JP7176251B2 - pouch - Google Patents
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Description
本発明は、2つの収容部を有し、加熱調理することができるパウチに関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a pouch having two compartments and capable of being cooked.
従来、食品を容器に収容したまま電子レンジにより加熱調理することができる袋、容器等の包装体が知られている。また、収容部を2つ以上に区分し、それぞれに収容された内容物を混合して調理する包装袋も開発されている(特許文献1、2参照)。
2. Description of the Related Art Conventionally, packaging bodies such as bags and containers have been known that can be heated and cooked in a microwave oven while food is contained in the container. Also, a packaging bag has been developed in which the storage part is divided into two or more parts and the contents stored in each part are mixed and cooked (see
しかしながら、従来の包装袋では、2つの収容部のどちらにおいても比較的長い内容物を収容することが難しい。 However, in conventional packaging bags, it is difficult to accommodate relatively long contents in either of the two compartments.
そこで、本発明は、2つの収容部を備え、蒸気抜け機能を備えたパウチであって、一方の収容部の長さを長くすることができるパウチを提供することを課題とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a pouch having two storage portions and a vapor release function, in which the length of one storage portion can be increased.
上記課題を解決するため、本発明は、
少なくとも第1延伸プラスチックフィルムとシーラントフィルムを備える包装材料により形成され、おもて面と裏面を有するパウチであって、
上縁と、上縁と対向する下縁と、上縁と下縁の間で延びる第1側縁と第2側縁を有し、
おもて面側に合掌部を備え、
前記合掌部は、第1側縁から第2側縁に亘って設けられており、
前記包装材料の内面を接合するシール部を有し、
前記シール部は、収容部を形成するための外縁シール部と、前記合掌部に設けられている合掌シール部と、前記収容部の圧力の増加により剥離する蒸気抜けシール部と、前記収容部を2つに区画するための仕切りシール部を含み、
前記蒸気抜けシール部は、前記合掌部に設けられており、
前記仕切りシール部は、合掌部の領域に設けられており、
前記収容部は、上縁に沿って延びる上部シール部と下縁に沿って延びる第1底部シール部の間に延びる第1収容部と、前記仕切りシール部と前記合掌部の先端に沿って延びる第1合掌シール部の間に延びる第2収容部と、で構成されている、
ことを特徴とするパウチを提供する。
In order to solve the above problems, the present invention
A pouch formed from a packaging material comprising at least a first stretched plastic film and a sealant film, the pouch having a front surface and a back surface,
having a top edge, a bottom edge opposite the top edge, first and second side edges extending between the top and bottom edges;
Equipped with a joint on the front side,
The palm-to-palm portion is provided from the first side edge to the second side edge,
Having a sealing portion that joins the inner surface of the packaging material,
The seal portion comprises an outer edge seal portion for forming a housing portion, a palm-to-palm seal portion provided on the palm-to-palm portion, a steam release seal portion that separates due to an increase in pressure in the housing portion, and the housing portion. including a partition seal for dividing into two,
The steam release seal portion is provided at the palm-to-palm portion,
The partition seal portion is provided in the region of the palm-to-palm portion,
The accommodation portion includes a first accommodation portion extending between an upper seal portion extending along the upper edge and a first bottom seal portion extending along the lower edge, and extending along the tips of the partition seal portion and the palm-to-palm portion. and a second accommodation portion extending between the first joint seal portions,
To provide a pouch characterized by:
また、本発明のパウチは、前記パウチが、おもて面フィルムと、当該おもて面フィルムと対向する裏面フィルムと、前記おもて面フィルムと前記裏面フィルムの上縁側に位置する第1中間フィルムと、を有しており、100℃のときの、前記おもて面フィルムと前記第1中間フィルムのシール強度が23N以下であってもよい。 In the pouch of the present invention, the pouch comprises a front film, a back film facing the front film, and a first position on the upper edge side of the front film and the back film. and an intermediate film, and a seal strength between the front film and the first intermediate film at 100° C. may be 23 N or less.
また、本発明のパウチは、25℃のときの、前記おもて面フィルムと前記第1中間フィルムのシール部のシール強度が60N以下であってもよい。 Further, in the pouch of the present invention, the seal strength of the seal portion between the front film and the first intermediate film at 25° C. may be 60 N or less.
また、本発明のパウチは、前記おもて面フィルムおよび前記第1中間フィルムにおいて、前記パウチの上縁から下縁に向かう方向である第1方向における前記シーラントフィルムの引張弾性率(MPa)と前記シーラントフィルムの厚み(μm)の積が、35000以上であってもよい。 Further, in the pouch of the present invention, in the front film and the first intermediate film, the tensile elastic modulus (MPa) of the sealant film in the first direction, which is the direction from the upper edge to the lower edge of the pouch, A product of thicknesses (μm) of the sealant film may be 35000 or more.
また、本発明のパウチは、前記シーラントフィルムは、プロピレン・エチレンブロック共重合体を主成分として含んでいてもよい。 Further, in the pouch of the present invention, the sealant film may contain a propylene/ethylene block copolymer as a main component.
また、本発明のパウチは、前記シーラントフィルムは、主成分であるプロピレン・エチレンブロック共重合体と、α-オレフィン共重合体とを含んでいてもよい。 In the pouch of the present invention, the sealant film may contain a propylene/ethylene block copolymer and an α-olefin copolymer as main components.
また、本発明のパウチは、底部ガセット部をさらに有していてもよい。 Also, the pouch of the present invention may further have a bottom gusset.
また、本発明のパウチは、前記第1収容部に第1の内容物が収容されていてもよい。 Moreover, the pouch of the present invention may contain a first content in the first container.
また、本発明のパウチは、前記第2収容部に第2の内容物が収容されており、前記第1の内容物と前記第2の内容物は異なるものであっていてもよい。 Further, in the pouch of the present invention, the second content may be accommodated in the second accommodation portion, and the first content and the second content may be different.
