JP7175666B2 - 指標値特定装置および指標値特定方法 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、ある状況における作業機械の状態を表す指標値を求めることができる指標値特定装置および指標値特定方法を提供することにある。
図1は、一実施形態に係る作業分析システムの構成を示す概略図である。
作業分析システム1は、作業機械100とラベリング装置200と作業分析装置300を備える。作業分析装置300は、指標値特定装置の一例である。
ラベリング装置200は、作業分析装置300に記憶された動画像に、そのときの作業機械100の作業の区分を示すラベルを付したラベルデータを生成する。
図2は、第1の実施形態に係る油圧ショベルの構成を示す斜視図である。
作業機械100は、走行体110と、走行体110に支持される旋回体120と、油圧により作動し旋回体120に支持される作業機130とを備える。旋回体120は、旋回中心を中心として走行体110に旋回自在に支持される。
アーム132は、ブーム131とバケット133とを連結する。アーム132の基端部は、ブーム131の先端部にアームピンP2を介して取り付けられる。
バケット133は、土砂などを掘削するための刃先と掘削した土砂を収容するための収容部とを備える。バケット133の基端部は、アーム132の先端部にバケットピンP3を介して取り付けられる。なお、バケット133は、例えば法面バケットのように整地を目的としたバケットでもよいし、収容部を備えないバケットでもよい。また、作業機130は、バケット133に代えて、打突によって粉砕力を与えるためのブレーカや、対象物を把持するグラップルなどの他のアタッチメントを備えてもよい。
アームシリンダ135は、アーム132を駆動するための油圧シリンダである。アームシリンダ135の基端部は、ブーム131に取り付けられる。アームシリンダ135の先端部は、アーム132に取り付けられる。
バケットシリンダ136は、バケット133を駆動するための油圧シリンダである。バケットシリンダ136の基端部は、アーム132に取り付けられる。バケットシリンダ136の先端部は、バケット133に取り付けられる。
旋回体120は、エンジン122、油圧ポンプ123、コントロールバルブ124、旋回モータ125、操作装置126、撮像装置127、データ集約装置128を備える。なお、他の実施形態においては、作業機械100がネットワークを介した遠隔操作によって動作してもよいし、自動運転によって動作してもよい。この場合、作業機械100は、運転室121および操作装置126を備えなくてもよい。
油圧ポンプ123は、エンジン122により駆動され、コントロールバルブ124を介して各アクチュエータ(ブームシリンダ134、アームシリンダ135、バケットシリンダ136、走行モータ112、および旋回モータ125)に作動油を供給する。
コントロールバルブ124は、油圧ポンプ123から供給される作動油の流量を制御する。
旋回モータ125は、コントロールバルブ124を介して油圧ポンプ123から供給される作動油によって駆動し、旋回体120を旋回させる。
操作装置126の傾きに応じて、コントロールバルブ124の各アクチュエータへつながる流路の開度が制御される。操作装置126は、例えば傾きに応じてパイロット作動油の流量を変化させるバルブを有し、パイロット作動油がコントロールバルブ124のスプールを作動させることで、コントロールバルブ124の開度を制御する。
トルクセンサ142は、エンジン122に設けられ、エンジン122のトルクを計測する。
燃料センサ143は、エンジン122に設けられ、エンジンの消費燃料量(瞬時燃費)を計測する。
ブームシリンダボトム圧センサ146は、ブームシリンダ134のボトム側の油室の圧力を計測する。
アームストロークセンサ148は、アームシリンダ135のストローク量を計測する。
バケットストロークセンサ149は、バケットシリンダ136のストローク量を計測する。なお、他の実施形態においては、各ストロークセンサに代えて、作業機130の角度を直接測る角度計を備えてもよいし、ブーム131、アーム132、およびバケット133のそれぞれに傾斜計またはIMUを備えてもよい。また他の実施形態においては、撮像装置127が撮像した作業機130が写る画像から作業機130の角度を算出してもよい。
図3は、第1の実施形態に係るラベリング装置の構成を示す概略ブロック図である。
