JP7284665B2 - Tダイ、tダイ用パッキン、側方密閉機構、およびシート・フィルム製造装置 - Google Patents
Tダイ、tダイ用パッキン、側方密閉機構、およびシート・フィルム製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7284665B2 JP7284665B2 JP2019153782A JP2019153782A JP7284665B2 JP 7284665 B2 JP7284665 B2 JP 7284665B2 JP 2019153782 A JP2019153782 A JP 2019153782A JP 2019153782 A JP2019153782 A JP 2019153782A JP 7284665 B2 JP7284665 B2 JP 7284665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die block
- die
- flow path
- channel
- packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/07—Flat, e.g. panels
- B29C48/08—Flat, e.g. panels flexible, e.g. films
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/14—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the particular extruding conditions, e.g. in a modified atmosphere or by using vibration
- B29C48/146—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the particular extruding conditions, e.g. in a modified atmosphere or by using vibration in the die
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/254—Sealing means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/30—Extrusion nozzles or dies
- B29C48/305—Extrusion nozzles or dies having a wide opening, e.g. for forming sheets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
図1は、従来のTダイ1の概略構成を示す図である。
なお、Tダイ1における幅方向をX方向とし、Tダイ1における溶融樹脂の流通方向をY方向とし、Tダイ1における溶融樹脂の厚み方向をZ方向として、直交座標系を設定している。
Tダイ本体10において、溶融樹脂の流通方向(Y方向)の上流側には、溶融樹脂の導入口11が設けられている。そして、下流側には、幅方向(X方向)に沿ってスリット状のリップ隙間(吐出口)12が形成されている。
供給された溶融樹脂は、導入口11、流路13を経て、マニホールド部14で拡幅される。拡幅された溶融樹脂は、さらに流路15を経て、可動リップ16と固定リップ17との間のリップ隙間12からシート状あるいはフィルム状に吐出される。
この場合、パッキン19は、サイドプレート21に螺合しつつ貫通する止めねじ22をねじ込むことにより、押さえ板20を介して、流路15の側方が露出している側面10sに押し付けられて固定される。
そのため、リップ隙間12を調整する際に、可動リップ16の幅方向の両端部の操作性が阻害されてしまうおそれがある。特に、リップ隙間12を狭める方向に調整ボルト18を操作する際に、その操作性が阻害されるおそれがある。
これは、止めねじ22の押し付け力が強いことによるところが大きいと考えられるが、止めねじ22の押し付け力が弱いと成形運転中に樹脂漏れが発生してしまう。
図3には、本発明の実施形態に係るシート・フィルム製造装置100の構成が示されている。
図4には、本実施形態に係るTダイ300の概略構成が示されている。
なお、本実施形態では、各図面において、Tダイ300における幅方向をX方向とし、Tダイ300における溶融樹脂の流通方向をY方向とし、Tダイ300における溶融樹脂の厚み方向をZ方向として、直交座標系を設定している。
なお、側方密閉機構320は、Tダイ本体310の幅方向における両端部にそれぞれ配置されるが、両機構とも同様の構成を有することから、図4においては、一方の端部の側方密閉機構320のみ示し、他方の端部の側方密閉機構は、Tダイ本体310の一部とともに切り欠いてある。
図5には、Tダイ本体310の概略構成が示されている。
Tダイ本体310において、Y方向の後端部310REには、押出機200から圧送されてくる溶融樹脂の導入口311が設けられている。そして、Y方向の先端部310TPには、溶融樹脂を吐出するための吐出口として、可動リップ312と固定リップ313との間に、幅方向(X方向)に沿ってスリット状のリップ隙間314が設けられている。
Tダイ本体310の内部には溶融樹脂の樹脂流路RPが形成されており、導入口311より導入された溶融樹脂は、樹脂流路RPを流通して、リップ隙間314からシート状に吐出される。
第1ダイブロック350は、ブロック本体351の先端に前述の可動リップ312が設けられている。可動リップ312には、ブロック本体351との間に薄いネック部352が設けられている。言い換えれば、可動リップ312は、薄いネック部352を介してブロック本体351と一体的に連結されている。
第2ダイブロック360は、ブロック本体361の先端に前述の固定リップ313が一体的に設けられている。
この凹部により、Tダイ本体310の内部には、溶融樹脂の樹脂流路RPを構成する導入流路315、マニホールド部316、ランド部流路317、リップ部流路318が形成される。
導入流路315は、導入口311より送り込まれた溶融樹脂をマニホールド部316に導入するための流路である。
導入流路315の先には、導入流路315と連通するマニホールド部316が形成されている。マニホールド部316は、導入された溶融樹脂を幅方向(X方向)に拡幅する。
ランド部流路317は、マニホールド部316で拡幅された溶融樹脂のZ方向の厚みを薄くするための流路である。ランド部流路317は、マニホールド部316の出口から可動リップ312手前までの範囲に形成される。
リップ部流路318は、溶融樹脂の幅方向の厚みムラを調整するための流路であり、可動リップ312の範囲に形成される。リップ部流路318の先は、リップ隙間314と連通している。なお、厚みムラの調整については後述する。
Tダイ300において、Tダイ本体310の側面310Sには、図6および図7に示すように、側方密閉機構320が取り付けられる。
側面350Sと側面360Sとの間には、第1ダイブロック350の内面350Rと第2ダイブロック360の内面360Rとの間に形成されるランド部流路317およびリップ部流路318の側方(X方向の側部)が開いて露出し、流路側方露出部PEを形成している。
