JP7190736B2 - 弁装置 - Google Patents
弁装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7190736B2 JP7190736B2 JP2019011967A JP2019011967A JP7190736B2 JP 7190736 B2 JP7190736 B2 JP 7190736B2 JP 2019011967 A JP2019011967 A JP 2019011967A JP 2019011967 A JP2019011967 A JP 2019011967A JP 7190736 B2 JP7190736 B2 JP 7190736B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- orifice
- diaphragm
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
冷媒が通過する圧力検出室と、ガスが封入された圧力作動室とを内部に備えたケースと、
前記ケース内において、前記圧力検出室と前記圧力作動室とを仕切る可撓性のダイアフラムと、
弁体を備え、前記ダイアフラムの変位に応じて移動する弁棒と、
前記冷媒が通過するオリフィス部を備え、前記ケースに接合された弁本体と、
前記弁体を前記オリフィス部に向かって付勢する付勢部材と、を有し、
前記オリフィス部に前記弁体が接近することにより、前記オリフィス部の開口制限がなされ、
前記弁棒は、前記オリフィス部内に挿通され、一端に塑性変形されている箇所を有する、ことを特徴とする。
本明細書において、弁体からダイアフラムに向かう側を「上方」と定義し、ダイアフラムから弁体に向かう側を「下方」と定義する。
図1を参照して、第1の実施形態における弁装置としての定圧弁1の構成について説明する。図1は、本実施形態における定圧弁1を示す概略断面図である。
定圧弁1の組み立て工程について説明する。まず、金属製の板材をプレス加工することによって図1に示す形状に塑性変形させ、上蓋部材81と受け部材82を得る。次いで、上蓋部材81に上側開口81aをプレス打ち抜き加工などにより形成し、受け部材82に下側開口82cと側壁開口82dをプレス打ち抜き加工などにより形成する。プレス加工品を用いてケース8を形成することにより、コスト低減を図れる。
図1を参照して、定圧弁1の動作例について説明する。不図示のコンプレッサで加圧された冷媒(流体)は、コンデンサで液化され、流入管105を介して定圧弁1に送られる。定圧弁1から排出された冷媒はエバポレータに送り出され、エバポレータにて、その周囲を流れる空気と熱交換される。更にエバポレータを通過した冷媒は、コンプレッサ側へ戻される。このようにして、冷媒循環システム内を冷媒が循環する。
次に、図3を参照して、第1の実施形態の変形例1-1について説明する。図3(a)は、製造工程中における本変形例1-1の弁本体下部付近を拡大して示す断面図であり、図3(b)は、製造工程後における本変形例1-1の弁本体下部付近を拡大して示す断面図である。
次に、図4を参照して、第1の実施形態の変形例1-2について説明する。図4は、本変形例1-2の弁本体付近を拡大して示す断面図である。本変形例1-2においては、ストッパ部材6Bは、係止開口61cを中央に備えた円板61Bと、弁棒である円筒軸62Bとから形成される。係止開口61cは内周下部が縮径されてなり、これにより係止開口61c内に段部61dが形成される。
次に、図5を参照して、第1の実施形態の変形例1-3について説明する。図5(a)は、本変形例1-3の弁本体付近を拡大して示す断面図であり、図5(b)は、図5(a)のA-A線における断面を上面視した図である。
次に、図6を参照して、第2の実施形態における弁装置である膨張弁201の概要について説明する。図6は、本実施形態における膨張弁201を、冷媒循環システム100に適用した例を模式的に示す概略断面図である。本実施例では、膨張弁201は、コンプレッサ101と、コンデンサ102と、エバポレータ103とに流体接続されている。
図6を参照して、膨張弁201の動作例について説明する。コンプレッサ101で加圧された冷媒は、コンデンサ102で液化され、膨張弁201に送られる。また、膨張弁201で断熱膨張された冷媒はエバポレータ103に送り出され、エバポレータ103で、エバポレータの周囲を流れる空気と熱交換される。エバポレータ103から戻る冷媒は、膨張弁201(より具体的には、戻り流路223)を通ってコンプレッサ101側へ戻される。
次に、図8を参照して、第2の実施形態の変形例2-1における弁装置である膨張弁201Aについて説明する。図8は、冷凍サイクル100Aに適用される変形例2-1における膨張弁201Aの概略断面図である。
2、202、202A :弁本体
62c、203 :弁体
62、62A、62B、62C :円筒軸
204 :付勢装置
205 :作動棒
6、6B、284,284A :ストッパ部材
7、283 :ダイアフラム
8 :ケース
20e :オリフィス部
3、241,241A :コイルばね
242 :弁体サポート
243 :ばね受け部材
282 :上蓋部材
286 :受け部材
100 :冷媒循環システム
101 :コンプレッサ
102 :コンデンサ
103 :エバポレータ
Claims (8)
- 冷媒が通過する圧力検出室と、ガスが封入された圧力作動室とを内部に備えたケースと、
前記ケース内において、前記圧力検出室と前記圧力作動室とを仕切る可撓性のダイアフラムと、
弁体を備え、前記ダイアフラムの変位に応じて移動する弁棒と、
前記冷媒が通過するオリフィス部を備え、前記ケースに接合された弁本体と、
前記弁体を前記オリフィス部に向かって付勢する付勢部材と、を有し、
前記オリフィス部に前記弁体が接近することにより、前記オリフィス部の開口制限がなされ、
前記弁棒は、前記オリフィス部内に挿通され、一端に塑性変形されている箇所を有する、
ことを特徴とする弁装置。 - 前記弁体は、前記弁棒の一端を所定形状に塑性変形することによって形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。 - 前記弁体は、前記弁棒とは別体で形成され、前記弁棒の一端を塑性変形することによって前記弁棒に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。 - 前記弁棒は、前記ダイアフラムに当接するストッパ部材に対し、前記弁棒の一端を塑性変形することによって取り付けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。 - 前記弁体は、前記弁棒の他端に形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の弁装置。 - 前記オリフィス部は円形の開口を有し、前記弁体は、円錐状又は多角錐状を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の弁装置。 - 前記付勢部材は、前記弁本体と前記ケースとの間に配置されている、