ラベリング装置200は、プロセッサ21、メインメモリ22、ストレージ23、インタフェース24を備えるコンピュータである。ラベリング装置200の例としては、PC、スマートフォン、およびタブレット端末などが挙げられる。ラベリング装置200は、どこに設置されてもよい。つまり、ラベリング装置200は、作業機械100に搭載されてもよいし、作業分析装置300に搭載されてもよいし、作業機械100および作業分析装置300と別個に設けられてもよい。ストレージ23は、ラベリングプログラムを記憶する。プロセッサ21は、ラベリングプログラムをストレージ23から読み出してメインメモリ33に展開し、ラベリングプログラムに従った処理を実行する。
ラベリングプログラムは、ラベリング装置200に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、ラベリングプログラムは、ストレージ23に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、ラベリング装置200は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)などのカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサによって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。
動画像表示部212は、動画像取得部211が取得した動画像をディスプレイに表示させる。
ラベル入力部213は、動画像の再生中に、利用者から、再生タイミングにおいて作業機械100が実行している作業の区分を示すラベル値の入力を受け付ける。
ラベルデータ生成部214は、ラベル入力部213に入力されたラベル値を、入力された再生タイミングを示すタイムスタンプに関連付けたラベルデータを生成する。ラベルデータは、例えば、作業の区分を行とし、時刻を列とする行列であって、その時刻にその区分に係る作業がなされたか否かを表す値を要素に持つ行列であってよい。つまり、ラベルデータは、i列j行目の要素の値wijを、時刻tiに区分ajに係る作業がなされているときに1とし、時刻tiに区分ajに係る作業がなされていないときに0とする行列であってよい。
ラベルデータ送信部215は、ラベルデータを作業分析装置300に送信する。
ラベル入力部213に入力される作業の区分の例について説明する。
ラベル入力部213は、利用者から、単位作業に係るラベル値と要素作業に係るラベル値の入力を受け付ける。単位作業とは、一の作業目的を遂行する作業である。要素作業とは、単位作業を構成する要素であって目的別に区分される一連の動作または作業を示す作業である。
掘削は、バケット133によって土砂または岩石を掘り、削り取る作業である。
積荷旋回は、削り取った土砂または岩石をバケット133に抱えたまま、旋回体120を旋回させる作業である。
排土は、削り取った土砂または岩石を、バケット133から運搬車両または所定の場所に下ろす作業である。
空荷旋回は、バケット133に土砂および岩石が無い状態で、旋回体120を旋回させる作業である。
排土待ちは、削り取った土砂または岩石をバケット133に抱えたまま、積み込むための運搬車両を待機している作業である。
荷台押えは、運搬車両の荷台に積み込んだ土砂を上からバケット133で押えて平らにする作業である。
転圧は、乱れた地盤に対してバケット133で土砂を押し込み、地盤を成形し、また強化する作業である。
押しならしは、バケット133の底面で土砂を払い均す作業である。
ホウキは、バケット133の側面で土砂を払い均す作業である。なお、ホウキは、作業機130に負荷がかかる作業であるが、後述する作業特定方法によって、作業機に負荷がかかる非推奨作業を特定することができる。
掘削積込は、土砂または岩石を掘り、削り取り、削り取った土砂または岩石を運搬車両の荷台に積み込む作業である。掘削積込は、掘削、積荷旋回、排土、空荷旋回、排土待ちおよび荷台押えで構成される単位作業である。
溝掘削は、地盤を溝状に細長く掘り、削り取る作業である。溝掘削は、掘削、積荷旋回、排土、および空荷旋回で構成され、押しならしを含み得る単位作業である。
埋戻しは、地盤に既に空いている溝または穴に土砂を入れて平らに埋め戻す作業である。埋戻しは、掘削、積荷旋回、排土、転圧、および空荷旋回で構成され、押しならしおよびホウキを含み得る単位作業である。
すき取りは、地面の余分な起伏を所定の高さにするため平らに削り取る作業である。すき取りは、掘削および排土、または掘削、積荷旋回、排土、および空荷旋回で構成され、押しならしおよびホウキを含み得る単位作業である。
法面(上から)は、対象箇所の上方に位置する作業機械100によって斜面を作る作業である。法面(上から)は、転圧、掘削、積荷旋回、排土、空荷旋回で構成され、押しならしを含み得る単位作業である。
法面(下から)は、対象箇所の下方に位置する作業機械100によって斜面を作る作業である。法面(下から)は、転圧、掘削、積荷旋回、排土、空荷旋回で構成され、押しならしを含み得る単位作業である。
