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JP7163877B2 - 樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造 - Google Patents

樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造 Download PDF

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Description

この発明は、樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造に関する。
近年では、自動車におけるルーフウインドウを樹脂ウインドウとし、ルーフウインドウの軽量化が実現されている。例えば、樹脂ウインドウの材料をポリカーボネート(PC)とするルーフウインドウパネルが知られている。
樹脂ウインドウパネルをポリカーボネートとする場合、ウレタン系接着剤を用いて樹脂ウインドウパネルを車体に固定することが考えられる。しかしながら、ウレタン系接着剤に含まれる可塑剤はポリカーボネートとの相溶性が高い場合があるため、可塑剤がポリカーボネートに移行すると、樹脂ウインドウパネルの表層を劣化するおそれがある。そこで、樹脂ウインドウパネルの接着剤に対応する位置に、ポリカーボネートとポリエチレンテレフタレート(PET)のポリマーアロイ化により得られるアロイ材層を形成し、車体とアロイ材層との間に接着剤を介在させて樹脂ウインドウパネルを車体に固定することがある。この場合、射出成形による2色成形によってアロイ材層を備える樹脂ウインドウパネルが形成される。
従来の樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造としては、例えば、特許文献1に開示された樹脂部材およびこの部材を備えた車体構造が知られている。特許文献1には、樹脂部材が車両用ウインドウ部材であり、樹脂部材は樹脂基材および樹脂基材を他の部材に固定するための接着層を含む。車両用ウインドウ部材は接着層を介して車体に固定されている。樹脂部材の樹脂基材の車体側の面には、接着層に対応する位置に有色樹脂層が形成されている。
特開2016-203533号公報
しかしながら、ポリカーボネートの樹脂ウインドウパネルにアロイ材層を接着剤に対応する位置に形成する場合、パネル樹脂ウインドウパネルの厚さにアロイ材層の厚さが加わるため、樹脂ウインドウパネルとしての意匠制約を受けるほか、車室空間を狭くするという問題がある。特に、2色成形によって形成されるアロイ材層を備えた樹脂ウインドウパネルの厚さは大きくなりがちで、この厚さを、意匠制約を受けずに車室空間を狭くしない程度に小さくすることは困難である。また、特許文献1の樹脂部材の樹脂基材に有色樹脂層を形成する場合も、樹脂基材の厚さに有色樹脂層の厚さが加わるため、同様の問題を招く。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、ポリカーボネートの樹脂ウインドウパネルであってもウレタン系接着剤の可塑剤による劣化等の影響を受けることがなく、意匠制約や車室空間の狭小を招くことがない樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、窓枠部を囲む周縁部を車体に備える車両に設けられ、可塑剤を含有する接着剤により前記周縁部に取り付けられる樹脂ウインドウパネルにおいて、表面にハードコート層を有し、ポリカーボネートにより形成された第1樹脂パネル体と、前記第1樹脂パネル体の裏面に積層され、ポリエチレンテレフタレートにより形成された第2樹脂パネル体と、前記第1樹脂パネル体と前記第2樹脂パネル体との間に接着剤により形成される中間層と、を有し、前記第1樹脂パネル体は、透明なポリカーボネートにより形成された透明樹脂層と、前記透明樹脂層の裏面に積層され、前記透明樹脂層に比べて可視光線の透過率が低い不透明樹脂層と、を有し、前記第2樹脂パネル体は、少なくとも前記第1樹脂パネル体において前記周縁部に取り付けるための前記接着剤によるパネル接着部が形成される位置に対応して積層されていることを特徴とする。