本発明によれば、第1収容部が上部シール部と第1底部シール部の間に延びているため、第1の内容物が一つの固形物であって、下縁から合掌部の基部までの長さより長い場合であっても収容することができる。 According to the present invention, since the first containing part extends between the top sealing part and the first bottom sealing part, the first content is a single solid object and can be can be accommodated even if it is longer than the length of
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパウチを示す正面図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係るパウチを示す背面図である。また、図3は、図1に示すA-A線に対応する断面図である。図1~図3に示した本実施形態のパウチは、内容物が充填される前の状態(内容物が充填されていない状態)のパウチを示したものである。本実施形態のパウチは、おもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4を有しており、おもて面1側から見た正面視、裏面2側から見た背面視において長方形状である。本実施形態において、長方形とは、四隅が直角の長方形だけでなく、長方形の四隅が面取りされて、外に凸の円弧状または曲線状となったものも含む概念である。また、第1中間面3、第2中間面4における「中間」とは、おもて面1と裏面2の間に位置するという意味であり、特別に位置等を限定する意味ではない。本発明において、パウチは、内容物が充填されていない状態のパウチに限らず、内容物が充填されている状態のパウチも含む概念である。
Preferred embodiments of the present invention will now be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view showing a pouch according to one embodiment of the invention. Moreover, FIG. 2 is a rear view which shows the pouch which concerns on one Embodiment of this invention. 3 is a cross-sectional view corresponding to line AA shown in FIG. The pouch of the present embodiment shown in FIGS. 1 to 3 shows the pouch in a state before being filled with the content (state in which the content is not filled). The pouch of this embodiment has a
本実施形態のパウチは、上縁16と、上縁16と対向する下縁17と、上縁16と下縁17の間で延びる第1側縁18と第2側縁19を有している。また、合掌部7が第1側縁18から第2側縁19に亘って設けられている。また、パウチを自立可能とするため、おもて面1、裏面2がそれぞれ第2中間面4と重ねられた下方において、底部ガセット部9を形成している。底部ガセット部9を利用してパウチを自立させる場合、第1中間面3は上面、第2中間面4は底面としての役割を果たす。なお、本明細書においては、図1に示したy方向(図1における上下方向)を第1方向とし、図1に示したx方向(図1における左右方向)を第2方向として説明する。なお、本明細書において、「おもて面」、「裏面」、「上縁」、「下縁」、「第1側縁」、「第2側縁」、「底面」、「上面」などの位置関係を表す用語は、説明の便宜上、相対的な位置関係を示したものに過ぎず、技術的範囲の解釈に当たり、これらの用語に限定して解釈されるものではない。
The pouch of this embodiment has a
<構成部材>
本実施形態のパウチは、図3の断面図に示すように、おもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4の4枚の部材で構成されている。これらの部材は、それぞれ、包装材料である、おもて面フィルム、裏面フィルム、第1中間フィルム、第2中間フィルムにより実現される。おもて面1、裏面2は、その内面同士を対向して配置されている。また、第1中間面3は折り返された2つの内面を、おもて面1、裏面2の内面と対向するようにして、上縁16側において、おもて面1、裏面2の間に配置されている。そして、第2中間面4は折込部4aにおいて折り返された2つの内面を、おもて面1、裏面2の内面と対向するようにして、下縁17側において、おもて面1、裏面2の間に配置されている。さらに、第1中間面3の折り返された一方の面と、おもて面1を重ね合わせて合掌部7を形成している。合掌部7は、おもて面1の下縁17に対向する端縁と第1中間面3の端縁同士を先端7aとし、第1中間面3の折込部を基部7bとして、先端7aから基部7bまで重ね合わせることにより形成される。
<Constituent member>
The pouch of this embodiment, as shown in the cross-sectional view of FIG. These members are realized by a front film, a back film, a first intermediate film, and a second intermediate film, which are packaging materials, respectively. The
<シール部>
図1、図2に示す本実施形態のパウチは、内容物の充填前の状態を示している。内容物の充填前の本実施形態のパウチは、図1、図2に示すように、第1側部シール部5aと、第2側部シール部5bと、第1底部シール部6aと、第2底部シール部6bと、第3底部シール部6cと、合掌シール部(第1合掌シール部7c、第2合掌シール部7d)と、蒸気抜けシール部7eと、仕切りシール部8と、を備えている。図1、図2においては、既にヒートシールが行われ、形成済みの各シール部を斜線で網掛けして示している。未形成の状態のシール部には、網掛けを施さず、その境界を二点鎖線で示している。第1側部シール部5a、第2側部シール部5bは、おもて面1と裏面2の内面同士がシールされて接合されたものである。第1側部シール部5aは、第1側縁18(図1における左端、図2における右端)を含むように形成されており、第2側部シール部5bは、第2側縁19(図1における右端、図2における左端)を含むように形成されている。
<Seal part>
The pouch of this embodiment shown in FIGS. 1 and 2 shows a state before being filled with contents. As shown in FIGS. 1 and 2, the pouch of this embodiment before being filled with contents has a first
底部シール部6は、折込部4aより下側に形成されるシール部であり、第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、第3底部シール部6cで構成されている。第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、第3底部シール部6cは、おもて面1と第2中間面4の内面同士、裏面2と第2中間面4の内面同士がシールされて接合されたシール部である。第1底部シール部6aは、第1側縁18から第2側縁19に亘って下縁17を含むように形成されている。第2底部シール部6bは、第1側縁18と折込部4aが交差する部分、第2側縁19と折込部4aが交差する部分、から斜め方向に下縁17まで形成されている。第3底部シール部6cは、第1側縁18と第2側縁19に沿って下縁17まで形成されている。第3底部シール部6cにおいては、第2中間面4となる包装材料の一部に切り欠きを設け、おもて面1となる包装材料と裏面2となる包装材料の内面同士を直接シールして接合しておくことにより、パウチに自立性を持たせることができる。本実施形態では、第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、第3底部シール部6cのシール幅は全て等しく、W1としてある。シール幅とは、シール部が延びる方向に直交する方向の幅である。もちろん、これらのシール幅は互いに異なっていてもよい。
The bottom seal portion 6 is a seal portion formed below the folded
図1に示すように、合掌シール部は、合掌部7において、おもて面1と第1中間面3の内面同士をシールして接合したシール部であり、第1合掌シール部7cと、第2合掌シール部7dで構成されている。第1合掌シール部7cは、合掌部7の先端7aに沿って形成されるシール部である。第2合掌シール部7dは、合掌部7のうち、第1側部シール部5a、第2側部シール部5bと、重なる部分に形成されるシール部である。蒸気抜けシール部7eは、合掌部7においておもて面1と第1中間面3の内面同士をシールして接合したシール部であり、未シール部7fを挟むようにして第2合掌シール部7dに連続して形成されるシール部である。未シール部7fは、シールが行われていない部分であり、未シール部7fにおいては、おもて面1と第1中間面3の内面同士は接合されていない。なお、本実施形態では、第1合掌シール部7c、第2合掌シール部7dのシール幅は、第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、第3底部シール部6cと同様、W1である。
As shown in FIG. 1, the palm-joint seal portion is a seal portion formed by sealing and joining the inner surfaces of the
蒸気抜けシール部7e、未シール部7fにより、蒸気抜け機構が形成されている。蒸気抜け機構は、パウチの上縁16と仕切りシール部8との間に設けることができる。未シール部7fは、第2側縁19に達するように形成されており、第2側縁19において、おもて面1と第1中間面3の間で開口7gが形成されている。本実施形態では、未シール部7fは、略長方形状であり、その一辺は開口7gが存在する第2側縁19に位置している。未シール部7fは、電子レンジによる加熱に伴って発生する蒸気によってパウチ内の圧力が高まった際に、第1収容部11aと第2収容部11bが連通した後のパウチ内の蒸気を、開口7gから外部へ逃がすために設けられている。本実施形態の未シール部7fは、ヒートシールされずに重ねられた、おもて面1、第1中間面3からなる。従って、未シール部7fには、重ねられたおもて面1、第1中間面3の端縁によって規定される開口7gが形成されている。
A steam release mechanism is formed by the steam release sealed
蒸気抜けシール部7eは、未シール部7fと第2収容部11bを隔離するためにヒートシールされたシール部であり、本実施形態では、未シール部7fの上端より上側の第2合掌シール部7dと、未シール部7fの下端より下側の第2合掌シール部7dとを連接している。蒸気抜けシール部7eのシール幅W2は、第2合掌シール部7dのシール幅W1より小さい。蒸気抜けシール部7eのシール幅W2は、2.5mm以上5mm以下とすることが好ましい。蒸気抜けシール部7eの内縁は、第2合掌シール部7dの内縁から、第2収容部11b側に張り出しており、蒸気抜けシール部7eの外縁は、未シール部7fとの境界となっている。
The steam
図1に示す例では、第2合掌シール部7dが延びる方向に直交する方向において、第2合掌シール部7dの内縁から蒸気抜けシール部7eの内縁までの距離L1は、3mm以上15mm以下であることが好ましく、6mm以上12mm以下であることがより好ましい。距離L1を3mm以上とすることにより、蒸気抜けシール部7e以外のシール部がシール後退することを抑制することができるため、安定して蒸気抜け機構から蒸気抜けさせることができる。また、距離L1を15mm以下とすることにより、内容物を充填しやすくすることができる。図1の例では、未シール部7fの下端より下側の第2合掌シール部7dと、未シール部7fの上端より上側の第2合掌シール部7dのシール幅は、ともにW1であり、同一であるが、未シール部7fの下端より下側の第2合掌シール部7dのシール幅を、未シール部7fの上端より上側の第2合掌シール部7dのシール幅より小さくするようにしてもよい。
In the example shown in FIG. 1, the distance L1 from the inner edge of the second joining
仕切りシール部8は、合掌部7の領域に設けられている。具体的には、合掌部7の基部7bと合掌部7の先端7aの間の領域に設けられている。仕切りシール部8により、収容部11は、上縁16付近の上部シール部10と第1底部シール部6a、第2底部シール部6bの間に延びる第1収容部11aと、仕切りシール部8と合掌部7の先端7aの間に延びる第2収容部11bに区分されている。本実施形態では、仕切りシール部8は波線状に形成されている。ただし、仕切りシール部8の形状は波線状に限定されない。例えば、直線状であってもよい。仕切りシール部8のシール幅はW3である。仕切りシール部8のシール幅は、本実施形態のように波線状である場合、その最も狭い部分の幅を意味する。後述するように、仕切りシール部8は2方向から力を受けるため、仕切りシール部8の幅W3は、他のシール部の幅と同等、もしくは他のシール部の幅より大きくてもよいが、収容部11を画成する蒸気抜けシール部7eの幅W2および外縁シール部(第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、第1合掌シール部7c)の幅W1より小さいことが好ましい。他のシール部より先に仕切りシール部8が剥離し易くなるためである。
The
図1、図2に網掛けを施さず、その境界を二点鎖線で示すように、内容物の充填前においては、上縁16側の上部シール部10、合掌部7の先端7a側の第1合掌シール部7cにシールが行われておらず、上縁16に開口部15a、合掌部7の先端7a側に開口部15bを形成している。内容物の充填前に仕切りシール部8は第1側縁18から第2側縁19に亘ってシールされ、第1収容部11aと第2収容部11bの2室が形成されている。開口部15aは、第1収容部11aの開口部であり、開口部15bは、第2収容部11bの開口部である。
As shown in FIGS. 1 and 2 without shading, the boundary is indicated by a two-dot chain line. 1 The
<底部ガセット部>
図3に示すように、第2中間面4と、おもて面1の下縁17寄りの部分と、で第1ひだ部が形成され、そして、第2中間面4と、裏面2の下縁17寄りの部分と、で第2ひだ部が形成されている。そして、第1ひだ部と第2ひだ部とで、底部ガセット部9が形成されている。図1の正面図においては、折込部4aより下方において、第1ひだ部が見える状態となっている。図2の背面図においては、折込部4aより下方において、第2ひだ部が見える状態となっている。
<Bottom gusset>
As shown in FIG. 3, the second
<収容部>
後に、上縁16側に形成された開口部15a、合掌部7の先端7a側に形成された開口部15bを介して内容物が収容された後、上部シール部10、第1合掌シール部7cがシール形成され、パウチが封止される。上部シール部10は、第1側縁18から第2側縁19に亘って上縁16を含むように形成される。第1合掌シール部7cは、第1側縁18から第2側縁19に亘って合掌部7の先端7aを含むように形成される。充填、シール後の収容部は、第1側部シール部5aの内縁と、第2側部シール部5bの内縁と、第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、第1合掌シール部7c、第2合掌シール部7d、蒸気抜けシール部7eの内縁と、で画成されることになる。
<Accommodation part>
Later, after the contents are accommodated through the
収容部は、仕切りシール部8により第1収容部11aと第2収容部11bに区画される。第1収容部11aは、上部シール部10と、第1底部シール部6aおよび第2底部シール部6bの間に形成され、第2収容部11bは、合掌部7の先端7aと仕切りシール部8の間に形成されることになる。第1収容部11aは、上縁16付近から下縁17付近に達する大きさであるため、第1収容部11aの容積は第2収容部11bの容積より大きい。
The storage portion is partitioned into a
<内容物>
内容物は、第1収容部11aに収容される第1の内容物と、第2収容部11bに収容される第2の内容物がある。第1の内容物と第2の内容物に特に制限はないが、第1の内容物は、御飯や麺類などの主食、肉や魚などの主菜、野菜などの副菜である。第2の内容物は、調味料である。第1収容部11aの容積の方が第2収容部11bの容積より大きいため、このような内容物が想定される。
<Contents>
The contents include the first contents accommodated in the
<包装材料の詳細>
パウチのおもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4は、上述のように、それぞれおもて面フィルム、裏面フィルム、第1中間フィルム、第2中間フィルムにより構成することができる。おもて面フィルム、裏面フィルム、第1中間フィルム、第2中間フィルムとしては、共通の積層フィルムである包装材料が用いられる。本実施形態で用いる包装材料は、少なくとも、外側から、基材フィルム、シーラントフィルムを含む積層体である。基材フィルムとしては、一軸または二軸延伸された延伸プラスチックフィルムを2枚以上用いることが好ましい。例えば、包装材料は、外面側から順に、第1延伸プラスチックフィルム、第2延伸プラスチックフィルム、シーラントフィルムが順に積層されていることが好ましい。
<Details of packaging materials>
The
第1延伸プラスチックフィルム、第2延伸プラスチックフィルム、シーラントフィルムは、例えば接着剤を用いたドライラミネート法により接着剤層を形成して積層することができる。図4は、包装材料の層構成の一例を示す断面図である。図4においては、上側が外面側、下側が内面側(内容物と接する側)を示している。図4に示すように、本実施形態で用いる包装材料30は、第1延伸プラスチックフィルム31、第2延伸プラスチックフィルム32、シーラントフィルム33が外面側から順に積層されている。第1延伸プラスチックフィルム31と第2延伸プラスチックフィルム32は、接着剤層34により接着され、第2延伸プラスチックフィルム32とシーラントフィルム33は、接着剤層35により接着されている。
The first stretched plastic film, the second stretched plastic film, and the sealant film can be laminated by forming an adhesive layer by, for example, a dry lamination method using an adhesive. FIG. 4 is a cross-sectional view showing an example of the layer structure of the packaging material. In FIG. 4, the upper side indicates the outer surface side, and the lower side indicates the inner surface side (the side in contact with the contents). As shown in FIG. 4, the
本実施形態のパウチは、熱に対する耐性を必要とされる。このため、第1延伸プラスチックフィルム31、第2延伸プラスチックフィルム32は、耐熱性をもつ材料からなることが好ましい。例えば、第1延伸プラスチックフィルム31、第2延伸プラスチックフィルム32の材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ナイロンなどのポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルムなどを用いることができる。厚みは、ともに10μm~50μm程度である。第1延伸プラスチックフィルム31と第2延伸プラスチックフィルム32としては、同じ材料を用いることもできるが、異なる材料を用いることが好ましい。第1延伸プラスチックフィルム31、第2延伸プラスチックフィルム32は、二軸延伸されていることが好ましい。
The pouch of this embodiment is required to have resistance to heat. Therefore, it is preferable that the first stretched
シーラントフィルム33は、包装材料30のうち、製袋してパウチとするときの最も内方となる側に配置される。シーラントフィルム33の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・プロピレンブロック共重合体、プロピレン・エチレンブロック共重合体などのポリオレフィン系樹脂などが採用できる。シーラントフィルム33は未延伸であることが好ましい。
The
好ましくは、シーラントフィルム33は、プロピレン・エチレンブロック共重合体を含む単層のフィルムである。例えば、シーラントフィルム33は、プロピレン・エチレンブロック共重合体を主成分とする単層の未延伸フィルムである。プロピレン・エチレンブロック共重合体を用いることにより、シーラントフィルム33の耐衝撃性を高めることができ、落下時の衝撃によりパウチが破袋してしまうことを抑制することができる。また、包装材料30の耐突き刺し性を高めることができる。
Preferably,
高温時、例えば100℃のときの、シーラントフィルム33によって構成されるシール部の強度を熱間シール強度とし、低温時、例えば25℃のときの、シーラントフィルム33によって構成されるシール部の強度を常温シール強度とする。プロピレン・エチレンブロック共重合体を用いることにより、熱間シール強度が、常温シール強度に比べて小さくなる。熱間シール強度が低いことにより、電子レンジを用いてパウチを加熱する際、仕切りシール部8が剥離し易くなり、第1収容部11aと第2収容部11bが連通し易くなる。さらに、蒸気抜けシール部7eが剥離し易くなり、第1収容部11aと第2収容部11bが連通した後の、収容部11の蒸気がパウチの外部に抜け易くなる。このため、収容部11の内圧が過大になることを抑制することができ、これにより、加熱時に包装材料30にダメージが生じることを抑制することができる。
The strength of the seal portion formed by the
パウチのシール部の、100℃のときの15mm幅における熱間シール強度は、好ましくは23N以下であり、より好ましくは20N以下であり、更に好ましくは15N以下である。また、パウチのシール部の熱間シール強度は、11N以下や10N以下であってもよい。なお、熱間シール強度が低すぎると、内容物が十分に加熱及び加圧されるよりも前に、仕切りシール部8が剥離して第1収容部11aと第2収容部11bが連通してしまい、意図した状態に調理を行うことができない惧れがある。さらに、内容物が十分に加熱及び加圧されるよりも前に、蒸気抜けシール部7eが剥離して収容部11の圧力及び温度が低下してしまうことが考えられる。この点を考慮すると、パウチのシール部の熱間シール強度は、好ましくは4N以上であり、より好ましくは5N以上である。
The hot seal strength of the sealed portion of the pouch at 100° C. at a width of 15 mm is preferably 23 N or less, more preferably 20 N or less, and still more preferably 15 N or less. Moreover, the hot seal strength of the sealed portion of the pouch may be 11 N or less or 10 N or less. If the hot seal strength is too low, the
また、パウチのシール部の、25℃のときの15mm幅における常温シール強度は、好ましくは60N以下であり、より好ましくは55N以下であり、50N以下であってもよい。常温シール強度が60N以下になるようシール部を形成することにより、シール部の熱間シール強度を23N以下にすることができる。また、パウチのシール部の、25℃のときの15mm幅における常温シール強度は、好ましくは35N以上であり、より好ましくは40N以上であり、45N以上又は50N以上であってもよい。常温シール強度が35N以上になるようシール部を形成することにより、搬送時などにパウチが受ける力に起因してパウチのシール部が剥離してしまうことを抑制することができる。また、常温シール強度が40N以上になるようシール部を形成することにより、シール温度のばらつきに起因して常温シール強度がばらついてしまうことを抑制することができる。 In addition, the room-temperature sealing strength of the sealed portion of the pouch at 25° C. in a width of 15 mm is preferably 60 N or less, more preferably 55 N or less, and may be 50 N or less. By forming the seal portion so that the room temperature seal strength is 60 N or less, the hot seal strength of the seal portion can be 23 N or less. In addition, the room-temperature sealing strength of the sealed portion of the pouch at 25° C. in a width of 15 mm is preferably 35 N or more, more preferably 40 N or more, and may be 45 N or more or 50 N or more. By forming the sealing portion so that the room-temperature sealing strength is 35 N or more, it is possible to suppress peeling of the sealing portion of the pouch due to the force applied to the pouch during transportation. Further, by forming the seal portion so that the room temperature seal strength is 40 N or more, it is possible to suppress variations in the room temperature seal strength due to variations in the sealing temperature.
プロピレン・エチレンブロック共重合体は、例えば、ポリプロピレンからなる海成分と、エチレン・プロピレン共重合ゴム成分からなる島成分と、を含む。海成分は、プロピレン・エチレンブロック共重合体の耐ブロッキング性、耐熱性、剛性、シール強度などを高めることに寄与し得る。また、島成分は、プロピレン・エチレンブロック共重合体の耐衝撃性を高めることに寄与し得る。従って、海成分と島成分の比率を調整することにより、プロピレン・エチレンブロック共重合体を含むシーラントフィルム33の機械特性を調整することができる。
The propylene/ethylene block copolymer includes, for example, a sea component made of polypropylene and an island component made of an ethylene/propylene copolymer rubber component. The sea component can contribute to enhancing blocking resistance, heat resistance, rigidity, seal strength, etc. of the propylene/ethylene block copolymer. Also, the island component can contribute to increasing the impact resistance of the propylene/ethylene block copolymer. Therefore, by adjusting the ratio of the sea component and the island component, the mechanical properties of the
プロピレン・エチレンブロック共重合体において、ポリプロピレンからなる海成分の質量比率は、エチレン・プロピレン共重合ゴム成分からなる島成分の質量比率よりも高い。例えば、プロピレン・エチレンブロック共重合体において、ポリプロピレンからなる海成分の質量比率は、少なくとも51質量%以上であり、好ましくは60質量%以上であり、更に好ましくは70質量%以上である。 In the propylene/ethylene block copolymer, the mass ratio of the sea component made of polypropylene is higher than the mass ratio of the island component made of the ethylene/propylene copolymer rubber component. For example, in a propylene/ethylene block copolymer, the mass ratio of the sea component made of polypropylene is at least 51% by mass or more, preferably 60% by mass or more, and more preferably 70% by mass or more.
