JP7185455B2 - 情報秘匿ラベル - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、貼り付けられた物品の真正性を表示するシート状非接触データキャリアであって、貼付された状態から不正に剥がされるのを一層抑止することが可能なシート状非接触データキャリアが記載されている。
特許文献1に記載のシート状非接触データキャリアは、基材層を外縁から剥がし進めたとき基材層の剥がれを遮断させる切れ目を有している。このため、シート状非接触データキャリアの全体を物品からきれいに剥がすことは難しい。したがって、シート状非接触データキャリアを他の物品に貼り替えて転用することも難しい。
しかし、物品の真正性を証明する情報は非接触読み取りが可能なICチップに保存されているため、真正性を証明するデータを知る権利を有しない第三者が、シート状非接触データキャリアを剥がすことなく、真正性を証明するデータを不正に取得することも可能である。
もし、第三者がシート状非接触データキャリアからデータを不正に読取ったことが分かれば、例えば、真正性の認証用のデータベースにおいて、読み取られたデータを無効にする、といった対策が考えられる。
しかし、特許文献1のシート状非接触データキャリアの場合には、データが読み取られても、シート状非接触データキャリアには何の痕跡も残らないので、上述の対策を取ることができないという問題がある。
本発明の第1の実施形態の情報秘匿ラベルについて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の情報秘匿ラベルの一例を示す模式的な平面図である。図2は、図1におけるA-A断面図である。図3は、本発明の第1の実施形態の情報秘匿ラベルにおける除去片部と、除去片部が除去されたラベル本体と、を示す模式的な平面図である。図4は、図3におけるB-B断面図である。図5は、図3におけるC部の拡大図である。図6は、図3におけるD部の拡大図である。
ラベル1は、物品に貼り付けて用いられる。ラベル1が貼り付けられる物品の種類は、特に限定されない。
図1には、ラベル1が貼り付け時の最表面が描かれている。ラベル1は、物品に関連づけられた情報をコードマークMの形態で内部に保持している。ラベル1の最表面には、上紙2(被覆体、第2シート)が配置されている。上紙2は、コードマークMを読み取り不能に覆っている。
本実施形態では、コードマークMは、後述する下紙3上に印刷で形成されている。
上紙2は、易破断線部2hに沿って破断可能である。本実施形態では、易破断線部2hは、平面視ボトル状の破断経路に沿って、破断可能である。易破断線部2hの破断経路は、ラベル1の外形の第1辺S1(図示下側の辺)の中央寄りの点Pから内側に延び、第1辺S1、第2辺S2(図示左側の辺)、第3辺S3(図示上側の辺)、第4辺S4(図示右側の辺)、および第1辺S1の外形に沿って上紙2の内側を周回し、第1辺S1の中央寄りであって点Pよりも第4辺S4寄りの点Qに到るボトル状である。
易破断線部2hが破断経路に沿ってすべて破断されると、上紙2は、破断経路の外側の非除去部2Aと、破断経路の内側の除去片部2Bと、に分離可能である。
ラベル1の未開封状態では、上紙2により後述する下紙3の表面が被覆されている。特に、本実施形態では、上紙2による被覆は、少なくとも平面視でコードマークMに重なる範囲では被覆解除可能である。上紙2が被覆する領域において、被覆解除可能な領域を「被覆領域」と称する。本実施形態では上紙2による被覆領域は、平面視にて破断経路の内側の領域である。すなわち被覆領域は、平面視にて除去片部2Bとなる範囲と重なる領域である。
ラベル1の読み取り可能状態では、被覆領域上の上紙2の破断部をめくることによって、被覆領域の少なくとも一部を被覆解除することが可能である。要するに、読み取り可能状態では上紙2は、被覆領域から除去されているか(完全開封状態)、除去されているに等しい状態(除去片部2Bが完全に除去されていなくても除去片部2BをめくればコードマークMの少なくとも一部が露出可能な状態)である。以下では、上紙2(除去片部2B)が被覆領域から除去されていると言う場合に、除去されているに等しい状態も含める。