本発明では、第1樹脂パネル体の裏面に第2樹脂パネル体が積層されており、第2樹脂パネル体はポリエチレンテレフタレートにより形成されている。このため、接着剤を用いて樹脂ウインドウパネルを車両に固定しても、接着剤に含まれる可塑剤は、第2樹脂パネル体に遮られ、ポリカーボネートの第1樹脂パネル体に移行することはない。よって、ポリカーボネートの樹脂ウインドウパネルであっても、接着剤の可塑剤の移行による劣化等の影響を受けることがないほか、樹脂ウインドウパネルの厚さを小さくすることができるので意匠制約や車室空間の狭小を招くことがない。また、樹脂ウインドウパネルの取り付けに必要な接着剤によるパネル接着部に対応する位置に第2樹脂パネル体を形成することができ、樹脂ウインドウパネルの軽量化を図ることができる。
また、第1樹脂パネル体と第2樹脂パネル体との間に接着剤による中間層が形成されているので、第1樹脂パネル体と第2樹脂パネル体の接着力を確保することができる。
また、本発明は、上記の樹脂ウインドウパネルと、前記樹脂ウインドウパネルと前記周縁部とを接着するパネル接着部と、を有し、前記パネル接着部は、前記可塑剤を含有する接着剤により形成され、前記第2樹脂パネル体と前記周縁部との間に介在されていることを特徴とする。
本発明によれば、樹脂ウインドウパネルは、接着剤により形成されるパネル接着部により車体の周縁部に取り付けられ、車窓を構成する。パネル接着部は第2樹脂パネル体と車体の周縁部との間に介在されているので、ポリカーボネートの樹脂ウインドウパネルであっても、樹脂ウインドウパネルは接着剤の可塑剤による劣化等の影響を受けることがなく、樹脂ウインドウパネルの厚さを小さくすることができるので意匠制約や車室空間の狭小を招くことがない。
本発明によれば、ポリカーボネートの樹脂ウインドウパネルであってもウレタン系接着剤の可塑剤による劣化等の影響を受けることがなく、意匠制約や車室空間の狭小を招くことがない樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造を提供できる。
第1の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルを備えた車両の斜視図である。 第1の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルの平面図である。 第1の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルの車体接着構造を示す断面図であり、図2におけるA-A線矢視図である。 第1の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造の要部を示す要部断面図である。 第2の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造の要部を示す要部断面図である。 第3の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造の要部を示す断面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造について図面を参照して説明する。本実施形態の樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造は、車両としての自動車に適用されている。
図1に示すように、車両10は、車体11と、ルーフの一部を構成する樹脂ウインドウパネル12と、車体11の一部である左右一対のルーフサイドメンバ13と、を備えている。
図1、図2に示すように、樹脂ウインドウパネル12は、平面視では略矩形状であるが緩やかな湾曲面を有している。樹脂ウインドウパネル12の前縁部14は、図1に示すように、車両10のフロントガラスウインドウ15の上縁部に倣い、樹脂ウインドウパネル12の後縁部16は、樹脂ウインドウパネル12とともにルーフを構成する後部ルーフ17の前縁部に倣う。樹脂ウインドウパネル12の左右の側縁部18は、左右一対のルーフサイドメンバ13に沿う。フロントガラスウインドウ15、後部ルーフ17および左右一対のルーフサイドメンバ13は、窓枠部を囲む周縁部に相当する。
図3、図4に示すように、樹脂ウインドウパネル12は、ポリカーボネート(PC)により形成された第1樹脂パネル体21と、第1樹脂パネル体21に積層され、ポリエチレンテレフタレート(PET)により形成された第2樹脂パネル体22と、を有している。
第1樹脂パネル体21は、透明なポリカーボネートにより形成された透明樹脂層(図示せず)と、透明樹脂層の下方に積層される不透明樹脂層(図示せず)と、を有している。不透明樹脂層は、着色剤を添加された不透明なポリカーボネートにより形成されており、黒色である。なお、ここでいう「透明」とは、法規や告示によって定められた可視光線の透過率を満たしていることを示す。例えば、日本国においては、道路運送車両法や、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示によって定められている可視光線の透過率を満たしていればよい。また、「不透明」とは、透明樹脂層に比べて、可視光線の透過率が低いことを示す。
第1樹脂パネル体21の表面(透明樹脂層の表面)には、ハードコート層23が形成されている。ハードコート層23は、例えば、シリコン系化合物を含有するシリコン系の紫外線硬化型のアクリル樹脂からなるハードコート層である。ハードコート層23は、シリコン系化合物を含有するため、その塗膜表面(ハードコート表面)にシリコン系化合物が固定化されることで表面硬度が高くなり、耐擦傷性・耐候性に優れたものとなる。
次に、第2樹脂パネル体22について説明する。第2樹脂パネル体22は、ポリエチレンテレフタレート(PET)により形成されている。第2樹脂パネル体22は、ポリカーボネートと相溶性の高いウレタン系接着剤に含まれる可塑剤(例えば、フタル酸エステル)を第1樹脂パネル体21へ移行させないようにするために設けられている。本実施形態の第2樹脂パネル体22の厚さは約25μmである。ウレタン系接着剤は、図3、図4に示すように、樹脂ウインドウパネル12を車体11の周縁部の一部であるルーフサイドメンバ13に取り付けられるときにパネル接着部24を形成する接着剤である。図2に示すように、パネル接着部24は、樹脂ウインドウパネル12の前縁部14、後縁部16および側縁部18に沿って形成されている。ウレタン系接着剤により形成されるパネル接着部24は、樹脂ウインドウパネル12の熱膨張・熱収縮を吸収できるように適度な弾性を有している。
第2樹脂パネル体22は第1樹脂パネル体21と同じ大きさである。第2樹脂パネル体22の裏面(車室側となる面)には、ハードコート層25が形成されている。ハードコート層25は、第1樹脂パネル体21の表面に形成されたハードコート層23と同じシリコン系の紫外線硬化型のアクリル樹脂からなるハードコート層である。
第1樹脂パネル体21のポリカーボネートおよび第2樹脂パネル体22のポリエチレンテレフタレートは共に熱可塑性樹脂である。本実施形態の第1樹脂パネル体21および第2樹脂パネル体22は、押出成形機を用いた多層の共押出成形によって形成されている。
樹脂ウインドウパネル12は、第2樹脂パネル体22と周縁部の一部であるルーフサイドメンバ13との間にウレタン系接着剤によるパネル接着部24が介在されて車体11の周縁部に取り付けられる。このように、本実施形態の樹脂ウインドウパネル12の車体接着構造は、樹脂ウインドウパネル12と、樹脂ウインドウパネル12と周縁部の一部であるルーフサイドメンバ13と接着されるパネル接着部24と、を有する。そして、パネル接着部24は、ウレタン系接着剤により形成され、第2樹脂パネル体22とルーフサイドメンバ13との間に介在されている。
次に、樹脂ウインドウパネル12および樹脂ウインドウパネル12の車体接着構造による作用について説明する。樹脂ウインドウパネル12はパネル接着部24によりルーフサイドメンバ13に取り付けられている。パネル接着部24は、第2樹脂パネル体22とルーフサイドメンバ13との間に介在されている。パネル接着部24は、ウレタン系接着剤により形成されており適度な弾性を有しているので、樹脂ウインドウパネル12の面方向に生じる熱膨張・熱収縮を吸収する。
パネル接着部24を形成するウレタン系接着剤はポリカーボネートと相溶性の高い可塑剤を含むが、可塑剤は第2樹脂パネル体22によって第1樹脂パネル体21への移行が妨げられる。したがって、第2樹脂パネル体22は、可塑剤の移行による表面劣化を防止する。また、第1樹脂パネル体21および第2樹脂パネル体22は、押出成形機を用いた多層の共押出成形によって形成されているため、射出成形による2色成形と比較すると、樹脂ウインドウパネル12は薄くなり、より軽量化される。
本実施形態では以下の作用効果を奏する。