単層のシーラントフィルム33は、プロピレン・エチレンブロック共重合体からなる第1の熱可塑性樹脂に加えて、第2の熱可塑性樹脂を更に含んでいてもよい。第2の熱可塑性樹脂としては、α-オレフィン共重合体、ポリエチレンなどを挙げることができる。α-オレフィン共重合体は、例えば直鎖状低密度ポリエチレンである。ポリエチレンの例としては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンを挙げることができる。第2の熱可塑性樹脂は、シーラントフィルム33の耐衝撃性を高めることに寄与し得る。
The single-
シーラントフィルム33において、プロピレン・エチレンブロック共重合体からなる第1の熱可塑性樹脂の質量比率は、α-オレフィン共重合体又はポリエチレンを少なくとも含む第2の熱可塑性樹脂の質量比率よりも高い。シーラントフィルム33は、プロピレン・エチレンブロック共重合体を主成分として含んでいる。そのため、例えば、単層のシーラントフィルム33において、プロピレン・エチレンブロック共重合体からなる第1の熱可塑性樹脂の質量比率は、少なくとも51質量%以上であり、好ましくは60質量%以上であり、更に好ましくは70質量%以上である。
In the
上述のように、第2の熱可塑性樹脂は、シーラントフィルム33の耐衝撃性を高めることに寄与し得る。従って、単層のシーラントフィルム33における、α-オレフィン共重合体又はポリエチレンを少なくとも含む第2の熱可塑性樹脂の質量比率を調整することにより、シーラントフィルム33の機械特性を調整することができる。
As described above, the second thermoplastic resin can contribute to increasing the impact resistance of
また、シーラントフィルム33は、熱可塑性エラストマーを更に含んでいてもよい。熱可塑性エラストマーを用いることにより、シーラントフィルム33の耐衝撃性や耐突き刺し性を更に高めることができる。
Moreover, the
シーラントフィルム33の厚みは、好ましくは30μm以上であり、より好ましくは40μm以上である。また、シーラントフィルム33の厚みは、好ましくは100μm以下であり、より好ましくは80μm以下である。
The thickness of the
以下、プロピレン・エチレンブロック共重合体を含む単層のシーラントフィルム33の好ましい機械特性について説明する。包装材料30の搬送方向である流れ方向(MD)におけるシーラントフィルム33の、25℃における引張弾性率(MPa)は、好ましくは500MPa以上であり、より好ましくは600MPa以上であり、650MPa以上、又は700MPa以上であってもよい。また、流れ方向(MD)におけるシーラントフィルム33の引張弾性率(MPa)とシーラントフィルム33の厚み(μm)の積は、好ましくは35000以上であり、より好ましくは38000以上であり、更に好ましくは45000以上である。また、垂直方向(TD)におけるシーラントフィルム33の、25℃における引張弾性率(MPa)は、好ましくは450MPa以上であり、より好ましくは500MPa以上であり、550MPa以上、又は600MPa以上であってもよい。また、垂直方向(TD)におけるシーラントフィルム33の引張弾性率(MPa)とシーラントフィルム33の厚み(μm)の積は、好ましくは25000以上であり、より好ましくは30000以上であり、更に好ましくは35000以上であり、38000以上であってもよい。シーラントフィルム33が高い引張弾性率を有することにより、パウチを開封する際の引き裂き性を高めることができる。なお、本実施形態において、流れ方向(MD)は、パウチの上縁16から下縁17に向かう方向、および合掌部7の先端7aから基部7bに向かう方向である第1方向に対応する。
Preferred mechanical properties of the single-
また、流れ方向(MD)におけるシーラントフィルム33の、25℃における引張伸度(%)は、好ましくは1100(%)以下であり、より好ましくは1000(%)以下であり、900(%)以下、又は800(%)以下であってもよい。また、流れ方向(MD)におけるシーラントフィルム33の引張伸度(%)とシーラントフィルム33の厚み(μm)の積は、好ましくは55000以下であり、より好ましくは50000以下である。また、垂直方向(TD)におけるシーラントフィルム33の、25℃における引張伸度(%)は、好ましくは1200(%)以下であり、より好ましくは1100(%)以下であり、1000(%)以下、又は900(%)以下であってもよい。また、垂直方向(TD)におけるシーラントフィルム33の引張伸度(%)とシーラントフィルム33の厚み(μm)の積は、好ましくは60000以下であり、より好ましくは55000以下である。引張弾性率及び引張伸度は、JIS K7127に準拠して測定され得る。測定器としては、オリエンテック社製の恒温槽付き引張試験機「RTC-1310A」を用いることができる。このようなシーラントフィルム33として、東レフィルム加工株式会社製の未延伸ポリプロピレンフィルム「ZK207」を用いることができる。
In addition, the tensile elongation (%) of the
なお、図1、図2に示すパウチにおいては、上縁16から下縁17に向かう方向および合掌部7の先端7aから基部7bに向かう方向である第1方向が、シーラントフィルム33などの、パウチを構成する包装材料30の流れ方向であり、第1側縁18から第2側縁19に向かう方向である第2方向が、シーラントフィルム33などの、パウチを構成する包装材料30の垂直方向である。上縁16から下縁17および合掌部7の先端7aから基部7bに向かう方向に向かう方向である第1方向が、包装材料30の垂直方向となり、第1側縁18から第2側縁19に向かう方向である第2方向が、包装材料30の流れ方向となるよう、パウチが構成されていてもよい。
In the pouches shown in FIGS. 1 and 2, the first direction, which is the direction from the
包装材料30は、印刷層や他の層を含んでいてもよい。印刷層は、商品内容を表示したり美感を付与したりカット部分を表示したりするために設けられる。印刷層は、バインダーと顔料を含む印刷インキにより形成される。
The
他の層は、基材フィルム(第1延伸プラスチックフィルム31、第2延伸プラスチックフィルム32)の外側に設けられていてもよいし、基材フィルム間に設けられていてもよいし、基材フィルムとシーラントフィルム33の間に設けられていてもよい。他の層としては、水蒸気その他のガスバリア性、遮光性など、必要とされる機能に応じて、適切なものが選択される。例えば、他の層がガスバリア層の場合、アルミニウムなどの金属や酸化アルミニウムなどの金属酸化物や酸化珪素などの無機酸化物の蒸着層が設けられる。蒸着層は、基材フィルムに積層してもよいし、シーラントフィルム33に蒸着してもよい。あるいは、アルミニウムなどの金属箔を設けてもよい。その他にも、エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)や、ナイロンMXD6などの芳香族ポリアミドなどの、ガスバリア性を有する樹脂層を設けてもよい。各層は、ドライラミネート法や溶融押し出し法などを用いて積層することができる。
Other layers may be provided outside the base film (the first stretched
以下に、好ましい包装材料の具体例をいくつか示す。包装材料としては以下の具体例に限らず、他の構成を用いることもできる。
・ポリエステルフィルム/印刷層/接着剤層/ポリアミドフィルム/接着剤層/CPP(無(未)延伸ポリプロピレンフィルム)
・ポリエステルフィルム/印刷層/接着剤層/ポリエステルフィルム/接着剤層/CPP
・ポリエステルフィルム/透明蒸着層/ガスバリア性塗布膜/印刷層/接着剤層/ポリアミドフィルム/接着剤層/CPP
・ポリエステルフィルム/透明蒸着層/ガスバリア性塗布膜/印刷層/接着剤層/ポリエステルフィルム/接着剤層/CPP
Some specific examples of preferred packaging materials are shown below. The packaging material is not limited to the following specific examples, and other configurations can also be used.
