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JP7296268B2 - 減衰力調整式緩衝器 - Google Patents

減衰力調整式緩衝器 Download PDF

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JP7296268B2
JP7296268B2 JP2019138028A JP2019138028A JP7296268B2 JP 7296268 B2 JP7296268 B2 JP 7296268B2 JP 2019138028 A JP2019138028 A JP 2019138028A JP 2019138028 A JP2019138028 A JP 2019138028A JP 7296268 B2 JP7296268 B2 JP 7296268B2
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Description

本発明は、ピストンロッドのストロークに対する油液の流れを制御して減衰力を調整する減衰力調整式緩衝器に関する。
特許文献1には、ピストンの一側及び他側にパイロット下流側逆止弁(伸び側逆止弁及び縮み側逆止弁)が設けられた制御バルブ内蔵型の減衰力調整式緩衝器(以下「従来の減衰力調整式緩衝器」と称する。)が開示されている。
特開2008-89044号公報
従来の減衰力調整式緩衝器では、パイロット下流側逆止弁の内周縁部が、ピストンボルトに作用する軸力によってクランプされている。また、パイロット下流側逆止弁には、クランプ面とシート面とのセット段差による閉弁方向の荷重が作用している。よって、従来の減衰力調整式緩衝器は、パイロット下流側逆止弁が開弁し難く、パイロット下流側逆止弁の開弁が遅れると、共通通路(パイロット流路)の圧力が高まる。その結果、制御バルブがフェイルポジションへ移行し、減衰力調整式緩衝器がフェイル落ち(フェイルオーバー)するおそれがある。
本発明は、パイロット流路下流側逆止弁の開弁遅れによるフェイル落ちを防ぐことが可能な減衰力調整式緩衝器を提供することを課題とする。
本発明の減衰力調整式緩衝器は、油液が封入されるシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装され、前記シリンダ内を一側室と他側室とに区画するピストンと、一端が前記ピストンに連結され、他端が前記シリンダから外部へ延出するピストンロッドと、前記ピストンに設けられ、前記一側室に開口する伸び側通路と、前記ピストンに設けられ、前記他側室に開口する縮み側通路と、前記伸び側通路に設けられる伸び側メインバルブと、前記ピストンの他側に設けられ、前記伸び側メインバルブが離着座可能に当接する伸び側メインシート部と、前記伸び側メインバルブの開弁圧力を調整する伸び側背圧室と、前記縮み側通路に設けられる縮み側メインバルブと、前記ピストンの一側に設けられ、前記縮み側メインバルブが離着座可能に当接する縮み側メインシート部と、前記縮み側メインバルブの開弁圧力を調整する縮み側背圧室と、前記伸び側背圧室と前記縮み側背圧室とを連通する共通通路と、内周側には前記共通通路が形成され、外周側には前記伸び側メインバルブ、前記縮み側メインバルブ、前記伸び側背圧室、及び前記縮み側背圧室を形成する部材が嵌合されるピストンボルトと、前記共通通路内に移動可能に設けられる弁体と、該弁体を開弁方向へ付勢する弁ばねと、前記共通通路内の油液の流れを制御するパイロットバルブと、前記弁体の移動を制御するアクチュエータと、を備える減衰力調整式緩衝器であって、前記ピストンの側に設けられ、前記共通通路から前記伸び側通路を介する前記側室への油液の流れを許容する伸び側逆止弁機構と、前記ピストンの側に設けられ、前記共通通路から前記縮み側通路を介する前記側室への油液の流れを許容する縮み側逆止弁機構と、を備え、前記伸び側逆止弁機構は、前記ピストンボルトの外周に設けられる伸び側浮動ディスクバルブと、前記伸び側メインシート部の内周側に設けられ、前記伸び側浮動ディスクバルブが離着座可能に当接する伸び側シート部と、前記伸び側浮動ディスクバルブを前記伸び側シート部に着座させる伸び側弁ばねと、を備え、前記縮み側逆止弁機構は、前記ピストンボルトの外周に設けられる縮み側浮動ディスクバルブと