[go: up one dir, main page]

JP7192804B2 - 保護カバー付き水位計 - Google Patents

保護カバー付き水位計 Download PDF

Info

Publication number
JP7192804B2
JP7192804B2 JP2020002669A JP2020002669A JP7192804B2 JP 7192804 B2 JP7192804 B2 JP 7192804B2 JP 2020002669 A JP2020002669 A JP 2020002669A JP 2020002669 A JP2020002669 A JP 2020002669A JP 7192804 B2 JP7192804 B2 JP 7192804B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective cover
water level
level gauge
diaphragm
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020002669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021110634A (ja
Inventor
崇 新井
勇作 吉田
智之 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2020002669A priority Critical patent/JP7192804B2/ja
Priority to EP20216551.0A priority patent/EP3848681B1/en
Priority to US17/139,416 priority patent/US11493376B2/en
Priority to CN202110023608.6A priority patent/CN113108863B/zh
Publication of JP2021110634A publication Critical patent/JP2021110634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7192804B2 publication Critical patent/JP7192804B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/14Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measurement of pressure
    • G01F23/18Indicating, recording or alarm devices actuated electrically
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/14Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measurement of pressure
    • G01F23/16Indicating, recording, or alarm devices being actuated by mechanical or fluid means, e.g. using gas, mercury, or a diaphragm as transmitting element, or by a column of liquid
    • G01F23/164Indicating, recording, or alarm devices being actuated by mechanical or fluid means, e.g. using gas, mercury, or a diaphragm as transmitting element, or by a column of liquid using a diaphragm, bellow as transmitting element

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

本発明は、保護カバー付き水位計に関するものである。
下記特許文献1には、上下水道、ダム、海底、湖底、水門の入口、深井戸、ため池、中小河川、水路、薬品工場プロセスタンク内などで使用される投込式水位計が開示されている。投込式水位計は、水中に没し、圧力を測定する。また、投込式水位計は、測定した圧力を演算して、水位を算出し、出力する。
特開2008-96303号公報
ところで、上記水位計を海水などの腐食性流体で使用する場合、水位計の筐体や圧力を受ける金属ダイヤフラムなどの接液部が腐食する虞がある。このため、接液部に耐食性の高い、例えばチタンなどの高価な材料を使用する必要があり、コストが高くなっていた。また、特に海中の場合、藻や貝類等の生物の付着が著しいため、水位計の頻繁な洗浄作業が必要となっていた。さらに、腐食性流体で使用するものと使用しないものとで、製造時の作り分けが必要となり、管理も大変であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、腐食性流体に対応でき、また、付着物の除去が容易な水位計を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、圧力を測定する水位計と、前記水位計を囲う保護カバーと、を備え、前記保護カバーは、前記保護カバーの外部の圧力を前記保護カバーの内部に伝達する圧力伝達部を備える、保護カバー付き水位計を採用する。
また、本発明においては、前記保護カバーの内部は、非圧縮性流体で満たされていてもよい。
また、本発明においては、前記保護カバーは、前記水位計を囲うケースを備え、前記圧力伝達部は、前記ケースよりも柔らかいダイヤフラムないしベローズによって形成されていてもよい。
また、本発明においては、前記ケースは、樹脂製であってもよい。
また、本発明においては、前記ケースは、前記水位計を囲う筒状の胴部と、前記胴部の一端を閉塞すると共に、前記水位計に接続されたケーブルを通す第1閉塞部と、前記胴部の他端を閉塞すると共に、前記圧力伝達部が設けられた第2閉塞部と、を備えてもよい。
また、本発明においては、前記第2閉塞部には、前記圧力伝達部を保護する保護キャップが取り付けられていてもよい。
また、本発明においては、前記水位計には、前記胴部との衝突を回避するスペーサが取り付けられていてもよい。
また、本発明においては、前記スペーサには、流体を通過させる溝ないし孔が形成されていてもよい。
上記本発明によれば、腐食性流体に対応でき、また、付着物の除去が容易になる。
第1実施形態に係る保護カバー付き水位計の構成図である。 第2実施形態に係る保護カバー付き水位計の構成図である。 一実施例に係る保護カバー付き水位計の正面図である。 一実施例に係る保護カバー付き水位計の断面構成図である。 一実施例に係る第2閉塞部の平面図である。 一実施例に係るスペーサの底面図である。
以下、本発明の実施形態及び実施例について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る保護カバー付き水位計1の構成図である。
図1に示す保護カバー付き水位計1は、海水などの腐食性流体100に没し、圧力を測定する。なお、保護カバー付き水位計1は、海水に限らず、上下水道、ダム、湖底、水門の入口、深井戸、ため池、中小河川、水路、薬品工場プロセスタンク内などで使用することができる。
保護カバー付き水位計1は、水位計10と、保護カバー20と、を備えている。水位計10は、円柱状に形成されている。水位計10は、圧力を測定する圧力測定部11と、圧力測定部11を保護する保護キャップ12と、を備えている。水位計10には、ケーブル13が接続されている。ケーブル13は、水位計10と図示しない外部機器とを電気的に接続している。
圧力測定部11は、例えば金属ダイヤフラムなどから形成されている。水位計10は、圧力を受けた圧力測定部11の変位を電気信号に変換し、ケーブル13を介して外部機器に出力する。なお、圧力から水位への演算は、水位計10内部の演算部で行ってもよいし、外部機器の演算部で行ってもよい。
圧力測定部11は、水位計10の下端に設けられている。保護キャップ12は、水位計10の下端において、圧力測定部11を囲っている。保護キャップ12には、流体を通過させる複数の小孔12aが形成されている。ケーブル13は、水位計10の上端に接続されている。
保護カバー20は、水位計10の全体を囲っている。この保護カバー20は、保護カバー20の外部(腐食性流体100)の圧力を保護カバー20の内部に伝達する圧力伝達部21を備える。保護カバー20の内部は、非圧縮性流体101で満たされている。非圧縮性流体101としては、水またはシリコンオイルなどの金属を腐食させない非腐食性流体が好ましい。
図1に示す圧力伝達部21は、ゴムダイヤフラムから形成されている。この圧力伝達部21が保護カバー20の外部の圧力を受け、例えば保護カバー20の内部に向かって撓むと、非圧縮性流体101が圧縮され、保護カバー20の内部の圧力が上昇する。これにより、水位計10は、保護カバー20の中で、保護カバー20の外部の圧力を測定することができる。
保護カバー20は、樹脂製のケース30を備えている。ケース30は、圧力伝達部21よりも硬い、例えばポリ塩化ビニル(いわゆる塩ビ管、塩ビフランジ)などから形成されている。樹脂材は、金属よりも低コストであり、市場で入手し易く、保護カバー20のコストの大幅な低減が可能になる。
保護カバー20には、藻や貝類等の生物の付着を防止する塗料を塗布するとよい。保護カバー20に塗布する塗料としては、船舶塗料としても使用される自己消耗型、加水分解型の銅アクリル系、亜鉛アクリル系、シリコン系などの塗料を使用するとよい。なお、藻や貝類等の生物の付着が著しく、洗浄が困難な場合は、保護カバー20を廃棄し、新たな保護カバー20と交換してもよい。
ケース30は、水位計10を囲う筒状の胴部31と、胴部31の上端(一端)を閉塞する第1閉塞部32と、胴部31の他端(下端)を閉塞する第2閉塞部33と、を備えている。第1閉塞部32には、水位計10に接続されたケーブル13を通す挿通孔32aが形成されている。第2閉塞部33には、上述した圧力伝達部21が設けられている。
第2閉塞部33は、胴部31の下端に設けられたフランジ部34に固定されている。第2閉塞部33とフランジ部34との間には、圧力伝達部21が挟まれている。第2閉塞部33の中央部には、圧力伝達部21を露出させる開口部33aが形成されている。圧力伝達部21は、開口部33aを介して腐食性流体100に接液している。
上記構成の保護カバー付き水位計1によれば、水位計10は、水またシリコンオイル等の金属を腐食させない非圧縮性流体101にのみ接液し、保護カバー20の外部の圧力は、圧力伝達部21を介して伝わる。そのため、圧力測定部11や水位計10の筐体などの接液部は、腐食性流体100に接液せず、腐食の影響を受けない。
したがって、水位計10の接液部にチタン等の高価な材料を使用しないで、圧力測定が可能となる。また、水位計10自体は従来と同じ構成なため、作り分けが不要となり、管理が楽になる。さらに、生物付着に対しても、圧力伝達部21の洗浄もしくは交換のみでメンテナンスが完了できる。
このように、上述した本実施形態によれば、圧力を測定する水位計10と、水位計10を囲う保護カバー20と、を備え、保護カバー20は、保護カバー20の外部の圧力を保護カバー20の内部に伝達する圧力伝達部21を備える、という構成を採用することによって、腐食性流体に対応でき、また、付着物の除去が容易な保護カバー付き水位計1が得られる。
また、本実施形態においては、保護カバー20の内部は、非圧縮性流体101で満たされているので、水位計10の感度の低下を抑制することができる。
また、本実施形態においては、保護カバー20は、水位計10を囲うケース30を備え、圧力伝達部21は、ケース30よりも柔らかいダイヤフラムによって形成されている。この構成によれば、硬いケース30によって、保護カバー20の外部を浮遊する異物などから水位計10を保護しつつ、柔らかいダイヤフラムを介して外部の圧力を内部に伝達することができる。
また、本実施形態においては、ケース30は、樹脂製であるため、保護カバー20のコストの大幅な低減が可能になる。また、胴部31に規格品の塩ビパイプ、第2閉塞部33に規格品の塩ビフランジを使用して追加工して対応することで更にコスト低減を図ることができる。
また、本実施形態においては、ケース30は、水位計10を囲う筒状の胴部31と、胴部31の一端を閉塞すると共に、水位計10に接続されたケーブル13を通す第1閉塞部32と、胴部31の他端を閉塞すると共に、圧力伝達部21が設けられた第2閉塞部33と、を備えている。この構成によれば、ケーブル13を通す部分と、圧力伝達部21を設ける部分とが胴部31の一端と他端で逆側に位置するため、両者が干渉することなく、配置及び組立てが容易になる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図2は、第2実施形態に係る保護カバー付き水位計1の構成図である。
図2に示す保護カバー付き水位計1は、ベローズによって形成された圧力伝達部21を備えている。
圧力伝達部21は、樹脂ベローズから形成されている。なお、圧力伝達部21は、耐食性を有する金属ベローズから形成されていてもよい。圧力伝達部21は、胴部31の下端を閉塞するように取り付けられている。つまり、圧力伝達部21が、胴部31の下端を閉塞する第2閉塞部33となっている。
圧力伝達部21が保護カバー20の外部(腐食性流体100)の圧力を受け、例えば保護カバー20の内部に向かって縮むと、非圧縮性流体101が圧縮され、保護カバー20の内部の圧力が上昇する。これにより、水位計10は、保護カバー20の中で、保護カバー20の外部の圧力を測定することができる。
このような第2実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様に、水位計10は、水またシリコンオイル等の金属を腐食させない非圧縮性流体101にのみ接液し、保護カバー20の外部の圧力は、圧力伝達部21を介して伝わる。そのため、水位計10は、腐食の影響や生物付着の影響を受けない。したがって、腐食性流体に対応でき、また、付着物の除去が容易になる。
[実施例]
次に、本発明の一実施例について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図3は、一実施例に係る保護カバー付き水位計1の正面図である。図4は、一実施例に係る保護カバー付き水位計1の断面構成図である。
図4に示すように、保護カバー付き水位計1は、ダイヤフラムから形成された圧力伝達部21を備えている。つまり、この保護カバー付き水位計1は、上述した第1実施形態の保護カバー付き水位計1の一実施例である。
図4に示すように、第1閉塞部32は、胴部31に螺合している。胴部31の上端の内壁面には、雌ネジ31aが形成されている。第1閉塞部32には、雌ネジ31aに螺合する雄ネジ32bが形成されている。雄ネジ32bの上側には、胴部31の内壁面に密着し、第1閉塞部32と胴部31との隙間をシールするシールリング40が配置されている。
第1閉塞部32の挿通孔32aには、防水コネクタ14が接続されている。ケーブル13は、挿通孔32aに接続された防水コネクタ14を介して、保護カバー20の外部に引き出されている。
第2閉塞部33は、フランジ部34にボルト止めされている。フランジ部34は、胴部31とは別部品であり、胴部31の下端に嵌合する筒状の嵌合部34aを備えている。嵌合部34aの外周には、補強リブ34bが設けられている。補強リブ34bは、図3に示すように、嵌合部34aの周方向に間隔をあけて複数設けられている。
第2閉塞部33とフランジ部34は、第1固定部50と、第2固定部60の2種類の固定部によって固定されている。第1固定部50は、図4に示すように、小径のボルト51及びナット52によって構成されている。第1固定部50は、圧力伝達部21の位置決めも兼ねている。第2固定部60は、図3に示すように、第1固定部50よりも大径のボルト61及びナット62によって構成されている。
図5は、一実施例に係る第2閉塞部33の平面図である。
図5に示すように、第2閉塞部33には、第2固定部60のボルト61が挿通する挿通孔35が形成されている。挿通孔35は、第2閉塞部33の外周縁において、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
第2閉塞部33において挿通孔35よりも径方向内側には、圧力伝達部21を配置する第1溝36が形成されている。第1溝36には、多重の環状溝36aが形成され、それぞれの環状溝36aには、シールリング41が配置されている。シールリング41は、図4に示すように、第2閉塞部33とフランジ部34との締結固定によって、圧力伝達部21に密着し、第2閉塞部33とフランジ部34との隙間をシールする。
図5に戻り、第1溝36の外周には、位置決め溝36bが形成されている。位置決め溝36bは、挿通孔35の間に配置されると共に、開口部33aを中心とする対角線上に一対で形成されている。位置決め溝36bは、第1溝36の外周から径方向外側に向かって延出した略半円形状を有している。
位置決め溝36bには、圧力伝達部21に設けられた位置決め部21aが配置される。また、位置決め溝36bには、第1固定部50のボルト51が配置される位置決め孔38が形成されている。ボルト51は、位置決め溝36bにおいて、圧力伝達部21の位置決め部21aに設けられた図示しない貫通孔を通過する。これにより、圧力伝達部21が位置決めされる。
第2閉塞部33において環状溝36aよりも径方向内側には、第2溝37が形成されている。第2溝37は、図4に示すように、環状溝36aよりも深く形成され、圧力伝達部21の下方への変位を許容する空間を形成している。第2溝37の底面には、開口部33aが形成されており、外部の腐食性流体100が流入する。
開口部33aには、雌ネジが形成されており、保護キャップ70が取り付けられている。保護キャップ70は、開口部33aに螺合する雄ネジ71と、雄ネジ71の内側に形成され、第2溝37に連通する連通孔72と、連通孔72に連通する複数の小孔73と、を有している。外部の腐食性流体100は、複数の小孔73、連通孔72を介して、第2溝37内に流入する。
保護キャップ70は、第2閉塞部33に取り付けられ、圧力伝達部21を保護している。対して、水位計10には、上述した保護キャップ12(図1、図2参照)が取り付けられておらず、代わりに、胴部31との衝突を回避するスペーサ80が取り付けられている。
水位計10の下端には、雌ネジ15aが形成された取付部15が設けられている。スペーサ80は、取付部15の雌ネジ15aに螺合する雄ネジ81を備えている。なお、取付部15には、保護キャップ70が取り付け可能である。つまり、保護キャップ70は、上述した保護キャップ12と同じように水位計10に取り付けることができる。これにより、保護キャップ12、70の作り分けが不要となり、管理が楽になる。
図6は、一実施例に係るスペーサ80の底面図である。
図6に示すように、スペーサ80の中央部には、圧力測定部11を露出させる開口部82が形成されている。スペーサ80は、略円板状に形成され、その外周は、胴部31の内壁面に近接している。
スペーサ80の外周縁には、非圧縮性流体101を上下に通過させる溝83が形成されている。溝83は、スペーサ80の外周縁において、周方向に間隔をあけて複数形成されている。なお、スペーサ80には、溝83の代わりに、複数の孔が形成されていても構わない。
上記構成の一実施例によれば、図4に示すように、上述した実施形態と同様に、水位計10は、水またシリコンオイル等の金属を腐食させない非圧縮性流体101にのみ接液し、保護カバー20の外部の圧力は、圧力伝達部21を介して伝わる。そのため、水位計10は、腐食の影響や生物付着の影響を受けない。したがって、腐食性流体に対応でき、また、付着物の除去が容易になる。
また、図4に示すように、第2閉塞部33には、圧力伝達部21を保護する保護キャップ70が取り付けられている。このため、圧力伝達部21が外部の浮遊物と接触して破けたり、損傷したりすることを予防できる。
また、水位計10には、胴部31との衝突を回避するスペーサ80が取り付けられている。このため、保護カバー付き水位計1が波などで大きく揺れても、保護カバー20の内部で水位計10が胴部31と衝突して損傷したりすることを予防できる。
また、スペーサ80には、図4及び図6に示すように、非圧縮性流体101を通過させる溝83が形成されている。このため、スペーサ80に設置によって、保護カバー20の内部の非圧縮性流体101の流れを阻害しないようにすることができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、保護カバー20が、ケース30及び圧力伝達部21(ダイヤフラムないしベローズ)によって形成された構成について説明したが、この構成に限定されるものではない。
例えば、硬いケース30が無く、保護カバー20全体が、ゴムやエラストマーなどの柔軟な材料で構成され、水位計10を囲う構成であっても構わない。つまり、保護カバー20全体が、圧力伝達部21であっても構わない。
また、保護カバー20が柔軟な材料で構成され、圧力測定部11に密着するのであれば、保護カバー20の内部を非圧縮性流体101で満たさなくても構わない。
また、例えば、ケース30は、樹脂製でなく、金属製であっても構わない。
1 保護カバー付き水位計
10 水位計
13 ケーブル
20 保護カバー
21 圧力伝達部
30 ケース
31 胴部
32 第1閉塞部
33 第2閉塞部
70 保護キャップ
80 スペーサ
83 溝
101 非圧縮性流体

Claims (9)

  1. 圧力を測定する第1ダイヤフラムと、前記第1ダイヤフラムが設けられた筐体とを備える水位計と、
    前記水位計の前記筐体外側から囲う交換可能な保護カバーと、を備え、
    前記保護カバーは、
    前記水位計を囲う筒状の胴部と、
    前記胴部の第1端を閉塞する第1閉塞部と、
    前記胴部の第2端に設けられたフランジ部と、
    前記フランジ部に対面し、前記胴部の前記第2端を閉塞する第2閉塞部と、
    前記保護カバーの外部の圧力を前記保護カバーの内部に伝達する交換可能な第2ダイヤフラムと、
    を備え、
    前記第2ダイヤフラムは、前記フランジ部と前記第2閉塞部とに挟まれており、
    前記第2閉塞部の中央部には、前記第2ダイヤフラムを露出させる開口部が形成されており、
    前記フランジ部は、前記第2閉塞部と別部材であり、前記フランジ部と前記第2閉塞部との間に前記第2ダイヤフラムを挟んだ状態で、複数の固定部を用いて前記第2閉塞部に固定される、
    保護カバー付き水位計。
  2. 前記保護カバーの内部は、非圧縮性流体で満たされている、ことを特徴とする請求項1に記載の保護カバー付き水位計。
  3. 前記保護カバーは、前記水位計の前記筐体外側から囲うケースを備え、
    前記第2ダイヤフラムは、前記ケースよりも柔らかいダイヤフラムないしベローズによって形成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の保護カバー付き水位計。
  4. 前記ケースは、樹脂製である、ことを特徴とする請求項3に記載の保護カバー付き水位計。
  5. 前記ケースは、
    前記胴部と、
    前記水位計に接続されたケーブルを通す前記第1閉塞部と、
    前記第2ダイヤフラムが設けられた前記第2閉塞部と、を備える、ことを特徴とする請求項3または4に記載の保護カバー付き水位計。
  6. 前記第2閉塞部には、前記第2ダイヤフラムを保護する保護キャップが取り付けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の保護カバー付き水位計。
  7. 前記水位計には、前記胴部との衝突を回避するスペーサが取り付けられている、ことを特徴とする請求項5または6に記載の保護カバー付き水位計。
  8. 前記スペーサの外周は、前記胴部の内壁面に近接しており、前記スペーサには、流体を通過させる溝ないし孔が形成されている、ことを特徴とする請求項7に記載の保護カバー付き水位計。
  9. 前記第2閉塞部は、複数の環状溝を備え、それぞれの環状溝に配置されたシールリングが、前記第2閉塞部と前記フランジ部との前記固定部を用いた固定により、前記第2ダイヤフラムに密着し、前記第2閉塞部と前記フランジ部との隙間をシールする、
    請求項1に記載の保護カバー付き水位計。
JP2020002669A 2020-01-10 2020-01-10 保護カバー付き水位計 Active JP7192804B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002669A JP7192804B2 (ja) 2020-01-10 2020-01-10 保護カバー付き水位計
EP20216551.0A EP3848681B1 (en) 2020-01-10 2020-12-22 Level indicator with protective cover
US17/139,416 US11493376B2 (en) 2020-01-10 2020-12-31 Level indicator with protective cover
CN202110023608.6A CN113108863B (zh) 2020-01-10 2021-01-08 带防护罩的液位指示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002669A JP7192804B2 (ja) 2020-01-10 2020-01-10 保護カバー付き水位計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021110634A JP2021110634A (ja) 2021-08-02
JP7192804B2 true JP7192804B2 (ja) 2022-12-20

Family

ID=73856846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020002669A Active JP7192804B2 (ja) 2020-01-10 2020-01-10 保護カバー付き水位計

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11493376B2 (ja)
EP (1) EP3848681B1 (ja)
JP (1) JP7192804B2 (ja)
CN (1) CN113108863B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113276438B (zh) * 2021-07-20 2021-10-01 深之蓝海洋科技股份有限公司 一种液位检测传感器组件及其制作方法以及一种水下设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000097748A (ja) 1998-09-24 2000-04-07 Ebara Corp 静電容量型投込圧力式水位計
JP2001208593A (ja) 2000-01-26 2001-08-03 Hitachi Ltd 汚水用投込式水位計
JP3111715U (ja) 2005-04-20 2005-07-28 株式会社共和電業 耐寒性水位計
CN1877266A (zh) 2006-06-30 2006-12-13 中国科学院合肥物质科学研究院 一种密封油罐液位变送器
JP2019039682A (ja) 2017-08-22 2019-03-14 横河電機株式会社 センサ

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB845137A (en) * 1958-01-14 1960-08-17 Duke & Ockenden Ltd Liquid level indicators
FR1288116A (fr) * 1961-02-06 1962-03-24 Indicateur de niveau pour capacités contenant des liquides
US3244004A (en) * 1964-06-12 1966-04-05 Cities Service Oil Co Liquid level control apparatus
JPS5617720B2 (ja) * 1972-12-25 1981-04-23
JPH0820301B2 (ja) 1988-09-27 1996-03-04 松下電器産業株式会社 圧力センサ
US5063778A (en) * 1990-07-02 1991-11-12 Jorritsma Johannes N Apparatus for measuring the level of a liquid in a wetwell
JP2523005Y2 (ja) 1991-06-24 1997-01-22 株式会社フクハラ レベル検出装置
JPH10185650A (ja) 1996-12-20 1998-07-14 Sumitomo Chem Co Ltd 気体吸収体の気体吸収量測定方法およびその装置
KR100240260B1 (ko) * 1997-11-11 2000-01-15 목도균 광학식 액위 감지 장치
JP2000146671A (ja) * 1998-11-05 2000-05-26 Toshiba Corp 投込式液位伝送器
FR2824636B1 (fr) * 2001-05-10 2003-09-05 Schlumberger Services Petrol Capteur de pression microelectronique a resonateur supportant des pressions elevees
JP2006170650A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Kawamoto Densan Kk 圧力センサおよび圧力式水位計
JP2008096303A (ja) 2006-10-12 2008-04-24 Yokogawa Electric Corp 投込式水位計
US7634944B2 (en) * 2007-05-01 2009-12-22 Hewitt John T Liquid level sensor
KR101041619B1 (ko) * 2010-03-10 2011-06-15 한국생산기술연구원 이득 조정이 용이한 압력 감지장치 및 그 제조방법
KR101020073B1 (ko) * 2010-07-14 2011-03-11 청정테크주식회사 로드셀을 이용한 수위 측정기
JP2014077646A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Sensez Corp 水位センサ
CN104330197A (zh) * 2014-10-16 2015-02-04 宝鸡百事得控制技术有限公司 高耐压防过载压力变送器
CN104329077A (zh) * 2014-11-12 2015-02-04 中国石油天然气股份有限公司 一种水源井抗扰动液位监测仪
KR101571553B1 (ko) * 2015-03-05 2015-11-24 주식회사 코스테크 선박용 식수탱크의 레벨 게이지
JP6672834B2 (ja) * 2016-01-26 2020-03-25 株式会社ノーリツ 水位検知装置
JP6776143B2 (ja) * 2017-02-03 2020-10-28 横河電機株式会社 水位計測システム
DE202017105352U1 (de) * 2017-09-05 2017-09-19 Endress+Hauser Gmbh+Co. Kg Druckmessaufnehmer zur hydrostatischen Füllstands- oder Pegelmessung
CN208059974U (zh) * 2018-04-16 2018-11-06 中国地震局地壳应力研究所 一种防水垢防锈蚀薄膜型水压传感器保护头结构
CN108534864A (zh) * 2018-04-16 2018-09-14 中国地震局地壳应力研究所 一种防水垢防锈蚀薄膜型水压传感器保护头结构及其方法
JP2020008306A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 株式会社不二工機 圧力検出ユニット及びこれを用いた圧力センサ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000097748A (ja) 1998-09-24 2000-04-07 Ebara Corp 静電容量型投込圧力式水位計
JP2001208593A (ja) 2000-01-26 2001-08-03 Hitachi Ltd 汚水用投込式水位計
JP3111715U (ja) 2005-04-20 2005-07-28 株式会社共和電業 耐寒性水位計
CN1877266A (zh) 2006-06-30 2006-12-13 中国科学院合肥物质科学研究院 一种密封油罐液位变送器
JP2019039682A (ja) 2017-08-22 2019-03-14 横河電機株式会社 センサ

Also Published As

Publication number Publication date
EP3848681B1 (en) 2023-11-22
CN113108863B (zh) 2024-06-07
US11493376B2 (en) 2022-11-08
CN113108863A (zh) 2021-07-13
JP2021110634A (ja) 2021-08-02
US20210215526A1 (en) 2021-07-15
EP3848681A1 (en) 2021-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5957092B2 (ja) 海中用圧力センサモジュール
JP7192804B2 (ja) 保護カバー付き水位計
US8997848B2 (en) Pressure balanced ultrasonic flowmeter
US10612216B2 (en) Apparatus and method to mount sensors below a main valve of a fire hydrant
EP2759808B1 (en) Ultrasonic flow meter
EP3798583B1 (en) Transducer support mounting for an ultrasonic flow meter and ultrasonic flow meter
TW201706177A (zh) 船舶之船體安裝電子裝置
US9778128B2 (en) Pressure sensor
KR102673496B1 (ko) 물리량 측정 장치
US10788350B2 (en) Submersible level sensing with transducer and jacketed cable
EP2894092B1 (en) Apparatus for treating ballast water with ultraviolet rays, having square cross-section
JP2006170650A (ja) 圧力センサおよび圧力式水位計
CN104215385A (zh) 一种双膜片结构的水压变化测量的水下压力传感器
JPH08313379A (ja) 圧力センサ
EP2894091B1 (en) Apparatus for treating ballast water with ultraviolet rays, having double wiper structure
JP7172284B2 (ja) フィールド機器
CN109341660A (zh) 万向水平仪
CN210923671U (zh) 一种海洋检测仪器用模块化液路
CN113949974B (zh) 压力补偿式深海水听器及其使用方法
CN211855664U (zh) 一种热塑性压力表
KR200277528Y1 (ko) 부식방지형 다이야후렘 게이지가아드
JP3825775B2 (ja) マンホール内副管継手のスペーサ
EP4521103A1 (en) Conductivity sensor
JP2018068027A (ja) 水中モータ及び防水コネクタ
JP3512002B2 (ja) シール構造を有する水密装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220607

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221003

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221003

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20221020

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20221025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7192804

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150