・Polyester film/printed layer/adhesive layer/polyamide film/adhesive layer/CPP (non-stretched polypropylene film)
・Polyester film/printing layer/adhesive layer/polyester film/adhesive layer/CPP
・Polyester film/transparent deposition layer/gas barrier coating film/printing layer/adhesive layer/polyamide film/adhesive layer/CPP
・Polyester film/transparent deposition layer/gas barrier coating film/printing layer/adhesive layer/polyester film/adhesive layer/CPP
包装材料としては、更に第3延伸プラスチックフィルム(図示省略)を備えていてもよい。また、第1延伸プラスチックフィルム31はポリエステルフィルムであることが好ましい。第2延伸プラスチックフィルム32や第3延伸プラスチックフィルムは、ポリエステルフィルムまたはポリアミドフィルムとすることができる。ポリエステルフィルムとしては、テレフタル酸とジオールとの重縮体を主成分とするフィルムを用いることができ、重縮体としては、テレフタル酸とエチレングリコールの重縮体であるポリエチレンテレフタレートや、テレフタル酸と1,4-ブタンジオールの重縮体であるポリブチレンテレフタレートなどが挙げられる。ポリアミドフィルムとしては、ナイロンフィルムを用いることができる。第1延伸プラスチックフィルム31ではなく、第2延伸プラスチックフィルム32に透明蒸着層とガスバリア性塗布膜を設けてもよい。
The packaging material may further include a third stretched plastic film (not shown). Also, the first stretched
本実施形態では、おもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4を形成する包装材料は、全て共通の積層フィルムとしているが、合掌部7を形成する第1中間面3については、シーラントフィルム33をイージーピール仕様(イージーピールシーラント)にしてもよい。イージーピール仕様のシーラントフィルム33は、基材層(コア層)/シール層の複層のシーラントフィルムである。基材層としては、エチレン・プロピレン共重合体やエチレン・プロピレンランダム共重合体を用いることができる。シール層としては、高密度ポリエチレンとエチレン・プロピレン共重合体のブレンド、または高密度ポリエチレンとエチレン・プロピレンランダム共重合体のブレンドを用いることができる。第1中間面3をイージーピール仕様の包装材料で構成することにより、第1収容部11aを区画するシール部に比較して、仕切りシール部8、蒸気抜けシール部7eが剥離し易くなる。
In this embodiment, the packaging materials forming the
<製造方法>
次に、上述の包装材料30を用いてパウチを製造する方法について説明する。おもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4を形成するための、おもて面フィルム、裏面フィルム、第1中間フィルム、第2中間フィルムとして、4枚の包装材料30を準備する。そして、第1中間面3を折り返して、おもて面1、裏面2の内面間の上縁16側に挿入し、第1中間面3の端縁とおもて面1の下縁17に対向する端縁を合掌部7の先端7a同士として合わせて、合掌部7の内面同士を重ね合わせた状態で、所定のシール温度でヒートシールして、第2合掌シール部7d、蒸気抜けシール部7e、仕切りシール部8を形成する。この際、同時に未シール部7fも形成される。
<Manufacturing method>
Next, a method of manufacturing a pouch using the
さらに、第2中間面4を折込部4aで折り返して、おもて面1、裏面2の内面間の下縁17側に挿入する。次に、おもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4の重ね合された内面同士を、所定のシール温度でヒートシールして、第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、第3底部シール部6cを形成する。ヒートシール処理の条件は、シール部の常温シール強度が60N以下になり、熱間シール強度が23N以下になるよう、シーラントフィルム33の材料に応じて設定される。
Further, the second
続いて、ヒートシールによって互いに接合されたフィルムを適切な形状に切断して、図1~図3に示したようなパウチが得られる。続いて、上縁16側の開口部15a、合掌部7の先端7a側に形成された開口部15bを介して内容物をパウチの第1収容部11a、第2収容部11bに充填する。第1収容部11aに収容する第1の内容物は、例えば、御飯、麺類、肉、魚、野菜などの食品である。第2収容部11bに収容する第2の内容物は、例えば、御飯、麺類、肉、魚、野菜などの食品に添加するための調味料である。
The heat-sealed together films are then cut into appropriate shapes to yield pouches such as those shown in Figures 1-3. Subsequently, the contents are filled into the
その後、上縁16側において、おもて面1、裏面2、第1中間面3の重ね合された内面同士を所定のシール温度でヒートシールして、開口部15a、15bを塞ぎ、上部シール部10、第1合掌シール部7cを形成する。これにより、図5、図6に示すように、内容物が収容され封止されたパウチを得ることができる。図5、図6においては、内容物の図示を省略している。その後、ボイル処理やレトルト処理などの殺菌処理を、内容物が収容されたパウチに対して必要に応じて実施する。
After that, on the side of the
<シール強度の測定方法>
次に、パウチのシール部のシール強度の測定方法について説明する。シール強度は、JIS Z1707 7.5に準拠して測定され得る。測定器としては、例えばオリエンテック社製の恒温槽付き引張試験機「RTC-1310A」を用いることができる。
<Method for measuring seal strength>
Next, a method for measuring the seal strength of the sealed portion of the pouch will be described. Seal strength can be measured according to JIS Z1707 7.5. As a measuring device, for example, a tensile tester with a constant temperature bath “RTC-1310A” manufactured by Orientec Co., Ltd. can be used.