、前記縮み側メインシート部の内周側に設けられ、前記縮み側浮動ディスクバルブが離着座可能に当接する縮み側シート部と、前記縮み側浮動ディスクバルブを前記縮み側シート部に着座させる縮み側弁ばねと、を備え、前記ピストンは、内周面に設けられる第1環状溝と、内周面に設けられる第2環状溝と、前記伸び側シート部の内周側と前記第1環状溝と前記共通通路とを連通する伸び側連通路と、前記縮み側シート部の内周側と前記第2環状溝と前記共通通路とを連通する縮み側連通路と、前記側室側端部と前記第1環状溝との間に設けられる第1環状面と、前記側室側端部と前記第2環状溝との間に設けられる第2環状面と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、減衰力調整式緩衝器におけるパイロット流路下流側逆止弁の開弁遅れによるフェイル落ちを防ぐことができる。
第1実施形態の減衰力調整式緩衝器の主要部の断面図である。 図1における減衰力調整機構の拡大図である。 図2における伸び側及び縮み側逆止弁機構の拡大図である。
本発明の一実施形態を添付した図を参照して説明する。
便宜上、図1における上下方向をそのまま「上下方向」と称する。なお、本実施形態は、単筒型の減衰力調整式緩衝器1に適用したものであるが、リザーバを備える複筒型の減衰力調整式緩衝器にも適用可能である。
図1に示されるように、シリンダ2内には、ピストン3が摺動可能に嵌装される。ピストン3は、シリンダ2内をシリンダ上室2A(一側室)とシリンダ下室2B(他側室)との2室に区画する。なお、シリンダ2内には、シリンダ2内を上下方向へ移動可能なフリーピストン(図示省略)が設けられ、該フリーピストンは、シリンダ2内をピストン3側のシリンダ下室2Bとボトム側のガス室(図示省略)とに区画する。
ピストン3の軸孔4には、ピストンボルト5の軸部6が挿通される。ピストンボルト5は、軸部6の上端部に設けられる頭部7と、該頭部7の外周縁部に形成された上側の第1円筒部8及び下側の第2円筒部9と、を有する。第1円筒部8には、ソレノイドケース94の下端部がねじ結合により接続される。ピストンボルト5の軸部6の内周側には、軸方向(上下方向)へ延びて上端が開口する共通通路11が設けられる。
図2に示されるように、共通通路11は、該共通通路11の上部に形成されて上端が開口される軸方向通路12と、共通通路11の下部に形成されて下端が閉塞される軸方向通路14と、軸方向通路12,14間を連通する軸方向通路13と、からなる。共通通路11の内径は、軸方向通路13が最も大きく、軸方向通路12、軸方向通路14の順に小さくなる。なお、軸方向通路12は、ピストンボルト5(頭部7)の上端面中央に形成された凹部10の底面に開口する。該凹部10の軸直角平面による断面は、ピストンボルト5と同軸の円形をなす。
図1に示されるように、ソレノイドケース94の上端部には、ピストンロッド15の下端部(一端)がねじ結合により接続される。ピストンロッド15の上端側(他端)は、シリンダ2から外部へ延出する。ピストンロッド15の下端部には、緩み止めのナット16が取り付けられる。ピストンロッド15の下端には、小径部17が形成される。小径部17の外周面に形成された環状溝(符号省略)には、ソレノイドケース94とピストンロッド15との間をシールするシール部材18が装着される。
ピストン3には、上端がシリンダ上室2A側に開口する伸び側通路19と、下端がシリンダ下室2B側に開口する縮み側通路20と、が設けられる。ピストン3の下端側(他側)には、伸び側通路19の油液(作動流体)の流れを制御する伸び側バルブ機構21が設けられる。他方、ピストン3の上端側(一側)には、縮み側通路20の油液の流れを制御する縮み側バルブ機構51が設けられる。
図2に示されるように、伸び側バルブ機構21は、ピストン3の下端面の外周側に形成される環状のシート部24(伸び側メインシート部)と、該シート部24に離着座可能に当接する伸び側メインバルブ23と、ピストンボルト5の軸部6に取り付けられる伸び側パイロットボディ25と、該伸び側パイロットボディ25と伸び側メインバルブ23の背面との間に形成される伸び側背圧室26と、を備える。該伸び側背圧室26内の圧力は、伸び側メインバルブ23に対して閉弁方向へ作用する。
