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JP7259449B2 - インクリボン用ボビン - Google Patents

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JP7259449B2
JP7259449B2 JP2019053242A JP2019053242A JP7259449B2 JP 7259449 B2 JP7259449 B2 JP 7259449B2 JP 2019053242 A JP2019053242 A JP 2019053242A JP 2019053242 A JP2019053242 A JP 2019053242A JP 7259449 B2 JP7259449 B2 JP 7259449B2
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Description

本開示は、インクリボン用ボビンに関する。
インクリボン(熱転写シート)を用いて、受像シートなどの被転写体に文字や画像等を印字する熱転写プリンタが、広く普及している。インクリボンは、帯状に延びるリボン(支持層)と、リボン上に形成され、染料等を含んだインク層と、を有している。このようなインクリボンは、供給側ボビンに巻き付けられ、使用済みのインクリボンが巻取側ボビンに巻き取られてリボンユニットを構成し、このリボンユニットは熱転写プリンタに取り付けられている。
ところでリボンユニットの供給側ボビンおよび巻取側ボビンは、いずれも一対の端部をもつ円筒状のボビン本体を含み、熱転写プリンタの支持部に支持される。また供給側ボビンおよび巻取側ボビンのいずれかに、印画サイズやロット情報を含むRFタグが取り付けられている。このRFタグは、RFIDシステムにおけるメモリが内蔵された記憶媒体であり、情報が埋め込まれたRFタグと、プリンタに設置されたリーダーライタの間で近距離の無線通信によって情報をやりとりするものであり、RFタグは内部にアンテナやICなどを有し、結果として金属部分を含んでいる。
特開2016-210074号公報
ところで、リボンユニットは使用後に廃棄されるが、この場合、供給側ボビンまたは巻取側ボビンからこの金属部分を含むRFタグを容易に取り外すことができれば、金属部分を含むRFタグと合成樹脂含むリボンユニットの他の部分を分別後にリボンユニットを廃棄することができて都合がよい。
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、リボンユニットの廃棄時にインクリボン用ボビンから接触式ICタグまたはRFタグを容易に取り外すことができるインクリボン用ボビンを提供することを目的とする。
本開示は、ボビン端部ユニットを有する円筒状のボビン本体を備え、前記ボビン端部ユニットは軸線方向内側の内面と軸線方向外側の外面とを有し、前記ボビン端部ユニットの前記内面または前記外面に接触式ICタグまたはRFタグが設けられ、前記ボビン端部ユニットに、前記ボビン端部ユニットの外周縁に至る易破断線を設け、前記ボビン端部ユニットのうち前記易破断線により破断される破断部分により前記接触式ICタグまたはRFタグを前記ボビン端部ユニットから取り外す、インクリボン用ボビンである。
本開示は、ボビン端部ユニットを有する円筒状のボビン本体を備え、前記ボビン端部ユニットは軸線方向内側の内面と軸線方向外側の外面とを有し、前記ボビン端部ユニットの前記内面または前記外面に接触式ICタグまたはRFタグが設けられ、前記ボビン端部ユニットの外周縁に切り欠きを設け、前記切り欠きを介して前記接触式ICタグまたはRFタグを前記ボビン端部ユニットから取り外す、インクリボン用ボビンである。
本開示は、ボビン端部ユニットを有する円筒状のボビン本体を備え、前記ボビン端部ユニットは軸線方向内側の内面と軸線方向外側の外面とを有し、前記ボビン端部ユニットの前記内面または前記外面に接触式ICタグまたはRFタグが設けられ、前記ボビン端部ユニットに貫通口が設けられ、前記貫通口を介して前記接触式ICタグまたはRFタグを前記ボビン端部ユニットから取り外す、インクリボン用ボビンである。
本開示は、前記ボビン端部ユニットにRFタグが設けられている、インクリボン用ボビンである。
本開示は、前記RFタグは前記ボビン端部ユニットの前記外面に設けられ、前記ボビン端部ユニットに前記RFタグを覆って蓋体が取り付けられている、インクリボン用ボビンである。
本開示は、前記ボビン端部ユニットに接触式ICタグが設けられている、インクリボン用ボビンである。
本開示は、前記ボビン端部ユニットは前記ボビン端部ユニットから軸線方向外方へ延びる駆動ギアを有する、インクリボン用ボビンである。
本開示によれば、リボンユニットの廃棄時にインクリボン用ボビンから接触式ICタグまたはRFタグを容易に外すことができる。