側方密閉機構320は、成形運転中に側面310Sからの樹脂漏れを防止するために、この流路側方露出部PEを密閉する。
そして、サイドプレート323-1、323-2には、側面350Sおよび側面360Sとは反対側の位置に、側面323-1S、323-2Sから相互に接近する方向に突出する凸部323-1T、323-2Tが設けられている。
詳細には、第1ダイブロック350の側面350Sおよび第2ダイブロック360の側面360Sと、サイドプレート323-1の側面323-1Sおよびサイドプレート323-2の側面323-2Sと、凸部323-1Tおよび凸部323-2Tとで囲われた空間の中に納められる。
パッキン321において、Y方向の距離はパッキン321の長さLD1を、Z方向の距離はパッキン321の幅TD1を、X方向の距離はパッキン321の厚さTC1を表わす。たとえば、一例として、パッキン321は、長さLD1が170mm~200mm程度、幅TD1が20mm~50mm程度,厚さTC1が2~5mm程度の薄板状に形成されている。
そして、先端部321TPにおいて、Tダイ本体310の先端部310TPの形状に沿うように、幅TD1が漸減した形状とされている。
押さえ板322-1と受け板322-2は、パッキン321と同様に、サイドプレート323-1とサイドプレート323-2との間に挿入される。
そして、押さえ板322-1は、押圧面FC21とパッキン321の反流路面FC12とが当接するようにパッキン321に重ねて、一対のサイドプレート323-1、323-2の間に挿入される。
すなわち、押さえ板322-1は、図9に示すように、Y方向に長く、Z方向に短く形成されている。X方向については、押さえ板322-1は、パッキン321の厚さTC1よりも厚く形成されている。
押さえ板322-1において、Y方向の距離は押さえ板322-1の長さLD2を、Z方向の距離は押さえ板322-1の幅TD2を、X方向の距離は押さえ板322-1の厚さTC2を表わす。たとえば、一例として、パッキン321と同様に、長さLD2が170mm~200mm程度、幅TD2が20mm~50mm程度に形成され,厚さTC2は、パッキン321よりも厚く、5~10mm程度の板状に形成されている。
そして、先端部322TPにおいて、Tダイ本体310の先端部310TPの形状に沿うように、幅TD2が漸減した形状とされている。
受け板322-2は、押さえ板322-1を介して、パッキン321を第1ダイブロック350の側面350Sおよび第2ダイブロック360の側面360Sに押し付けるための部材である。
そして、図10に示すように、Y方向において、複数の止めねじ324(324-1~324-6)が、間隔を空けて一列に配置されている。
側方密閉機構320には、食み出し防止部330(図7、図9)が設けられている。食み出し防止部330は、押さえ板322-1の押圧面FC21に設けられた凹部331により構成されている。
そのため、リップ隙間314を調整する際に、可動リップ312の幅方向(X方向)の両端部の操作性が阻害されてしまうおそれがある。特に、リップ隙間314を狭める方向に調整ボルト319を操作する際に、その操作性が阻害されるおそれがある。
パッキン321の流路面FC11の食み出し(食い込み)を抑えるために、止めねじ324の押し付け力を弱めると、成形運転中に樹脂漏れが発生するおそれがあるので、止めねじ324によりパッキン321を所定の押し付け力にて強く押し付けることが必要である。
なお、パッキン321の流路面FC11がランド部流路317およびリップ部流路318へ食み出す(食い込む)変形とは、言い換えると、パッキン321の流路面FC11が第1ダイブロック350の内面350Rと第2ダイブロック360の内面360Rとの間へ食み出す(食い込む)変形であることを意味する。
パッキン321の反流路面FC12に押さえ板322-1の押圧面FC21を当接させた状態において、凹部331の凹みには空間SPCが形成される。
溝部332は、Z方向において流路側方露出部PEと中心線CTRが一致し、X方向においてパッキン321を挟んで流路側方露出部PEと対向するように配置されている。
そして、溝部332のX方向の深さDP21は、0.5mm~2.0mmの範囲で設定されることが好ましい。
本実施形態の構成によると、パッキン321を第1ダイブロック350の側面350Sおよび第2ダイブロック360の側面360Sに押し付ける押さえ板322-1の押圧面FC21に食み出し防止部330としての溝部332(凹部331)を設けたので、流路側方露出部PEにおいて、パッキン321が反流路面FC12側に変形することを許容する空間SPCが形成される。
成形運転中は、樹脂流路RPを流通する溶融樹脂の樹脂圧力により、パッキン321には反流路面FC12側へ向かう圧力が作用するが、この圧力によるパッキン321の反流路面FC12側への変形を拘束せずに空間SPCに収容することが可能となる。
したがって、Tダイ本体310の側面310Sからの樹脂漏れを防止するとともに、リップ隙間314の調整に対して、阻害要因となるパッキン321の変形に伴う流路317(318)への食み出し(食い込み)が抑えられ(防止され)、Tダイ300の操作性が向上する。
なお、溝部322(凹部331)の底面は、パッキン321が過剰に変形しないように受け止める受け面となる。
なお、余剰幅が0.5mmよりも狭い場合は、パッキン321の反流路面FC12側への変形のし易さが低下し、その分、流路面FC12側への変形が大きくなる可能性がある。
余剰幅が2.0mmよりも広い場合は、成形運転中に、溶融樹脂が、パッキン321の流路面FC11と、第1ダイブロック350の側面350Sおよび第2ダイブロック360の側面360Sとの間に入り込む可能性がある。
溝部332の無い押さえ板332-1をセットした側方密閉機構320と、溝部332を設けた押さえ板332-1をセットした側方密閉機構320と、を用意した。言い換えると、従来品に係る「押さえ板に溝部なし」側方密閉機構320と、本発明に係る「押さえ板に溝部あり」側方密閉機構320と、を用意した。次いで、この2つの側方密閉機構320を、Tダイ本体310の一方の側面310Sと他方の側面310Sに取り付けた。
そして、このTダイ300をセットしたシート製造装置100(試験用装置)により、ポリプロピレン樹脂を原料としてシート製造試験を実施した。
押さえ板の長さLD2 :175mm
押さえ板の幅TD2 :30mm
押さえ板の厚さTC2 :8mm
溝部の長さLD21 :90mm
溝部の幅TD21 :6mm
溝部の余剰幅 :両側でそれぞれ1mm
溝部の深さDP21 :1mm
図11(A)は、比較例としての「押さえ板に溝部なし」側方密閉機構320にセットされたパッキン321の変形状態を模式的に示す図である。そして、図11(B)は、本発明としての「押さえ板に溝部あり」側方密閉機構320にセットされたパッキン321の変形状態を模式的に示す図である。
図13は、本発明におけるパッキン321の流路面FC11の変位を実測した測定プロファイルを示す図である。
図14は、本発明におけるパッキン321の反流路面FC12の変位を実測した測定プロファイルを示す図である。
これに対して、本発明としての「押さえ板に溝部あり」側方密閉機構320を適用することで、図11(B)および図13に示すように、パッキン321の流路面FC11の食み出し(食い込み)は解消され、図11(B)および図13に示すように、流路面FC11に凹みが見られた。
