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JP7172682B2 - カメラ搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラ搭載構造に関する。
車両のフロントウインドシールドガラスに近接してカメラが配置されるとともに、フロントウインドシールドガラスに対する防曇用の加熱装置(熱線ヒーター等の発熱体)が、そのカメラに近接して配置された構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-101004号公報
このような構造においては、発熱体の下面側(フロントウインドシールドガラスと対向しない側)からの放熱を抑制するために、その発熱体の下面側に断熱部材が設けられることも、従来から知られている。しかしながら、その断熱部材は、乗員(運転者等)の視界を確保する観点から、できるだけスリムに形成されることが望ましい。
そこで、本発明は、カメラが近接して配置されたフロントウインドシールドガラスに対する防曇用の発熱体に設けられた断熱部材によって乗員の視界が低減されるのを抑制できるカメラ搭載構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のカメラ搭載構造は、フロントウインドシールドガラスの内面で、かつ車両上方側に設けられ、車両の周辺情報を検知するカメラと、前記カメラの車両前方下側に配置された金属製の画角フード部材と、前記画角フード部材の下面に設けられ、前記フロントウインドシールドガラスに対する防曇用の発熱体と、前記発熱体の下面に設けられ、上層の断熱材と下層の断熱材とを有する2層構造の断熱部材と、を備え、前記断熱部材は、上層の断熱材が下層の断熱材よりも車両前方側へ突出されており、前記上層の断熱材の車両下方側で、かつ前記下層の断熱材の車両前方側に、車両の周辺情報を検知するセンサーの一部が配置されている
請求項1に記載の発明によれば、フロントウインドシールドガラスに対する防曇用の発熱体の下面に設けられた断熱部材が、上層の断熱材と下層の断熱材とを有する2層構造とされている。したがって、それぞれの層で材質や長さ等を調整することが可能となる。つまり、本発明によれば、断熱部材が1層構造とされている場合に比べて、断熱部材のスリム化が可能となり、その断熱部材によって乗員の視界が低減されるのが抑制される。
また断熱部材は、上層の断熱材が下層の断熱材よりも車両前方側へ突出されており、上層の断熱材の車両下方側で、かつ下層の断熱材の車両前方側に、車両の周辺情報を検知するセンサーの一部が配置されている。
たがって、カメラの他にセンサーが設けられている場合でも、カメラからセンサーまでの車両前後方向の長さが低減され、カメラ及びセンサーを設置するための設置スペースの省スペース化が図れる。よって、乗員の視界が低減されるのが抑制される。
また、請求項に記載のカメラ搭載構造は、請求項に記載のカメラ搭載構造であって、前記上層の断熱材は、平面視で前記発熱体よりも大きく、かつ前記画角フード部材よりも小さい大きさに形成されている。
請求項に記載の発明によれば、上層の断熱材が、平面視で発熱体よりも大きく、かつ画角フード部材よりも小さい大きさに形成されている。したがって、発熱体の熱が車両下方側へ放熱されるのが効果的に抑制され、金属製の画角フード部材が効率よく加熱される。つまり、フロントウインドシールドガラスに対する防曇性能が向上される。
また、請求項に記載のカメラ搭載構造は、請求項に記載のカメラ搭載構造であって、前記上層の断熱材は、平面視で前記画角フード部材と略同形状に形成されている。
請求項に記載の発明によれば、上層の断熱材が、平面視で画角フード部材と略同形状に形成されている。したがって、発熱体の熱が車両下方側へ放熱されるのがより効果的に抑制され、金属製の画角フード部材が更に効率よく加熱される。
以上のように、本発明によれば、カメラが近接して配置されたフロントウインドシールドガラスに対する防曇用の発熱体に設けられた断熱部材によって乗員の視界が低減されるのを抑制することができる。
本実施形態に係るカメラ搭載構造を備えたカメラユニットの一部を分解して示す斜視図である。 本実施形態に係るカメラ搭載構造を示す側断面図である。 本実施形態に係るカメラ搭載構造を車両上方側から見て示す斜視図である。 本実施形態に係るカメラ搭載構造を構成するヒーターを車両下方側から見て示す斜視図である。 本実施形態に係るカメラ搭載構造を構成する画角フード部材、ヒーター、断熱部材の断面図である。 本実施形態に係るカメラ搭載構造を構成する断熱部材を模式的に示す平面図である。 本実施形態に係るカメラ搭載構造を構成する断熱部材の変形例を模式的に示す平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両上方向、矢印FRを車両前方向、矢印RHを車両右方向、矢印LHを車両左方向とする。したがって、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車両上下方向の上下、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
