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JP7266547B2 - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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JP7266547B2
JP7266547B2 JP2020051710A JP2020051710A JP7266547B2 JP 7266547 B2 JP7266547 B2 JP 7266547B2 JP 2020051710 A JP2020051710 A JP 2020051710A JP 2020051710 A JP2020051710 A JP 2020051710A JP 7266547 B2 JP7266547 B2 JP 7266547B2
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Description

本開示は、記録テープカートリッジに関する。
非接触で通信可能な非接触式通信媒体が内蔵された記録テープカートリッジは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。非接触式通信媒体には、固有ID、品種識別、使用履歴、生産履歴、記録テープカートリッジの記録テープに記録されたデータの索引などの個体情報が記録される。
特開平11-238334号公報
ところで、記録テープカートリッジが高容量化されると、それに伴って、非接触式通信媒体も高容量化される必要がある。高容量化された安価な非接触式通信媒体は、通信距離が短いため、記録テープカートリッジが装填されるドライブ装置に設けられている非接触式読み書き装置との通信性能を確保することが重要となる。
ここで、その通信性能を確保するためには、非接触式通信媒体のアンテナを構成するコイル状のワイヤーの全長を低減させずに線幅を縮小させ、そのコイル状に形成されているワイヤー(アンテナ)の外径及び内径を広げる(アンテナを貫く磁束を増加させる)ことが考えられる。
しかしながら、その場合は、ケースに形成されているリブ等をアンテナに接触させないことが必要となる。すなわち、リブ等がアンテナに接触すると、アンテナを構成するワイヤーが断線し易くなり、非接触式読み書き装置との通信性能が阻害されてしまう。一方、リブ等をなくすと、非接触式通信媒体がケースに対して位置決めされず、この場合も、非接触式読み書き装置との通信性能が阻害されてしまう。
そこで、本開示は、非接触式通信媒体をケースに対して位置決めでき、アンテナの断線も抑制できる記録テープカートリッジを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本開示に係る記録テープカートリッジは、上ケースと下ケースとが互いの周壁を突き合わせて構成され、記録テープが巻装されたリールを収容するケースと、下ケースに形成され、ドライブ装置に装填されたときにリールの軸方向の基準となる基準面と、個体情報が記録され、下ケースに収容された板状の非接触式通信媒体と、下ケースに形成され、非接触式通信媒体が基準面に対して略45度の角度で配置されるように非接触式通信媒体を支持する支持部と、下ケースに形成され、非接触式通信媒体の下端部の位置を規制する位置規制部と、下ケースに形成され、非接触式通信媒体の上端部を押さえる押さえ部と、を備えている。
本開示によれば、非接触式通信媒体をケースに対して位置決めすることができ、アンテナの断線も抑制することができる。
第1実施形態に係る記録テープカートリッジの斜視図である。 第1実施形態に係る記録テープカートリッジを上方から見た場合の分解斜視図である。 第1実施形態に係る記録テープカートリッジを下方から見た場合の分解斜視図である。 第1実施形態に係る記録テープカートリッジに内蔵されるカートリッジメモリを支持リブに支持させる前の状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る記録テープカートリッジに内蔵されるカートリッジメモリを支持リブに支持させた後の状態を示す斜視図である。 図4のX-X線矢視断面図である。 図5のY-Y線矢視断面図である。 第1実施形態に係る記録テープカートリッジの変形例を示す図7に相当する断面図である。 第2実施形態に係る記録テープカートリッジに内蔵されるカートリッジメモリを支持リブに支持させる前の状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係る記録テープカートリッジに内蔵されるカートリッジメモリを支持リブに支持させた後の状態を示す斜視図である。 図10のZ-Z線矢視断面図である。 本実施形態に係る記録テープカートリッジに内蔵されるカートリッジメモリを示す平面図である。
