JP7246843B2 - スポーツ飲料 - Google Patents
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すなわち、本発明は、下記の〔1〕および〔2〕である。
中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する脂質を油滴として含有し、前記油滴の粒子径がメディアン径として1μm以下である、スポーツ飲料。
〔2〕
前記粒子径がメディアン径として100nm以下である、〔1〕に記載のスポーツ飲料。
また、エネルギー補給のための成分として脂質を利用するため、糖質を利用する場合に比べて甘味を抑えることができる。
<スポーツ飲料>
本発明においてスポーツ飲料とは、運動前、運動中または運動後に飲用される飲料であって、運動時に発汗などによって失われる水分、電解質、ミネラル、エネルギーを効率的に補給することを可能にした飲料をいう。本発明のスポーツ飲料では、中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する脂質を油滴として含有し、油滴の粒子径がメディアン径として1μm以下であることを特徴とする。
本発明の中鎖脂肪トリグリセリドとは、炭素数が6から12の脂肪酸によってのみ構成されるトリグリセリドであり、炭素数8から10の脂肪酸が特に好ましい。炭素数が6から12の脂肪酸から構成されていれば、単一の脂肪酸のみであっても、複数の脂肪酸から構成されていても良く、また各脂肪酸のグリセロール骨格への結合位置も特に限定されない。また単一のトリグリセリド分子種のみであっても、複数のトリグリセリド分子種が混合されていても良い。
本発明の中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する脂質とは、中鎖脂肪酸トリグリセリドのほかに、水に溶解しない成分を含んでいても良く、例えば、油脂、ロウ、炭素数が8以上の脂肪酸、炭素数が8以上の脂肪族アルコール等が挙げられる。また、コレステロールやフィトステロールなどのステロール類でもよい。油滴を構成する脂質として、これらの成分を1種又は2種以上を混合して使用することができる。エネルギーとして利用されやすいという観点から、油脂が特に好ましい。
油脂としては、食用可能な油脂であれば特に制限はなく、例えば、大豆油、菜種油、サフラワー油、ヒマワリ油、米糠油、コーン油、椰子油、パーム油、パーム核油、落花生油、オリーブ油、ハイオレイック菜種油、ハイオレイックサフラワー油、ハイオレイックコーン油又はハイオレイックヒマワリ油等の植物油脂、牛脂、ラード、魚油又は乳脂等の動物油脂、更にこれらの動植物油脂を分別、水素添加あるいはエステル交換したもの又は中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)等が挙げられる。エネルギーとして利用されやすいという観点から、好ましくは融点が25℃以下の油脂であり、炭素数6から12の脂肪酸を含む油脂が好ましく、特に好ましくは中鎖脂肪酸トリグリセリドである。
ロウとしては、動物、植物、微生物由来の天然ワックスが挙げられ、例えば、植物起源の天然ワックスとしては、米糠ワックス(ライスワックス)、さとうきびワックス、カルナウバワックス、カンデリラワックス、ホホバ油、木ろうなどが挙げられる。また、動物起源の天然ワックスとしては、ビーズワックス(蜜蝋)、マッコウ鯨油、羊毛脂などが挙げられる。
脂肪酸としては、炭素数が8以上の脂肪酸であり、例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、αリノレン酸、γリノレン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
脂肪族アルコールとしては、炭素数が8以上の脂肪族アルコールであり、例えば、カプリルアルコール、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、エイコサノール、ドコサノール、テトラコサノール、ヘキサコサノール、オクタコサノール、ノナコサノール、ミリシルアルコール、メリシルアルコール、ラクセリルアルコール、セロメリシルアルコール、テトラトリアコンタノール、ヘプタトリアコンタノール、ヘキサトリアコンタノール、エイコサン1,2-ジオール、ドコサン1,2-ジオール、テトラコサン1,2-ジオール、ドコサン1,3-ジオール、トリコサン1,3-ジオール、テトラコサン1,3-ジオールなどが挙げられる。炭素数が20以上の脂肪族アルコールを含有することにより脂質の代謝を促進することができる。
本発明のスポーツ飲料は、中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する脂質を油滴として含有し、該油滴の粒子径は、メディアン径として1μm以下である。粒子径を1μm以下とすることにより、中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する脂質を素早く消化吸収することができるため、胃もたれ等、運動時の身体的な負荷を低減することができる。