完全開封状態では、除去片部2Bは、ラベル1から完全に除去可能である。
ミシン目J2は、曲線状または直線状の複数の切れ目からなる。ミシン目J2の各切れ目は、それぞれの長手方向において、各切れ目よりも短いミシン目隙間Nを空けて、長手方向に隣りあっている。ミシン目隙間Nの長さは、易破断線部2hが破断しやすくなるように、上紙2の破断強度に応じて適宜に設定されればよい。ミシン目隙間Nの長さは、場所によって異なっていてもよい(以下に説明するミシン目隙間Nも同様)。
ミシン目J2は、点Pから内側に延びて第2辺S2側に向かう経路と、点Qから内側に延びて第4辺S4側に向かう経路と、に形成されている。
図1に示すように、各ミシン目J2は、点P、Qから、それぞれの端点である点p、qに向かって拡幅している。各ミシン目J2の間において、点P、Qの近傍には、非除去部2Aのボトル形状のネック部に対応する開封用端部2Cが形成されている。
主切れ目Jcは、破断経路上に形成された直線状または曲線状の切れ目である。
分岐切れ目Ja、Jbは、主切れ目Jcの端部に接続する平面視V字状の切れ目である。分岐切れ目Jaは、破断経路に対しラベル1の外周側に延びる直線状の切れ目である。分岐切れ目Jbは、破断経路に対しラベル1の内周側に延びる直線状の切れ目である。
ミシン目J1の各切れ目は、主切れ目Jcの長手方向において、主切れ目Jcよりも短いミシン目隙間Nを空けて、長手方向に隣りあっている。ただし、ミシン目J1においては、破断経路に沿って、分岐切れ目Ja、Jbと、主切れ目Jcと、が交替に配列されている。
第2辺S2の近傍のミシン目J1の各切れ目においては、第1辺S1側に分岐切れ目Ja、Jbが配置されている。第2辺S2の近傍のミシン目J1において最も第1辺S1寄りの端部は、ミシン目J2において最も第2辺S2寄りの端点pとミシン目隙間Nを空けて隣り合っている。
第4辺S4の近傍のミシン目J1の各切れ目においては、第1辺S1側に分岐切れ目Ja、Jbが配置されている。第4辺S4の近傍のミシン目J1において最も第1辺S1寄りの端部は、ミシン目J2において最も第4辺S4寄りの端点qとミシン目隙間Nを空けて隣り合っている。
ミシン目J3は、第2辺S2寄りのミシン目J1および第4辺S4寄りのミシン目J1のそれぞれの最も第3辺S3寄りの端部との間で、第3辺S3に略平行に延びる破断経路上に形成されている。第2辺S2寄りのミシン目J1と対向するミシン目J3の端部と、第2辺S2寄りのミシン目J1と、の間には、ミシン目隙間Nが空けられている。同様に、第4辺S4寄りのミシン目J1と対向するミシン目J3の端部と、第4辺S4寄りのミシン目J1と、の間には、ミシン目隙間Nが空けられている。
例えば、コードマークMが表す情報は、物品に固有の情報であってもよいし、複数の物品からなる物品群に固有の情報でもよい。例えば、コードマークMが表す情報は、物品が正規の製造元によって製造され、正規の検査基準に合格した点で、真正性を有する物品であることを示す情報であることがより好ましい。例えば、コードマークMが表す情報は、物品が正規の販売ルートで販売された点で、真正性を有する物品であることを示す情報であってもよい。
コードマークMが表す情報は、目視によって読み取られた文字列によって直接的に表示されていてもよいし、目視によって読み取られた文字列をデータベースなどの解読手段を用いて解読することによって取得されてもよい。
例えば、コードマークMとしては、文字列以外の符号、記号、シンボルマーク、ロゴマーク、明暗パターン、配色パターン、画像パターンなどが用いられてもよい。コードマークMとしては、コード(規約)に基づいて解読可能な適宜のマークが用いられてよい。コードは公開されていてもよいし、非公開でもよい。