そして、本発明を適用することで、図11(B)および図14に示すように、パッキン321の反流路面FC12側への変形が確認された。これは、本来流路317(318)に食み出す(食い込む)はずのパッキンの食み出し(食い込み)の抑制につながっているものと考えられる。
なお、シート製造試験も樹脂漏れすることなく運転することができている。
この結果、本発明に係る「押さえ板に溝部あり」側方密閉機構320を取り付けたTダイ300を用いることで、上記した効果を得られることが実証された。
前述した実施形態において、食み出し防止部330は、押さえ板322-1の押圧面FC21に設けたが、これに変えて、パッキン321の反流路面FC12に食み出し防止部330を設けても良い。
図15ないし図17示すように、本変形例の食み出し防止部330はパッキン321の反流路面FC12に形成され、押さえ板322-1の押圧面FC21は平面としている。パッキン321の反流路面FC12には、食み出し防止部330として、長さLD11、幅TD11、深さDP11の溝部332(凹部331)が設けられている。なお、長さLD11、幅TD11、深さDP11は、それぞれ、前述の長さLD21、幅TD21、深さDP21と同様の寸法とされている。これにより、従来のTダイにおいても、押さえ板を交換せずに、食み出し防止部330を形成することができる。
また、前述した実施形態においては、押圧面FC21を切削することにより凹部331(溝部332)を設けたが、図19に示すように、分割された3つの押さえ板片322-1,322-12,322-13を用い、広幅の押さえ板片322-13の両側にそれぞれ狭幅の押さえ板片322-11、322-12を重ねて凹部331を形成してもよい。
前述した実施形態において、止めねじ324を、Z方向において、荷重中心LDCが流路側方露出部PEの中心部CTRと一致するように取り付けたが、これに変えて、止めねじ324を、Z方向において、流路側方露出部PEの中心部CTRを挟んで2箇所に取り付けてもよい。
図20に示すように、本変形例の止めねじ324は、荷重中心LDCが流路側方露出部PEの中心部CTRからZ方向にずれた位置、たとえば、溝部332の肩部周辺(いわゆる土手部周辺)にそれぞれ取り付けられる。これにより、Z方向において、2箇所で押し付け力を調整し、さらに均一に押し付けることができる。
なお、図22に示すように、Y方向において、複数の止めねじ324(324-21~324-112)を、間隔を空けて千鳥状(ジグザグ)に配置されていてもよい。
前述した実施形態において、サイドプレート323は一対のサイドプレート323-1、323-2を用いたが、これに変えて、一体のサイドプレート323を用いてもよい。
図23に示すように、一体のサイドプレート323には、流路側方露出部PEの位置にパッキン321と押さえ部材322(押さえ板322-1)とを収容する凹部323Fが形成されている。凹部323Fが形成されることにより薄肉となったサイドプレート323の薄肉部323Gには止めねじ324が螺合するねじ孔323Hが設けられている。
これにより、受け板322-2を用いずに、パッキン321を押し付けることができる。
図24には、本発明の変形例に係るマルチマニホールドタイプのTダイ本体の概略構成が示されている。
図25には、本発明の変形例に係るマルチマニホールドタイプのTダイ本体の概略構成および側方密閉機構を分解して示す一部切り欠き斜視図が示されている。
しかしながら、単層タイプのTダイに代えて、第1ダイブロック350の内面350Rと第2ダイブロック360の内面530Rとの間に形成されたメインマニホールド部316に加えて、第1ダイブロック側マニホールド部3161および第2ダイブロック側マニホールド部3162を有するマルチマニーホールドタイプのTダイとしてもよい。
言い換えれば、Tダイ本体310Aは、第1ダイブロック350Aと第2ダイブロック360Aとが、対向する内面350R、360Rを当接させて、図示しない複数のボルトにより互いに強固に締結されて構成されている。なお、第1ダイブロック350Aと第2ダイブロック360Aとは、可動リップ312と固定リップ313とが対向し、ブロック本体351Aとブロック本体361Aが対向するように重ね合わされて固定される。
この凹部により、Tダイ本体310Aの内部には、溶融樹脂のメイン樹脂流路RPMを構成するメイン導入流路315M、メインマニホールド部316M、メインランド部流路317M、リップ部流路318が形成される。
メイン導入流路315Mは、メイン導入口311Mより送り込まれた溶融樹脂をメインマニホールド部316Mに導入するための流路である。
メイン導入流路315Mの先には、メイン導入流路315Mと連通するメインマニホールド部316Mが形成されている。メインマニホールド部316Mは、導入された溶融樹脂を幅方向(X方向)に拡幅する。
メインランド部流路317Mは、メインマニホールド部316Mで拡幅された溶融樹脂のZ方向の厚みを薄くするための流路である。メインランド部流路317Mは、メインマニホールド部316Mの出口からリップ部流路318との接続部CNまでの範囲に形成される。
リップ部流路318は、溶融樹脂の幅方向の厚みムラを調整するための流路であり、可動リップ312、ネック352等の範囲に形成される。リップ部流路318の先は、リップ隙間314と連通している。
第1ダイブロック側導入流路3151は、第1ダイブロック側導入口3111より送り込まれた溶融樹脂を第1ダイブロック側マニホールド部3161に導入するための流路である。
第1ダイブロック側導入流路3151の先には、第1ダイブロック側導入流路3151と連通する第1ダイブロック側マニホールド部3161が形成されている。第1ダイブロック側マニホールド部3161は、導入された溶融樹脂を幅方向(X方向)に拡幅する。
第1ダイブロック側ランド部流路3171は、第1ダイブロック側マニホールド部3161で拡幅された溶融樹脂のZ方向の厚みを薄くするための流路である。
第1ダイブロック側ランド部流路3171は、第1ダイブロック側マニホールド部3161で拡幅された溶融樹脂をY方向(Tダイ本体310Aにおける溶融樹脂の流通方向)に所定距離流通させる平坦部31711と、平坦部31711の先端から、メインランド部流路317Mとリップ部流路318の接続部CNに溶融樹脂を搬送して合流するために、図24中の左斜め前方に下方向に傾斜させて形成された傾斜部31712とから構成されている。
第2ダイブロック側導入流路3152は、第2ダイブロック側導入口3112より送り込まれた溶融樹脂を第2ダイブロック側マニホールド部3162に導入するための流路である。
第2ダイブロック側導入流路3152の先には、第2ダイブロック側導入流路3152と連通する第2ダイブロック側マニホールド部3162が形成されている。第2ダイブロック側マニホールド部3162は、導入された溶融樹脂を幅方向(X方向)に拡幅する。
第2ダイブロック側ランド部流路3172は、第2ダイブロック側マニホールド部3162で拡幅された溶融樹脂のZ方向の厚みを薄くするための流路である。
第2ダイブロック側ランド部流路3172は、第2ダイブロック側マニホールド部3162で拡幅された溶融樹脂をY方向に所定距離流通させる平坦部31721と、平坦部31721の先端から、メインランド部流路317Mとリップ部流路318の接続部CNに溶融樹脂を搬送して合流するために、図24中の左斜め前方に上方向に傾斜させて形成された傾斜部31722とから構成されている。