脂質の油滴を製造する方法は、水溶液中に粒子径が1μmの油滴を形成することができれば、特に制限されない。例えば、高圧ホモジナイザー(商品名「マイクロフルイダイザー」(みずほ工業(株)製)、商品名「アルティマイザー」((株)スギノマシン製)、ホモミキサー(商品名「TKホモミクサー」(特殊機化工業(株)製)、商品名「クレアミックス」(エム・テクニック(株)製))等の均質化装置を用いて脂質を微細化処理する方法などが挙げられる。これらの微細化装置は、必要に応じて組み合わせて使用してもよいし、同一装置で複数回の処理を施してもよい。
乳化剤は、脂質をスポーツ飲料に乳化するための成分であり、例えば、モノグリセライド、有機酸モノグリセライド等のグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノール酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、レシチン、カゼインナトリウム、サポニンなどが挙げられる。
モノグリセライドとしては、例えば、グリセリンモノステアレート、グリセリンモノベヘネート、グリセリンモノ12-ヒドロキシステアレート、グリセリンモノオレート、グリセリンモノカプリレート、グリセリンモノカプレート、グリセリンモノラウレート、グリセリンモノ・ジステアレート、グリセリンモノ・ジベヘネート、グリセリンモノ・ジオレート等が挙げられる。
有機酸モノグリセライドとしては、例えば、クエン酸モノグリセライド、コハク酸モノグリセライド、酢酸モノグリセライド、乳酸モノグリセライド、ジアセチル酒石酸モノグリセライド等が挙げられる。
ポリグリセリン脂肪酸エステルは、2以上のグリセリンが重合して得られるポリグリセリンに脂肪酸がエステル結合したものであり、グリセリンの重合度、脂肪酸の種類、エステル化率により多様な性質ものが得られる。グリセリンの重合度、脂肪酸の種類、エステル化率は特に制限されないが、例えば、グリセリンの重合度は2~40程度であり、脂肪酸の種類は炭素数6~24の飽和又は不飽和脂肪酸であり、エステル化率は10~90%である。
ショ糖脂肪酸エステルとしては、例えば、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖べへニン酸エステル、ショ糖エルカ酸エステル等が挙げられる。
ソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、ソルビタンラウレート、ソルビタンステアレート、ソルビタンオレート、ソルビタンカプリレート、ソルビタントリステアレート、ソルビタントリオレート、ソルビタントリべへネート等が挙げられる。
プロピレングリコール脂肪酸エステルとしては、例えば、プロピレングリコールモノラウレート、プロピレングリコールモノパルミテート、プロピレングリコールモノステアレート、プロピレングリコールモノオレート、プロピレングリコールモノベヘネート等が挙げられる。
ポリグリセリン脂肪酸エステルの含有量は、特に制限されないが、脂質の含有量に対して、好ましくは1/200~1倍量であり、より好ましくは1/100~1/2倍量であり、更に好ましくは1/50~1/5倍量であり、特に好ましくは1/20~1/8倍量である。
本発明のスポーツ飲料には、必要に応じて甘味料、酸味料、無機塩、アミノ酸、ポリペプチド・タンパク質、核酸、有機酸塩、香料、果汁、栄養強化剤、着色料、保存料、抗酸化剤等を添加することができる。また、多糖類や増粘剤を加えて、ゼリー状形態としてもよい。
甘味料としては、例えば、ショ糖、ブドウ糖、果糖、異性化液糖、D-キシロース、D-リボース、グリチルリチン、ステビア、アスパルテーム、キシリトール、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、水飴、エリスリトール、スクラロース、マルチトール、ソルビトール、サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム、カンゾウ抽出物等が挙げられる。
酸味料としては、例えば、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、グルコン酸、コハク酸、リン酸、イタコン酸等が挙げられる。
無機塩としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、リン酸三カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、L-アスパラギン酸ナトリウム、L-アラニン、L-イソロイシン、L-グリシン、L-グルタミン、L-グルタミン酸、L-グルタミン酸ナトリウム、L-グルタミン酸カリウム、L-テアニン、L-トレオニン、L-バリン、L-フェニルアラニン、L-メチオニン、L-リシン塩酸塩、L-アスパラギン、L-アスパラギン酸、L-アルギニン、L-シスチン、L-セリン、L-チロシン、L-ヒスチジン、L-プロリン、L-ロイシン等が挙げられる。栄養強化の観点から、L-バリン、L-ロイシン、L-イソロイシンを含有することが好ましい。