ピストンボルト5の軸部6の下端部には、ナット27が取り付けられる。該ナット27と伸び側パイロットボディ25との間には、ナット27側から順に、ワッシャ28、リテーナ29、及びディスクバルブ30が設けられる。ワッシャ28、リテーナ29、及びディスクバルブ30は、ナット27と伸び側パイロットボディ25の内周縁部との間で保持される。伸び側メインバルブ23は、弾性体からなる環状のパッキン31が伸び側パイロットボディ25の内周面に全周にわたって接触するパッキンバルブである。
伸び側背圧室26は、伸び側パイロットボディ25に形成された通路32及びディスクバルブ30を介してシリンダ下室2Bに連通される。ディスクバルブ30は、伸び側背圧室26の圧力が所定圧力に達したときに開弁し、当該伸び側背圧室26内の圧力をシリンダ下室2Bへリリーフする。伸び側背圧室26は、ディスク状の伸び側背圧導入弁33を介して、ピストンボルト5の軸部6に形成された径方向通路34に連通される。該径方向通路34は、軸方向通路14に連通される。
伸び側背圧導入弁33は、シリンダ下室2Bから、伸び側パイロットボディ25の通路44を介する、伸び側背圧室26への油液の流れを許容する逆止弁である。伸び側背圧導入弁33は、伸び側パイロットボディ25の上面(伸び側背圧室26側の面)の、通路32の内周側且つ通路44の外周側に形成された、環状のシート部35に着座される。伸び側背圧導入弁33の内周縁部は、伸び側パイロットボディ25の内周縁部と複数枚のリテーナ36との間で保持される。伸び側背圧室26は、伸び側背圧導入弁33の内周側に形成された複数個の伸び側導入オリフィス37、及び伸び側パイロットボディ25の内周縁部に形成された環状通路38を介して径方向通路34に連通される。
ピストンボルト5の軸部6には、軸方向通路14に連通する径方向通路39(伸び側排出通路)が形成される。該径方向通路39は、ピストン3に設けられた伸び側連通路142(図3参照)、ピストン3の下端側(他側)に設けられた伸び側逆止弁機構141、及び伸び側通路19を介してシリンダ上室2Aに連通される。縮み側逆止弁機構141は、共通通路11から伸び側通路19を介するシリンダ上室2A(一側室)への油液の流れを許容する。
図3に示されるように、伸び側逆止弁機構141(パイロット下流側逆止弁)は、ピストンボルト5の軸部6の外周に設けられる環状の伸び側浮動ディスクバルブ143を有する。該伸び側浮動ディスクバルブ143の内周面144(孔)は、環状のガイド部材145の外周面146(軸)に摺動可能に嵌合される。ピストン3の下端面3Bの内周縁部と伸び側パイロットボディ25の内周縁部との間には、ピストン3側から順に、ガイド部材145、リテーナ147、伸び側メインバルブ23、複数枚のリテーナ36、伸び側連通逆止弁40、及び伸び側背圧導入弁33が設けられる。なお、リテーナ147の外径は、リテーナ36の外径と略同一である。
伸び側浮動ディスクバルブ143の外周縁部は、当該伸び側浮動ディスクバルブ143とリテーナ147との間に設けられた弁ばね148の付勢力により、ピストン3の下端側に設けられた環状のシート部43(伸び側シート部)に離着座可能に当接する。弁ばね148は、外周側端部が伸び側浮動ディスクバルブ143の外周縁部に当接し、内周側端部がリテーナ147及びガイド部材145に当接する。なお、弁ばね148は、圧縮コイルばね、皿ばね等を適用することができる。
シート部43(伸び側シート部)は、シート部24(伸び側メインシート部)及び伸び側通路19の下端側開口に対して、ピストン3の内周側に設けられる。シート部43の内周側には、環状溝41が設けられる。該環状溝41は、伸び側浮動ディスクバルブ143の弁室150を形成する。ピストン3の下端面3Bには、環状溝41(弁室150)と伸び側連通路142とを連通する複数本の径方向溝42が設けられる。ピストン3の軸孔4から径方向溝42までの距離は、ピストン3の軸孔4からリテーナ36及びガイド部材145の外周面までの距離よりも長い。換言すれば、径方向溝42は、リテーナ36及びガイド部材145に対して、ピストン3の径方向外側に設けられる。
ピストン3の軸孔4(内周面)の下端部には、内周側が開口するチャンネル形断面の環状溝49(第環状溝)が形成される。即ち、ピストン3の、下端面3Bと環状溝49との間には、一定幅の環状面48(第環状面)が形成される。伸び側連通路142は、ピストン3の下端面3Bから軸孔4に向かって当該ピストン3内を斜め方向へ延びて、一端(外側)が径方向溝42に開口するとともに、他端(内側)が環状溝49に開口する。これにより、共通通路11は、ピストンボルト5の径方向通路39、ピストン3の環状溝49、伸び側連通路142、径方向溝42、環状溝41(弁室150)、伸び側浮動ディスクバルブ141、及び伸び側通路19を介して、シリンダ上室2Aに連通される。なお、伸び側浮動ディスクバルブ143は環状溝41(弁室150)の範囲に、シリンダ上室2Aを共通通路11に常時連通させるオリフィス149が設けられる。
図2に示されるように、縮み側バルブ機構51は、ピストン3の上端面の外周側に形成される環状のシート部54(縮み側メインシート部)と、該シート部54に離着座可能に当接する縮み側メインバルブ53と、ピストンボルト5の軸部6に取り付けられる縮み側パイロットボディ55と、該縮み側パイロットボディ55と縮み側メインバルブ53の背面との間に形成される縮み側背圧室56と、を備える。該縮み側背圧室56内の圧力は、縮み側メインバルブ53に対して閉弁方向へ作用する。
ピストンボルト5の第2円筒部9の内周側には、ワッシャ45が嵌合される。該ワッシャ45の軸孔46には、ピストンボルト5の軸部6が挿入される。ワッシャ45と第2円筒部9との間は、ワッシャ45の外周に設けられた環状のシール部材47によってシールされる。ワッシャ45と縮み側パイロットボディ55との間には、上側から順に、ディスク58、リテーナ59、及びディスクバルブ60が設けられる。ディスク58、リテーナ59、及びディスクバルブ60は、ワッシャ45と縮み側パイロットボディ55の内周縁部との間で保持される。縮み側メインバルブ53は、弾性体からなる環状のパッキン61が縮み側パイロットボディ55の内周面に全周にわたって接触するパッキンバルブである。
縮み側背圧室56は、縮み側パイロットボディ55に形成された通路62及びディスクバルブ60を介してシリンダ上室2Aに連通される。ディスクバルブ60は、縮み側背圧室56の圧力が所定圧力に達したときに開弁し、当該縮み側背圧室56内の圧力をシリンダ上室2Aへリリーフする。縮み側背圧室56は、ディスク状の縮み側背圧導入弁63を介して、ピストンボルト5の軸部6に形成された径方向通路64に連通される。該径方向通路64は、軸方向通路12に連通される。
縮み側背圧導入弁63は、シリンダ上室2Aから、縮み側パイロットボディ55の通路74を介する、縮み側背圧室56への油液の流れを許容する逆止弁である。縮み側背圧導入弁63は、縮み側パイロットボディ55の下面(縮み側背圧室56側の面)の、通路62の内周側且つ通路74の外周側に形成された、環状のシート部65に着座される。縮み側背圧導入弁63の内周縁部は、縮み側パイロットボディ55の内周縁部と複数枚のリテーナ66との間で保持される。縮み側背圧室56は、縮み側背圧導入弁63の内周側に形成された複数個の縮み側導入オリフィス67、縮み側パイロットボディ55の内周縁部に形成された環状通路68、及びピストンボルト5の軸部6に形成された二面幅部75を介して、径方向通路64に連通される。
ピストンボルト5の軸部6には、軸方向通路12に連通する径方向通路69(縮み側排出通路)が形成される。該径方向通路69は、ピストン3に設けられた縮み側連通路152(図3参照)、ピストン3の上端側(一側)に設けられた縮み側逆止弁機構151、及び縮み側通路20を介してシリンダ下室2Bに連通される。伸び側逆止弁機構151は、共通通路11から縮み側通路20を介するシリンダ下室2B(他側室)への油液の流れを許容する。
図3に示されるように、縮み側逆止弁機構151(パイロット下流側逆止弁)は、ピストンボルト5の軸部6の外周に設けられる環状の縮み側浮動ディスクバルブ153を有する。該縮み側浮動ディスクバルブ153の内周面154(孔)は、環状のガイド部材155の外周面156(軸)に摺動可能に嵌合される。ピストン3の上端面3Aの内周縁部と縮み側パイロットボディ55の内周縁部との間には、ピストン3側から順に、ガイド部材155、リテーナ157、縮み側メインバルブ53、複数枚のリテーナ66、縮み側連通逆止弁70、及び縮み側背圧導入弁63が設けられる。なお、リテーナ157の外径は、リテーナ66の外径と略同一である。