積荷集めは、掘削等によって出た土砂を、運搬車両に積む前に集めておく作業である。積荷集めは、掘削、積荷旋回、排土、空荷旋回で構成され、押しならしを含み得る単位作業である。
走行は、作業機械100を移動させる作業である。単位作業としての走行は、要素作業としての走行から構成される単位作業である。
停車は、バケット133に土砂および岩石が無く、かつ所定時間以上停止している状態である。単位作業としての停車は、要素作業としての停車から構成される単位作業である。
図4は、第1の実施形態に係る作業分析装置の構成を示す概略ブロック図である。
作業分析装置300は、プロセッサ31、メインメモリ33、ストレージ35、インタフェース37を備えるコンピュータである。ストレージ35は、作業分析プログラムを記憶する。プロセッサ31は、作業分析プログラムをストレージ35から読み出してメインメモリ33に展開し、作業分析プログラムに従った処理を実行する。なお、第1の実施形態に係る作業分析装置300は、作業機械100の外部に設けられるが、他の実施形態においては作業分析装置300は、機能の一部または全部が作業機械100の内部に設けられてもよい。
作業分析プログラムは、作業分析装置300に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、作業分析プログラムは、ストレージ35に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、作業分析装置300は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLDなどのカスタムLSIを備えてもよい。PLDの例としては、PAL、GAL、CPLD、FPGAが挙げられる。この場合、プロセッサによって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。
具体的には、作業特定部315は、作業の区分を行とし、時刻を列とする行列であって、その時刻にその区分に係る作業の尤度を要素に持つ行列を得る。つまり、尤度の時系列は、i列j行目の要素の値wijを、時刻tiにおける作業が区分ajに係る作業である尤度とする行列であってよい。作業特定部315は、単位作業に係る尤度の時系列を得ることで、作業機械100による単位作業の区分を特定する。作業特定部315は、要素作業に係る尤度の時系列を得ることで、作業機械100による要素作業の区分を特定する。
このとき、要素作業に係る時間平均フィルタの窓関数の大きさ(単位時間の長さ)は、単位作業に係る時間平均フィルタの窓関数の大きさより小さい。なお、平滑化の方法は時間平均に限られないが、要素作業に係る窓関数の大きさは単位作業に係る窓関数の大きさより小さいことが好ましい。これは、単位作業が要素作業によって構成されているように、一の要素作業が継続する時間は一の単位作業が継続する時間より短いためである。
また期間特定部317は、要素作業に係る尤度の時系列に基づいて、「積荷旋回」の始点と終点とを特定する。
また、指標値特定部318は、状態データ取得部311が取得した状態データの時系列に基づいて、特定された「掘削積込」ごとに、「積荷旋回」に関する作業機械100の状態の指標値の統計量を求め、運搬車両ごとの掘削積込について、当該指標値を表すグラフを生成する。指標値の統計量の例としては、要素作業における平均旋回角および平均燃費などが挙げられる。
図6は、掘削積込に係る積込回ごとの旋回角および燃費を表すグラフの例を示す図である。
掘削積込グラフ生成部319は、指標値特定部318が特定した指標値および指標値の統計量に基づいて、1サイクルの「掘削積込」ごとの作業機械100の状態の指標値の統計量を示すグラフを生成する。掘削積込における1サイクルとは、作業機械100が運搬車両へ土砂の積込を開始してから、複数回の積荷旋回を経て、土砂の積込を終了するまでの作業をいう。例えば、掘削積込グラフ生成部319は、図5に示すような1サイクルの掘削積込ごとの平均旋回角および平均燃費を表すグラフを生成する。図5の縦軸は、1サイクルの掘削積込の完了時刻を表し、横軸は、平均旋回角および平均燃費を表す。
