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JP7217985B2 - サンドイッチ包装装置および包装方法 - Google Patents

サンドイッチ包装装置および包装方法 Download PDF

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JP7217985B2 JP2020115993A JP2020115993A JP7217985B2 JP 7217985 B2 JP7217985 B2 JP 7217985B2 JP 2020115993 A JP2020115993 A JP 2020115993A JP 2020115993 A JP2020115993 A JP 2020115993A JP 7217985 B2 JP7217985 B2 JP 7217985B2
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Description

本発明は、袋にサンドイッチを収容して袋口に延出する延出部を折り畳んで、袋口を封止するサンドイッチ包装装置および包装方法に関するものである。
三角形状のサンドイッチは、透明なプラスチックフィルムからなる袋内にサンドイッチを挿入して、その袋口を折り畳んで重なったフィルムを粘着テープやラベルなどを貼り付けることで封止した、袋詰め包装品としてコンビニやスーパーなどで販売されている。昨今、このサンドイッチの袋詰め品を得る自動包装装置が案出され、このような包装装置を採用してサンドイッチの包装作業の自動化が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4392536号公報
袋詰めされて販売されているサンドイッチの消費期限は、食パンの乾燥や内容物の鮮度保持などの観点から製造時刻からおおむね40時間程度とされて、該時間を過ぎた商品の販売は行われることなく処分されるなど、厳しく管理されている。このような商品管理により、日々多くの商品ロスが発生するばかりでなく、環境への問題も指摘される。このように、サンドイッチの消費期限は、製造者からコンビニなどの店頭に並ぶ流通時間を含めると短く、限られた時間内での販売が求められている。前記した従来技術に係る自動包装装置により袋口を封止して得られた包装体では、前記した消費期限に留まり、サンドイッチの鮮度低下が抑制されて消費期限を少しでも延長することができる包装体を製造し得る装置の開発が希求されている。
本発明は、袋詰めしたサンドイッチの消費期限を延長可能な包装体を製造し得るサンドイッチ包装装置および包装方法を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明のサンドイッチ包装装置は、
袋(11)に収容されたサンドイッチ(10)の袋口(11a)に臨む端面(12)から外方へ延出する袋(11)の延出部(13,14,15,16)を、前記端面(12)に沿うよう折り重ねて包装するサンドイッチ包装装置であって、
前記端面(12)における四辺(12a,12b,12c,12d)のうちの一辺(12a)から延出する第1の延出部(13)を折り曲げ、その折り曲がった延出部(13)を端面(12)に対して傾斜した傾斜面状に支持する第1の折り手段(19)と、
該第1の折り手段(19)による前記第1の延出部(13)の折り曲げに伴い、前記端面(12)において前記一辺(12a)の両端で交わる各側辺(12c,12d)から延出した延出部(15,16)が、折り重なって形成された折り重ね延出部(20,21)となり、該折り重ね延出部(20,21)を斜めに横断し、前記一辺(12a)側から延びて他方へ向かうにつれて前記端面(12)から離れるように傾斜して、連続する直線状のシールを施して傾斜シール部(22)を形成する第1シール手段(23)と、
前記傾斜シール部(22)を形成した前記両折り重ね延出部(20,21)を、前記端面(12)において前記第1の延出部(13)の外側に折り重ねる第2の折り手段(28)と、
両折り重ね延出部(20,21)が前記端面(12)に沿って第1の延出部(13)の外側で折り重なると共に、前記端面(12)における一辺(12a)と対向する、第二辺(12b)から延出した第2の延出部(14)に重なって形成された重なり延出部(24)において、前記第二辺(12b)に沿って重なり延出部(24)を横断し、折り重ね延出部(20,21)の両傾斜シール部(22,22)と交わる横シールを施して、第1の延出部(13)、第2の延出部(14)および両折り重ね延出部(20,21)がシールされた横シール部(25)を形成する第2シール手段(26)と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記第1シール手段(23)は、前記重なり延出部(24)に形成される横シール部(25)に対して前記両傾斜シール部(22,22)が互いに重なることなく交わるように、前記傾斜シール部(22)が所定の傾斜角度になるよう傾斜シールを施すようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、両傾斜シール部と横シール部とが3層になって重なることなく、良好な密封シールができる。
請求項3に係る発明では、前記傾斜シール部(22)は、前記折り重ね延出部(20,21)を横断してシールを施し得るシール面の長さを有するシール部材(56a,57a)により折り重ね延出部(20,21)を斜めに挟持して、重なり延出部(24)の基部近傍から斜めに傾斜して連続する直線状の傾斜シール部(22)を形成するよう構成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、両傾斜シール部間の区域と、各傾斜シール部より折り重ね延出部の側辺側の区域とを空間的に分断して夫々が密封(閉鎖)区域として独立させることができる。すなわち、これら3区画に独立した密封(閉鎖)区域により、両傾斜シール部間の区域と、各傾斜シール部より折り重ね延出部の側辺側の区域とを空間的に分断して夫々が密封(閉鎖)区域として独立させることができるので、これら3区画に独立した密封(閉鎖)区域により、サンドイッチの収容部の密封状態を形成して、パンの乾燥を抑制した密封性の高い包装体を製造することができると共に、左右の折り重ね延出部をサンドイッチの端面に折り重ねた状態で折り曲げ部が膨らんでしまうことがなく、延出部がサンドイッチの端面に密着した包装体を製造することができる。
請求項4に係る発明では、前記第2シール手段(26)は、前記重なり延出部(24)の延出基部近傍を、前記第二辺(12b)に沿うシール面を備えた一対のシールバー(66,67)で挟んで重なり延出部(24)に横シールを施して前記横シール部(25)を形成するようにしたことを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、延出基部近傍に形成した横シール部を起点として重なり延出部をサンドイッチの端面に沿うように良好に折り曲げることができ、重なり延出部が重なりシワなどが生じて浮き上がり、だぶついた包装状態となることなく、重なり延出部をサンドイッチの端面に密着した状態で折り重ねることができる。