図1Aは第1の実施の形態によるインクリボン用ボビンを示す斜視図。 図1Bは図1Aに示すインクリボン用ボビンを別の角度からみた斜視図。 図2は第1の実施の形態によるインクリボン用ボビンからRFタグを取り外した状態を示す斜視図。 図3は第1の実施の形態によるリボンユニットを示す平面図。 図4Aは第2の実施の形態によるインクリボン用ボビンを示す斜視図。 図4Bは図4Aに示すインクリボン用ボビンを別の角度からみた斜視図。 図5は第3の実施の形態によるリンクリボン用ボビンを示す斜視図。 図6は第4の実施の形態によるリンクリボン用ボビンを示す斜視図。 図7は第5の実施の形態によるリンクリボン用ボビンを示す斜視図。 図8は第6の実施の形態によるリンクリボン用ボビンを示す斜視図。 図9は第7の実施の形態によるリンクリボン用ボビンを示す斜視図。 図10は第8の実施の形態によるリンクリボン用ボビンを示す斜視図。 図11は第9の実施の形態によるリンクリボン用ボビンを示す斜視図。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1A乃至図3は、本開示の第1の実施の形態を示す図である。
まず図3により熱転写プリンタ50に装着されたリボンユニット1について説明する。
リボンユニット1は、供給側ボビン10と、巻取側ボビン20とを備え、供給側ボビン10と巻取側ボビン20との間に支持層とインク層とを有するインクリボン(熱転写シート)3が設けられている。このインクリボン3は供給側ボビン10と巻取側ボビン20に各々取り付けられている。また、供給側ボビン10と巻取側ボビン20とからリボンユニット1が構成され、このリボンユニット1は、収納ケース2内に収納される。なお、リボンユニット1を収納する収納ケース2は必ずしも必須のものではない。
なお、供給側ボビン10および巻取側ボビン20は、インクリボン用ボビンともいい、供給側ボビン10と、巻取側ボビン20と、インクリボン3とにより、インクリボン用ボビンの組み合わせ体1Aが構成される。
このような構成からなるリボンユニット1のうち、供給側ボビン10は円筒状のボビン本体10Aを備え、ボビン本体10Aは一対の端部10a、10bを有する。
またボビン本体10Aの一方の端部10aは、収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持される。またボビン本体10Aの他方の端部10bは収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持される。また、ボビン本体10Aの他方の端部10bの端面に、熱転写プリンタ50に内蔵された駆動軸(図示せず)に係止される複数の突起部12aからなる駆動ギア12が形成されている。またボビン本体10Aの一方の端部10aには後述するボビン端部ユニット30が挿着されている。
また、巻取側ボビン20は一対の端部20a、20bを有する円筒状のボビン本体20Aを有し、巻取側ボビン20のボビン本体20Aの一方の端部20aには収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持される回転軸23が取り付けられている。また巻取側ボビン20のボビン本体20Aの他方の端部20bには、係合板28が設けられている。ボビン本体20Aの他方の端部20bは、収納ケース2の軸受2Aに回転可能に支持され、また、ボビン本体20Aの係合板28は、収納ケース2に係止される。
またボビン本体20Aの他方の端部20bは収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持されるとともに、他方の端部20bの端面に、熱転写プリンタ50に内蔵された駆動軸(図示せず)に係止される複数の突起部22aからなる駆動ギア22が形成されている。また、ボビン本体20Aの他方の端部20bに設けられた係合板28は、収納ケース2に係合される。
ところで供給側ボビン10のボビン本体10Aの一方の端部10aに、ボビン本体10Aの外径より大きな外径を有するボビン端部ユニット30が挿着されている。このボビン端部ユニット30は図1A乃至図2に示すように、軸線方向外側の外面30aと軸線方向内側の内面30bとを有し、ボビン端部ユニット30の外面30aには非接触式のICタグ、例えばRFタグ40が設けられている。なお、ボビン端部ユニット30の外径はボビン本体10Aの外径より大きくなっている例を示したが、ボビン端部ユニット30の外径はボビン本体10Aの外径と略同一でもよい。また、ボビン本体10Aの一方の端部10aにボビン端部ユニット30が挿着された例を示したが、ボビン端部ユニット30をボビン本体10Aと一体に形成してもよい。
また、ボビン端部ユニット30は外径が大きな大径部分31aと、外径が小さい小径部分31bとを有し、上述した外面30aと内面30bは大径部分31aに形成され、小径部分31bはボビン本体10A内に嵌め込まれる部分となっている。