図1に示されるように、車両12に搭載される本実施形態に係るカメラ搭載構造10を備えたカメラユニット20は、少なくとも車両12の後方側の映像を表示する表示装置の一例としての電子インナーミラー16よりも車両前方上側におけるフロントウインドシールドガラス14(図2参照)の内面に設けられている。
図1~図3に示されるように、カメラユニット20は、センサー(前方監視カメラ)としてのステレオカメラ装置30と、カメラとしてのロケーター望遠カメラ装置40と、を備えている。
ステレオカメラ装置30は、車両12の前方側の走行環境を撮影して、車両12の周辺情報(位置、方向、距離等)を検知する左右一対のステレオカメラ32を有しており、ステレオカメラ32は、車幅方向に離間して装置本体30Aに設けられている。そして、ステレオカメラ装置30は、ロケーター望遠カメラ装置40の一部を収容するハウジング50よりも車両前方側に配置されている。
ロケーター望遠カメラ装置40は、車両12の前方側の走行環境を撮影して、車両12の周辺情報(位置、方向、距離等)を検知する運転支援用(自動運転用)のロケーターカメラ42と望遠カメラ44とを有している。左右一対のカメラであるロケーターカメラ42及び望遠カメラ44は、ステレオカメラ32とは異なる周辺情報を検知することから、左右のステレオカメラ32よりも車幅方向に近接して装置本体41に設けられている。
また、カメラユニット20は、フロントウインドシールドガラス14の内面で、かつ車両上方側の車幅方向中央部に接着剤等によって取り付けられたメインブラケット22を備えている。メインブラケット22は、ステレオカメラ装置30の後端部と、ロケーター望遠カメラ装置40(ハウジング50)とを取り付けるためのブラケットであり、平面視で略中央部分に開口部22Cを有する略矩形状に板金で形成されている。
詳細に説明すると、メインブラケット22の後端部における左右両側には、凹部22Aが形成されており、各凹部22Aの底面には、平面視で円形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。なお、左側の凹部22Aは、車両前後方向に延びており(車両前後方向が長手方向とされており)、その左側の凹部22Aの前端部(メインブラケット22の車両前後方向略中央部)にも、平面視で円形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。
また、メインブラケット22の前部(前端部22Fよりも後側に配置されている前部)における右側にも、凹部22Aが形成されており、その凹部22Aの底面にも、平面視で円形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、各凹部22Aにおける貫通孔には、締結具としてのウエルドボルト54の軸部(図示省略)が挿通され、各ウエルドボルト54の頭部54Aは、各貫通孔周りの凹部22Aの底面に溶接によって固着されている。
この4本のウエルドボルト54と4個のナット(図示省略)により、ロケーター望遠カメラ装置40の装置本体41に形成されたフランジ部41A(図1参照)と、ハウジング50に形成されたフランジ部50A(図1参照)とがメインブラケット22に共締めされる(一緒に締結される)構成になっている。
つまり、フランジ部41A及びフランジ部50Aには、ウエルドボルト54の軸部を挿通させるための平面視で円形状の貫通孔41B、50B(図1参照)が車両前後方向に離間して形成されており、メインブラケット22に対するロケーター望遠カメラ装置40及びハウジング50の締結箇所は、前後左右の4箇所となっている。
また、メインブラケット22の右前部に形成された凹部22Aの底面における車幅方向外側には、凹部22Bが形成されており、その凹部22Bの底面には、平面視で円形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、その貫通孔にも、ウエルドボルト54の軸部(図示省略)が挿通され、そのウエルドボルト54の頭部54Aは、その貫通孔周りの凹部22Bの底面に溶接によって固着されている。