例えば、コードマークMは、QRコード(登録商標)パターン、バーコードパターンなどであってもよい。
ラベル1は、物品に貼り付けられるラベル本体1A(情報秘匿ラベル)と、後述する粘着材3aを保護する剥離紙6と、からなる。ラベル1は、保存形態または流通形態における情報秘匿ラベルであり、ラベル本体1Aは、使用状態における情報秘匿ラベルである。
図2では、ラベル本体1Aと剥離紙6との平面視の外形が一致している場合の例が描かれている。ただし、剥離紙6は、後述する粘着材3aを被覆することができる大きさであれば、ラベル本体1Aと剥離紙6とは、平面視の大きさが異なっていてもよい。例えば、剥離紙6の外形は、その少なくとも一部がラベル本体1Aの外形からはみ出すような形状であってもよい。例えば、ラベル本体1Aは、1枚の剥離紙6上に複数個貼り付けられていてもよい。
下紙3においては、剥離紙6から粘着材4に向かって、粘着材3a、脆性紙3b(脆性層)、およびアンカー層3cがこの順に積層している。
粘着材3aは、貼り付け対象の物品および後述する脆性紙3bから剥がれにくい貼り付け強度を有する。粘着材3aの材料としては、貼り付け対象および脆性紙3bの材質および物品の使用環境などに応じて適宜の材料を選択することができる。例えば、粘着材3aの材料としては、溶剤系粘着剤、エマルジョン系粘着剤、ホットメルト系粘着剤などが用いられてもよい。
脆性紙3bの材質としては、例えば、脆性合成紙(ポリプロピレン系フィルム)、上質紙(化学パルプ配合率が100%の洋紙)、再生紙(古紙を溶解し繊維状にし、再度すき直して作った紙)などが挙げられる。ここで、脆性合成紙とは、応力が加わった場合に変形を起こさないうちに、もしくは、わずかに変形しただけで破壊されてしまうような特性を有する合成紙である。
本実施形態では、脆性紙3bにおける粘着材3a側の表面には、全面的に粘着材3aが付着している。ただし、脆性紙3bが破壊される際に、脆性紙3bの一部が粘着材3aとともに、貼り付け対象上に残存することができれば、粘着材3aは、脆性紙3bの一部に積層していてもよい。
アンカー層3cおよびコードマーク印刷層5は、下紙3において粘着材3aと反対側の表面を構成している。
コードマーク印刷層5は、コードマークMを表示するように分布されたインクの硬化物からなる。ここで、コードマーク印刷層5は、コードマークMのポジ像(コードマークM自体の像)を形成していてもよいし、コードマークMのネガ像(コードマークM自体を囲む領域の像)を形成していてもよい。本実施形態では、一例として、コードマーク印刷層5は、コードマークMのポジ像を形成している。
コードマーク印刷層5は単色印刷で形成されてもよいし、多色印刷で形成されてもよい。コードマーク印刷層5が多色印刷で形成される場合には、例えば、コードマークMのポジ像と、ネガ像とが、それぞれ異なる色で印刷されていてもよい。
コードマーク印刷層5を形成する印刷方法は特に限定されない。例えば、コードマーク印刷層5は、インクジェット印刷、オフセット印刷、活版印刷などによって形成されてもよい。
アンカー層3cは、コードマーク印刷層5が安定的に付着するとともに、コードマーク印刷層5の硬化前のインクが脆性紙3bの内部に浸透、拡散することを防止する目的で設けられている。
アンカー層3cの材質は、コードマーク印刷層5を形成するインクの特性に応じて、適宜選択されればよい。例えば、コードマーク印刷層5がインクジェット印刷によって形成される場合には、アンカー層3cの材質としては、アクリル樹脂系アンカー、ポリエステル樹脂系アンカーなどが用いられてもよい。例えば、コードマーク印刷層5がオフセット印刷によって形成される場合には、アンカー層3cの材質としては、アクリル樹脂系アンカー、ポリエステル樹脂系アンカーなどが用いられてもよい。
