JP7293882B2 - エンジンの排気構造 - Google Patents
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Description
エンジンの側方に配置され、該エンジンから排出される排気ガスを浄化する触媒装置と、
上記エンジンと上記触媒装置の間に配置された遮熱用のインシュレータとを備え、
上記インシュレータは、上記エンジンと上記触媒装置の間において縦壁となるように該触媒装置の側面に沿って延びる縦壁部を備え、該縦壁部の上記触媒装置の側面に沿って延設された端部に上記エンジン側から上記触媒装置の端面側に逸れ曲がった曲り部を備え、
上記インシュレータは上記エンジンと上記触媒装置の下部の間に配置された下部インシュレータであり、
さらに、上記エンジンと上記触媒装置の上部との間に縦壁となるように配置された遮熱用の上部インシュレータを備え、
上記上部インシュレータの上端から上記触媒装置を上から覆うカバーが延設されていることを特徴とする。
エンジンの側方に配置され、該エンジンから排出される排気ガスを浄化する触媒装置と、
上記エンジンと上記触媒装置の間に配置された遮熱用のインシュレータとを備え、
上記インシュレータは、上記エンジンと上記触媒装置の間において縦壁となるように該触媒装置の側面に沿って延びる縦壁部を備え、該縦壁部の上記触媒装置の側面に沿って延設された端部に上記エンジン側から上記触媒装置の端面側に逸れ曲がった曲り部を備え、
上記エンジンの端部から上記触媒装置の端部側に張り出した、上記触媒装置を上記エンジンに支持する板状ブラケットを備え、
上記板状ブラケットは、その板面が縦になった部分を備え、上記エンジンと上記触媒装置の間の少なくとも一部を塞いでいることを特徴とする。
エンジンの側方に配置され、該エンジンから排出される排気ガスを浄化する触媒装置と、
上記エンジンと上記触媒装置の間に配置された遮熱用のインシュレータとを備え、
上記インシュレータは、上記エンジンと上記触媒装置の間において縦壁となるように該触媒装置の側面に沿って延びる縦壁部を備え、該縦壁部の上記触媒装置の側面に沿って延設された端部に上記エンジン側から上記触媒装置の端面側に逸れ曲がった曲り部を備え、
上記インシュレータは上記エンジンと上記触媒装置の下部の間に配置された下部インシュレータであり、
さらに、上記エンジンと上記触媒装置の上部との間に縦壁となるように配置された遮熱用の上部インシュレータを備え、
上記上部インシュレータの上端から上記触媒装置を上から覆うカバーが延設され、
上記エンジンの端部から上記触媒装置の端部側に張り出した、上記触媒装置を上記エンジンに支持する板状ブラケットを備え、
上記板状ブラケットは、その板面が縦になった部分を備え、上記エンジンと上記触媒装置の間の少なくとも一部を塞いでいることを特徴とする。
上記下部インシュレータは、上記エンジンの下部と上記下流側触媒の間に配置されており、
上記上部インシュレータは、上記エンジンの上部と上記上流側触媒の間に配置されており、
上記上流側触媒を間に挟んで上記板状ブラケットの反対側に配置され、上記上流側触媒のまわりを当該反対側から覆う遮熱用のインシュレータを備えている。
図1に示す車両1の前部において、2はボンネット3で覆われたエンジンルーム、4は直列多気筒エンジン、5はエンジンルーム2と車室を仕切るダッシュパネルである。エンジン4は、そのクランクシャフトと平行な気筒列方向が車両前後方向に延びる姿勢で車両1に搭載された縦置きエンジンである。エンジン4の後方にトランスミッション6が配置されている。エンジンルーム2には、エンジン4の下面を下から覆うアンダーカバー7が設けられている。
図3に示すように、エンジン4を車両前側から見てその側方(排気マニホールドが存する側(同図の左側))に触媒装置9がエンジン4に近接して配置されている。触媒装置9はエンジン4から排出される排気ガスを処理する。図4に示すように、触媒装置9は上流側触媒11と下流側触媒12を備えてなる。
エンジン4と触媒装置9の間には遮熱用の複数のインシュレータが設けられている。すなわち、図3乃至図5に示すように、エンジン4のシリンダヘッド13と上流側触媒11の間に縦壁となるように上部インシュレータ31が配置されている。また、エンジン4のシリンダブロック17と下流側触媒12の間に縦壁となるように下部インシュレータ32が配置されている。
[車両走行中]
車両1の走行中は、エンジン4の稼働により高温の排気ガスが触媒装置9に流れるから、触媒装置9の冷却が必要になる。トランスミッション6についてもその作動の信頼性確保のために冷却する必要がある。
車両1が走行状態から停車すると、触媒装置9は、エンジン4の停止に伴って高温の排気ガスが供給されなくなるから、放熱によって冷えていく。触媒装置9が触媒の活性温度以下まで冷えてしまうと、車両1の運転を再開したときのエンジン4から排出される排気ガスの浄化性等が悪化する。問題となるのは、触媒装置9の輻射熱がエンジン4に伝わって、すなわち、触媒装置9がエンジン4に熱を奪われてその冷却が進んでしまうことである。