請求項5に係る発明では、前記第1の折り手段(19)で前記第1の延出部(13)を折り曲げるに際し、前記一辺(12a)の幅方向両端部近傍まで傾斜先端部が臨んで袋内へ斜めに挿入され、前記折り重ね延出部(20,21)の折り曲げ形成を補助可能に、斜めに延びるラインで前記端面(12)の側辺(12c,12d)から延出する延出部(15,16)を内方から支持する支持部材(27,27)を備えたことを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、第1の折り手段による第1の延出部の折り曲げに際し、袋内方から、端面の側辺から延出する延出部の折り重ねを支持部材で補助して、左右の折り重ね延出部の折り重ねに際して、重なりシワや弛みの発生などの重なり状態の乱れを防止することができる。
請求項6に係る発明では、前記支持部材(27)は、前記傾斜先端部が弧状に形成されると共に、前記第1の折り手段(19)による第1の延出部(13)の折り曲げに際して、前記端面(12)の側辺(12c,12d)から延出する延出部(15,16)を弾性的に支持し得るよう構成したことを特徴とする。
請求項6に係る発明によれば、第1の折り手段による第1の延出部の折り曲げに際し、端面の側辺から延出する延出部を傷つけることなく支持できると共に、傾斜シール部を形成する際に左右の折り重ね延出部にシワが寄ることなくシールを施すことができる。
請求項7に係る発明では、前記第1の折り手段(19)により折り曲げられた第1の延出部(13)を、前記端面(12)に沿って押さえる押さえ部材(31)を設け、該押さえ部材(31)で押さえた第1の延出部(13)に、前記折り重ね延出部(20,21)を折り重ねるよう構成したことを特徴とする。
請求項7に係る発明によれば、第1の折り手段で折り曲げた第1の延出部と左右の折り重ね延出部とを、サンドイッチの端面に密着するように折り重ねることができ、サンドイッチの収容部がだぶついた包装状態となるのを防ぐことができる。
本願の請求項8に係る発明のサンドイッチ包装方法は、
袋(11)に収容されたサンドイッチ(10)の袋口(11a)に臨む端面(12)から外方へ延出する袋(11)の延出部(13,14,15,16)を、前記端面(12)に沿うよう折り重ねて包装するサンドイッチ包装方法であって、
前記端面(12)における四辺(12a,12b,12c,12d)のうちの一辺(12a)から延出する第1の延出部(13)を、第1の折り手段(19)によって端面(12)側に折り曲げて前記一辺(12a)から延びる第1の延出部(13)を端面(12)に対して傾斜した傾斜面状に支持し、
前記第1の折り手段(19)による前記第1の延出部(13)の折り曲げに伴い、前記端面(12)において前記一辺(12a)の両端で交わる各側辺(12c,12d)から延出した延出部(15,16)が折り重なって形成された折り重ね延出部(20,21)に、第1シール手段(23)によって折り重ね延出部(20,21)を斜めに横断し、前記一辺(12a)側から延びて他方へ向かうにつれて前記端面(12)から離れるように傾斜して、連続する直線状のシールを施して傾斜シール部(22)を形成し、
前記傾斜シール部(22)を形成した前記両折り重ね延出部(20,21)を、第2の折り手段(28)によって前記端面(12)側に折り曲げて前記第1の延出部(13)の外側に重ね、
両折り重ね延出部(20,21)が前記端面(12)に沿って第1の延出部(13)の外側で折り重なると共に、前記端面(12)における一辺(12a)と対向する、第二辺(12b)から延出した第2の延出部(14)に重なって形成された重なり延出部(24)において、第2シール手段(26)によって、前記第二辺(12b)に沿って重なり延出部(24)を横断し、折り重ね延出部(20,21)の両傾斜シール部(22,22)と交わるよう横シールを施して、第1の延出部(13)、第2の延出部(14)および両折り重ね延出部(20,21)がシールされた横シール部(25)を形成することを特徴とする。
請求項1および8に係る発明によれば、左右の折り重ね延出部の夫々に傾斜シール部を形成すると共に、両傾斜シール部と交わるように延出部が重なる重なり延出部に横シール部を形成するので、サンドイッチの収容部を密封することができ、サンドイッチのパンの乾燥を抑制すると共にサンドされる具材(食品)の鮮度保持期限を従来の包装形態より長くすることができるので、サンドイッチの製造から販売終了までに至る消費期限を延長可能な、密封性に優れたサンドイッチの包装体を製造することができる。
本発明によれば、サンドイッチの収容部を密封状態にするシール部を形成することで、具材(食品)をサンドする食パンの乾燥が抑制され、サンドイッチの製造から販売終了までに至る消費期限を延長可能な、密封されたサンドイッチの包装体を製造することができる。また、サンドイッチの収容部がだぶつくことなく、延出部がサンドイッチの端面に密着した包装体を製造することができる。
実施例に係るサンドイッチ包装装置による包装工程を示す概略斜視図である。 サンドイッチ包装装置の概略平面図である。 下折り手段、支持部材、第1シール手段を示す概略側面図である。 下折り手段の概略正面図である。 支持部材および第1シール手段を示す概略平面図である。 サイド折り手段および第2シール手段を示す概略側面図である。 第1シール手段および第2シール手段を示す概略斜視図である。
次に、本発明に係るサンドイッチ包装装置および包装方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1は、サンドイッチ包装装置で包装される三角サンドイッチ10の包装工程を示すものであって、三角サンドイッチ(以下サンドイッチと称す)10の包装に使用される袋11は、略三角形状に形成された二軸延伸ポリプロピレンフィルムからなる熱溶着性で厚みが30~40μの透明フィルムのシート材が重ね合わされ、袋口11aを除く周囲が溶断シール11bされて、袋口11aの反対側に開封ノッチなどが形成された舌片11cが設けられる。この袋11に対し、サンドイッチ10が一方の鋭角部を先にして袋口11aから収容されて、サンドイッチ10における袋口11aに臨む四角形状の端面12の四方となる各辺12a,12b,12c,12dから外方へ4つのフィルム延出部13,14,15,16が延出する半包装状態の包装体17(図1(a)参照)において、前記4つのフィルム延出部13,14,15,16を、サンドイッチ包装装置によって端面12に沿うよう順次折り重ねてその折重ね部位に密封するシールを施して袋11を封止することで、サンドイッチ10を密封した包装体17を製造する。
図2~図7に示す如く、サンドイッチ包装装置は、搬入コンベヤC1から受入れ位置PNでターンテーブル18に受入れた半包装状態の包装体17を搬出コンベヤC2への送出位置PSに回転搬送する間に、前記4つのフィルム延出部13,14,15,16をサンドイッチ10の端面12に沿うよう折り重ねて包装するものであって、端面12における下辺(一辺)12aから延出する第1のフィルム延出部(第1の延出部)13を端面12に向けて折り曲げる下折り手段(第1の折り手段)19を備える。また、下折り手段19により第1のフィルム延出部13を折り曲げることで前記端面12の幅方向両側の側辺12c,12dから延出する第3および第4のフィルム延出部(側方の延出部)15,16に折り重ね延出部20,21が形成される。その左右の折り重ね延出部20,21の夫々には、第1シール手段23,23によって折り重ね延出部20,21を斜めに横断する密封シールとなる傾斜シール部22が形成される。傾斜シール部22が形成された左右の折り重ね延出部20,21が端面12に沿うよう折り曲げられることで、前記下辺12aと対向する上辺(第二辺)12bには重なり延出部24が上部外方に延出するよう形成される。重なり延出部24の延出基部近傍において、前記両傾斜シール部22,22と交わるように横シールを施して横シール部25を形成する第2シール手段26を備える。
また、前記下折り手段19による第1のフィルム延出部13の折り曲げに先立って、サンドイッチ10の端面12における下辺12aの幅方向両端部近傍から斜めに延びるラインで袋口11a(第3および第4のフィルム延出部15,16)を内方から支持して前記折り重ね延出部20,21の折り曲げ形成を補助する支持部材27,27と、前記傾斜シール部22が形成された左右の折り重ね延出部20,21を端面12に沿うよう折り曲げるサイド折り手段(第2の折り手段)28と、を備える。更に、前記横シール部25が形成された重なり延出部24を端面12に沿うよう折り曲げる上折り手段70および該重なり延出部24を先に折り曲げられている第1のフィルム延出部13に対して粘着テープやラベルなどの貼着材29で貼着する貼着手段71を備える。
図2に示す如く、円形に形成された前記ターンテーブル18は、その外周縁の円周方向に向けて、所定角度毎に配設した複数の保持手段30を備え、前記搬入コンベヤC1の搬送終端に配置された受入れ位置PNに到来した保持手段30に、搬入コンベヤC1から包装体17を受取って水平に回転搬送し、この包装体17を第1位置P1、第2位置P2および第3位置P3に順次位置決め後、最終的に受入れ位置PNと180°反転した位置で、前記搬出コンベヤC2の搬送始端に臨む送出位置PSへ到来させる。ターンテーブル18により回転搬送される包装体17は、保持手段30の一対の側方規制部材30a,30aで側面を挟持されて幅方向への移動が規制されると共に、保持手段30の上方規制部材30bで傾斜面を支持して回転中心側(ターンテーブル18の半径方向内方)への移動が規制される。ターンテーブル18に載置された包装体17は、袋11の舌片11cが配設された閉塞端をターンテーブル18の回転中心に向けると共にサンドイッチ10の端面12を半径方向外方へ向けた姿勢で保持手段30に保持されて、各位置P1,P2,P3に位置付けられる。実施例では、サンドイッチ10の幅方向(食パンの重なり方向)を左右方向と称する。
前記ターンテーブル18における包装体17の受入れ位置PNから所定角度回転した第1位置P1に対応して、前記下折り手段19が配置される。図3に示す如く、下折り手段19は、ターンテーブル18の下方に設けたベッド72に配設され、第1位置P1に到来した包装体17の前記下辺12aから延出する第1のフィルム延出部13を、ターンテーブル18の外縁における下方から押し上げて前記下辺12aを起点として上方へ折り曲げる下折り部材31と、該下折り部材31を昇降動する進退手段と、下折り部材31を端面12に向けて傾動させる傾動手段32とを備える。図4に示す如く、前記ベッド72上にはベース33が配設され、該ベース33に複数のスライドシャフト34,34が上下方向に移動自在に支持され、該スライドシャフト34,34におけるベース33より下方に延びた一端部には連結部材35が配設されると共に、ベース33より上方に延びたスライドシャフト34,34の他端部には昇降部材36が配設される。該昇降部材36には、左右方向に延びて水平支持された支軸37により下折り部材31が前後方向へ傾動可能に支持される。そして、進退手段によって昇降部材36を昇降移動することで下折り部材31は、ターンテーブル18より下方に下降した退避位置(図3の実線参照)とターンテーブル18の上方に突出した進出位置(図3の二点鎖線参照)との間を移動する。なお、進退手段としては、例えば、連結部材35に連繋したリンク部材をモータなどの駆動手段によって揺動することで昇降部材36を進退移動する手段を採用し得るが、エアシリンダなどのその他の手段を用いることができる。
前記傾動手段32は、前記昇降部材36の上昇または下降につれて前記支軸37を回動して、退避位置において下折り部材31を後方(端面12から離間する方向)へ大きく傾斜する初期姿勢(図3の実線参照)とし、昇降部材36の上昇移動につれて下折り部材31を後側から前側(端面12へ近接する方向)へ傾動して、進出位置では下折り部材31を端面12に対して所定角度で傾斜して離間する傾斜支持姿勢(下辺12aから上方に向かうにつれて端面12から離間する傾斜姿勢であって、図3の二点鎖線参照)で臨むよう構成される。図4に示す如く、傾動手段32は、前記昇降部材36の側方において上下方向に延在するガイド部材38に形成されたガイド溝39と、前記支軸37に配設されて径方向に延出する作動部材40の延出端部側に回転自在に支持されてガイド溝39に係合するフォロワ41とからなるカム機構により構成される。図3に示す如く、ガイド溝39は、上下方向に鉛直に延びる下直線部39aと、該下直線部39aの上端に接続して上方に向かうにつれてターンテーブル18の回転中心から離間する側に向けて傾斜する傾斜部39bと、該傾斜部39bの上端に接続して上下方向に鉛直に延びる上直線部39cとから形成される。そして、下折り部材31は、ガイド部材38を位置固定した状態において、フォロワ41が下直線部39aを移動する間は初期姿勢を維持し、フォロワ41が傾斜部39bを移動する間に初期姿勢と傾斜支持姿勢との間で傾動し、フォロワ41が上直線部39cを移動する間は傾斜支持姿勢を維持するよう構成される。なお、傾斜支持姿勢に至った下折り部材31の傾斜角度は、後述する第1シール手段23の一対のシール部材56a,57aにおけるシール面の傾斜角度に合うよう、前記端面12に対して下辺12a側からフィルム延出端方向に延びるにつれて端面12から離間する略10度前後に設定されているのが好ましい。
図4、図7に示す如く、前記下折り部材31は、前記支軸37と一体的に回動可能に配設されると共に支軸37に沿って移動自在に支持された一対の折り板31a,31aからなり、該折り板31a,31aは、幅調節手段42によってサンドイッチ10の幅寸法(重ね厚さ)に応じて間隔調節される。幅調節手段42は、前記昇降部材36に配設されて支軸37と平行に延在し、正ねじ部43aと逆ねじ部43bとを軸方向に離間して螺刻したねじ軸43と、正ねじ部43aと逆ねじ部43bに螺合し、前記両折り板31a,31aの回動を許容可能に両折り板31a,31aと係合する一対の雌ねじ部材44,44と、前記ねじ軸43を正転または逆転する回転機構45とを備える。回転機構45は、前記昇降部材36と連結部材35との間に回転自在に支持されたスプライン軸46を備える。該スプライン軸46は前記ベース33に対して回転自在でかつ上下方向に移動自在に支持され、スプライン軸46を回転駆動するモータ48と、スプライン軸46とねじ軸43とを連繋するギア伝達部49とを備え、モータ48によりスプライン軸46を回転することでギア伝達部49に連繋したねじ軸43が回転することにより、一対の雌ねじ部材44,44が相互に近接離間移動するのに伴って一対の折り板31a,31aの相互間隔が調節される。
前記第1位置P1における、前記下折り部材31の配設位置の上方には、前記一対の支持部材27,27が配置される。図3に示す如く、各支持部材27は、第1位置P1に位置付いた包装体17の袋口11aの斜め上方から袋口内へ斜めに挿入されて、支持部材27の先端が前記端面12における下辺12aの左右端部近傍に臨むよう、先端から後端に向かうにつれて上方傾斜する細棒状の本体27aを備え、該本体27aの後端に接続されたエアシリンダ53により包装体17の袋口11aから外方へ退避する退避位置(図3の実線参照)と、袋口11aから袋内へ挿入された挿入位置(図3の二点鎖線参照)との間を進退移動する。図5、図7に示す如く、一対のエアシリンダ53,53は、取付け部材53a,53aに配設され、左右方向に離間する一対のホルダ54,54に対して左右方向に移動自在に支持され、取付け部材53a,53aを開閉手段50によって互いに近接または離間移動することで、一対の支持部材27,27は、サンドイッチ10の厚みより狭小な相互間隔となる狭小位置(図2の実線参照)と、サンドイッチ10の厚みと略同一となる相互間隔の拡開位置(図2の二点鎖線参照)との間を相互に平行移動する。開閉手段50は、作動手段としてのエアシリンダ52に連携されたリンク機構51によって取付け部材53a,53aが相互に近接離間移動され、前記一対の支持部材27,27を前記狭小位置と拡開位置との間を移動するよう構成される。そして、一対の支持部材27,27が、袋内へ進入するときには狭小位置とし、袋内へ進入後に支持部材27の先端が前記端面近傍に位置付く際に前記拡開位置に至るよう作動される。
図3、図5に示す如く、各支持部材27は、本体27aの先端に、外周が円弧状に形成された湾曲部27bが設けられると共に、後端側には所定長さで円筒形となって弦巻きばね状に加工した弾性変形部27cが設けられる。第1のフィルム延出部13の折り曲げにより、サンドイッチ10の端面12における下辺12aと幅方向両端で交差する側辺12c,12dから延出する前記第3および第4のフィルム延出部15,16に折り重ね延出部20,21が形成される際に、本体27aが重ね縁部となる傾斜辺に沿って延出部の内方を斜めに支持し、その際に延出部のフィルムが内側に押圧されたとしても弾性変形部27cが弾性変形することで、フィルムが損傷することなく、折り重ね延出部20,21を張った状態にして良好に折り重ね形成することができる。この上方傾斜する本体27aの傾斜角度は、前記第1のフィルム延出部13の折り曲げに伴って、第3および第4のフィルム延出部15,16の下側領域が上方に折り返されて折り重ね延出部20,21が形成される際に、下方に形成される斜辺からなる折り返し縁20a,21aを規定し得る所定角度に設定される。
前記ホルダ54,54は、左右方向に延在するねじ軸55に螺刻した正ねじ部と逆ねじ部とに螺合し、手動またはモータなどのねじ駆動手段によりねじ軸55を正転または逆転してホルダ54,54を互いに近接離間移動することで、一対の支持部材27,27を互いに近接離間移動し得るよう構成される。すなわち、一対の支持部材27,27は、前記開閉手段50による拡開位置での相互間隔を、サンドイッチ10の厚みに対応して調節し得るようになっている。
前記第1位置P1に対応して、前記第1シール手段23が配置される。図3、図5、図7に示す如く、第1シール手段23は、左右の折り重ね延出部20,21の夫々に傾斜シール部22を形成するよう2組設けられる。2組の第1シール手段23,23は、前記支持部材27,27の下方に左右に離間して配置され、包装体17のフィルム延出部13,14,15,16の延出端より外方まで移動した後退位置(図3の実線参照)と、折り重ね延出部20,21をシール可能な前進位置(図3の二点鎖線参照)とに移動可能に、移動手段73が設けられる。第1シール手段23は、前記端面12に対向して、固定アーム56の先端側に配設した第1のシール部材56aと、上下方向の軸回りに回動可能に支持した挟持アーム57の先端側に配設した第2のシール部材57aとを備え、固定アーム56に対して挟持アーム57が挟み手段によって回動されることで、第1のシール部材56aと第2のシール部材57aとにより折り重ね延出部20,21を斜めに挟持して、該折り重ね延出部20,21に、外側に向けて登り勾配となるシールを施して傾斜シール部22が形成される。移動手段73は、2組の第1シール手段23,23を支持して前後方向に移動するスライダ73aに接続するレバー73bを介してモータなどの駆動手段に連繋され、該駆動手段によってレバー73bを作動することで、スライダ73aと共に2組の第1シール手段23,23が退避位置と前進位置との間を移動するよう構成される。
なお、傾斜シール部22は、両折り重ね延出部20,21を折り曲げることで形成される重なり延出部24において、その基部近傍から斜めに傾斜して連続する直線状に形成される。
前記第1シール手段23を後退位置から前進位置に移動することで、前記折り重ね延出部20,21を挟んで、袋口内方において第1のシール部材56aが臨むと共に、第2のシール部材57aが折り重ね延出部20,21を挟む袋口11aの外側に臨む。前進位置において、第1、第2のシール部材56a,57aは、前記折り重ね延出部20,21における端面12からの延出基部近傍において、前記下辺12aの外側近傍から上方に向かうにつれて端面12から離間するよう傾斜して臨み、折り重ね延出部20,21を上下に横断するよう挟持することで、該折り重ね延出部20,21に、下辺側から他端側に向かうにつれて端面12から離れていくように傾斜し連続する直線状のシールを施して前記傾斜シール部22,22を形成し得るよう構成される。折り重ね延出部20,21を端面12に沿って折り重ねた際に、折り重ね延出部20,21のフィルム上縁は上辺12bを越える位置に至って重なる長さに設定されており、折り重ね延出部20,21を上下に横断して形成された前記傾斜シール部22,22も、同様に上辺12bを越えて前記重なり延出部24の基部に至る長さで延在する。挟み手段により挟持アーム57を固定アーム56に対して近接する方向へ回動して第1、第2のシール部材56a,57aにより折り重ね延出部20,21を挟持して加熱シールを施すことにより、両折り重ね延出部20,21には前記傾斜シール部22,22(図1(b)参照)として密封シール部が形成される。前記傾斜シール部22の下端は、サンドイッチ10の下辺12aにおける左右の角部12e,12eの外方近傍位置になると共に、左右の折り重ね延出部20,21を端面12に沿うように折り重ねた際に、両傾斜シール部22,22は、後述する重なり延出部24の基部における横シールを施す位置まで相互に重なることなく下辺側(折り返し縁20a,21a)から延在する傾斜になるよう(図1(c)参照)、第1のシール部材56aと第2のシール部材57aとのシール面の傾斜角度が設定される。なお、傾斜シール部22の傾斜角度は、コンビニやスーパーなどで販売される平均的なサンドイッチを包装するのに用いられる袋サイズである場合では、略10度前後の傾斜に設定されることが好ましい。
前記各第1シール手段23,23は、サンドイッチ10の厚みに応じて相互間隔を調節可能に配設されている。本実施例においては、第1シール手段23,23の相互間隔は、前記支持部材27,27と一体となって間隔調節可能に構成されている。
前記第1位置P1から所定角度隔てた第2位置P2に対応して、前記サイド折り手段28と、第2シール手段26と、補助下折り手段58との夫々が配置される。補助下折り手段58は、前記折り重ね延出部20,21を端面12に折り曲げる際に、前記第1位置P1において前記下折り手段19により端面12に向けて折り曲げられて、傾斜した第1のフィルム延出部13を端面12に沿って押さえ付けるよう構成される。本実施例において、補助下折り手段58の進退手段としては、前記下折り手段19と同様の構成を採用しており、進退手段によって昇降部材を昇降移動することで補助下折り手段58の下折り部材31は、ターンテーブル18より下方に下降した退避位置とターンテーブル18の上方に突出した進出位置との間を移動する。また、昇降部材の側方に位置するガイド部材には、上下方向に鉛直に延びる直線部のみからなるガイド溝が形成され、下折り部材31は、フォロワがガイド溝に沿って移動することで、前記端面12に沿う倒立(鉛直)姿勢のまま退避位置と進出位置との間を昇降移動する。またガイド部材は、シリンダによって前後方向に移動するよう構成されており、進出位置まで上昇した下折り部材31は、倒立姿勢のまま第1のフィルム延出部13を端面12に沿うように押さえるように前進し、倒立姿勢のまま一定距離下降して左右の折り重ね延出部20,21の重なり部分を抜けたら後退するよう構成される。なお、補助下折り手段58の下折り部材31は、下折り手段19の下折り部材31と同様に、サンドイッチ10の厚みに応じて幅調節手段42によって相互間隔が調節される一対の折り板31a,31aからなる。実施例では、補助下折り手段58の下折り部材31が、サイド折り手段28により折り重ね延出部20,21を折り曲げる前に、第1のフィルム延出部13を端面12に沿うように押さえる押さえ部材となる。
図2、図6に示す如く、前記サイド折り手段28は、前記左右の折り重ね延出部20,21を、前記端面12における対応する側辺12c,12dを起点として端面12に沿うよう折り曲げて、前記第1のフィルム延出部13に重ね合わせる一対の横折り部材59,59を備える。横折り部材59,59は、前後方向に延びるアーム59aの前端に、他方の横折り部材側に向けて折曲した横折り爪59bを備えた平面視L字形に形成される。横折り部材59,59は、第2位置P2に到来する包装体17における第3および第4のフィルム延出部15,16が折り重なって形成された左右の折り重ね延出部20,21の延出端より外方へ離間した退避位置(図2の実線参照)と、前記左右の折り重ね延出部20,21を端面12に沿って折り曲げ可能な前進位置(図2の一点鎖線参照)との間を進退移動する前後動手段60を備える。前後動手段60は、左右の関係で離間して前後方向に延在する一対の前後ガイドロッド61,61の夫々に移動自在に支持された一対の支持部62,62を備え、該支持部62,62を、サンドイッチ10の厚み方向へ移動可能に支持する左右ガイドロッド63,63が架設され、これら左右ガイドロッド63,63に、前記横折り部材59,59の移動体が相互に近接離間移動可能に支持されている。前後動手段60は、前記支持部62,62がレバー64を介してモータなどの駆動手段に連繋され、該駆動手段によってレバー64を作動することで、支持部62,62と共に横折り部材59,59が退避位置と前進位置との間を移動するよう構成される。
前記各横折り部材59は、各支持部62に配設した作動手段としてのエアシリンダ65によって左右方向に移動するよう構成され、一対の横折り部材59,59は、サンドイッチの厚み方向に互いに離間した位置(図2の実線および一点鎖線参照)と、互いに近接して前記左右の折り重ね延出部20,21を端面に沿って折り重ねた位置(図2の二点鎖線参照)との間を移動するよう構成される。サイド折り手段28は、ターンテーブル18の回転時には、一対の横折り部材59,59を退避位置まで移動して相互に離間し、前記左右の折り重ね延出部20,21を折り曲げる際には、一対の横折り部材59,59を前進位置まで移動した後、互いに近接移動することで、折り重ね延出部20,21をサンドイッチ10の端面12に沿うように折り曲げる。左右の折り重ね延出部20,21は、横折り部材59,59のタイミングをずらして移動することで、一方と他方の折り重ね延出部20,21を端面12に交互に折り重ねるよう構成される。なお、折り重ね延出部20を表面側に折り重ねるいずれか一方の横折り爪59bは、その先端が、端面12から離間する方向(後側)へ屈曲され、先に折り曲げた横折り爪59bの先端部との相互干渉を回避すると共に、折り重ね延出部20に横折り爪59bの端部が衝突してフィルムに傷をつけるようなことがない。
図6に示す如く、前記サイド折り手段28の上方に第2シール手段26が設けられる。折り重ね延出部20,21が端面12に沿うよう折り重なることで、サンドイッチ10の端面12における上辺12bから延出する第2のフィルム延出部14に折り重ね延出部20,21が重なって、上辺12bから重なり延出部24が延出する。前記第2シール手段26は、該重なり延出部24の基部近傍における第1のフィルム延出部13、第2のフィルム延出部14および両折り重ね延出部20,21が重なる重なり部24aの位置に、横シールを施して重なり延出部24を横断する横シール部25(図1(c)参照)を形成する。図7に示す如く、第2シール手段26は、加熱された一対のシールバー66,67を備え、重なり延出部24を挟んだ前記ターンテーブル18の周縁側外方に臨む一方の第1シールバー66は、第1エアシリンダ68により進退移動し、重なり延出部24を挟んで他方に臨む第2シールバー67は、第2エアシリンダ69により進退移動するよう配設される。一対のシールバー66,67は、前記常には相互に離間する位置に保持され、前記重なり延出部24が形成された際に相互に近接して各シールバー66,67の前記上辺12bに沿うシール面により該重なり延出部24を挟持して密封シールとなる横シールを施すよう構成される。ここで、第2シール手段26は、重なり延出部24において、両傾斜シール部22,22同士が重なることなく、両傾斜シール部22,22と夫々と交わるように横シール部25を形成する。なお、第2シール手段26における一方のシールバー67と一体で移動する保持部材74に、シールバー67の長手方向に延在する冷却パイプ75が設けられる。該冷却パイプ75には、第2シール手段26で形成される横シール部25に向けてエアを噴き付けるエア噴出孔が、長手方向に定間隔毎に設けられる。
図2に示す如く、前記第2位置P3に対応して、前記上折り手段70および貼着手段71が配置される。また、前記ターンテーブル18における送出位置PSに対応して、袋口11aが封止された包装体17を、ターンテーブル18から搬出コンベヤC2に送出する搬出手段が配設される。
次に、実施例に係るサンドイッチ包装装置の作用について、包装方法との関係で説明する。
袋口11aを外方に開口してターンテーブル18の保持手段30に保持されたサンドイッチ10の包装体17が、ターンテーブル18の回転により受入れ位置PNから第1位置P1に到来すると、サンドイッチ10の厚みに対応して延出する前記第3および第4のフィルム延出部15,16の間隔より狭い狭小位置で待機している支持部材27,27が、袋口11aから袋内に斜めに挿入された後に互いに離間して拡開位置まで開き、各支持部材27の先端部がフィルム延出部15,16の内面の前記端面12における下辺12aの両端部近傍に位置付けられる(図3参照)。
そして、前記下折り部材31を進出位置へ上昇しつつ傾動することで、前記第1のフィルム延出部13を端面12に向けて外側から斜めに徐々に押し付けるように折り曲げる。下折り部材31は、第1のフィルム延出部13を端面12に沿うまで折り曲げることなく傾斜支持姿勢に維持され、前記下辺12aから延びるよう折り曲がった第1のフィルム延出部13を、下辺12a側から延びてフィルム延出端(他方)へ向かうにつれて端面12から離れるように傾斜する傾斜面状に支持する。また、第1のフィルム延出部13の折り曲げに伴って、第3および第4のフィルム延出部15,16が、前記支持部材27,27に案内されて折り返し縁20a,21aにより折り返されて、該折り返し縁20a,21aは、下方に傾斜した折返し辺となって折り重ね延出部20,21が形成される(図1(b)参照)。
前記後退位置の両第1シール手段23,23を、移動手段73により前進させて各固定アーム56に配設した第1のシール部材56aを袋口11aから袋内に挿入し、対応する折り重ね延出部20,21の内側に臨ませる。そして、第1のシール部材56aと第2のシール部材57aとで折り重ね延出部20,21を左右から挟持してシールすることで、折り重ね延出部20,21には上下方向に斜めに連続する直線状の傾斜シール部22,22が形成される(図1(b)参照)。そして、この傾斜シール部22,22は、その下端がサンドイッチ10の下辺12aにおける左右の角部12e,12eの外方近傍に位置すると共に、折り重ね延出部20,21の前記折り返し縁20a,21a側から他端部側に向けて端面12から離れるように傾斜して形成されるので、前記下折り部材31によって折り曲げられている第1のフィルム延出部13と端面12との間は、上方に向けて略三角状に広がる空所となる。
前記第1のシール部材56aと第2のシール部材57aとによる折り重ね延出部20,21の挟持を開放すると共に、前記第1シール手段23,23を前記端面12の後方へ移動する。また、各支持部材27,27を、袋口11aから後側へ退避させると共に、開閉手段50により両支持部材27,27を互いに近接する方向へ移動する。また、前記進退手段によって下折り部材31を退避位置まで下降する。
前記第1シール手段23,23、支持部材27,27および下折り部材31を包装体17から離間する後退位置、退避位置などに移動した後、前記ターンテーブル18により回転搬送される包装体17が第1位置P1から第2位置P2に到来すると、前記補助下折り手段58の下折り部材31を退避位置から進出位置に上昇すると共に、倒立姿勢の下折り部材31を端面12に近接するよう前進することで、前記第1のフィルム延出部13は下折り部材31によって端面12に沿うように押さえられる。
次に、前記サイド折り手段28の横折り部材59,59を左右の折り重ね延出部20,21を挟む前進位置まで移動する(図2の一点鎖線参照)。そして、横折り部材59の交互動作によって、両折り重ね延出部20,21を端面12に沿うよう交互に折り曲げて、前記下折り部材31で支持されている第1のフィルム延出部13の外側に重なるように折り重ねる。そして、前記上辺12bの上方には、略三角形状の重なり延出部24が形成される(図1(c)参照)。そして、図6に示す如く、前記第2シール手段26における一対のシールバー66,67で前記端面12の上辺12bから延出する重なり延出部24の基部近傍において、第1のフィルム延出部13の延出端が第2のフィルム延出部14まで至って重なった位置の重なり部24aを挟持して、上辺12bに沿って重なり延出部24を横断し、第1のフィルム延出部13、第2のフィルム延出部14および両折り重ね延出部20,21がシールされた横シール部25を形成する。そして、横シール部25の形成位置において、前記傾斜シール部22,22が夫々交わるようにシールされ、また、傾斜シール部22,22同士が重なって、横シールと交わるようなことは無い。また、第2シール手段26で形成された横シール部25に向けて、前記冷却パイプ75からエアが噴き付けられ、横シール部25が早期に冷却されて強固にシールされると共に、冷却によってシールシワが生ずるのを防いで、綺麗な仕上がりとすることができる。
前記第2シール手段26のシールバー66,67を離間移動すると共に、前記補助下折り手段58の下折り部材31を進出位置から退避位置まで移動する。なお、下折り部材31の上端が、第1のフィルム延出部13に折り重なる折り重ね延出部20,21の下縁より下方に抜けるまで前記進出位置において倒立姿勢のまま下降し、その後、前記退避位置に向けて移動する。そして、重なり延出部24に横シール部25が形成された包装体17は、前記ターンテーブル18が所定角度回転して第2位置P2から第3位置P3まで搬送され、前記上折り手段70で重なり延出部24が横シール部25の内縁部の近傍から前記端面12に沿うよう折り曲げられて、折り重ね延出部20,21および第1のフィルム延出部13に重ねられると共に、該重なり延出部24が貼着手段71によって貼着材29で第1のフィルム延出部13に貼着される(図1(d)参照)。重なり延出部24が端面12に沿うよう貼着された包装体17は、ターンテーブル18の回転搬送により第3位置P3から送出位置PSに到来し、前記搬出手段により前記搬出コンベヤC2に送出される。
本実施例におけるサンドイッチ包装装置は、前記第1シール手段23,23によって左右の折り重ね延出部20,21に形成した両傾斜シール部22,22と交わるように、第2シール手段26によって重なり延出部24を横断し、第1のフィルム延出部13、第2のフィルム延出部14および両折り重ね延出部20,21がシールされた横シール部25を形成するので、サンドイッチ10の収容部を、両傾斜シール部22,22および横シール部25によって密封することができるから、サンドイッチ10の食パンの乾燥が抑制され、袋詰めされた従来のサンドイッチの包装体に対して製造から販売終了までに至る消費期限を延長し得る包装体17を製造できる。試験結果において、本例によるサンドイッチ包装装置で製造した密封した包装体17と、従来の包装装置で製造した包装体とでパンの乾燥程度を比較した結果において、従来の略20パーセント改善される好結果を得ることができた。また、左右の折り重ね延出部20,21に、該折り重ね延出部20,21における下辺側の折り返し縁20a,21aから、前記端面12の上辺12bを越えた位置までの、第3のフィルム延出部15および第4のフィルム延出部16においてフィルムが折り重なった領域の全長に亘って傾斜シール部22,22を形成し、該傾斜シール部22,22と交わる横シール部25を形成するので、両傾斜シール部22,22間の区域と、各傾斜シール部22より折り重ね延出部20,21の側辺側の区域とを空間的に分断して夫々が密封(閉鎖)区域として独立させることができる。すなわち、これら3区画に独立した密封(閉鎖)区域により、サンドイッチ10の収容部の密封状態を形成して、密封性の高い包装体17を製造することができる。