ただし、アンカー層3cは、コードマークMが形成される領域のみに設けられてもよい。このように、アンカー層3cが粘着材4と積層しない場合には、アンカー層3cの材料として、後述する粘着材4との接着強度が低い材料が用いられてもよい。
また、コードマーク印刷層5が脆性紙3bの表面に安定的かつ鮮明に形成される場合には、アンカー層3cは形成されなくてもよい。
切れ目の形状および個数は特に限定されない。ただし、ラベル1の引き剥がし後の転用を防止するためには、切れ目は引き剥がし時に、下紙3の一部が貼り付け対象に残存するような破断パターンを誘導する形状であることがより好ましい。
切れ目C1は、下紙3の四隅の角部にそれぞれ形成されている。切れ目C1の平面視形状は、角部の外形線と平行な2直線からなるL字状である。切れ目C1の屈曲部は、角部の外形と同方向に向いている。切れ目C1は、平面視にて非除去部2Aと重なる範囲に形成されている。
図2に示すように、切れ目C1は、下紙3の厚さ方向に貫通している。
切れ目C2は、ラベル1の外形の第2辺S2の長手方向の中間部の近傍に形成されている。切れ目C2は、第2辺S2および第4辺S4からそれぞれ2本ずつ延びている。各切れ目C2の平面視形状は、第1辺S1および第3辺S3に平行な線分である。各切れ目C2は、平面視にて非除去部2Aと重なる範囲に形成されている。
特に図示しないが、切れ目C1と同様、切れ目C2も下紙3の厚さ方向に貫通している。
粘着材4の層厚がコードマーク印刷層5の層厚よりも厚い場合、コードマーク印刷層5と上紙2との間に空気層が形成される。このため、コードマーク印刷層5と上紙2とが密着している場合に比べて、上紙2の側からコードマークMがより読み取りにくくなる。
第1コート層2aの材料としては、粘着材4に対する接着強度および密着性が高い材料が用いられる。
第1コート層2aの材料としては、後述する基材2cへの吸湿によるカールを防止可能な材料が用いられることがより好ましい。ただし、後述する第2コート層2bによって必要な吸湿防止機能が得られる場合、または後述する基材2cに吸湿しにくい材料が用いられる場合には、第1コート層2aの材料としては吸湿機能が低い材料が用いられてもよい。
例えば、第1コート層2aの材料としては、ノンシリコーン、ノンワックスであればアクリル樹脂系ニスやポリエステル樹脂系ニスなどが用いられてもよい。
第1コート層2aの層厚としては、1μm以上10μm以下であることがより好ましく、1μm以上5μm以下であることがさらに好ましい。
第2コート層2bは粘着材4と接触しない。このため、第1コート層2aおよび基材2cと強固に積層できれば、粘着材4に対する接着強度は第1コート層2aより低くてもよい。
第2コート層2bは、第1コート層2aに対する下地層としても機能も有する。したがって、第2コート層2bの材料としては、基材2cの表面平滑性を向上可能な材料が用いられることがより好ましい。
例えば、第2コート層2bの材料としては、第1コート層2aに好適として例示された材料群から選ばれてもよい。
第2コート層2bの層厚としては、1μm以上10μm以下であることがより好ましく、1μm以上5μm以下であることがさらに好ましい。
例えば、基材2cの材料の例としては、上質紙、合成紙、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)などが挙げられる。材料費が低減できる点では、基材2cの材料は上質紙であることがより好ましい。
図2に示す例では、基材2cとして、厚さ約50μmの上質紙が用いられている。
コードマークMの全体が表す情報が読み取り不可能になるという点では、金属蒸着層2dは、平面視にてコードマークMの一部と重なる範囲に設けられていてもよい。この場合、金属蒸着層2dはベタパターンには限定されない。金属蒸着層2dは、平面視にてコードマークMを読み取り不能に覆う適宜のパターンにパターニングされていてもよい。
金属蒸着層2dの層厚は、上述の光透過性が得られる適宜の層厚が用いられる。ただし、金属蒸着層2dは、易破断線部2hの破断の妨げにならない層厚とされる。
例えば、読み取り手段が目視の場合であって、コードマーク印刷層5が可視光に着色されている場合、金属蒸着層2dは、層厚1nm以上500nm以下のアルミニウム蒸着層で形成されてもよい。
ただし、基材2cが吸湿しにくい材料で形成されている場合には、金属蒸着層2dは、平面視にてコードマークMが形成された領域と重なる領域のみに設けられていてもよい。
図2は模式図であるため、第1印刷層2eおよび第2印刷層2fは、金属蒸着層2dの全面を覆うように描かれている。しかし、第1印刷層2eおよび第2印刷層2fの少なくとも一方は、画像に応じて、面方向に断続して形成されてもよい。
例えば、第1印刷層2eおよび第2印刷層2fに覆われない領域は、金属蒸着層2dが外部から見える領域になる。この場合、金属蒸着層2dが金属光沢を有する画像部分となるため、上紙2の表面に高級感のある画像を表示できる。
例えば、第1印刷層2eは、画像の地を形成する目的で、基材2cの全体を覆う領域に形成されてもよい。第1印刷層2eは、例えば、白色のように高反射率を有する色に着色されていてもよいし、例えば、黒色のように低反射率を有する色に着色されていてもよい。
例えば、第2印刷層2fは、適宜の文字列、記号列、画像などを表すようにパターニングされていてもよい。
第1印刷層2eおよび第2印刷層2fの少なくとも一方は、特に、平面視にてコードマークMと重なる領域に形成されていてもよい。この場合、未開封状態において、外部からコードマークMをさらに読み取りにくくする作用を有するため、金属蒸着層2dとともに読み取り防止層を構成することができる。
第3コート層2gの材料としては、耐擦過性および耐ブロッキング性が良好となる適宜の材料が用いられる。例えば、第3コート層2gに好適な材料としては、シリコーンオイルやワックスを含有するアクリル樹脂系ニス、またはシリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどのフィラーを含有するアクリル樹脂系マットニスなどが挙げられる。
第3コート層2gの層厚としては、1μm以上10μm以下であることがより好ましく、1μm以上5μm以下であることがさらに好ましい。
図7は、本発明の第1の実施形態の情報秘匿ラベルの作用を説明する模式的な斜視図である。
ラベル1のコードマークMは、予め貼り付け対象の物品に固有の情報を表示するマークとして形成されている。例えば、図1に示す「ABCDEFG0123456」の文字列は、物品に固有の製造番号であってもよい。コードマークMは、例えば、物品の製造工場、製造ロット、製造日時などの情報と関連づけられている。コードマークMの表示文字列と、関連づけられた情報と、は、例えば、製造元のデータベースに登録されている。
このデータベースは、インターネット上のサイトから問い合わせ可能である。
したがって、ラベル本体1Aを開封することなく、物品に付与されたコードマークMの情報を取得することはできない。
この場合、使用者は、ラベル本体1Aの開封を行って、コードマークMの情報を読み取る。具体的には、開封用端部2Cをつまんで、除去片部2Bを第3辺S3側に引っ張る。
易破断線部2hでは、使用者から受ける外力によってミシン目隙間Nが次々に破断する結果、易破断線部2hが破断経路に沿って破断する。このとき、ミシン目隙間Nが破断されることで、外力の仕事が消費され、外力が一時的に解放される。このため、使用者からの上紙2を下紙3から剥がそうとする外力は、非除去部2Aを下紙3から引き剥がすために必要な大きさには達しない。したがって、非除去部2Aから下紙3に伝達される外力も、下紙3が破壊される大きさには達しない。
同様に、ミシン目J1では、隣り合う主切れ目Jcの間のミシン目隙間Nが破断し、隣り合う主切れ目Jc同士がつながることによって切れ目が拡大する。特にミシン目J1では、破断するミシン目隙間Nの破断方向にV字状に開いた分岐切れ目Ja、Jbが形成されている。万一、ミシン目隙間Nの破断方向が破断経路から逸れても、分岐切れ目Ja、Jbに達すると切れ目が主切れ目Jcに案内されるため、破断経路に沿って破断されていく。
使用者はさらに開封を続けてラベル1を完全開封状態にすることもできる。この場合、図3に示すように、除去片部2Bがラベル本体1Aから分離される。ラベル本体1Aは、貼り付け対象O上に貼り付けられた状態で残る。非除去部2Aの内側には、破断経路に沿う切り口EAが形成されている。
図3、4に示すように、切り口EAで囲まれた領域は、下紙3のアンカー層3cおよびコードマークMが露出している。
除去片部2Bの外周部は、点P、Q間に上紙2の元の外形が残る以外は、破断経路に沿う切り口EBが形成されている。
例えば、ミシン目J1が破断して形成された切り口EAは、図5に示すように、ミシン目分離面Ejと、破断面Enと、が交互に並んでいる。ミシン目分離面Ejは、主切れ目Jcの非除去部2A側の表面である。破断面Enは、ミシン目隙間Nが破断されて形成されている。このため、上紙2の各層の材料の破断特性に応じた種々の形状をとる。例えば、基材2cが上質紙の場合、破断面Enには、紙繊維が露出して不規則な凹凸が形成される。破断面Enが、滑らかな平面または曲面によって形成されることはない。したがって、破断面Enは、ミシン目分離面Ejよりも粗い面である。図5では、破断面Enが粗い面であることをジグザグ線によって模式的に表している。
このため、ラベル本体1Aを開封して、除去片部2Bを元に戻しても、上紙2の表面を観察することで、開封済みであることが容易に分かる。
さらに、本実施形態では、除去片部2Bの内部には、分岐切れ目Jbが延びている。このため、図7に示すように、開封過程で除去片部2Bがめくり上げられる際に、外力によって、分岐切れ目Jbが剪断変形を起こしたり、分岐切れ目Jbの面間が開いたりする。
これにより、破断面enと分岐切れ目Jbとに挟まれた舌片部Tが、厚さ方向に変形しやすくなる。このような舌片部Tは、除去片部2Bが元の位置に押し込まれる際に、破断面Enから受ける摩擦力によって、押し込み方向と逆方向により容易に変形しやすくなるため、舌片部Tと破断面Enとの間に段差がさらに形成されやすくなる。
このように、本実施形態のラベル本体1Aでは、復元の跡が分からないように、除去片部2Bを非除去部2Aに、はめ戻すことは困難である。
以上は、完全開封状態の後、除去片部2Bをはめ戻す場合の例で説明したが、開封状態または読み取り可能状態から、めくられた除去片部2Bをはめ戻す場合も同様である。
使用者は、真正品かどうか確認するため、ラベル本体1Aを開封する権利があるため、開封済みであることが分からないように、除去片部2Bをはめ戻す必要はない。
例えば、偽造者は、未開封のラベル本体1Aを物品から剥がして偽造品に貼り付けることによって偽造品に真正性を付与しようとする場合がある。
しかし、ラベル本体1Aは、脆性紙3bを含む下紙3を介して、貼り付け対象Oに貼り付けられている。このため、下紙3を剥がす際に脆性紙3bに作用する外力によって、脆性紙3bが破壊される。
特に、本実施形態では、下紙3に切れ目C1、C2が形成されているため、切れ目C1、C2の部位から、脆性紙3bの破壊が進みやすくなっている。
例えば、ラベル本体1Aがラベル本体1Aの角部から剥がされると、切れ目C1に沿って破断が進みやすいため、切れ目C1よりも内側の下紙3が、貼り付け対象O上に残ってしまう。
例えば、ラベル本体1Aが切れ目C2の形成された辺から剥がされると、切れ目C2に沿って破断が進みやすいため、下紙3が裂けて剥がされたり、切れ目C2を境にして下紙3の一部が貼り付け対象O上に残ったりしてしまう。
このように、ラベル本体1Aを無傷の状態で貼り付け対象Oから剥がすことはできないため、偽造者は、ラベル本体1Aを剥がして偽造品に貼り付けることによって、偽造品に真正性を付与するはできない。
しかし、偽造者が陳列中の物品のラベル本体1Aを開封して、密かにコードマークMを読み取った後、除去片部2Bを元に戻しても、ラベル本体1Aには、開封跡が残ってしまう。したがって、物品の管理者は、開封跡が発見されたら、ただちに開封されたラベル本体1AのコードマークMを製造元に通知することで、読み取られたコードマークMが付与された物品を偽造品と判定するようにデータベースを修正できる。
このため、偽造品が流通しても、製造元によって真正性を保証されることがなくなる。
本発明の第2の実施形態の情報秘匿ラベルについて説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態の情報秘匿ラベルの模式的な平面図である。
ラベル本体11Aは、上記第1の実施形態におけるラベル本体1Aの上紙2に代えて、上紙12(被覆体)を備える。
図8に示すように、上紙12は、上記第1の実施形態における上紙2の易破断線部2hに代えて、易破断線部12hを備える。
このように、本実施形態のラベル11およびラベル本体11Aは、上記第1の実施形態のラベル1およびラベル本体1Aにおける易破断線部2hが易破断線部12hに変更された例になっている。
以下、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
上紙12は、易破断線部12hに沿って破断可能である。本実施形態では、易破断線部12hは、逆C字状の開ループをなす破断経路に沿って配置された複数のミシン目J1と、開ループの各端部から第1辺S1および第2辺S2にそれぞれ延びるミシン目J11と、からなる。
本実施形態におけるミシン目J1は、上記第1の実施形態におけると同様の主切れ目Jc、および分岐切れ目Ja、Jbからなる。分岐切れ目Jaは、破断経路に対しラベル11の外周側に延びている。分岐切れ目Jbは、破断経路に対しラベル11の内周側に延びている。
このような破断経路上には、主切れ目Jcと、ミシン目隙間Nと、が交替に形成されている。
ミシン目J1が配置された破断経路と対角線dとの交点を点Zとすると、点Xから点Zに向かうV字状の破断経路上では、各主切れ目Jcにおいて点X寄りの端点から分岐切れ目Ja、Jbが分岐している。同様に、点Yから点Zに向かうV字状の破断経路上では、各主切れ目Jcにおいて点Y寄りの端点から分岐切れ目Ja、Jbが分岐している。
易破断線部12hを破断するには、例えば、開封用端部12Cを引き上げて、第3辺S3と第4辺S4とが交わる角部に向かって対角線dに沿う方向に、開封用端部12Cを引っ張ればよい。このとき、開封用端部12Cに作用する外力によって易破断線部12hの各ミシン目隙間Nが破断されることによって、ミシン目J11とミシン目J1とがそれぞれの破断経路に沿って、順次、破断される。
すなわち、本実施形態のラベル11およびラベル本体11Aによれば、上記第1の実施形態と同様、貼り替え使用を防止するとともに、情報が不正読み取りされたことを容易に検知できる。
しかし、被覆体の態様はミシン目J1を含む易破断線部を有する態様には限定されない。例えば、易破断線部は、ミシン目J1におけるY字状の切れ目とは異なる形状の切れ目を有するミシン目によって形成されてもよい。Y字状と異なる形状の切れ目の形状は、特に限定されない。
例えば、ミシン目J1において、分岐切れ目Ja、Jbの一方が削除された折れ線状の切れ目が用いられてもよい。
例えば、ミシン目J1では、Y字状の切れ目に代えて、またはY字状の切れ目に加えて、直線状、折れ線状、V字状、円弧状などの切れ目が用いられてもよい。
また例えば、切れ目が配列される形状は、上記各実施形態に示されたボトル状などの破断経路を構成する直線状あるいは緩やかに湾曲した曲線状には限定されない。切れ目が配列される形状は、直線状または曲線状の破断経路に略沿って破断されれば、直線状または曲線状の破断経路を中心として側方に凹凸が形成されるジグザグ状または波形状であってもよい。例えば、ジグザグ状のミシン目は、破断経路に斜めに交差する直線状の切れ目が、その傾斜方向が順次交替するように配列されることによって形成されてもよい。例えば、ジグザグ状のミシン目は、破断経路に斜めに交差する直線状の切れ目と、V字状の切れ目と、が組合せられることによって山形のジグザグ形状が形成されていてもよい。
また、ジグザグ状または波形状のミシン目は、ミシン目を構成する切れ目自体がジグザグ状あるいは波形状に形成されて構成されてもよい。
ジグザグ状あるいは波形状のミシン目を有する場合、復元の跡が分からないように、除去片部2Bを非除去部2Aに、はめ戻すことがさらに困難になる。
例えば、被覆体は、易破断線部を有していなくてもよい。被覆体が易破断線部を有しない場合の例としては、被覆体の読み取り防止層がスクラッチ印刷で形成される例が挙げられる。例えば、被覆体は、透明の基材シート上にスクラッチ印刷層が形成された第2シートで形成されてもよい。例えば、被覆体は、第1シート上に形成されたスクラッチ印刷自体で形成されてもよい。
また、本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
1A、11A ラベル本体(情報秘匿ラベル)
2、12 上紙(被覆体、第2シート)
2A、12A 非除去部
2B、12B 除去片部
2a 第1コート層
2b 第2コート層
2c 基材
2d 金属蒸着層(読み取り防止層、アルミニウム蒸着層)
2e 第1印刷層
2f 第2印刷層
2g 第3コート層
2h、12h 易破断線部
3 下紙(第1シート)
3a 粘着材
3b 脆性紙(脆性層)
4 粘着材(接着層)
5 コードマーク印刷層
6 剥離紙
J1、J2、J3、J11 ミシン目
Ja、Jb 分岐切れ目
Jc 主切れ目
M コードマーク
N ミシン目隙間
O 貼り付け対象
Claims (8)
- 貼り付け対象に接着可能な第1シートと、
前記第1シートにおける、前記貼り付け対象と反対側の表面に積層されることにより前記表面に被覆領域を形成し、前記被覆領域から復元不能に除去できる被覆体と、
を備え、
平面視にて前記被覆領域と重なる範囲における、前記第1シートまたは前記被覆体には、前記被覆領域からの前記被覆体の除去後に、外部から読み取り可能なコードマークが設けられており、
前記第1シートは、
前記貼り付け対象から剥がされる際に破壊される脆性層を含み、
前記被覆体は、
前記被覆領域からの前記被覆体の非除去時に、前記外部からの前記コードマークの読み取りを防止する読み取り防止層を含み、かつ前記被覆領域の周縁部のみに配置された接着層を介して前記第1シートと接着された第2シートからなり、
前記接着層の層厚は前記コードマークの層厚よりも厚く、前記コードマークと前記被覆体との間に空気層が存在している、
情報秘匿ラベル。 - 前記第2シートは、
層厚方向に貫通し、前記被覆領域の周縁部に沿う破断経路において易破断性を有するミシン目を有しており、前記ミシン目が前記破断経路で破断されることによって、前記第1シートから一部が剥離する、
請求項1に記載の情報秘匿ラベル。 - 前記破断経路は、前記被覆体を除去する際の剥離方向と平行な部位を有さない、
請求項2に記載の情報秘匿ラベル。 - 前記破断経路は、平面視において矩形状であり、前記被覆体の剥離開始部位がこの矩形の隅部に形成されている、
請求項3に記載の情報秘匿ラベル。 - 前記ミシン目は、
平面視で前記被覆領域の内側に向かって前記破断経路から分岐する分岐切れ目を有する、
請求項2に記載の情報秘匿ラベル。 - 前記ミシン目は、
平面視でY字状に切れ目が形成されている、
請求項5に記載の情報秘匿ラベル。 - 前記読み取り防止層は、アルミ蒸着層を含む、
請求項1~6のいずれか1項に記載の情報秘匿ラベル。 - 前記コードマークは、
平面視にて前記被覆領域と重なる前記表面に印刷されている、
請求項1~7のいずれか1項に記載の情報秘匿ラベル。
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