以下、本開示に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図1において、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向(右側)とする。また、矢印A方向及び矢印B方向と直交する方向を矢印Cで示し、それを記録テープカートリッジ10の上方向(上側)とする。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態について説明する。図1~図3に示されるように、記録テープカートリッジ10は、略矩形箱状のケース12を有している。このケース12は、ポリカーボネート(PC)等の樹脂製の上ケース14と下ケース16とが、それぞれ天板14Aの周縁に立設された周壁14Bと、底板16Aの周縁に立設された周壁16Bとを互いに突き合わせた(当接又は近接させた)状態で、超音波溶着又はビス止め等によって接合されて構成されている。
すなわち、例えば上ケース14及び下ケース16には、ビスボス15がそれぞれ各コーナー部近傍に形成されており、下ケース16の下面側から、そのビスボス15に図示しないビスが螺合されることにより、ケース12が組み立てられるようになっている。そして、ケース12の内部には、単一のリール20が上下方向に沿った方向を軸方向として回転可能に収容されている。
リール20は、軸心部を構成する有底円筒状のリールハブ22と、その下端部に設けられる下フランジ26とが一体に成形され、上フランジ24がリールハブ22の上端部に超音波溶着されて構成されている。そして、そのリールハブ22の外周面に、情報記録再生媒体としての磁気テープ等の記録テープTが巻回され、上フランジ24及び下フランジ26によって、その巻回された記録テープTの幅方向の端部が保持されている。
また、リールハブ22の底壁28の下面には、リールギア44が環状に形成されており、下ケース16の中央部には、そのリールギア44を外部に露出するためのギア開口40が穿設されている。このギア開口40から露出されるリールギア44が、ドライブ装置(図示省略)の回転シャフト(図示省略)に形成された駆動ギア(図示省略)に噛合されて回転駆動されることにより、ケース12内において、リール20がケース12に対して相対回転可能とされる。
また、底壁28の下面におけるリールギア44の径方向内側には、磁性材料でできた環状金属板であるリールプレート46が、インサート成形により、同軸的かつ一体的に固着されており、ドライブ装置の回転シャフトに設けられた環状のマグネット(図示省略)の磁力によって吸着保持されるようになっている。更に、リール20は、上ケース14及び下ケース16の内面にそれぞれ部分的に突設されて、ギア開口40と同軸的な円形の軌跡上にある内壁としての遊動規制壁42によってガタつかないように保持されている。
また、ケース12の右壁12Bには、リール20に巻装された記録テープTを引き出すための開口18が形成されている。この開口18から引き出される記録テープTの自由端部には、ドライブ装置の引出部材(図示省略)によって係止されつつ引き出し操作されるリーダーピン30が固着されている。
リーダーピン30の記録テープTの幅方向端部より突出した両端部には、環状溝30Aが形成されており、この環状溝30Aが引出部材のフック等に係止される。これにより、記録テープTを引き出す際に、フック等が記録テープTに接触して傷付けることがない構成になっている。
また、ケース12の開口18の内側、即ち上ケース14の天板14Aの内面及び下ケース16の底板16Aの内面には、ケース12内においてリーダーピン30を位置決めして保持する上下一対のピン保持部36が設けられている。このピン保持部36は、記録テープTの引き出し側が開放された略半円形状をしており、直立状態のリーダーピン30の両端部30Bは、その開放側からピン保持部36内に出入可能とされている。
また、ピン保持部36の近傍には、板バネ38が固定配置されるようになっており、この板バネ38の二股状の先端部がリーダーピン30の上下の両端部30Bにそれぞれ係合してリーダーピン30をピン保持部36に保持するようになっている。なお、リーダーピン30がピン保持部36に出入する際には、板バネ38の先端部は、適宜弾性変形してリーダーピン30の移動を許容する構成になっている。
また、その開口18は、ドア50によって開閉される。このドア50は、開口18を閉塞可能な大きさの略矩形板状に形成され、ケース12の右壁12Bに沿って移動できるように、開口18の内側の天板14A及び底板16Aには、ドア50の上下端部を摺動可能に嵌入させる溝部64が形成されている。
また、ドア50の後端部中央には、シャフト52が突設されており、そのシャフト52には、コイルバネ58が挿嵌されている。そして、シャフト52の後端には、そのコイルバネ58を脱落防止とする拡開部54が形成されている。また、下ケース16には、そのシャフト52に挿嵌されたコイルバネ58の後端を係止する係止部62を有する支持台60が突設されている。
したがって、ドア50は、シャフト52が支持台60上に摺動自在に支持され、かつコイルバネ58の後端が係止部62に係止されることにより、そのコイルバネ58の付勢力によって、常時開口18の閉塞方向へ付勢される構成になっている。なお、開口18の開放時、シャフト52を支持する支持台66を支持台60の後方側に更に突設しておくことが好ましい。
