JP7269850B2 - 硝酸水溶液のリサイクル方法、それを用いた電解加工方法、硝酸水溶液のリサイクル液、及びリサイクルシステム - Google Patents
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Description
硫酸第一鉄に由来して残存する硫酸イオンは、金属加工性を変動させる恐れがあるため、リサイクル液から除去する必要がある。また、フェライト法とアルカリ沈殿法とを併用する場合、水酸化カルシウムなどのpH調整剤を添加する。pH調整剤は、通常、金属加工性を低下させる恐れがある。
そうすると、残存する硫酸イオン、pH調整剤、又は生じた沈殿物の除去を行う等の点で大幅に工数が増大するため、製造効率が低下することがあった。
すなわち、クロムイオン等の金属イオンを含む廃液から、逆浸透膜を用いて、水、硝酸イオンを分離し、硝酸水溶液を取得(リサイクル)する方法を検討した。
しかしながら、廃液中のCr6+の濃度が高すぎると、逆浸透膜が破壊されてしまうことが判明した。
このような知見に基づきさらに鋭意研究したところ、廃液中のCr6+の濃度を所定値以下となるまで還元することで、クロムイオン等の金属イオンを含む廃液を用いたとしても、逆浸透膜の破壊が抑制されるため、廃液から硝酸水溶液を安定的にリサイクルできることを見出し、本発明を完成するに至った。
硝酸イオン、水、及びクロムイオンを含む廃液を再利用するためのリサイクル方法であって、
前記廃液中のCr6+の濃度が5.0ppm以下となるように、前記廃液中に含まれるCr6+をCr3+に還元する還元工程と、
前記還元工程の後、Cr3+を含む前記廃液を逆浸透膜に透過させて、硝酸イオンおよび水を含む透過液を得る分離工程と、を含む、リサイクル方法が提供される。
硝酸水溶液のリサイクル液を用いて電解加工を行う電解加工方法であって、
上記のリサイクル方法で得られた透過液を、加工液として用い、金属部材に電解加工を行う工程を含む、電解加工方法が提供される。
硝酸水溶液のリサイクル液であって、
硝酸イオンと、
水と、
Al、Co、Cr、及びNiからなる群から選ばれる一または二以上を含む金属イオンと、を含み、
当該リサイクル液中のCr6+の濃度が5.0ppm以下である、硝酸水溶液のリサイクル液が提供される。
硝酸イオン、水、及びクロムイオンを含む廃液を再利用するためのリサイクルシステムであって、
前記廃液中のCr6+の濃度が5.0ppm以下となるように、前記廃液中に含まれるCr6+をCr3+に還元する還元処理設備と、
前記還元処理設備で得られたCr3+を含む前記廃液を逆浸透膜に透過させて、硝酸イオンおよび水を含む透過液を取得する硝酸分離設備と、
を備える、リサイクルシステムが提供される。
電解加工には、硝酸ナトリウムが主に使用される。硝酸ナトリウムは良好な加工精度が得られるが、クロムを含む金属材料を電解加工する際に、加工液中及びスラッジ中にCr6+が残留することがある。また、強い電場はCr3+をCr6+に酸化させることがあった。
そして、硝酸水溶液を使用して電解加工を行うと、金属の溶出量の増加とともに加工性が変動してしまう。このことから、硝酸水溶液を一定の範囲で使用したあとは、廃棄することが通常であった。
すなわち、本実施形態のリサイクル方法は、硝酸イオン、水、及びクロムイオンを含む廃液を再利用するための硝酸リサイクル方法である。
その上、当該リサイクル方法で得られた硝酸水溶液のリサイクル液は、電解加工等の金属表面処理に再利用可能となる。
図1は、リサイクルシステム100の構成概要を示す図である。
所定量あるいは所定タイミングに基づいて、廃液タンク20中の廃液は、配管80aを介してバッファータンク22に供給される。
金属成分として、ニッケル、鉄、アルミニウム、銅などの金属イオンが挙げられる。
不溶解成分として、タングステン、タンタルを含む金属または金属化合物(金属水和物)等が挙げられる。
これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
フィルターの目開きサイズは、適宜選択可能であるが、例えば、0.1μm~1μm程度としてもよい。
濾過に使用されるフィルターは、必要に応じて、洗浄してもよい。