さらにまた、ボビン端部ユニット30の大径部分31aには、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36が設けられている。この場合、易破断線36はミシン目等により形成され、内側へ空出するR形状をもつ。そしてこの大径部分31aの易破断線36から大径部分31aを破断することにより、大径部分31aから破断部分36aが破断される。
ところでボビン端部ユニット30には、その外面30a側に円筒状の突出部33が設けられている。
このためボビン端部ユニット30の外面30aに設けられたRFタグ40はリング状をなし、RFタグ40は半径方向内方の突出部33側から半径方向外方に向かってボビン端部ユニット30の大径部分31aの外周縁まで延びている。
上述のように、大径部分31aの易破断線36に沿って大径部分31aを破断する際、RFタグ40の外周部分が大径部分31aから破断される破断部分36aとともに、大径部分31aから離れる。更に大径部分31aから破断部分36aを引き離すことにより、ボビン端部ユニット30の外面30aからRFタグ40を取り外すことができる。
ところで、RFタグ40は全体として薄いリング状をなし、リボンユニット1の廃棄時に巻取用ボビンから取り外すことが求められている。この場合、ロット情報としては、リボンユニット1のロット番号、品種情報、画面サイズ、総画面数を含む。またRFタグ40は、その他インクリボン3の残量情報を含む。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まずインクリボン3が巻付けられた供給側ボビン10と、巻取側ボビン20とを準備する。この場合、インクリボン3はタッチローラを用いて、供給側ボビン10に押付けられて巻付けられる。また供給側ボビン10と巻取側ボビン20とによりインクリボン用ボビンの組み合わせ体1Aが構成される。
次に供給側ボビン10と巻取側ボビン20とを収納ケース2内に装着し、このようにして収納ケース2と、インクリボン3が巻付けられた供給側ボビン10および巻取側ボビン20とを有するリボンユニット1が得られる。
次にリボンユニット1は熱転写プリンタ50の装着部50Aに装着される。上述のように、収納ケース2は必ずしも設ける必要はなく、供給側ボビン10と巻取側ボビン20を熱転写プリンタ50の装着部50Aに直接装着してもよい。
次に巻取側ボビン20が図示しない熱転写プリンタ50側の駆動機構および駆動ギア22により駆動され、供給側ボビン10に対して図示しない熱転写プリンタ50側の駆動機構および駆動ギア12からブレーキがかけられる。このようにして供給側ボビン10に巻付けられていたインクリボン3が巻取側ボビン20により張力がかけられた状態で供給される。次に供給側ボビン10と巻取側ボビン20との間に延びるインクリボン3がサーマルヘッド(図示せず)により加熱され、インクリボン3のインクが受像シート(図示せず)に転写され、このようにして熱転写作業が行なわれる。
この間、熱転写プリンタ50側に設けられたタグリーダによりRFタグ40内のリボンサイズやロット情報の読み取りや、リボンの残枚数の書き込みが行われる。
タグリーダにより読み取られた情報は制御部5へ送られ、印画動作に活用される。
熱転写作業が終了した後、熱転写プリンタ50からリボンユニット1が取外され、さらにリボンユニット1から供給側ボビン10、巻取側ボビン20およびインクリボン3が取り外される。次に供給側ボビン10の端部10aに設けられたボビン端部ユニット30からRFタグ40が取り外され、主として合成樹脂からなる供給側ボビン10、巻取側ボビン20およびインクリボン3と、金属部分を含むRFタグ40とが分別され、主として合成樹脂からなる供給側ボビン10、巻取側ボビン20およびインクリボン3と、金属部分を含むRFタグ40は別々に廃棄される。
供給側ボビン10側に設けられたボビン端部ユニット30からRFタグ40を取り外す場合、ボビン端部ユニット30の大径部分31aを易破断線36に沿って破断する。このとき易破断線36に沿って破断される破断部分36aとともに、RFタグ40の外周部分が大径部分31aから離れる。更に大径部分31aから破断部分36aを引き離すことにより、ボビン端部ユニット30の外面30aからRFタグ40を取り外すことができる。
このようにして、ボビン端部ユニット30からRFタグ40を容易に取り出すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、リボンユニット1の廃棄時にボビン端部ユニット30からRFタグ25を容易に取り出すことができる。
<第2の実施の形態>
次に図4Aおよび図4Bにより本開示の第2の実施の形態について説明する。
なお、図4Aおよび図4Bに示す第2の実施の形態において、図1A乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
上記第1の実施の形態において、供給側ボビン10に設けられたボビン端部ユニット30の大径部分31aの外面30aにRFタグ40を取り付けるとともに、大径部分31aに、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36を設けた例を示したが、これに限らず、大径部分31aの外面30aにRFタグを取り付けるとともに、大径部分31aの外周縁に3つの切り欠き37を120°ずつ離間させて等間隔で設けてもよい。