また、ドア50の前端部には、開閉操作用の凸部56が外方へ向かって突設されている。この凸部56が、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填に伴い、そのドライブ装置側の開閉部材(図示省略)と係合するようになっている。これにより、ドア50がコイルバネ58の付勢力に抗して開放される構成になっている。
また、図3に示されるように、下ケース16の底板16Aには、非貫通とされた一対の基準穴32、34が左右方向に離間して、かつ前後方向で同じ位置に形成されている。右壁12B側の基準穴32は、底面視で略円形状に形成されており、左壁12C側の基準穴34は、底面視で左右方向に長い略楕円形状に形成されている。
そして、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されたときには、基準穴32及び基準穴34にドライブ装置に設けられた位置決め部材(図示省略)がそれぞれ挿入されるようになっている。これにより、ドライブ装置内において、記録テープカートリッジ10(ケース12)の前後方向及び左右方向が位置決めされるようになっている。
また、底板16Aにおける基準穴32及び基準穴34の周りには、それぞれ鏡面仕上げされた略円形状の基準面33及び略楕円形状の基準面35が形成されている。そして、底板16Aにおける後端角部にも、それぞれ鏡面仕上げされた矩形状(前後方向が長手方向とされた長方形状)の基準面37及び基準面39が形成されている。なお、各基準面33、35、37、39は同一平面上にある。
記録テープカートリッジ10がドライブ装置へ装填されたときには、基準面33及び基準面35と基準面37及び基準面39とにドライブ装置に設けられた位置決め面(図示省略)がそれぞれ当接するようになっている。これにより、ドライブ装置内において、記録テープカートリッジ10(ケース12)の厚み方向(高さ方向であり、リール20の軸方向)が位置決めされるようになっている。
また、図2、図3に示されるように、ケース12の左後部には、記録テープTへの記録可又は不可が設定されるライトプロテクト70が左右方向にスライド可能に設けられている。そして、ケース12の後壁12Dには、このライトプロテクト70を人手で操作するための操作突起72を突出させる開孔68が形成されている。
この開孔68は、上ケース14と下ケース16とを接合したときに、上ケース14の周壁14Bに形成された切欠部68Aと、下ケース16の周壁16Bに形成された切欠部68Bとによって形成される構成になっている。また、下ケース16には、ライトプロテクト70の突部74が露出される長孔69が左右方向を長手方向として穿設されている。
記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されたときには、そのドライブ装置側でライトプロテクト70の位置を検知して、記録テープTへの記録可又は不可が自動的に判断されるようになっている。なお、ライトプロテクト70の突部74は、下ケース16の下面から突出することはない。
また、リールハブ22の底壁28の上面周縁には、係合ギア48が所定の間隙を隔てて(等間隔に)複数(例えば120度間隔で3個)立設されており、その係合ギア48の間で、リールギア44上となる所定位置には、貫通孔28Aが複数(この場合は120度間隔で3個)穿設されている。そして、そのリールハブ22の内部には、樹脂材で成形された円板状の制動部材80が設けられている。
制動部材80の下面80Aの周縁には、係合ギア48と噛合可能な制動ギア84が環状に形成されている。制動部材80の上面には、上ケース14の天板14Aの内面から下方へ向かって突設された平面視略十字状の回転規制リブ76が内部に挿入される平面視略十字状の係合突起86が、その回転規制リブ76の高さよりも若干高くなるように立設されている。これにより、制動部材80は、ケース12(上ケース14)に対して回転不能とされ、かつリールハブ22内において、上下方向(リール20の軸方向)に移動可能とされている。
また、上ケース14と制動部材80との間には圧縮コイルスプリング98が設けられている。すなわち、圧縮コイルスプリング98の一端が上ケース14の回転規制リブ76の外側に突設された環状突起78の内側(回転規制リブ76と環状突起78の間)に当接し、他端が制動部材80の上面に設けられた環状溝88内に当接した状態に設けられている。この圧縮コイルスプリング98の付勢力により、制動部材80は、常時下方へ向かって付勢されている。
したがって、記録テープカートリッジ10は、不使用時(ドライブ装置に装填されないとき)において、常時制動ギア84が係合ギア48と噛合する状態とされて、リール20のケース12に対する相対回転が阻止された回転ロック状態とされる。なお、このとき、リール20は、この付勢力によって下ケース16側に押し付けられ、リールギア44をギア開口40から露出させる。