また、メインブラケット22の左側に形成された凹部22Aの底面における車両前方側にも、凹部22Bが形成されており、その凹部22Bの底面には、平面視で円形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、その貫通孔にも、ウエルドボルト54の軸部(図示省略)が挿通され、そのウエルドボルト54の頭部54Aは、その貫通孔周りの凹部22Bの底面に溶接によって固着されている。
一方、ステレオカメラ装置30の後端部における左右両側には、左右一対のフランジ部(図示省略)が車両後方側へ向けて突設されており、各フランジ部には、平面視で円形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、各フランジ部に形成された貫通孔には、凹部22Bに設けられたウエルドボルト54の軸部が挿通されるようになっている。
つまり、この2本のウエルドボルト54と2個のナット(図示省略)により、ステレオカメラ装置30の後端部における左右両側が、メインブラケット22に締結固定される構成になっている。そして、これにより、ハウジング50の前壁50Fがステレオカメラ装置30(装置本体30A)の後壁30Bに近接して配置される構成になっている(図2参照)。
また、図1、図3に示されるように、カメラユニット20は、メインブラケット22の車両前方側におけるフロントウインドシールドガラス14の内面で、かつ車幅方向中央部に接着剤等によって取り付けられたサブブラケット24を備えている。サブブラケット24は、ステレオカメラ装置30の前端部を取り付けるためのブラケットであり、平面視でメインブラケット22よりも小さい略矩形状に板金で形成されている。
詳細に説明すると、サブブラケット24の前側の車幅方向中央部には、その両側が前端部を含んで切り欠かれることによって舌部25が形成されている。舌部25は、サブブラケット24の上面24Aよりも低位(車両下方側)に配置されるように、その付け根部分が屈曲形成されており、その舌部25の中央には、平面視で円形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。
そして、その貫通孔には、ウエルドボルト54よりも若干径の小さい締結具としてのウエルドボルト56の軸部(図示省略)が挿通され、そのウエルドボルト56の頭部56Aは、その貫通孔周りの舌部25の上面に溶接によって固着されている。
また、ステレオカメラ装置30の前端部における中央部には、フランジ部38が車両前方側へ向けて突設されており、そのフランジ部38には、平面視で円形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、そのフランジ部38に形成された貫通孔には、ウエルドボルト56の軸部が挿通されるようになっている。
つまり、この1本のウエルドボルト56と1個のナット55(図1参照)により、ステレオカメラ装置30の前端部における中央部が、サブブラケット24に締結固定される構成になっており、サブブラケット24及びメインブラケット22に対するステレオカメラ装置30の締結箇所は、前側1箇所、後側2箇所の計3箇所となっている。
なお、メインブラケット22の車幅方向両端部には、ステレオカメラ装置30とハウジング50の前側部分とを車両下方側から覆うカバー(図示省略)に設けられた左右一対の後側係止爪(図示省略)を前側から係止させる被係止部26が、左右一対で形成されている。
また、舌部25の左右両側におけるサブブラケット24の前端部24Bは、車両下方側へ向けて折り曲げられており、その前端部24Bには、上記カバーに設けられた左右一対の前側係止爪(図示省略)を前側から係止させる被係止孔28が、それぞれ形成されている。
また、図1、図3に示されるように、ステレオカメラ装置30の装置本体30Aにおけるステレオカメラ32の車両前方側には、平面視で車両前方側へ向かって車幅方向へ広がる等脚台形状の画角フード部34が一体に形成されている。そして、メインブラケット22には、平面視で車両前方側へ向かって車幅方向へ広がる略等脚台形状の画角フード部材(以下「フード部材」という)46が、開口部22Cを塞ぐように取り付けられている。
フード部材46は、ロケーターカメラ42及び望遠カメラ44の前方下側に配置され、望遠カメラ44がロケーターカメラ42よりも低位に配置されているため、ロケーターカメラ42側が高位となり、望遠カメラ44側が低位となるように、その高さが車幅方向略中央部分で異なるように板金で形成されている。すなわち、フード部材46の車幅方向略中央部には、段差部46A(図3参照)が形成されている。
なお、フード部材46の前端部46Fの上面は、フロントウインドシールドガラス14の内面に接触しない(非接触となる)構成になっている(図2参照)。そして、フード部材46は、フロントウインドシールドガラス14を透過した光の反射(ロケーターカメラ42及び望遠カメラ44への写り込み)を抑制又は防止するために、例えば黒色に着色されている。