また掘削積込グラフ生成部319は、指標値特定部318が特定した指標値および指標値の統計量に基づいて、ある1サイクルの「掘削積込」における積込回ごとの作業機械100の状態の指標値を示すグラフを生成する。例えば、掘削積込グラフ生成部319は、図6に示すような1サイクルの掘削積込に係る積込回ごとの旋回角および燃費を表すグラフを生成する。図6に示す例は、図5の複数の「掘削積込」のうち、10:31に係る「掘削積込」における積込回ごとの作業機械100の状態の指標値を示す。また、図6に示す例においては、掘削積込を開始してから5回の積荷旋回で運搬車両の積載量が最大積載量に達し、掘削積込を終了している。たとえば、図6に示す例においては、2回目の積込における旋回角が123.5度、3回目の積込における旋回角が106.5度、4回目の積込における旋回角が96.5度、5回目の積込における旋回角が101.5度であることから、平均旋回角は、107.0度となる。つまり、10:31に係る「掘削積込」における平均旋回角は、図5に示すように107.0度である。同様に、図6に示す例においては、1回目の積込における燃費が8.75L/H、2回目の積込における燃費が15.55L/H、3回目の積込における燃費が14.35L/H、4回目の積込における燃費が13.25L/H、5回目の積込における燃費が13.25L/Hであることから、平均燃費は、13.0L/Hとなる。つまり、10:31に係る「掘削積込」における平均燃費は、図5に示すように13.0L/Hである。
なお、第1の実施形態に係る掘削積込グラフ生成部319は、積込回ごとの指標値を表すグラフとして、旋回角および燃費を表すグラフを生成するが、これに限られず、旋回角および燃費のいずれか一方の指標値を表してもよい。また掘削積込グラフ生成部319は、掘削積込に係る時間などの他の指標値を表すグラフを生成してもよい。また、掘削積込グラフ生成部319は、複数種類の指標値の組み合わせを適宜組み合わせてグラフを生成してもよい。組み合わせの数も2種類に限られず、掘削積込グラフ生成部319は、3種類以上を組み合わせたグラフを生成してもよい。
作業分析装置300は、一の作業機械100の作業分析を実行する前に、予め、予測モデルを生成しておく。
図7は、第1の実施形態に係る作業分析装置の学習処理を示すフローチャートである。
このとき、学習部314は、状態データの時系列を入力とし、ラベルデータ(作業の区分ごとの時系列を示す行列)を出力とするように予測モデルを学習させる。
作業分析装置300は、上記の準備が完了すると、任意の作業機械100の作業を分析することができる。
図8は、第1の実施形態に係る作業分析装置による作業分析方法を示すフローチャートである。
図9のヒートマップH1は、単位作業に係る尤度の時系列を表す。図9のヒートマップH2は、要素作業に係る尤度の時系列を表す。図9に示すように、単位作業に係る尤度の時系列および、要素作業に係る尤度の時系列によれば、複数の単位作業または複数の要素作業を複合的に行う作業状態や、異なる作業の区分へシームレスに移る作業状態は、同時刻において複数の作業の区分の尤度が高い状態として表れる。
期間特定部317は、選択された「掘削積込」に係る期間のうち、要素作業が「積荷旋回」に係る複数の期間、および要素作業が「空荷旋回」に係る複数の期間を特定する(ステップS59)。
指標値特定部318は、状態データ取得部311が取得した状態データの時系列から、「積荷旋回」に係る各期間の始点および終点における旋回体120の方位を特定する(ステップS62)。旋回体の方位は、例えば作業機械100が備える2つのGNSSアンテナにおける測位情報の差によって、またはポテンショメータによる計測によって求めることができる。指標値特定部318は、各期間の始点に係る方位と終点に係る方位の差に基づいて、積込作業ごとの旋回角を特定する(ステップS63)。
掘削積込グラフ生成部319は、図6に示すように積込作業ごとの燃費および旋回角の変化を表すグラフを生成する(ステップS64)。
このように、第1の実施形態によれば、作業分析装置300は、作業機械100の状態を示す状態データに基づいて作業機械が実行した作業の区分を特定し、所定の区分に係る期間の始点から終点までの作業機械100の状態の指標値を特定する。これにより、利用者は、特定した作業機械100の状態の指標値を評価材料として、オペレータの評価または作業の解析に用いることができる。なお、第1の実施形態に係る作業分析装置300は、図7に示すステップS1からステップS10の処理、および図8に示すステップS51からステップS67の処理を実行するが、これに限られない。例えば、他の実施形態においては、ステップS1からステップS10の処理、ならびに、ステップS52からステップS56、ステップS58からステップS59、およびステップS64からステップS67の処理が実施されなくてもよい。また、作業分析装置300は、S60およびS61、またはS62およびS63のうち、いずれか一方の処理を実行するものであってもよい。また、作業機械100は、撮像装置127、回転数センサ141、トルクセンサ142、燃料センサ143、パイロット圧センサ144、ブームシリンダヘッド圧センサ145、ブームシリンダボトム圧センサ146、ブームストロークセンサ147、アームストロークセンサ148、バケットストロークセンサ149を備えなくてもよい。