ポリペプチド・タンパク質としては、例えば、魚由来コラーゲン、豚由来コラーゲン、牛由来コラーゲン、鳥由来コラーゲン、すっぽん由来コラーゲン、魚由来ポリペプチド、豚由来ポリペプチド、牛由来ポリペプチド、魚由来ゼラチン、豚由来ゼラチン、牛由来ゼラチン等が挙げられる。
核酸としては、例えば、5’-イノシン酸二ナトリウム、5’-ウリジル酸二ナトリウム、5’-グアニル酸二ナトリウム、5’-シチジル酸二ナトリウム、5’-リボヌクレオチドカルシウム、5’-リボヌクレオチド二ナトリウム等が挙げられる。
有機酸塩としては、例えば、クエン酸一カリウム、クエン酸三カリウム、クエン酸三ナトリウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸ナトリウム、コハク酸一ナトリウム、コハク酸二ナトリウム、酢酸ナトリウム、L-酒石酸水素カリウム、L-酒石酸ナトリウム、乳酸カリウム、乳酸ナトリウム、フマル酸一ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム等が挙げられる。
香料としては、例えば、グレープフルーツ香料、レモン香料、マスカット香料、グレープ香料、オレンジ香料、みかん香料、梨香料、アップル香料、ストロベリー香料、メロン香料、パイナップル香料、ピーチ香料、ヨーグルト香料、ミント香料等が挙げられる。
果汁としては、例えば、グレープフルーツ果汁、レモン果汁、マスカット果汁、グレープ果汁、オレンジ果汁、みかん果汁、梨果汁、アップル果汁、ストロベリー果汁、メロン果汁、パイナップル果汁、ピーチ果汁等が挙げられる。
栄養強化剤としては、水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ミネラル成分の他、カルニチン、タウリン、ヒアルロン酸、セサミン、ポリフェノール、グルコサミン、コンドロイチン、牡蠣エキス、シジミエキス、すっぽんエキス、大麦若葉エキス、ケールエキス、ブルーベリーエキス、クランベリーエキス、カシスエキス、バラの花エキス、ノコギリ椰子エキス等が挙げられる。
水溶性ビタミンとしては、例えば、ビタミンB1(チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩)、ビタミンB2(リボフラビン、リボフラビン酪酸エステル、リボフラビン5’-リン酸エステルナトリウム)、ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)、ビタミンB12(シアノコバラミン)、葉酸、ナイアシン、パントテン酸ナトリウム、パントテン酸カルシウム、ビタミンC(アスコルビン酸)等が挙げられる。
脂溶性ビタミンとしては、例えば、ビタミンA(レチノール、レチナール、レチノイン酸)、ビタミンD(エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール)、ビタミンE(トコフェロール、トコトリエノール)等が挙げられる。なお、脂溶性ビタミンは、単独で乳化して添加しても、本発明の脂質に溶解して添加してもよい。
ミネラル成分としては、例えば、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、クエン酸カルシウム、クエン酸鉄、グルコン酸亜鉛、グルコン酸カルシウム、グルコン酸第一鉄、グルコン酸銅、酢酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、乳酸カルシウム、乳酸鉄、リン酸三カルシウム、リン酸三マグネシウム、骨焼成カルシウム、乳清焼成カルシウム、卵殻カルシウム等が挙げられる。
多糖類としては、例えば、デンプン、デキストリン、加工デンプン等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、ペクチン、グアーガム、キサンタンガム、タマリンドガム、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。
[乳化組成物の製造]
(1) 乳化組成物の配合
油相部:
中鎖脂肪酸トリグリセリド(※1) 30.0質量%
モノグリセライド(※2) 1.5質量%
レシチン 0.8質量%
水相部:
ポリグリセリン脂肪酸エステル(※3) 2.5質量%
ショ糖脂肪酸エステル(※4) 2.0質量%
ブドウ糖果糖液糖 49.2質量%
アスコルビン酸Na 1.5質量%
水 12.5質量%
(※1)脂肪酸組成:カプリル酸85質量%、カプリン酸15質量%
(※2)グリセリンモノオレート、HLB4
