表1に示す。
実施例6において、弾性糸44dtex(商品名ロイカBZ:旭化成(株)製)にポリアミド繊維の原糸11dtex/7フィラメントを、弾性糸のドラフト率3.0、撚り数1400T/mでダブルカバーリングして37dtexの被覆弾性糸とした。この被覆弾性糸とポリアミド繊維の原糸18dtex/3フィラメントを使用して、針数352本のパンティストッキング編機を使用し、パンティストッキングのウエスト部にあたる部分から爪先まで編成した。結果を以下の表1に示す。
実施例4において、針数352本のパンティストッキング編機を使用し、周方向のウェール数が352ウェールのアームカバーを製造した。上腕から前腕に向かって被覆弾性糸のみで徐々にループの大きさを小さくしながら爪先部分まで編成した。生地の両末端部については、ポリエステル繊維の加工糸56/24と被覆弾性糸の2本取りでリブ組織を編成した。筒状編地を金属製のセット型にかぶせ、スチームセット機を用い80℃でプレセットを行った。結果を以下の表1に示す。ポリアミド繊維の染色を行い、染色工程の最後にポリアミド系の加工剤(ソフテックスNF-10(北広ケミカル(株)製))を3%owfパドル染色機に投入し、常温で5分間処理した。5分後にパドル染色機から取り出し、脱水、乾燥後、腕用の金枠にセットし、115℃20秒間セットして、周方向のウェール数が352ウェールのアームカバーとした。結果を以下の表1に示す。
弾性糸22dtex(商品名ロイカSF:旭化成(株)製)にポリアミド繊維の原糸13dtex/7フィラメントを、弾性糸のドラフト率2.5、撚り数1800T/mでカバーリングして22dtexの被覆弾性糸とした。この被覆弾性糸を使用して、針数352本のパンティストッキング編機を使用し、パンティストッキングのウエスト部にあたる部分から爪先まで編成した。以降の条件は、実施例1と同様のパンティストッキングを製造した。結果を以下の表1に示す。
弾性糸19dtex(商品名ロイカBZ:旭化成(株)製)にポリアミド繊維の原糸11dtex/7フィラメントを、弾性糸のドラフト率2.4、撚り数1800T/mでカバーリングして19dtexの被覆弾性糸とした。この被覆弾性糸を使用して、針数352本のパンティストッキング編機を使用し、パンティストッキングのウエスト部にあたる部分から爪先まで編成した。以降の条件は、実施例1と同様のパンティストッキングを製造した。結果を以下の表1に示す。
実施例1において、編成時のループ長を大きく設定してパンティストッキングを製造した。結果を以下の表1に示す。
実施例1において、染色工程の最後にウレタン系の加工剤(パスコールv-221(明成化学工業(株)製))を3%owfパドル染色機に投入し、常温で5分間処理したパンティストッキングを製造した。結果を以下の表1に示す。
実施例1において、針数432本のパンティストッキング編機を使用し、他の製造条件は同じとした周方向のウェール数が432ウェールのレギンスを製造した。結果を以下の表1に示す。
実施例10において、編成時のループ長をかなり大きく設定して、パンティストッキングを製造した。結果を以下の表1に示す。着用試験のためにサンプルを穿く動作中にパンティストッキングが破れてしまい、破裂強度を測定したところ40hPaであった。また、穿きムラが目立ち、審美性にも問題があった。
複合糸繊度37dtexの市販のパンティストッキングを購入し、各種物性を測定した。結果を以下の表1に示す。
2 レッグ製品の製品着用時の身体の中心側から13%の位置
3 レッグ製品の製品着用時の身体の中心側から26%の位置
4 レッグ製品の製品着用時の身体の中心側から50%の長さ
5 少なくとも腕の一部を覆う衣料の全長
6 少なくとも腕の一部を覆う衣料の製品着用時の身体の中心側から13%の位置
7 少なくとも腕の一部を覆う衣料の製品着用時の身体の中心側から26%の位置
8 少なくとも腕の一部を覆う衣料の製品着用時の身体の中心側から50%の長さ
Claims (5)
- 弾性糸と非弾性糸とからなる複合糸を含む筒状編地製品であって、製品着用時の身体の中心側から、全長の13%の位置において、下記式:
ピッチリブ高さ比=p/k
{式中、p=着用想定伸長時の繊維間隔、k=着用想定伸長時の繊維高さ}
で求められるピッチリブ高さ比が、6.0~15.0であることを特徴とする、前記筒状編地製品。 - 製品着用時の身体の中心側から、全長の13%の位置において、下記式:
複合糸伸長指数=k/f
{式中、k=着用想定伸長時の繊維高さ、f=複合糸の繊度}
で求められる複合糸伸長指数が4.0以下である、請求項1に記載の筒状編地製品。 - 伸長時発熱温度が0℃超0.5℃以下である、請求項1又は2に記載の筒状編地製品。
- レッグ製品である、請求項1~3のいずれか1項に記載の筒状編地製品。
- 少なくとも腕の一部を覆う衣料である、請求項1~3のいずれか1項に記載の筒状編地製品。
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