図4Aおよび図4Bに示すように、大径部分31aの外周縁に切り欠き37を設けることにより、この切り欠き37を介してRFタグ40の露出部分40aを大径部分31aの内面30b側に露出させることができる。
そしてボビン端部ユニット30からRFタグ40を取り外す際、RFタグ40の露出部分40aを把持してボビン端部ユニット30の外面30a側へ引っ張ることによりRFタグ40をボビン端部ユニット30の外面30aから取り外すことができる。
<第3の実施の形態>
次に図5により本開示の第3の実施の形態について説明する。
なお、図5に示す第3の実施の形態において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
上記第1の実施の形態において、供給側ボビン10に設けられたボビン端部ユニット30の大径部分31aの外面30aにRFタグ40を取り付けるとともに、大径部分31aに、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36を設けた例を示したが、これに限らず、ボビン端部ユニット30の外面30aにRFタグ40を取り付けるとともに、ボビン端部ユニット30の大径部分31aに、貫通口37Aを設けてもよい。
ボビン端部ユニット30からRFタグ40を取り外す際、大径部分31aの内面30b側から貫通口37A内に指を挿入し、大径部分31aの外面30aに取り付けられたRFタグ40を指により押圧する。このことによりRFタグ40を大径部分31aの外面30aから容易に取り外すことができる。
<第4の実施の形態>
次に図6により本開示の第4の実施の形態について説明する。
なお、図6に示す第4の実施の形態において、図1A乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、供給側ボビン10に設けられたボビン端部ユニット30の大径部分31aの外面30aにRFタグ40が取り付けられ、また大径部分31aに、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36が設けられている。
またボビン端部ユニット30はその外面30a側に設けられた円筒状の突出部33を有する、図6において、突出部33はその内側に形成され、熱転写プリンタ50側の駆動軸(図示せず)に係合する駆動ギア33aを有している。
<第5の実施の形態>
次に図7により本開示の第7の実施の形態について説明する。
なお、図7に示す第5の実施の形態において、図1A乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図7に示すように、供給側ボビン10に設けられたボビン端部ユニット30の大径部分31aの外面30aに、RFタグ40を取り付けられている。また大径部分31aに、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36が設けられている。
すなわち、供給側ボビン10はボビン本体10Aと、ボビン本体10Aの一方の端部10aに設けられたボビン端部ユニット30とを備え、このうちボビン端部ユニット30は軸線方向外側の大径部分31aと、軸線方向内側にあってボビン本体10A内に嵌め込まれる小径部分31bとを有する。
また大径部分31aには、その外面30a側に外周壁31cにより囲まれた凹状部32が形成され、外面30a側の凹状部32内にRFタグ40が配置されている。また大径部分31aの凹状部32内に配置されたRFタグ40は、凹状部32を密閉する蓋体38により保持される。さらに大径部分31aに設けられた易破断線36は、大径部分31aの外面30aから外周壁31cに至るよう延びている。
ボビン端部ユニット30からRFタグ40を取り外す場合、まず大径部分31aから蓋体38を取り外す。次に大径部分31aを大径部分31aの外面30aから外周壁31cまで延びる易破断線36に沿って破断する。このとき易破断線36に沿って破断される破断部分36aとともに、RFタグ40をボビン端部ユニット30の外面30aから取り外すことができる。
<第6の実施の形態>
次に図8により本開示の第6の実施の形態について説明する。
なお、図6に示す第6の実施の形態において、図1A乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、ボビン端部ユニット30の大径部分31aのうち、その内面30bにRFタグ40が取り付けられ、大径部分31aに、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36が設けられている。