(1)第1樹脂パネル体21の裏面に第2樹脂パネル体22が積層されており、第2樹脂パネル体22はポリエチレンテレフタレートにより形成されている。このため、ウレタン系接着剤を用いて樹脂ウインドウパネル12を車両10に固定しても、ウレタン系接着剤に含まれる可塑剤は、第2樹脂パネル体22に遮られ、ポリカーボネートの第1樹脂パネル体21に移行することはない。よって、ポリカーボネートの樹脂ウインドウパネル12であっても、ウレタン系接着剤の可塑剤の移行による劣化等の影響を受けることがない。また、射出成形による2色成形によって得られる樹脂ウインドウパネルと比較すると、樹脂ウインドウパネル12の厚さを薄くできるので、意匠制約や車室空間の狭小を招くことがない。
(2)樹脂ウインドウパネル12の車体接着構造は、ルーフサイドメンバ13に取り付けられる樹脂ウインドウパネル12と、樹脂ウインドウパネル12とルーフサイドメンバ13とを接着するパネル接着部24と、を有する。パネル接着部24は、ウレタン系接着剤により形成され、第2樹脂パネル体22とルーフサイドメンバ13との間に介在されている。樹脂ウインドウパネル12は、ウレタン系接着剤により形成されるパネル接着部24により車体11のルーフサイドメンバ13に取り付けられ、車窓を構成する。パネル接着部24は第2樹脂パネル体22と車体11のルーフサイドメンバ13との間に介在されているので、ポリカーボネートの樹脂ウインドウパネル12であっても、樹脂ウインドウパネルはウレタン系接着剤の可塑剤による劣化等の影響を受けることがないほか、意匠制約や車室空間の狭小を招くことがない。
(3)第1樹脂パネル体21および第2樹脂パネル体22は、押出成形機を用いた多層の共押出成形によって形成されている。このため、射出成型による2色成形と比較すると、樹脂ウインドウパネル12は薄くなり、より樹脂ウインドウパネル12の軽量化を図ることができるほか、製作コストを低減することができる。また、押出成形であることから、樹脂ウインドウパネル12を押出成形によって平板状に形成し、平板状の樹脂ウインドウパネル12を熱処理による曲面加工によって曲面を有する樹脂ウインドウパネル12を得ることが可能となる。因みに、射出成形によって曲面を有する第1樹脂パネル体21に第2樹脂パネル体22を貼着することも可能であるが、第2樹脂パネル体22を皺無く貼着することは困難である。
(4)第2樹脂パネル体22の裏面(車室側となる面)には、ハードコート層25が形成されているため、第2樹脂パネル体22を保護することができる。なお、ハードコート層25は、第1樹脂パネル体21の表面に形成されたハードコート層23と同様に耐擦傷性、耐候性に優れている。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造を説明する。本実施形態の樹脂ウインドウパネルは、第1樹脂パネル体と第2樹脂パネル体との間に中間層が形成されている点で第1の実施形態と異なる。本実施形態では第1の実施形態と同じ構成については先の説明を援用し、共通の符号を用いる。
図5に示すように、本実施形態の樹脂ウインドウパネル30は、第1樹脂パネル体21と第2樹脂パネル体22との間に中間層31が形成されている。中間層31の材料は、エポキシ系接着剤である。中間層31の材料は、エポキシ系接着剤のほか、例えば、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤等の構造用接着剤であればよい。そして、中間層31の材料が可塑剤の第1樹脂パネル体21への移行を妨げる機能を備える接着剤であれば、中間層31が第1樹脂パネル体21への可塑剤の移行を妨げるのでより好ましい。
本実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果(1)~(4)と同等の作用効果を奏する。また、樹脂ウインドウパネル30における第1樹脂パネル体21と第2樹脂パネル体22との間に中間層31が形成されているので、第1樹脂パネル体21と第2樹脂パネル体22との接着力が強固となり、第2樹脂パネル体22の第1樹脂パネル体21からの剥離を防止することができる。よって、樹脂ウインドウパネル30の耐候性はさらに向上される。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造を説明する。本実施形態の樹脂ウインドウパネルでは、第2樹脂パネル体の構成が第1の実施形態と異なる。本実施形態では第1の実施形態と同じ構成については先の説明を援用し、共通の符号を用いる。