(※3)デカグリセリンモノオレート、HLB19
(※4)構成脂肪酸:ステアリン酸、HLB9
a)水相部、油相部をそれぞれ75~80℃に加熱・撹拌して、各成分を溶解した。
b)該水相部をプロペラ撹拌器で撹拌しながら油相部を徐々に加え、更に75~80℃で20分間撹拌し、粗乳化液を得た。
c)該粗乳化液を、高圧ホモジナイザー(商品名:マイクロフルイダイザー(みずほ工業(株)製))を用いて均質化し(処理圧:130MPa)、乳化組成物を得た。該乳化組成物の油滴の粒子径は、86nm(メディアン径)であった。
ラット(Crl:CD(SD);日本チャールス・リバー(株))に、上記乳化組成物(以下、「試料1」という。)及び中鎖脂肪酸トリグリセリド(以下、「試料2」という。)を投与し、吸収性を比較評価した。ラットの数は、各群2匹とした。
(投与方法)
各試料を、カニューレを用いて胃内へ直接投与した。投与量は、中鎖脂肪酸トリグリセリドの量が同等となるように、試料1は3300mg/kg体重、試料2は1000mg/kg体重とした。
(採血方法)
採血は、門脈に留置したカニューレを介して行い、投与前、投与後15分後、30分後及び120分後の各時点において、約0.3mLを採血した。
(吸収性の評価)
採血した各血液は、3000rpm、4℃、10分間遠心し、血漿を採取した。得られた各血漿について遊離脂肪酸を測定した。遊離脂肪酸の測定は、LC-MSを用いて行った。試料1の結果を図1、試料2の結果を図2に示す。
一方、図2を見ると、中鎖脂肪酸トリグリセリドをそのまま投与したラットでは、カプリル酸およびカプリン酸が投与後30分で検出され、投与後120分後では更に高濃度で検出された。すなわち、中鎖脂肪酸トリグリセリドをそのまま投与すると、投与後約30分後に吸収が開始することがわかる。
これらの結果から、脂質の油滴の粒子径をメディアン径として1μm以下とすることにより、優れた吸収性を有する脂質を提供することができる。そして、これをスポーツ飲料に利用すれば、甘味を抑えつつ、エネルギー密度を高めることができる。
〔処方例1〕
試料1 1.0質量%
グラニュー糖(ショ糖) 2.2質量%
ブドウ糖 1.1質量%
クエン酸 0.5質量%
塩化ナトリウム 0.13質量%
塩化カリウム 0.15質量%
乳酸カルシウム 0.03質量%
塩化マグネシウム 0.03質量%
グレープフルーツ香料 0.1質量%
水 残部
試料1 3.0質量%
グラニュー糖(ショ糖) 3.5質量%
バリン 0.1質量%
ロイシン 0.2質量%
イソロイシン 0.1質量%
塩化ナトリウム 0.1質量%
塩化カリウム 0.2質量%
グレープフルーツ香料 0.1質量%
水 残部
なお、処方例1の試料1に代えて、脂質の粒子径がメディアン径として1μmより大きい乳化液を添加したスポーツ飲料を調製し、処方例1と飲み比べたところ、油脂特有のコクが強く、重たい口当たりとなった。また、処方1と比べて、透明感が劣り、清涼感が低下した。
試料1 13.3質量%
クエン酸 0.5質量%
塩化ナトリウム 0.13質量%
塩化カリウム 0.15質量%
乳酸カルシウム 0.03質量%
塩化マグネシウム 0.03質量%
グレープフルーツ香料 0.1質量%
水 残部
試料1 16.7質量%
クエン酸 0.5質量%
塩化ナトリウム 0.13質量%
塩化カリウム 0.15質量%
乳酸カルシウム 0.03質量%
塩化マグネシウム 0.03質量%
グレープフルーツ香料 0.1質量%
水 残部
また、本発明のスポーツ飲料は、粉末飲料として提供することもできる。
Claims (1)
- 中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する脂質を油滴として含有し、前記油滴の粒子径がメディアン径として100nm以下であり、
前記中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する脂質の含有量が0.1質量%以上7質量%以下であり、
前記中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する脂質中の中鎖脂肪酸トリグリセリドの含有量が脂質に対して80質量%以上である、スポーツ飲料。
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C23 | Notice of termination of proceedings |
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C03 | Trial/appeal decision taken |
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C30A | Notification sent |
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