また、図2に示されるように、フード部材46の下面には、発熱体としてのヒーター58が、その上面を接触(接着)させた状態で設けられている。図4に示されるように、ヒーター58は、フード部材46よりも一回り小さく、かつフード部材46と略同形状に形成されており、その左端部には、通電用の配線36が接続される矩形状のコネクタ59が一体に設けられている。
このヒーター58が発熱することにより、金属製のフード部材46が加熱され、その周辺の空気が温められることにより、フロントウインドシールドガラス14に対する防曇性能が確保されるようになっている。そして、図2に示されるように、ヒーター58の下面には、そのヒーター58の熱が下方へ逃げない(放熱しない)ようにするために、ヒーター58(フード部材46)と略同形状に形成された断熱部材60が設けられている。
図5、図6に示されるように、断熱部材60は、上層の断熱材62と、その断熱材62の下面に上面が接着された下層の断熱材64と、を有する2層構造とされている。そして、上層の断熱材62は、平面視でヒーター58よりも大きく、かつフード部材46よりも小さい大きさに形成されており、その上面がヒーター58の下面に接着されている。
なお、下層の断熱材64は、ヒーター58よりも小さい大きさに形成されている。すなわち、図5、図6に示されるように、上層の断熱材62は、下層の断熱材64よりも車両前後方向の長さが長く(下層の断熱材64は、上層の断熱材62よりも車両前後方向の長さが短く)形成されている。
換言すれば、上層の断熱材62の後端面62Bと、下層の断熱材64の後端面64Bとの車両前後方向の位置を同一位置として両者を重ねたときには、上層の断熱材62の前端部62Fが、下層の断熱材64の前端部64Fよりも車両前方側へ突出されて配置される構成になっている。
そして、図2に示されるように、上層の断熱材62の車両下方側で、かつ下層の断熱材64の車両前方側に、ステレオカメラ装置30の装置本体30Aの一部、即ち後壁30B側の上面30Uが配置されるようになっている。なお、フード部材46の前端部46Fは、上層の断熱材62の前端部62Fよりも車両前方側へ突出されて配置される構成になっている。
また、図1に示されるように、ハウジング50の底壁における車幅方向略中央部には、電子インナーミラー16を取り付けるためのミラーブラケット52が設けられている。このミラーブラケット52に、電子インナーミラー16のアーム部材18における上端部18Aが取り付けられることにより、電子インナーミラー16が、ハウジング50に支持されるようになっている。
以上のような構成とされた本実施形態に係るカメラ搭載構造10において、次にその作用について説明する。
図4に示されるように、フード部材46の下面には、フード部材46よりも一回り小さく、かつフード部材46と略同形状に形成されたヒーター58が、その上面を接触(接着)させた状態で設けられている。したがって、そのヒーター58により、フード部材46を効果的に加熱することができる。
しかも、図5に示されるように、ヒーター58の下面には、断熱部材60(ヒーター58よりも大きく、かつフード部材46よりも小さい大きさに形成された上層の断熱材62)が設けられているため、ヒーター58の熱が下方へ逃げる(放熱される)のを効果的に抑制することができ、フード部材46を効率よく加熱することができる。
そして特に、その上層の断熱材62が、平面視でフード部材46と略同形状に形成されていると、ヒーター58の熱が下方へ逃げる(放熱される)のをより効果的に抑制することができ、フード部材46を更に効率よく加熱することができる。よって、ヒーター58のフード部材46を介したフロントウインドシールドガラス14に対する防曇性能を向上させることができる。
なお、その上層の断熱材62(断熱部材60)により、後部がヒーター58に近接して配置されるステレオカメラ装置30に対する熱害も抑制することができる。また、図5、図6に示されるように、断熱部材60は、上層の断熱材62と下層の断熱材64とを有する2層構造とされている。したがって、それぞれの層で材質や長さ等を調整することができる。
つまり、このような構成にすると、断熱部材60が1層構造とされている場合に比べて、断熱部材60をスリム化することができる。よって、その断熱部材60により、乗員(運転者及び助手席に着座している乗員を含む)の視界が低減されるのを抑制することができる。
また、図2、図5、図6に示されるように、上層の断熱材62が下層の断熱材64よりも車両前方側へ突出されており、上層の断熱材62の車両下方側で、かつ下層の断熱材64の車両前方側に、ステレオカメラ装置30の装置本体30Aの一部(後壁30B側の上面30U)が配置されている(上層の断熱材62の前端部62Fが装置本体30Aの後壁30B側の上面30Uにオーバーラップしている)。
したがって、ロケーター望遠カメラ装置40の他にステレオカメラ装置30が設けられている場合でも、ロケーター望遠カメラ装置40からステレオカメラ装置30までの車両前後方向の長さを低減させることができ、ロケーター望遠カメラ装置40及びステレオカメラ装置30を設置するための設置スペースの省スペース化を図ることができる。
つまり、フロントウインドシールドガラス14の内面における車両上方側をコンパクトに構成する(スリム化してレイアウト性を向上させる)ことができる。よって、乗員(運転者及び助手席に着座している乗員を含む)の視界が、カメラユニット20によって低減されるのを抑制することができる。
なお、断熱部材60の形状は、図6に示される形状に限定されるものではない。例えば、ロケーター望遠カメラ装置40におけるロケーターカメラ42の水平画角は、図3に示される水平画角よりも広げられる(100度とされる)場合がある。その場合、ロケーターカメラ42は、車両12における車幅方向の中心よりも右側にオフセットして配置されているため、フード部材46は、フロントウインドシールドガラス14の曲面形状に合わせて、右側前端部が右側へ延びる。
換言すれば、平面視で、フード部材46の右側辺縁部の傾斜角度が、左側辺縁部の傾斜角度よりも小さくなる左右非対称形状となる。しかしながら、ヒーター58の形状が、図4に示される形状のままであると、フード部材46の右側前端部が加熱され難くなる。したがって、図7に示されるように、その場合の断熱部材60の形状は、フード部材46の形状に合わせた形状とされるが、下層の断熱材64の右側前端部64R(ヒーター58からはみ出す右前角部を含む所定幅の部分)は、短くされず、上層の断熱材62と同じ長さとされる。
すなわち、下層の断熱材64の右側前端部64Rは、上層の断熱材62の右側前端部62Rと同じ長さまで延ばされる。これにより、ヒーター58の形状が、図4に示される形状のままであっても、フード部材46の右側前端部の下方への放熱が抑制され、その右側前端部に伝達される熱の低下が抑制される。よって、ロケーターカメラ42の水平画角が広げられる場合でも、フロントウインドシールドガラス14に対する防曇性能を充分に確保することができる。
以上、本実施形態に係るカメラ搭載構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係るカメラ搭載構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、ロケーターカメラ42と望遠カメラ44は、図示のものとは左右逆に配置されてもよい。なお、その場合、フード部材46の形状も左右逆に形成されることは言うまでもない。
また、上層の断熱材62は、平面視でヒーター58よりも大きく、かつフード部材46よりも小さい大きさに形成されていればよく、平面視でフード部材46と同形状に形成されていなくてもよい。また、断熱部材60は、上層の断熱材62と下層の断熱材64とを貼り合わせて構成するのではなく、図示の形状に一体成形されたものであってもよい。
10 カメラ搭載構造
12 車両
14 フロントウインドシールドガラス
22 メインブラケット(ブラケット)
30 ステレオカメラ装置(センサー)
40 ロケーター望遠カメラ装置(カメラ)
46 フード部材(画角フード部材)
58 ヒーター(発熱体)
60 断熱部材
62 上層の断熱材
64 下層の断熱材

Claims (3)

  1. フロントウインドシールドガラスの内面で、かつ車両上方側に設けられ、車両の周辺情報を検知するカメラと、
    前記カメラの車両前方下側に配置された金属製の画角フード部材と、
    前記画角フード部材の下面に設けられ、前記フロントウインドシールドガラスに対する防曇用の発熱体と、
    前記発熱体の下面に設けられ、上層の断熱材と下層の断熱材とを有する2層構造の断熱部材と、
    を備え
    前記断熱部材は、上層の断熱材が下層の断熱材よりも車両前方側へ突出されており、
    前記上層の断熱材の車両下方側で、かつ前記下層の断熱材の車両前方側に、車両の周辺情報を検知するセンサーの一部が配置されているカメラ搭載構造。
  2. 前記上層の断熱材は、平面視で前記発熱体よりも大きく、かつ前記画角フード部材よりも小さい大きさに形成されている請求項1に記載のカメラ搭載構造。
  3. 前記上層の断熱材は、平面視で前記画角フード部材と略同形状に形成されている請求項に記載のカメラ搭載構造。
JP2019020026A 2019-02-06 2019-02-06 カメラ搭載構造 Active JP7172682B2 (ja)

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