このように、利用者は、作業機械100の状態の指標値を評価材料とすることで、多角的に解析を行うことができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、作業分析装置300は、溝掘削作業における掘削から排土までの作業機械100の状態の指標値を求めてもよい。これにより、利用者は、オペレータの溝掘削作業における評価または溝掘削作業の解析を行うことができる。
また例えば、作業分析装置300は、法面の転圧作業において作業機130の連続動作に係る距離を求めてもよい。作業機130の連続動作とは、ブーム131、アーム132、およびバケット133の少なくとも1つへの操作が無い状態から、ブーム131、アーム132、およびバケット133のすべてへの操作がなされている状態を経て、ブーム131、アーム132、およびバケット133の少なくとも1つへの操作が無くなるまでの状態をいう。法面の転圧作業において、オペレータは、バケット133の角度を法面の目標角度と一致させながら、法面に沿ってバケット133を移動させる必要がある。経験の少ないオペレータは、バケット133を少しずつ移動させ、都度バケット133の角度を調整するため、作業機130の連続動作の距離が短くなる傾向にある。他方、熟練のオペレータは、ブーム131、アーム132、およびバケット133を同時に調整して、法面に沿ってバケット133を移動させつつ、バケット133の角度を目標角度と一致させるため、作業機130の連続動作の距離が長くなる傾向にある。これにより、利用者は、オペレータの法面作業における評価または溝掘削作業の解析を行うことができる。
Claims (9)
- 複数の時刻における作業機械の状態を示す状態データを取得する状態データ取得部と、
前記取得した状態データに基づいて前記作業機械の複数の作業の区分それぞれの尤度の時系列を特定する作業特定部と、
特定された尤度の時系列を平滑化する平滑化部と、
前記平滑化された尤度の時系列に基づいて、前記作業の区分のうち、所定の区分に係る尤度が支配的な期間の始点および終点を特定する期間特定部と、
前記始点から前記終点までの前記作業機械の状態の指標値を求める指標値特定部と
を備える指標値特定装置。 - 前記作業特定部は、目的別に区分される一連の動作または作業を示す要素作業の区分を特定し、
前記期間特定部は、前記要素作業の区分に係る尤度が支配的な期間の前記始点および前記終点を特定する
請求項1に記載の指標値特定装置。 - 前記作業特定部は、前記作業機械の一の作業目的を遂行する作業を示す単位作業の区分をさらに特定し、
前記期間特定部は、所定の単位作業を構成する所定の要素作業の区分に係る尤度が支配的な期間の前記始点および前記終点を特定し、
前記指標値特定部は、前記期間の前記始点から前記終点までの前記指標値を求める
請求項2に記載の指標値特定装置。 - 前記期間特定部は、前記要素作業の区分に係る尤度が支配的な複数の期間の前記始点および前記終点を特定し、
前記指標値特定部は、前記複数の期間それぞれの前記始点から前記終点までの前記指標値に基づいて、前記指標値の統計量を求める
請求項3に記載の指標値特定装置。 - 前記指標値特定部は、前記期間に係る異なる種類の前記指標値を求める
請求項3または請求項4に記載の指標値特定装置。 - 前記期間特定部は、前記作業機械の積荷旋回または空荷旋回に係る尤度が支配的な期間の前記始点および前記終点を特定し、
前記指標値特定部は、前記積荷旋回または前記空荷旋回における前記作業機械の旋回角を求める
請求項2から請求項5の何れか1項に記載の指標値特定装置。 - 前記指標値特定部が特定した前記指標値を出力する出力部を備え、
前記期間特定部は、所定の要素作業の区分に係る尤度が支配的な複数の期間の前記始点および前記終点を特定し、
前記指標値特定部は、前記複数の期間それぞれの前記始点から前記終点までの前記指標値を求め、
前記出力部は、前記複数の期間それぞれに係る前記指標値の推移を示すグラフを出力する
請求項1から請求項6の何れか1項に記載の指標値特定装置。 - 前記出力部は、前記複数の期間それぞれに係る異なる種類の前記指標値の推移を示すグラフを出力する
請求項7に記載の指標値特定装置。 - 複数の時刻における作業機械の状態を示す状態データを取得するステップと、
前記取得した状態データに基づいて前記作業機械の複数の作業の区分それぞれの尤度の時系列を特定するステップと、
特定された尤度の時系列を平滑化するステップと、
前記平滑化された尤度の時系列に基づいて、前記作業の区分のうち、所定の区分に係る尤度が支配的な期間の始点および終点を特定するステップと、
前記期間における前記作業機械の状態の指標値を求めるステップと
を備える指標値特定方法。
Priority Applications (5)
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