前記下折り手段19の下折り部材31による第1のフィルム延出部13の折り曲げに際し、第3および第4のフィルム延出部15,16を、第1のフィルム延出部13の折り曲げに伴うフィルム延出部15,16の折り返しラインに相当する部分で支持部材27,27により支持するので、第3および第4のフィルム延出部15,16の折り返しを支持部材27,27で補助することができ、左右の折り重ね延出部20,21の重なり状態が乱れるのを防止することができる。また、支持部材27は、先端部に湾曲部27bが形成されると共に、弾性変形部27cの弾性変形によって折り重ね延出部20,21を張った状態で支持し得るので、第1のフィルム延出部13の折り曲げに際して第3および第4のフィルム延出部15,16を傷つけることなく支持できると共に、折り重ね延出部20,21の重なり形成を良好にして、傾斜シール部22を形成する際にシワが寄った状態でシールされてしまうのを防ぐことができる。更に、下折り手段19の下折り部材31で折り曲げた第1のフィルム延出部13を、サンドイッチ10の端面12から離間した浮いた状態で支持して第1シール手段23,23によって傾斜シール部22,22を形成するので、左右の折り重ね延出部20,21における内折れ内面側と外面側とのフィルムの回り長さの差を持たせることができる。これにより、左右の折り重ね延出部20,21を端面12に沿うよう折り曲げる際に、内側のフィルムに弛みを持たせて折り曲げることができ、フィルムが内側に引っ張られることなく折り曲げることができるのでシワが生じることがない。下折り手段19における一対の折り板31a,31aは、サンドイッチ10の厚みに応じて相互間隔を調節し得るように構成されているので、異なる厚みのサンドイッチ10を収容した袋11に対応して第1のフィルム延出部13を折り曲げて支持した際に、支持部材27,27で折り返された第3および第4のフィルム延出部15,16の重なり部分の内外のフィルムが大きく離間しないようにすることができ、折り重ね延出部20,21に傾斜シール部22,22を好適に形成することができる。
前記第1シール手段23,23は、左右の折り重ね延出部20,21に、該折り重ね延出部20,21を端面12に沿って折り重ねた際に相互に交わらない傾斜角度で傾斜シール部22,22を形成するので、前記重なり延出部24を第2シール手段26でシールする際に、横シール部25が波を打ったり、密封不良を招いたりすることなく良いシール条件にて横シール部25を形成して、密封性の高い包装体17を得ることができる。すなわち、2つの傾斜シール部22,22が重なった部分に更に横シール部25が形成されることはないので、フィルムの内面が溶着不良により密封性が損なわれたり、3つのシール部22,22,25が重なる部位が過度に加熱されて、シール部のやけどによるヨレ、チヂレなどが生じたりするシール不良の発生を防止することができる。また、第2シール手段26は、横シール部25を、端面12における上辺12bの外側に近接して該上辺12bに沿って形成するので、横シール部25によって重なり延出部24の折り曲げが補助できると共に、該重なり延出部24がサンドイッチ10の表面に対してだぶつくことなく折り重ねた状態にして良好な包装状態(綺麗)に仕上げることができる。また、第2シール手段26は、一対のシールバー66,67でフィルムを挟んで横シール部25を形成するので、シールバー66,67で加熱されたフィルムが軟化して重なり延出部24の折り曲げを良好に行うことができる。なお、第2シール手段26で形成する横シール部25は、重なり延出部24を端面12に沿うように折り曲げる際の起点(折り曲げ縁部)となるので、幅狭の線状シールを形成可能なシールバーで挟んで加熱溶着することが好ましい。
前記第1のフィルム延出部13を下方から折り曲げることで形成された左右の折り重ね延出部20,21に、第1シール手段23,23によって下方の折り返し縁20a,21aから斜め上方へ向けた直線状の傾斜シール部22,22を形成するので、左右の折り重ね延出部20,21は傾斜シール部22,22により重なった2枚のフィルムがずれることなく密着した状態で保形される。これにより、左右の折り重ね延出部20,21をサンドイッチ10の端面12に沿って折り重ねる際に、該折り重ね延出部20,21が途中で折れ曲がったりフィルムにシワが生じたりするのが抑制されて、側辺12c,12dを起点として良好な折り曲げをなし得る。また、折り重ね延出部20,21の第1のフィルム延出部13と重なる重なり状態がずれて、幾重にも重なってシワが生じてしまうようなことがなく、折り重ね延出部20,21の折り曲げを良好に行うことができる。
傾斜シール部22の下端は、サンドイッチ10の下辺12aにおける左右の角部12e,12eから離間した位置となるよう前記第1シール手段23でシールが施されるので、シール溶着部として固まった角部が折り曲げ起点となって端面12に密着せずに、突出した状態になるのを防止することができる。また、傾斜シール部22,22は、サンドイッチ10における端面12の側辺12c,12dから離間しているので、サンドイッチ10の上辺12b側の左右の袋角部にシールされて硬化したフィルム部位が位置していないので、左右の折り重ね延出部20,21を折り曲げる際にその硬化フィルム部が、折り重ね延出部20,21の折り曲げを阻害したり、サンドイッチ10のパンの表面を傷つけたり、折曲げ基端部が表面側に膨れ上がってしまうなどにより、折り重ね延出部20,21がだぶついて折り重なることがないので、前記重なり延出部24の基部をシールして横シール部25を形成する際にシール不良が生じて密封性が損なわれるのを防ぐことができる。
前記サイド折り手段28による左右の折り重ね延出部20,21の折り曲げに際し、サンドイッチ10の端面12から離間している第1のフィルム延出部13を、補助下折り手段58の下折り部材31によって端面12に沿うように押さえるので、該第1のフィルム延出部13と左右の折り重ね延出部20,21とを端面12に密着するように重ねることができ、サンドイッチ10の収容部がだぶついた包装状態となるのを防ぐことができる。また、第1のフィルム延出部13を押さえる下折り部材31を、倒立状態のまま下降して延出部13,20,21の間から抜くので、延出部13,20,21の重なり状態が乱れることもない。なお、補助下折り手段58における一対の折り板31a,31aは、下折り手段19の一対の折り板31a,31aと同様に、サンドイッチ10の厚みに応じて相互間隔を調節し得るように構成されているので、異なる厚みのサンドイッチ10を収容した袋11に対応して第1のフィルム延出部13の略全体を端面12に沿うように押さえることができる。
前記一対の支持部材27,27および一対の第1シール手段23,23は、第3および第4のフィルム延出部15,16の相互間隔に応じて、互いの相互間隔を調節し得るように構成されているので、異なる厚みのサンドイッチ10を収容した袋11に対応して第3および第4のフィルム延出部15,16を好適に折り返して折り重ね延出部20,21を形成し得ると共に、該折り重ね延出部20,21に傾斜シール部22,22を好適に形成することができる。
(変更例)
本発明は実施例で示した構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 第1および第2シール手段23,26は、加熱シールに限らず、超音波シールなどのシール方式を採用することができる。また、第1および第2シール手段23,26の何れか一方を加熱シール手段として、他方を超音波シール手段にする構成を採用することができる。
(2) 第1シール手段23は、コンビニなどで販売される袋詰めサンドイッチに使用される一般的なサンドイッチ10の大きさに合わせて用いられる袋サイズに対応した傾き角度で傾斜シール部22を形成し得るものであって、左右の折り重ね延出部20,21の上下方向のシール範囲を最も長く設定できる傾き角度で形成するものであればよい。また、第1シール手段23は、左右の折り重ね延出部20,21を折り曲げて形成した重なり延出部24において、両傾斜シール部22,22が互いに重ならない傾き角度で傾斜シール部22を形成するものであればよい。
(3) 第2シール手段26は、重なり延出部24をサンドイッチ10の端面12に沿うよう折り曲げる際の折り曲げ起点となるように幅狭の横シール部25を、端面12の上辺12bに近接した外側位置に形成することが最も好ましいが、上辺12bから外側に所定間隔離間した位置で、両傾斜シール部22,22と交わるように形成するものであればよい。
(4) 下折り手段19によって第1のフィルム延出部13を折り曲げる前に袋内に挿入する支持部材27,27は、袋11の袋口11aを保持し得るものであれば、折り重ね延出部20,21が形成される際の折り返し縁部に沿ってフィルム延出部15,16を支持するものでなくてもよい。
(5) 実施例では、折り重ね延出部20,21の折り曲げに際し、第2位置P2に設けた補助下折り手段58の下折り部材31によって、第1のフィルム延出部13を端面12に沿って押さえるよう構成したが、第1位置P1から第2位置P2までの間を1つの押さえ部材で継続して押さえることが可能な適宜押さえ部材の構成を採用してもよい。
(6) 実施例では、保持手段30に包装体17を、サンドイッチ10の端面12が側方を向く姿勢で保持するよう構成したが、サンドイッチ10の端面12が上方を向く姿勢で包装体17を保持手段30で保持し、端面12から上方に延出するフィルム延出部13,14,15,16を、端面12に沿うよう折り重ねると共に傾斜シール部22および横シール部25を形成し得るように、下折り手段19、第1シール手段23、第2シール手段26、支持部材27,27、補助下折り手段58などを配置する構成を採用することができる。
10 三角サンドイッチ(サンドイッチ),11 袋,11a 袋口,12 端面
12a 下辺(一辺),12b 上辺(第二辺),12c 側辺,12d 側辺
13 第1のフィルム延出部(延出部),14 第2のフィルム延出部(延出部)
15 第3のフィルム延出部(延出部),16 第4のフィルム延出部(延出部)
19 下折り手段(折り手段),20 折り重ね延出部,20a 折り返し縁
21 折り重ね延出部,21a 折り返し縁,22 傾斜シール部
23 第1シール手段,24 重なり延出部,25 横シール部,26 第2シール手段
27 支持部材,28 サイド折り手段,31 下折り部材(押さえ部材)
56a 第1のシール部材,57a 第2のシール部材
66 第1シールバー(シールバー),67 第2シールバー(シールバー)

Claims (8)

  1. 袋に収容されたサンドイッチの袋口に臨む端面から外方へ延出する袋の延出部を、前記端面に沿うよう折り重ねて包装するサンドイッチ包装装置であって、
    前記端面における四辺のうちの一辺から延出する第1の延出部を折り曲げ、その折り曲がった延出部を端面に対して傾斜した傾斜面状に支持する第1の折り手段と、
    該第1の折り手段による前記第1の延出部の折り曲げに伴い、前記端面において前記一辺の両端で交わる各側辺から延出した延出部が、折り重なって形成された折り重ね延出部となり、該折り重ね延出部を斜めに横断し、前記一辺側から延びて他方へ向かうにつれて前記端面から離れるように傾斜して、連続する直線状のシールを施して傾斜シール部を形成する第1シール手段と、
    前記傾斜シール部を形成した前記両折り重ね延出部を、前記端面において前記第1の延出部の外側に折り重ねる第2の折り手段と、
    両折り重ね延出部が前記端面に沿って第1の延出部の外側で折り重なると共に、前記端面における一辺と対向する、第二辺から延出した第2の延出部に重なって形成された重なり延出部において、前記第二辺に沿って重なり延出部を横断し、折り重ね延出部の両傾斜シール部と交わる横シールを施して、第1の延出部、第2の延出部および両折り重ね延出部がシールされた横シール部を形成する第2シール手段と、を備えた
    ことを特徴とするサンドイッチ包装装置。
  2. 前記第1シール手段は、前記重なり延出部に形成される横シール部に対して前記両傾斜シール部が互いに重なることなく交わるように、前記傾斜シール部が所定の傾斜角度になるよう傾斜シールを施すようにしたことを特徴とする請求項1記載のサンドイッチ包装装置。
  3. 前記傾斜シール部は、前記折り重ね延出部を横断してシールを施し得るシール面の長さを有するシール部材により折り重ね延出部を斜めに挟持して、重なり延出部の基部近傍から斜めに傾斜して連続する直線状の傾斜シール部を形成するよう構成したことを特徴とする請求項1または2記載のサンドイッチ包装装置。
  4. 前記第2シール手段は、前記重なり延出部の延出基部近傍を、前記第二辺に沿うシール面を備えた一対のシールバーで挟んで重なり延出部に横シールを施して前記横シール部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載のサンドイッチ包装装置。
  5. 前記第1の折り手段で前記第1の延出部を折り曲げるに際し、前記一辺の幅方向両端部近傍まで傾斜先端部が臨んで袋内へ斜めに挿入され、前記折り重ね延出部の折り曲げ形成を補助可能に、斜めに延びるラインで前記端面の側辺から延出する延出部を内方から支持する支持部材を備えたことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載のサンドイッチ包装装置。
  6. 前記支持部材は、前記傾斜先端部が弧状に形成されると共に、前記第1の折り手段による第1の延出部の折り曲げに際して、前記端面の側辺から延出する延出部を弾性的に支持し得るよう構成したことを特徴とする請求項5記載のサンドイッチ包装装置。
  7. 前記第1の折り手段により折り曲げられた第1の延出部を、前記端面に沿って押さえる押さえ部材を設け、該押さえ部材で押さえた第1の延出部に、前記折り重ね延出部を折り重ねるよう構成したことを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載のサンドイッチ包装装置。
  8. 袋に収容されたサンドイッチの袋口に臨む端面から外方へ延出する袋の延出部を、前記端面に沿うよう折り重ねて包装するサンドイッチ包装方法であって、
    前記端面における四辺のうちの一辺から延出する第1の延出部を、第1の折り手段によって端面側に折り曲げて前記一辺から延びる第1の延出部を端面に対して傾斜した傾斜面状に支持し、
    前記第1の折り手段による前記第1の延出部の折り曲げに伴い、前記端面において前記一辺の両端で交わる各側辺から延出した延出部が折り重なって形成された折り重ね延出部に、第1シール手段によって折り重ね延出部を斜めに横断し、前記一辺側から延びて他方へ向かうにつれて前記端面から離れるように傾斜して、連続する直線状のシールを施して傾斜シール部を形成し、
    前記傾斜シール部を形成した前記両折り重ね延出部を、第2の折り手段によって前記端面側に折り曲げて前記第1の延出部の外側に重ね、
    両折り重ね延出部が前記端面に沿って第1の延出部の外側で折り重なると共に、前記端面における一辺と対向する、第二辺から延出した第2の延出部に重なって形成された重なり延出部において、第2シール手段によって、前記第二辺に沿って重なり延出部を横断し、折り重ね延出部の両傾斜シール部と交わるよう横シールを施して、第1の延出部、第2の延出部および両折り重ね延出部がシールされた横シール部を形成する
    ことを特徴とするサンドイッチ包装方法。
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