縮み側浮動ディスクバルブ153の外周縁部は、当該縮み側浮動ディスクバルブ153とリテーナ157との間に設けられた弁ばね158の付勢力により、ピストン3の上端側に設けられた環状のシート部73(縮み側シート部)に離着座可能に当接する。弁ばね158は、外周側端部が縮み側浮動ディスクバルブ153の外周縁部に当接し、内周側端部がリテーナ157及びガイド部材155に当接する。なお、弁ばね158は、圧縮コイルばね、皿ばね等を適用することができる。
シート部73(縮み側シート部)は、シート部54(縮み側メインシート部)及び縮み側通路20(図2参照)の上端側開口に対して、ピストン3の内周側に設けられる。シート部73の内周側には、環状溝71が設けられる。該環状溝71は、縮み側浮動ディスクバルブ153の弁室160を形成する。ピストン3の上端面3Aには、環状溝71(弁室160)と縮み側連通路152とを連通する複数本の径方向溝72が設けられる。ピストン3の軸孔4から径方向溝72までの距離は、ピストン3の軸孔4からリテーナ36及びガイド部材155の外周面までの距離よりも長い。換言すれば、径方向溝72は、リテーナ36及びガイド部材155に対して、ピストン3の径方向外側に設けられる。
ピストン3の軸孔4(内周面)の上端部には、内周側が開口するチャンネル形断面の環状溝79(第環状溝)が形成される。即ち、ピストン3の、上端面3Aと環状溝79との間には、一定幅の環状面78(第環状面)が形成される。縮み側連通路152は、ピストン3の上端面3Aから軸孔4に向かって当該ピストン3内を斜め方向へ延びて、一端(外側)が径方向溝72に開口するとともに、他端(内側)が環状溝79に開口する。これにより、共通通路11は、ピストンボルト5の径方向通路69、ピストン3の環状溝79、縮み側連通路152、径方向溝72、環状溝71(弁室160)、縮み側浮動ディスクバルブ151、及び縮み側通路20(図2参照)を介して、シリンダ下室2Bに連通される。なお、縮み側浮動ディスクバルブ153は環状溝71(弁室160)の範囲に、シリンダ下室2Bを共通通路11に常時連通させるオリフィス159が設けられる。
図2に示されるように、ピストンボルト5の共通通路11内の油液の流れは、パイロットバルブ81によって制御される。該パイロットバルブ81は、共通通路11に摺動可能に嵌装されたスプール82(弁体)を有する。スプール82は、中実軸からなり、ピストンボルト5とともにパイロットバルブ81を構成する。スプール82は、軸方向通路12の、径方向通路64より上側に挿入される摺動部83と、軸方向通路14の開口周縁に形成されたシート部84に離着座可能に当接する弁部85と、摺動部83と弁部85とを接続する接続部86と、を有する。
スプール82の弁部85に形成されたばね受部87と、共通通路11(軸方向通路14)の底部との間には、圧縮コイルばねからなるフェイルばね88が介装される。該フェイルばね88は、スプール82をピストンボルト5に対して上方向へ付勢する。これにより、摺動部83の端面89は、後述するソレノイド91(アクチュエータ)の作動ロッド92の下端面93に当接する(押し付けられる)。
図1に示されるように、ソレノイド91は、ソレノイドケース94、作動ロッド92、及びコイル95を有する。作動ロッド92の外周面には、プランジャ96が結合される。プランジャ96は、コイル95への通電により推力を発生する。作動ロッド92の内周側には、ロッド内通路97が形成される。作動ロッド92は、コア98に設けられたブッシュ100によって、上下方向(軸方向)へ案内される。
ソレノイド91のコア99の内周側には、スプール背圧室101が形成される。該スプール背圧室101は、上室側連通路、即ち、作動ロッド92の下端部に設けられた複数個の切欠き102、ロッド内通路97、コア98に形成されたロッド背圧室103、コア98内を径方向へ延びる通路104、及びソレノイドケース94の側壁に形成されたエア抜きオリフィス105を介して、シリンダ上室2Aに連通される。
図2に示されるように、ピストンボルト5の頭部7とワッシャ45との間には、頭部7側から順に、スプール背圧リリーフ弁107、及びリテーナ108が設けられる。スプール背圧リリーフ弁107の内周縁部は、リテーナ108と、ピストンボルト5の頭部7の内周縁部と、によって保持される。他方、スプール背圧リリーフ弁107の外周縁部は、ピストンボルト5の頭部7の下面に形成された環状のシート部109に離着座可能に当接する。ピストンボルト5の頭部7とワッシャ45との間には、スプール背圧リリーフ弁107を開弁させるスペースとなる環状通路110が形成される。スプール背圧リリーフ弁107は、スプール背圧室101から環状通路110への油液の流れを許容する逆止弁として機能する。