また、リールハブ22の内部で、かつ制動部材80の下側(底壁28と制動部材80との間)には、樹脂材で成形された平面視略正三角形状の解除部材90が設けられている。解除部材90には、適宜位置に所定の形状とされた貫通孔92が複数(図示のものは六角形状とされて3つ)穿設されており、解除部材90の軽量化が図られている。そして、解除部材90の下面で、かつ各頂点部分には、貫通孔28Aに挿通されて底壁28の下面からリールギア44上に所定高さ突出する脚部94が突設されている。
また、解除部材90の上面90Aの中央には平面状の支持凸部96が形成されており、制動部材80の下面80Aの中央に突設された略半球状の解除突起82が当接するようになっている(図2、図3参照)。これにより、制動部材80と解除部材90との接触面積が低減され、使用時(リール20の回転時)における摺動抵抗が低減される構成になっている。なお、制動部材80の材質としては、例えばポリアセタール(POM)が用いられ、解除部材90の材質としては、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)が用いられる。
また、図2~図5、図7に示されるように、ケース12(下ケース16)の右後部には、非接触式通信媒体としてのカートリッジメモリ120が基準面33、35、37、39に対して所定の角度θ(図6、図7参照)で傾斜配置されるようになっている。このカートリッジメモリ120は、左右方向が長手方向とされた略矩形平板状(平面視略長方形状)に形成されており、そのサイズは、規格で定められている。
具体的には、図4、図7に示されるように、カートリッジメモリ120の左右方向の長さをL、上下方向の長さ(高さ)をH、後述する膨出部124を含む厚みをDとすると、一例として、L=20mm、H=10mm、D=1mmとなっている。なお、後述するエポキシ基板122の厚みは、一例として、0.1mmとなっている。また、カートリッジメモリ120は、数g程度の極めて軽量なものとなっている。
また、図12に示されるように、カートリッジメモリ120の上面120Uには、ドライブ装置に設けられた非接触式読み書き装置(図示省略)から照射される磁界を受けるコイル状のアンテナ130が設けられている。そして、カートリッジメモリ120の上面120Uにおける長手方向一端部側には、ICチップ(図示省略)が封入された平面視略正方形状の膨出部124が設けられている。
より具体的に説明すると、このカートリッジメモリ120は、エポキシ基板122と、そのエポキシ基板122の上面に設けられたICチップと、そのICチップに電気的に接続され、エポキシ基板122の上面にコイル状に設けられた金属製のワイヤー132(アンテナ130)と、エポキシ基板122の上面に設けられ、ICチップを封入して保護する紫外線硬化樹脂製の膨出部124と、で構成されている。
ICチップには、個体情報が記録されている。具体的には、固有ID、記録容量、記録形式、品種識別、使用履歴、生産履歴、記録テープカートリッジ10の記録テープTに記録されたデータの索引などの個体情報がICチップに記録されている。なお、ICチップの容量は、4KB、8KB又は16KBのように高容量になっている。また、そのICチップは、製造コストが安価な所謂マイコン式であり、通信距離が比較的短い(消費電力が比較的多い)仕様になっている。
そのため、本実施形態におけるカートリッジメモリ120では、従来のカートリッジメモリ(図示省略)に比べ、アンテナ130を構成するコイル状のワイヤー132の全長が同一のままで(全長が低減されずに)線幅が縮小され、そのコイル状に形成されているワイヤー132(アンテナ130)の外径及び内径が広げられている。
つまり、本実施形態におけるカートリッジメモリ120では、アンテナ130がエポキシ基板122の外周側に寄るように配置され、アンテナ130を貫く磁束が増加されるようになっている。これにより、通信距離が短いカートリッジメモリ120であっても、非接触式読み書き装置との通信性能が確保(向上)されるようになっている。
また、図2、図4~図7に示されるように、下ケース16の底板16A及び周壁16B(後壁12D)の内面で、かつ側面視で右後側のビスボス15及び支持台66の後方側には、カートリッジメモリ120を所定の角度θ(θ=略45度であり、詳細にはθ=45度±5度、好ましくはθ=45度±2度)で傾斜配置させる支持部としての支持リブ100が一体に、かつ左右方向に所定の間隔を隔てて2個(一対で)突設されている。
図6、図7に示されるように、支持リブ100は、側面視で略直角三角形状に形成されており、下ケース16の基準面33、35、37、39(図3参照)に対して所定の角度θに傾斜した上面が、カートリッジメモリ120の下端部126を除く下面120Dを支持する支持面100Aとされている。なお、カートリッジメモリ120の下端部126とは、側面視で支持リブ100の支持面100Aが接触しない下側の領域を指す。