図27には、本発明の変形例に係る側方密閉機構に配置される押さえ板の第2の概略構成例が示されている。
図26の構成と図27の構成が異なる点は、第1ダイブロック側ランド部流路3171および第2ダイブロック側ランド部流路3172に対応して形成された食み出し防止部330Aとしての凹部の平坦部における端部形状のみにある。
具体的には、図26の構成では、凹部の端部は直線状に形成されているが、図27の構成では、凹部の端部はステップ状に形成されている。
すなわち、側方密閉機構320Aは、薄板状に形成され、メインランド部流路317Mおよびリップ部流路318、並びに、第1ダイブロック側ランド部流路3171および第2ダイブロック側ランド部流路3172に面する流路面(FC11)と、流路面(FC11)とは反対側の反流路面(FC12)とを有し、流路面が第1ダイブロック350Aの側面と第2ダイブロック360Aの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、流路面(FC11)がメインランド部流路317Mの側方およびリップ部流路318の側方、並びに、第1ダイブロック側ランド部流路3171の側方および第2ダイブロック側ランド部流路3172の側方を塞ぐ図示しないパッキンを有する。
さらに、側方密閉機構320Aは、パッキンが反流路面(FC12)の側へ向かう変形を許容することにより、第1ダイブロック350Aの内面と第2ダイブロック360Aの内面との間、並びに、第1ダイブロック側ランド部流路3171および第2ダイブロック側ランド部流路3172にパッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部330Aを有する。
特に、第1ダイブロック350Aの内面と第2ダイブロック360Aの内面との間、特にリップ部流路318にパッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部330Aを有する。
そして、パッキンの反流路面に押さえ板322-1Aの押圧面322-1Aを当接させた状態において、凹部331Aの凹みには空間SPCが形成される。
そして、本発明の変形例を適用することで、図11(B)および図14に関連付けると、パッキン321の反流路面FC12側への変形が確認された。これは、前述した通り、本来リップ部流路318に食み出す(食い込む)はずのパッキンの食み出し(食い込み)の抑制につながっているものと考えられる。
また、パッキンの食い込みがないことから、パッキンがなかなかはずれない等の状態になることも防止でき、パッキンの交換が煩雑になることもなく、パッキンの交換が容易になるという利点がある。
図28の変形例では、固定リップ313に対する可動リップ312の位置を幅方向に亘って調整することに加えて、第1ダイブロック側ランド部流路3171の平坦部31711の厚みを、Tダイ本体310Bの幅方向に複数個設けた調整ボルト3191、流速調整用チョークバー381でそれぞれ幅方向に亘って調整するとともに、第2ダイブロック側ランド部流路3172の平坦部31721の厚みを、Tダイ本体310Bの幅方向に複数個設けた調整ボルト3192、流速調整用チョークバー382でそれぞれ幅方向に亘って調整するように構成されている。チョークバーには垂直式チョークバーと斜め形チョークバーがあるが、図28では垂直式チョークバーが例示されている。
より具体的には、押さえ板322-1Aに溝部としての凹部331Aを形成することにより、パッキンが反流路面FC12側に変形し、パッキンの平坦部31711,31721への食み出し(食い込み)が解消され、平坦部31711,31721における厚みの調整の際の調整ボルト3192も滑らかに回転するという結果となり、Tダイ300Bの操作性を向上させることが可能となる。
また、パッキンの食い込みがないことから、パッキンがなかなかはずれない等の状態になることも防止でき、パッキンの交換が煩雑になることもなく、パッキンの交換が容易になるという利点がある。
前述した実施形態において、Tダイ本体310は2つのダイブロック(第1ダイブロック350と第2ダイブロック360)を重ね合せて構成された2つ割りダイとしたが、これに変えて、Tダイ本体310が3つの部材から構成される3つ割りダイとしてもよい。
3つ割りダイの場合、Tダイ本体310は、導入口、導入流路およびマニホールド部が形成されたダイ基部と、ダイ基部にそれぞれ取り付けられ、ランド部流路317およびリップ部流路318を形成する2つのダイブロックを有して構成される。この2つのダイブロックに、第1ダイブロック350と第2ダイブロック360を適用してもよい。
また、前述した実施形態において、Tダイ300は単層のシートを製造する単層ダイとしているが、これに変えて、Tダイ300を多層のシートを製造する多層ダイ(マルチマニホールドダイ)としてもよい。
312…可動リップ、313…固定リップ、314…リップ隙間、
316…マニホールド部、317…ランド部流路、318…リップ部流路、
316M…メインマニホールド部、317M…メインランド部流路、3171…第1ダイブロック側ランド部流路、31711…平坦部、31712…傾斜部、3172…第2ダイブロック側ランド部流路、31721…平坦部、31722…傾斜部、
320,320A…側方密閉機構、321…パッキン、322…押さえ部材、
322-1,322-1A…押さえ板、322-2…受け板、323…サイドプレート、
324…止めねじ、330.330A…食み出し防止部、331,331A…凹部、
332…溝部、350,350A…第1ダイブロック、360,360A…第2ダイブロック
Claims (15)
- 導入された溶融樹脂を、マニホールド部で幅方向に拡幅し、リップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイであって、
対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、溶融樹脂が流通するランド部流路およびリップ部流路が形成されたTダイ本体と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成される前記Tダイ本体の側面に取り付けられ、前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を密閉する側方密閉機構とを有し、
前記側方密閉機構は、薄板状に形成され、前記ランド部流路および前記リップ部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部と、を含み、
前記押さえ部材は、前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨る広さで前記反流路面に当接する前記押圧面を有する押さえ板を含み、
前記食み出し防止部は、前記押圧面に設けられ、前記パッキンの変形部分を収容する空間が形成される凹部であるTダイ。 - 前記凹部は、前記押さえ部材の押圧面に形成された溝部である
請求項1に記載のTダイ。 - 導入された溶融樹脂を、マニホールド部で幅方向に拡幅し、リップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイであって、