スプール背圧室101は、下室側連通路、即ち、ピストンボルト5の凹部10、ピストンボルト5の頭部7に形成された複数本の通路111、スプール背圧リリーフ弁107、環状通路110、ワッシャ45の上端面の内周縁部に形成された複数個の切欠き112、ワッシャ45に形成された複数本の通路113、ワッシャ45の下端面の内周縁部に形成された複数個の切欠き114、ピストンボルト5の軸部6に形成された二面幅部75、縮み側パイロットボディ55に形成された環状通路68、径方向通路64、軸方向通路12、径方向通路69、縮み側連通路152(図3参照)、縮み側逆止弁機構151(図3参照)、及び縮み側通路20を介して、シリンダ下室2Bに連通される。
軸方向通路13の上端には、フェイルセーフバルブ121が設けられる。スプール82の上端部127近傍には、ディスク状のパイロットばね122(弁ばね)と、バルブスプール82の上端部127(弁体の一側)に固定された弁ばね固定部材123と、を備える。スプール82(摺動部83)の上端部127は、共通通路11(軸方向通路12)から凹部10内に突出した部分であり、弁ばね固定部材123の軸孔126に圧入される。
スプール82の端面89の近傍には、環状溝128が形成されており、スプール82の上端部127を弁ばね固定部材123の軸孔126に圧入させた後、弁ばね固定部材123の上端側の内周縁部を、全周に亘って、或いは部分的にかしめて、当該弁ばね固定部材123の材料を環状溝128へ塑性流動させることにより、かしめ部129を形成する。これにより、スプール82と弁ばね固定部材123とは、強固に結合される。
弁ばね固定部材123は、円筒部124がパイロットばね122の中心孔131に挿入され、ばね受部125の下端部がパイロットばね122の内周縁部(中心孔131の周縁部)の上面に当接される。パイロットばね122の外周縁部は、ピストンボルト5の頭部7に形成された段部132(凹部10の開口縁部)によって支持される。また、パイロットばね122の外周縁部は、スペーサ133を介してコア99と段部132との間で保持される。
そして、コイル95への非通電時には、スプール82は、パイロットばね122のばね力によって、上方向、即ち、弁部85をシート部84から離座させる方向へ付勢される。これにより、弁ばね固定部材123のばね受部125が、コア99のスプール背圧室101の下端側の開口縁部に形成されたシート部134に着座される。その結果、前述した上室側連通路と下室側連通路との連通が遮断される。
一方、コイル95への通電時には、スプール82は、作動ロッド92(プランジャ96)の推力によって、下方向、即ち、弁部85をシート部84に着座させる方向へ付勢される。これにより、スプール82は、フェイルセーフばね88及びパイロットばね122のばね力に抗して、弁部85がシート部84に着座される。パイロットバルブ81(弁部85)の開弁圧力は、コイル95への通電の電流値を変化させることで制御される。コイル95への通電の電流値が小さいソフトモード時には、フェイルセーフばね88のばね力と作動ロッド92との推力が平衡し、弁部85がシート部84から離間した状態(図2参照)となる。
次に、本実施形態における油液の流れ、ここでは、パイロット流路の油液の流れを説明する。
(縮み行程)
パイロットバルブ81の開弁前には、シリンダ下室2Bの油液は、縮み側通路20、縮み側浮動ディスクバルブ153のオリフィス159、環状溝71(弁室160)、径方向溝72、縮み側連通路152、環状溝79、径方向通路69、軸方向通路12(共通通路11)、及び縮み側導入通路、即ち、径方向通路64、軸部6の二面幅部75、環状通路68、及び縮み側背圧導入弁63の縮み側導入オリフィス67を経て、縮み側背圧室56に導入される。また、軸方向通路12に導入された油液は、縮み側背圧導入弁63の縮み側導入オリフィス67、環状通路68、軸部6の二面幅部75、ワッシャ45の切欠き114、及びディスク58を経て、シリンダ上室2Aへ流れる。