また、図2、図4~図7に示されるように、下ケース16の周壁16Bにおける上部側の内面には、カートリッジメモリ120の上端部128を上方側から押さえる押さえ部としての溝部102が形成されている。溝部102は、左右方向が長手方向とされており、側面視で略直角三角形状に形成されている。そして、溝部102には、カートリッジメモリ120の上端部128における周縁部128Aが収容されるようになっている。
すなわち、この溝部102は、カートリッジメモリ120の上端部128における上端面128Bが当接する傾斜面104と、その傾斜面104の下縁部104Dから斜め前方下側へ向かって連続し、カートリッジメモリ120の上端部128における下面120Dが接触する(下面120Dを支持する)傾斜面105と、を有している。
なお、カートリッジメモリ120の上端部128における(溝部102に収容される)周縁部128Aとは、その上端部128において、アンテナ130が設けられていない部分である(図12参照)。また、図6に示されるように、溝部102内において、傾斜面104の下縁部104Dを通り、基準面33、35、37、39と平行な仮想直線Kに対する傾斜面104の角度をαとし、傾斜面105の角度をβとすると、α≦βであり、α≦θ=略45度となっている。
また、図4、図5に示されるように、溝部102の左右方向に沿った長さは、カートリッジメモリ120の左右方向に沿った長さL以上とされているが、下ケース16の強度低下防止の観点から、溝部102の長さは、可能な限り短く形成される方が好ましい。したがって、例えばカートリッジメモリ120の上端部128における左右両側に形成された円弧状のコーナー部128Cの上端部が、溝部102に入らないような長さに形成されていてもよい。
また、図4~図7に示されるように、支持リブ100の前方側における底板16Aの内面には、上方側へ延びる位置規制部としての位置規制リブ110が一体に、かつ左右方向に所定の間隔を隔てて2個(一対で)突設されている。この位置規制リブ110により、カートリッジメモリ120の下端部126が前方へずれないように、その位置が規制されるようになっている。
つまり、カートリッジメモリ120は、その下端部126の位置が位置規制リブ110に規制された状態で、その上端部128における周縁部128Aが溝部102内に収容されるようになっており、エポキシ基板122が支持面100Aに沿った方向で僅かに弾性変形することにより、溝部102と位置規制リブ110との間に保持されるようになっている。なお、位置規制リブ110の根元における前後方向の長さW1(図6参照)は、2.2mm程度となっている。
また、この位置規制リブ110は、カートリッジメモリ120の上方へ張り出すオーバーラップ部112を有している。すなわち、この位置規制リブ110の後端部110Bは、側面視で上端部が下端部よりも所定の長さW2(例えばW2=0.5mm程度:図6参照)だけ後方側へ位置するように、底板16Aの鉛直方向に対して後方側へ傾斜しており、その上端部がオーバーラップ部112となっている。
なお、位置規制リブ110に形成されるオーバーラップ部112は、図8に示される形状とされてもよい。すなわち、位置規制リブ110の後端部110Bにおける下側中途部が、側面視で下端部よりも所定の長さW2(例えばW2=0.5mm程度)だけ後方側へ位置するように、その下側中途部を底板16Aの鉛直方向に対して後方側へ鈍角状に突出させ、その突出させた下側中途部をオーバーラップ部112としてもよい。
また、図2、図4、図5に示されるように、支持リブ100の左方側における底板16Aには、カートリッジメモリ120(エポキシ基板122)の左端部120Lを位置規制する位置規制部としての位置規制リブ114が一体に突設されている。更に、支持リブ100の右方側における底板16Aには、カートリッジメモリ120(エポキシ基板122)の右端部120Rを位置規制する位置規制部としての位置規制リブ116が一体に突設されている。
以上により、カートリッジメモリ120は、その前後方向及び左右方向の位置が規制されるようになっている。すなわち、記録テープカートリッジ10(ケース12)がどのような姿勢になっても、カートリッジメモリ120が支持面100A上からずれることなく保持され、所定の角度θで安定して傾斜配置されるようになっている。
したがって、図3に示されるように、上ケース14の天板14Aの内面には、カートリッジメモリ120の上面120Uに上方側から接触して位置規制するような位置規制部(接触する部分)が設けられない構成になっている。
以上のような構成とされた第1実施形態に係る記録テープカートリッジ10において、次にその作用について説明する。
記録テープカートリッジ10は、前壁12Aを先頭にしてドライブ装置内に装填される。すると、ドア50が摺動して開口18が開放され、基準穴32及び基準穴34にドライブ装置に設けられた位置決め部材(図示省略)がそれぞれ相対的に挿入される。そして、基準面33、基準面35、基準面37及び基準面39にドライブ装置に設けられた位置決め面(図示省略)がそれぞれ相対的に当接する。これにより、ドライブ装置内において、記録テープカートリッジ10(ケース12)の前後方向、左右方向及び厚み方向(高さ方向)が位置決めされる。