まず、シール部のシール強度を測定するための試験片Sを準備する。例えば、図5において、一点鎖線の枠で示すように、パウチのおもて面1及び裏面2のうち第1側部シール部5aを含む部分を切り出して、第2方向に沿って延びる試験片Sを得る。第2方向に直交する第1方向における試験片Sの幅W4は、15mmである。
First, a test piece S for measuring the seal strength of the seal portion is prepared. For example, in FIG. 5, as indicated by the dashed line frame, a portion including the first
そして、図7に示すように、引張試験機により試験片Sの未シール部分を一対のチャック25で引っ張り、シール部が破断するまで引張荷重を加え、その間の最大荷重をシール強度とする。図7において、試験片Sのうち網掛けが施されている部分がシール部に相当する。引張試験機としては、オリエンテック社製「恒温槽付き引張試験機RTC-1310A」を用い、チャック間距離L2は40mm、引張試験速度:300mm/分とした。
Then, as shown in FIG. 7, the unsealed portion of the test piece S is pulled by a pair of
<内容物の加熱>
次に、内容物が充填されたパウチの加熱について説明する。調理時には、まず、下縁17を下にしてパウチを自立させた状態で、パウチを電子レンジの内部に載置する。次に、電子レンジを利用して内容物が充填されたパウチを加熱する。これによって、内容物の温度が高くなり、内容物に含まれる水分が蒸発して第1収容部11aおよび第2収容部11bの圧力が増加する。
<Heating of contents>
Next, the heating of the pouch filled with contents will be described. When cooking, first, the pouch is placed inside the microwave oven with the
第1収容部11aおよび第2収容部11bの圧力が増加すると、第1収容部11aおよび第2収容部11bから受ける力によっておもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4が外側に膨らむ。この際、第1収容部11aにおいては、第1収容部11aを形成する第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、上部シール部10に、第1収容部11aの中心から外側に向かう一方向のみからの力が加わる。また、第2収容部11bにおいては、第2収容部11bを形成する第1合掌シール部7c、第2合掌シール部7d、蒸気抜けシール部7eに、第2収容部11bの中心から外側に向かう一方向のみからの力が加わる。これに対して、第1収容部11aと第2収容部11bを仕切る仕切りシール部8には、第1収容部11aの中心から(図5における下から上)の力と、第2収容部11bの中心から(図5における上から下)の力が加わる。
When the pressure of the first
すなわち、外縁シール部である第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、第1底部シール部6a、第2底部シール部6bと、第1合掌シール部7c、第2合掌シール部7d、蒸気抜けシール部7eには、1方向からしか力が加わらないのに対し、仕切りシール部8には2方向から力が加わる。したがって、仕切りシール部8には、外縁シール部、第1合掌シール部7c、第2合掌シール部7d、蒸気抜けシール部7eより大きな力が加わることになり、仕切りシール部8が最初に剥離する。これにより、第1収容部11aと第2収容部11bが連通し、加熱された調味料と主食が混ざり合う。このようにして、電子レンジで加熱するだけで、2つの収容部に別々に充填された主食と調味料が調理される。
That is, a first
この状態から、電子レンジによる加熱が続き、連通した第1収容部11aと第2収容部11bの圧力が高くなると、第1収容部11aと第2収容部11bから受ける力によって、おもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4が外側にさらに膨らむ。ここで本実施形態においては、常温シール強度が60N以下であるようシール部が構成されている。これにより、23N以下の熱間シール部を有するシール部を備えるパウチを得ることができる。このため、パウチに収容されている内容物の温度が過剰に高くなったり、収容部内の圧力が過剰に高くなったりするよりも前に、蒸気抜けシール部7eを剥離させることができる。蒸気抜けシール部7eが剥離すると、未シール部7fにより第2収容部11bと外部が連通し、水蒸気が外部へ放出される。このため、加熱の際にパウチの包装材料30に穴があいたり包装材料30にシワが形成されたりすることを抑制することができる。
From this state, when the heating by the microwave oven continues and the pressure of the communicating first
<変形例・全体形態>
パウチの形態の変形例について説明する。上記実施形態では、パウチを、下縁17を下にして自立させることが可能な底部ガセット部9を有する形態としたが、底部ガセット部9を有さない、おもて面1、裏面2、第1中間面3のみの形態としてもよい。図8は、底部ガセット部9を有さない変形例を示す図である。図8は、変形例のパウチの正面図である。図5に示した実施形態のパウチと同様の箇所については同一符号を付して説明を省略する。なお、背面図も省略している。図5と比較するとわかるように、図8の変形例では、底部ガセット部9が存在していない。底面となる第2中間面4が存在していないためである。図8のパウチの使用態様は、電子レンジ等に入れる際、通常、裏面2を下方にして載置して使用する。すなわち、図8の紙面奥方向を下方にし、図8の紙面手前側のおもて面1を上方として使用する。これは、図5に示した実施形態のパウチが、下縁17を下方にし、上縁16を上方にして使用するのと異なっている。
<Modification/Overall form>
A modification of the pouch form will be described. In the above embodiment, the pouch has the
<変形例・開閉機構>
次に、第1収容部11aに開閉機構を備えた変形例について説明する。図9、図10は、開閉機構を備えた変形例を示す図である。図9は、変形例に係るパウチを示す背面図である。図10は、図9に示すB-B線に対応する断面図である。図9、図10に示す変形例では、上縁16に沿って第1収容部11aを開封および再封が可能な開閉機構が形成されている。図9に示すように、変形例のパウチは、第1収容部11aの上縁16付近に、相互に咬合する雄部材21と雌部材22とからなる開閉自在な咬合具20を開閉機構として備える。図9に示すように、帯状の咬合具20は、上縁16側に第2方向(図9における左右方向)に沿って設けられており、雄部材21は帯状の第一基部21aと、第一基部21aの一方の側に雄型咬合部21bを備え、第一基部21aの他方の側は裏面2の内面にそれぞれ接合されている。雌部材22は帯状の第二基部22aと、第二基部22aの一方の側に雌型咬合部22bを備え、第二基部22aの他方の側は第1中間面3の内面にそれぞれ接合されている。
<Modification / Opening and closing mechanism>
Next, a modification in which the first
このような第2方向に沿って形成された咬合具20は、いわゆるジッパーとして用いることができ、第1収容部11aを開封したり、再封したりすることが可能となる。なお、咬合具20は図9、図10に限定されるものではなく、第一基部21aは第1中間面3に接合され、第二基部22aは裏面2に接合されていてもよい。
The
咬合具20の材料としては、包装材料30のシーラントフィルム33と相溶性を有する樹脂を用いることができる。咬合具20は、図10に示すように雄部材21と雌部材22からなり、雄部材21は裏面2に、雌部材22は第1中間面3にヒートシールされる。このとき、雄部材21と雌部材22の間に遮熱板(図示省略)を介在させることにより、雄部材21と雌部材22の熱融着を防止する。
As the material of the
図9の変形例では、第1側縁18、第2側縁19において、第1方向における上縁16と咬合具20の間に開封手段14が形成されている。開封手段14は、切り込みであり、第1側部シール部5aおよび第2側部シール部5bに設けられている。開封手段としては、開封手段14のような切り込みに限定されず、切り欠きであってもよく、包装材料の一部または全部を貫通する傷痕群であってもよい。これらの開封手段は、第1側部シール部5aおよび第2側部シール部5bのどちらか一方のみに設けるようにしてもよい。あるいは、開封手段は、第1側部シール部5aから第2側部シール部5bに向かって延びる易開封線であってもよい。易開封線は、基材フィルムを貫通し、且つ、シーラントフィルムを貫通しないハーフカット線としてもよい。ハーフカット線は、刃物を用いて形成してもよいし、レーザー加工により形成してもよい。また、ハーフカット線は、連続的に延びる線であってもよいし、断続的に延びる線であってもよい。また、ハーフカット線は、パウチの一方の側縁から他方の側縁に至るように設けてもよい。なお、開封手段は、形成されていることが好ましいが、必須のものではない。
In the variant of FIG. 9, the opening means 14 are formed between the
図9、図10の変形例では、第2収容部11bに内容物(調味料など)の充填後、第1合掌シール部7cで封止する。咬合具20の上部の第1側部シール部5aおよび第2側部シール部5bに形成された開封手段14から袋を開封することにより、第1収容部11aが咬合具20により開閉可能となり、利用者が、主食等の食品を上縁16側に形成される開口から充填することも可能となる。第1収容部11aに開閉機構を備えることに代えて、または加えて、第2収容部11bに開閉機構を備えるようにしてもよい。
In the modified examples of FIGS. 9 and 10, after the content (seasoning, etc.) is filled in the
上記のような全体形態、開閉機構等の変形例については、適宜組み合わせて用いることができる。 Modifications such as the overall form and opening/closing mechanism described above can be used in combination as appropriate.