パイロットバルブ81が開弁すると、軸方向通路12に導入された油液は、縮み側導入通路を経て縮み側背圧室56に導入されるとともに、縮み側パイロット通路、即ち、軸方向通路13(共通通路11)、軸方向通路14(共通通路11)、径方向通路39、ピストン3の環状溝49、伸び側連通路142、及び径方向溝42を介して環状溝41(弁室150)に導入され、伸び側浮動ディスクバルブ143を開弁させ、伸び側通路19を介してシリンダ上室2Aへ流れる。ここで、ソレノイド91のコイル95への通電の電流値を制御することにより、パイロットバルブ81の開弁圧力を調整することができる。同時に、縮み側背圧導入弁63から縮み側背圧室56へ導入される油液の圧力も調整されるので、縮み側メインバルブ53の開弁圧力を制御することができる。
(伸び行程)
パイロットバルブ81の開弁前には、シリンダ上室2Aの油液は、伸び側通路19、伸び側浮動ディスクバルブ143のオリフィス149、環状溝41(弁室150)、径方向溝42、伸び側連通路142、環状溝49、径方向通路39、軸方向通路14(共通通路11)、及び伸び側導入通路、即ち、径方向通路34、環状通路38、及び伸び側背圧導入弁33の伸び側導入オリフィス37を経て、伸び側背圧室26に導入される。また、シリンダ上室2Aの油液は、前述した上室側連通路及び下室側連通路を経て、シリンダ下室2Bへ流れる。
パイロットバルブ81が開弁すると、軸方向通路14に導入された油液は、伸び側導入通路を経て伸び側背圧室26に導入されるとともに、伸び側パイロット通路、即ち、軸方向通路13(共通通路11)、軸方向通路12(共通通路11)、径方向通路69、ピストン3の環状溝79、縮み伸び側連通路152、及び径方向溝72を介して環状溝71(弁室160)に導入され、縮み側浮動ディスクバルブ153を開弁させ、縮み側通路20を介してシリンダ下室2Bへ流れる。ここで、ソレノイド91のコイル95への通電の電流値を制御することにより、パイロットバルブ81の開弁圧力を調整することができる。同時に、伸び側背圧導入弁33から伸び側背圧室26へ導入される油液の圧力も調整されるので、伸び側メインバルブ23の開弁圧力を制御することができる。
前述した従来の減衰力調整式緩衝器では、パイロット下流側逆止弁の内周縁部をピストンボルトの軸力によってクランプしていることに加え、パイロット下流側逆止弁に、クランプ面とシート面とのセット段差による閉弁方向の荷重を作用させているので、パイロット下流側逆止弁が開弁し難く、その結果、パイロット下流側逆止弁の開弁が遅れて共通通路(パイロット流路)の圧力が高まり、制御バルブがフェイルポジションへ移行することにより、減衰力調整式緩衝器がフェイル落ちするおそれがある。
これに対し、本実施形態では、伸び側逆止弁機構141及び縮み側逆止弁機構151(パイロット下流側逆止弁)の弁体を伸び側浮動ディスクバルブ143及び縮み側浮動ディスクバルブ153とし、該伸び側浮動ディスクバルブ143及び縮み側浮動ディスクバルブ153を弁ばね148及び158の付勢力によって伸び側シート部43及び縮み側シート部73に着座させたので、伸び側浮動ディスクバルブ143及び縮み側浮動ディスクバルブ153の開弁圧力の設定が容易であり、伸び側浮動ディスクバルブ143及び縮み側浮動ディスクバルブ153を確実に開弁させることが可能であり、パイロット下流側逆止弁の開弁遅れによるフェイル落ちを防ぐことができる。
また、従来の減衰力調整式緩衝器では、パイロット下流側逆止弁をクランプしているため、ピストンを小径化、延いては、パイロット下流側逆止弁を小径化した場合、パイロット下流側逆止弁の剛性が高くなることで、当該パイロット下流側逆止弁の開弁圧力がさらに高くなり、フェイル落ちの懸念があった。
これに対し、本実施形態では、弁ばね148,158のばね定数を変えることで伸び側浮動ディスクバルブ143及び縮み側浮動ディスクバルブ153の開弁圧力を調整することができるので、ピストン3の小径化、延いては、減衰力調整式緩衝器1の小型化への要求に応えることができる。
また、従来の減衰力調整式緩衝器では、共通通路とパイロット下流側逆止弁の弁室とを連通させるため、ピストンの両端面の内周縁部に溝が設けられていたので、当該内周溝の分だけピストンの座面積が小さくなる。その結果、ピストン速度が高い領域の上限軸力が制限されるという設計上の問題があった。さらに、従来の減衰力調整式緩衝器で浮動ディスクバルブを採用した場合、ピストンの内周溝から漏れた油液がパイロット流路に流入し、当該パイロット流路の圧力が上昇する問題があった。