対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、溶融樹脂が流通するランド部流路およびリップ部流路が形成されたTダイ本体と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成される前記Tダイ本体の側面に取り付けられ、前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を密閉する側方密閉機構とを有し、
前記側方密閉機構は、薄板状に形成され、前記ランド部流路および前記リップ部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部と、を含み、
前記食み出し防止部は、前記パッキンの反流路面に設けられ、前記パッキンの変形部分を収容する空間が形成される凹部であるTダイ。 - 導入された溶融樹脂を、マニホールド部で幅方向に拡幅し、リップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイであって、
対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、溶融樹脂が流通するランド部流路およびリップ部流路が形成されたTダイ本体と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成される前記Tダイ本体の側面に取り付けられ、前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を密閉する側方密閉機構とを有し、
前記側方密閉機構は、薄板状に形成され、前記ランド部流路および前記リップ部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに、それぞれ取り付けられる一対のサイドプレートと、を含み、
前記押さえ部材は、前記押圧面を有する押さえ板と前記一対のサイドプレートに係止される受け板とを有し、
前記受け板より止めねじをねじ込むことにより、前記押さえ板を介して、前記パッキンが前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って押し付けられるTダイ。 - 導入された溶融樹脂を、マニホールド部で幅方向に拡幅し、リップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイであって、
対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、溶融樹脂が流通するランド部流路およびリップ部流路が形成されたTダイ本体と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成される前記Tダイ本体の側面に取り付けられ、前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を密閉する側方密閉機構とを有し、
前記側方密閉機構は、薄板状に形成され、前記ランド部流路および前記リップ部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って取り付けられるサイドプレートと、を含み、
前記サイドプレートは、前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに当接する当接面に、前記パッキンおよび前記押さえ部材を収容する凹部を有し、
前記サイドプレートより止めねじをねじ込むことにより、前記押さえ部材を介して、前記パッキンが前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って押し付けられるTダイ。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のTダイを備えたシート・フィルム製造装置。
- 導入された溶融樹脂を、複数のマニホールド部で幅方向に拡幅し、拡幅した溶融樹脂をメインの流路に合流してリップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイであって、
対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、少なくとも向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、メインマニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通するメインランド部流路およびリップ部流路が形成されたTダイ本体と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成される前記Tダイ本体の側面に取り付けられ、少なくとも前記メインランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を密閉する側方密閉機構とを有し、
前記Tダイ本体は、
前記第1ダイブロック内に、第1ダイブロック側マニホールド部と、前記第1ダイブロック側マニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通し、当該流通した溶融樹脂を前記メインランド部流路と前記リップ部流路の接続部に合流する第1ダイブロック側ランド部流路と、が形成され、
前記第2ダイブロック内に、第2ダイブロック側マニホールド部と、前記第2ダイブロック側マニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通し、当該流通した溶融樹脂を前記メインランド部流路と前記リップ部流路の接続部に合流する第2ダイブロック側ランド部流路と、が形成され、
前記側方密閉機構は、薄板状に形成され、前記メインランド部流路および前記リップ部流路、並びに、前記第1ダイブロック側ランド部流路および前記第2ダイブロック側ランド部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記メインランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方、並びに、前記第1ダイブロック側ランド部流路の側方および前記第2ダイブロック側ランド部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間、並びに、第1ダイブロック側ランド部流路および第2ダイブロック側ランド部流路のうち少なくとも前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部と、を含み、
前記押さえ部材は、前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨る広さで前記反流路面に当接する前記押圧面を有する押さえ板を含み、
前記食み出し防止部は、前記押圧面に設けられ、前記パッキンの変形部分を収容する空間が形成される凹部であるTダイ。 - 前記第1ダイブロック側ランド部流路および前記第2ダイブロック側ランド部流路のうちの少なくとも一方は、対応するマニホールド部で拡幅された溶融樹脂を当該ダイの流通方向に所定距離流通させる平坦部を含み、
前記平坦部は、
流速調整用のチョークバーが取り付けられ、
前記側方密閉機構は、
前記第1ダイブロック側ランド部流路および前記第2ダイブロック側ランド部流路のうちの少なくとも前記平坦部に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部を含む