すなわち、図8に示すように、供給側ボビン10はボビン本体10Aと、ボビン本体10Aの一方の端部10aに設けられたボビン端部ユニット30とを備え、このうちボビン端部ユニット30は軸線方向外側の大径部分31aと、軸線方向内側にあってボビン本体10A内に嵌め込まれる小径部分31bとを有する。
また大径部分31aには、その外面30a側に外周壁31cにより囲まれた凹状部32が形成されている。さらに大径部分31aの内面30b(図8では図示しないが、図1B参照)に、RFタグ40が取り付けられている。
さらに、大径部分31aに設けられた易破断線36は、大径部分31aの外面30aから外周壁31cに至るよう延びている。
ボビン端部ユニット30からRFタグ40を取り外す場合、大径部分31aをボビン端部ユニット30の外面30aから外周壁31cまで延びる易破断線36に沿って破断する。このとき易破断線36に沿って破断される破断部分36aとともに、RFタグ40をボビン端部ユニット30の内面30bから取り外すことができる。
<第7の実施の形態>
次に図9により本開示の第7の実施の形態について説明する。
なお、図9に示す第7の実施の形態において、図1A乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9に示すように、ボビン端部ユニット30の大径部分31aの外面30aにRFタグ40が取り付けられ、大径部分31aに、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36が設けられている。
すなわち、供給側ボビン10はボビン本体10Aと、ボビン本体10Aの一方の端部10aに設けられたボビン端部ユニット30とを備え、このうちボビン端部ユニット30は軸線方向外側の大径部分31aと、軸線方向内側にあってボビン本体10A内に嵌め込まれる小径部分31bとを有する。
また大径部分31aには、その外面30a側に外周壁31cにより囲まれた凹状部32が形成され、外面30a側の凹状部32内にRFタグ40が配置されている。また大径部分31aの凹状部32内に配置されたRFタグ40は、外周壁31cに設けられ半径方向内方へ突出する突起31dにより保持される。さらに大径部分31aに設けられた易破断線36は、大径部分31aの外面30aから外周壁31cに至るよう延びている。
ボビン端部ユニット30からRFタグ40を取り外す場合、大径部分31aを大径部分31aの外面30aから外周壁31cまで延びる易破断線36に沿って破断する。このとき易破断線36に沿って破断される破断部分36aとともにRFタグ40をボビン端部ユニット30の凹状部32から取り外すことができる。
<第8の実施の形態>
次に図10により本開示の第8の実施の形態について説明する。
なお、図10に示す第8の実施の形態において、図1A乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図10に示すように、ボビン端部ユニット30の大径部分31aの外面30aに接触式ICタグ41が取り付けられている。また大径部分31aに、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36が設けられている。ここで接触式ICタグ41としては、RFタグ40と同様、基材と、ICチップと、金属製の配線を含むものが考えられる。
すなわち、供給側ボビン10はボビン本体10Aと、ボビン本体10Aの一方の端部10aに設けられたボビン端部ユニット30とを備え、このうちボビン端部ユニット30は軸線方向外側の大径部分31aと、軸線方向内側にあってボビン本体10A内に嵌め込まれる小径部分31bとを有する。
また大径部分31aには、その外面30a側に外周壁31cにより囲まれた凹状部32が形成され、外面30a側の凹状部32内に接触式ICタグ41が配置されている。また大径部分31aの凹状部32内に配置された接触式ICタグ41は、外周壁31cに設けられ半径方向内方へ突出する突起31dにより保持される。さらに大径部分に設けられた易破断線36は、大径部分31aの外面30aから外周壁31cに至るよう延びている。
ボビン端部ユニット30から接触式ICタグ41を取り外す場合、大径部分31aを大径部分31aの外面30aから外周壁31cまで延びる易破断線36に沿って破断する。このとき易破断線36に沿って破断される破断部分36aとともに接触式ICタグ41をボビン端部ユニット30の外面30aから取り外すことができる。
<第9の実施の形態>
次に図11により本開示の第9の実施の形態について説明する。
なお、図11に示す第9の実施の形態において、図1A乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図11に示すように、ボビン端部ユニット30の大径部分31aの外面30aに接触式ICタグ41が取り付けられている。また大径部分31aに、大径部分31aの外周縁に至る易破断線36が設けられている。