これに対し、本実施形態では、ピストン3の端面3,3に形成されていた内周溝を廃止し、弁室150,160と共通通路11とを、ピストン3の内部に形成された伸び側及び縮み側連通路142,152によって連通させたので、前述した従来の減衰力調整式緩衝器における問題を解消することができる。
1 減衰力調整式緩衝器、2 シリンダ、2A シリンダ上室(一側室)、2B シリンダ下室(他側室)、3 ピストン、5 ピストンボルト、11 共通通路、15 ピストンロッド、19 伸び側通路、20 縮み側通路、23 伸び側メインバルブ、24 伸び側メインシート部、26 伸び側背圧室、43 縮み側シート部、48 環状面(第2環状面)、49 環状溝(第2環状溝)、53 縮み側メインバルブ、54 縮み側メインシート部、56 縮み側背圧室、73 伸び側シート部、78 環状面(第1環状面)、79 環状溝(第1環状溝)、91 ソレノイド(アクチュエータ)、81 パイロットバルブ、82 スプール(弁体)、122 フェイルセーフバルブ、141 縮み側逆止弁機構、143 縮み側浮動ディスクバルブ、148 弁ばね、151 伸び側逆止弁機構、153 伸び側浮動ディスクバルブ、158 弁ばね

Claims (1)

  1. 油液が封入されるシリンダと、
    該シリンダ内に摺動可能に嵌装され、前記シリンダ内を一側室と他側室とに区画するピストンと、
    一端が前記ピストンに連結され、他端が前記シリンダから外部へ延出するピストンロッドと、
    前記ピストンに設けられ、前記一側室に開口する伸び側通路と、
    前記ピストンに設けられ、前記他側室に開口する縮み側通路と、
    前記伸び側通路に設けられる伸び側メインバルブと、
    前記ピストンの他側に設けられ、前記伸び側メインバルブが離着座可能に当接する伸び側メインシート部と、
    前記伸び側メインバルブの開弁圧力を調整する伸び側背圧室と、
    前記縮み側通路に設けられる縮み側メインバルブと、
    前記ピストンの一側に設けられ、前記縮み側メインバルブが離着座可能に当接する縮み側メインシート部と、
    前記縮み側メインバルブの開弁圧力を調整する縮み側背圧室と、
    前記伸び側背圧室と前記縮み側背圧室とを連通する共通通路と、
    内周側には前記共通通路が形成され、外周側には前記伸び側メインバルブ、前記縮み側メインバルブ、前記伸び側背圧室、及び前記縮み側背圧室を形成する部材が嵌合されるピストンボルトと、
    前記共通通路内に移動可能に設けられる弁体と、
    該弁体を開弁方向へ付勢する弁ばねと、
    前記共通通路内の油液の流れを制御するパイロットバルブと、
    前記弁体の移動を制御するアクチュエータと、
    を備える減衰力調整式緩衝器であって、
    前記ピストンの側に設けられ、前記共通通路から前記伸び側通路を介する前記側室への油液の流れを許容する伸び側逆止弁機構と、
    前記ピストンの側に設けられ、前記共通通路から前記縮み側通路を介する前記側室への油液の流れを許容する縮み側逆止弁機構と、を備え、
    前記伸び側逆止弁機構は、前記ピストンボルトの外周に設けられる伸び側浮動ディスクバルブと、前記伸び側メインシート部の内周側に設けられ、前記伸び側浮動ディスクバルブが離着座可能に当接する伸び側シート部と、前記伸び側浮動ディスクバルブを前記伸び側シート部に着座させる伸び側弁ばねと、を備え、
    前記縮み側逆止弁機構は、前記ピストンボルトの外周に設けられる縮み側浮動ディスクバルブと、前記縮み側メインシート部の内周側に設けられ、前記縮み側浮動ディスクバルブが離着座可能に当接する縮み側シート部と、前記縮み側浮動ディスクバルブを前記縮み側シート部に着座させる縮み側弁ばねと、
    を備え、
    前記ピストンは、内周面に設けられる第1環状溝と、内周面に設けられる第2環状溝と、前記伸び側シート部の内周側と前記第1環状溝と前記共通通路とを連通する伸び側連通路と、前記縮み側シート部の内周側と前記第2環状溝と前記共通通路とを連通する縮み側連通路と、前記側室側端部と前記第1環状溝との間に設けられる第1環状面と、前記側室側端部と前記第2環状溝との間に設けられる第2環状面と、を備えることを特徴とする減衰力調整式緩衝器。
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