請求項7に記載のTダイ。 - 前記凹部は、前記押さえ部材の押圧面に形成された溝部である
請求項7又は8に記載のTダイ。 - 導入された溶融樹脂を、複数のマニホールド部で幅方向に拡幅し、拡幅した溶融樹脂をメインの流路に合流してリップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイであって、
対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、少なくとも向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、メインマニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通するメインランド部流路およびリップ部流路が形成されたTダイ本体と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成される前記Tダイ本体の側面に取り付けられ、少なくとも前記メインランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を密閉する側方密閉機構とを有し、
前記Tダイ本体は、
前記第1ダイブロック内に、第1ダイブロック側マニホールド部と、前記第1ダイブロック側マニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通し、当該流通した溶融樹脂を前記メインランド部流路と前記リップ部流路の接続部に合流する第1ダイブロック側ランド部流路と、が形成され、
前記第2ダイブロック内に、第2ダイブロック側マニホールド部と、前記第2ダイブロック側マニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通し、当該流通した溶融樹脂を前記メインランド部流路と前記リップ部流路の接続部に合流する第2ダイブロック側ランド部流路と、が形成され、
前記側方密閉機構は、薄板状に形成され、前記メインランド部流路および前記リップ部流路、並びに、前記第1ダイブロック側ランド部流路および前記第2ダイブロック側ランド部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記メインランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方、並びに、前記第1ダイブロック側ランド部流路の側方および前記第2ダイブロック側ランド部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間、並びに、第1ダイブロック側ランド部流路および第2ダイブロック側ランド部流路のうち少なくとも前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部と、を含み、
前記食み出し防止部は、前記パッキンの反流路面に設けられ、前記パッキンの変形部分を収容する空間が形成される凹部であるTダイ。 - 導入された溶融樹脂を、複数のマニホールド部で幅方向に拡幅し、拡幅した溶融樹脂をメインの流路に合流してリップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイであって、
対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、少なくとも向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、メインマニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通するメインランド部流路およびリップ部流路が形成されたTダイ本体と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成される前記Tダイ本体の側面に取り付けられ、少なくとも前記メインランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を密閉する側方密閉機構とを有し、
前記Tダイ本体は、
前記第1ダイブロック内に、第1ダイブロック側マニホールド部と、前記第1ダイブロック側マニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通し、当該流通した溶融樹脂を前記メインランド部流路と前記リップ部流路の接続部に合流する第1ダイブロック側ランド部流路と、が形成され、
前記第2ダイブロック内に、第2ダイブロック側マニホールド部と、前記第2ダイブロック側マニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通し、当該流通した溶融樹脂を前記メインランド部流路と前記リップ部流路の接続部に合流する第2ダイブロック側ランド部流路と、が形成され、
前記側方密閉機構は、薄板状に形成され、前記メインランド部流路および前記リップ部流路、並びに、前記第1ダイブロック側ランド部流路および前記第2ダイブロック側ランド部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記メインランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方、並びに、前記第1ダイブロック側ランド部流路の側方および前記第2ダイブロック側ランド部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間、並びに、第1ダイブロック側ランド部流路および第2ダイブロック側ランド部流路のうち少なくとも前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに、それぞれ取り付けられる一対のサイドプレートと、を含み、
前記押さえ部材は、前記押圧面を有する押さえ板と前記一対のサイドプレートに係止される受け板とを有し、
前記受け板より止めねじをねじ込むことにより、前記押さえ板を介して、前記パッキンが前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って押し付けられるTダイ。 - 導入された溶融樹脂を、複数のマニホールド部で幅方向に拡幅し、拡幅した溶融樹脂をメインの流路に合流してリップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイであって、
対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、少なくとも向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、メインマニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通するメインランド部流路およびリップ部流路が形成されたTダイ本体と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成される前記Tダイ本体の側面に取り付けられ、少なくとも前記メインランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を密閉する側方密閉機構とを有し、
前記Tダイ本体は、