図6に示すように、本実施形態の樹脂ウインドウパネル40では、第2樹脂パネル体41は、第1樹脂パネル体21においてパネル接着部24が形成される位置に対応する位置に積層されている。第1樹脂パネル体21の裏面におけるパネル接着部24が積層されていない部位にはハードコート層42が形成されている。なお、第1樹脂パネル体21と第2樹脂パネル体41との間に第2の実施形態と同様に中間層を設けてもよい。
本実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果(1)~(4)と同等の作用効果を奏する。また、第2樹脂パネル体41は、第1樹脂パネル体21において樹脂ウインドウパネル40の取り付け先であるルーフサイドメンバ13に取り付けるためのウレタン系接着剤によるパネル接着部24が形成される位置に対応する位置に積層されている。このため、樹脂ウインドウパネル40のルーフサイドメンバ13への取り付けに必要なウレタン系接着剤よるパネル接着部24に対応する位置に第2樹脂パネル体41を形成することができる。第2樹脂パネル体41の材料費を低減することができるほか、樹脂ウインドウパネル40の軽量化をさらに図ることが可能となる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、第2樹脂パネル体の厚さは約25μmとしたが、この限りではない。第2樹脂パネル体の厚さは、例えば、100μm程度であってもよい。第2樹脂パネル体を厚くすることで樹脂ウインドウパネルの厚さは増大するが、可塑剤の第1樹脂パネル体への移行の防止はより確実となる。
○ 上記の実施形態では、樹脂ウインドウパネルを押出成形により形成するとしたが、この限りではない。押出成形以外に射出成形であってもよい。射出成形の場合、第1樹脂パネル体を射出成形により得た後、得られた第1樹脂パネル体に第2樹脂パネル体を積層すればよい。
○ 上記の実施形態では、樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造としてルーフパネルに適用した例を説明したが、本発明はルーフパネルに限定されない。本発明の樹脂ウインドウパネルおよび樹脂ウインドウパネルの車体接着構造は、例えば、サイドウインドウパネルやリヤウインドウパネル等に適用可能である。
○ 上記の実施形態では、車両として自動車の例を示したが車両は自動車に限定されない。車両は自動車のほか、例えば、鉄道車両であってもよい。
10 車両
11 車体
12、30、40 樹脂ウインドウパネル
13 ルーフサイドメンバ
15 フロントガラスウインドウ
17 後部ルーフ
21 第1樹脂パネル体
22、41 第2樹脂パネル体
23 ハードコート層(第1樹脂パネル体)
24 パネル接着部
25 ハードコート層(第2樹脂パネル体)
31 中間層

Claims (2)

  1. 窓枠部を囲む周縁部を車体に備える車両に設けられ、可塑剤を含有する接着剤により前記周縁部に取り付けられる樹脂ウインドウパネルにおいて、
    表面にハードコート層を有し、ポリカーボネートにより形成された第1樹脂パネル体と、
    前記第1樹脂パネル体の裏面に積層され、ポリエチレンテレフタレートにより形成された第2樹脂パネル体と、
    前記第1樹脂パネル体と前記第2樹脂パネル体との間に接着剤により形成される中間層と、を有し、
    前記第1樹脂パネル体は、透明なポリカーボネートにより形成された透明樹脂層と、前記透明樹脂層の裏面に積層され、前記透明樹脂層に比べて可視光線の透過率が低い不透明樹脂層と、を有し、
    前記第2樹脂パネル体は、少なくとも前記第1樹脂パネル体において前記周縁部に取り付けるための前記接着剤によるパネル接着部が形成される位置に対応して積層されていることを特徴とする樹脂ウインドウパネル。
  2. 請求項1記載の樹脂ウインドウパネルと、
    前記樹脂ウインドウパネルと前記周縁部とを接着するパネル接着部と、を有し、
    前記パネル接着部は、前記可塑剤を含有する接着剤により形成され、前記第2樹脂パネル体と前記周縁部との間に介在されていることを特徴とする樹脂ウインドウパネルの車体接着構造。
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