粉末状の還元剤として、鉄粉、還元鉄粉、ダライコ鉄粉(屑鉄を原料とする)、アトマイズ鉄粉などの鉄元素粉が挙げられる。これらの中でも、鉄粉や還元鉄粉を使用してもよい。
Cr6++3e-→Cr3+
Fe2+→Fe3++e-
このときの硝酸イオンを含む廃液は、pHが約1程度となる。このため、酸化した鉄元素粉は廃液中で溶解するため、事後的に、フィルターなどで除去する必要がない。また、三価クロムの水酸化鉄との共沈も生じない工程とすることも可能になる。フィルタリングが不要となる点でも製造効率を高めることが可能になる。また、廃液のpH調整も不要となる。
硫酸塩を使用すると、廃液中に硫酸イオンが残存する。硫酸イオンは、金属加工性を変動させる恐れがある。一方の重亜硫酸ソーダ等の硫酸塩を使用すると、pHの大幅な変動が必要となる。そうすると、硫酸イオンの除去やpH調整の点で、リサイクル工程の工数が増大し、製造効率が低下してしまう。その結果、コストメリットが得られ難い。
また、フェライト法(硫酸第一鉄の使用)とアルカリ沈殿法とを併用する場合、pH調整剤として水酸化カルシウムを用いると、Cr3+は水酸化物(Cr(OH)3)となり廃液中に沈殿する。残存したpH調整剤は、通常、金属加工性を低下させる恐れがある。したがって、pH調整剤の除去や沈殿物の除去が必要となり、製造効率が低下する。
バッファータンク22は、例えば、還元剤を添加する機構や還元剤を含む濾過体を備えてもよい。
バッファータンク22中の還元処理された廃液は、配管80bを介して濃縮液タンク30に供給される。
廃液は、配管80cを介して濃縮液タンク30から逆浸透膜40に供給される。
逆浸透膜40は、硝酸イオン、水、及びクロムイオン等を含む廃液を処理する。ポンプ82(高圧ポンプ)を使用して、たとえば0.5MPa~4.0MPa程度、より好ましくは2.5MPa~3.0MPa程度の圧力条件で、逆浸透膜40に廃液を加圧送液してもよい。
逆浸透膜40中で、廃液は、硝酸イオンおよび水を含む透過液と、クロムイオンや他の金属イオン濃度が濃縮された濃縮液とに分離される。
透過液は、配管80dを介して透過液タンク60に供給される。
具体的には、逆浸透膜40に供給される廃液の液温の下限は、例えば、20℃以上、好ましくは25℃以上、より好ましくは28℃以上である。これにより、逆浸透膜40で分離される透過液の量が低下することを抑制できる。これにより、安定的にリサイクルが可能になる。一方で、上記廃液の液温の上限は、例えば、35℃以下、好ましくは33℃以下、より好ましくは30℃以下である。これにより、逆浸透膜40の金属阻止能の低下を抑制できる。よって、逆浸透膜40の交換頻度の増加を抑制できる。
詳細なメカニズムは定かでないが、液温が高すぎると、逆浸透膜40の目開きが変動するため、と考えられる。
逆浸透膜40の孔サイズ(目開き)は、金属イオンなどの不純物に応じて適切に選択可能であるが、が0.1nm程度としてもよい。
洗浄方法としては、例えば、pH11程度の水酸化ナトリウムを逆浸透膜40に通水し、膜に付着、目詰まりなどした成分を除去する方法が挙げられる。適当な使用期間後、汚れ具合に応じて、数分~1日程度、洗浄を実施してもよい。
金属濃度センサーの一例として、ニッケル濃度センサーを用いてもよい。ニッケル濃度などの金属濃度を管理することで、透過液中の金属イオンの濃度を管理できるとともに、逆浸透膜40の交換時期を検知することが可能になる。
この硝酸水溶液は、クロムイオン等の金属イオンが含まれていなくてもよいが、1または2以上の金属イオンが微量含まれていてもよい。透過液中の金属イオンの合計濃度は、廃液タンク20中の廃液中の金属イオンの合計濃度よりも十分に低い値となる。
図2(a)は、逆浸透膜40の膜性能評価のための試験、図2(b)は、逆浸透膜40の膜寿命評価の試験を説明するための図になる。
まず、図2(a)の濃縮液タンク30中に、濾過前の廃液(複数種の金属イオン、および硝酸イオンを含む水溶液)を投入した。
濾過前の廃液の金属イオン濃度は、クロムイオン:58.00mg/l、ニッケルイオン:205.00:mg/l、アルミニウムイオン:13.90mg/l、コバルトイオン:58.80mg/lであった。金属イオン濃度は、ICP発光分析装置を用いて測定した。なお、六価クロムを測定するために吸光光度法で測定したところ、全クロムイオンは、Cr3+であった。
続いて、クロスフロー方式を用いて、濾過前の廃液を、濃縮液タンク30から配管80cを介して逆浸透膜40(芳香族ポリアミド膜、目開きサイズ:0.1nm)に加圧送液した。透過液は配管80dを介して透過液タンク60に回収され、一方の濃縮液は配管80eを介して濃縮液タンク30に回収された。回収された濃縮液は再び逆浸透膜40に供給した。この評価試験を50時間(1000L処理)行った。
その後、50時間後の濃縮液タンク30中の濃縮液の金属イオン濃度は、クロムイオン:157.00mg/l、ニッケルイオン:598.00:mg/l、アルミニウムイオン:27.30mg/l、コバルトイオン:125.00mg/lであった。
一方、50時間後の透過液タンク60中の透過液の金属イオン濃度は、クロムイオン(Cr3+):0.27mg/l、ニッケルイオン:1.55:mg/l、アルミニウムイオン:0.96mg/l、コバルトイオン:0.27mg/lであった。
以上の膜性能評価の試験より、透過液として、金属イオンが十分に除去された硝酸水溶液が得られることが分かった。
まず、図2(b)の濃縮液タンク30中に、濾過前の廃液として、クロムイオンおよび硝酸イオンを含む水溶液サンプル1~3を投入した。水溶液サンプル1~3中のCr6+濃度は、それぞれ、0ppm、0.4ppm、6.0ppmであった。Cr6+濃度は、鉄粉を添加し、鉄粉の添加量を調整することにより調整した。Cr6+濃度は、ジフェニルカルバジド吸光光度法を用いて測定した。
続いて、クロスフロー方式を用いて、濃縮液タンク30中の水溶液サンプルを配管80cを介して逆浸透膜40(芳香族ポリアミド膜、目開きサイズ:0.1nm)に加圧送液し、濃縮液を配管80eを介して、透過液を配管80fを介して、それぞれを濃縮液タンク30に回収した。回収された濃縮液および透過液は、再び逆浸透膜40に供給した。この評価試験を3ヶ月間行った。
膜寿命評価の試験について、3ヶ月間問題なく使用できた場合を◎、1週間~1ヶ月使用できた場合を○、試験開始後すぐに逆浸透膜40が破壊された場合を×と評価した。
その結果、実施例1の水溶液サンプル1は◎、実施例2の水溶液サンプル2は○、比較例1の水溶液サンプル3は×との結果が示された。
以上より、硝酸イオン、水、及びクロムイオンを含む水溶液サンプル(廃液)について、実施例1,2のように、Cr6+の濃度が5.0ppm以下となるようにCr6+をCr3+に還元した水溶液サンプルを逆浸透膜に透過させることによって、比較例1と比べて、安定的に硝酸水溶液が得られることが分かった。
バッファータンク62中のリサイクル液は、配管80h、弁72、配管80kを介して混合タンク70に供給される。
混合タンク70中、リサイクル液は、所望の濃度となるように調整される。例えば、給水74から配管80jを介して、市水などの水が混合タンク70に供給されてもよい。また、硝酸新液タンク76から配管80jを介して、硝酸を混合タンク70に供給されてもよい。硝酸新液タンク76中の硝酸は、市販品を用いてもよく、使用前の新液を用いてもよい。
詳細なメカニズムは定かでないが、硝酸イオンおよび水をのみの場合、電解加工開始後に金属イオンが生じ、その結果、初期から加工性が変動し、加工性がバラツクため、と考えられる。
混合液中のリサイクル液と電解加工後加工液との混合比率は、適宜調整できるが、例えば、質量換算で、99:1~50:50としてもよく、95:5~80:20としてもよい。これにより、加工液中の金属イオンの濃度の上昇を抑えられるため、加工安定性を維持することができる。
この廃液は、再度、リサイクルシステム100により再利用することができる。
12 加工機タンク
20 廃液タンク
22 バッファータンク
30 濃縮液タンク
32 廃棄タンク
40 逆浸透膜
50 センサー
52 センサー
54 センサー
60 透過液タンク
62 バッファータンク
70 混合タンク
72 弁
74 給水
76 硝酸新液タンク
80a、80b、80c、80d、80e、80f、80g、80h、80i、80j、80k、80l、80m、80n、80o 配管
82 ポンプ
100 リサイクルシステム
110 還元処理設備
120 硝酸分離設備
Claims (17)
- 硝酸イオン、水、及びクロムイオンを含む廃液を再利用するためのリサイクル方法であって、
前記廃液中のCr6+の濃度が5.0ppm以下となるように、前記廃液中に含まれるCr6+をCr3+に還元する還元工程と、
前記還元工程の後、Cr3+を含む前記廃液を逆浸透膜に透過させて、硝酸イオンおよび水を含む透過液を得る分離工程と、を含む、リサイクル方法。 - 請求項1に記載のリサイクル方法であって、
前記還元工程が、Cr6+の還元剤を接触させる工程を含む、リサイクル方法。 - 請求項2に記載のリサイクル方法であって、
前記還元剤が、鉄元素粉を含む、リサイクル方法。 - 請求項3に記載のリサイクル方法であって、
前記鉄元素粉の添加量が、前記廃液中に含まれるクロム元素の質量に対して、質量換算で2倍以上5倍以下である、リサイクル方法。 - 請求項1~4のいずれか一項に記載のリサイクル方法であって、
前記分離工程中、前記廃液中の液温を20℃以上35℃以下とする、リサイクル方法。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載のリサイクル方法であって、
前記還元工程の後、前記分離工程の前に、前記廃液について、Cr6+の濃度を測定するCr濃度測定工程を含み、
前記Cr濃度測定工程において、Cr6+の濃度が所定以上の場合に、報知する第1報知工程を含む、リサイクル方法。 - 請求項1~6のいずれか一項に記載のリサイクル方法であって、
前記分離工程の前に、前記逆浸透膜を洗浄し、金属イオンを含まない硝酸水溶液に浸漬する前処理をする工程を含む、リサイクル方法。 - 請求項1~7のいずれか一項に記載のリサイクル方法であって、
前記分離工程の後、前記逆浸透膜をアルカリ性溶液で洗浄する工程を含む、リサイクル方法。 - 請求項1~8のいずれか一項に記載のリサイクル方法であって、
前記分離工程において、
前記逆浸透膜によって、前記透過液の他に、前記逆浸透膜を透過しなかった濃縮液を得る工程と、
得られた前記濃縮液を前記逆浸透膜に透過させる工程と、を含む、
リサイクル方法。 - 請求項1~9のいずれか一項に記載のリサイクル方法であって、
前記分離工程の前に、フィルターを用いて前記廃液を濾過する濾過工程を含む、リサイクル方法。 - 請求項1~10のいずれか一項に記載のリサイクル方法であって、
前記分離工程の後、前記透過液について、金属イオンの濃度を測定する金属イオン濃度測定工程を含み、
前記金属イオン濃度測定工程において、金属イオンの濃度が所定以上の場合に、報知する第2報知工程を含む、リサイクル方法。 - 請求項1~11のいずれか一項に記載のリサイクル方法であって、
Cr3+を水酸化物にして前記廃液中に沈殿させる工程を含まない、リサイクル方法。 - 硝酸水溶液のリサイクル液を用いて電解加工を行う電解加工方法であって、
請求項1~12のいずれか一項に記載のリサイクル方法で得られた透過液を、加工液として用い、金属部材に電解加工を行う工程を含む、電解加工方法。 - 請求項13に記載の電解加工方法であって、
電解加工に使用した電解加工後加工液を得る工程と、
前記電解加工後加工液に前記透過液を混合して混合液を得る工程と、
前記混合液を用いて、金属部材に電解加工を行う工程を含む、電解加工方法。 - 硝酸水溶液のリサイクル液であって、
硝酸イオンと、
水と、
Al、Co、Cr、及びNiからなる群から選ばれる一または二以上を含む金属イオンと、を含み、
当該リサイクル液中のCr6+の濃度が5.0ppm以下である、硝酸水溶液のリサイクル液。 - 請求項15に記載の硝酸水溶液のリサイクル液であって、
前記金属イオンの少なくとも一つの濃度が、3.0mg/l以下である、硝酸水溶液のリサイクル液。 - 硝酸イオン、水、及びクロムイオンを含む廃液を再利用するためのリサイクルシステムであって、
前記廃液中のCr6+の濃度が5.0ppm以下となるように、前記廃液中に含まれるCr6+をCr3+に還元する還元処理設備と、
前記還元処理設備で得られたCr3+を含む前記廃液を逆浸透膜に透過させて、硝酸イオンおよび水を含む透過液を取得する硝酸分離設備と、
を備える、リサイクルシステム。
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