また、ドライブ装置に設けられた回転シャフト(図示省略)が相対的にギア開口40から進入し、駆動ギア(図示省略)をリールギア44に噛合させる。すると、その駆動ギアがリールギア44と噛合する動作に伴って、リールギア44上に突出している脚部94が、圧縮コイルスプリング98の付勢力に抗して押し上げられ、解除部材90を介して制動部材80が上方へ押し上げられて、制動ギア84と係合ギア48との噛合が解除される。
そして、駆動ギアとリールギア44とが完全に噛合した状態で、リールプレート46が、駆動ギアの内側に設けられた環状のマグネットの磁力によって吸着保持される。これにより、リール20は、駆動ギアに対するリールギア44の噛合が維持されつつ、ケース12内で、そのケース12に対して相対回転可能となるロック解除状態とされる。
そして、ドライブ装置に設けられた非接触式読み書き装置が、下方側からカートリッジメモリ120のICチップに非接触でアクセスする。すなわち、非接触式読み書き装置から磁界が照射され、カートリッジメモリ120のアンテナ130が、その磁界を受ける。これにより、起電力が生成され、非接触式読み書き装置が、ICチップに記録されている個体情報を読み取ったり、ICチップに個体情報を書き込んだりする。
ここで、カートリッジメモリ120は、下ケース16に設けられた支持リブ100、溝部102、位置規制リブ110、位置規制リブ114、116により、基準面33、35、37、39に対して所定の角度θ(θ=略45度)で精度よく傾斜配置されている。特に、溝部102は、仮想直線Kに対する傾斜面104の角度αと傾斜面105の角度βとが、α≦βとなっており、α≦θとなっているため、その傾斜面104により、カートリッジメモリ120を適度に(周縁部128Aが溝部102内から外れることなく)押さえることができる。
したがって、上ケース14にカートリッジメモリ120に接触する部分が設けられていなくても、カートリッジメモリ120は、支持面100A上からずれることなく、角度θで安定的に保持される。換言すれば、カートリッジメモリ120を下ケース16に対して位置決めすることができ、カートリッジメモリ120が下ケース16に対して位置決めされないことにより、非接触式読み書き装置との通信性能が阻害されてしまうのを抑制又は防止することができる。
また、カートリッジメモリ120のアンテナ130を構成するコイル状のワイヤー132の全長が低減されずに線幅が縮小され、そのコイル状に形成されているワイヤー132(アンテナ130)の外径及び内径が広げられている(アンテナ130を貫く磁束が増加されている)。
したがって、製造コストが安価で、かつ高容量ではあるが、通信距離が短いICチップを備えたカートリッジメモリ120であっても、そのアンテナ130で非接触式読み書き装置から照射される磁界をより多く受け止めることができる(より多くの起電力を生成することができる)。
つまり、カートリッジメモリ120(エポキシ基板122)の大きさを変えずに、カートリッジメモリ120に対する通信性能を向上させることができ、非接触式読み書き装置により、個体情報を精度よく読み取り又は書き込みすることができる。このように、本実施形態によれば、通信距離が短いカートリッジメモリ120であっても、その通信性能を確保することができる。
また、上記したように、溝部102内には、カートリッジメモリ120の上端部128における(アンテナ130が設けられていない)周縁部128Aが収容されている。そして、上ケース14には、カートリッジメモリ120の上面120Uに接触する部分が設けられていない。
そのため、カートリッジメモリ120の上面120Uに、線幅が縮小されたアンテナ130が設けられていても、そのアンテナ130を構成するワイヤー132が断線するのを抑制又は防止することができる。よって、ワイヤー132が断線することにより、非接触式読み書き装置との通信性能が阻害されてしまうのも抑制又は防止することができる。
また、位置規制リブ110には、オーバーラップ部112が形成されている。したがって、例えば記録テープカートリッジ10を製造する際に、カートリッジメモリ120を溝部102と位置規制リブ110との間に保持した下ケース16を搬送させても(上ケース14を被せる前の下ケース16に振動が加えられても)、軽量なカートリッジメモリ120の位置ずれを、そのオーバーラップ部112によっても抑制又は防止することができる。
また、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されたときにも、そのオーバーラップ部112により、カートリッジメモリ120を、上方側へずれ難くすることができるため(非接触式読み書き装置から離れ難くすることができるため)、非接触式読み書き装置との通信性能の低下を抑制又は防止することができる。
記録テープTにデータを記録又は記録テープTのデータを再生するときには、開放された開口18から、ドライブ装置に設けられた引出部材(図示省略)がケース12内に進入し、ピン保持部36に位置決め保持されているリーダーピン30を把持して引き出す。このとき、リール20は、その回転ロック状態が解除されているので、リーダーピン30の引出動作に伴って回転できる。