2 エンジンルーム
4 エンジン
6 トランスミッション
7 アンダーカバー
8 走行風導入口
9 触媒装置
11 上流側触媒
12 下流側触媒
31 上部インシュレータ
32 下部インシュレータ
32a 曲り部
33 カバー
34 板状ブラケット
35 後部上側インシュレータ
36 後部下側インシュレータ
Claims (4)
- エンジンの側方に配置され、該エンジンから排出される排気ガスを浄化する触媒装置と、
上記エンジンと上記触媒装置の間に配置された遮熱用のインシュレータとを備え、
上記インシュレータは、上記エンジンと上記触媒装置の間において縦壁となるように該触媒装置の側面に沿って延びる縦壁部を備え、該縦壁部の触媒装置の側面に沿って延設された端部に上記エンジン側から上記触媒装置の端面側に逸れ曲がった曲り部とを備え、
上記インシュレータは上記エンジンと上記触媒装置の下部の間に配置された下部インシュレータであり、
さらに、上記エンジンと上記触媒装置の上部との間に縦壁となるように配置された遮熱用の上部インシュレータを備え、
上記上部インシュレータの上端から上記触媒装置を上から覆うカバーが延設されていることを特徴とするエンジンの排気構造。 - エンジンの側方に配置され、該エンジンから排出される排気ガスを浄化する触媒装置と、
上記エンジンと上記触媒装置の間に配置された遮熱用のインシュレータとを備え、
上記インシュレータは、上記エンジンと上記触媒装置の間において縦壁となるように該触媒装置の側面に沿って延びる縦壁部を備え、該縦壁部の触媒装置の側面に沿って延設された端部に上記エンジン側から上記触媒装置の端面側に逸れ曲がった曲り部とを備え、
上記エンジンの端部から上記触媒装置の端部側に張り出した、上記触媒装置を上記エンジンに支持する板状ブラケットを備え、
上記板状ブラケットは、その板面が縦になった部分を備え、上記エンジンと上記触媒装置の間の少なくとも一部を塞いでいることを特徴とするエンジンの排気構造。 - エンジンの側方に配置され、該エンジンから排出される排気ガスを浄化する触媒装置と、
上記エンジンと上記触媒装置の間に配置された遮熱用のインシュレータとを備え、
上記インシュレータは、上記エンジンと上記触媒装置の間において縦壁となるように該触媒装置の側面に沿って延びる縦壁部を備え、該縦壁部の触媒装置の側面に沿って延設された端部に上記エンジン側から上記触媒装置の端面側に逸れ曲がった曲り部とを備え、
上記インシュレータは上記エンジンと上記触媒装置の下部の間に配置された下部インシュレータであり、
さらに、上記エンジンと上記触媒装置の上部との間に縦壁となるように配置された遮熱用の上部インシュレータを備え、
上記上部インシュレータの上端から上記触媒装置を上から覆うカバーが延設され、
上記エンジンの端部から上記触媒装置の端部側に張り出した、上記触媒装置を上記エンジンに支持する板状ブラケットを備え、
上記板状ブラケットは、その板面が縦になった部分を備え、上記エンジンと上記触媒装置の間の少なくとも一部を塞いでいることを特徴とするエンジンの排気構造。 - 請求項3において、
上記触媒装置は、上記エンジンの上部の側方を該エンジンの長手方向に延びる上流側触媒と、該上流側触媒に接続され上記エンジンの下部の側方を該エンジンの長手方向に延びる下流側触媒とを備え、
上記下部インシュレータは、上記エンジンの下部と上記下流側触媒の間に配置されており、
上記上部インシュレータは、上記エンジンの上部と上記上流側触媒の間に配置されており、
上記上流側触媒を間に挟んで上記板状ブラケットの反対側に配置され、上記上流側触媒のまわりを当該反対側から覆う遮熱用のインシュレータを備えていることを特徴とするエンジンの排気構造。
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JP2020197174A JP2020197174A (ja) | 2020-12-10 |
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Family Applications (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006315613A (ja) | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Mazda Motor Corp | パワートレイン |
JP2015161225A (ja) | 2014-02-27 | 2015-09-07 | マツダ株式会社 | エンジンの排気装置 |
JP2016180396A (ja) | 2015-03-25 | 2016-10-13 | マツダ株式会社 | エンジンの熱害対策構造 |
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2019
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