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態、変形例に限定されず、さらに種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、おもて面1、裏面2、第1中間面3、第2中間面4を、それぞれおもて面フィルム、裏面フィルム、第1中間フィルム、第2中間フィルムにより構成することにより、4つの面を4枚の包装材料により形成するようにしたが、1~3枚の包装材料を適宜切断し、貼り合わせることにより、4つの面を形成するようにしてもよい。
Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments and modifications, and various modifications are possible. For example, in the above embodiment, the
パウチが3枚以下のフィルムで製造される場合、上部シール部10、第1底部シール部6a、第1合掌シール部7cが存在しない場合もある。そのような場合、第1収容部11aは、上縁と下縁の間に延びるように形成され、第2収容部11bは、仕切りシール部8と合掌部7の先端7aの間に延びるように形成される。
When the pouch is manufactured with three or less films, the
1・・・おもて面
2・・・裏面
3・・・第1中間面(上面)
4・・・第2中間面(底面)
4a・・・折込部
5a・・・第1側部シール部
5b・・・第2側部シール部
6a・・・第1底部シール部
6b・・・第2底部シール部
6c・・・第3底部シール部
7・・・合掌部
7a・・・先端
7b・・・基部
7c・・・第1合掌シール部
7d・・・第2合掌シール部
7e・・・蒸気抜けシール部
7f・・・未シール部
7g・・・開口
8・・・仕切りシール部
9・・・底部ガセット部
10・・・上部シール部
11a・・・第1収容部
11b・・・第2収容部
14・・・開封手段
15a、15b・・・開口部
16・・・上縁
17・・・下縁
20・・・咬合具
21・・・雄部材
22・・・雌部材
L1・・・第2合掌シール部7dの内縁から蒸気抜けシール部7eの内縁までの距離
W1・・・第1側部シール部5a、第2側部シール部5b、第1底部シール部6a、第2底部シール部6b、第3底部シール部6cのシール幅
W2・・・蒸気抜けシール部7eのシール幅
W3・・・仕切りシール部8のシール幅
1
4 . . . Second intermediate surface (bottom surface)
4a... Folded
Claims (9)
上縁と、上縁と対向する下縁と、上縁と下縁の間で延びる第1側縁と第2側縁を有し、
おもて面側に合掌部を備え、
前記合掌部は、第1側縁から第2側縁に亘って設けられており、
前記包装材料の内面を接合するシール部を有し、
前記シール部は、収容部を形成するための外縁シール部と、前記合掌部に設けられている合掌シール部と、前記収容部の圧力の増加により剥離する蒸気抜けシール部と、前記収容部を2つに区画するための仕切りシール部を含み、
前記仕切りシール部は、前記合掌部の領域に設けられており、
前記蒸気抜けシール部は、前記仕切りシール部と前記合掌部の先端との間に設けられており、
前記収容部は、上縁に沿って延びる上部シール部と下縁に沿って延びる第1底部シール部の間に延びる第1収容部と、前記仕切りシール部と前記合掌部の先端に沿って延びる第1合掌シール部の間に延びる第2収容部と、で構成されている、
ことを特徴とするパウチ。 A pouch formed from a packaging material comprising at least a first stretched plastic film and a sealant film, the pouch having a front surface and a back surface,
having a top edge, a bottom edge opposite the top edge, first and second side edges extending between the top and bottom edges;
Equipped with a joint on the front side,
The palm-to-palm portion is provided from the first side edge to the second side edge,
Having a sealing portion that joins the inner surface of the packaging material,
The seal portion comprises an outer edge seal portion for forming a housing portion, a palm-to-palm seal portion provided on the palm-to-palm portion, a steam release seal portion that separates due to an increase in pressure in the housing portion, and the housing portion. including a partition seal for dividing into two ,
The partition seal portion is provided in the region of the palm -to-palm portion,
The steam release seal portion is provided between the partition seal portion and the tip of the joint portion,
The accommodation portion includes a first accommodation portion extending between an upper seal portion extending along the upper edge and a first bottom seal portion extending along the lower edge, and extending along the tips of the partition seal portion and the palm-to-palm portion. and a second accommodation portion extending between the first joint seal portions,
A pouch characterized by:
100℃のときの、前記おもて面フィルムと前記第1中間フィルムのシール強度が23N以下である、
ことを特徴とする請求項1に記載のパウチ。 The pouch has a front film, a back film facing the front film, and a first intermediate film located on the upper edge side of the front film and the back film. cage,
The seal strength between the front film and the first intermediate film at 100° C. is 23 N or less.
The pouch according to claim 1, characterized in that:
ことを特徴とする請求項2に記載のパウチ。 The seal strength of the seal portion between the front film and the first intermediate film at 25° C. is 60 N or less.
The pouch according to claim 2, characterized in that:
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のパウチ。 In the front film and the first intermediate film, the tensile elastic modulus (MPa) and the thickness (μm) of the sealant film in the first direction, which is the direction from the upper edge to the lower edge of the pouch is 35000 or more,
The pouch according to claim 2 or 3, characterized in that:
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のパウチ。 The sealant film contains a propylene/ethylene block copolymer as a main component,
The pouch according to any one of claims 1 to 4, characterized in that:
ことを特徴とする請求項5に記載のパウチ。 6. The pouch according to claim 5, wherein the sealant film contains a propylene-ethylene block copolymer and an α-olefin copolymer as main components.
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のパウチ。 7. The pouch of any one of claims 1-6, further comprising a bottom gusset portion.
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のパウチ。 A first content is accommodated in the first container,
The pouch according to any one of claims 1 to 7, characterized in that:
前記第1の内容物と前記第2の内容物は異なるものである、
ことを特徴とする請求項8に記載のパウチ。 A second content is accommodated in the second accommodation portion,
the first content and the second content are different;
The pouch according to claim 8, characterized in that:
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