開口18から抜き出されたリーダーピン30は、ドライブ装置に設けられている巻取リール(図示省略)に収容される。そして、巻取リールとリール20とが同期して回転駆動することにより、記録テープTは、巻取リールに巻き取られつつケース12から順次引き出され、所定のテープ経路に沿って設けられた記録再生ヘッド(図示省略)によってデータの記録又は再生が行われる。そして、その使用履歴、データの索引などが、カートリッジメモリ120に記録される。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図9~図11に示されるように、下ケース16の周壁16Bにおける上部側の内面には、カートリッジメモリ120の上端部128を上方側から押さえる押さえ部としての凸部106が形成されている。凸部106は、左右方向が長手方向とされており、側面視で略直角三角形状に形成されている。
すなわち、この凸部106は、カートリッジメモリ120の上端部128における上端面128Bが当接する傾斜面108と、その傾斜面108の上縁部108Uから斜め後方上側へ向かって連続する傾斜面109と、を有している。
また、カートリッジメモリ120は、その下端部126の位置が位置規制リブ110に規制された状態で、その上端部128が凸部106によって押さえられるようになっており、エポキシ基板122が支持面100Aに沿った方向で僅かに弾性変形することにより、凸部106と位置規制リブ110との間に保持されるようになっている。
なお、図11に示されるように、凸部106において、傾斜面108の下縁部108Dを通り、基準面33、35、37、39と平行な仮想直線Kに対する傾斜面108の角度αは、第1実施形態の角度αと同等であり、α≦θ=略45度となっている。したがって、この傾斜面108により、カートリッジメモリ120が適度に(上端部128が凸部106から外れることなく)押さえられるようになっている。
また、図9、図10に示されるように、凸部106の左右方向に沿った長さは、カートリッジメモリ120の左右方向に沿った長さL(図4参照)以上とされているが、例えばカートリッジメモリ120の上端部128における左右両側に形成された円弧状のコーナー部128Cの上端部が、凸部106の傾斜面108に接触しないような長さに形成されていてもよい。また、凸部106は左右方向に連続して形成されるものに限定されるものではなく、断続的に形成されていてもよい。
このように、押さえ部が凸部106で構成されていると、下ケース16の周壁16Bの板厚を確保することができるため、下ケース16の強度を維持することができる。なお、押さえ部が溝部102で構成されていると、下ケース16を金型から取り出すときに、凸部106のような突出形状がある場合に比べて、無理抜きの長さを低減させることができるため、金型の損壊を防止することができる。
以上、本実施形態に係る記録テープカートリッジ10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る記録テープカートリッジ10は、図示のものに限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、カートリッジメモリ120は、マイコン式に限定されるものではない。
また、カートリッジメモリ120は、ドライブ装置内に設けられた非接触式読み書き装置で読み書きされる態様に限定されるものではない。カートリッジメモリ120は、記録テープカートリッジ10を製造する製造ラインでも、その製造ラインに設けられた非接触式読み書き装置によって読み書きされる。つまり、生産履歴などが、このときにカートリッジメモリ120に記録される。
また、支持リブ100の支持面100A側に、例えば側面視で略半円弧形状などの窪み部(図示省略)が上下に離間して2個形成され、各窪み部によって、アンテナ130が支持リブ100の支持面100Aに接触するのを回避できるようになっていれば、カートリッジメモリ120の下面120Dにアンテナ130が設けられていてもよい。
また、位置規制リブ110は、2個設ける構成としたが、これに限定されるものではなく、1個又は3個以上設ける構成にしてもよい。また、ドア50は、平面視で直線状の動軌跡となる平板状ドアに限定されるものではなく、例えば平面視で略円弧状の動軌跡となる略円弧状ドアとしてもよい。
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
12A 前壁
12B 右壁
12C 左壁
12D 後壁
14 上ケース
14A 天板
14B 周壁
15 ビスボス
16 下ケース
16A 底板
16B 周壁
18 開口
20 リール
22 リールハブ
24 上フランジ
26 下フランジ
28 底壁
28A 貫通孔
30 リーダーピン
30A 環状溝
30B 端部
32 基準穴
33 基準面
34 基準穴
35 基準面
36 ピン保持部
37 基準面