すなわち、供給側ボビン10はボビン本体10Aと、ボビン本体10Aの一方の端部10aに設けられたボビン端部ユニット30とを備え、このうちボビン端部ユニット30は軸線方向外側の大径部分31aと、軸線方向内側にあってボビン本体10A内に嵌め込まれる小径部分31bとを有する。
また大径部分31aには、その外面30a側に外周壁31cにより囲まれた凹状部32が形成され、外面30a側の凹状部32内に接触式ICタグ41が配置されている。また大径部分31aの凹状部32内に配置された接触式ICタグ41は、外周壁32cに設けられ半径方向内方に突出する突起31dを接触式ICタグ41の切り欠き41bに合わせることにより保持される。さらに大径部分31aに設けられた易破断線36は、大径部分31aの外面30aから外周壁31cに至るよう延びている。
ボビン端部ユニット30から接触式ICタグ41を取り外す場合、まず大径部分31aから蓋体38を取り外す。次に大径部分31aを大径部分31aの外面30aから外周壁31cまで延びる易破断線36に沿って破断する。このとき易破断線36に沿って破断される破断部分36aとともに接触式ICタグ41をボビン端部ユニット30の外面30aから取り外すことができる。
<その他の変形例>
なお、上記第4の実施の形態~第9の実施の形態において、ボビン端部ユニット30に易破断線36を設けた例を示したが、第4の実施の形態~第9の実施の形態において、ボビン端部ユニット30に切り欠き37を設けてもよく(図4Aおよび図4B参照)。また第4の実施の形態~第9の実施の形態においてボビン端部ユニット30に貫通口37Aを設けてもよい。
1 リボンユニット
1A インクリボン用ボビンの組み合わせ体
2 収納ケース
2A 軸受
3 インクリボン
10 供給側ボビン
10A ボビン本体
10a、10b 端部
12 駆動ギア
12a 突起部
13 開口
20 巻取側ボビン
20A ボビン本体
20a、20b 端部
22 駆動ギア
22a 突起部
23 回転軸
30 ボビン端部ユニット
30a 外面
30b 内面
31a 大径部分
31b 小径部分
31c 外周壁
32 凹状部
36 易破断線
36a 破断部分
37 切り欠き
37A 貫通口
40 RFタグ
41 接触式ICタグ
50 熱転写プリンタ
50A 装着部

Claims (7)

  1. ボビン端部ユニットを有する円筒状のボビン本体を備え、
    前記ボビン端部ユニットは軸線方向内側の内面と軸線方向外側の外面とを有し、前記ボ
    ビン端部ユニットの前記内面または前記外面に接触式ICタグまたはRFタグが設けられ

    前記ボビン端部ユニットに、前記ボビン端部ユニットの外周縁に至るとともに、前記接
    触式ICタグまたはRFタグを横切る易破断線を設け、前記ボビン端部ユニットの破断部
    分を前記易破断線により破断することにより、当該破断部分とともに、前記接触式ICタ
    グまたはRFタグを前記ボビン端部ユニットから取り外す、インクリボン用ボビン。
  2. ボビン端部ユニットを有する円筒状のボビン本体を備え、
    前記ボビン端部ユニットは軸線方向内側の内面と軸線方向外側の外面とを有し、前記ボ
    ビン端部ユニットの前記内面または前記外面に接触式ICタグまたはRFタグが設けられ

    前記ボビン端部ユニットの外周縁に前記接触式ICタグまたはRFタグを横切る切り欠
    きを設け、前記切り欠きを介して外部へ露出する前記接触式ICタグまたはRFタグの露
    出部分を把持して前記接触式ICタグまたはRFタグを前記ボビン端部ユニットから取り外す、インクリボン用ボビン。
  3. 円筒状のボビン本体と、
    前記ボビン本体に取り付けられたボビン端部ユニットと、を備え、
    前記ボビン端部ユニットは前記ボビン本体内に嵌め込まれる小径部と、前記小径部に連
    結され、前記ボビン本体の外径より大きな外径をもち、軸方向内側の内面と軸方向外側の
    外面とを有する大径部とを有し、
    前記大径部の前記内面または前記外面に接触式ICタグまたはRFタグが設けられ、前
    記大径部のうち前記ボビン本体より半径方向外方に位置する部分に貫通口が設けられ、
    前記貫通口を介して前記接触式ICタグまたはRFタグを前記ボビン端部ユニットから
    取り外す、インクリボン用ボビン。
  4. 前記ボビン端部ユニットにRFタグが設けられている、請求項1乃至3のいずれか記載
    のインクリボン用ボビン。
  5. 前記RFタグは前記ボビン端部ユニットの前記外面に設けられ、前記ボビン端部ユニッ
    トに前記RFタグを覆って蓋体が取り付けられている、請求項4記載のインクリボン用ボ
    ビン。
  6. 前記ボビン端部ユニットに接触式ICタグが設けられている、請求項1乃至3のいずれ
    か記載のインクリボン用ボビン。
  7. 前記ボビン端部ユニットは前記ボビン端部ユニットから軸線方向外方へ延びる駆動ギア
    を有する、請求項1乃至6のいずれか記載のインクリボン用ボビン。
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