前記第1ダイブロック内に、第1ダイブロック側マニホールド部と、前記第1ダイブロック側マニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通し、当該流通した溶融樹脂を前記メインランド部流路と前記リップ部流路の接続部に合流する第1ダイブロック側ランド部流路と、が形成され、
前記第2ダイブロック内に、第2ダイブロック側マニホールド部と、前記第2ダイブロック側マニホールド部により拡幅した溶融樹脂を流通し、当該流通した溶融樹脂を前記メインランド部流路と前記リップ部流路の接続部に合流する第2ダイブロック側ランド部流路と、が形成され、
前記側方密閉機構は、薄板状に形成され、前記メインランド部流路および前記リップ部流路、並びに、前記第1ダイブロック側ランド部流路および前記第2ダイブロック側ランド部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記メインランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方、並びに、前記第1ダイブロック側ランド部流路の側方および前記第2ダイブロック側ランド部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間、並びに、第1ダイブロック側ランド部流路および第2ダイブロック側ランド部流路のうち少なくとも前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部と、
前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って取り付けられるサイドプレートと、を含み、
前記サイドプレートは、前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに当接する当接面に、前記パッキンおよび前記押さえ部材を収容する凹部を有し、
前記サイドプレートより止めねじをねじ込むことにより、前記押さえ部材を介して、前記パッキンが前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って押し付けられるTダイ。 - 請求項7ないし12のいずれか1項に記載のTダイを備えたシート・フィルム製造装置。
- 対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、溶融樹脂が流通するランド部流路およびリップ部流路が形成され、導入された溶融樹脂をマニホールド部で幅方向に拡幅し、リップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイの前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成されるTダイ本体の側面に取り付けられるTダイ用パッキンであって、
薄板状に形成され、前記ランド部流路および前記リップ部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を塞ぎ、前記反流路面に凹部が形成されたTダイ用パッキン。 - 対向する第1ダイブロックと第2ダイブロックとを有し、向かい合う前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に、溶融樹脂が流通するランド部流路およびリップ部流路が形成され、導入された溶融樹脂をマニホールド部で幅方向に拡幅し、リップ隙間よりシート状またはフィルム状に吐出するTダイの前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とを含んで構成されるTダイ本体の側面に取り付けられる側方密閉機構であって、
薄板状に形成され、前記ランド部流路および前記リップ部流路に面する流路面と、前記流路面とは反対側の反流路面とを有し、前記流路面が前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨って当接して押し付けられることにより、前記流路面が前記ランド部流路の側方および前記リップ部流路の側方を塞ぐパッキンと、
前記パッキンの反流路面に当接して押し付ける押圧面を有する押さえ部材と、
前記パッキンが前記反流路面の側へ向かう変形を許容することにより、前記第1ダイブロックの内面と前記第2ダイブロックの内面との間に前記パッキンが食み出す変形を防止する食み出し防止部とを含み、
前記押さえ部材は、前記第1ダイブロックの側面と前記第2ダイブロックの側面とに跨る広さで前記反流路面に当接する前記押圧面を有する押さえ板を含み、
前記食み出し防止部は、前記押圧面に設けられ、前記パッキンの変形部分を収容する空間が形成される凹部である側方密閉機構。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201911015840.4A CN111168963B (zh) | 2018-11-09 | 2019-10-24 | T型模、t型模用衬垫、侧方密闭机构、片/膜制造装置 |
KR1020190140625A KR102193323B1 (ko) | 2018-11-09 | 2019-11-06 | T 다이, t 다이용 패킹, 측방 밀폐 기구 및 시트·필름 제조 장치 |
TW108140424A TWI793383B (zh) | 2018-11-09 | 2019-11-07 | T型模具、t型模具用襯墊、側方密閉機構、及薄片與薄膜製造裝置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018211256 | 2018-11-09 | ||
JP2018211256 | 2018-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020075476A JP2020075476A (ja) | 2020-05-21 |
JP7284665B2 true JP7284665B2 (ja) | 2023-05-31 |
Family
ID=70723352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019153782A Active JP7284665B2 (ja) | 2018-11-09 | 2019-08-26 | Tダイ、tダイ用パッキン、側方密閉機構、およびシート・フィルム製造装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7284665B2 (ja) |
KR (1) | KR102193323B1 (ja) |
CN (1) | CN111168963B (ja) |
TW (1) | TWI793383B (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002096370A (ja) | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Toray Ind Inc | 口金、シートならびにその製造装置および製造方法 |