38 板バネ
39 基準面
40 ギア開口
42 遊動規制壁
44 リールギア
46 リールプレート
48 係合ギア
50 ドア
52 シャフト
54 拡開部
56 凸部
58 コイルバネ
60 支持台
62 係止部
64 溝部
66 支持台
68 開孔
68A 切欠部
68B 切欠部
69 長孔
70 ライトプロテクト
72 操作突起
74 突部
76 回転規制リブ
78 環状突起
80 制動部材
80A 下面
82 解除突起
84 制動ギア
86 係合突起
88 環状溝
90 解除部材
90A 上面
92 貫通孔
94 脚部
96 支持凸部
98 圧縮コイルスプリング
100 支持リブ(支持部)
100A 支持面
102 溝部(押さえ部)
104 傾斜面
104D 下縁部
105 傾斜面
106 凸部(押さえ部)
108 傾斜面
108D 下端部
108U 上端部
109 傾斜面
110 位置規制リブ(位置規制部)
110B 後端部
112 オーバーラップ部
114 位置規制リブ
116 位置規制リブ
120 カートリッジメモリ(非接触式通信媒体)
120D 下面
120U 上面
120L 左端部
120R 右端部
122 エポキシ基板
124 膨出部
126 下端部
128 上端部
128A 周縁部
128B 上端面
128C コーナー部
130 アンテナ
132 ワイヤー
α 角度
β 角度
θ 角度
K 仮想直線
T 記録テープ

Claims (5)

  1. 上ケースと下ケースとが互いの周壁を突き合わせて構成され、記録テープが巻装されたリールを収容するケースと、
    前記下ケースに形成され、ドライブ装置に装填されたときに前記リールの軸方向の基準となる基準面と、
    個体情報が記録され、前記下ケースに収容された板状の非接触式通信媒体と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体が前記基準面に対して略45度の角度で配置されるように前記非接触式通信媒体を支持する支持部と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体の下端部の位置を規制する位置規制部と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体の上端部を押さえる押さえ部と、
    を備え
    前記上ケースには、前記非接触式通信媒体に接触する部分が設けられていない記録テープカートリッジ。
  2. 前記押さえ部は、前記下ケースの周壁に形成された溝部で構成されている請求項1に記載の記録テープカートリッジ。
  3. 上ケースと下ケースとが互いの周壁を突き合わせて構成され、記録テープが巻装されたリールを収容するケースと、
    前記下ケースに形成され、ドライブ装置に装填されたときに前記リールの軸方向の基準となる基準面と、
    個体情報が記録され、前記下ケースに収容された板状の非接触式通信媒体と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体が前記基準面に対して略45度の角度で配置されるように前記非接触式通信媒体を支持する支持部と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体の下端部の位置を規制する位置規制部と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体の上端部を押さえる押さえ部と、
    を備え、
    前記押さえ部は、前記下ケースの周壁に形成された凸部で構成されてい記録テープカートリッジ。
  4. 上ケースと下ケースとが互いの周壁を突き合わせて構成され、記録テープが巻装されたリールを収容するケースと、
    前記下ケースに形成され、ドライブ装置に装填されたときに前記リールの軸方向の基準となる基準面と、
    個体情報が記録され、前記下ケースに収容された板状の非接触式通信媒体と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体が前記基準面に対して略45度の角度で配置されるように前記非接触式通信媒体を支持する支持部と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体の下端部の位置を規制する位置規制部と、
    前記下ケースに形成され、前記非接触式通信媒体の上端部を押さえる押さえ部と、
    を備え、
    前記位置規制部は、前記非接触式通信媒体の上方へ張り出すオーバーラップ部を有す記録テープカートリッジ。
  5. 前記非接触式通信媒体は、アンテナを上方へ向けて配置されており、
    前記押さえ部は、前記上端部の前記アンテナが形成されていない周縁部を押さえる請求項1~請求項4の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
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