JP7234811B2 - クレーンのストラット、クレーンのストラットの折り畳み方法、および、クレーンのストラットの組立方法 - Google Patents
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Description
本実施形態のクレーンのストラット(ストラット)は、作業機械であるタワークレーンに設けられている。タワークレーン20の側面図である図1に示すように、タワークレーン20は、クローラ式の下部走行体21に上部旋回体22が旋回可能に搭載された構成となっている。なお、タワークレーン20は、クローラ以外の移動手段(例えばホイール)を用いた移動式クレーンであってもよいし、移動手段を持たない固定式クレーンであってもよい。また、本発明の適用対象はタワークレーンに限定されず、例えば、ラッフィングクレーンに本発明を適用することも可能である。
図1に示すように、ストラット1は、フロントストラット2と、リアストラット3と、連結部材4とを有している。フロントストラット2は、タワーキャップ24aに基端部(図中下部)が回動可能に連結されている。リアストラット3は、タワーキャップ24aに基端部(図中右部)が回動可能に連結されている。連結部材4は、リアストラット3の先端部に一端部(図中下部)が回動可能に連結され、フロントストラット2の先端部に他端部(図中上部)が連結ピンで着脱可能に連結されている。
次に、タワークレーン20の分解方法について、図4~図12を参照しつつ説明する。この分解方法において、ストラット1の折り畳み方法を説明する。図4~図6は、タワークレーン20の側面図である。図7~図12は、図6の要部Cを範囲とするストラット1の周囲の拡大図である。
次に、タワークレーン20の組立方法について、図4~図12を参照しつつ説明する。この組立方法において、ストラット1の組立方法を説明する。
以上に述べたように、本実施形態に係るストラット1によれば、フロントストラット2と連結部材4との連結が解除されて、連結部材4がリアストラット3から垂下される。このとき、フロントストラット2と連結部材4との連結の解除を、フロントストラット2の先端部分の高さ位置において行うことができる。よって、ストラット1が下部ジブ25aの上に載った状態であっても、連結ピンの着脱を地上で行うことができる。そして、連結部材4の外側面4aがガイド部材5にガイドされることで、リアストラット3とフロントストラット2との間に連結部材4が挟まれながら、フロントストラット2の上にリアストラット3が載置される。このとき、連結部材4の外側面4aをガイド部材5でガイドすることで、連結部材4を好適に倒伏させることができる。よって、フロントストラット2の上にリアストラット3を容易に載置することができる。以上により、ストラット1の折り畳み作業を容易に行うことができる。また、連結部材4が分割されていないので、連結部材4が分割されている構成に比べて部品点数を削減することができる。これにより、吊り能力を向上させることができる。
2 フロントストラット
3 リアストラット
4 連結部材
4a 外側面
5 ガイド部材
5a ローラ
11 主柱
12 補強材
20 タワークレーン
21 下部走行体
22 上部旋回体
23 旋回フレーム
24 タワー
24a タワーキャップ
25 ジブ
25a 下部ジブ
26 ガントリ
28 下部スプレッダ
29 カウンタウエイト
30 バックストップ
31 ジブポイントシーブ
32 巻上ロープ
33 フック
34 ジブガイライン
35 ジブ起伏用下部スプレッダ
36 ストラットガイライン
37 ジブ起伏用上部スプレッダ
38 ジブ起伏ロープ
39 ブームガイライン
40 上部スプレッダ
41 ブーム起伏ロープ
42 ブームフットピン
44 ジブバックストップ
45 三角ガイド
46 フック用ウインチ
47 ジブ起伏用ウインチ
48 ブーム起伏用ウインチ
49 ガイドローラ
50 ブラケット
51 ガイドローラ
52 ガイケーブル接続用リンク
53 ガイケーブル接続用リンク
61 ブーム置台
Claims (8)
- ブームの先端に連結されるクレーンのストラットであって、
フロントストラットと、
前記ブームの先端部に基端部が回動可能に連結されるリアストラットと、
前記リアストラットの先端部に一端部が回動可能に連結され、前記フロントストラットの先端部に他端部が着脱可能に連結された連結部材と、
前記フロントストラットに設けられ、前記連結部材の前記リアストラットとは反対側の面をガイド可能なガイド部材と、
を有し、
前記フロントストラットと前記連結部材との連結が解除されて、前記連結部材が前記リアストラットから垂下され、前記連結部材の前記面が前記ガイド部材にガイドされることで、前記リアストラットと前記フロントストラットとの間に前記連結部材が挟まれながら、前記フロントストラットの上に前記リアストラットが載置されることを特徴とするクレーンのストラット。 - 前記フロントストラットと前記連結部材との連結が解除された後に、前記リアストラットから垂下された前記連結部材の前記他端部が前記フロントストラットから離隔された状態で、前記他端部が前記ガイド部材よりも前記ブーム側に位置するまで前記リアストラットが起こされ、その後、前記リアストラットから垂下された前記連結部材の前記他端部が前記フロントストラットに近接された状態で、前記連結部材の前記面が前記ガイド部材に当接するまで前記リアストラットが倒されることを特徴とする請求項1に記載のクレーンのストラット。
- 前記フロントストラットは、左右一対の主柱と、前記主柱同士を連結する補強材とを有し、
前記ガイド部材は、前記補強材に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクレーンのストラット。 - 前記ガイド部材は、前記連結部材の前記面に当接可能で、且つ、前記フロントストラットに対して回転自在なローラを有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のクレーンのストラット。
- ブームの先端に連結されるクレーンのストラットの折り畳み方法であって、
前記ストラットは、
フロントストラットと、
前記ブームの先端部に基端部が回動可能に連結されるリアストラットと、
前記リアストラットの先端部に一端部が回動可能に連結され、前記フロントストラットの先端部に他端部が着脱可能に連結された連結部材と、
前記フロントストラットに設けられ、前記連結部材の前記リアストラットとは反対側の面をガイド可能なガイド部材と、
を有し、
前記フロントストラットと前記連結部材との連結を解除する解除ステップと、
前記フロントストラットとの連結を解除した前記連結部材を前記リアストラットから垂下させる垂下ステップと、
前記ガイド部材で前記連結部材の前記面をガイドすることで、前記リアストラットと前記フロントストラットとの間に前記連結部材を挟みながら前記リアストラットを前記フロントストラットの上に載置する載置ステップと、
を有することを特徴とするクレーンのストラットの折り畳み方法。 - 前記垂下ステップは、
前記リアストラットから垂下された前記連結部材の前記他端部を前記フロントストラットから離隔させた状態で、前記他端部が前記ガイド部材よりも前記ブーム側に位置するまで前記リアストラットを起こす起立ステップと、
前記起立ステップの後に、前記リアストラットから垂下された前記連結部材の前記他端部を前記フロントストラットに近接させた状態で、前記連結部材の前記面が前記ガイド部材に当接するまで前記リアストラットを倒す倒伏ステップと、
を有することを特徴とする請求項5に記載のクレーンのストラットの折り畳み方法。 - ブームの先端に連結されるクレーンのストラットの組立方法であって、
前記ストラットは、
フロントストラットと、
前記ブームの先端部に基端部が回動可能に連結されるリアストラットと、
前記リアストラットの先端部に一端部が回動可能に連結され、前記フロントストラットの先端部に他端部が着脱可能に連結された連結部材と、
前記フロントストラットに設けられ、前記連結部材の前記リアストラットとは反対側の面をガイド可能なガイド部材と、
を有し、
前記連結部材の前記面を前記ガイド部材でガイドしながら、前記フロントストラットの上に載置された前記リアストラットを起こすリアストラット起立ステップと、
前記リアストラットと前記フロントストラットとの間に挟まれていた前記連結部材を、起こした前記リアストラットから垂下させる垂下ステップと、
前記フロントストラットの前記先端部と前記連結部材の前記他端部とを連結する連結ステップと、
を有することを特徴とするクレーンのストラットの組立方法。 - 前記連結ステップの前に、前記リアストラットから垂下された前記連結部材の前記他端部を前記フロントストラットから離隔させる離隔ステップと、
前記離隔ステップの後であって前記連結ステップの前に、前記リアストラットから垂下された前記連結部材の前記他端部が前記フロントストラットの前記先端部に位置するまで前記リアストラットを倒す倒伏ステップと、
を有することを特徴とする請求項7に記載のクレーンのストラットの組立方法。
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