JP2016190344A (ja) | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 富士フイルム株式会社 | ダイ、溶液製膜方法及び溶融製膜方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3643806A1 (de) | 1986-12-22 | 1988-07-07 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik | Brennstoffversorgungseinrichtung fuer motorunabhaengiges fahrzeugheizgeraet |
US5421085A (en) * | 1994-04-28 | 1995-06-06 | Xerox Corporation | Extrusion nozzle with annealed end dam |
JPH08197608A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-08-06 | Toshiba Mach Co Ltd | 成形用tダイ |
US5770240A (en) * | 1996-04-12 | 1998-06-23 | Extrusion Dies, Inc. | Extrusion die for rigid foam sheet |
CN2715968Y (zh) * | 2004-08-16 | 2005-08-10 | 梁斌 | 挤出模头的侧板装置 |
JP4769795B2 (ja) * | 2005-03-22 | 2011-09-07 | 東芝機械株式会社 | 多層フィルム・シート成形用ダイス |
JP5204147B2 (ja) * | 2010-04-08 | 2013-06-05 | 株式会社日本製鋼所 | 押出成形用フラットダイ |
KR101125649B1 (ko) * | 2010-05-24 | 2012-03-27 | 삼성에스디아이 주식회사 | 활물질 코팅 장치 및 이를 이용한 코팅 방법 |
KR102258679B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2021-05-28 | 니폰 제온 가부시키가이샤 | 다이, 및 복층 필름의 제조 방법 |
CN106536153B (zh) * | 2014-07-25 | 2018-05-29 | 株式会社日本制钢所 | 挤出成形用平模以及薄膜成形方法 |
-
2019
- 2019-08-26 JP JP2019153782A patent/JP7284665B2/ja active Active
- 2019-10-24 CN CN201911015840.4A patent/CN111168963B/zh active Active
- 2019-11-06 KR KR1020190140625A patent/KR102193323B1/ko active Active
- 2019-11-07 TW TW108140424A patent/TWI793383B/zh active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002096370A (ja) | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Toray Ind Inc | 口金、シートならびにその製造装置および製造方法 |
JP2016190344A (ja) | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 富士フイルム株式会社 | ダイ、溶液製膜方法及び溶融製膜方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN111168963B (zh) | 2022-03-08 |
KR20200054087A (ko) | 2020-05-19 |
TW202023791A (zh) | 2020-07-01 |
TWI793383B (zh) | 2023-02-21 |
KR102193323B1 (ko) | 2020-12-22 |
JP2020075476A (ja) | 2020-05-21 |
CN111168963A (zh) | 2020-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2798687B2 (ja) | ローラ・ヘッド装置 | |
EP0646450B1 (en) | Apparatus for extruding thermoplastic materials | |
CN104476769B (zh) | 生产接合带的方法 | |
US4768326A (en) | Bag sealing bar | |
US4217322A (en) | Process for extruding synthetic resin and die for use therein | |
US7452199B2 (en) | Apparatus for injection molding | |
JP7284665B2 (ja) | Tダイ、tダイ用パッキン、側方密閉機構、およびシート・フィルム製造装置 | |
US7090479B2 (en) | Apparatus and method for manufacturing resin molded product | |
KR102316972B1 (ko) | 도포 시공 장치 및 도포 시공막의 제조 방법 | |
EP0084450B1 (en) | Thermoplastic film extruding t-die | |
EP1112834A1 (en) | Extrusion die membrane assembly | |
US6206680B1 (en) | Extrusion die membrane | |
US6109592A (en) | Flow control device and apparatus for mounting same | |
JP6019251B2 (ja) | 押出成形用フラットダイ及びフィルム成形方法 | |
GB2381235A (en) | Retaining device for an extrusion die | |
CN214864904U (zh) | 垫片、模头装置及涂布机 | |
JP2015047791A (ja) | ゴム成形装置 | |
JPH1177796A (ja) | フィルム押出成形装置 | |
WO2018042617A1 (ja) | フィードブロックとこれを備えたシートの製造装置、及びシートの製造方法 | |
JP3605798B2 (ja) | 線状ラミネート加工装置 | |
JP2004142339A (ja) | Tダイおよび熱可塑性樹脂積層製品の押出成形方法 | |
JPH07269Y2 (ja) | Tダイ | |
KR930003614Y1 (ko) | 반도체 제조용 클램프 다이 | |
JPS60165218A (ja) | Tダイ | |
JPH091593A (ja) | 中空射出成形装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230519 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7284665 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |