JP7211025B2 - 構造部材 - Google Patents
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Description
従って、上記構成の構造部材では、質量増加を抑制しながら、曲げ荷重入力時における高い振動減衰効果を得ることができる。
なお、上記において「中空構造であり」との記載は、バー部材自体が中空構造であることを意味しており、バー部材の中空部内に別部材(例えば、発泡充填剤など)が充填形成された構成も含むものである。
また、上記において「角部」とは、角に丸みのない形態だけでなく、R15以下の角丸を有し構成された形態も含むことを意味している。
上記構成の構造部材でも、質量増加を抑制しながら、曲げ荷重入力時における高い振動減衰効果を得ることができる。
なお、上記においても「中空構造であり」との記載は、バー部材自体が中空構造であることを意味しており、バー部材の中空部内に別部材(例えば、発泡充填剤など)が充填形成された構成も含むものである。
また、上記においても「角部」とは、角に丸みのない形態だけでなく、R15以下の角丸を有し構成された形態も含むことを意味している。
上記構成の構造部材では、バー部材が開断面形状であり、閉断面ではないので、捩り剛性をコントロールすることができる。
また、上記構成の構造部材では、内部空間における外周壁に沿った部分に、内部閉断面部を有するので、質量増加を抑制しながら、曲げ荷重入力時における捩り剛性のコントロールがより確実に可能であり、高い振動減衰効果を得ることができる。
従って、上記構成の構造部材では、質量増加を抑制しながら、曲げ荷重入力時における高い振動減衰効果を得ることができる。
なお、上記においても「中空構造であり」との記載は、バー部材自体が中空構造であることを意味しており、バー部材の中空部内に別部材(例えば、発泡充填剤など)が充填形成された構成も含むものである。
上記態様に係る構造部材において、前記断面視で、前記開口部は、前記外周壁の複数の箇所に設けられており、前記複数の箇所に設けられた前記開口部のそれぞれにおいて、当該開口部を構成する前記外周壁の端部同士を連結する接着層をさらに備え、前記断面視において、前記複数の箇所に設けられた前記開口部は、互いに離間した位置に設けられた第1開口部と第2開口部とを含み、前記第1開口部は、当該第1開口部を構成する前記外周壁の端部同士の間隔である第1間隔が、前記第2開口部を構成する前記外周壁の端部同士の間隔である第2間隔よりも広くなるように設けられている、こととしてもよい。
上記態様に係る構造部材において、前記断面視で、前記内部閉断面部の内方空間は、多角形状または弧形状である、とすることとしてもよい。
また、上記構成の構造部材では、内部空間における外周壁に沿った部分に、内部閉断面部を有するので、質量増加を抑制しながら、曲げ荷重入力時における捩り剛性のコントロールがより確実に可能であり、高い振動減衰効果を得ることができる。
また、上記構成の構造部材では、外殻構成部材と、その内部空間に収容される内殻構成部材との組み合わせを以って、内部空間における外周壁に沿った部分に内部閉断面部を有するバー部材を構成することとしているので、一体構造のバー部材とする場合に比べて、製造時における煩雑な作業を回避することができ、製造コストの低減を図ることができる。
また、上記構成の構造部材では、外殻構成部材および内殻構成部材のそれぞれを、複数の構成部材から構成することとしているので、さらに製造時における煩雑な作業を回避するのに優位であり、製造コストの低減を図ることができる。
従って、上記構成の構造部材でも、質量増加を抑制しながら、曲げ荷重入力時における高い振動減衰効果を得ることができる。
なお、上記においても「中空構造であり」との記載は、バー部材自体が中空構造であることを意味しており、バー部材の中空部内に別部材(例えば、発泡充填剤など)が充填形成された構成も含むものである。
先ず、本願発明者等は、繊維強化樹脂で構成された部分を含む構造部材における、捩り剛性と振動減衰性との関係に関する検討を行った。以下、その検討結果を説明する。
1.車体1の下面および車室1b内の構成
本実施形態に係る車体1の下面および車室1b内の構成について、図1から図3を用いて説明する。図1は、車体1の下面構成を示す模式下面図であり、図2は、車体1の下面の一部構成を示す模式下面図であり、図3は、車体1における車室1b内の構成を示す模式斜視図である。
補強部材21~27の構成と車体1の部材への取付構成について、図2および図4を用いて説明する。図4は、補強部材21(補強部材21~27の一例)の構成を示す模式斜視図である。
補強部材21~27のバー部材の断面構成について、図5および図6を用いて説明する。図5は、図4のV-V断面を示す図であり、図6は、バー部材210の構成要素であるバー構成部材213~216の構成を示す模式図である。なお、図5では、補強部材21のバー部材210を一例として図示しているが、補強部材22~27の各バー部材についても略同じ断面構成を有する。
G1>G2 ・・(数1)
バー構成部材215とバー構成部材216とは、内壁215aと内壁216aとが間隔を空けて対向し、内壁215cと内壁216cとが間隔を空けて対向するように、向い合せの状態で内部空間210a内で配置されている。
H1≒H3 ・・(数2)
H2≒H4 ・・(数3)
H1<H2 ・・(数4)
H3<H4 ・・(数5)
W1≒W3 ・・(数6)
W2≒W4 ・・(数7)
W1>W2 ・・(数8)
W3>W4 ・・(数9)
以上の(数2)~(数9)に示すように、本実施形態に係るバー部材210においては、内部閉断面部210b,210dの閉断面面積が、内部閉断面部210c,210eの閉断面面積よりも大きく設定されている。即ち、図5の断面において、相対的に広い間隔G1が空けられた側(X方向右側)の内部閉断面部210b,210dの閉断面面積が、相対的に狭い間隔G2が空けられた側(X方向左側)の内部閉断面部210c,210eの閉断面面積よりも大きく設定されている。
本実施形態に係るバー部材210の単位質量当たりの歪エネルギについて、図7および図8を用いて説明する。図7(a)は、比較例に係るバー部材910の断面構成を示す模式断面図であり、図7(b)は、参考例に係るバー部材810の断面構成を示す模式断面図である。図8は、比較例および参考例との比較で、実施例に係るバー部材の単位質量当たりの歪エネルギを示すグラフである。
実施例に係るバー部材は、図5に示した断面構成を有するバー部材210である。
比較例に係るバー部材910は、図7(a)に示すように、中実の矩形断面を有するバー部材である。なお、バー部材910も、実施例と同様に、炭素繊維強化樹脂により構成されている。
参考例に係るバー部材810は、中空構造の略閉断面形状を有する。図7(b)に示すように、バー部材810は、2つのバー構成部材813,814と接着層817,818とから構成されている。バー構成部材813,814は、実施例と同様に、炭素繊維強化樹脂により構成されている。そして、参考例に係るバー部材810では、内部空間810aに内部閉断面部は形成されていない。
図8に示すように、実施例および参考例に係るバー部材210,810では、比較例に係るバー部材910に比べて単位質量当たりの歪エネルギE210,E810が高い。具体的には、参考例に係るバー部材810の端子質量当たりの歪エネルギE810は、比較例に係るバー部材910の単位質量当たりの歪エネルギE910に対して、2倍以上の値を示している。
本実施形態に係る補強部材21~27では、炭素繊維強化樹脂で構成されたバー構成部材213~216を有するバー部材210を備えるので、高い曲げ剛性を有する。また、バー部材210は、略閉断面形状であり、完全な閉断面ではないので、捩り剛性をコントロールすることができる。
上記バー部材210におけるバー構成部材213,214における角部213a,213b,214a,214bについて、角丸の角部であるとしたが、以下のような変形例を採用することもできる。
図9(a)に示すように、変形例1に係るバー構成部材313の角部313aは、丸みを持たない角部となっている(矢印D1)。
図9(b)に示すように、変形例2に係るバー構成部材413の角部413aは、外周側および内周側の両方に丸みを持った角部となっている(矢印D2,D3)。角部413aの曲率半径R1は、15mm以下(例えば、4mm~10mm以下)である。
図9(c)に示すように、変形例3に係るバー構成部材513の角部513aは、外周側が丸みを持ち(矢印D4)、内周側が丸みを持たない角部となっている(矢印D5)。
第2実施形態に係るバー部材610の構成について、図10(a)を用いて説明する。図10(a)は、本実施形態に係るバー部材610の断面構成を示す模式断面図である。
第3実施形態に係るバー部材710の構成について、図10(b)を用いて説明する。図10(b)は、本実施形態に係るバー部材710の断面構成を示す模式断面図である。
第4実施形態に係るバー部材の構成について、図11(a)を用いて説明する。図11(a)は、本実施形態に係るバー部材を構成するバー構成部材720の断面構成を示す模式断面図である。なお、本実施形態に係るバー部材では、接着層を備えていない。
第5実施形態に係るバー部材の構成について、図11(b)を用いて説明する。図11(b)は、本実施形態に係るバー部材を構成するバー構成部材730の断面構成を示す模式断面図である。なお、本実施形態に係るバー部材でも、上記第4実施形態に係るバー部材と同様に、接着層を備えていない。
第6実施形態に係るバー部材の構成について、図12(a)を用いて説明する。図12(a)は、本実施形態に係るバー部材を構成するバー構成部材740の断面構成を示す模式断面図である。なお、本実施形態に係るバー部材では、上記第1実施形態等と同様に接着層を備えていてもよいし、上記第4実施形態に係るバー部材と同様に、接着層を備えていなくてもよい。
第7実施形態に係るバー部材の構成について、図12(b)を用いて説明する。図12(b)は、本実施形態に係るバー部材を構成するバー構成部材750の断面構成を示す模式断面図である。なお、本実施形態に係るバー部材では、上記第1実施形態等と同様に接着層を備えていてもよいし、上記第4実施形態に係るバー部材と同様に、接着層を備えていなくてもよい。
第8実施形態に係るバー部材の構成について、図13(a)を用いて説明する。図13(a)は、本実施形態に係るバー部材を構成するバー構成部材760の断面構成を示す模式断面図である。なお、本実施形態に係るバー部材では、上記第1実施形態等と同様に接着層を備えていてもよいし、上記第4実施形態に係るバー部材と同様に、接着層を備えていなくてもよい。
第9実施形態に係るバー部材の構成について、図13(b)を用いて説明する。図13(b)は、本実施形態に係るバー部材を構成するバー構成部材770の断面構成を示す模式断面図である。なお、本実施形態に係るバー部材では、上記第1実施形態等と同様に接着層を備えていてもよいし、上記第4実施形態に係るバー部材と同様に、接着層を備えていなくてもよい。
上記第1実施形態から上記第9実施形態では、繊維強化樹脂製の構造部材の一例として、車体1の下面の補強に用いられる補強部材21~27を採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、車幅方向左右のサスタワー間を架橋するストラットタワーバに用いることも可能である。
21~27 補強部材(構造部材)
210,610,710 バー部材
210a,610a,710a 内部空間
210b~210e,610b~610e,710f,720h,720i,730h,730i,740l~740o,750l~750o,760ab,760ba,760ca,760da,770d,770e 内部閉断面部
213~216,313,413,513,613,614,713,714,720,730,740,750,760,770 バー構成部材
213a~213b,214a~214b,313a,413a,513a,613a~613b,614a~614b,713a~713b,714a~714b,720f,720g,730f,730g,740h~740k,750h~750k,760p~760z,760aa 角部
213c~213e,214c~214e,613c~613e,614c~614e,713c~713e,714c~714e,720c~720e,730c~730e,740c~740g,750c~750g,760c~760o,770c 外周壁
215a~215e,216a~216e,613i~613l,614i~614l,713j~713m,720j~720m,730j,730k,740p~740s,750p~750s,760ac,760bb,760cb,760db,770f~770k 内壁
217~218,617~618,717~718 接着層(連結部)
2131 部材(樹脂)
2132 炭素繊維(強化繊維)
Claims (11)
- 所定の方向に延びる長尺状の構造部材であって、
前記構造部材の長手方向に延びるように形成された、中空構造のバー部材を備え、
前記バー部材を前記長手方向に直交する方向に断面視する場合に、前記バー部材の外周壁は、一部に開口部を有する開断面形状であり、
前記バー部材の内部空間における、前記外周壁に沿った部分であって、前記開口部と異なる位置に、閉断面形状を有する内部閉断面部を有し、
前記断面視において、前記バー部材は、断面が四角形断面であり、前記外周壁が角部を有し、
前記内部閉断面部は、前記四角形断面の前記角部を稜線として設けられており、
前記開口部は、前記外周壁の前記長手方向に亘って連続するように形成されている、
構造部材。 - 所定の方向に延びる長尺状の構造部材であって、
前記構造部材の長手方向に延びるように形成された、中空構造のバー部材を備え、
前記バー部材を前記長手方向に直交する方向に断面視する場合に、前記バー部材の外周壁は、一部に開口部を有する開断面形状であり、
前記バー部材の内部空間における、前記外周壁に沿った部分であって、前記開口部と異なる位置に、閉断面形状を有する内部閉断面部を有し、
前記断面視において、前記バー部材は、前記外周壁が5つ以上の角部を有し、
前記内部閉断面部は、前記角部を稜線として設けられており、
前記開口部は、前記外周壁の前記長手方向に亘って連続するように形成されている、
構造部材。 - 所定の方向に延びる長尺状の構造部材であって、
前記構造部材の長手方向に延びるように形成された、中空構造のバー部材を備え、
前記バー部材を前記長手方向に直交する方向に断面視する場合に、前記バー部材の外周壁は、一部に開口部を有する開断面形状であり、
前記バー部材の内部空間における、前記バー部材の前記外周壁に沿った部分であって、前記開口部と異なる位置に、閉断面形状を有する内部閉断面部を有し、
前記断面視において、前記バー部材は、断面が略円形断面、略楕円形断面、および略中円形断面の何れかであり、
前記開口部は、前記外周壁の前記長手方向に亘って連続するように形成されている、
構造部材。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の構造部材において、
前記断面視において、前記内部閉断面部の内方空間は、多角形状または弧形状である、
構造部材。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載の構造部材において、
前記断面視において、前記開口部は、前記外周壁の1箇所のみに設けられている、
構造部材。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載の構造部材において、
前記断面視において、前記開口部は、前記外周壁の複数の箇所に設けられており、
前記複数の箇所に設けられた前記開口部のそれぞれにおいて、当該開口部を構成する前記外周壁の端部同士を連結する接着層をさらに備え、
前記断面視において、前記複数の箇所に設けられた前記開口部は、互いに離間した位置に設けられた第1開口部と第2開口部とを含み、
前記第1開口部は、当該第1開口部を構成する前記外周壁の端部同士の間隔である第1間隔が、前記第2開口部を構成する前記外周壁の端部同士の間隔である第2間隔よりも広くなるように設けられている、
構造部材。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載の構造部材において、
前記断面視において、前記バー部材は、前記外周壁を構成する壁を有する外殻構成部材と、前記外殻構成部材における前記内部空間に収容される内殻構成部材と、を有し、
前記内部閉断面部は、前記外殻構成部材の壁内面と、前記内殻構成部材の壁外面と、の間で設けられている、
構造部材。 - 所定の方向に延びる長尺状の構造部材であって、
前記構造部材の長手方向に延びるように形成された、中空構造のバー部材を備え、
前記バー部材を前記長手方向に直交する方向に断面視する場合に、前記バー部材の外周壁は、一部に開口部を有する開断面形状であり、
前記バー部材の内部空間における、前記外周壁に沿った部分であって、前記開口部と異なる位置に、閉断面形状を有する内部閉断面部を有し、
前記断面視において、前記バー部材は、前記外周壁を構成する壁を有する外殻構成部材と、前記外殻構成部材における前記内部空間に収容される内殻構成部材と、を有し、
前記内部閉断面部は、前記外殻構成部材の壁内面と、前記内殻構成部材の壁外面と、の間で設けられており、
前記断面視において、前記外殻構成部材は複数の構成部材から構成されており、前記内殻構成部材は複数の構成部材から構成されており、
前記内部閉断面部は、前記外殻構成部材の壁内面と、前記内殻構成部材の壁外面との間に設けられており、
前記断面視において、前記外殻構成部材を構成する前記複数の構成部材の内の2つの前記構成部材は、端部同士の間に前記外殻構成部材の外側開口部が設けられるように配設され、
前記開口部は、前記外側開口部であり、
前記断面視において、前記内殻構成部材を構成する前記複数の構成部材の内の2つの前記構成部材は、端部同士の間に前記内殻構成部材の内側開口部が設けられるように、且つ、前記外側開口部の内側に配設され、
前記外側開口部および前記内側開口部のそれぞれは、前記長手方向に亘って連続するように形成されている、
構造部材。 - 請求項7または請求項8に記載の構造部材において、
前記断面視において、
前記外殻構成部材は、それぞれがハット状の断面形状を有し、互いに対向配置される第1バー構成部材および第2バー構成部材で構成され、
前記内殻構成部材は、それぞれがハット状の断面形状を有し、互いに対向配置される第3バー構成部材および第4バー構成部材で構成されている、
構造部材。 - 請求項9に記載の構造部材において、
前記断面視において、前記第1バー構成部材と前記第2バー構成部材の一端部同士の間および他端部同士の間を連結する連結部をさらに備え、
前記第1バー構成部材と前記第2バー構成部材とは、前記一端部同士の間に第1間隔が空き、前記他端部同士の間に前記第1間隔よりも狭い第2間隔が空くように対向配置されており、
前記内部空間には、前記一端部の側に第1内部閉断面部が設けられ、前記他端部の側に第2内部閉断面部が設けられており、
前記第1内部閉断面部の閉断面面積は、前記第2内部閉断面部の閉断面面積よりも大きい、
構造部材。 - 請求項1から請求項10の何れかに記載の構造部材において、
前記バー部材は、繊維強化樹脂により形成されている、
構造部材。
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