JP7211053B2 - 鞍乗型車両のフロントフェンダ構造 - Google Patents
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Description
フロントフェンダのうち、主にフロントフォークから前方を覆う前フロントフェンダは、一般に、後フロントフェンダと比較して取付部から先端部までの距離の水平成分が長い。また、湿地や泥濘地などを含む不整地を走行する鞍乗型車両のフロントフェンダでは、前輪が巻き上げる泥や泥水などの飛散物からライダーをガードするため、オンロード用の鞍乗型車両と比較して前フロントフェンダを前方に長く延出させる必要がある。よって、このようなオフロード車の前フロントフェンダでは、路面からの上下方向の突き上げによって走行中に発生する取付部に作用する曲げモーメントが大きくなる。
また、前フロントフェンダに高い側壁を設けると、前フロントフェンダの深さ、すなわち上下幅が深くなって軽快感が損なわれるおそれがあった。
以下の実施形態では、本発明に係る鞍乗型車両のフロントフェンダ構造(以下、単に「フェンダ構造」という)をオフロードタイプの鞍乗型車両のフロントフェンダに適用した例について説明するが、適用対象はオンロード車であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係るフェンダ構造が適用された自動二輪車10の左側面図である。
車体フレーム11は、例えば、主にダウンフレーム16でエンジンユニット13を支持する所謂アンダーボーン型のフレームである。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前頭部に位置するヘッドパイプ14から後下方へ向けて延びた後に略水平になるように湾曲したダウンフレーム16が延設され、このダウンフレーム16の後側に、後上方に延びて次第に略水平になるリヤフレームが結合して、構成される。
支持プレート17に架設されたピボットパイプ18の前上方等の複数箇所にエンジン支持部19が設けられる。これらのエンジン支持部19にエンジンユニット13が固定されて、エンジンユニット13が車体フレーム11に懸架される。
車両左側のスイングアーム29には、リヤスプロケット及びチェーンが格納されるチェーンカバー32が設けられている。これらリヤスプロケット及びチェーンによってエンジンユニット13の動力が後輪28に伝達される。
なお、ダウンフレーム16及びリヤフレームは、サイドフレームカバー34で覆われる。このサイドフレームカバー34には、後輪28の上方で、ライダーが着座する座席シート36が載置され固定される。
ステムシャフト44には、それぞれアッパーブラケット46及びアンダーブラケット47が、ライダー視で逆三角形になるようにヘッドパイプ14を挟んで固定される。
アッパーブラケット46及びアンダーブラケット47それぞれの左右の両側部には、前輪37を軸支する左右一対のフロントフォーク38が固定され、ヘッドパイプ14と平行を維持する。
フロントフォーク38は、ハンドルユニット39、ヘッドライト52、メータケーシング42、及びフロントフェンダ43等とともに、ヘッドパイプ14を中心に左右回動自在になる。
次に、図2及び図3を用いて、自動二輪車10のフロントフェンダ43について説明する。
図2及び図3は、実施形態に係るフェンダ構造を有するフロントフェンダ43及びその周辺部材を、車両前後方向に延びる車体中心軸C(図4)に沿って鉛直に切断した断面図である。
また、図2では、図3に示しているヘッドライト52、メータケーシング42、ヘッドライトカバー53の図示は省略している。
フロントフェンダ43は、フロントフォーク38の付近で前輪37の前側上方を覆う前フロントフェンダ(以下、「前フェンダ」という)54と、前輪37の後側を覆う後フロントフェンダ(以下、「後フェンダ」という)55と、の主に2つのメンバで構成される。
後フェンダ55は、本体取付部58によってアンダーブラケット47へ締付固定される。後フェンダ前方延出部61の前端部は、前フェンダ54の前端部と固定端取付部57との中間部の下面に設けられたフェンダ間結合部62で、前フェンダ54に下方から結合する。
そして、本体取付部58と、固定端取付部57と、及びフェンダ間結合部62とが車両への取り付け時に車両側面視で三角形状のトラス構造をなすように配置される。
このような取り付けレイアウトにより、前フェンダ54、後フェンダ55、ヘッドライトブラケット51、及びアンダーブラケット47は、一体的に構成される。
なお、図4では、ハンドルユニット39、ヘッドライト52、及びヘッドライトカバー53の図示を省略している。
前輪37の回転で巻き上げられる飛散物は、前輪37の外周面からの距離が離れるほど拡散して飛散範囲が広がる。そこで、前フェンダ54の前方部位64を前下向きに延出させて前輪37に接近させることで、飛散範囲が広がらない距離で飛散物の飛散をガードする。飛散範囲が狭い場合、前フェンダ54の車幅方向の幅を飛散範囲に合わせて小さくすることができる。前輪37に接近させることで、前フェンダ54の横幅を狭くしても、前輪37からの飛散物に対するガード性能を維持することができる。
そこで、前フェンダ54は、図4に示されるように、飛散量の少ない前輪37の前方に向けて平面視において前方が先細る三角形状に成形することができる。
なお、前フェンダ54の三角形状は、平面視(上面視)に代えて、前フェンダ54の泥除け面(下面)の形状であってもよい。
このトラス構造により、ヘッドライトブラケット51に片持ち梁状に支持される前フェンダ54の中間部が、下方から後フェンダ55で支持されることで、前フェンダ54の強度及び剛性が向上する。前フェンダ54の強度及び剛性が向上することで、前フェンダ54を長く延出させても、路面からの突き上げによるバタツキが抑制されて、自動二輪車10の操縦性が向上する。
フェンダ間結合部62及びこのフェンダ間結合部62の後方では、前フェンダ54の上下方向のバタツキは極小さい。従って、前フェンダ54とヘッドライト52とを接近して配置することができ、車両前部がコンパクトになる。また、前フェンダ54の前方部位64も短くなるので、前方部位64のバタツキも小さくなる。
よって、前輪37が巻き上げる飛散物の飛散範囲が広がらない距離で飛散物をガードするため、前フェンダ54のガード性能を維持して前フェンダ54の横幅を狭くすることができる。
前フェンダ54が三角形状になることで、前フェンダ54全体が軽量になり、前方部位64がより軽くなる。従って、前フェンダ54の基端部になるフェンダ間結合部62に作用する曲げモーメントが軽減されるので、前フェンダ54を軽量構造に成形することができる。
フェンダ間結合部62より後側の前フェンダ54はフェンディング機能を有している必要性が少ない。よって、前フェンダ54のこの部分における溝の深さを浅くすることができるので、車両前部を軽快な外観に成形することができる。
実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
Claims (4)
- 鞍乗型車両の前輪を支持する左右一対のフロントフォークがアッパーブラケット及びアンダーブラケットに設けられ、前記アッパーブラケット及びアンダーブラケットにはブラケットが架け渡され、前記前輪を覆うフロントフェンダが前フロントフェンダ及び後フロントフェンダの2つのメンバで構成される鞍乗型車両のフロントフェンダ構造において、
前記後フロントフェンダは、
前記後フロントフェンダを前記アンダーブラケットに取り付ける本体取付部が設けられた後フロントフェンダ本体部と、
前記本体取付部から前方に向けて延びる後フロントフェンダ前方延出部と、を備え、
前記前フロントフェンダには、前記前フロントフェンダの後端部を前記アッパーブラケットと前記アンダーブラケットとの中間部の高さにおいて前記ブラケットに固定する固定端取付部と、前記固定端取付部より前方で前記前フロントフェンダに前記後フロントフェンダ前方延出部の前端を結合するフェンダ間結合部と、が設けられ、
前記本体取付部、前記固定端取付部、及び前記フェンダ間結合部が車両側面視で三角形状に配置されてトラス構造を形成することを特徴とする鞍乗型車両のフロントフェンダ構造。 - 前記前フロントフェンダは、前記後フロントフェンダ前方延出部及び前記フェンダ間結合部を上方から覆う請求項1に記載の鞍乗型車両のフロントフェンダ構造。
- 前記フェンダ間結合部は、車両側面視でヘッドライトの前端部近傍又は前端部より前方に設けられる請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両のフロントフェンダ構造。
- 前記前フロントフェンダは、前記フェンダ間結合部よりも前端側で前下向きに屈曲するとともに車両平面視で前端側が漸次先細るように成形される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のフロントフェンダ構造。
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