JP7185754B2 - セグメントの継手構造 - Google Patents
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Description
すなわち、特許文献1-3では、トンネル掘削機によって切削させる切削用セグメントを、プラスチック発泡体を無機繊維で補強した複数の複合材を積層させることによって形成することで、コンクリートによって形成するよりも切削し易くしている。
すなわち、トンネル1の内部に配置されたトンネル掘削機のカッタビットでセグメントを切削して、新たに分岐トンネルを構築することがある。ここで、切削をしないセグメントを一般部セグメント11とし、切削するセグメントを切削用セグメント2とする。
このFRP層32及び端面補強層33は、ポリエステル樹脂又はエポキシ樹脂等の樹脂をマット又はクロス等の繊維材料で補強した部材である。補強用の繊維材料としては、ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維などが使用される。
この凹溝41には、一部が切削用セグメント3の内部に埋設される連結板部42の側縁が突出されている。この連結板部42は、FRP層32と同様な材料によって形成され、埋設箇所は複合材31,31間に積層されて樹脂系接着剤によって本体部に接合されている。
この突起部421は、連結板部42の側縁を略直角に折り曲げ加工することによって形成することができる。また、突起部421は、凹溝内41内に収まっており、切削用セグメント3の端面から突出する箇所にはならない。
なお、実施例1のこの他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるため説明を省略する。
この凹溝51には、一部が切削用セグメント3Aの内部に埋設される連結板部52の側縁が突出されている。この連結板部52は、FRP層32と同様な材料によって形成され、埋設箇所は複合材31,31間に積層されて樹脂系接着剤によって本体部に接合されている。
この突起部521は、連結板部52の側縁に沿って断面視長方形のリブ状に設けることができる。また、突起部521は、端面補強層33と面一となるように設けられており、切削用セグメント3Aの端面から突出する箇所にはならない。
このため、切削用セグメント3A,3A間での曲げモーメントによる回転がさらに起き難くなって、切削用セグメント3A,3A間で面接触によって周方向Rの応力伝達を行わせることができる。
なお、実施例2のこの他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるため説明を省略する。
この凹溝61には、内壁面に沿って断面視U字状の外殻連結部62が設けられる。この外殻連結部62の内側には、切削用セグメント3Bの端面側が狭隘部となる括れ内空部621が形成される。ここで、外殻連結部62は、FRP層32と同様な材料によって形成されて樹脂系接着剤によって凹溝61の内壁面に接合されている。
この嵌合連結材63は、一対の外殻連結部62,62に密着するように挿入されるので、高い連結強度が発揮されて、切削用セグメント3B,3B間で確実に周方向Rの応力伝達を行わせることができる。
なお、実施例3のこの他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるため説明を省略する。
この突起部721A,721は、連結板部72A,72の側縁を略直角に折り曲げ加工することによって形成することができる。また、突起部721A,721は、端面補強層33と面一となるように設けられており、切削用セグメント3Cの端面から突出する箇所にはならない。さらに、突起部721A,721の溝内側の面にはナット722A,722がそれぞれ接合される。
このような構成であっても、高い止水性と切削用セグメント3C,3C間での応力伝達機能を確保することができる。また、ボルト接合であれば、一般部セグメント11などに使用される鋼製セグメントと同様の接続作業で実施することができる。
なお、実施例4のこの他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるため説明を省略する。
この凹条部821は、凸条部811と嵌合する形状に形成される。凹型補強層82は、FRP層32と同様な材料によって形成される。すなわち、複合材31及びFRP層32を凹条部821の形状に合わせた長さに調整して、これらの端部を凹型補強層82でキャップのように覆うことで、高い精度の平滑面に仕上げる。
なお、実施例5のこの他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるため説明を省略する。
Z トンネル軸方向
D 厚さ方向
1 トンネル
10 外殻
10a 内周面
2 切削用セグメント(セグメント)
21 端面
3 切削用セグメント(セグメント)
31 複合材
41 凹溝
42 連結板部
421 突起部
44 嵌合条材
46 充填材
3A 切削用セグメント(セグメント)
51 凹溝
52 連結板部
521 突起部
54 嵌合条材
56 充填材
3B 切削用セグメント(セグメント)
61 凹溝
62 外殻連結部
621 括れ内空部
63 嵌合連結材
3C 切削用セグメント(セグメント)
71 凹溝
71A 切欠き溝
72,72A 連結板部
721,721A 突起部
76 充填材
3D 切削用セグメント(セグメント)
81 凸型補強層
811 凸条部
82 凹型補強層
821 凹条部
84 内面補強材
Claims (1)
- トンネルの外殻を形成するセグメントの周方向の端面同士を連結させるセグメントの継手構造であって、
前記セグメントは、プラスチックを無機繊維で補強した板状の複合材を複数枚接合して形成されており、
前記セグメントの一方の周方向の端面は、前記セグメントの厚さ方向の略中央に前記周方向に突出してトンネル軸方向に延びる凸条部が形成された凸型補強層によって覆われているとともに、
前記セグメントの他方の周方向の端面は、前記セグメントの厚さ方向の略中央に前記凸条部と嵌合する形状の凹条部が形成された凹型補強層によって覆われていて、
前記凸型補強層及び前記凹型補強層は、繊維補強樹脂によって形成されており、
隣接して配置された前記セグメントの端面間では、前記凸型補強層に覆われた前記凸条部と前記凹型補強層に覆われた前記凹条部とが嵌合されているとともに、前記隣接して配置されたセグメントの内周面間に跨って内面補強材が配置されていることを特徴とするセグメントの継手構造。
Priority Applications (1)
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JP2021209300A JP7185754B2 (ja) | 2017-12-01 | 2021-12-23 | セグメントの継手構造 |
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JP2017231398A JP7076198B2 (ja) | 2017-12-01 | 2017-12-01 | セグメントの継手構造 |
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ID=87853061
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Citations (3)
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JP2004084375A (ja) | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Sekisui Chem Co Ltd | シールド用セグメント |
JP2007182696A (ja) | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Taisei Corp | 再接合セグメント及び連結トンネルの構築方法 |
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2021
- 2021-12-23 JP JP2021209300A patent/JP7185754B2/ja active Active
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