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の弁装置。 - 前記付勢部材は、前記弁本体内に配置されている、
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019011967A JP7190736B2 (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019011967A JP7190736B2 (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020118272A JP2020118272A (ja) | 2020-08-06 |
JP7190736B2 true JP7190736B2 (ja) | 2022-12-16 |
Family
ID=71890369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019011967A Active JP7190736B2 (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7190736B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6863934B2 (ja) * | 2018-07-10 | 2021-04-21 | 株式会社鷺宮製作所 | 温度感応型制御弁 |
JP7418015B2 (ja) * | 2021-09-06 | 2024-01-19 | 株式会社不二工機 | パワーエレメントの製造方法、パワーエレメント及びそれを用いた膨張弁 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011133157A (ja) | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Fuji Koki Corp | 膨張弁 |
JP5452753B1 (ja) | 2013-05-27 | 2014-03-26 | 鈴野化成株式会社 | カートリッジ式化粧料容器 |
JP6338780B2 (ja) | 2014-12-16 | 2018-06-06 | サン−ゴバン グラス フランスSaint−Gobain Glass France | 電気的に加熱可能なアンテナ板材およびその製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5452753U (ja) * | 1977-09-20 | 1979-04-12 | ||
JPS6338780A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-19 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動車用液圧ブレ−キ装置のチエツクバルブの製造方法 |
JPH1137335A (ja) * | 1997-07-17 | 1999-02-12 | Denso Corp | 流量制御弁 |
KR101572574B1 (ko) * | 2010-08-12 | 2015-12-01 | 한온시스템 주식회사 | 팽창밸브 및 이를 구비한 차량용 공조장치 |
-
2019
- 2019-01-28 JP JP2019011967A patent/JP7190736B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011133157A (ja) | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Fuji Koki Corp | 膨張弁 |
JP5452753B1 (ja) | 2013-05-27 | 2014-03-26 | 鈴野化成株式会社 | カートリッジ式化粧料容器 |
JP6338780B2 (ja) | 2014-12-16 | 2018-06-06 | サン−ゴバン グラス フランスSaint−Gobain Glass France | 電気的に加熱可能なアンテナ板材およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020118272A (ja) | 2020-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7190736B2 (ja) | 弁装置 | |
JP7624762B2 (ja) | パワーエレメント及びこれを用いた膨張弁 | |
JP7209343B2 (ja) | 定圧弁 | |
JP7182283B2 (ja) | パワーエレメント及びこれを用いた膨張弁 | |
JP7366401B2 (ja) | パワーエレメント及びこれを用いた膨張弁 | |
JP7217504B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP7165972B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP7266283B2 (ja) | 弁装置 | |
JP7390699B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP7403168B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP7253786B2 (ja) | 弁装置 | |
JP7403148B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP7373857B2 (ja) | パワーエレメント及びそれを用いた膨張弁 | |
JP2024068727A (ja) | 膨張弁 | |
JP7246075B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP7357338B2 (ja) | パワーエレメント及びこれを用いた膨張弁 | |
JP7349706B2 (ja) | パワーエレメント及びこれを用いた膨張弁 | |
JP2024113354A (ja) | 膨張弁 | |
JP7619624B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP2025011916A (ja) | 膨張弁 | |
JP2025034633A (ja) | 膨張弁 | |
JP2022021827A (ja) | 膨張弁 | |
JP2005300000A (ja) | 配管付き膨張弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221027 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7190736 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |